JP5069734B2 - 基礎用あと施工アンカー - Google Patents
基礎用あと施工アンカー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5069734B2 JP5069734B2 JP2009237693A JP2009237693A JP5069734B2 JP 5069734 B2 JP5069734 B2 JP 5069734B2 JP 2009237693 A JP2009237693 A JP 2009237693A JP 2009237693 A JP2009237693 A JP 2009237693A JP 5069734 B2 JP5069734 B2 JP 5069734B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- waterproof
- screw
- base
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 title claims description 59
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 86
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 56
- 238000013213 extrapolation Methods 0.000 claims description 48
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 39
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 33
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 230000008093 supporting effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 130
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 15
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 10
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 5
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 101001031591 Mus musculus Heart- and neural crest derivatives-expressed protein 2 Proteins 0.000 description 1
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 230000001976 improved effect Effects 0.000 description 1
- 230000004807 localization Effects 0.000 description 1
- 230000000116 mitigating effect Effects 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 235000019353 potassium silicate Nutrition 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- NTHWMYGWWRZVTN-UHFFFAOYSA-N sodium silicate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-][Si]([O-])=O NTHWMYGWWRZVTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
前記アンカー130は、基礎ブロック120のコンクリート中に定着固定される部分である定着部133を、基礎ブロック120の作製工程にて配筋によって組み立てた鉄筋かごに溶接等によって固定した後、打設コンクリート中に前記定着部133を埋設固定するか、コンクリートブロック121を作製した後にあと施工にて固定してコンクリートブロック121に一体的に設けられる。
なお、キュービック状、円錐台状等に形成された基礎ブロックを用いて設置物の架台を支持する技術としては例えば特許文献1記載のもの等がある。
また、置き基礎工法では基礎ブロックの搬送、設置に要する労力が多大であり、一方、現場構築工法では配筋、型枠の組み立てが現場作業となるため工場作製に比べて作業性が悪く、設置物の設置完了までの工事日数の増大、コストの増大を招くといった問題があった。
