JP5069129B2 - 高圧ガス放電ランプ作動用の回路装置及び方法 - Google Patents

高圧ガス放電ランプ作動用の回路装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、高電圧ガス放電ランプを作動させるための回路装置及び方法に関する。また、本発明は、高電圧ガス放電ランプ及びこの種の回路装置を有するランプユニット、及びそのようなランプユニットを有するヘッドライトに関する。
この種の高圧ガス放電ランプは、基本的に放電管を備えており、一般的に放電管の対向する端部に配置された2つの電極が放電管内部に突出している。放電管の密封部分に配置されたこれらの電極は、入力導体に接続されており、電圧の供給のため、この入力導体を介してランプを回路装置に接続することができる。放電管は、比較的高圧でガス、一般的に不活性ガス又は不活性ガスの混合物で充填されている。この種の高圧ガス放電ランプの典型例は、MPXL(マイクロパワーキセノン)ランプである。この種のランプは、とりわけ車両ヘッドライトに使用される。そのようなランプで点火されるアークは、不活性ガス、及び原則的に水銀,金属ハロゲン化物の混合体のような添加物質を発光させる高温を生成する。放電管は、放電管でのアークの物理過程のために、波長スペクトルの望ましい領域の光に加えて必然的に生成される紫外放射を吸収する目的の外皮によって通常囲まれている。ランプのアークは、一般的に、高電圧のパルスを加えることにより点火される。一般的に放電管に存在するガス圧が高まれば、そのようなランプの光収率はそれだけ高くなる。しかしながら、より高いガス圧の不都合な効果は、より高い絶縁破壊電圧が必要であることであり、すなわち、より高い圧力では、ランプを点火するためにランプの電極により高い電圧を加えなければならない。絶縁破壊電圧は、概して数千ボルトであり、例えば最新世代のガス放電ランプでは、それは20kVのオーダーである。ランプが点火するとすぐに、「遷移」過程と称されるもので、定常状態モードに切替わらなければならない。遷移中、ランプの電極は、定常状態モードの典型的な温度まで熱せられる。遷移中及び定常状態モードでアークを保持するため、かなり低い電圧が要求される。この場合、電極に加えられるのは、典型的には、遷移で数百ボルトの範囲、定常状態モードで100ボルト未満の範囲の電圧である。
したがって、まず高圧ガス放電ランプを点火するため、そして、定常状態モードでの作動を妨げないため、特別の回路装置が必要である。この種の回路は、一般的に「点火モジュール」と呼ばれる。
この種の回路装置は、通常、2つの異なる回路又はサブ回路装置を有する。一方で、この種の回路装置は、通常、点火回路装置(以下では単に「点火回路」ともいう)を有し、その目的は高圧ガス放電ランプを点火するために高電圧パルスを生成することである。点火回路には、2つの端子を介して電圧源ユニット(通常「安定器」ともいう)に接続することができるコンデンサが設けられる。例えばスパークギャップ又はサイリスタのようなスイッチング要素を介して、このコンデンサは変圧器の一次巻線に接続される。すなわち、一次巻線へのコンデンサの接続は、関連するスイッチング要素によりある箇所で開路する。
また、回路装置は、通常、高圧ガス放電ランプの遷移及び定常状態モードで使用されるランプ回路装置(以下では単に「ランプ回路」ともいう)を有する。このランプ回路では、高圧ガス放電ランプは、一端側が変圧器の二次巻線を介して、安定器との接続のための端子に接続され、他端側が戻り導体と称されるものを介して、安定器との接続のための第2端子に接続される。すなわち、高圧変圧器の二次巻線は、高圧ガス放電ランプと直列接続される。かくして、高圧ガス放電ランプ及び高電圧源(変圧器の二次巻線)は、直列接続され、安定器に接続される。このため、この種の回路装置は、「直列点火モジュール」又は「直列点火装置」と呼ばれる。このランプ回路を介して、高圧ガス放電ランプには安定器により定常状態モードで必要な作動電圧が供給され、この場合、変圧器の二次巻線は単に低抵抗且つ低インダクタンスのある長さの導体とみなすことができる。巻線は、この作動モードではなんら特別な機能を果たさない。
