JP5071170B2 - 電動歯ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、電動歯ブラシに関するものである。
従来、唾液や呼気など口腔内に含まれる分泌物に基づいて各種試験が行われている。具体的な試験としては、インフルエンザウイルスに対する陽性か陰性かの判定試験,妊娠検査,精神的ストレスの度合い,歯周病の有無,口腔内の乾燥度合い及び口臭検査などを挙げることができる。
これらの試験は、一般的に専用のマーカーや試薬を用いて行われる。そのため、ユーザは、通常、何らかの兆候があった場合にのみこれらの試験を行うことになるため、病気などを未然に防ぐことができない場合がある。病気などを予防する観点から、これらの試験は定期的に行うのが望ましい。しかしながら、通常、試験は日常生活の中で習慣的に行われるものではないので、試験をし忘れてしまい易い。
ここで、特許文献1には、歯ブラシ型バイオセンサに関する技術が開示されている。かかる技術によれば、歯を磨く動作によって、口腔内に含まれる試料が採取される。そして、この採取された試料中に含まれる測定対象の測定を、バイオセンサを用いて行うことができる。
しかしながら、かかる技術においては、試料を採取する器具が歯ブラシ型であるというだけで、日常生活において用いられる歯ブラシを用いて試験が行われる訳ではない。すなわち、かかる技術の場合、歯ブラシ本体の内部に試料が保持されて、1回分の試料が採取されるに過ぎない。つまり、当該技術における歯ブラシ型バイオセンサは1回分の試験を行うために利用されるものである。言い換えれば、試験専用の歯ブラシである。
このように、特許文献1に開示された技術の場合には、試料を採取する器具が歯ブラシ型というだけで、日常生活の中で用いる歯ブラシとして利用されることが想定されたものではない。なお、当該技術においては、試料が歯ブラシ本体の内部に保持されたままとなるので、衛生上の面からも、繰り返し歯磨きに利用されるような利用態様は考え難い。
特開2002−181812号公報
本発明の目的は、日常用いることが可能な歯ブラシを用いて各種の試験を可能とする電動歯ブラシを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、電動によりブラシ部が駆動される電動歯ブラシにおいて、
口腔内の分泌物(例えば、唾液や呼気中に含まれる物質を例に挙げることができる。以下、同様である。)中に含まれ得る測定対象物を検出する(測定対象物の有無を検出する場合の他、測定対象物の量や濃度を測定する場合を含む。以下、同様である。)検出部材(例えば、バイオセンサや試験紙を例に挙げることができる。以下、同様である。)を備え、
前記検出部材は、内部に駆動源を有する電動歯ブラシ本体または該電動歯ブラシ本体に
対して着脱自在に構成された部品(例えば、ブラシ部を有するブラシ部品やキャップなどを例に挙げることができる。以下、同様である。)に対して、着脱自在に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、検出部材が、電動歯ブラシ本体または該電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に対して、着脱自在に設けられている。従って、検出部材が分泌物等によって汚れた場合であって、かつ検出部材を装着させたままの状態では洗うのが困難な場合であっても、検出部材を取り出して、分泌物を洗い流すことができる。これにより、衛生上、何ら問題なく、繰り返し試験を行うことができる。また、検出部材を利用できなくなっても、検出部材を新しいものに交換するだけで、再び測定対象物の検出(試験)を行うことが可能となる。
また、本発明は、電動によりブラシ部が駆動される電動歯ブラシにおいて、
口腔内に含まれる分泌物中に含まれ得る測定対象物を検出する検出部材を備え、
前記検出部材は、内部に駆動源を有する電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に一体的に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、検出部材が、電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に一体的に設けられている。従って、当該部品または検出部材が利用できなくなっても、当該部品を新しいものに交換するだけで、再び測定対象物の検出(試験)を行うことが可能となる。
口腔内の分泌物を採取する採取部が、歯磨き時に口腔内に差し込まれる領域内に設けられているとよい。
これにより、歯磨きをするだけで、口腔内に含まれる分泌物を採取することができる。
前記検出部材は、前記ブラシ部付近に開口部を有する挿入孔に対して着脱自在に構成された基体に一体的に設けられているとよい。
これにより、歯磨きがなされると、挿入孔の開口部(採取部となる)から口腔内に含まれる分泌物が採取され、当該挿入孔を通じて、採取された分泌物が基体(検出部材)に導かれる。
前記挿入孔内に基体が装着された状態で、該基体に対して分泌物を導く導入孔が前記挿入孔とは別に設けられているとよい。
これにより、分泌物をより確実に基体(検出部材)に導くことができる。
前記導入孔は、液体は遮断し気体は通過させる通気性素材からなる膜によって塞がれているとよい。
これにより、測定対象物が呼気に含まれる物質の場合に、唾液が基体に導かれてしまうことを抑制でき、より高い精度の検出が可能となる。
前記基体のうち前記検出部材が設けられている領域を含む領域が、前記導入孔を通じて外部に露出しているとよい。
これにより、基体を装着したままで、検出部材が設けられている付近を簡単に洗うことができる。
前記検出部材は、前記ブラシ部付近の外周面に着脱自在に構成された環状部材に一体的に設けられているとよい。
これにより、検出部材を簡単にブラシ部付近に装着できる。また、検出部材の付近を簡単に洗うことができる。
前記検出部材により検出された情報から判定処理を行う処理部が電動歯ブラシ内部に設けられているとよい。
口腔内に含まれる分泌物を採取する際に前記基体を装着させる前記挿入孔とは別に、前記処理部によって判定処理を行う際に、該基体を装着させる挿入孔が設けられているとよい。
これにより、判定処理を行う処理部を、分泌物を採取する際に基体を装着させる挿入孔から離れた位置に設けることが可能となる。
前記処理部によって判定された結果を知らせる報知部が電動歯ブラシ本体に備えられているとよい。
これにより、ユーザは、判定結果を簡単に知ることができる。
電動歯ブラシ本体内部に備えられた電源を充電する充電器に、前記検出部材により検出された情報から判定処理を行う処理部が設けられていることも好適である。
また、この場合、前記処理部によって判定された結果を知らせる報知部が前記充電器に備えられていると好適である。これにより、ユーザは、判定結果を簡単に知ることができる。また、報知部を充電器側に設ける場合には、電動歯ブラシ本体に設ける場合に比べて、報知部を設けるスペースをより多く確保することができる。そのため、例えば、報知部が光によって知らせる発光部で構成される場合には、発光領域の面積をより大きくすることができる。また、報知部が音によって知らせるブザーやスピーカの場合にも、より大きなものを適用できる。従って、使用者に判定結果をより分かり易く知らせることが可能となる。