図10に例示するように、コンクリート床110上に断熱材層111と該断熱材層111を覆う防水層112とからなる断熱防水層113が存在する場合、前記断熱防水層113にコンクリート床110に達する基礎設置用穴部114を形成し、この基礎設置用穴部114内に工場等にて作製済みあるいは現場作製した基礎ブロック120を設ける基礎設置工事を行い、この基礎ブロック120のコンクリートブロック121の断熱防水層113から突出した部分の外面全体を覆う防水層115を基礎設置用穴部114の周囲の断熱防水層113上にも延在するように形成する工法が採用される。
しかしながら、断熱防水層113に基礎ブロック120外周に応じて比較的サイズの大きい穴(基礎設置用穴部114)を形成する必要があり、この基礎設置用穴部114の形成に手間が掛かる。置き基礎工法の場合は、基礎設置用穴部114内に設置した基礎ブロック120外周とその周囲の既存防水層112との間に隙間が生じやすいため、この隙間の防水処理に該隙間を塞ぐ部材(L字板等)の取り付け等の前工程を要する。また、現場構築工法では、基礎設置用穴部114内に型枠を設置してコンクリートを打設する工法が多く採用されるが、この場合、型枠の撤去に伴う前記隙間の発生が回避できないため、隙間の防水処理の労力軽減が困難である。
第1の発明は、コンクリート母材に穿設された下穴に挿入して定着される定着部を有する定着用アンカーと、この定着用アンカーの先端側の前記定着部とは反対の後端側に設けられた雄ねじ部に螺着され前記コンクリート母材表面に当接される螺着当接部材と、この螺着当接部材に形成された外ねじ部に螺着される筒状胴体部品と、前記筒状胴体部品の前記螺着当接部材に螺着される底端側開口端部とは反対の突端側開口端部に螺着することで該突端側開口端部を塞ぐ螺着ベース部にボルト部が突設された構成のボルト部付き螺着部品と、前記コンクリート母材あるいは該コンクリート母材にその表面に沿って断熱材層及び/又は防水層を含む外側層が設けられた構成の外側層付きコンクリート母材である下地の表面に当接されるリング板状のリング状底板部の内周端から立ち上げるようにして前記筒状胴体部品に外挿可能な筒状あるいは円錐筒状の外挿用壁部が形成された部材であり前記筒状胴体部品外側に外挿された状態で前記リング状底板部とその周囲に位置する前記下地表面とを覆う防水層が前記リング状底板部から前記外挿用壁部外周面に延在するように設けられる防水ベース部材と、前記筒状胴体部品に外挿した前記防水ベース部材の前記外挿用壁部先端の開口端部に当接させて前記筒状胴体部品の外側に固定することで、前記防水ベース部材を前記下地に押さえ込むことができる防水ベース押さえ部材とを具備し、前記螺着当接部材に前記筒状胴体部品を螺着し該筒状胴体部品の突端側開口端部に前記ボルト部付き螺着部品を螺着することで前記螺着当接部材と前記筒状胴体部品と前記ボルト部付き螺着部品とによって、前記ボルト部付き螺着部品の前記ボルト部に取り付けた取付物を支持するための基礎部が組み立てられるとともに、前記ボルト部付き螺着部品の前記螺着ベース部の外周から前記筒状胴体部品の外周面に沿うように延出された筒状カバーの内側に、前記外挿用壁部外周面あるいはさらに前記防水ベース押さえ部材にも延在するようにして設けられた前記防水層の端部を収納可能とされていることを特徴とする基礎用あと施工アンカーを提供する。
第2の発明は、前記防水ベース押さえ部材は、前記筒状胴体部品に外挿することで前記防水ベース部材の前記外挿用壁部先端の開口端部の全周にわたって当接可能なリング状に形成されていることを特徴とする第1の発明の基礎用あと施工アンカーを提供する。
第3の発明は、前記防水ベース押さえ部材は、その外周に、前記防水ベース部材の前記外挿用壁部先端の開口端部に当接させたときに、前記外挿用壁部の外周面に連続するように配置される防水層形成面を有することを特徴とする第2の発明の基礎用あと施工アンカーを提供する。
第4の発明は、前記防水ベース部材は前記筒状胴体部品との間にクリアランスを確保できる内径を有することを特徴とする第1〜3のいずれかの発明の基礎用あと施工アンカーを提供する。
第5の発明は、前記防水ベース部材が、合成樹脂製の一体成形品であることを特徴とする第1〜4のいずれかの発明の基礎用あと施工アンカーを提供する。
第6の発明は、前記螺着当接部材が、リング板状のベース部の片面側に前記外ねじ部が形成された筒状ねじ部が突設され、ベース部が前記筒状ねじ部から外側に張り出した部分であるフランジ部を有する金属製の一体成形品であり、前記筒状ねじ部の内側空間と前記ベース部の内側空間とが互いに連続してなる貫通孔がその内面にねじ山が形成され前記定着用アンカーの前記雄ねじ部に螺着するための雌ねじ孔とされていることを特徴とする第1〜5のいずれかの発明の基礎用あと施工アンカーを提供する。