高圧ガス放電ランプの点火は、以下のステップで起こる。点火回路のコンデンサは、スイッチング要素により変圧器の一次巻線と並列接続されており、まず安定器により充電される。この場合、スイッチング要素は、そこに特有な電圧を超えると導通するように切換わることができるが、安定器が適当な設計であれば、所与の時間で導通するように切換わるように制御することができる。したがって、本例では、それを超えるとスイッチング要素が導通するように切換わる切換電圧が、安定器により予め設定される。コンデンサで所与の電圧に達するとすぐに、コンデンサは、スイッチング要素を通して高電圧変圧器の一次巻線に放電する。ランプ回路での変圧器の一次巻線へのコンデンサの放電は、所望の高電圧パルスを生成し、そしてこれがランプを点火する。ランプで絶縁破壊が起こるとすぐに、ランプは、定常状態モードに切替わるように、変圧器の二次巻線を通って、戻し導体を介して安定器によって電気エネルギーが供給される。定常状態モードでは、点火回路及び関連する部品は、ランプを再び励起しなければならなくなるまで、さらなる機能を果たさない。この種の回路の一例が、米国特許第5,986,413号公報に記載されている。
しかしながら、この種の設計の問題は、回路装置での極端に早い高電位差の変化のため、継続時間が数ナノ秒しかなく、大きさが数百ボルトの遷移パルスが発生することである。この場合、電圧が点火モジュールの端子で1000ボルト超まで達する。また、この遷移パルスは、通常「グリッチ」と呼ばれる。この種のグリッチパルスは、安定器の方向に接続ラインに沿って伝播し、安定器又はその部品を破損または完全に破壊さえする可能性がある。この問題は、特にランプが低温起動するときに発生する。
本発明の目的は、点火中に発生する高電位差の早い変化により生じる、回路装置と連絡し又はその近辺に配置された他の電気部品が破壊されるおそれ、特に安定器が破壊されるおそれを顕著に低減又は大きく防止するように、冒頭の段落で特定される回路装置及び方法をさらに改良することである。
この目的は、請求項1の回路装置及び請求項10の方法により達成される。
このため、高圧ガス放電ランプは、二次巻線(低電位側)と反対側で、すなわち高電圧変圧器の二次巻線に接続されていない電極に、インダクタンスが20μH以下の空芯インダクタ又はロッドコアインダクタの形で誘導要素が接続される。
以下でより詳細に説明するように、グリッチパルスのパラメータは、回路装置内、又は回路装置と周囲との間の或る寄生キャパシタンスに顕著に依存することが費用の掛かる多くの研究で分かった。また、この場合、驚くことに、電圧源ユニットへの任意の破損を確実に防止するように、インダクタンスがほぼ20μH以下の簡単な空芯インダクタ又はロッドコアインダクタで、グリッチパルスが顕著に低減されることが分かった。誘導要素が空芯インダクタ又はロッドコアインダクタであるので、かなり大電流でもこの種の誘導要素が飽和しないことが保証される。大電流での飽和特性により、閉磁路を有する誘導要素、例えばトロイダルコアインダクタ又はフェライトビーズは、他方でグリッチパルスの作用に対して安定器を保護する上述の目的のため、限られた適合性のみを有することが分かっている。本発明のため「空芯インダクタ」が意味するのは、磁性材料でなく、単に空気、又は例えば誘電性充填物で絶縁耐力を増大するため他の誘電体で充填されたインダクタである。
また、20μHより大きなインダクタンスを有する誘導要素を使用すると、高圧ガス放電ランプと空芯又はロッドコアインダクタとの間の導体の高電位は、十分に早く減衰せず、かくして、点火直後に高電位である高圧ガス放電ランプの戻し導体と、ランプ周囲の他の部品との間のフラッシュオーバーの可能性が増大し、そしてこのフラッシュオーバーは、自動車のヘッドライトの反射器のコーティングの破損及びそのヘッドライトシステムでの他の望ましくない光学効果を生じることが分かった。
各従属項は、本発明の特に有利な実施形態及び改変に対応する。また、高圧ガス放電ランプの作動のための方法は、特に、回路装置の従属項で特定される手法と同様の手法で実現化することができる。
誘導要素のインダクタンスはほぼ5μH未満が特に好ましく、さらに好ましくは1μHである。5μH未満のインダクタンス、特に1μHのインダクタンスを有する空芯又はロッドコアインダクタでさえ、安定器への破損を十分に排除することができるようにグリッチパルスを十分に低減、すなわち改良することが、一連の多数の試験で分かった。一方、戻し導体でのこのような低インダクタンスにより、ランプで発生する電位が非常に速く減少し、かくして、戻し導体と周囲部品との間のフラッシュオーバーを確実に防止することができる。
誘導要素として特に好ましいのは、高周波フェライトのロッドコアを有するロッドコアインダクタである。なぜなら、この種の誘導要素は、効率に関して最適であり、かくして、小さな構造上の外寸のインダクタを使用することができる。
