JP5073920B2 - 固定フォーマット発光型表示装置を較正するための較正方法、および、固定フォーマット発光型表示装置 - Google Patents

固定フォーマット発光型表示装置を較正するための較正方法、および、固定フォーマット発光型表示装置 Download PDF

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Description

発明の技術分野
本発明は発光型表示装置、特にフラットパネルディスプレイ等の固定フォーマット発光型表示装置に関し、より特定的にはこのような表示装置の色補正のための方法および装置に関する。
発明の背景
電子表示装置は、透過型または発光型材料を用いて画像または光を生成することができる。発光型材料は通常、燐光性または電子発光材料である。例として、薄膜および厚膜の電子発光表示装置(EL表示装置、たとえばシャープ(Sharp)、プレーナ(Planar)、ライトアレイ(LiteArray)またはiFire/ウェステイム(Westaim)によって製造されたような薄膜TFEL表示装置)で用いられるような無機電子発光材料が挙げられる。別のグループとしては、(有機発光ダイオード(OLED)材料等の)有機電子発光材料があり、これは小分子もしくは高分子技術、または燐光性OLEDを含む層に堆積され、この場合電子発光材料は燐光性材料で塗布される。さらに別のグループの材料として、定着した陰極線管(CRT)またはプラズマディスプレイ装置(PDP)において、およびレーザダイオード投射型ディスプレイ装置のような新興技術においても一般的に用いられる蛍光体があり、この場合レーザビームを用いて投射画面に埋め込まれた蛍光体を励起する。
2つの基本的な種類の表示、すなわち各々が小さな領域で光を生成するまたは制御する、「セル」または「画素」の行列または配列を含む固定フォーマット表示と、このような固定フォーマットを有さない表示、たとえばCRT表示が存在する。固定フォーマットについて、表示される画像の画素と表示のセルとの間には関係がある。通常これは1対1の関係である。各々のセルは別々にアドレス指定されかつ駆動され得る。発光型固定フォーマット、特に発光ダイオード(LED)、電界放出(FED)、プラズマ、EL、OLEDおよび高分子発光ダイオード(PLED)表示装置等の直視型表示装置が、従来のCRT表示装置ではあまりにも大きくおよび/または重い状況において用いられ、液晶ディスプレイ装置(LCD)等の非発光型表示装置の代替として提供されている。固定フォーマットとは、表示装置が、CRTのように走査電子ビームを用いるのではなく、個々にアドレス指定可能な発光セルまたは画素構造の配列を含むことを意味する。固定フォーマットは、表示の画素化、および画像信号の個々の部分が表示装置における特定の画素に割当てられることに関連する。カラーCRTでさえも、画面の蛍光体トリオは画素を示さない。すなわち画像におけるサンプルが何らかの方法でこれと位置合わせすることを保証する要件または機構は与えられない。「固定フォーマット」という用語は、表示装置がたとえばタイル張りによってより大きな配列へと拡張可能であるかどうかには関連しない。固定フォーマット表示装置は、画素配列のアセンブリを含み得、たとえばこれはタイル張りされた表示装置であるかも知れず、それ自体がスーパーモジュールへとタイル張りされたタイル配列を構成するモジュールを含むかも知れない。したがって、「固定フォーマット」は、配列の固定サイズに関連するのではなく、表示装置が配列または群をなす配列において、1組のアドレス指定可能な画素を有していることに関連する。非常に大きな固定フォーマット表示装置を、単一の基板上で製造される単一の装置として製造することは難しい。この問題を解決するために、複数の表示装置または「タイル」を互いに隣接して置いて、大きな表示を形成し得る、すなわち多重表示要素の配列を物理的に隣合せで配置して、これらを単一の画像として見ることができるようにする。画像データをパケット化データ送
信によってさまざまな表示装置に転送することによって、表示された画像のタイルへの分離が非常に容易になる。
カラー表示を作成する際に、色は、赤(R)、緑(G)および青(B)等の(しかしながらこれらに限定されない)原色からの光を混合することによって得られる。固定フォーマット発光型表示装置について、分離したまたは積層した個々の「原色の」エミッタ層がこれらの色を生成する。原色のエミッタ層が互いに隣接してかつ通常互いに近接して与えられた場合、ある最小距離以降(複合距離)から、観察者は原色のエミッタを識別することができず、結果として生じる1つの混合色しか見れない。殆どの色表示は2色またはフルカラーであり、これらはそれぞれ画素ごとに2つの原色または少なくとも3つの原色のエミッタを示している。
白を含むできるだけ多くの色を生成するためには、たとえば純粋な赤、純粋な緑および純粋な青等のできるだけ純色に近い各々の放出された波長を有する少なくとも3つの原色エミッタが必要となる。色覚理論は、たとえば2002年、R.L.マイヤーズ(Myers)、ワイリー(Wiley)による「ディスプレイインターフェイス(Display Interface)」という本から周知である。原色は数学的な構造物としてのみ存在し、これは現実の世界の色の範囲外にある。より実用的な色空間および色座標系、たとえばCIE色度表が標準化されている。固定フォーマット表示装置においては典型的に、赤、緑および青の画素要素が用いられ、これらは典型的にRGB画素要素と呼ばれる。典型的なOLEDおよびLED材料(それぞれグラフ10および11)の位置を示したCIE色度表が図1に示されている。この表の位置は、典型的なOLED表示(グラフ10)について、すなわち、赤、RO、緑、GOおよび青、BOで、ならびにLED表示(グラフ11)について、すなわち赤、RL、緑、GL、青、BLで示されている。
最後に、固定フォーマット表示のエミッタはある放射スペクトルを有する。各々の材料は異なる主要な波長も有する。これは、画素でどの色を生成することができるかを明確に決定する。
図1に見られるように、複数のLEDおよび複数のOLEDは、(たとえば生成プロセスにおける変動のために)放射スペクトルにおいてばらつきを示すことがわかる。人間の目は色差に非常に敏感であるために、多くの画素間の色の変化が知覚可能になり、「固定パターンノイズ」またディザーリングとして知られる気の散る人工物が生成されるかも知れない。