第7の発明は、前記定着用アンカーが金属拡張アンカーであり、前記螺着当接部材に前記定着用アンカーの雄ねじ部に螺着するための雌ねじ孔が貫設されていることを特徴とする第1〜6のいずれかの発明の基礎用あと施工アンカーを提供する。
第8の発明は、前記定着用アンカーの雄ねじ部の前記螺着当接部材を介して前記定着部とは反対側に位置する部分に螺着されるナットを具備することを特徴とする第1〜7のいずれかの発明の基礎用あと施工アンカーを提供する。
螺着当接部材と筒状胴体部品とボルト部付き螺着部品とによって構成される基礎部は中空構造であり、従来のコンクリート製の基礎ブロックに比べて大幅な軽量化を容易に実現でき、しかも、低コスト化も容易に実現できる。また、前記基礎部は、該基礎部を構成する筒状胴体部品の中心軸線方向両端が塞がった両端有底筒状に構成されることで、高い強度を容易に確保できる。
また、定着用アンカーがコンクリート母材に定着固定されることで、コンクリート母材に対する引き抜き強度を確保でき、コンクリート母材表面に沿う方向の位置ずれを防止できることも言うまでも無い。
また、前記螺着当接部材に螺着した筒状胴体部品の突端側開口端部にボルト部付き螺着部品を螺着して基礎部を組み立てることで、前記ボルト部付き螺着部品の螺着ベース部の外周から前記筒状胴体部品の外周面に沿うように延出された筒状カバーによって、前記防水ベース部材の外挿用壁部あるいはさらに前記防水ベース押さえ部材にも延在するようにして形成された前記防水層の端部を覆うことができ、前記防水層の端部から前記防水層と前記防水ベース部材との間への浸水を防ぐことができる。
なお、図1〜図9において、図中、上側を上、下側を下として説明する。
この基礎用アンカー10は、コンクリート床(コンクリート母材)自体あるいはコンクリート床1上に断熱材層及び/又は防水層を含む外側層4が設けられた構成の下地(5外側層付きコンクリート母材)に固定施工することで、下地5に対する設置物2の固定に好適に用いることができる。図1〜図6、図7、図9に例示した下地5は、コンクリート床1上に断熱材層4aと該断熱材層4aを覆う防水層4bとを有する構成の外側層4(断熱防水層)が設けられてなる外側層付きコンクリート母材(断熱防水層付きコンクリート躯体)である。以下、この外側層を断熱防水層とも言う。
なお、図示例の下地5はコンクリート造建物の陸屋根を例示するが、下地5としては陸屋根に限定されず例えばバルコニー床、道や道路の高架橋等の各種橋梁の床版などであっても良い。
前記金属拡張アンカーは、スリーブ状本体の先端部(中心軸線方向片端)に、例えば芯棒の打ち込み、内部コーンの打ち込み、コーンの引き上げ等によって拡張される拡張部を備えるものである。この拡張部が前記定着部21として機能する。以下、定着部21が拡張部を指す場合、拡張部と称して説明する場合がある。
図2に示すように、図示例の芯棒打ち込み式アンカーの定着部21は、スリーブ状本体23内側の内孔23aへの芯棒24の打ち込みによって拡張される拡張部である。
また、本発明に係る定着用アンカー20としては、金属拡張アンカーに限定されず接着系アンカーであっても良い。
但し、工期短縮の点では、金属拡張アンカーを採用することがより好ましい。
図示例の螺着当接部材60の筒状ねじ部61は、前記ベース部63からの突出寸法が該筒状ねじ部61の外径と略同等になっているが、筒状ねじ部61の前記ベース部63からの突出寸法は該筒状ねじ部61外径よりも若干短くても良く、また、筒状ねじ部61外径よりも長くても良い。
この螺着当接部材60は、前記ベース部63が前記筒状ねじ部61から外側に張り出した部分であるフランジ部63aを有している。
この筒状胴体部品70は、その中心軸線方向一端が、螺着当接部材60の筒状ねじ部61に螺着するための内ねじ部71aが形成された底端側開口端部71とされ、他端が、前記ボルト部付き螺着部品80の螺着部品本体81(ボルト部付き螺着部品)を螺着するための内ねじ部72aが形成された突端側開口端部72とされた構成となっている。
前記螺着用ねじ形成部81aの外周には、筒状胴体部品70の突端側開口端部72内側の内ねじ部71aにねじ込むための外ねじ部81a1が形成されている。
すなわち、螺着部品本体81のうち、フランジ付き螺着部材81cと、ボルト81eの前記ボルト部81h以外の部分とが、前記筒状胴体部品70の突端側開口端部72に螺着することで突端側開口端部72の防水性を確保できる螺着ベース部81jとして機能する。螺着部品本体81は螺着ベース部81jにボルト部81hが突設された構成となっている。
また、突端側開口端部72の防水性をより確実にするために、螺着部品本体81のフランジ部81bと筒状胴体部品70の突端側開口端部72の端面との間にOリングを介挿したり、シーリング材を設けることも可能である。