基本的に、ランプ回路及び点火回路−共用高電圧変圧器を別として−は、安定器への接続のための端子を有する2つの分離した回路であってもよい。原則的に、分離した安定器を各回路に備えることが可能である。しかしながら、回路装置が安定器への接続のための3つのみの端子を有し、この場合、点火回路装置を形成するときに、第1端子がコンデンサと、変圧器の一次巻線とに接続され、第2端子がコンデンサの他の端子と、スイッチング要素を介して一次巻線の他の端子とに接続されるような形式であることが特に好ましい。ランプ回路装置を形成するとき、第1端子は、変圧器の二次巻線を介して、高圧ガス放電ランプの一端側、すなわち第1端子に接続され、高圧ガス放電ランプは、他端側で、すなわち第2端子により前記誘導要素を介して第3端子に接続される。この設計は、分離した回路を有する設計よりも省スペースであり、特により少ない端子で済む。
使用される回路装置が計4つの端子を有する2つの分離した回路を有するか、又は、3つのみの端子を有する上述の好ましい回路装置であるかにかかわらず、好ましい実施形態では、ランプ回路の端子は、例えばツェナーダイオード、特にトランシルダイオードのような、高電圧で導通する電圧制限要素を介して互いに接続される。この電圧制限要素は、点火後にできるだけ素早くランプ回路の端子間の高電圧を低減するのに役立ち、かくして、安定器の破損のおそれを低減するのに役立つ。改変例として、トランシル又はツェナーダイオードの代わりにこの目的に使用できるのは、例えば数百pFから数nFのキャパシタンスを有するコンデンサのような適当な容量性要素である。
原則的に、本発明による回路装置は、高圧ガス放電ランプから分離して構成することができ、且つ、高圧ガス放電ランプが脱着可能に接続された適当な端子を有することができる。これは、高圧ガス放電ランプを回路装置から分離して交換することができることを意味している。
しかしながら、特に好ましくは、高圧ガス放電ランプは、回路装置と共に、一つの完全なユニットとして、例えば自動車のヘッドライトに適用することができ、且つ、共用部品として交換することができるランプユニットを形成することができる。この場合、回路装置の大部分は、好ましくは高圧ガス放電ランプのベースハウジングに組み込まれる。
また、この種のランプユニットは、通常、「点火モジュール内蔵ランプ」と呼ばれる。また、この場合、本発明により使用される誘導要素は、好ましくはベースハウジングに配置される。他の完全に可能な変形では、誘導要素は、ベースハウジングと離間して配置された高圧ガス放電ランプの電極から、回路装置の他の部品が配置されたベースハウジングに戻る戻し導体に直接組み込まれる。
本発明のこのような特性及び他の特性は、以下に記載された実施形態から明らかであり、これを参照することにより明らかとなるであろう。同じ部品は、図面において同じ参照番号で特定される。
図1に示された本発明による実施形態の回路1は、点火回路3及びランプ回路4の配置であり、それぞれ2つの端子a3,a4と、端子a1,a2を有している。これは、一次巻線TPが点火回路3に配置され二次巻線TSがランプ回路4に配置された変圧器Tを別にすると、図1の外側の回路であるランプ回路4及び内側の回路である点火回路3は、互いに完全に分離されている。したがって、この配置は、いくぶん複雑でなく、図2に示された配置よりも理解し易い。
端子a1,a2,a3,a4を介して、ランプ回路4と点火回路3は、それぞれ安定器5と接続されている。安定器5は、図1及び図2では概略構成でのみ示されている。安定器5と高圧ガス放電ランプ2との間に接続された回路装置1は、通常、「点火モジュール」と呼ばれる。
図1のランプ回路4は、基本的に、直列接続された高圧変圧器Tの二次巻線TS及び高圧ガス放電ランプ2と、二次巻線TSと反対側で高圧ガス放電ランプ2に接続された誘導要素Lとを有する。本発明によれば、誘導要素Lは、インダクタンスが20μH以下の空芯インダクタ又はロッドコアインダクタである。また、ランプ回路4の端子a1,a2は、トランシルダイオードDによって接続されている。上述のように、数百pFから数nFのキャパシタンスを有するコンデンサを、トランシルダイオードの代わりに用いてもよい。
点火回路3の端子a3,a4には、初めにコンデンサCが接続されている。これと抵抗Rが並列接続されている。コンデンサCは、その一端が変圧器Tの一次巻線TPの第1端に直接接続されている。コンデンサCは、その他端がスイッチング要素(この場合はスパークギャップSG)を介して一次巻線TPの第2端に接続されている。かくして、スパークギャップSGにより生起される開路(ブレーク)は別として、コンデンサCは、ある意味で変圧器Tの一次巻線TPと並列接続されている。