さらに、差異のエイジングの過程で、個々のサブピクセルは、さまざまに発光効率および/または色を変えるかも知れない。サブピクセルの発光効率および/または色が、エイジングの際に変化し、かつすべてのサブピクセルが実質的に同じ方法でエイジングしない場合に、色および/または発光差異は、時間が経つとより知覚可能なものになるかも知れない。
US−2003/0443088は、上記の問題に対する解決法を記載している。所与の表示装置について、各々のサブピクセルの色は、工場において出荷前の最終検査の一部として特徴付けられる。各々の画素につき表わされた色は、画素の完全な母集団のための最小の色域に設定される。すなわち、各々の画素から発せられた色は、表示装置における画素のすべてが達成することのできる最小の色域に制限される。
US−2003/0443088
このアプローチは、表示装置の画素のすべてによって示される色が実質的に均一であることを想定している。しかしながら、これでは、所与の表示で可能である潜在的な色域が犠牲になる。
発明の概要
本発明の目的は、固定フォーマット発光型表示装置の実質的にすべての画素が扱うことのできる潜在的な色域を拡張することである。好ましくは、色および/または明るさが均一の画像は、固定フォーマット発光型表示装置によって生成される。
これに関連して、色の範囲とは、電子多色発光型表示装置で表示することのできる色域のことをいい、この電子多色発光型表示装置は、画像を再生するためにn(nは3またはそれよりも大きい(n>=3))の仮想原色を組み込む。拡張された色の範囲とは、たとえば色度表で測定されるようなnの仮想原色に基づく電子多色表示装置の色域よりも高い色域のことをいう。
上記の目的は、本発明に従った方法および装置によって達成される。
本発明の一局面は、複数の画素を有する固定フォーマット発光型表示装置を較正するための較正方法を提供し、各々の画素は、異なる現実の原色の光を発光するための少なくとも3つのサブピクセルを含み、この方法は、
各々の現実の原色について別々に、上記表示装置の画素の少なくとも80%が達することのできる仮想目標原色の色座標を決定するステップと、
上記決定された仮想目標原色によって規定される色域を決定するステップと、
仮想目標原色に達することのできない画素について、上記決定された色域内の色を達成するために上記サブピクセルへの駆動電流を調整するステップとを含む。カラーフィールド内のいかなる色も、少なくとも1つの仮想原色、または少なくとも1つの仮想原色およびいかなる現実の原色のうちの2つまたはそれよりも多い原色の結合、たとえば少なくとも1つの仮想原色およびいかなる現実の原色のうちの2つまたはそれよりも多い原色の線形結合によって達することができる。本発明は、その範囲内において、目標仮想原色を表示装置の寿命の間に変更することができることを含む。これは、たとえば現実の原色が、(差異の)エイジングまたは他の環境的な影響のために変化した場合に必要であるかも知れない。
本発明に従った方法において、仮想目標原色の色座標を決定するステップは、表示装置のすべての画素の対応する現実の原色の色座標によって形成されたクラウド(cloud)の重心を決定するステップを含む。仮想目標原色のために決定された色座標値は、クラウドの重心の色座標のそれぞれの値とは最高20%異なる可能性がある。この方法は、決定される仮想目標原色に対応する表示装置のすべての画素の現実の原色の色座標によって形成されたクラウドの重力線を決定するステップをさらに含み得る。
仮想目標原色の色座標は、重力線上で、または重力線からの偏差内でもしくは重力線からの距離で選択して、仮想目標原色の色座標値が、重力線上に位置する点の色座標値から最高およびせいぜい20%ほど異なるようにすることができる。
各々の目標仮想原色の目標輝度は、好ましくは、すべてのまたは実質的にすべての(たとえば80%またはそれよりも多い)現実の原色が、仮想原色に対応する目標の輝度を実現することができるように決定される。サブピクセルへの駆動電流は、目標輝度を達成するように調整される。仮想目標原色の目標輝度の決定は、表示装置が使用される適用例に依存し得る。仮想目標原色の目標輝度は、改善された明るさの均一性を与える、または高
い絶対的な明度値を与えるように選択され得る。仮想目標原色の目標輝度の決定は、仮想目標原色が最初に決定された後で行なわれ得る。これにより、使用される表示の適用の際にエイジングのために必要となり得る較正プロセスが繰返されることが意味される。代わりに、仮想目標原色は、表示の適用が変更されるときに二度目の決定をすることができ、したがって、サブピクセルのエイジングからは独立している。これは、表示が複数の表示モードを有しているものと考えるべきである。適用例に依存して、異なる表示モードを選択してもよく、各々の表示モードは仮想目標原色の特定の選択に対応している。
この方法は、表示装置のすべてのサブピクセルが達成することのできる仮想目標原色を決定するステップを含み得る。この方法はまた、表示装置のすべてのサブピクセルが達成することのできる色域を決定するステップを含み得る。
典型的に、仮想目標原色の複数の線形結合を用いて色域を形成する。
各々の原色についての別々の仮想目標原色の色座標の決定は、表示装置が使用される適用例に依存し得る。いくつかの適用例では、色の飽和度の方が重要であるかも知れないが、他の適用例では色の均一性の方が重要であるかも知れない。双方とも、異なる仮想目標原色に対応し得る。仮想目標原色は、色の均一性に関してよりも色の飽和度に関して良好な結果を与えるために決定されてもよい。仮想目標原色は、色の飽和度に関してよりも色の均一性に対して良好な結果を与えるために決定されてもよい。
補正方法は、たとえばエイジングの効果を補償するために、またはたとえば色の均一性が色の飽和度よりも重要であるもしくはその逆の場合に表示装置の別のモードに切り替ええるために、この方法が少なくとも一度行なわれた後で繰返され得る。
仮想目標原色の数は、現実の原色の数に等しいかも知れない。
決定された色域内部の色を達成するためにサブピクセルへの駆動電流を調整するステップは、負の駆動刺激値を有する第1の現実の原色だけでなく、正の駆動刺激値を有する少なくとも1つの他の現実の原色の駆動電流も調整するステップを含み得る。第1の現実の原色および少なくとも1つの他の原色の駆動電流の調節は、決定された色域内で達成される色が、刺激座標系の面で直角に投影されるようにされ得、この面は負の駆動刺激を有さない2つの現実の原色の刺激座標に及ぶ。