この筒状カバー82と螺着部品本体81外周との間には、水密性確保のために、シーリング材、Oリング等を使用しても良いことは言うまでもない。また、この筒状カバー82の前記螺着部品本体81外周に取り付けられた中心軸線方向片端とは反対側の端部は開口端であり、この開口端を以下、カバー開口端82aとも言う。
図1に示すように、図示例の防水ベース押さえ部材30は、筒状胴体部品70外径と略同等(筒状胴体部品70外径と同じあるいは僅かに大きい)の内径を有する円筒状部材である。
止めねじ32は、前記頭部32bに係合させたドライバー等の手工具によって回転させて締め付け操作、緩め操作を行える。前記頭部32bはこの止めねじ32を回転操作するための回転操作部として機能する。
なお、防水ベース押さえ部材30は、防水ベース部材90を下地5に押圧しても良いが、防水ベース部材90を下地5に押圧することなく防水ベース部材90の下地5からの浮き上がりを規制するストッパとしての機能を果たすようにしても良い。
図示例の断熱防水層4は、発泡ポリスチレン等の硬質樹脂発泡体からなる断熱材プレート4cの片面にFRP製の防水層4bを一体化した構成の断熱防水パネル4Aをコンクリート床上面1a上に複数配列設置して構成されたものである。この断熱防水層4において、前記断熱防水パネル4Aの断熱材プレート4cが断熱防水層4の断熱材層4aを構成している。
但し、断熱防水層4としては上述の構成に限定されず、例えば、コンクリート床上面1a上に複数配列設置した断熱材パネル上に、塗膜防水層あるいは防水シートからなるメンブレン防水層を形成したものであっても良い。
図示例の前記施工部防水層6は、断熱防水層4表面(下地表面1a)のうち前記防水ベース部材90のリング状底板部91の周囲に位置する部分(リング状底板部91外周の外側にてリング状底板部91近傍に位置する部分)と、防水ベース部材90のリング状底板部91表面(断熱防水層4表面に当接される底面91aとは反対側の面)全体とを覆い、さらに前記リング状底板部91から防水ベース部材90の外周面に沿って防水ベース押さえ部材30の外周面にも延在するように形成されたメンブレン防水層である。
前記施工部防水層6としては、例えば塗膜防水層、防水シート等、建築構造物用の防水層として周知のものを採用できる。この施工部防水層6の外周部には必要に応じて防水性確保のための周知の端末処理(例えば、防水テープの貼り合わせ、シーリング材の塗布、押さえ板(円板状、リング板状等、形状に限定は無い)とアンカーピンとを用いた防水シートの機械的固定等)を施す。
その結果、下地5に施工した基礎用アンカー10の施工箇所の防水性を確実に確保できる。
まず、図2に示すように、前記断熱防水層4に施工用穴部4dを形成し、この施工用穴部4dからドリル等を用いて前記コンクリート床1に下穴1bを穿設した後、図3に示すように定着用アンカー20の雄ねじ部22に螺着当接部材60を螺着して組み立てた当接部品付きアンカー20Aの前記定着用アンカー20をその先端側から前記下穴1bに挿入して螺着当接部材60の底面63b(詳細にはベース部63の底面)をコンクリート床上面1aに当接させる。そして、定着用アンカー20のスリーブ状本体23の内孔23aに挿入された芯棒24の打ち込みによって定着用アンカー20の拡張部21を拡張させて当接部品付きアンカー20Aをコンクリート床1に固着させる(図3に示す状態)。また、これにより、螺着当接部材60をコンクリート床1に対して固定する。
前記拡張部21の拡張により定着用アンカー20を固定すると、螺着当接部材60がコンクリート床1に対して固定される。
前記当接部材付きアンカー20Aは、ハンマー等を用いた打撃による芯棒24の打ち込み作業を確実に行うために、図3に示すように定着用アンカー20の後端部である雄ねじ部22の端面が、該雄ねじ部22に螺着されたナット26の螺着当接部材60とは反対側の端面と面一、あるいは該端面から突出された状態に組み立てることが好ましい。
ここで用いる充填材12としては、液状の状態で下穴1bに充填されて硬化することで、防水性を発現するとともに、定着用アンカー20をコンクリート床に接着固定する接着剤としても機能するものを好適に採用できる。このような充填材12としては、例えば2液あるいは3液以上を混合してなる反応硬化型の硬化性液状樹脂材料(エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂等)や、セメント系のもの(主剤がセメント、硬化剤が水あるいは水ガラス)を採用可能である。但し、充填材12は、コンクリート床及び定着用アンカー20の材質によって選択されるものであり、母材及び定着用アンカー20の材質に応じて適宜変更可能である。
また、充填材12が硬化すれば、拡張部21の拡張によってコンクリート床1に対する機械的固着力に加えて接着性を有する充填材12の接着固定力もコンクリート床1に対する定着用アンカー20の引き抜き強度に寄与するため、より高い引き抜き強度を確保できるようになる。