図2は、3つの端子x1,x2,x3のみが両回路、すなわち点火回路とランプ回路に必要な別の配置を示す。以下で基本とされるのは、原則的に、本発明を限定することなく、図2に示された点火モジュールのための配置である。
この場合、端子x1とx4の間には、コンデンサCと、これと並列に配置された抵抗Rと、高圧変圧器Tの一次巻線TPとによって、図1に示した配置と実質的に同様に点火回路3が形成されており、一次巻線TPは、上述の初めの2つの部品と並列接続され、コンデンサCは、スパークギャップSGを介して一次巻線TPと接続されている。
しかしながら、第1端子x1は、同時に、変圧器Tの二次巻線TSにも接続されており、これは、一方で高圧ガス放電ランプ2と、本発明により選択された誘導要素Lとも直列接続され、ランプ回路3を形成している。他端側で、誘導要素Lは、ランプ2と離れた方向を向く端子によって端子x2に接続されている。この直列点火モジュールの端子x1,x2,x4は、順に安定器5に接続されている。
また、図2には、点火モジュールの筐体及び/又はEMCシールドS(EMC=electromagnetic compatibility)が示されており、これは、接地電位Mにあり、点火モジュールとランプ2の両方を取り囲んでいる。一般に、接地電位の筐体は、図1に示した実施形態にも存在する。
この種の点火モジュールとランプを有するランプユニット(点火モジュール内蔵ランプ)の機械的構造が、図3に概略形式で示されている。ここでは、基本的に、放電管7を形成する内側外皮を有し、この中に2つの電極8,9が両端から突出した、高圧ガス放電ランプ2が見て取れる。ランプ2が点火するとき、電極8,9間にスパークが発生し、そして、これらの間にアークが発達する。放電管7には、比較的高圧で、通常、不活性ガスと、金属ハロゲン化物及び水銀の混合体とを含む混合体が配置されている。(さらに、水銀を使わないランプもある。)放電管7は、とりわけ、必要な光放射に加えて生成されるUV放射に対するスクリーンとして用いられる外側外皮6により取り囲まれている。外側外皮6と放電管7との間の空間は、好ましくは排気され、又は、低圧又は通常周囲圧力で空気又は他のガスまたはガスの混合体、例えば不活性ガスの混合体が充填されている。
環状取付部12を用いて、高圧ガス放電ランプ2は、外側外皮6によりベースハウジング13に組み込まれたベースに保持されている。また、回路装置1の部品は、このベースハウジング13に配置されている。ランプのベースは、接地された金属シールドによって取り囲まれている。ベースハウジング13のコネクタ14を介して、点火モジュール1は、安定器に接続される(安定器は図3には図示されていない)。
ベースに近接した端部に配置されたランプ2の電極8は、図2に示したように、導体を介して、ベースハウジング13に配置された二次巻線TSに接続されている。ベースと離れた端部に配置された電極9は、好ましくはセラミック材料の電気的絶縁チューブ11を通ってベースに戻る戻り導体10に接続されている。ベースハウジング13では、戻り導体10は、図2に示すように、20μH以下のインダクタンスを有する空芯インダクタ又はロッドコアインダクタの形式の誘導要素Lを介して、端子x2に接続されている。また、誘導要素Lは、戻り導体10の間で任意の望ましい位置に配置することができる。具体的には、誘導要素Lが十分に小さければ、誘導要素Lをベース外でセラミックアウタスリーブ11(図3参照)内に配置することができる。これは、例えば、誘導要素Lが5μHより小さいインダクタンスを有する小さなフェライトロッドコアインダクタであれば可能である。
図2に示した直列点火装置が本発明による回路装置の好ましい配置であるので、この回路装置の動作及びこれと共に存在する問題、又はむしろ本発明にしたがってこれらの問題を克服するのに使用される誘導要素Lの効果を、図2に示した直列点火装置を参照して説明する。また、以下では、高圧ガス放電ランプ2が、好ましく使用されるMPXLランプであることをベースとする。しかしながら、以下の説明では、図1に示されたような配置又は類似する配置に対しても同様に適用され、また、他のタイプの高圧ガス放電ランプにも適用される。
ランプ2を点火するため、点火回路3の端子x1及びx4を介して、まずコンデンサCが充電される。スパークギャップSGは、ほぼ800ボルトで導電するように寸法決めされている。この結果、ほぼ800ボルトまで充電されたコンデンサCは、スパークギャップSGを横切って変圧器Tの一次巻線TPに放電する。かくして、20kVオーダーの高電圧が変圧器の二次巻線TSに生成され、そして、この高電圧が点火前に変圧器Tとランプ2との間の高電圧パスに現われる。ランプ2の他方の側は、誘導要素Lによってランプ回路の端子x2に接続されており、点火前にはこれはかなり低電圧である。