前記検出部材により検出された情報を外部装置に送信する送信部が備えられているとよい。
これにより、検出部材によって検出された情報(またはこれを処理したデータ)を外部で管理することができる。
前記検出部材は電力によって検出機能を発揮する性質を有すると共に、
振動によって発電し、前記検出部材に電力を供給する素子が設けられているとよい。
これにより、検出部材が電力を要しても、これに必要な電力は、素子の発電によって得られるので、本来必要な電力には影響がない。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、日常用いることが可能な歯ブラシを用いて各種
の試験を行うことが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1〜図7を参照して、本発明の実施例1に係る電動歯ブラシについて説明する。
<電動歯ブラシ全体>
図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係る電動歯ブラシ全体の構成等について説明する。図1は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの部品展開斜視図である。図2は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの模式的断面図である。図3は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシを充電器に載置している状態を示す斜視図である。
本発明の実施例に係る電動歯ブラシ1は、電動歯ブラシ本体2と、振動伝達部品としてのステム3と、ブラシ部41を備えたブラシ部品4とを備えている。
電動歯ブラシ本体2は、ケース21と、ケース21の内部に収納される電源22及びモータ23(これら電源22とモータ23によって駆動源を構成する)と、電源のオンオフを行うスイッチ24と、各種モードを変更するボタン群からなる操作部25とを備えている。そして、モータ23の回転軸23aに、偏心軸26の一端側が固定されている。この偏心軸26は、ケース21の先端の開口部からケース21の外部に突出するように構成されている。そして、偏心軸26には、重心が軸心からずれた位置に設けられた錘26aが設けられている。また、この偏心軸26の他端側は、ステム3に設けられた軸受31によって支えられている。
そして、ブラシ部品4が、このステム3を覆うように装着される。このブラシ部品4の本体部分はステム3に装着できるように筒状の部材によって構成されており、その先端にブラシ部41が設けられている。なお、このブラシ部品4は消耗部品であり、適時、新品のものに交換することができるように、ステム3に対して着脱自在に構成されている。
<電動歯ブラシの動作説明>
以上のように構成された電動歯ブラシ1の動作について説明する。スイッチ24により電源をオンにすると、モータ23の回転軸23aが回転し、この回転軸23aに固定された偏心軸26が回転する。上記の通り、偏心軸26には、その重心が軸心からずれた位置に設けられた錘26aが設けられている。そのため、仮に、偏心軸26の先端を軸受31によって支持させていない状態で偏心軸26を回転させると、偏心軸26は、偏心軸26自体が回転しながら、軸心の回りを旋回するように運動する。これにより、軸受31によって偏心軸26を支持させた状態で偏心軸26を回転させると、偏心軸26の先端付近の外壁面が軸受31の内壁面に対して短時間に多数回の衝突を繰り返すような動作を行わせることができる。
このような動作を行わせることで、軸受31を介して、軸受31が設けられたステム3を振動させることができる。そして、このステム3を振動させることにより、その振動をステム3に固定されたブラシ部品4に伝えることができる。従って、ブラシ部品4の振動により、ブラシ部41が振動するため、ブラシ部41を歯に当てることで歯を磨くことができる。
歯磨きを終えた後は、図3に示すように、電源22を充電する機能を有すると共に、電動歯ブラシ1を載置する載置台としての機能を有する充電器6に電動歯ブラシ1を載置する。
<試験に関連する構成>
本実施例に係る電動歯ブラシ1は、日常生活で習慣的に行われる歯磨き用の歯ブラシとして用いられると同時に、口腔内に含まれる分泌物に基づいて各種試験を行うことができるように構成されている。以下、この点について、詳細に説明する。
本実施例に係るブラシ部品4には、ブラシ部41の更に先端に開口部を有する挿入孔としてのスロット42が設けられている。そして、このスロット42に対して、試験用のチップ5が着脱自在に構成されている。なお、チップ5をスロット42に対して着脱自在に構成する機構(構造)に関しては、例えば、携帯電話やパソコンなどの機器に設けられたスロットに対してSDメモリーカードなどを着脱自在に構成した公知の機構(構造)を採用することができる。
本実施例に係る試験用のチップ5は、バイオMEMSセンサであり、MEMSの技術を利用し、基体に検出部材としてのバイオセンサが一体的に設けられたものである。なお、MEMSとは、「Micro Electro Mechanical System(微小電気機械システム)」を略したものである。また、バイオセンサは、物質の受容・変換を行う分子認識材料(受容体)と、この情報を電気信号等の検出可能な信号への変換を行う各種トランデューサとから構成される。このバイオセンサによって、測定対象物の有無を検出したり、測定対象物の量や濃度を測定したりすることができる。なお、測定対象物に応じたバイオセンサを用いることによって、各種の試験が可能となる。具体的な試験の例としては、インフルエンザウイルスに対する陽性か陰性かの判定試験,妊娠検査,精神的ストレスの度合い,歯周病の有無,口腔内の乾燥度合い及び口臭検査などを挙げることができる。
<試験方法>
特に、図4〜図7を参照して、本発明の実施例1に係る電動歯ブラシ1を用いて行われる試験方法について説明する。図4は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシのブロック図である。図5は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの試験手順を示すフローチャートである。図6及び図7は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの概略正面図である。
図4中、ブロックB100は電動歯ブラシ1の主要構成(チップ5を除く部分の主要構成)を示し、ブロックB200はチップ5の主要構成を示し、ブロックB300は充電器6の主要構成を示している。
充電器6は、電源部B301と、電源部B301から送られる電気を電動歯ブラシ本体2の電源部(受電部)B101(電源22)に送る送電部B302とを備えている。電動歯ブラシ本体2においては、電源部B101の電力によって、ブラシ駆動源B102(モータ23)の駆動力が得られる。