また、前記充填材12の防水性によって下穴1bの防水性を確保できることも言うまでもない。
下穴1bに充填した充填材12による定着用アンカー20の接着固定、下穴1bの防水性確保を行う場合は、前記下穴1bは非貫通孔(図3等参照)とする。下穴1bへの充填材12の充填を行わない場合は下穴1bは非貫通孔、貫通孔のいずれであっても良い。
なお、防水ベース押さえ部材30は、筒状胴体部品70に固定していない状態にあっては筒状胴体部品70の長手方向(中心軸線方向)に沿ってスライド移動自在であるため、防水ベース部材90の筒状胴体部品70長手方向における外挿位置に対応して、筒状胴体部品70に対する固定位置を容易に調整できる。
この基礎部11は、螺着当接部材60とボルト部付き螺着部品80の螺着部品本体81とによって該基礎部11の筒状胴体部を構成する筒状胴体部品70の中心軸線方向両端が塞がった両端有底筒状に構成されるため、高い強度を容易に確保できる。
しかも、この基礎部11は中空構造であるため、従来のコンクリート製の基礎ブロックに比べて大幅な軽量化を容易に実現でき、しかも、低コスト化も容易に実現できる。
また、定着用アンカー20がコンクリート床1に定着固定されることで、コンクリート床1に対する引き抜き強度を確保でき、コンクリート床1表面に沿う方向の位置ずれを防止できることも言うまでも無い。
ナット26は省略可能であるが、定着用アンカー20、基礎用アンカー10全体の剪断強度(剪断耐力)の向上の点ではナット26の使用が好ましい。
図9では、設置物2は、コンクリート床1(コンクリート床)上に固定施工した基礎用アンカー10のボルト部81hにナット83を用いて締結固定した支持フレーム3に前記架台2bをボルト−ナット締結等によって固定しており、支持フレーム3を介して基礎用アンカー10に固定され、さらに基礎用アンカー10を介してコンクリート床1に固定されている。前記架台2bは、それぞれ基礎用アンカー10のボルト部81hに固定された複数の支持フレーム3に固定することで、所望の向きで支持されている。複数の支持フレーム3は、それぞれ複数の基礎用アンカー10を用いてコンクリート床1に所望の向き(例えばコンクリート床上面1aに平行)で支持されている。したがって、図9に例示する設置物固定構造は、複数の基礎用アンカー10によって設置物2をコンクリート床1に固定した構成になっている。
例えば、前記設置物2の架台2bをボルト部81hに直接固定しても良い。この場合、設置物2自体が取付物として機能する。また、機器本体2aを取り付けていない架台2bを取付物として取り付けても良い。
防水ベース部材90の高さ方向の設置位置は断熱防水層4の厚みによって決まる。この基礎用アンカー10では、前記アジャスト機能により筒状胴体部品70の高さ方向の設置位置、すなわち螺着当接部材60の筒状ねじ部61に対する筒状胴体部品70の螺着位置を調整することで、前記ボルト部付き螺着部品80の高さ方向の設置を調整可能であり、これにより筒状カバー82による防水ベース部材90の外挿用壁部92の収納範囲を調整できる。したがって、断熱防水層4(外側層)の厚みによって決まる防水ベース部材90の高さ方向の設置位置に応じて、前記アジャスト機能により筒状胴体部品70の高さ方向の設置位置を調整することで、防水ベース部材90の外挿用壁部92に形成された施工部防水層6の端部を前記筒状カバー82によって覆うようにボルト部付き螺着部品80の高さ方向の設置位置を調整することができる。これにより、防水ベース部材90の外挿用壁部92の開口端部92aをボルト部付き螺着部品80によって確実に覆うことができることも言うまでも無い。
図7は、下地5のコンクリート床1における断熱防水層4の施工用穴部4dの穴底に位置する部分に、その上面1aから窪む螺着当接部材収納凹所1c(以下、単に当接部材収納凹所1cとも言う)を形成し、コンクリート床1に定着固定した定着用アンカー20後端部の雄ねじ部22に螺着した螺着当接部材60のベース部63(詳細にはその底面63b)を当接部材収納凹所1cに収納し、螺着当接部材60の底面63b(ベース部63の底面63b)を当接部材収納凹所1cの底面1dに当接させて基礎用アンカー10を組み立て、下地5に固定施工した状態を示す。
なお、図7では、筒状胴体部品70として、図1等に例示した基礎用アンカー10の筒状胴体部品70に比べて中心軸線方向の寸法が若干長いものを使用している。ボルト部付き螺着部品80、防水ベース90の下地5に対する高さ方向の設置位置は、図1に例示したものと何等変更は無い。
図8では、当接部品付きアンカー20Aを図1の場合と同様にコンクリート床1に固定施工し、螺着当接部材60の筒状ねじ部61に筒状胴体部品70を螺着して締め付け固定し、この筒状胴体部品70の突端側開口端部72にボルト部付き螺着部品80をその螺着部品本体81の螺着用ねじ形成部81aをねじ込んで締め付け固定している。但し、筒状胴体部品70に外挿した防水ベース部材90のリング状底板部91をコンクリート床上面1a(下地表面)に直接載置し、筒状胴体部品70に外挿固定した防水ベース押さえ部材30によって防水ベース部材90のコンクリート床上面1aからの浮き上がりを防止している(押さえ込んでいる)。