さらに別の局面において、本発明は複数の画素を有する固定フォーマット発光型表示装置を提供し、各々の画素は異なる現実の原色の光を発光するための少なくとも3つのサブピクセルを含む。表示装置は、当該表示装置のすべての画素の対応する現実の原色の色座標によって形成されたクラウドの重心を決定することによって、各々の現実の原色について別々に、表示装置の画素の少なくとも80%が達することのできる仮想目標原色の色座標を決定するための手段、決定された仮想目標原色によって規定される色域を決定するための手段、および仮想目標原色に達することのできない画素について、決定された色域内の色を達成するために、サブピクセルへの駆動電流を調節するための手段を含む。
本発明のこれらのおよび他の特性、特徴および利点は、例示によって本発明の原理を示す添付の図面と関連して考慮すると、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。この説明は、例示のためのみ示されており、本発明の範囲を制限するものではない。以下に引用される参照数字は添付の図面を示す。
異なる図面において、同じ参照符号は同じまたは類似の要素を示す。
例示の実施例の説明
本発明は、特定の実施例に関しておよび或る図面を参照して記載されるが、これに限定されるのではなく、クレームによってのみ限定される。記載された図面は概略的なものに過ぎず、制限するものではない。図面において、要素のうちの一部のサイズは、例示の目的のために、誇張されるおよび同じ割合で描かれていないかも知れない。
本発明は、OLED表示装置、特にタイル張りされたOLED表示装置を参照して記載されるが、本発明はタイル張りされたOLED表示装置に限定されるのではなく、タイル張りされたまたはモノリシックの如何なる発光型表示装置とともに使用され得る。
以下では、発光型画素構造とは、複数の画素要素、たとえば赤、緑および青の画素要素を含み得る発光型の固定フォーマット画素のことをいう。各々の画素要素または色要素は、それ自体1つまたはそれよりも多いサブ要素から構成され得る。したがって、画素構造はサブピクセル要素を含み得る。画素構造は、単色であるかまたは色づけられているかも知れない。さらに、配列はパッシブまたはアクティブマトリックスであるかも知れない。
さらに、説明およびクレームにおける第1の、第2の、第3の等の用語は、同様の要素を区別するために用いられ、必ずしも連続したまたは時系列の順序を示すために用いられるとは限られない。このように用いられる用語は、適切な状況下で交換可能であり、かつ本明細書に記載された本発明の実施例は、ここに記載されたまたは示された以外の順序で操作することができることを理解すべきである。
なお、クレームで使用される「含む(comprising)」という用語は、以下に列挙される手段に限定されるものとして解釈されるべきではなく、これは他の要素またはステップを排除するものではない。したがって、「手段AおよびBを含む装置」という表現の範囲は、構成要素AおよびBのみからなる装置に限定されるべきではない。これは、本発明に関して装置の唯一の関連する構成要素がAおよびBであることを意味している。
たとえばOLED表示装置の従来の製造方法は、透明な基板2を有する図2に概略的に示されたような画素構造をもたらし、この透明の基板は通常ガラス基板であり、見る人に最も近接しており、表示方向に面している。この基板の背後で、一連の層4から8、たとえば少なくとも第1の透明の電極4、有機発光要素6および第2の電極8が堆積されている。有機発光材料は、各々の画素構造における各々の色について、たとえば各々の画素構造のための3つの色要素6、赤、緑および青について堆積される。したがって、各々の画素構造は、画素構造の各々の色要素から発せられた光エネルギを制御することによって、白い光または如何なる色も発することができる。通常、それぞれ電子層7およびホール移送層5等の追加の層が堆積される(2002年、R.L.マイヤーズ(Myers)、ワイリー(Wiley)による「ディスプレイインターフェイス」の図4から13から適合された図2を参照されたい)。
各々の色は、CIE色空間におけるその3刺激値X,Y,Zによって表わすことができる。Y値は人間の目の明るさの知覚への寄与を示し、これは明るさまたは輝度と呼ばれる。色はまた、Yおよび色関数x,y,zと表わすことができ、ここで、
Figure 0005073920
である。
本発明に従うと、発光型固定フォーマット表示装置の製造の際にまたは製造の後に、その各々の画素が特徴付けられる。これは、たとえば、画素要素の各々への駆動刺激のために、各々の画素の色の特徴および輝度を別々に測定することによって、したがってすべての画素の赤(R)、緑(G)および青(B)の構成要素を測定することによって行なわれ得る。このようにして、各々の画素についての色域がわかる。図3は、たとえば発光型固定フォーマット表装置の3つの分離した画素の色域を示している。たとえば、第1の画素は赤色R1、青色B1および緑色G1を発する。第1の画素の色域は、三角形R1B1G1によって示される。第2の画素は、赤色R2、青色B2および緑色G2を発する。第2の画素の色域は、三角形R2B2G2によって示される。第3の画素は、赤色R3、青色B3および緑色G3を発する。第3の画素の色域は、三角形R3B3G3によって示される。これらの3つの画素の色域は、図3におけるCIEの色空間に描かれる。x軸はCIEx色座標であり、y軸はCIEy色座標である。適切な計算を行なうために、計算は3刺激値X,Y,Zに基づくべきであり、またはCIEx,CIEyおよびYに基づくべきである。すなわち、輝度も考慮に入れることが重要である。実際には、表示装置は3つをはるかに超える画素を含み、これらの画素の各々の色域が測定される。同じ推論を別の色空間において行なうこともできる。