一般的に、ランプは点火パルスによって起動される。ランプ2がうまく起動しないとき、点火回路3のコンデンサCは、さらなる点火パルスでランプを起動することができるように再充電される。所望の絶縁破壊が放電管7で発生するとすぐに、ランプ2自体は比較的低抵抗な抵抗とみなすことができる。そして、ランプ2には、ランプ回路4を介して、その駆動設計での通常の作動電圧、例えば数十ボルトと数百ボルトの間の方形波電圧が供給される。例えば、それぞれ公称電圧の半分の電圧を、端子x1とx2に供給することができる。数百ボルトまでの任意の所望の電圧を、点火回路3の第2端子x4に供給することができる。単に、この電圧はスパークギャップSGを導通させるのに十分高くなくてもよい。多くの安定器では、この端子は浮遊電位にある。点火モジュールの抵抗Rは、一般的には高抵抗であるが、コンデンサCからのあり得る残留電荷を抑制するため、安全の理由で回路に配置されており、かくして端子x1に現われる電位に概略相当する電位を端子x4で維持し、さらなる好ましくない点火パルスの発生を防止する。
この配置の問題は、高圧ガス放電ランプ2が点火されるとき、ほぼ20kVから数百ボルト未満の値への電位の非常に速い変化の結果として、1ns未満の立ち上がり時間,たった数nsの継続時間,1000ボルト以上の大きさを有する非常に速く且つ高い過渡的パルスが、変圧器Tの二次巻線TSとランプ2との間の高電圧ラインに発生し、これにより過渡的パルスが端子x1,x2,x4を介して安定器5に進み、そこで破損や破壊を引き起こすことである。この場合、端子x2が最も影響を受ける。グリッチパルスと呼ばれるこのパルスの正確な原因をはっきりさせ、且つ、グリッチパルスのパラメータの作用の仕方をはっきりさせるため、幅広い範囲の異なる測定が行われ、この過程で以下の依存関係があることが分かった。
回路装置1の基本的作用を決定する図2に示した部品を別として、常に、ある状況下で回路1の振る舞いに影響を与える複数の不可避な寄生成分がある。そのような寄生成分の大半が重大な役割を果たさない。なぜなら、それらの値が低く無視することができるからである。しかしながら、それでもやはりいくつかの寄生成分はグリッチパルスを生成する原因である。この場合、グリッチパルスが生じるメカニズムは、以下のとおりである。
既に上述のように、MPXLランプ2は、変圧器の二次巻線で誘起された高電圧パルスによって点火される。高電圧パルスの立ち上がり時間は、数十ナノ秒と数百ナノ秒との間の範囲である。一般的に、問題の高電圧パルスは正極性を有する。しかしながら、これは駆動回路及び変圧器Tの設計による。電圧が20kVオーダーの絶縁破壊値に一旦達すると、所望の絶縁破壊がランプで発生し、ランプが点火する。
高圧ガス放電ランプ2の点火過程中、ランプの抵抗は、ほとんど無限大の値から比較的低い値に数ナノ秒内で変化する。この結果、二次巻線TSとランプ2との間の高電圧ラインの電位は、ほぼ20kVから100V未満の値に非常に速く減衰する。点火を生成した高電圧パルスが減衰する時間は、ランプ2での絶縁破壊過程によって決定され、数ナノ秒の時間となる。そして、二次巻線TSとランプ2との間の高電圧ライン(図2参照)でのdU/dt値は、20kV/2ns=1013ボルト/秒のオーダーを有する。高電圧ラインと点火モジュール及びシールドの他の部品との間の寄生キャパシタンスは、この結果、非常に速く放電され、安定器5への接続ライン、特にランプ2から端子x2への戻り導体10に比較的大電流を生成する。上記過程によって生じる過電流又は過電圧のパラメータは、とりわけ、関係する特定の接続ラインのインピーダンスに依存する。
特別の実験で、基本的に2つの寄生キャパシタンスが、グリッチパルスを生成するのに主要な役割を果たすことが分かった。第1のキャパシタンスは、図4にコンデンサCP1として示されており、二次巻線TSからランプ2への高電圧ラインと点火モジュールの遮蔽ハウジング又は周囲のグランドSとの間に位置する。この寄生コンデンサCP1は、点火作動前に、点火パルスによってランプの点火電圧まで充電される。一旦ランプで絶縁破壊が起こると、ランプ2自体が回路1で比較的低抵抗とみなされる。そして、高電位に充電されるコンデンサCP1の正極充電側が、ランプ2によって回路装置の他の部品に接続される。端子x1,x2,x4の方向、結局、安定器5の方向に伝播可能な、コンデンサCP1によって生成されるグリッチパルスの可能な方向が、図4に矢印で示されている。この場合、負荷は端子x4で最も大きい。このキャパシタンスの存在は、実験で実証された。実験では、高電位に急速に充電されるはずであった疑いがある箇所で点火モジュール及びランプが追加的な遮蔽によって覆われた。追加的な遮蔽は、通常の遮蔽Sから電気的に絶縁され、戻り導体に接続され、追加的な遮蔽が通常の遮蔽Sの下に位置された。この処置は、グリッチパルスの大きさをかなり低減し、グリッチパルスの極性が、変更前は端子x1,x2で同じであり、変更後は変わった。これから、点火モジュールの配置に第2の寄生キャパシタンスが存在することが結論付けられる。
主にグリッチパルスの原因である第2の寄生キャパシタンスは、二次巻線TS自体のキャパシタンスである。このキャパシタンスは、図4bに二次巻線TSと並列であるコンデンサCP2として示されている。このコンデンサCP2は、同様に、点火パルスの立ち上がり中に、点火パルスの絶縁破壊電圧まで充電される。また、ランプ2での絶縁破壊後、このコンデンサCP2の正極充電側は、ランプ2の戻り導体10(図3)に接続される。寄生コンデンサCP2の負極充電側は(点火パルスが正極の一つであるとき、さもなければコンデンサのこの側が正電位であるとき)、端子x1と直接接続され、コンデンサC,一次巻線TP及びスパークギャップSGによって端子x4と間接的に接続される。この寄生コンデンサCP2からのエネルギーの一部は、トランシルダイオードDによって吸収される。このキャパシタンスの存在は、トランシルダイオードDが取り除かれた実験で実証された。その結果、グリッチパルスのかなりの大きさの増大が、点火モジュールのすべての端子で観測された。端子x1及びx4でのパルスの極性は、端子x2での極性と逆である。
実際のグリッチパルスは、2つの寄生コンデンサCP1,CP2の効果の重ね合わせの結果として発生し、負荷が端子x2で最も大きくなる。端子x1,x4で測定されたパルスは、より低い電流及び電圧のピーク値を有する。このことは、図6aから分かる。図6aは、安定器5とMPLXランプ2との間の50m長の50Ω同軸接続ケーブルでのグリッチパルスのオシロスコープ波形を示しており、同軸接続ケーブルには、本発明により選択された誘導要素Lの代わりに回路装置に配置されたほぼ20μHのインダクタンスを有する標準トロイダルコアのフェライトインダクタがランプ2からほぼ20cm離れた箇所に配設されている。この種のトロイダルコアのフェライトインダクタは、ランプの定常状態作動中、電磁障害を低減するために使用される。また、これは、通常EMC特性を改善するために戻り導体に配置されるこの種の標準トロイダルコアのフェライトインダクタが、その飽和特性のため、グリッチパルスの問題を回避するのに適当でないことを明確に示している。図6aから特に分かることは、最も大きく負荷がかかっている端子x2での電圧値が高レベルに達することである。この箇所の電圧は、短期間のうちに1000ボルトを容易に超えることが可能である。
また、2つの寄生キャパシタンスの大きさの合計を、インピーダンスアナライザで見積もった。このため、回路1の端子x1,x2及びx4は、50Ω抵抗でランプシールドと接続された。変圧器Tの二次巻線TSの高電圧端子とシールドSとの間のインピーダンスは、ランプ2を取外して測定した。500MHzまでの周波数範囲におけるインピーダンス測定の結果が、図5に示されている。直線は、理想的な6pFのコンデンサのインピーダンスを表している。この測定は、点火回路装置1の寄生キャパシタンスの合計が6pFのオーダーを有することを示している。この6pFのキャパシタンスは、潜在的な1013ボルト/秒の非常に速い変化と連動して、数十アンペアオーダーの電流パルスを発生することができる。
グリッチパルスが安定器5に示す潜在的なリスクは、この場合、最大電流又は最大電圧によるだけでなく、非常に重要な程度まで、パルスの電流における増加の値dI/dt、すなわち特に立ち上がりエッジの形状による。
回路にインダクタンスLiを有する誘導要素Lを使用することにより(総障害キャパシタンスCPを考慮に入れると)、高速なグリッチパルスの代わりに発生するのが、半周期
Figure 0005069129
の共振振動であることを保証することができる。
そして、点火電圧Uに対して、
Figure 0005069129
の大きさの最大電流が発生する。これが意味するのは、本発明による誘導要素の導入の結果、パルスが安定器に対するどのような悪影響も有しないように、グリッチパルスの立ち上がりエッジ及び大きさを制御することができ、振動が元のグリッチパルスよりも遅く、特に緩やかな立ち上がりエッジを有することを保証することである。