防水ベース部材90のリング状底板部91を施工用穴部4dの周囲の断熱防水層4表面(下地表面)に当接させ、前記防水ベース部材90とそのリング状底板部91の周囲の断熱防水層4表面とにわたって延在する施工部防水層6を形成する構成であれば、断熱防水層4に形成した施工用穴部4d内周と筒状胴体部品70との間の隙間を塞ぐ処理を別途行うことなく、基礎用アンカー10の施工箇所廻りの防水処理を効率良く短時間で行うことができる。
図示例の施工状態の基礎用アンカー10にあっては、防水ベース部材90の外挿リング部92b内径と筒状胴体部品70外径との差に比べて、防水ベース押さえ部材30のリング状突壁35内径と防水ベース部材90の外挿リング部92b外径との差の方が小さく、防水ベース部材90の筒状胴体部品70に対する可動範囲(螺着当接部材60の筒状ねじ部61の中心軸線に直交する方向への可動範囲)は、防水ベース押さえ部材30のリング状突壁35内径と防水ベース部材90の外挿リング部92b外径との差によって確保された状態となっている。
施工部防水層6にかえて下地表面全体を覆う防水層を、下地表面から防水ベース部材90、さらに防水ベース押さえ部材30(詳細にはその防水層形成面37)に延在するように形成した場合にも、同様に、防水層の防水性能の安定維持を実現できる。
なお、防水ベース部材90の螺着当接部材60の筒状ねじ部61の中心軸線に直交する方向への可動範囲は、防水ベース部材90の変位量が施工部防水層6に影響を与えない範囲の微小量に留まるように設定する。
本発明に係る螺着当接部材としては、該螺着当接部材を定着用アンカーの雄ねじ部に螺着するための雌ねじ孔と、該螺着当接部材に筒状胴体を螺着するための外ねじ部とを具備する構成であれば良く、必ずしもベース部の片面に筒状ねじ部を突設した構成である必要は無い。例えば、既述の螺着当接部材60のベース部を省略した構成、すなわち、雌ねじ孔と外ねじ部とを具備するリング板状あるいはスリーブ状の部材であっても良い。
また、螺着当接部材60に該螺着当接部材60とは別体の筒状胴体部品70を螺着する構成にかえて、螺着当接部材と筒状胴体部品とを予め一体化したもの(筒状胴体部付き当接部材)を用いることも可能である。この点、例えば螺着当接部材と筒状胴体部品とが一体になった構成の片端有底筒状の金属製一体成形品(筒状胴体部付き当接部材)を用いることも可能である。
また、防水ベース部材の外挿用壁部としては、図示例の防水ベース部材90の外挿用壁部92から外挿リング部を省略した構成や、さらに湾曲壁部も省略した構成を採用することも可能である。
10…基礎用あと施工アンカー、11…基礎部、12…充填材、
20…定着用アンカー、金属拡張アンカー、20A…当接部材付きアンカー、21…定着部(拡張部)、22…雄ねじ部、23…スリーブ状本体、23a…内孔、24…芯棒、25…突出部、26…ナット、
60…螺着当接部材、61…筒状ねじ部、62…外ねじ部、63…ベース部、63a…フランジ部、63b…底面、63c…表面、64…雌ねじ孔、65…凹所、
70…筒状胴体部品、71…底端側開口端部、71a…内ねじ部、72…突端側開口端部、72a…内ねじ部、73…中空部、
80…ボルト部付き螺着部品、81…ボルト部付き螺着部品(螺着部品本体)、81a…螺着用ねじ形成部、81a1…外ねじ部、81b…フランジ部、81c…フランジ付き螺着部材、81d…雌ねじ孔、81e…ボルト部、81f…ねじ軸部、81g…頭部、81h…ボルト部、81i…ナット、81j…螺着ベース部、82…筒状カバー、82a…カバー開口端、83…ナット、
90…防水ベース部材、91…リング状底板部、91a…底面、92…外挿用壁部、92a…開口端部、92b…外挿リング部、92c…湾曲壁部、92d…テーパ壁部、92e…段差面。
Claims (8)
- コンクリート母材に穿設された下穴に挿入して定着される定着部を有する定着用アンカーと、
この定着用アンカーの先端側の前記定着部とは反対の後端側に設けられた雄ねじ部に螺着され前記コンクリート母材表面に当接される螺着当接部材と、
この螺着当接部材に形成された外ねじ部に螺着される筒状胴体部品と、
前記筒状胴体部品の前記螺着当接部材に螺着される底端側開口端部とは反対の突端側開口端部に螺着することで該突端側開口端部を塞ぐ螺着ベース部にボルト部が突設された構成のボルト部付き螺着部品と、
前記コンクリート母材あるいは該コンクリート母材にその表面に沿って断熱材層及び/又は防水層を含む外側層が設けられた構成の外側層付きコンクリート母材である下地の表面に当接されるリング板状のリング状底板部の内周端から立ち上げるようにして前記筒状胴体部品に外挿可能な筒状あるいは円錐筒状の外挿用壁部が形成された部材であり前記筒状胴体部品外側に外挿された状態で前記リング状底板部とその周囲に位置する前記下地表面とを覆う防水層が前記外挿用壁部外周面に延在するように設けられる防水ベース部材と、