表示全体の色域は、表示装置の画素のすべてまたは実質的にすべてによって達することができる色域、たとえば表示装置の画素の少なくとも80%が達することのできる色域に縮小される。「画素が達することのできる色」という用語は、画素の画素要素のための駆動電流が存在して、グループとしての画素要素が指定された色を発することができるということを意味する。図3に示された例において、Gで示された点は、いずれかの画素の緑のサブピクセルのみを操作することによってではなく、画素のサブピクセルの組合せを操作することによって、すべての画素が達することのできる最も飽和した緑色を与える点である。Rで示された点は、そのサブピクセルの組合せを操作することによって、すべての画素が達することのできる最も飽和した赤色を与え、Bで示された点は、そのサブピクセルの組合せを操作することによって、画素の各々について、すべての画素が達することのできる最も飽和した青を与える。R,G,Bで示された点を計算するための1つの可能なアルゴリズムは、色の点の間の線およびこれらの線の交差点を計算することであるかも知れない。しかしながら、通常、目標色座標値が決定され、この値についてすべての補正係数Cは0よりも大きい、または0に等しい(以下の式2を参照)。したがって、表示の色域は、US−2003/0043088に記載されたような三角形RBGまで縮小することができる。R,GおよびBは、本発明の説明およびクレームにおいて仮想原色と呼ばれる。これらが仮想原色と呼ばれるのは、これらが現実の原色ではないからである。すなわち画素の2つまたはそれよりも多い現実の原色のわずかな構成要素を、仮想原色R,GおよびBを作ることができるように、組み合わせる必要がある。第2のおよび第3のサブピクセルの色のわずかな構成要素を用いて、第1のサブピクセルの色を、その第1の色のサブピクセルのすべてまたは実質的にすべての色が達成することのできる比較的小さな色域に導き得る。したがって、たとえば赤および/または青を用いて、緑のサブピクセルの示された色を変更してもよい。
本発明の発明者は、このようにして表示の色域が過度に縮小されることを発見した。すなわち縮小された色域三角形RGBの外部にあるが、依然としてすべての画素が達することのできる色が存在する。これらの色は、図3の斜線領域A1,A2およびA3によって示されるカラーフィールドに含まれる。これらの領域は、この説明の残りの部分においてカラーフィールドと呼ばれる。
したがって、本発明に従うと、この縮小された色域は、仮想原色R,G,B以外の目標原色を用いることによって拡張される。これらの他の目標原色は、この書類において「仮想目標原色(“virtual target primaries”または“virtual target primary colours”)」と呼ばれる。仮想目標原色は、表示の殆どの画素、すなわち表示の画素の少なくとも80%が達することができるように選択される。仮想目標原色の選択は、表示が用いられる適用例に依存する。適用例に依存すると、色の飽和度は色の均一性よりも重要であり、またの逆であるかも知れず、これは仮想目標原色の他の選択肢をもたらす。
本発明の較正アルゴリズムで使用することのできる仮想目標原色の例が、図3において点Rt,GtおよびBtで示されている。色域RtGtBtは縮小された色域RGBを拡張し、かつ新しい色域内部の色は、表示の殆どの画素が達することができることがわかる。
なお、後で説明される図3および図4Aは、それぞれ表示の3つおよび4つの画素の色三角形を示している。しかしながら、実際の表示は数個をはるかに超える画素、優に数百個の、数千個の、さらに数百万個の画素を含んでいる。100万画素、300万画素、400万画素または600万画素の表示装置は並外れた表示装置ではない。特に図3および図4Aの図面は、心の準備をするために示されているに過ぎない。簡潔にするために、これらは本発明の「少なくとも80%」の特徴を示さないまたは例示しない。容易に理解できるように、数百および数千個の画素しか含まない小さな表示装置であったとしても、表示装置のすべての画素に対応する色三角形を図面で明確に示すことは現実的には不可能である。4個の画素で既に、示された異なる色三角形を明確に区別するのは容易ではない。したがって、図3および図4Aは本発明の代表的な例ではない。というのもこれらの図面で、少なくとも80%であるがすべてではない画素が、選択された仮想目標原色に達することができることを示すのは不可能であるからである。しかしながら、当業者は、図3および図4Aを見ると、および説明を読むと、意味されていること、すなわち仮想目標原色に達することのできるさらに多くの画素が存在し、かつほんのわずかの画素、画素の20%未満がそれに達することができないということを理解するものと考えられる。
本発明の利点は、色域を拡張するために現実の原色を画素に追加する必要がないということである。現実の原色を画素に追加するということは、画素が、たとえば3つの色要素を含むのではなく、WO02/101644に記載されたように、4つまたはそれよりも多い色要素を含むことを意味する。通常これは、3つの既存の原色のサイズを縮小することによって、第4の(またはそれよりも多い)原色を、既存の活性の画素領域内に追加することができるようにすることによって行なわれる。しかしながら、たとえばOLEDの場合、原色の活性領域のサイズを縮小することによって、それが同じ方法で駆動された場合に、その色の寿命が短縮される。第4の(またはそれよりも多い)色要素の追加は、第1の3つの原色を同じサイズに保ち、かつ第4の原色を追加するために画素を大きくすることによって行なうことができる。これによって解像度が失われる。さらに、原色の追加は、対応する表示の駆動回路をさらに複雑にする。仮想目標原色Rt,GtおよびBtの色座標は以下の方法によって決定され得る。図4Aに示されたような4つの画素を考察する。図4Aは、発光型固定フォーマット表示装置の4つの分離した画素の色域を有するCIE色表を示している。たとえば、第1の画素は赤色R1、青色B1および緑色G1を発する。第1の画素の色域は、三角形R1B1G1によって示される。第2の画素は赤色R
2、青色B2および緑色G2を発する。第2の画素の色域は、三角形R2B2G2によって示される。第3の画素は赤色R3、青色B3および緑色G3を発する。第3の画素の色域は、三角形R3B3G3によって示される。第4の画素は赤色R4、青色B4および緑色G4を発する。第4の画素の色域は、三角形R4B4G4によって示される。やはり実際には、表示装置は4をはるかに超える画素を含み、これらの画素の各々の色域が測定される。表示装置の各々のおよびすべての画素が達することのできる表示の縮小された色域は、色域三角形RGBによって示される。図4Aに示された例において、Gで示された点は、すべての画素が達することのできる最も飽和した緑色を与える点であり、Rで示された点は、すべての画素が達することのできる最も飽和した赤であり、Bで示された点は、サブピクセルの組合せを操作することによって、画素の各々につき、すべての画素が達することのできる最も飽和した青を与える。仮想原色R,G,Bの明確な計算は必要ではない。なぜならR,GおよびBは、仮想目標原色を計算するために知る必要がないからである。したがって、理解しやすいように、R,GおよびBの位置が図4Aに示されている。なぜならこれは、仮想目標原色Rt,GtおよびBtで実現される色域の拡張をよく示しているからである。
仮想目標原色を規定することによって、表示全体の色域が、表示の実質的にすべての画素が達することのできる色域RtGtBt(たとえば仮想目標原色のためになされる選択に依存してRt1Gt1Bt1またはRt2Gt2Bt2)に拡張される(図4Aではそのようには示されていない)。
図4Aに示された例において、Gで示された点は、すべての画素が達することのできる最も飽和した緑色を与える点であり、Rで示された点は、すべての画素が達することのできる最も飽和した赤を与え、Bで示された点は、サブピクセルの組合せを操作することによって、画素の各々につき、すべての画素が達することのできる最も飽和した青を与える。仮想目標原色の色座標を計算するための本発明の実施例に従った1つの方法は以下のようなものであるかも知れない。点Gt(それぞれRtおよびBt)を計算するために、四辺形G1G2G3G4(それぞれR1R2R3R4およびB1B2B3B4)の重心Gz(それぞれRzおよびBz)が最初に決定される。n角の重心を決定する方法は、当業者には公知である。これらの四辺形の重力線も決定される。重力線は重心を通した想像線である。この場合において、重心は単一の原色のための複数の画素からのカラーポイントのクラウドによって規定される。特に好ましい重力線は、重心を通って図4Aの白K1の色目標点に向かう線である。しかしながら、ユーザはその好みに依存して、異なる重力線を選択することを決めることができる。このような好みは、たとえば原色の赤に余分な青を入れたくないというものであるかも知れない。なぜならLED壁はCRTプロジェクタに似ていることが望まれるからである。さらに、色の評価、特にユーザの目を通した色の評価は、主観的な知覚の問題である。たとえば、或るユーザが飽和した青い色として好むものは、他の者が好むものとは異なる可能性がある。従来の方法で原色を修正するために、選択された重力線の方向は、白い点に向かうデフォルト線から離れて変更することができる。この場合、目標点に達することのできるLEDの数は減じられる可能性があるかも知れない。また、補正係数の変化が増大する。なぜなら原色点から目標点への距離がさらに変化するからである。
目標仮想原色は次に、選択された重力線の20%に沿ってまたは20%以内で選択される。たとえば、目標仮想原色のCIExおよびCIEy色座標値は、重力線に置かれる如何なる点の色座標値と比較して、20%大きいまたは20%小さい可能性がある。良好な色飽和の表示が望まれるが、色の均一性は重要ではない場合、目標仮想原色は重心に近接して、たとえば重心の20%以内で、たとえば図4のGt1,Rt1およびBt1が選択される。たとえば、目標仮想原色のCIExおよびCIEyの色座標値は、重心の色座標値と比較して、20%大きいまたは20%小さい可能性がある。表示の色の均一性が非常
に重要であるが、色の飽和度は重要ではない場合、目標仮想原色は、図4Aに示されるように、仮想原色の方向における重力線に沿って重心から離れて、点Gt2,Rt2およびBt2へと動かされる。
なお、現実の表示装置は通常、4をはるかに超える画素を含む。したがって、赤、緑および青のn角度は、現実の表示装置では、むしろそれぞれ現実の赤、緑および青の原色の色座標を含むCIE色表の赤、緑および青のクラウドである。現実の原色色座標のクラウドの重心および重力線はさらに、適切な数字の計算および/または概算を行なうことによって決定される。
現実の原色の色座標が予め定められた境界線内に含まれるように画素を選択することが好ましい。これによって、拡張された色域三角形を得るために、すべての計算をやり直すことなく、予め定められた境界線内に含まれる現実の原色を有する画素を含む別のタイルによってタイル張りされた表示装置のタイルを変更することが可能になる。
仮想目標原色の目標輝度を計算するための本発明の実施例に従った1つの方法が図4Bに示されている。この図のベクトルTRは仮想目標の赤の原色を示している。ベクトルTRの方向は、上記に記載された方法によって決定することのできる仮想目標原色Rtの色座標によって決定される。このベクトルの長さは、仮想目標の赤の原色の輝度を決定する。目標輝度は、表示を形成するすべてのまたは実質的にすべての画素が達成することのできる最大輝度に等しく設定される。
この最大達成可能目標輝度を決定するために、各々の画素の各々の原色の3刺激ベクトルを考慮に入れる必要がある。現実の原色を有する表示の1つの画素(すなわち画素x)のこれらの刺激ベクトルRx,GxおよびBxが図4Bに示されている。この画素xで実現することのできる仮想目標原色Rtの最大達成可能目標輝度は、ベクトルTRと、ベクトルRxの終点を通り、ベクトルBxおよびGxによって形成された面に平行な面との交差点によって決定される。同じ推論が表示装置のすべての画素について行なわれるべきである。このような方法で決定される最小ベクトルTRは、表示装置のすべての画素が実現することのできる目標輝度を決定する。適用例に依存して、目標輝度は、表示装置の実質的にすべての画素、たとえば表示装置の画素の80%が達成することのできるベクトルTRの長さを選択することによって決定することができる。
上記で、赤い仮想目標原色の目標輝度が如何にして決定されるかが説明された。青および緑の仮想目標原色の目標輝度も同様の方法で決定される。
表示のための仮想目標原色Rt,GtおよびBtの色座標および目標輝度が一旦決定されると、表示装置に示されるすべての色は、画素の画素色要素のための駆動刺激に、またはしたがってサブピクセルの駆動刺激に変換されなければならない。たとえば、色K1(図4A)が示された場合、与えられる駆動刺激は、たとえば式(1)に示されたようなRt1,Gt1およびBt1等の仮想目標原色の関数として知られている。計算は3刺激値X,YおよびZに対して行なわれる。
Figure 0005073920
Rt1,Gt1およびBt1の駆動刺激は次に、関連の画素のための駆動刺激に変換され、たとえば色K1が現実の原色R1,G1およびB1を有する第1の画素によって表わされなければならない場合、仮想目標原色Rt1,Gt1およびBt1の駆動刺激は、現実の原色R1,G1およびB1の駆動刺激に変換される。
これは以下のように行なわれ得る。各々の画素の各々の原色Rp,Gp,Bpの色座標(x,y)および輝度Y、すなわち3刺激値X,YおよびZが知られている。新しい仮想目標原色Rt1,Gt1およびBt1を再生する赤R1、緑G1および青B1の補正値は以下のように計算することができる。この計算は3刺激値X,YおよびZに対して行なわれるべきである(等式2)。
Figure 0005073920
この組の一次方程式を解くことによって、補正値C1からC9を決定することができる。色K1を表わすための現実の原色赤R1、緑G1および青B1の駆動軸は次に、等式(2)を等式(1)に代入して、等式(3)をもたらすことによって計算することができる。
Figure 0005073920
本発明の別の局面に従うと、表示の色域もしくは拡張された色域の外部に含まれるおよび/または表示装置のすべての画素が達することのできない色を表わさなければならない
場合、式(1)から(3)に従って、駆動刺激の負の構成要素を与えなければならない。たとえば、色K4は、色域の外部にあり、さらに表示の拡張された色域の外部にある(図4Aを参照)。これは、色K4が表示のすべての画素によって表わすことができないことを意味している。図4Aからわかるように、色K4は、第1の画素(原色R1,G1,B1)によって、および第4の画素(原色R4,G4,B4)によって示すことができるが、第2の画素(原色R2,G2,B2)によって、または第3の画素(R3,G3,B3)によっては表わすことができない。第2の画素によって色K4を表わすためには、負の刺激値を画素P2の青い構成要素Bに与えられなければならない。しかしながら、負の刺激値を与えることは物理的に不可能である。
先行技術において、この問題は負の刺激値をゼロに設定することによって解決される。しかしながら、これは不良な色をもたらすおそれがある。なぜなら、正の補正値が過大評価されるからである。
本発明の局面に従うと、負の刺激値を単にゼロに設定するのではなく、表わすことのできない色K4が、2つの原色に及ぶ面に直角に投影され、この2つの原色は色K4を表わそうとするときに正の刺激値を得る。これは、負の刺激値がゼロに設定されるだけでなく、他の刺激値も修正されるまたは修正され得ることを意味している。これは図5に示されており、3つの現実のまたは仮想の原色R,GおよびBに及ぶ色空間を示している。図5は3刺激X,Y,Z色座標系において描かれている。図5において、色K4は、現実のまたは仮想の原色R,G,Bによって表わすことができない。というのもK4はG原色の負の駆動刺激値を有するからである。負の刺激値をゼロに設定するときに、K4′に対応する色が得られ、これは色K4を表わすのと同じであるRおよびBの駆動刺激値に対応する。本発明に従うと、表わすことのできない色K4をBおよびRに及ぶ面に直角に投影することによって、K4”に対応する色が得られ、これは色K4を表わそうとするときに最初に計算されたものとは異なり得るRおよびBの駆動刺激値に対応する。図5から、少なくとも原色Rの駆動刺激値は最初に計算されたものとは異なることが容易にわかる。また図面から、表わすことのできない色の点の直角の投影は、負の駆動刺激値をゼロに設定することによって得られる色の点よりも、所望の表わすことのできない色の点に近接していることがわかる。
色の面への直角の投影はベクトルの積によって行なわれ得る。
Figure 0005073920
これを行なうことによって、表示したい色に最も近い色が達成される。
画素の色域三角形の外部にある色を表わすための本発明に従った上記の方法の利点は、これらの色が、色域内に効果的に表わされたときに、先行技術の方法よりも、実際に望まれるが表わすことのできない色に近接して存在する色で表わされるということである。
本発明の局面において、固定フォーマット発光型表示装置が提供され、この表示装置は複数の画素を有する。各々の画素は、異なる現実の原色の光を発するための少なくとも3
つのサブピクセルを含む。この表示装置は、表示装置のすべての画素の対応する現実の原色の色座標によて形成されるクラウドの重心を決定することによって、各々の現実の原色について別々に、表示装置の画素の少なくとも80%が達することのできる仮想目標原色の色座標を決定するための手段を含む。仮想目標原色の色座標を決定するための手段は、表示装置の現実の原色の色座標を記憶するための一種のメモリと組み合わせた、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)、プログラマブルアレイロジック(PAL)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の計算装置とすることができる。表示装置はまた、上記決定された仮想目標原色によって規定された色域を決定するための手段、および仮想目標原色に達することのできない画素のために、サブピクセルへの駆動電流を調整して、決定された色域内部の色を達成するための手段を含む。色域を決定するための手段は、上記のような計算手段としてもよく、駆動電流を調整するための手段は制御装置であってもよい。
本発明の色較正アルゴリズムは、(大型画面のOLAD表示装置において使用するのに好適な)OLEDモジュール処理システムを用いて実現され得、この処理システムの関連の構成要素のみを有する簡易化された機能ブロック図が図6Aに示されている。OLED回路内の各々のOLED装置の色座標は、(xyY)の形態でEEPROM360に記憶されており、ここでxおよびyは原色エミッタの色座標であり、Yは明るさとして定義される。他の情報は、本発明の精神のおよび範囲から逸脱することなく、如何なるときにもEEPROM360に記憶され得る。EEPROMへの通信はEEPROMI/Oバスによって達成される。
EEPROM360は如何なる種類の電気的消去可能記憶媒体である。EEPROM360はまた、先行のビデオフレームのために用いられる最も最近の計算された色較正値を記憶する。
OLED回路310は、関連する駆動回路を有する複数のOLED装置を含み、これは正の電源、定電流ドライバおよび複数の能動スイッチを含む。正の電源をOLED回路内のOLED配列の行に接続するバンク切り替えは、バンク切り替え制御装置320のVOLED CONTROLバスによって制御される。定電流ドライバをOLED回路内のOLED配列の列に接続する能動スイッチは、CCD制御装置330のPWM CONTROLバスによって制御される。
モジュールインターフェイス370は、OLED回路310内の各々のOLED装置について、EEPROM360から、とりわけ現在の色座標情報(x,y,Yの形態での3刺激値)を収集する。モジュールインターフェイス370はまた、タイル処理システムから制御情報、すなわちCONTROL(X)バスを受信し、このタイル処理システムはプリプロセッサ340に、現在のビデオフレームのために色較正を行なう方法を命令する。
プリプロセッサ340は、モジュールインターフェイス370からの情報を用いて、とりわけ現在のビデオフレームの局所的な色較正を発展させる。プリプロセッサ340は、現在のビデオフレームを表わす、表示装置へのRGB(X)信号のRGBデータを、新たに開発された色較正アルゴリズムと結合し、バンク切り替え制御装置320およびCCD制御装置330のためのデジタル制御信号、すなわちBANK CONTROLおよびCCD CONTROLバスをそれぞれ生成する。これらの信号は、必要とされる解像度および色較正レベルで所望のフレームを生成するために、OLED回路310内のどのOLED装置をどの強度でおよびどの色で照明するかについて厳密に命令する。
CCD制御装置330は、プリプロセッサ340からのデータをPWM信号、すなわちPWM CONTROLバスに変換して、異なる量の電流をOLED回路310内のOL
ED配列に送る電流源を駆動する。PWM CONTROLバス内の各々のパルス幅は、所与のOLED装置と関連付けられた電源が、活性化され、電流を送る時間を命令する。さらに、CCD制御装置330は情報を駆動する電流量に関する各々の電流源に送信する。各々のCCDが駆動する電流量は、色補正アルゴリズムおよびRGB(X)信号に基づいて、プリプロセッサ340によって決定される。
バンク切り替え制御装置320は、プリプロセッサ340からバンク制御データ、すなわちBANK CONTROLバスを受信し、この制御データをVOLED CONTROLバスを介して対応するOLEDに送信する。
本発明に従った色較正アルゴリズムは、モジュラー表示装置でおよび固定サイズの表示装置で使用することができる。以下の説明はモジュラー表示装置の場合を示している。固定サイズの表示装置について、ソフトウェアのレベルが1つのみである場合に説明を修正することができる。色較正アルゴリズムは、「タイリングされた大型画面の発光型表示装置のための制御システム(“Control system for a tiled large-screen emissive display”)」と題された、出願人の同時係属中の特許出願に記載されたような高レベルのソフトウェア制御システムを用いて実現され得る。
本発明の実施例に従うと、表示装置は複数の表示モードを有し得る。適用例に依存して、異なる表示モードが選択され得、各々の表示モードは、仮想目標原色の特定の選択に対応する。さらに較正は、要求に応じて適合することができ、たとえばいくつかの適用例においては良好な色の均一性が必要とされるかも知れないが、他の適用例では色の飽和度の方が重要であるかも知れない。均一性および飽和度の間で妥協点を見出されなければならない。たとえばソース材料がHDTV材料(大きな色三角形)を含む場合、飽和度を強めることが望まれるかも知れない。他の場合において、ソース材料自体が一般的なLED三角形(これはさらに大きい)に達することができない場合、良好な色の飽和度に焦点を置いても無駄であり、この場合すべての焦点を色の均一性に置くことになる。
図6Bは(O)LEDソフト表示システム60の機能ブロック図を示している。示された(O)LEDソフト表示システム60は、システムソフトウェア構成要素61、タイルソフトウェア構成要素62およびモジュールソフトウェア構成要素63を含む。(O)LEDソフト表示システム60は、モジュラー大型画面(O)LED表示システムのための全体的なソフトウェア制御を与える。システムソフトウェア構成要素61は、最高レベルのソフトウェア制御を示し、タイルソフトウェア構成要素62は中間レベルのソフトウェア制御を示し、モジュールソフトウェア構成要素63は低レベルのソフトウェア制御を示している。作動中、情報はすべてのレベルの間を通過し、特定の工程をシステムソフトウェア構成要素61の制御下でそれに応じて分散する。より具体的に、図6Bを参照すると、最高レベルの制御装置であるシステムソフトウェア構成要素61は、とりわけ(O)LEDタイルの適応較正アルゴリズムを実行する。
中間レベルの制御装置として、タイルソフトウェア構成要素62は、(とりわけ)(O)LEDモジュールの適応較正アルゴリズムを実行する。
低レベルの制御装置として、モジュールソフトウェア構成要素63は、(とりわけ)個々の(O)LED装置または画素のための適応較正アルゴリズムを実行する。一般的に、較正アルゴリズムは、基本的に(O)LEDソフト表示システム60のすべてのレベルで同じである。このアルゴリズムは、タイルソフトウェア構成要素62および/またはモジュールソフトウェア構成要素63によって実行されるが、決定または情報収集は、典型的に、値を1つのレベルから次のレベルに渡すことによって、最高レベルのシステムソフトウェア構成要素61で行なわれる。したがって、(O)LED装置のクラスタ、(O)L
EDモジュールのクラスタ、および(O)LEDタイルのクラスタが、(O)LEDソフト表示システム60を介して同じように較正される。
たとえば、所与の(O)LEDモジュール内のすべての(O)LED装置にわたる均一の出力が適応較正アルゴリズムを介して保証されるが、これによって所与の(O)LEDタイル内のすべての(O)LEDモジュールにわたる均一の出力が保証されるわけではない。続いて、一旦(O)LEDモジュールがそれ自体の中で均一になると、すべての(O)LEDモジュール出力は、各々の(O)LEDタイル内の近傍とさらに均一にされなければならない。同様に、一旦(O)LEDタイルがそれ自体の中で均一になると、すべての(O)LEDタイル出力は、表示壁の各々の(O)LED背面ディスプレイ内の近傍とさらに均一にされなければならない。適応較正アルゴリズムを用いて、同じアルゴリズムが、以下のように最下位から最高位のすべてのレベルで実行される。
1)モジュールソフトウェア構成要素63の適応較正アルゴリズムは、各々の(O)LEDモジュールのすべての(O)LED装置のためのx,y,Yの光出力および色座標を読出す。最適目標x,y,Yの座標が次に計算される。次に、値は次の高いレベルに、すなわちタイルソフトウェア構成要素62に渡される。
2)タイルソフトウェア構成要素62の適応較正アルゴリズムは、各々の(O)LEDタイルのための各々の(O)LEDモジュールの最適目標xyYの光出力および色座標を読出す。最適目標x,y,Yの座標が続いて計算される。次に、値は次の高いレベルに、すなわちシステムソフトウェア構成要素61に渡される。
3)システムソフトウェア構成要素61の適応較正アルゴリズムは、表示壁の各々の(O)LED背面ディスプレイのためのすべての(O)LEDタイルを読出し、較正する。各々の(O)LED背面ディスプレイは続いて、表示壁x,y,Yの座標の最適目標(O)LED背面ディスプレイに較正される。このようにして、均一の画像が表示壁全体にわたって保証される。
本発明に従った装置のための好ましい実施例、特定の構造および構成、ならびに材料が本明細書において説明されたが、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、形態および細部におけるさまざまな変更または修正を行い得ることを理解すべきである。
ヨーロッパ放送標準であるCIE図、およびあるOLEDおよびLED材料の色の出力を示す図である。 典型的なOLED画素構造の断面図である。 3つの異なる画素の色域および本発明の実施例に従った減じられた色域の拡張を示す図である。 4つの異なる画素の色域および本発明の実施例に従った減じられた色域を拡張するのに用いられる方法を示す図である。 本発明の実施例に従った目標仮想原色の目標輝度を計算するために用いられる方法を示す図である。 RGB色空間、およびこの色空間を規定する原色に及ぶ色空間の外部にある色を表わすための本発明の実施例に従った方法を示す図である。 大型画面の表示装置において使用するのに好適な本発明の色較正アルゴリズムを実現するOLEDモジュール処理システムの簡略化した機能ブロック図である。 本発明に従った発光型ソフト表示システムの機能ブロック図である。
符号の説明
60 (O)LEDソフト表示システム、61 システムソフトウェア構成要素、62
タイルソフトウェア構成要素、63 モジュールソフトウェア構成要素、310 OLED回路、320 バンク切り替え制御装置、330 CCD制御装置、340 プリプロセッサ、360 EEPROM、370 モジュールインターフェイス。

Claims (19)

  1. 複数の画素を有する固定フォーマット発光型表示装置を較正するための較正方法であって、各々の画素は、異なる現実の原色の光を発するための少なくとも3つのサブピクセルを含み、前記方法は、
    各々の現実の原色について別々に、前記表示装置の画素の少なくとも80%が達することのできる仮想目標原色を決定するステップと、
    前記決定された仮想目標原色によって規定された色域を決定するステップと、
    前記決定された色域内部の色を達成するために、前記サブピクセルへの駆動電流を調整するステップと、
    現実の原色のすべてまたは実質的にすべてが、対応する仮想原色の目標輝度を実現することができるように各々の仮想目標原色の目標輝度を決定するステップとを含み、
    前記仮想目標原色の色座標を決定するステップは、前記表示装置のすべての画素の対応する現実の原色の色座標によって形成される、各原色についてのクラウドの重心を決定するステップを含む、方法。
  2. 仮想目標原色のために決定された前記色座標は、クラウドの重心の色座標とは最高20%異なる、請求項1に記載の較正方法。
  3. 決定される仮想目標原色に対応する前記表示装置のすべての画素の前記現実の原色の前記色座標によって形成されたクラウドの重力線を決定するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の較正方法。
  4. 重力線上で、または重力線上に置かれた点の色座標の値の最大でも20%の偏差内で、仮想目標原色の色座標を選択するステップをさらに含む、請求項3に記載の較正方法。
  5. 前記表示装置のすべてのサブピクセルが達成することのできる仮想目標原色を決定するステップを含む、請求項1から4のいずれかに記載の較正方法。
  6. 前記表示装置のすべてのサブピクセルが達成することのできる色域を決定するステップを含む、請求項1から5のいずれかに記載の較正方法。
  7. 前記仮想目標原色の線形結合を用いて前記色域を形成する、請求項1から6のいずれかに記載の較正方法。
  8. 想目標原色の前記色座標を決定するステップは、前記表示装置が用いられるアプリケーションに依存する、請求項1から7のいずれかに記載の較正方法。
  9. 前記仮想目標原色は、色の均一性に関してよりも色の飽和度に関して良好な結果を与えるように決定される、請求項8に記載の較正方法。
  10. 仮想目標原色は、色の飽和度に関してよりも色の均一性に関して良好な結果を与えるように決定される、請求項8に記載の較正方法。
  11. 仮想目標原色の前記目標輝度の決定は、前記表示装置が用いられるアプリケーションに依存する、請求項5から10のいずれかに記載の較正方法。
  12. 前記仮想目標原色の前記目標輝度は、改善された明るさの均一性を与えるために選択される、請求項5から11のいずれかに記載の較正方法。
  13. 前記仮想目標原色の前記目標輝度は、高い、絶対的な明度値を与えるために選択される、請求項5から12のいずれかに記載の較正方法。
  14. 記仮想目標原色の前記色座標を決定するステップは、仮想目標原色が最初に決定された後で行なわれる、請求項1から13のいずれかに記載の較正方法。
  15. 前記仮想目標原色の前記目標輝度を決定するステップは、仮想目標原色が最初に決定された後で行なわれる、請求項5から14のいずれかに記載の較正方法。
  16. 仮想目標原色の数は現実の原色の数に等しい、請求項1から15のいずれかに記載の較正方法。
  17. 前記決定された色域内部の色を達成するために、前記サブピクセルへの前記駆動電流を調整するステップは、負の駆動刺激値を有する第1の現実の原色だけでなく、正の駆動刺激値を有する少なくとも1つの他の現実の原色の前記駆動電流を調整するステップを含む、請求項1から16のいずれかに記載の較正方法。
  18. 前記第1の現実の原色および前記少なくとも1つの他の現実の原色の駆動電流を調整するステップは、前記決定された色域内部で達成される前記色が、刺激座標系における面で直角に投影されるように行なわれ、面は負の駆動刺激を有さない2つの現実の原色の刺激座標に及ぶ、請求項17に記載の較正方法。
  19. 請求項1から18のいずれかに従って較正される、固定フォーマット発光型表示装置。
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