測定された6pFを寄生キャパシタンスCPとし、U=20kVを点火電圧とすると、これから、インダクタンスLi=20μHを有する誘導要素Lで、元のグリッチパルスの値よりかなり低いほぼ35nsの半周期とほぼ11Aの電流を有するパルスが得られることが導かれる。図6bは、このための比較の測定を示しており、本発明により、誘導要素Lとして20μHのインダクタンスを有するフェライトロッドコアインダクタを使用した。この場合、図6aとの比較は、グリッチパルスをほとんど識別することができないことを示している。
図6cは、比較目的のさらなる測定を示しており、2.7μHのインダクタンスを有するフェライトロッドコアインダクタを使用した。この図は、この手段によってさえ、グリッチパルスが既にかなり重要でなくなったことを明確に示している。グリッチパルスの代わりに発生する振動の立ち上がりエッジは、実質的により浅い傾斜を有する。
駆動回路を、ランプ回路での共振振動が5−10nsの半周期を有しもはや安定器を機能させなくすることがないように設計することができ、これは、たとえ1μHの空芯インダクタ又はロッドコアインダクタでも誘導要素Lとして容易に使用することができることを意味する。好ましくは、誘導要素の誘導性は、ほぼ0.1μHより大きいとよい。
1μHのインダクタンスを有するインダクタでの5−10nsのより速い減衰時間は、20μHの空芯インダクタ又はロッドコアインダクタを使用したときの35nsと比較して、戻り導体からランプの周囲にある部品へのフラッシュオーバー及び他の高電圧効果の可能性の劇的な減少があるという顕著な利点を有する。したがって、5μHより小さいインダクタンスを有する誘導要素の使用は、安定器とランプの周囲に配置された他の部品がグリッチパルスによって破壊されず又は破損されないことを保証するという理想的な妥協である。
しかしながら、この場合、空芯インダクタ又はロッドコアインダクタのいずれかが使用されることが必要である。通常、フェライトの小さな閉磁路を有するコンパクトな形状の標準的トロイダルコアインダクタは、大電流で飽和する。これが起こるとトロイダルコアインダクタは誘導特性を失い、これは、そのようなインダクタのフィルタ特性が非常に低減されることを意味する。
最後に、図面及び詳細な説明に実際に示され記載された回路及び方法は、単なる例示の実施形態であり、本発明の範囲を逸脱することなく当業者によって広範な範囲で変形することができることを再び指摘しておく。特に、本発明によりグリッチパルスを防止するために選択されたインダクタだけでなく、1つ又はそれ以上のさらなるトロイダルコアインダクタを使用することも可能であり、これらのインダクタは、例えばEMC特性を改善するために追加して用いることができる。これらさらなるインダクタが飽和するといけないので、これらは、特に20μHより大きいインダクタンスを有する。なぜなら、飽和特性によりこれらインダクタがグリッチパルスにどのような効果も有しなくなるからである。
完全を期すため、不確定な単数表示の使用が、複数存在する関連特性の可能性を排除するものではないことを指摘すべきであろう。
分離した点火回路とランプ回路を有する本発明による第1実施形態のランプ装置の簡略化した回路ダイヤグラムである。 少ない数の端子を有する本発明による第2実施形態の簡略化した回路ダイヤグラムである。 高圧ガス放電ランプのベースハウジングに組み込まれた本発明による高圧ガス放電ランプ及び回路装置を有するランプユニットの簡略化した説明図である。 図2の回路装置における回路装置と周囲接地との間の寄生キャパシタンス、及びグリッチパルスの伝播の概略説明図である。 図2の回路装置における変圧器の二次巻線と並列な寄生キャパシタンス、及びグリッチパルスの伝播の概略説明図である。 図2に示した回路装置での周波数に応じたインピーダンスの測定結果を示すグラフである。 図2に示した回路装置と類似する従来の回路装置の端子で発生するグリッチパルスのオシロスコープトレースである。 本発明により図2に示すように20μHのロッドコアインダクタで回路装置を改変後の図6aとの比較のための測定を示すグラフである。 本発明により図2に示すように2.7μHのロッドコアインダクタで回路装置を改変後の図6aとの比較のための測定結果を示すグラフである。
符号の説明
1 点火回路装置
2 高圧ガス放電ランプ
3 点火回路
4 ランプ回路
5 安定器
7 放電管
8,9 電極
10 戻り導体
11 セラミックアウタスリーブ
13 ベースハウジング
C コンデンサ
CP1,CP2 寄生コンデンサ
D トランシルダイオード
L 誘導要素
SG スパークギャップ
T 高圧変圧器
P 一次巻線
S 二次巻線
1,a2,a3,a4 端子
1,x2,x4 端子

Claims (13)

  1. 高圧ガス放電ランプを作動させるための回路装置であって、
    スイッチング要素を用いて変圧器の一次巻線と並列接続され、2つの端子を介して電圧源装置に接続可能なコンデンサ、を有する点火回路装置と、
    高圧ガス放電ランプの一端側が変圧器の二次巻線を介して電圧源装置との接続のための端子に接続され、他端側が誘導要素を介して電圧源装置との接続のためのもう1つの端子に接続されたランプ回路装置と、を有し、
    誘導要素が、電圧源装置に負荷を与える過渡的パルスを低減するため、20μH以下のインダクタンスを有する空芯インダクタ又はロッドコアインダクタで構成されている、回路装置。
  2. 誘導要素のインダクタンスが、ほぼ5μHより小さく、好ましくはほぼ1μHであることを特徴とする請求項1に記載の回路装置。
  3. 誘導要素が、高周波フェライトのロッドコアを有するロッドコアインダクタにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回路装置。
  4. 電圧源装置との接続のための3つの端子を有し、
    点火回路装置の構成では、第1端子がコンデンサと、これと並列な変圧器の一次巻線とに接続され、第2端子がコンデンサと、スイッチング要素を介してコンデンサと並列な一次巻線とに接続され、
    ランプ回路装置の構成では、第1端子が変圧器の二次巻線を介して高圧ガス放電ランプの一端側に接続され、高圧ガス放電ランプの他端側が誘導要素を介して第3端子と接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回路装置。
  5. ランプ回路装置の端子は、電圧制限要素を介して互いに接続されており、
    前記電圧制限要素は、ツェナーダイオード,及び容量性要素のいずれかからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回路装置。
  6. 前記誘導要素のインダクタンスは、前記ランプの作動中の総障害キャパシタンスに基づいて選択されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回路装置。
  7. 前記総障害キャパシタンスは、
    前記二次巻線から前記ランプへの高電圧ラインと前記点火回路装置のシールド又はグランドとの間の第1の寄生キャパシタンスと、
    前記二次巻線と並列な第2の寄生キャパシタンスと、を備えることを特徴とする請求項6に記載の回路装置。
  8. 前記スイッチング要素が、スパークギャップからなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の回路装置。
  9. 高圧ガス放電ランプと、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の回路装置と、を有するランプユニット。
  10. 回路装置の大部分が高圧ガス放電ランプのベースハウジングに組み込まれていることを特徴とする請求項9に記載のランプユニット。
  11. 誘導要素が、ベースハウジングと離間して配置された高圧ガス放電ランプの電極からベースハウジングまで延びる戻り導体に組み込まれていることを特徴とする請求項9又は10に記載のランプユニット。
  12. 請求項9乃至11のいずれか1項に記載のランプユニットを有するヘッドライト。
  13. 高圧ガス放電ランプを作動させる方法であって、
    定常状態では、高圧ガス放電ランプが変圧器の二次巻線と直列接続されたランプ回路装置を介して、所与の作動電圧を電圧源装置により高圧ガス放電ランプに供給し、
    高圧ガス放電ランプを点火するため、点火回路装置を構成するためにスイッチング要素を介して変圧器の一次巻線と並列接続され且つ電圧源装置に接続されたコンデンサを、充電して高電圧パルスを二次巻線に誘起し、
    ランプ回路装置内で変圧器の二次巻線及び高圧ガス放電ランプと直列接続され、高圧ガス放電ランプに二次巻線と反対側で接続され、且つ、20μH以下のインダクタンスを有する空芯インダクタ又はロッドコアインダクタにより、電圧源装置に負荷を与える過渡的パルスを低減する、方法。
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