前記筒状胴体部品に外挿した前記防水ベース部材の前記外挿用壁部先端の開口端部に当接させて前記筒状胴体部品の外側に固定することで、前記防水ベース部材を前記下地に押さえ込むことができる防水ベース押さえ部材とを具備し、
前記螺着当接部材に前記筒状胴体部品を螺着し該筒状胴体部品の突端側開口端部に前記ボルト部付き螺着部品を螺着することで前記螺着当接部材と前記筒状胴体部品と前記ボルト部付き螺着部品とによって、前記ボルト部付き螺着部品の前記ボルト部に取り付けた取付物を支持するための基礎部が組み立てられるとともに、前記ボルト部付き螺着部品の前記螺着ベース部の外周から前記筒状胴体部品の外周面に沿うように延出された筒状カバーの内側に、前記外挿用壁部外周面あるいはさらに前記防水ベース押さえ部材にも延在するようにして設けられた前記防水層の端部を収納可能とされていることを特徴とする基礎用あと施工アンカー。 - 前記防水ベース押さえ部材は、前記筒状胴体部品に外挿することで前記防水ベース部材の前記外挿用壁部先端の開口端部の全周にわたって当接可能なリング状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の基礎用あと施工アンカー。
- 前記防水ベース押さえ部材は、その外周に、前記防水ベース部材の前記外挿用壁部先端の開口端部に当接させたときに、前記外挿用壁部の外周面に連続するように配置される防水層形成面を有することを特徴とする請求項2記載の基礎用あと施工アンカー。
- 前記防水ベース部材は前記筒状胴体部品との間にクリアランスを確保できる内径を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基礎用あと施工アンカー。
- 前記防水ベース部材が、合成樹脂製の一体成形品であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基礎用あと施工アンカー。
- 前記螺着当接部材が、リング板状のベース部の片面側に前記外ねじ部が形成された筒状ねじ部が突設され、ベース部が前記筒状ねじ部から外側に張り出した部分であるフランジ部を有する金属製の一体成形品であり、前記筒状ねじ部の内側空間と前記ベース部の内側空間とが互いに連続してなる貫通孔がその内面にねじ山が形成され前記定着用アンカーの前記雄ねじ部に螺着するための雌ねじ孔とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の基礎用あと施工アンカー。
- 前記定着用アンカーが金属拡張アンカーであり、前記螺着当接部材に前記定着用アンカーの雄ねじ部に螺着するための雌ねじ孔が貫設されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の基礎用あと施工アンカー。
- 前記定着用アンカーの雄ねじ部の前記螺着当接部材を介して前記定着部とは反対側に位置する部分に螺着されるナットを具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の基礎用あと施工アンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009237693A JP5069734B2 (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 基礎用あと施工アンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009237693A JP5069734B2 (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 基礎用あと施工アンカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011084914A JP2011084914A (ja) | 2011-04-28 |
JP5069734B2 true JP5069734B2 (ja) | 2012-11-07 |
Family
ID=44078062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009237693A Active JP5069734B2 (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 基礎用あと施工アンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5069734B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5800582B2 (ja) * | 2011-06-07 | 2015-10-28 | 住友林業株式会社 | 屋外設置物の設置用金物 |