チップ5は、測定対象物の検出を行う検出部B201(バイオセンサ)と、検出部B201によって得られる信号(データ)を送信するデータ送信部B202とを備えている。また、検出部B201やデータ送信部B202は、その機能を発揮するために電力を要する。そのため、チップ5には、発電部B203と発電部B203によって得られた電気を蓄える電源部B204も備えられている。なお、発電部B203は、振動によって発電する素子を好適に適用することができる。例えば、腕時計等に適用される発電システムを用
いることができる(特開2001−298868号公報13,14段落,特開2002−65640号公報84〜88段落,特開2003−224979号公報19,47段落,特開2004−95967号公報9,10段落参照)。このように構成すれば、本実施例に係る電動歯ブラシ1の場合、上記の通り、ブラシ部品4が振動するため、この振動によって発電が可能となる。
そして、チップ5のデータ送信部B202から送信されたデータは、電動歯ブラシ1に設けられているデータ受信部B103に送られる。データ受信部B103に送られたデータは、電動歯ブラシ1に設けられている入出力処理部B104によって処理される。なお、これらデータ受信部B103及び入出力処理部B104によって、判定処理を行う「処理部」を構成する。そして、この処理の内容に応じて、適宜、報知部B105により、ユーザに判定結果が知らされる。なお、入出力処理部B104及び報知部B105は、上記の電源部B101から電力が供給される。
報知方法としては、例えば光や音を利用することができる。前者の例としては、図6に示すように、電動歯ブラシ1に発光部27を設けておき、発光の仕方(発光の有無,点滅速度,発光色の変化など)によってユーザに判定結果を知らせることができる。なお、図6は、その一例として、発光色が変化した場合((a)と(b)とで発光色が異なる)を示している。また、後者の例としては、図7に示すように、電動歯ブラシ1にブザー(またはスピーカ)28を設けておき、音の発生の仕方(音の有無,メロディーや音量の変化など)によってユーザに判定結果を知らせることができる。なお、図7は、その一例として、警告音が発せられた場合((a)は音が鳴っていない場合であり、(b)は警告音が鳴った場合)を示している。勿論、光と音を組み合わせることもできる。
より、具体的な試験の例として、インフルエンザウイルスに対する陽性か陰性かの判定試験を行う場合について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、この場合、チップ5に設けられるバイオセンサは、インフルエンザウイルスを認識する受容体と、インフルエンザウイルスを認識した際に、その情報を電気信号に変換するトランデューサとから構成されるものが用いられる。
まず、電源がオンになると、ブラシ部品4が振動すると同時に、入出力処理部B104によって、インフルエンザウイルスに対する陽性か陰性かの判定試験がスタートする(S1)。入出力処理部B104においては、インフルエンザウイルスに対して陽性反応が出ないか否かを、電源オンの間、常時監視する(S2)。採取された分泌物に測定対象物であるインフルエンザウイルスが含まれていない場合には、バイオセンサから電気信号は発せられない。これに対して分泌物にインフルエンザウイルスが含まれていた場合には、バイオセンサ(検出部B201)により電気信号が得られ、データ送信部B202からデータ受信部B103へと電気信号が送られる。この電気信号によって、入出力処理部B104は、光や音によって、インフルエンザウイルスに対して陽性であったことを知らせ(S3)、処理を終了する(S4)。
<本実施例の優れた点>
本実施例に係る電動歯ブラシ1によれば、日常生活の中で習慣的に行われる歯磨きと同時に、歯磨き毎に各種試験を行うことができる。従って、試験をし忘れることなく、日常的に試験を行うことができる。
ここで、歯磨き後にブラシ部41付近を洗った場合に、チップ5に付着する分泌物を十分に洗い流せないこともあり得る。しかし、本実施例に係る電動歯ブラシ1によれば、試験用のチップ5が、ブラシ部品4に設けられたスロット42に対して着脱自在に構成されている。そのため、チップ5をスロット42から取り出すことで、簡単にチップ5を洗う
ことができる。従って、衛生上、何ら問題なく繰り返し試験を行うことができる。また、バイオセンサ等の機能がなされなくなってチップ5を利用できなくなった場合には、新しいチップ5に交換すれば、再び試験が可能となる。
また、本実施例に係る電動歯ブラシ1によれば、スロット42の開口部から口腔内に含まれる分泌物が採取される。この開口部は、ブラシ部41よりも更に先端の位置に設けられており、歯磨き時には必ず口腔内に差し込まれる領域に位置する。従って、歯磨きがなされると、必ず口腔内に含まれる分泌物が採取される。
また、本実施例に係る電動歯ブラシ1によれば、チップ5のデータ送信部B202から送信されたデータは、データ受信部B103に送られ、当該データは、入出力処理部B104によって処理される。また、この処理の内容に応じて、適宜、報知部B105により、ユーザに判定結果が知らされる。そして、これらデータ受信部B103,入出力処理部B104及び報知部B105は、いずれも電動歯ブラシ1に設けられている。従って、歯磨きを行う動作以外に特に作業を行わなくても、自動的に試験の判定処理まで行われる。また、ユーザは、報知部B105からの光や音によって簡単に判定結果を知ることができる。
また、本実施例に係る電動歯ブラシ1によれば、検出部B201(バイオセンサ)やデータ送信部B202に必要な電力は、チップ5に備えられた発電部B203によって得られるので、電動歯ブラシ1に本来必要な電力には影響がない。
また、試験内容によっては、分泌物を撹拌しなければならないこともある。しかし、本実施例に係る電動歯ブラシ1の場合には、チップ5が装着されるブラシ部品4が振動するため、採取された分泌物は強制的に撹拌される。従って、撹拌作業を歯磨き動作とは別にする必要はない。
(実施例2)
図8には、本発明の実施例2が示されている。本実施例においては、ブラシ部品に設けるスロットの位置が実施例1とは異なる場合の構成を説明する。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図8は本発明の実施例2に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の斜視図である。上記実施例1においては、試験用のチップ5を装着するためのスロット42の開口部が、ブラシ部品4におけるブラシ部41の更に先端の位置に設けられた場合の構成を示した。これに対し、本実施例の場合には、試験用のチップ5を装着するためのスロット42aの開口部が、ブラシ部品4におけるブラシ部41の側面側の位置に設けられている。
本実施例の場合においても、スロット42aの開口部が、歯磨き時には必ず口腔内に差し込まれる領域に位置する。従って、歯磨きがなされると、必ず口腔内に含まれる分泌物が採取される。なお、スロットの開口部の位置関係以外に関しては、上記実施例1と同一の構成である。
(実施例3)
図9には、本発明の実施例3が示されている。上記実施例1,2では、検出部材であるバイオセンサが基体に一体的に設けられたチップが、ブラシ部品に設けられたスロットに着脱自在に構成される場合を示した。本実施例では、検出部材であるバイオセンサが、ブラシ部品の外周面に着脱自在に構成された環状部材に一体的に設けられる場合について示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分について
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
図9は本発明の実施例3に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の斜視図である。なお、図9(a)は環状部材5aを装着する前の様子を示し、同図(b)は装着後の様子を示している。本実施例においては、試験用の環状部材5aがブラシ部品4におけるブラシ部41の付近の外周面に着脱自在に構成されている。本実施例では、この環状部材5aがバイオMEMSセンサである。これは、上記実施例1で説明したのと同様に、MEMSの技術を利用して、環状の基体に検出部材としてのバイオセンサが一体的に設けられたものである。
ここで、環状部材5aをブラシ部品4に対して着脱自在に構成する具体的な例を説明する。例えば、環状の基体を弾性材により構成し、環状部材5a全体がブラシ部41よりも大きく拡径可能な構成とすることで着脱自在とすることができる。また、弾性材で構成された環状部材5aの一箇所が切断された構成として、当該切断部によりできる隙間が、ブラシ部品4の直径よりも大きく拡げられるようにすることで着脱自在とすることもできる。
本実施例の場合には、環状部材5aが、ブラシ部品4におけるブラシ部41の付近の外周面に装着されるので、歯磨きがなされると、環状部材5a及びこれに一体的に設けられた検出部材(バイオセンサ)に必ず口腔内に含まれる分泌物が付着する。これにより、実施例1,2の場合と同様に、歯磨きと同時に、歯磨き毎に各種試験を行うことができる。
また、本実施例の場合には、環状部材5aが露出する構成となるので、環状部材5a及びこれに一体的に設けられた検出部材(バイオセンサ)を簡単に洗うことができる。
なお、環状部材5aは、ブラシ部品4の外周面の適当な位置に嵌める構成を採用することもできるが、本実施例の場合には、環状部材5aの位置決めを行うために、図9(a)に示すように、ブラシ部品4の所望の位置に環状溝43を設けている。これにより、この環状溝43に環状部材5aを嵌めることで、環状部材5aの位置決めを行うことができる。なお、環状部材5aの内周面に多数の微小な凹凸を設けるなど、適宜の滑り止め加工を施すことで、環状部材5aの位置決めを行うことも可能である。
(実施例4)
図10には、本発明の実施例4が示されている。本実施例では、上記実施例1,2に示す構成に対して、チップに分泌物を導く導入孔を付加した構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図10は本発明の実施例4に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の概略図である。なお、図10(a)はブラシ部品付近の斜視図であり、同図(b)はブラシ付近の模式的断面図である。
上記実施例1,2の場合には、スロットの開口部から口腔内に含まれる分泌物が採取される。しかしながら、スロットにはチップ5が装着されるため、スロットの内壁面とチップ5との間に、分泌物を採取できるほど十分な隙間を確保するのが難しい場合もある。そこで、本実施例においては、ブラシ部品4におけるブラシ部41とは反対側の面に、スロット内に連通する複数の導入孔44を設けた構成を採用している。
本実施例によれば、スロット内にチップ5が装着された状態で、チップ5に対して分泌物を導く導入孔44がスロットとは別に設けられているので、分泌物をより確実にチップ
5(チップ5に一体的に設けられたバイオセンサ)に導くことができる。なお、本実施例におけるスロットの開口部の位置は、ブラシ部41付近(歯磨き時に口腔内に差し込まれる領域内)であれば、どこでも良い。例えば、実施例1に示すようにブラシ部41の先端の位置に設けるようにしてもよいし、実施例2に示すようにブラシ部41の側面側の位置に設けるようにしてもよい。
(実施例5)
図11には、本発明の実施例5が示されている。本実施例では、上記実施例4に示す構成に対して、液体は遮断し気体は通過させる通気性素材からなる膜によって導入孔を塞いだ構成を示す。その他の構成および作用については実施例4と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。図11は本発明の実施例5に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の模式的断面図である。
上記実施例4の場合には、ブラシ部品4におけるブラシ部41とは反対側の面に、スロット内に連通する導入孔44を設けた構成を採用している。しかしながら、測定対象物が呼気に含まれる物質の場合、導入孔44から唾液も導入されると、検出精度が低くなってしまう。そこで、本実施例においては、液体は遮断し気体は通過させる通気性素材からなる膜71,72によって、導入孔44を塞いだ構成を採用している。なお、図11(a)に示すように、導入孔44の外側で膜71によって導入孔44を塞ぐようにしてもよいし、図11(b)に示すように、導入孔44の内側で膜72によって導入孔44を塞ぐようにしてもよい。
本実施例によれば、唾液がチップ5に導かれることを抑制できる。従って、測定対象物が呼気に含まれる物質の場合に、より高い精度の検出が可能となる。
(実施例6)
図12及び図13には、本発明の実施例6が示されている。本実施例では、上記実施例4に示す構成において、導入孔の開口面積を大きくして、チップの大部分を外部に露出させた構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図12及び図13は本発明の実施例6に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の概略図である。なお、図12(a)及び図13(a)はブラシ部品付近の斜視図であり、図12(b)及び図13(b)はブラシ付近の模式的断面図である。
本実施例の場合においても、上記実施例4の場合と同様に、ブラシ部品4におけるブラシ部41とは反対側の面に、スロット42内に連通する導入孔を設けた構成を採用している。ただし、上記実施例4の場合には、開口面積が小さな複数の導入孔44を設ける構成を採用しているのに対して、本実施例の場合には、開口面積が大きな一つの導入孔を設ける構成を採用している。なお、図12では、ブラシ部品4におけるブラシ部41とは反対側の面からスロット42内に向かって貫通する孔を形成することで、導入孔44aを設ける場合を示している。一方、図13では、ブラシ部品4におけるブラシ部41とは反対側の面に溝を形成することで、導入孔44bを設ける場合を示している。
本実施例における導入孔44a,44bの開口面積は、少なくとも検出部材(バイオセンサ)が設けられている領域全体が外部に露出するように大きく設定されており、チップ5の大部分が外部に露出するように構成されている。
本実施例によれば、チップ5の大部分が外部に露出されており、実施例4の場合よりも、分泌物をより確実にチップ5(チップ5に一体的に設けられたバイオセンサ)に導くこ
とができる。また、チップ5に付着した分泌物を簡単に洗い流すことができる。
(実施例7)
図14には、本発明の実施例7が示されている。上記実施例1〜6においては、検出部材としてのバイオセンサを一体的に備えるチップまたは環状部材が、ブラシ部品に対して着脱自在に構成される場合について示した。これに対して本実施例では、検出部材としてのバイオセンサを一体的に備えるチップが、ブラシ部品に一体的に設けられる場合について示す。その他の基本的な構成および作用については実施例1と同一なので、その説明は省略する。
図14は本発明の実施例7に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の概略図である。なお、図14(a)はブラシ部品付近の斜視図であり、図14(b)はブラシ付近の模式的断面図である。
本実施例においては、電動歯ブラシ本体2に対して着脱自在に構成されているブラシ部品4aに対して、検出部材としてのバイオセンサを一体的に備えるチップ5bが一体的に設けられている。なお、ブラシ部品4aには、このチップ5bに分泌物を導く導入孔4bが設けられている。本実施例では、導入孔4bの開口部は、ブラシ部品4aの先端に位置するように構成されているが、この開口部の位置は、ブラシ部41付近(歯磨き時に口腔内に差し込まれる領域内)であれば、どこでも良い。また、チップ5bをブラシ部品4aの表面上に露出させる構成を採用すれば、導入孔4bは不要である。
本実施例の場合には、実施例1〜6のように、チップ5bをブラシ部品4aから取り外すことはできない。しかしながら、バイオセンサ等の機能がなされなくなってチップ5bが利用できなくなった場合には、そもそも消耗品であるブラシ部品4aを新しいものに交換すれば、再び試験が可能となる。
(実施例8)
図15には、本発明の実施例8が示されている。上記実施例1〜7においては、検出部材としてのバイオセンサを一体的に備えるチップまたは環状部材が、ブラシ部付近に配置されたままの状態で、試験が全て行われる(分泌物の採取、及び採取された分泌物の判定処理)場合を示した。これに対して、本実施例においては、分泌物を採取する際にチップを装着させる挿入孔とは別に、判定処理を行う際にチップを装着させる挿入孔を設ける場合の構成を示す。その他の基本的な構成および作用については実施例1と同一なので、その説明は省略する。図15は本発明の実施例8に係る電動歯ブラシの斜視図である。
上記の通り、電動歯ブラシ1には、チップ5のデータ送信部B202から送信されたデータを受信するデータ受信部B103,当該データを処理する入出力処理部B104、及び、処理内容に応じてユーザに判定結果を知らせる報知部B105が設けられている。
これらデータ受信部B103,入出力処理部B104、及び報知部B105を構成する各種部品は、基本的には電動歯ブラシ1のどの位置に配置しても構わない。しかしながら、ステム3やブラシ部品4に対して、これらの各種部品を配置するのはスペース的に難しい場合がある。また、これらは振動が激しいことから、部品によっては振動に耐えられない場合がある。更に、ブラシ部品4は消耗品であるため、コスト的にもブラシ部品4には、あまり各種部品を配置するのは望ましくない。
以上のことから、データ受信部B103,入出力処理部B104、及び報知部B105を構成する各種部品は、電動歯ブラシ本体2に配置するのが望ましい。しかしながら、この場合であって、上記実施例1〜7の構成を採用した場合には、データ受信部B103が
、スロットに装着されているチップ5から離れた位置に配置されることになる。そのため、データ送信部B202やデータ受信部B103の性能によっては、チップ5に設けられているデータ送信部B202から送信されたデータを、データ受信部B103によって受信できなくなってしまうことになる。
そこで、本実施例においては、データ受信部B103,入出力処理部B104、及び報知部B105を構成する各種部品を電動歯ブラシ本体2に配置すると共に、判定処理を行う際にチップ5を装着させる挿入孔としてのスロット29を、電動歯ブラシ本体2に設ける構成を採用している。なお、このスロット29についても、チップ5が着脱自在となるように構成されている。
本実施例の場合には、歯磨き時(分泌物採取時)においては、ブラシ部品4に設けられたスロット42aにチップ5を装着する。そして、歯磨き後にチップ5をこのスロット42aから取り外して、取り出したチップ5を電動歯ブラシ本体2に設けられたスロット29に装着することで判定処理が行われる。
以上のように、データ送信部B202とデータ受信部B103との距離が離れているとデータの送受信ができない場合には、本実施例の構成を採用することで、これらの距離を短くすることができる。つまり、電動歯ブラシ本体2にスロット29を設けることによって、少なくともデータ受信部B103を構成する部品を、このスロット29に近い位置に設ければ、判定処理の際においては、チップ5のデータ送信部B202とデータ受信部B103との距離は短くなる。
このように、これらのデータ受信部B103を構成する部品や入出力処理部B104および報知部B105を構成する各種部品を、歯磨き時にチップ5が装着されるスロット42aから離れた位置に設けることができる。従って、これらの各種部品を振動が少なくスペース的にも余裕がある電動歯ブラシ本体2に配置することが可能となる。
(実施例9)
図16には、本発明の実施例9が示されている。上記実施例1〜8においては、検出部材としてのバイオセンサを一体的に備えるチップまたは環状部材をブラシ部付近に配置させておくことで、歯磨き動作と同時に分泌物を採取する構成を示した。これに対して、本実施例では、電動歯ブラシの後端側に分泌物を採取する採取孔を設ける構成を示す。実施例1と同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。図16は本発明の実施例9に係る電動歯ブラシの斜視図である。
本実施例に係る電動歯ブラシ1においては、ケース21の後端に設けられ、ケース21に対して着脱自在なキャップ20に、挿入孔としてのスロット20aが設けられている。そして、このスロット20aに対して、試験用のチップ5が着脱自在に構成されている。また、キャップ20には、口腔内の分泌物を採取するために、このスロット20a内に連通する複数の採取孔20bが設けられている。
本実施例の場合には、歯磨き前などに、採取孔20bに向けて息を吹き込んだり、唾液を垂らしたりすることによって、試験を行うことができる。なお、本実施例の場合には、実施例1〜8の場合のように、歯磨きと同時に分泌物を採取することはできないものの、日常的に使用する電動歯ブラシ1を用いて分泌物を採取するように構成されているので、試験のし忘れを防ぐことができる。
また、実施例8で説明したように、データ受信部B103,入出力処理部B104、及び報知部B105を構成する各種部品は、電動歯ブラシ本体2に配置するのが望ましい。
本実施例の場合には、チップ5を装着するスロット20aが電動歯ブラシ本体2の後端付近に装着される。従って、少なくともデータ受信部B103を構成する部品を、このスロット20aに近い位置に設けることで、チップ5のデータ送信部B202とデータ受信部B103との距離を短くすることができる。
(実施例10)
図17には、本発明の実施例10が示されている。本実施例は、上記実施例9の変形例である。すなわち、上記実施例9では、チップを装着するスロットがキャップに設けられている場合の構成を示したが、本実施例では、当該スロットがケースに設けられている場合の構成を示す。図17は本発明の実施例10に係る電動歯ブラシの後端付近の斜視図である。
本実施例の場合には、ケース21の後端付近に、挿入孔としてのスロット29aが設けられている。そして、このスロット29aに対して、試験用のチップ5が着脱自在に構成されている。また、ケース21に対して着脱自在なキャップ20には、口腔内の分泌物を採取するために、このスロット29a内に連通する複数の採取孔20bが設けられている。
本実施例の場合にも、上記実施例9の場合と同様に、歯磨き前などに、採取孔20bに向けて息を吹き込んだり、唾液を垂らしたりすることによって、試験を行うことができる。
(実施例11)
図18及び図19には、本発明の実施例11が示されている。本実施例は、上記実施例9の変形例である。すなわち、上記実施例9では、分泌物を採取する採取孔がキャップに設けられている場合の構成を示したが、本実施例では、当該採取孔を、ブラシ部品の先端からケースの後端付近まで設けられている場合の構成を示す。図18は本発明の実施例11に係る電動歯ブラシの後端付近の斜視図である。図19は本発明の実施例11に係る電動歯ブラシの模式的断面図である。
本実施例に係る電動歯ブラシ1においては、上記実施例9の場合と同様に、ケース21の後端に設けられ、ケース21に対して着脱自在なキャップ20に、挿入孔としてのスロット20aが設けられている。また、このスロット20aに対して、試験用のチップ5が着脱自在に構成されている。
そして、本実施例の場合には、ブラシ部品4におけるブラシ部41よりも先端に開口部を有し、分泌物を、スロット20aに装着されたチップ5の位置まで導く採取孔Tが設けられている。なお、この採取孔Tは、ブラシ部品4,ステム3及び電動歯ブラシ本体2の適宜の箇所に溝や孔が設けられることで形成される。
本実施例の場合には、上記実施例8〜10の場合と同様に、チップ5を装着するスロット20aが電動歯ブラシ本体2の後端付近に装着される。従って、データ受信部B103,入出力処理部B104、及び報知部B105を構成する各種部品を、電動歯ブラシ本体2に配置した上で、チップ5のデータ送信部B202とデータ受信部B103との距離を短くすることができる。
また、本実施例の場合には、採取孔Tの開口部がブラシ部41よりも先端の位置に設けられている。従って、上記実施例1〜8の場合と同様に、歯磨きと同時に分泌物を採取することができる。なお、本実施例の場合には、分泌物を採取する部位(採取孔Tの開口部)からチップ5までの距離が長くなってしまう。そのため、測定対象物が唾液に含まれ得
る物質の場合には、1回の歯磨きで試験可能な量の唾液をチップ5の位置まで導くのにはやや難がある。しかしながら、測定対象物が呼気に含まれ得る物質の場合には、何ら問題はない。この場合においては、上記実施例5で示したように、当該採取孔の先端付近を、液体は遮断し気体は通過させる通気性素材からなる膜によって塞ぐのが望ましい。
(実施例12)
図20には、本発明の実施例12が示されている。上記実施例1においては、判定処理を行う処理部(データ受信部及び入出力処理部)と報知部が、電動歯ブラシに備えられている場合の構成を示した。これに対して、本実施例においては、これらが充電器に備えられている場合の構成を示す。図20は本発明の実施例12に係る電動歯ブラシのブロック図である。
図20中、ブロックB110は電動歯ブラシ1の主要構成(チップ5を除く部分の主要構成)を示し、ブロックB210はチップ5の主要構成を示し、ブロックB310は充電器6の主要構成を示している。
充電器6は、電源部B311と、電源部B311から送られる電気を電動歯ブラシ本体2の電源部(受電部)B111(電源22)に送る送電部B312とを備えている。電動歯ブラシ本体2においては、電源部B111の電力によって、ブラシ駆動源B112(モータ23)の駆動力が得られる。
チップ5は、測定対象物の検出を行う検出部B211(バイオセンサ)と、検出部B211によって得られる信号(データ)を送信するデータ送信部B212とを備えている。また、検出部B211やデータ送信部B212は、その機能を発揮するために電力を要する。そのため、チップ5には、発電部B213と発電部B213によって得られた電気を蓄える電源部B214も備えられている。なお、発電部B213の具体例に関しては、上記実施例1の中で説明した通りである。
そして、チップ5のデータ送信部B212から送信されたデータは、充電器6に設けられているデータ受信部B313に送られる。データ受信部B313に送られたデータは、充電器6に設けられている入出力処理部B314によって処理される。そして、この処理の内容に応じて、適宜、報知部B315により、ユーザに判定結果が知らされる。なお、入出力処理部B314及び報知部B315は、上記の電源部B311から電力が供給される。
以上のように、本実施例においては、判定処理を行う処理部(データ受信部B313及び入出力処理部B314)と報知部B315が充電器6に備えられている。このように、本実施例においては、報知部B315を充電器6に備える構成を採用しているので、実施例1の場合のように電動歯ブラシ1の電動歯ブラシ本体2に報知部を備える構成を採用する場合に比べて、報知部B315の設置スペースをより多く確保することができる。そのため、実施例1で例示したように、報知部が発光部で構成される場合には発光領域の面積をより大きくすることができる。また、報知部が音によって知らせるブザーやスピーカの場合にも、より大きなものを適用できる。従って、使用者に判定結果をより分かり易く知らせることが可能となる。
なお、データ送信部B212とデータ受信部B313の距離が短い場合にのみデータの送受信が可能な場合には、歯磨き後に電動歯ブラシ1を充電器6に載置することによって、歯磨き時に採取された分泌物の試験を行うことができる。
(実施例13)
図21には、本発明の実施例13が示されている。上記実施例1においては、判定処理を行う処理部(データ受信部及び入出力処理部)が電動歯ブラシに備えられている場合の構成を示し、実施例12においては、当該処理部が充電器に備えられている場合の構成を示した。これに対して、本実施例においては、当該処理部が外部装置に設けられ、この外部装置に対して、検出部(バイオセンサ)によって得られた情報(信号・データ)を送信する場合の構成を説明する。図21は本発明の実施例13に係る電動歯ブラシのブロック図である。
図21中、ブロックB120は電動歯ブラシ1の主要構成(チップ5を除く部分の主要構成)を示し、ブロックB220はチップ5の主要構成を示し、ブロックB320は充電器6の主要構成を示し、ブロックB400は第1外部装置の主要構成を示し、ブロックB500は第2外部装置の主要構成を示している。なお、第1外部装置は、例えば自宅に設置されたパソコンであり、第2外部装置は、例えば、病院内に設置されたデータ管理用のコンピュータである。
充電器6は、電源部B321と、電源部B321から送られる電気を電動歯ブラシ本体2の電源部(受電部)B121(電源22)に送る送電部B322とを備えている。電動歯ブラシ本体2においては、電源部B121の電力によって、ブラシ駆動源B122(モータ23)の駆動力が得られる。
チップ5は、測定対象物の検出を行う検出部B221(バイオセンサ)と、検出部B221によって得られる信号(データ)を送信するデータ送信部B222とを備えている。また、検出部B221やデータ送信部B222は、その機能を発揮するために電力を要する。そのため、チップ5には、発電部B223と発電部B223によって得られた電気を蓄える電源部B224も備えられている。なお、発電部B223の具体例に関しては、上記実施例1の中で説明した通りである。
そして、チップ5のデータ送信部B222から送信されたデータは、第1外部装置に設けられているデータ受信部B401に送られる。データ受信部B401に送られたデータは、第1外部装置に設けられている入出力処理部B402によって処理される。また、この入出力処理部B402によって処理されたデータは、第1外部装置に設けられているデータ送信部B403から、第2外部装置に設けられたデータ受信部B501に送信される。そして、データ受信部B501で受信したデータは、第2外部装置に設けられたデータ管理部B502に保管される。
以上のように、本実施例によれば、電動歯ブラシ1から送られる検出データが、自宅のパソコンなどの第1外部装置によって処理され、処理されたデータが病院に設置されたコンピュータなどの第2外部装置に送られる。これにより、日々の試験データを第2外部装置にて管理させることができるので、病気の予防などを好適に行うことができる。なお、病院にてデータを管理する場合、各データが誰のものなのかを特定する必要がある。従って、より具体的には、電動歯ブラシ本体2に、製品毎にそれぞれ固有の識別情報(固有番号で良い)を持たせるようにする。そして、交換可能なバイオセンサユニットにも、そのセンサ製品ID(固有番号で良い)を保存させておく。また、病院に設置されたコンピュータにおいては、上記の電動歯ブラシ本体2の固有識別情報とリンクしたユーザ情報を保存させておく。
そして、病院に設置されたコンピュータにデータを送る際には、処理されたデータと共に電動歯ブラシ本体2の固有識別情報を送る。これにより、送られたデータに対し、その使用者を特定することができる。また、データ送信時にセンサ製品IDも送るようにすることで、データがどのセンサで測定された結果であるのかも管理することが可能となる。
なお、本実施例においては、病院に設置されたコンピュータなどの第2外部装置にデータを保管・管理する例を説明したが、自宅に設置された第1外部装置にてデータを保管・管理することも可能である。
また、本実施例では、チップ5に設けられたデータ送信部B222から第1外部装置に設けられたデータ受信部B401にデータを送信する場合を示した。しかしながら、充電器6に、データを送受信する機能を設けておき、チップ5に設けられたデータ送信部B222のデータを一旦充電器に送り、充電器から第1外部装置にデータを送るようにしても構わない。この場合に、データを処理する処理部を充電器に設けるようにしても良い。
(その他)
これまでの実施例においては、検出部材がバイオセンサである場合を説明した。このバイオセンサは、上記の通り、物質の受容・変換を行う機能と、得られた情報を電気信号等の検出可能な信号への変換を行う機能とを備え、かつ非常に微小なものであることから、本発明において好適に適用できる。しかしながら、本発明においては、検出部材はバイオセンサには限られない。
例えば、ある物質に対して変色する性質を有する試験紙なども適用可能である。この場合、変色現象が目視できる場合には、変色部分を外部から観察できるように、当該試験紙をブラシ部品等に対して着脱自在に設ければよい。また、目視が困難な場合には、フォトダイオードやバーコードやカラーセンサを用いた、変色を検出可能な適宜の公知技術を用いればよい。なお、カラーセンサとは、測定する対象の色が所望の色と合致するのか否かを判断するものである。このカラーセンサは、フォトダイオードにカラー・フィルタを組み合わせた構造である。そして、その動作原理は,測定した色をカラー・フィルタによってRGB成分に分解して、それぞれの色成分の強度をフォトダイオードで検知する仕組みである。
図1は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの部品展開斜視図である。 図2は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの模式的断面図である。 図3は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシを充電器に載置している状態を示す斜視図である。 図4は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシのブロック図である。 図5は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの試験手順を示すフローチャートである。 図6は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの概略正面図である。 図7は本発明の実施例1に係る電動歯ブラシの概略正面図である。 図8は本発明の実施例2に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の斜視図である。 図9は本発明の実施例3に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の斜視図である。 図10は本発明の実施例4に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の概略図である。 図11は本発明の実施例5に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の模式的断面図である。 図12は本発明の実施例6に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の概略図である。 図13は本発明の実施例6に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の概略図である。 図14は本発明の実施例7に係る電動歯ブラシにおけるブラシ部品付近の概略図である。 図15は本発明の実施例8に係る電動歯ブラシの斜視図である。 図16は本発明の実施例9に係る電動歯ブラシの斜視図である。 図17は本発明の実施例10に係る電動歯ブラシの後端付近の斜視図である。 図18は本発明の実施例11に係る電動歯ブラシの後端付近の斜視図である。 図19は本発明の実施例11に係る電動歯ブラシの模式的断面図である。 図20は本発明の実施例12に係る電動歯ブラシのブロック図である。 図21は本発明の実施例13に係る電動歯ブラシのブロック図である。
符号の説明
1 電動歯ブラシ
2 電動歯ブラシ本体
20 キャップ
20a スロット
20b 採取孔
21 ケース
22 電源
23 モータ
23a 回転軸
24 スイッチ
25 操作部
26 偏心軸
26a 錘
27 発光部
28 ブザー
29,29a スロット
3 ステム
31 軸受
4,4a ブラシ部品
4b 導入孔
41 ブラシ部
42,42a スロット
43 環状溝
44,44a,44b 導入孔
5 チップ
5a 環状部材
5b チップ
6 充電器
71,72 膜
T 採取孔

Claims (17)

  1. 電動によりブラシ部が駆動される電動歯ブラシにおいて、
    口腔内の分泌物中に含まれ得る測定対象物を検出する検出部材を備え、
    該検出部材は、内部に駆動源を有する電動歯ブラシ本体または該電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に対して、着脱自在に設けられている電動歯ブラシであって、
    口腔内の分泌物を採取する採取部が、歯磨き時に口腔内に差し込まれる領域内に設けられると共に、
    前記検出部材は、前記ブラシ部付近に開口部を有する挿入孔内に挿入され、かつ該挿入孔から取り出せるように該挿入孔に対して着脱自在に構成された基体に一体的に設けられていることを特徴とする電動歯ブラシ。
  2. 前記挿入孔内に基体が装着された状態で、該基体に対して分泌物を導く導入孔が前記挿入孔とは別に設けられていることを特徴とする請求項に記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記導入孔は、液体は遮断し気体は通過させる通気性素材からなる膜によって塞がれていることを特徴とする請求項に記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記基体のうち前記検出部材が設けられている領域を含む領域が、前記導入孔を通じて外部に露出していることを特徴とする請求項に記載の電動歯ブラシ。
  5. 前記検出部材により検出された情報から判定処理を行う処理部が電動歯ブラシ内部に設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の電動歯ブラシ。
  6. 口腔内に含まれる分泌物を採取する際に前記基体を装着させる前記挿入孔とは別に、前記処理部によって判定処理を行う際に、該基体を装着させる挿入孔が設けられていることを特徴とする請求項に記載の電動歯ブラシ。
  7. 前記処理部によって判定された結果を知らせる報知部が電動歯ブラシ本体に備えられて
    いることを特徴とする請求項5または6に記載の電動歯ブラシ。
  8. 電動歯ブラシ本体内部に備えられた電源を充電する充電器に、前記検出部材により検出された情報から判定処理を行う処理部が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の電動歯ブラシ。
  9. 前記処理部によって判定された結果を知らせる報知部が前記充電器に備えられていることを特徴とする請求項に記載の電動歯ブラシ。
  10. 前記検出部材により検出された情報を外部装置に送信する送信部が備えられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の電動歯ブラシ。
  11. 前記検出部材は電力によって検出機能を発揮する性質を有すると共に、
    振動によって発電し、前記検出部材に電力を供給する素子が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の電動歯ブラシ。
  12. 電動によりブラシ部が駆動される電動歯ブラシにおいて、
    口腔内の分泌物中に含まれ得る測定対象物を検出する検出部材を備え、
    該検出部材は、内部に駆動源を有する電動歯ブラシ本体または該電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に対して、着脱自在に設けられている電動歯ブラシであって、
    前記検出部材は、前記ブラシ部付近に開口部を有する挿入孔に対して着脱自在に構成された基体に一体的に設けられると共に、
    前記挿入孔内に基体が装着された状態で、該基体に対して分泌物を導く導入孔が前記挿入孔とは別に設けられており、前記導入孔は、液体は遮断し気体は通過させる通気性素材からなる膜によって塞がれていることを特徴とする電動歯ブラシ。
  13. 電動によりブラシ部が駆動される電動歯ブラシにおいて、
    口腔内の分泌物中に含まれ得る測定対象物を検出する検出部材を備え、
    該検出部材は、内部に駆動源を有する電動歯ブラシ本体または該電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に対して、着脱自在に設けられている電動歯ブラシであって、
    前記検出部材は、前記ブラシ部付近に開口部を有する挿入孔に対して着脱自在に構成された基体に一体的に設けられると共に、
    前記検出部材により検出された情報から判定処理を行う処理部が電動歯ブラシ内部に設けられており、口腔内に含まれる分泌物を採取する際に前記基体を装着させる前記挿入孔とは別に、前記処理部によって判定処理を行う際に、該基体を装着させる挿入孔が設けられていることを特徴とする電動歯ブラシ。
  14. 前記処理部によって判定された結果を知らせる報知部が電動歯ブラシ本体に備えられていることを特徴とする請求項13に記載の電動歯ブラシ。
  15. 電動によりブラシ部が駆動される電動歯ブラシにおいて、
    口腔内の分泌物中に含まれ得る測定対象物を検出する検出部材を備え、
    該検出部材は、内部に駆動源を有する電動歯ブラシ本体または該電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に対して、着脱自在に設けられている電動歯ブラシであって、
    前記検出部材は電力によって検出機能を発揮する性質を有すると共に、
    振動によって発電し、前記検出部材に電力を供給する素子が設けられていることを特徴とする電動歯ブラシ。
  16. 電動によりブラシ部が駆動される電動歯ブラシにおいて、
    口腔内の分泌物中に含まれ得る測定対象物を検出する検出部材を備え、
    該検出部材は、内部に駆動源を有する電動歯ブラシ本体に対して着脱自在に構成された部品に一体的に設けられている電動歯ブラシであって、
    前記検出部材は電力によって検出機能を発揮する性質を有すると共に、
    振動によって発電し、前記検出部材に電力を供給する素子が設けられていることを特徴とする電動歯ブラシ。
  17. 口腔内の分泌物を採取する採取部が、歯磨き時に口腔内に差し込まれる領域内に設けられていることを特徴とする請求項12〜16のいずれか一つに記載の電動歯ブラシ。
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