JP5070598B2 - Ip電話機操作システム、ip電話機操作方法、ip電話機操作プログラム、および記録媒体 - Google Patents

Ip電話機操作システム、ip電話機操作方法、ip電話機操作プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、IP電話機操作システム、IP電話機操作方法、IP電話機操作プログラム、および記録媒体に関する。
電話機やFAXなどの通信機器を情報処理装置から操作する技術としてCTI(Computer Telephony Integration)技術が知られている。
CTI技術においては、情報処理装置から電話機を操作する方法として、以下に示す2つの方法が存在する。
第1の方法は、専用デバイス(例:CTIアダプタ)を用いる方法である。専用デバイスを用いる方法では、情報処理装置と電話機を専用デバイスで接続し、情報処理装置からの操作内容を、専用デバイスが、電話機が対応出来る形式に変換して電話機に中継することで、情報処理装置から電話機を操作することが出来る。
第2の方法は、CTE(Computer Telephony Ethernet)を用いる方法である。CTEを用いる方法では、情報処理装置と構内交換機をLAN(Local Area Network)で接続し、特殊な通信プロトコルを用いることで、構内交換機を介して、情報処理装置から電話機を操作することが出来る。そのため、CTEを用いる方法では、CTIアダプタの様な専用デバイスを必要としない。
上述した、専用デバイスやCTEを用いる方法には、以下に示すような課題が存在する。
まず、専用デバイスを用いる方法においては、専用デバイスを電話機毎に用意する必要があり、使用者に対する経済的負担が大きいという課題が存在する。また、専用デバイスは、電話機のメーカ毎に独自のものが用意されているため、電話機を異なるメーカのものに交換する場合、専用デバイスも交換する必要があり、使用者の経済的負担がさらに大きくなる。
また、CTEを用いる方法においては、情報処理装置と構内交換機との間や、構内交換機と電話機との間の通信に、メーカ独自の特殊な通信プロトコルが使用されるため、他のメーカの電話機をシステムに組み込むことが出来ないという課題が存在する。
これらの課題は、情報処理装置から電話機を操作する際に、電話機や構内交換機を製造したメーカに依存する、専用デバイスや特殊な通信プロトコルを用いることに起因している。
そのため、メーカに依存する専用デバイスや特殊な通信プロトコルを用いずに、情報処理装置から電話機を操作する必要がある。
本発明の目的は、専用デバイスや特殊な通信プロトコルを用いずに情報処理装置からIP電話機を操作することが出来る、IP電話機操作システム、IP電話機操作方法、IP電話機操作プログラム、および記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のIP電話機操作システムは、
ネットワーク端末と、該ネットワーク端末の発着信や転送、保留などの呼制御を行う主装置と、を有するIP電話機操作システムであって、
前記ネットワーク端末を操作するための情報処理装置と、
前記ネットワーク端末と、前記主装置と、前記情報処理装置と、を相互に接続し、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されるパケットを、前記情報処理装置にも中継するリピータハブを有し、
前記情報処理装置は、
使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットのログを取得し、使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し、前記主装置へ送信する事を特徴とする。
上記目的を達成するために本発明のIP電話機操作方法は、
ネットワーク端末および該ネットワーク端末の発着信や転送、保留などの呼制御を行う主装置と、リピータハブを介して相互に接続された情報処理装置が行うIP電話機操作方法であって、
使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットのログを取得する学習ステップと、
使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し、前記主装置へ送信する実行ステップと、を有する事を特徴とする。
上記目的を達成するために本発明のIP電話機操作プログラムは、
ネットワーク端末および該ネットワーク端末の発着信や転送、保留などの呼制御を行う主装置と、リピータハブを介して相互に接続された情報処理装置に、
使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットのログを取得する学習手順と、
使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し、前記主装置へ送信する実行手順と、を実行させる事を特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の記録媒体は、
請求項9から12のいずれか1項に記載のIP電話機操作プログラムを格納した記録媒体。
本発明のIP電話機操作システムによれば、ネットワーク端末を操作するための情報処理装置と、ネットワーク端末と、ネットワーク端末の呼制御を行う主装置と、情報処理装置と、を相互に接続するリピータハブと、を有している。
情報処理装置は、使用者がネットワーク端末で目的操作を行ったことで、ネットワーク端末と主装置との間で送受信されたパケットのログを取得する。
また、情報処理装置は、使用者による、ログおよび、そのログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し主装置へ送信する。
これにより、主装置は、情報処理装置から受信したパケットを、指定されたIPアドレスを持つネットワーク端末から受信したパケットと認識し、受信したパケットに基づき、そのネットワーク端末の呼状態を変更する。
したがって、情報処理装置から、主装置を介して、専用デバイスや特殊な通信プロトコルを用いずに、ネットワーク端末を操作することができるという効果が得られる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態のIP電話機操作システムの構成を示す。
図1に示すように、本実施形態のIP電話機操作システムは、同一のネットワーク上に配置された、主装置100と、情報処理装置200と、IP端末400と、これらを接続するリピータハブ300と、から構成されている。
IP端末400は、ネットワーク端末であり、IP電話機として動作する。
主装置100は、構内交換機であり、IP端末400の発着信や保留、転送などの呼制御を行う。
主装置100は、IP端末400の呼状態を管理しており、使用者によりIP端末400が操作される、IP端末400に着信がある、などによりIP端末400の呼状態が変化する度に、IP端末400とパケットの送受信を行い、IP端末400から受信したパケットに基づきIP端末400の呼状態を管理する。また、主装置100は、管理している呼状態を示す管理呼状態と、実際のIP端末400の呼状態(実際呼状態)を一致させる制御を行う。
リピータハブ300は、主装置100と、情報処理装置200と、IP端末400と、を相互に接続し、各装置間を伝送するパケットを中継するリピータハブである。リピータハブ300は、中継する全てのパケットを、自身に接続されている全ての装置に転送するため、IP端末400と主装置100との間で送受信されたパケットは、情報処理装置200にも転送される。
情報処理装置200は、IP端末400を操作するためのコンピュータシステムであり、情報処理装置200は、パケット処理部210と、パケット変換部220と、パケット操作部230と、IP変換部240と、記憶部250と、入力部260と、出力部270と、を有している。
本実施形態では、IP端末400の実際呼状態が、管理呼状態との間に不整合が生じている場合に、主装置100が、実際呼状態と管理呼状態とを一致させるために、実際呼状態を管理呼状態の呼状態に変更することを利用し、情報処理装置200を介して主装置100の管理呼状態を操作することで、間接的に実際呼状態を操作する。
具体的には、本実施形態では、主装置100の管理呼状態を操作するために、情報処理装置200から主装置100にパケットが送信される。このパケットの送信動作の際に、情報処理装置200は、どの装置から送信されたパケットかを表す送信元IPアドレスを、情報処理装置200のIPアドレスからIP端末400のIPアドレスに変換して送信を行う。
主装置100は、情報処理装置200から受信したパケットを、送信元IPアドレスに基づき、IP端末400から受信したパケットと認識し、受信したパケットに格納されているデータに基づき、IP端末400の管理呼状態を変更する。
そのため、使用者は、発着信や、転送、保留などの操作の中から、IP端末400に行いたい操作(目的操作)に対応するパケットを、情報処理装置200から主装置100に送信させることで、実際呼状態を目的操作に対応する呼状態に変更させることが出来る。
使用者は、情報処理装置200に、主装置100に送信するためのパケットとして、目的操作に対応するパケットのログを前もって学習させる。
情報処理装置200のパケットのログの学習時、使用者は、IP端末400で目的操作を行う。このときに、IP端末400と主装置100との間で送受信されたパケットのログは、リピータハブ300により情報処理装置200にも中継され、情報処理装置200はパケットのログを学習する。
情報処理装置200におけるパケットのログの学習は、具体的に以下のように行われる。
パケット処理部210は、IP端末400と主装置100との間で送受信されたパケットを取得し、取得したパケットをログとして記憶部250に格納する。これにより、情報処理装置200は、目的操作に対応するパケットのログを学習する。
使用者は、IP端末400で目的操作を行った後、パケット変換部220に、記憶部250に格納されているログをスクリプトに変換させる。このとき、使用者により、変換されたスクリプトの動作内容が付与され、後に、実行するスクリプトを指定する際に表示に使用される。
パケット操作部230は、使用者に指定されたスクリプトを実行し、実行したスクリプトに基づき、主装置100とパケットの送受信を行う。
IP変換部240は、IPアドレス変換部であり、パケット操作部230から主装置100に送信されるパケットの送信元IPアドレスを、情報処理装置200のIPアドレスから、IP端末400のIPアドレスに変換する。これにより、上述したように、情報処理装置200は、主装置100に、情報処理装置200から受信したパケットを、IP端末400から受信したパケットと認識させることが出来る。
次に、本実施形態の全体の動作を、図2および図3を参照して説明する。
最初に、目的操作に対応するパケットのログを情報処理装置200に学習させる動作について、IP端末400でスピーカをONにする場合について図2を参照して説明する。
まず、使用者は、入力部260に、IP端末400と主装置100との間で送受信されるパケットの取得を開始する旨の入力を行う。
次に、使用者は、IP端末400でスピーカをONにする操作を行う。
この際、図2に示すように、IP端末400は、実際呼状態をスピーカONに変更する旨のパケット(第1パケット)を主装置100に送信する(ステップ1000)。
次に、リピータハブ300は、IP端末400から送信された第1パケットを、主装置100に中継する(ステップ1010)。
次に、主装置100は、リピータハブ300により中継された、IP端末400から送信された第1パケットを受信し、受信した第1パケットに基づき、IP端末400の管理呼状態をスピーカONに変更する。
また、リピータハブ300は、IP端末400から送信された第1パケットを、情報処理装置200にも中継する(ステップ1020)。
そのため、パケット処理部210は、IP端末400から主装置100に送信された第1パケットを、取得することが出来る。
次に、主装置100は、受信した第1パケットに対する応答のパケットとして、スピーカランプを点灯する旨のパケット(第2パケット)をIP端末400に送信する(ステップ1030)。
次に、リピータハブ300は、主装置100から送信された第2パケットを、IP端末400に中継する(ステップ1040)。
次に、IP端末400は、リピータハブ300により中継された、主装置100から送信された第2パケットを受信する。IP端末400は、主装置100から第2パケットを受信することで、管理呼状態がスピーカONに変更されたことを検知し、実際呼状態をスピーカONに変更する。また、IP端末400は、受信した第2パケットに基づき、スピーカランプを点灯する。
また、リピータハブ300は、主装置100から送信された第2パケットを、情報処理装置200にも中継する(ステップ1050)。
そのため、パケット処理部210は、主装置100からIP端末400に送信された第2パケットを、取得することが出来る。
以上の処理により、パケット処理部210は、IP端末400のスピーカをONにする操作に対応するパケットのログを学習したことになる。
次に、使用者は、入力部260に、IP端末400と主装置100との間で送受信されるパケットの取得を停止させる旨の入力および、目的操作の内容を示す操作名称の入力を行う。この入力により取得したパケットのログが操作名称とともに記憶部250に格納される。これにより、使用者は、パケット変換部230に、ログをスクリプトに変換させる際に、どのログがどの目的操作に対応するパケットのログかを知ることが出来る。
また、パケット処理部210は、取得したパケットをログとして記憶部250に格納する際に、そのパケットの送信元および送信先IPアドレスも合わせてログとして格納する。なお、送信先IPアドレスとは、どの装置に送信されたパケットかを表している。これにより、パケット変換部220がログをスクリプトに変換する際に、IP端末400から主装置100に送信されたパケットか、主装置100からIP端末400に送信されたパケットか、を判別することが出来る。
なお、ここでは、パケット処理部210は、取得した第1および第2パケットと、第1および第2パケットの送信元および送信先IPアドレスと、をログとして記憶部250に格納する。
次に、パケット処理部210が、記憶部250に格納したログをスクリプトに変換する動作について説明する。
まず、使用者は、入力部260に、記憶部250に格納されているログをその操作名称とともに表示部270に表示させる旨の入力を行う。次に、表示内容の中から、目的操作に対応するログを指定し、目的操作を行ったIP端末のIPアドレスを指定する入力を入力部260に行う。その後、使用者は、入力部260に、指定したログをスクリプトに変換させる旨の入力を行う。このとき、使用者は、変換されたスクリプトの動作内容を示す動作名称の入力も行う。この動作名称は、パケット変換部220が変換したスクリプトを記憶部250に格納する際に、スクリプトのファイル名として用いられ、パケット操作部230が実行するスクリプトを使用者に指定させる際に、選択肢として表示される。
パケット変換部220は、使用者に指定されたログを読み込み、読み込んだログをスクリプトに変換する。
具体的には、まず、パケット変換部220は、指定されたログに記録されているパケットを順に読み込む。
次に、パケット変換部220は、指定されたログから読み込んだパケットの送信元および送信先IPアドレスと、使用者に指定されたIPアドレスと、に基づき、IP端末400から主装置100に送信されたパケットか、主装置100からIP端末400に送信されたパケットか、を判断する。
パケット変換部220は、指定されたログから読み込んだパケットの送信元IPアドレスが、指定されたIPアドレスと等しい場合、IP端末400から主装置100に送信されたパケットと判断し、主装置100に送信するために、そのパケットと同様のパケットを生成する生成操作命令を作成する。このとき、パケット変換部220は、生成操作命令に、指定されたログから読み込んだパケットの送信元IPアドレスを埋め込む。なお、このIPアドレスは、IP変換部240が、パケット操作部230が生成したパケットの送信元IPアドレスを変換する際に用いられる。
一方、パケット変換部は、指定されたログから読み込んだパケットの送信先のIPアドレスが指定されたIPアドレスを等しい場合、主装置100からIP端末400に送信されたパケットと判断し、主装置100からそのパケットと同様のパケットを受信するまで待機する待機操作命令を作成する。
この様に、パケット変換部220は、指定されたログに記録されているパケットについて、順に操作命令を作成することで、指定されたログをスクリプトに変換する。
ここでは、パケット変換部220は、記憶部250に格納されているログを、主装置100に送信するパケットとして第1パケットと同様のパケットを生成する操作命令(第1操作命令)と、主装置100から第2パケットと同様のパケットを受信するまで待機する操作命令(第2操作命令)と、からなるスクリプトに変換する。
なお、IP電話機操作システムに複数のIP端末が存在する場合、パケット変換部220は、使用者からの目的操作を行った複数のIP端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されている、指定されたIPアドレスのいずれかと送信元もしくは送信先IPアドレスが等しいパケットについて、生成もしくは待機操作命令を作成する。
また、パケット変換部220において、使用者からの目的操作を行ったIP端末のIPアドレスを指定する入力とは別に、目的操作を行うIP端末のIPアドレスを指定する旨の入力も受け付け、生成操作命令に、指定された目的操作を行うIP端末のIPアドレスを埋め込むようにしても良い。これにより、スクリプトを実行することで、使用者が目的操作を行ったIP端末以外の、任意のIP端末に対し目的操作を行えるようになる。
次に、パケット変換部220は、変換したスクリプトをファイルとして記憶部250に格納する。このとき、パケット変換部220は、使用者が入力部260に入力した動作名称をスクリプトのファイル名として用いる。
以上の処理により、IP端末400のスピーカをONにする操作に対応するスクリプトが作成されたことになる。
次に、情報処理装置200に、目的操作に対応するスクリプトを実行させることで、IP端末400を操作する際の動作について、図3を参照して説明する。
まず、パケット操作部230は、記憶部250に格納されている実行可能なスクリプトのファイル名を表示部270に表示し、使用者に実行するスクリプトを指定させる。
使用者は、パケット操作部230が表示したスクリプトのファイル名に基づき、各スクリプトの動作内容を判断し、動作内容が目的操作と一致するスクリプトを指定し、パケット操作部230に実行させる旨の入力を入力部260に行う。
ここでは、使用者は、実行するスクリプトとして、IP端末400のスピーカをONにする操作に対応するスクリプトを指定する。
次に、パケット操作部230は、指定されたスクリプトを実行する。
具体的には、パケット操作部230は、まず、指定されたスクリプトから、第1操作命令を読み込み、読み込んだ第1操作命令を実行することで、主装置100に送信する第1パケットと同様のパケットを生成する(ステップ2000)。
次に、IP変換部240は、図3に示すように、パケット操作部230で生成された第1パケットと同様パケットの送信元IPアドレスを、情報処理装置200のIPアドレスから、第1操作命令に埋め込まれているIPアドレス、つまり、IP端末400のIPアドレスに変換し、主装置100に送信する。
なお、この様に、IP変換部240において、主装置100に送信するパケットの送信元IPアドレスを、操作命令に埋め込まれているIPアドレスに変換することで、IP電話機操作システムに複数のIP端末が存在する場合に、1台の情報処理装置200から複数のIP端末を、1つのスクリプトで操作することが出来る。
次に、パケット操作部230は、指定されたスクリプトから、第2操作命令を読み込む。パケット操作部230は、読み込んだ第2操作命令が主装置100から第2パケットと同様のパケットを受信するまで待機する待機操作命令であるため、主装置100から第2パケットと同様のパケットを受信するまで待機する。
次に、リピータハブ300は、情報処理装置200から送信された第1パケットと同様のパケットを主装置100に中継する(ステップ2010)。
次に、主装置100は、リピータハブ300により中継された、情報処理装置200から送信された第1パケットと同様のパケットを受信する。
主装置100は、受信した第1パケットと同様のパケットを、送信元IPアドレスに基づき、IP端末400から受信したパケットと認識し、受信した第1パケットと同様のパケットに基づき、IP端末400の管理呼状態をスピーカONに変更する。
また、リピータハブ300は、情報処理装置200から送信された第1パケットと同様のパケットをIP端末400にも中継する(ステップ2020)。
IP端末400は、送信先IPアドレスが自身のIPアドレスと異なるため、リピータハブから転送されてきた第1パケットと同様のパケットを受信しない。
次に、主装置100は、受信した第1パケットと同様のパケットに対する応答のパケットとして、第2パケットと同様のパケットを、IP端末400に送信する(ステップ2030)。
次に、リピータハブ300は、主装置100から送信された第2パケットと同様のパケットをIP端末400に中継する(ステップ2040)。
次に、IP端末400は、リピータハブ300により中継された、主装置100から送信された第2パケットと同様のパケットを受信する。
IP端末400は、主装置100から第2パケットと同様のパケットを受信したことで、管理呼状態がスピーカONに変更されたことを検知し、実際呼状態をスピーカONに変更する。また、IP端末400は、受信した第2パケットと同様のパケットに基づき、スピーカランプを点灯する。
また、リピータハブ300は、主装置100から送信された第2パケットと同様のパケットを、情報処理装置200にも中継する(ステップ2050)。
パケット操作部230は、リピータハブ300により中継された、主装置100からIP端末400に送信された第2パケットと同様のパケットを受信することで、待機から抜け出し、処理を終了する。
上述したように、本実施形態のIP電話機操作システムにおいては、IP端末400を操作するための情報処理装置200と、IP端末400とIP端末400の呼制御を行う主装置100と情報処理装置200とを相互に接続するリピータハブ300と、を有している。
情報処理装置200は、使用者がIP端末400で目的操作を行ったことで、IP端末400と主装置100との間で送受信されたパケットのログを取得する。
また、情報処理装置200は、使用者による、ログおよび該ログに対応する目的操作を行ったIP端末400のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し主装置100へ送信する。

これにより、主装置100は、情報処理装置200から受信したパケットを、IP端末400から受信したパケットと認識し、受信したパケットに基づきIP端末400の呼状態を変更する。
したがって、情報処理装置200から、主装置100を介して、専用デバイスや特殊な通信プロトコルを用いずに、IP端末400を操作することが出来るという効果が得られる。
(第2に実施形態)
図4に、本発明の第2の実施形態のIP電話機操作システムの構成を示す。
図4に示すように、本実施形態のIP電話機操作システムは、図1に示した第1の実施形態と比較して、コンピュータシステムとして、情報処理装置200の変わりに、第1情報処理装置500と第2情報処理装置600とを設けている点が異なる。他の構成要素については第1の実施形態と同様のため、図1と同様の符号を付し説明を省略する。
第1情報処理装置500は、パケット処理部210と、パケット変換部220と、記憶部250と、入力部270と、表示部270と、を有している。
第2情報処理装置600は、パケット操作部230と、IP変換部240と、記憶部250’と、入力部260’と、表示部270’と、を有している。
本実施形態の動作は、第1情報処理装置500で変換させたスクリプトを、第2情報処理装置600で実行させる以外の動作は、第1の実施形態と同様である。
そのため、ここでは、第1の実施形態と異なる動作についてのみ説明する。
情報処理装置500は、スクリプトを実行する手段(パケット操作部230と、IP変換部240)を持たない。そのため、使用者は、パケット変換部220に変換させたスクリプトを実行するには、スクリプトを実行する手段を有する他の情報処理装置に、変換させたスクリプト移動させる必要がある。
第1の実施形態で述べたように、パケット変換部220は、使用者に指定されたログをスクリプトに変換した後、変換したスクリプトをファイルとして記憶部250に格納する。そのため、使用者は、USBメモリやフロッピーディスクなどの記録媒体やネットワーク経由などのデータ移動手段を用いることで、スクリプトを他の情報処理装置に移動させることが出来る。
本実施形態では、情報処理装置600が、スクリプトを実行する手段を有するため、使用者は、スクリプトを実行するために、上述したデータ移動手段を用いて、スクリプトを情報処理装置600の記憶部250’に移動させる。
これにより、使用者は、記憶部250’に移動させたスクリプトを、情報処理装置600のパケット操作部230に実行させることが出来る。
なお、パケット変換部220が変換するスクリプトは、主装置100に送信するパケットを生成する生成操作命令と、主装置100からパケットを受信するまで待機する待機操作命令と、から構成されており、スクリプト中に、スクリプトを作成した第1情報処理装置500に依存する操作命令は存在しない。
そのため、使用者は、例えば、情報処理装置500のパケット変換部220にIP端末400で行った目的操作に対応するパケットのログをスクリプトに変換させ、変換されたスクリプトを、情報処理装置600のパケット操作部230に実行させても、IP端末400に目的操作を行うことが出来る。
この様に、パケット変換部220が作成するスクリプトは、パケット操作部230とIP変換部240とを有する他の情報処理装置でも実行可能であり、他の情報処理装置で実行しても同じ動作を得ることが出来る。
また、本実施形態においては、コンピュータシステムが第1情報処理装置500と第2情報処理装置600とに分かれている以外は、第1の実施形態と同様の構成要素から構成されているため、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
次に、具体的な実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
本実施例は、図1に示した第1の実施形態のIP電話機操作システムを具体化したものである。
本実施例のIP電話機操作システムの構成を図5に示す。
図5に示すように、本実施例のIP電話機操作システムは、第1の実施形態と比較して、IP端末400以外に、IP端末410と、IP端末420と、を同一のネットワーク上に配置している点が異なる。また、情報処理装置200は、パケット処理部210としてパケット処理アプリケーション710を、パケット変換部220としてパケット変換アプリケーション720を、パケット操作部230としてパケット操作アプリケーション730を、IP変換部240としてIP変換アプリケーション740を、有している。他の構成要素については第1の実施形態と同様のため、図1と同様の符号を付し説明を省略する。
IP端末410とIP端末420は、ネットワーク端末であり、IP電話機として動作する。これらの動作はIP端末400と同様のため、説明を省略する。
本実施例においては、複数のIP端末が存在するため、使用者は、例えば、IP端末400で着信を受け、その着信をIP端末420に転送し、IP端末420で通話する、など複数のIP端末を用いた目的操作を行うことが出来る。
使用者は、複数のIP端末を用いて目的操作を行った場合、用いた全てのIP端末と主装置100との間で送受信されたパケットのログを、情報処理装置200に学習させる。
パケット処理アプリケーション710は、リピータハブ300を介して送受信されるパケットを全て取得することが出来るため、情報処理装置200におけるパケットのログの学習時に、リピータハブ300に接続されている複数のIP端末(IP端末400〜IP端末420)と主装置100との間で送受信されたパケットを取得することが出来る。
複数のIP端末が存在するため、パケット処理アプリケーション710が取得したパケットの中には、使用者が目的操作を行ったIP端末以外のIP端末と、主装置100と、の間で送受信されたパケットが含まれている可能性がある。
そのため、パケット変換アプリケーション720は、図7右に示すように、指定されたログに記録されているパケットの送信元および送信先IPアドレスを全て表示し、使用者に、目的操作を行ったIP端末のIPアドレスを指定させる。
なお、使用者は、複数のIP端末を用いて目的操作を行った場合、パケット変換アプリケーション720が表示したIPアドレスの中から、目的操作を行った複数のIP端末のIPアドレスを全て指定する。
パケット変換アプリケーション720は、使用者により、スクリプトに変換するログと、目的操作を行ったIP端末のIPアドレスと、が指定された後、指定されたログに記録されているパケットの中から、送信元および送信先IPアドレスが、指定されたIPアドレスのいずれかと等しいパケットを抽出し、抽出されたパケットを用いて指定されたログをスクリプトに変換する。このとき、パケット変換アプリケーション720は、抽出されたパケットの送信元IPアドレスをスクリプト中の生成操作命令に埋め込む。
また、パケット変換アプリケーション720に、指定したログをスクリプトに変換させる際に、使用者により、変換されたスクリプトの動作内容が付与され、後に、実行するスクリプトを指定する際に表示に使用される。
パケット操作アプリケーション730は、実行するスクリプトを使用者に指定させ、指定されたスクリプトを実行する。
IP変換アプリケーション740は、パケット操作アプリケーション730から主装置100に送信されるパケットの送信元IPアドレスを、生成操作命令に埋め込まれているIPアドレスに変換する。そのため、主装置100は、情報処理装置200からパケットを受信すると、送信元IPアドレスに基づき、どの装置から受信したパケットかを判断し、該当する装置の管理呼状態を、受信したパケットに基づき変更する。
次に、本実施例の情報処理装置200の動作について説明する。
最初に、目的操作に対応するパケットのログをパケット処理アプリケーション710に取得させる際の動作について説明する。
まず、使用者は、入力部260に、パケット変換アプリケーション710を起動させる旨の入力を行う。
パケット操作アプリケーション710は、起動されると、表示部270に、図6に示すインタフェースを表示する。
次に、使用者は、パケット操作アプリケーション710にパケットの取得を開始させるために、パケット操作部710の開始ボタンを押下する旨の入力を入力部260に行う。
パケット処理アプリケーション710は、開始ボタンが押下されたことで、パケットの取得を開始し、停止ボタンを押下されるまで、パケットを取得し続ける。
次に、使用者は、IP端末で目的操作を行う。これにより、主装置100と目的操作が行われたIP端末との間でパケットの送受信が行われ、パケット処理アプリケーション710は、リピータハブ300を通じて、パケットを取得することが出来る。
次に、使用者は、入力部260に、パケット処理アプリケーション710の停止ボタンを押下する旨の入力および、目的操作の内容を示す操作名称の入力を行う。これにより、パケット処理アプリケーション710は、パケットの取得を停止し、取得したパケットと、取得したパケットの送信元および送信先IPアドレスと、をログとして記憶部250に格納する。このとき、パケット処理アプリケーション710は、ログのファイル名として使用者が入力部260に入力した操作名称を用いる。
以上の処理により、情報処理装置200に、目的操作に対応するパケットのログを学習させることが出来る。
次に、パケット変換アプリケーション720に、情報処理装置200に学習させたパケットのログをスクリプトに変換させる際の動作について説明する。
まず、使用者は、入力部260に、パケット変換アプリケーション720を起動させる旨の入力を行う。
パケット変換アプリケーション720は、起動されると、図7左に示すインタフェースを表示部270に表示する。
使用者は、入力部260に、パケット変換アプリケーション720の参照ボタンを押下する旨の入力を行い、記憶部250に格納されているログのファイル名を表示させる。
次に、使用者は、パケット変換アプリケーションが表示したログのファイル名に基づき、目的操作に対応するログを指定し、パケット変換アプリケーション720のOKボタンを押下する旨の入力を入力部260に行う。
次に、パケット変換アプリケーション720は、図7右に示すインタフェースを表示部270に表示する。このとき、パケット変換アプリケーション720は、指定されたログに記録されているパケットの送信元および送信先IPアドレスを全て表示する。
使用者は、パケット変換アプリケーション720が表示したIPアドレスの中から、目的操作を行ったIP端末のIPアドレスを指定し、パケット変換アプリケーション720のOKボタンを押下する旨の入力を入力部260に行う。また、このとき、使用者は、変換されたスクリプトの動作内容を示す動作名称の入力も行う。
なお、使用者は、複数のIP端末を用いて目的操作を行った場合、目的操作を行った複数のIP端末のIPアドレスを全て指定する必要がある。
次に、パケット変換アプリケーション720は、指定されたログをスクリプトに変換する。
具体的には、パケット変換アプリケーション720は、指定されたログに記録されているパケットの中から、送信元もしくは送信先IPアドレスが、指定されたIPアドレスのいずれかと等しいパケットを抽出し、抽出されたパケットについて生成もしくは待機操作命令を作成する。このとき、パケット変換アプリケーション720は、抽出されたパケットの送信元IPアドレスを生成操作命令に埋め込む。抽出されたパケットについて生成もしくは待機操作命令を作成する方法については、第1の実施形態と同様のため説明を省略する。
パケット変換アプリケーション720は、抽出されたパケットについて、ログに記録されている順に生成もしくは待機操作命令を作成することで、指定されたログをスクリプトに変換する。
変換されたスクリプトの生成操作命令には、使用者が目的操作を行った際に、その操作命令に対応するパケットを主装置100に送信した装置のIPアドレスが埋め込まれている。そのため、使用者が複数のIP端末を用いて目的操作を行った場合、その目的操作に対応するパケットのログは、使用者が目的操作を行うのに用いた複数のIP端末を操作するスクリプトに変換される。
次に、パケット変換アプリケーション720は、変換したスクリプトを記憶部250に格納する。このとき、パケット変換アプリケーション720は、スクリプトのファイル名として、使用者が入力部260に入力した動作名称を用いる。このファイル名は、パケット操作アプリケーション730が実行するスクリプトを使用者に指定させる際に、選択肢として表示される。
次に、パケット操作アプリケーション730にスクリプトを実行させる際の動作について説明する。
まず、使用者は、入力部260に、パケット変換アプリケーション730を起動する旨の入力を行う。
パケット操作アプリケーション730は、起動されると、図8に示すインタフェースを表示部270に表示する。このとき、パケット操作アプリケーション730は、記憶部250に格納されている実行可能なスクリプトのファイル名を表示する。
使用者は、パケット操作アプリケーション730が表示したファイル名に基づき、動作内容が目的操作に一致するスクリプトを指定し、パケット操作アプリケーション730の開始ボタンを押下する旨の入力を入力部260に行う。
なお、使用者は、パケット操作アプリケーション730に複数のスクリプトを連続して実行させたい場合、実行させたい順にスクリプトを指定し、開始ボタンを押下する旨の入力を行う。
パケット操作アプリケーション730がスクリプトを実行する際の動作を図9のフローチャートに示す。
図9に示すように、まず、パケット操作アプリケーション730は、使用者に指定されたスクリプトのn行目を読み込み(ステップ3000)、読み込んだn行目に操作命令が記載されているか否かを判定する(ステップ3010)。
次に、パケット操作アプリケーション730は、スクリプトのn行目に操作命令が記載されていない場合、処理を終了する。
一方、パケット操作アプリケーション730は、スクリプトのn行目に操作命令が記載されている場合、その操作命令がEND、つまり処理を終了する操作命令であるか否かを判定する(ステップ3020)。
次に、パケット操作アプリケーション730は、n行目の操作命令がENDの場合、処理を終了する。
一方、パケット操作アプリケーション730は、n行目の操作命令がENDではない場合、その操作命令がWAIT、つまり主装置100からパケットを受信するまで待機する待機操作命令か否かを判定する(ステップ3030)。
次に、パケット操作アプリケーション730は、n行目の操作命令が待機操作命令の場合、その待機操作命令に基づいたパケットを主装置100から受信するまで待機し、パケットを受信した後、次の処理に移行する(ステップ3060)。
一方、パケット操作アプリケーション730は、n行目の操作命令がWAITではない場合、その操作命令は生成操作命令であるため、その生成操作命令に基づいた主装置100に送信するパケットを生成する(ステップ3040)。
次に、IP変換アプリケーション740は、パケット操作アプリケーション730が生成したパケットの送信元IPアドレスを、生成操作命令に埋め込まれているIPアドレスに変換し、主装置100に送信する(ステップ3050)。
次に、パケット操作アプリケーション730は、停止ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップ3070)。
次に、パケット操作アプリケーション730は、停止ボタンが押下されている場合、処理を終了する。
一方、パケット操作アプリケーション730は、停止ボタンが押下されていない場合、読み込む行をn=n+1行目とし(ステップ3080)、ステップ3000の処理に戻る。
なお、パケット操作アプリケーション730は、使用者により複数のスクリプトが指定されている場合、1つのスクリプトの処理が終了すると、次の指定されたスクリプトが存在するか否かを判定し、存在する場合、次の指定されたスクリプトの処理を行う。
上述したように、本実施例のIP電話機操作システムにおいては、情報処理装置200は、ログに記録されているパケットの中から、送信元もしくは送信先IPアドレスが使用者に指定されたIPアドレスのいずれかと等しいパケットを抽出し、抽出されたパケットについてログに記録されている順に生成もしくは待機操作命令を作成することで、指定されたログをスクリプトに変換する。このとき、情報処理装置200は、抽出されたパケットの送信元IPアドレスを生成操作命令に埋め込む。
また、情報処理装置200は、使用者により指定されたスクリプトを実行し、実行したスクリプトに基づき、主装置100に送信するパケットを生成し、送信元IPアドレスを、生成操作命令に埋め込まれているIPアドレスに変換した後、主装置100に送信する。
そのため、主装置100は、情報処理装置200からパケットを受信すると、送信元IPアドレスに基づき、どのIP端末から受信したパケットかを判断し、受信したパケットに基づき、該当するIP端末の呼状態を変更する。
これにより、情報処理装置200から、主装置100を介して、専用のデバイスや特殊な通信プロトコルを用いずに、複数のIP端末を操作することが出来る。
そのため、本実施例のIP電話機操作システムは、コールセンター業務のように1台のIP端末を1台の情報処理装置から操作する場合以外に、主装置100やIP端末の負荷試験など、複数のIP端末を1台の情報処理装置から操作する場合にも用いることが出来る。
なお、本発明の情報処理装置200は、上述のように専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを、情報処理装置200にて読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを情報処理装置200に読み込ませ、実行するものであってもよい。情報処理装置200にて読み取り可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、情報処理装置200に内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、情報処理装置200にて読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間、動的に情報処理装置200内部の揮発性メモリのように一定時間プログラムを保持しているものを含む。
本発明の第1の実施形態のIP電話機操作システムの構成を示すブロック図である。 図1に示したIP電話機操作システムの動作を説明する図である。 図1に示したIP電話機操作システムの動作を説明する図である。 本発明の第2の実施形態のIP電話機操作システムの構成を示すブロック図である。 図1に示したIP電話機操作システムを具体化した実施例の構成を示すブロック図である。 図5に示したパケット処理アプリケーションのインタフェースの一例を示す図である。 図5に示したパケット変換アプリケーションのインタフェースの一例を示す図である。 図5に示したパケット操作アプリケーションのインタフェースの一例を示す図である。 図5に示した情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 主装置
200 情報処理装置
210 パケット処理部
220 パケット変換部
230 パケット操作部
240 IP変換部
250 記憶部
260 入力部
270 表示部
300 リピータハブ
400,410,420 IP端末
500 第1情報処理装置
600 第2情報処理装置
710 パケット処理アプリケーション
720 パケット変換アプリケーション
730 パケット操作アプリケーション
740 IP変換アプリケーション

Claims (13)

  1. ネットワーク端末と、該ネットワーク端末の発着信や転送、保留などの呼制御を行う主装置と、を有するIP電話機操作システムであって、
    前記ネットワーク端末を操作するための情報処理装置と、
    前記ネットワーク端末と、前記主装置と、前記情報処理装置と、を相互に接続し、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されるパケットを、前記情報処理装置にも中継するリピータハブを有し、
    前記情報処理装置は、
    使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットのログを取得し、使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し、前記主装置へ送信する事を特徴とするIP電話機操作システム。
  2. 請求項1に記載のIP電話機操作システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットを取得し、ログとして記憶部に格納するパケット処理部と、
    使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されている、指定されたIPアドレスと送信元IPアドレスが等しいパケットについて、該パケットの送信元IPアドレスを埋め込んだ形で、前記主装置に送信する該パケットと同様のパケットを生成する生成操作命令を作成し、前記指定されたログをスクリプトに変換するスクリプト変換部と、
    使用者による実行するスクリプトを指定する入力を受け付け、指定されたスクリプトを実行し、実行したスクリプトの生成操作命令に基づき、前記主装置に送信するパケットを生成するパケット操作部と、
    前記パケット操作部にて生成されたパケットの送信元IPアドレスを、前記情報処理装置のIPアドレスから、前記生成操作命令に埋め込まれているIPアドレスに変換し、前記主装置に送信するIPアドレス変換部と、を有する、IP電話機操作システム。
  3. 請求項2に記載のIP電話機操作システムにおいて、
    前記スクリプト変換部は、指定されたログに記録されている、指定されたIPアドレスと送信先IPアドレスが等しいパケットについて、該パケットと同様のパケットを前記主装置から受信するまで待機する待機操作命令を作成し、
    前記パケット操作部は、実行したスクリプトの操作命令が待機操作命令の場合、前記待機操作命令に基づき前記主装置からパケットを受信するまで待機する、IP電話機操作システム。
  4. 請求項3に記載のIP電話機操作システムにおいて、
    前記IP電話機操作システムには複数のネットワーク端末が設けられており、
    前記パケット処理部は、前記複数のネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットを取得し、
    前記スクリプト変換部は、使用者に指定されたログをスクリプトに変換する際に、指定されたログから、使用者により指定された目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスのいずれかと、送信元もしくは送信先IPアドレスが等しいパケットを抽出し、抽出されたパケットについて生成もしくは待機操作命令を作成するIP電話機操作システム。
  5. ネットワーク端末および該ネットワーク端末の発着信や転送、保留などの呼制御を行う主装置と、リピータハブを介して相互に接続された情報処理装置が行うIP電話機操作方法であって、
    使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットのログを取得する学習ステップと、
    使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し、前記主装置へ送信する実行ステップと、を有する事を特徴とするIP電話機操作方法。
  6. 請求項5に記載のIP電話機操作方法において、
    前記学習ステップにおいて、
    使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットを取得し、ログとして記憶部に格納するパケット処理ステップを有し、
    前記実行ステップにおいて、
    使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されている、指定されたIPアドレスと送信元IPアドレスが等しいパケットについて、該パケットの送信元IPアドレスを埋め込んだ形で、前記主装置に送信する該パケットと同様のパケットを生成する生成操作命令を作成し、前記指定されたログをスクリプトに変換するスクリプト変換ステップと、
    使用者による実行するスクリプトを指定する入力を受け付け、指定されたスクリプトを実行し、実行したスクリプトの生成操作命令に基づき、前記主装置に送信するパケットを生成するパケット生成ステップと、
    前記パケット生成ステップにて生成されたパケットの送信元IPアドレスを、前記情報処理装置のIPアドレスから、前記生成操作命令に埋め込まれているIPアドレスに変換し、前記主装置に送信するIPアドレス変換ステップと、を有する、IP電話機操作方法。
  7. 請求項6に記載のIP電話機操作方法において、
    前記スクリプト変換ステップにおいて、指定されたログに記録されている、指定されたIPアドレスと送信先IPアドレスが等しいパケットについて、該パケットと同様のパケットを前記主装置から受信するまで待機する待機操作命令を作成し、
    前記パケット操作ステップにおいて、実行したスクリプトの操作命令が待機操作命令の場合、前記待機操作命令に基づき前記主装置からパケットを受信するまで待機する、IP電話機操作方法。
  8. 請求項7に記載のIP電話機操作方法において、
    前記リピータハブには複数のネットワーク端末が接続されており、前記主装置は前記複数のネットワーク端末の呼制御を行い、
    前記パケット処理ステップにおいて、前記複数のネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットを取得し、
    前記スクリプト変換ステップにおいて、使用者に指定されたログをスクリプトに変換する際に、前記ログから、使用者に指定された目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスのいずれかと、送信元もしくは送信先IPアドレスが等しいパケットを抽出し、抽出されたパケットについて生成もしくは待機操作命令を作成する、IP電話機操作方法。
  9. ネットワーク端末および該ネットワーク端末の発着信や転送、保留などの呼制御を行う主装置と、リピータハブを介して相互に接続された情報処理装置に、
    使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットのログを取得する学習手順と、
    使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されているパケットについて、指定されたIPアドレスを送信元IPアドレスとするパケットを生成し、前記主装置へ送信する実行手順と、を実行させる事を特徴とするIP電話機操作プログラム。
  10. 請求項9に記載のIP電話機操プログラムにおいて、
    前記学習手順において、
    使用者が前記ネットワーク端末で発着信や転送、保留などの目的操作を行ったことで、前記ネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットを取得し、ログとして記憶部に格納するパケット処理手順を有し、
    前記実行手順において、
    使用者による、ログを指定する入力、および該ログに対応する目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスを指定する入力を受け付け、指定されたログに記録されている、指定されたIPアドレスと送信元IPアドレスが等しいパケットについて、該パケットの送信元IPアドレスを埋め込んだ形で、前記主装置に送信する該パケットと同様のパケットを生成する生成操作命令を作成し、前記指定されたログをスクリプトに変換するスクリプト変換手順と、
    使用者による実行するスクリプトを指定する入力を受け付け、指定されたスクリプトを実行し、実行したスクリプトの生成操作命令に基づき、前記主装置に送信するパケットを生成するパケット生成手順と、
    前記パケット生成手順にて生成されたパケットの送信元IPアドレスを、前記情報処理装置のIPアドレスから、前記生成操作命令に埋め込まれているIPアドレスに変換し、前記主装置に送信するIPアドレス変換手順と、を有する、IP電話機操作プログラム。
  11. 請求項10に記載のIP電話機操作プログラムにおいて、
    前記スクリプト変換手順において、指定されたログに記録されている、指定されたIPアドレスと送信先IPアドレスが等しいパケットについて、該パケットと同様のパケットを前記主装置から受信するまで待機する待機操作命令を作成し、
    前記パケット操作手順において、実行したスクリプトの操作命令が待機操作命令の場合、前記待機操作命令に基づき前記主装置からパケットを受信するまで待機する、IP電話機操作プログラム。
  12. 請求項11に記載のIP電話機操作プログラムにおいて、
    前記リピータハブには複数のネットワーク端末が接続されており、前記主装置は前記複数のネットワーク端末の呼制御を行い、
    前記パケット処理手順において、前記複数のネットワーク端末と前記主装置との間で送受信されたパケットを取得し、
    前記スクリプト変換手順において、使用者に指定されたログをスクリプトに変換する際に、前記ログから、使用者に指定された目的操作を行ったネットワーク端末のIPアドレスのいずれかと、送信元もしくは送信先IPアドレスが等しいパケットを抽出し、抽出されたパケットについて生成もしくは待機操作命令を作成する、IP電話機操作プログラム。
  13. 請求項9から12のいずれか1項に記載のIP電話機操作プログラムを格納した記録媒体。
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