KR101379669B1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-04-01 | 주식회사 아키벤 | 단열방수패널 설치용 방수바탕 고정장치와 이를 이용한 단열방수층 시공방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615050Y2 (ja) * | 1984-04-20 | 1994-04-20 | 日立金属株式会社 | 防水層貫通ボルト |
JP4291462B2 (ja) * | 1999-08-03 | 2009-07-08 | 筒中シート防水株式会社 | 蓄熱槽の内壁構造 |
JP4964925B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2012-07-04 | サンコーテクノ株式会社 | 基礎用あと施工アンカー |
-
2009
- 2009-10-14 JP JP2009237693A patent/JP5069734B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011084914A (ja) | 2011-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4964925B2 (ja) | 基礎用あと施工アンカー | |
JP2009167754A (ja) | 設備機器設置用基礎架台と該基礎架台の設置方法 | |
JP2006210613A (ja) | 太陽光発電装置 | |
CA2893923C (en) | Method for anchoring a foundation structure, and foundation structure | |
JP3961288B2 (ja) | 防水層のある面への金具の取付け構造 | |
US20090229200A1 (en) | Photovoltaic System and Method | |
JP2023134591A (ja) | アンカープラットフォーム組立体 | |
JP5394308B2 (ja) | 基礎用あと施工アンカー | |
JP5069734B2 (ja) | 基礎用あと施工アンカー | |
JP5001399B2 (ja) | 屋外設備設置用の基礎部材と基礎部材の下地固定方法 | |
JP5675295B2 (ja) | 基礎用あと施工アンカー | |
JP2008057269A (ja) | 立ち上がり基礎 | |
JP5373539B2 (ja) | 基礎用あと施工アンカー | |
JP5345473B2 (ja) | 基礎用あと施工アンカー | |
US6454181B1 (en) | Subway rail anchor assembly | |
KR200408589Y1 (ko) | 휀스용 포스트의 기초구조 | |
JPH0335781Y2 (ja) | ||
CA3027778C (en) | System for fastening attachments to a substrate with an insulation layer | |
KR100374417B1 (ko) | 외벽단열재의 하부보강재 및 그 보강방법 | |
CA2548634C (en) | Method and apparatus for mounting a barrier operator | |
CN221441734U (zh) | 一种用于光伏设备安装的预制体 | |
JP3122078U (ja) | 屋上、陸屋根等における支柱等固定構造とこれに用いる支柱等固定装置 | |
RU2749516C1 (ru) | Стойка для установки в грунт (варианты) и способ установки такой стойки в грунт | |
CN115142617A (zh) | 一种屋面光伏支架支座防水安装方法 | |
JP2022049069A (ja) | アンカー具及びその設置構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120724 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120817 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5069734 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |