JP5068785B2 - 情報開示支援装置、情報開示支援方法及び情報開示支援プログラム - Google Patents

情報開示支援装置、情報開示支援方法及び情報開示支援プログラム Download PDF

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Description

この発明は、例えば携帯端末やパーソナル・コンピュータのメモリに蓄積されているユーザの行動履歴に関する情報を開示するために使用される情報開示支援装置、情報開示支援方法及び情報開示支援プログラムに関する。
近年、各種センサの小型化により、携帯電話機をはじめユーザが常時所持する携帯端末やパーソナル・コンピュータ内に各種センサを搭載し、ユーザの状態を常時センシングすることが可能となってきている。また、上記センシングにより得られるユーザの日常生活の状態を表すデータをもとにライフログ又は体験情報と呼ばれるユーザの行動履歴に関する情報を生成し、このライフログ情報をサービス提供者に開示することで、サービス提供者が当該ユーザに対しその行動履歴に応じた各種サービスを提供する試みがなされている。
しかしながら、ライフログ情報の中には、ユーザが開示したくない情報も含まれている場合がよくある。このため、ユーザが安心してサービスを利用できるようにするには、ライフログ情報を開示する際にユーザ自身が情報開示の許否を設定できるようにすることが不可欠である。
そこで、このようなプライバシの問題を回避するために、例えばコンテンツを提供するサービスの分野では、利用者の属性情報を開示する手順を規定するポリシー情報を予め設定し記憶しておき、コンテンツ提供者から利用者の属性情報の開示要求が送られた場合に、上記ポリシー情報に基づいて上記利用者の属性情報の開示を許可するか否かを判定し、開示が許可されている場合に上記属性情報を送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2005−250779号公報
ところが、上記従来提案されている技術は、単に属性情報の種類、例えば性別、年齢、住所、滞在地、同行者といった属性情報の種類ごとに、ポリシー情報に基づいて開示/非開示を設定するものとなっている。このため、同種の属性情報の中でその内容やその組み合わせ対し開示するか非開示とするかを設定することができず、ユーザのニーズに適応した情報開示を行えないという課題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、個々のライフログ情報についてその複数の分類要素の組み合わせに応じて開示/非開示を設定できるようにし、これによりさらにきめ細やかな開示/非開示制御を実現可能とした情報開示支援装置、情報開示支援方法及び情報開示支援プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、ユーザの行動履歴を表すライフログ情報を、その種類、情報源及び発生時刻により分類して記憶するライフログ記憶手段又は過程と、上記ユーザによる開示ルールの設定入力を受け付けて記憶する開示ルール記憶手段又は過程と、上記記憶されたライフログ情報について上記記憶された開示ルールをもとに開示の許否を判定し、開示が許可されたライフログ情報を出力するライフログ出力手段又は過程に加え、開示ルール設定支援手段又は過程を新たに備える。そして、この開示ルール設定支援手段又は過程により、上記記憶されたライフログ情報の種類、情報源及び発生時刻のうち少なくとも2つの組み合わせに基づいて、開示ルールの設定を支援するための情報を上記ユーザに提示するようにしたものである。
したがって、この発明の一観点によれば、ライフログ情報の種類、情報源及び発生時刻のうち少なくとも2つの組み合わせを考慮して開示ルールを設定することが可能となり、これにより個々のライフログ情報に対しさらにきめ細やかな開示/非開示制御を行うことが可能となる。
また、この発明の第1の観点は以下のような各種実施態様を備えることを特徴とする。
第1の態様は、上記開示ルール設定支援手段又は過程において、先ず開示ルールの設定対象とするライフログ情報の種類又は情報源の入力を受け付け、この入力された種類又は情報源に該当するライフログ情報を抽出する。次に、この抽出されたライフログ情報について、その発生頻度を表す発生率、開示ルールを設定する時刻に対する近さを表す直近率、発生の周期性を表す周期性度、及び発生継続時間の長さを表す継続時間長のうちの少なくとも2つの組み合わせに基づいて開示ルールの設定優先度を表す評価値を算出し、この算出された評価値に基づいて、上記抽出されたライフログ情報の中から上記設定優先度の高いライフログ情報を選択して上記ユーザに提示するものである。
このようにすると、開示ルールを設定入力する際に、開示ルールの設定優先度の高いライフログ情報が自動的に選択されてユーザに提示される。このため、ユーザは開示ルールの設定優先度の高いライフログ情報に対し優先的に開示ルールを設定することが可能となり、またライフログ情報の開示を受ける側はレコメンド等のサービスを行う上でより有用性の高いライフログ情報を取得することが可能となる。
また第2の態様は、開示ルール設定支援手段又は過程において、開示ルールの設定対象とするライフログ情報の発生時間帯を表す情報の入力を受け付ける。そして、入力された種類又は情報源に該当するライフログ情報の中から、上記入力された発生時間帯に発生したライフログ情報を抽出し、この抽出されたライフログ情報を上記評価値の算出に供するものである。
このようにすると、ライフログ情報の発生時間帯を任意に入力指定することが可能となり、これにより開示ルールの設定対象となるライフログ情報をさらに絞り込むことができる。
すなわちこの発明の一観点によれば、個々のライフログ情報についてその複数の分類要素の組み合わせに応じて開示/非開示を設定できるようになり、これによりさらにきめ細やかな開示/非開示制御を実現可能とした情報開示支援装置、情報開示支援方法及び情報開示支援プログラムを提供することを提供することができる。
この発明に係わる情報開示支援装置の一実施形態であるユーザ端末のハードウエアとソフトウエアの構成を示すブロック図である。 図1に示したユーザ端末の機能構成を示すブロック図である。 図1に示した情報開示支援装置による履歴データの収集から開示対象のライフログ情報の送信までの処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 図1に示した情報開示支援装置により生成され蓄積されるライフログ情報の構造の一例を示す図である。 図4に示したライフログ情報の具体的な記述例を示す図である。 図1に示した情報開示支援装置による開示ルール設定支援処理の手順と内容を示すフローチャートである。 図6に示した開示ルール設定支援処理中の評価値算出処理の手順と内容を示すフローチャートである。 図6に示した開示ルール設定支援処理により表示される開示ルール設定画面の入力待受状態を示す図である。 図8に示した開示ルール設定画面において開示ルール設定対象候補が表示された状態を示す図である。 図9に示した開示ルール設定画面において開示ルールが入力された状態を示す図である。 図8に示した開示ルール設定画面において開示ルール設定対象候補が表示された状態の他の例を示す図である。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、この発明に係わる情報開示支援装置の一実施形態であるユーザ端末のハードウエアとソフトウエアの構成を示すブロック図である。
ユーザ端末UTは、例えば携帯可能なパーソナル・コンピュータ又は携帯電話機からなり、マイクロプロセッサからなる中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)11を備える。このCPU11には、バス12を介してプログラムメモリ13及びデータメモリ14が接続され、さらに通信インタフェース(通信I/F)15と、複数のセンサインタフェース(センサI/F)161,162,…と、入出力インタフェース(入出力I/F)18が接続されている。
通信I/F15は、CPU11の制御の下で、図示しない通信ネットワークにより規定される通信プロトコルに従い、Webサーバとの間でライフログ情報を送信しかつこのライフログ情報に応じたサービス情報を受信するための通信を行う。通信プロトコルとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用される。
センサI/F161,162,…にはそれぞれ異なるセンサ171,172,…が接続される。センサ171,172,…は、ユーザの状態変化を表す履歴データを計測するためのもので、例えばGPS(Global Positioning System)センサ、歩数を計測する万歩計(登録商標)、ユーザの心拍や体温等を計測するバイタルセンサからなる。このうちGPSセンサは、CPU11の制御の下で、図示しない複数のGPS衛星が送信するGPS信号をそれぞれ受信する。そして、このGPSセンサが接続されたセンサI/Fは、上記受信された各GPS信号をもとに時刻、緯度及び経度を含むセンシングデータ(位置データ)を求める。
入出力I/F18には、入力デバイス19及び表示デバイス20が接続される。入力デバイス19は、例えばパーソナル・コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)であればキーボード、携帯電話機であればダイヤルキーパッドと複数の機能キーにより構成される。なお、その他にタッチパネルなどを用いることも可能である。表示デバイス20は液晶又は有機ELディスプレイからなる。入出力I/F18は、上記入力デバイス19による操作情報をCPU11に伝えると共に、CPU11からの指示に従いライフログ情報等の表示データを上記表示デバイス20に表示させる。
データメモリ14には、この発明を実施するために必要なデータベースとして、ライフログデータベース141と、開示ルールデータベース142が設けられている。ライフログデータベース141は、上記各センサ171,172,…により得られた履歴データをもとに生成されるライフログ情報を格納するために用いられる。開示ルールデータベース142は、上記ライフログデータベース141に蓄積されたライフログ情報を開示するか非開示とするかを設定する開示ルールを格納するために用いられる。
プログラムメモリ13には、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、履歴データ収集制御プログラム131と、ライフログ生成・蓄積制御プログラム132と、開示ルール設定支援制御プログラム133と、開示判定・出力制御プログラム134が格納されている。
履歴データ収集制御プログラム131は、例えばタイマにより一定の周期でトリガ信号が発生されるごとに、或いは入力デバイス19においてユーザのセンシング指示操作が行われるごとに、センサ171,172,…のセンシングデータをセンサI/F161,162,…を介して取り込み、この取り込んだセンシングデータを履歴データとしてデータメモリ14内の一時記憶領域に蓄積する処理を、上記CPU11に実行させる。
ライフログ生成・蓄積制御プログラム132は、上記データメモリ14内の一時記憶領域に蓄積された各センシングデータ(位置データ等)をもとにユーザのライフログ情報を生成して上記ライフログデータベース141に記憶させる処理を、上記CPU11に実行させる。ライフログ情報は、その種類(Channel)、情報源(Sensor)及び発生時刻(Time)により分類されて、或いは分類可能な状態で蓄積される。
開示ルール設定支援制御プログラム133は、上記ライフログデータベース141に記憶されたライフログ情報に対しユーザが開示/非開示を指定する開示ルール設定する際に、その設定操作を支援するための情報を開示ルール設定画面として表示デバイス20に表示させる処理と、この開示ルール設定画面に表示された支援情報に従いユーザが入力デバイス19により入力した開示ルールの設定情報を開示ルールデータベース142に記憶させる処理を、上記CPU11に実行させる。
上記設定操作を支援するための情報を表示させる処理には、開示ルールの設定対象となるライフログ情報の種類、情報源及び時間帯の入力を受け付ける処理と、この入力された種類、情報源及び時間帯に該当するライフログ情報をライフログデータベース141から抽出する処理と、この抽出されたライフログ情報について開示ルールの設定優先度を表す評価値を算出する処理と、この評価値が高い順にライフログ情報を選択して開示ルール設定画面に表示させる処理が含まれる。
評価値を算出するためのパラメータとしては、ライフログ情報の発生頻度を表す「発生率」と、開示ルールを設定する時刻に対する近さを表す「直近率」と、発生の周期性を表す「周期性度」と、発生継続時間の長さを表す「継続時間長」が定義され、これらのパラメータのうちの少なくとも2つの組み合わせに基づいて評価値が算出される。
開示判定・出力制御プログラム134は、上記ライフログデータベース141に蓄積されたライフログ情報を開示する際に、上記開示ルールデータベース142に記憶された開示ルールの設定情報に基づいてライフログ情報について開示の許否を判定する。そして、開示許可されたライフログ情報を通信I/F15からサービス提供サーバへ送信させる処理を、CPU11に実行させる。
図2は、図1に示したユーザ端末UTにより実現される情報開示支援機能を示すブロック図である。同図において、履歴データ受信機能21は履歴データ収集制御プログラム131とセンサI/F161,162,…により実現され、ライフログ生成機能22及びライフログ蓄積機能23はライフログ生成・蓄積制御プログラム132により実現される。また、開示ルール設定機能27及び表示ライフログ決定機能26は開示ルール設定支援制御プログラム133により実現され、開示情報追記機能24及びライフログ送信機能25は開示判定・出力制御プログラム134と通信I/F15により実現される。
次に、以上のように構成された情報開示支援装置の動作を説明する。
(1)履歴データの収集からライフログ情報の開示処理
図3は、履歴データの収集から開示対象のライフログ情報の送信までの処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
(1−1)履歴データの収集
図示しないタイマにより一定の周期でトリガ信号が発生されるか、又はユーザが入力デバイス19においてセンシング指示を入力したとする。そうするとCPU11は、ステップS11により履歴データ収集制御プログラム131を起動し、当該プログラム131の制御の下で、GPS受信機等のセンサ171,172,…からセンサI/F161,162,…を介してセンシングデータを取り込む。そして、この取り込んだ各センシングデータをデータメモリ14内の図示しない一時記憶部に記憶させる。
以後同様に、タイマからトリガ信号が発生されるか、又はユーザによりセンシング指示が入力されるごとに、自端末UTの位置情報等のセンシングデータが収集されてデータメモリ14内の一時記憶部に順次蓄積される。
(1−2)ライフログ情報の生成と蓄積
次にCPU11は、ステップS12においてライフログ生成・蓄積制御プログラム132を起動し、このライフログ生成・蓄積制御プログラム132の制御の下で、上記一時記憶部に記憶されたセンシングデータをその種類(Channel)、情報源(Sensor)及び発生時刻(Time)により分類してライフログ情報を生成する。そして、このライフログ情報をステップS13によりライフログデータベース141に記憶させる。
図4はライフログデータベース141に記憶されるライフログ情報の構造の一例を、また図5はライフログデータベース141に記憶されるライフログ情報の具体的な記述例をそれぞれ示す。
(1−3)ライフログ情報に対する開示情報の追記と送信
ライフログデータベース141に新たなライフログ情報が記憶されると、CPU11は開示判定・出力制御プログラム134の制御の下で、先ずステップS14により開示ルールデータベース142から開示ルールの設定情報を読み出す。そして、上記読み出された開示ルールの設定情報をもとに上記新たなライフログ情報が開示対象か否かをステップS15により判定し、開示対象であればステップS16からステップS17に移行して上記ライフログ情報に開示を許可する旨の情報を追記する。具体的には、ライフログ情報に付与される開示/非開示フラグを“開示”に設定する。
次にCPU11は、ステップS18により上記開示/非開示フラグが“開示”に設定されたライフログ情報をライフログデータベース141から読み出し、この読み出されたライフログ情報を通信I/F15から図示しないサービス提供サーバへ送信させる。なお、ステップS16において、上記新たなライフログ情報が開示対象ではないと判定された場合には、CPU11は開示/非開示フラグを“非開示”に維持したままステップS11に戻る。
(2)開示ルールの設定支援
ユーザが開示ルールを設定する際に、CPU11は開示ルール設定支援制御プログラム133に従い以下のような設定支援処理を実行する。図6はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
(2−1)開示ルール設定対象となるライフログ情報の種類、情報源及び時間帯の指定
CPU11は先ずステップS21により、ライフログデータベース141からライフログ情報のインスタンスを含むクラスデータを読み込む。そして、ステップS22により開示ルール設定画面の表示データを生成し、この生成された表示データを入出力I/F18を介して表示デバイス20に表示させる。図8はこのとき表示される開示ルール設定画面の一例を示すもので、入力待受状態を示している。
この状態で、ユーザが開示ルール設定画面に表示されたクラス選択ボタンをクリックすると、CPU11はライフログ情報のクラス、つまり種類(Channel)及び情報源(Sensor)の候補を一覧表示する。この状態でユーザが、一覧表示された候補クラスの中から開示ルールの設定対象として任意のクラスを選択したとする。そうするとCPU11は、このクラスの選択操作をステップS23により認識して、この選択されたクラスにインスタンスが存在するか否かをステップS24で判定する。そして、この判定の結果インスタンスが存在すれば、ステップS25に移行して開示ルールの設定対象となる時間帯の入力を待つ。なお、選択されたクラス内にインスタンスが存在しなければ、CPU11はステップS22に戻って上記ステップS22〜ステップS25による開示対象のクラスの選択指定を受け付けるための処理を繰り返し実行する。
この状態でユーザが、上記開示ルール設定画面において設定対象となる時間帯を入力したとする。そうするとCPU11は、上記入力された時間帯の指定情報をステップS25により取り込む。
(2−2)評価値の計算
CPU11は、次にステップS26において各ライフログ情報に関する開示ルールの設定優先度を表す評価値を計算する。この評価値は、ライフログ情報の発生頻度を表す「発生率」と、開示ルールを設定する時刻に対する近さを表す「直近率」と、発生の周期性を表す「周期性度」と、発生継続時間の長さを表す「継続時間長」のうち、例えば「発生率」と「直近率」との線形結合として以下の式により計算される。
評価値=α*発生率+(1−α)*直近率
ただし、αは0から1の間の値をとる係数であり、ユーザが任意に設定可能である。
発生率は、以下の式で算出される0〜1の間の値をとる数値として定義される。
発生率=当該インスタンスの発生数/クラス内のインスタンスの総発生数
また、直近率は以下の式で算出される0〜1の間の値をとる数値として定義される。
直近率=(現在時刻−当該インスタンスの直近発生時刻)
/[(現在時刻−クラス内各インスタンスの直近発生時刻)の平均]
上記「発生率」及び「直近率」は以下のような処理により求めることができる。図7はその処理手順と処理内容の一例を示すフローチャートである。
すなわち、CPU11は先ずステップS41によりライフログデータベース141からライフログ情報の形式データを読み出し、この形式データに含まれる種類(チャネル名)及び情報源(センサ名)が既存か否かをそれぞれステップS42,S44により判定する。この判定の結果、種類(チャネル名)が未登録であれば、ステップS43により上記チャネル及びイベント拡張クラスをライフログデータベース141に追加する。また、情報源(センサ名)が未登録であれば、ステップS45により上記センサ拡張クラスをライフログデータベース141に追加する。
次にCPU11は、既に同一名のインスタンスが存在しているか否かをステップS46により判定する。そして、存在していればステップS47において当該インスタンスの発生数をインクリメント(1加算)し、かつステップS48により当該インスタンスの直近生成時刻を更新する。一方、上記ステップS46の判定の結果、同一名のインスタンスが存在していなければ、CPU11はステップS49において、上記ライフログ情報中のエントリデータを拡張クラスのインスタンスとして追加する(図4のExtended Sub-Classを参照)。なお、このとき追加するインスタンスには、当該インスタンスの発生数及び直近発生時刻を付加する。
(2−3)評価値に応じた開示対象インスタンスの表示
CPU11は、次にステップS27において、上記計算された評価値に従い、クラスに含まれるインスタンスを評価値の高い順に並べて開示ルール設定画面に表示させる。例えば、いま図9の開示ルール設定画面に示すように、クラスの種類及び情報源として「滞在地」が選択指定され、かつ時間帯として2009年3月1日0時0分0秒〜2009年3月19日14時30分00秒が指定されたとする。そうすると、当該条件に該当するライフログ情報が、評価値の高い順に同図に示すように対象データ表示欄に表示される。
(2−4)開示ルールの生成と記憶
上記ライフログ情報が表示された状態で、ユーザが入力デバイス19において、開示ルールの内容を示す情報として「条件」と「対象」を入力すると、CPU11はこの入力された「条件」と「対象」をステップS28により認識する。このとき「条件」及び「対象」の入力は、例えば図10に示すように、対象データの表示欄において各ライフログ情報のそれぞれ対応付けて表示される「条件」及び「対象」のチェックボタンにチェックを入れることによりなされる。なお、組み合わせルールを設定する場合、CPU11はステップS29からステップS22に戻り、上記ステップS22〜ステップS29の処理を繰り返す。
そうして、上記「条件」及び「対象」の入力終了後にユーザが「ルール設定ボタン」を押下すると、CPU11はステップS30において、上記入力された「条件」及び「対象」に従い開示ルールを生成し、この生成された開示ルールをステップS31により開示ルールデータベース142に記憶させる。例えば、図10に示した例では、「“aaaaaa”と“dddddd”が同時に発生したとき、“bbbbbb”を開示する。」なる開示ルールが生成されて記憶される。
すなわち、複数の事象の組み合わせを条件として特定のライフログ情報に対する開示/非開示が設定される。このため、以下のような作用効果が奏せられる。すなわち、評価値は上記したように発生率と直近率の組み合わせであり、日常的に発生している事象、すなわち発生率が高いもの、或いは最近発生した事象、すなわち直近率が高いものほど値が大きくなる。これらの値が高い事象は、利用者の日常的な行動あるいは最近の行動に関連している事象であり、開示した情報をリマインドやレコメンドといったサービスに利用すると特に有効となる。また、発生率の高いインスタンスの開示設定が進んでいくと発生率の高いインスタンスが減少する。このため、発生率の影響は小さくなり、直近率の高いインスタンスが上位に表示されるようになる。
以上詳述したようにこの実施形態では、開示ルール設定支援プログラム132に従い、ライフログデータベース141に蓄積されたライフログ情報の種類と情報源、及び発生時間帯の組み合わせに基づいて、開示ルールを設定することが可能となる。このため、個々のライフログ情報に対しさらにきめ細やかな開示/非開示制御を行うことが可能となる。
さらに、開示ルール設定支援過程において表示デバイス20に開示ルール設定画面を表示させ、この設定画面において開示ルール設定対象となるライフログ情報の種類(Channel)と情報源(Sensor)、及び時間帯(Time(Period))の入力を受け付ける。そして、この入力された種類(Channel)と情報源(Sensor)、及び時間帯(Time(Period))に該当するライフログ情報について、その発生頻度を表す「発生率」と開示ルールを設定する時刻に対する近さを表す「直近率」をもとに開示ルールの設定優先度を表す評価値を算出し、この算出された評価値が高い順に上記ライフログ情報を並べて表示デバイス20に表示するようにしている。このため、開示ルールを設定入力する際に、開示ルールの設定優先度の高いライフログ情報が自動的に選択されてユーザに提示される。このため、ユーザは開示ルールの設定優先度の高いライフログ情報に対し優先的に開示ルールを設定することが可能となり、またライフログ情報の開示を受ける側はレコメンド等のサービスを行う上でより有用性の高いライフログ情報を取得することが可能となる。
しかも、ライフログ情報の発生時間帯(Time(Period))を入力しているので、開示ルールの設定対象となるライフログ情報を時間帯により絞り込むことができ、これによりさらに効率的な開示ルールの設定を行うことができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では時間帯として日時を入力する場合を例にとって説明したが、予め用意された時間帯を表す属性情報の中から所望の時間帯を選択入力するようにしてもよい。図11はその一例を示したもので、時間帯の属性情報として「勤務時間帯」を選択した場合を示したものである。
また、前記実施形態では、開示ルールの設定優先度を表す評価値を「発生率」と「直近率」をもとに算出する場合を例にとって説明したが、代わりに発生の周期性を表す「周期性度」と、発生継続時間の長さを表す「継続時間長」をもとに算出するようにしてもよく、さらには「発生率」、「直近率」、「周期性度」、「継続時間長」のすべて或いは2以上を任意に組み合わせて算出するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では、ユーザの履歴データの収集機能及びライフログ情報の生成・蓄積機能をユーザ端末UTに設けた場合を例にとって説明した。しかし、これに限定されるものではなく、上記各機能のすべて又は一部をサービス提供サーバやユーザが働く会社が運用するサーバ等に設け、必要に応じてユーザ端末UTからサーバに対し開示要求を行って履歴データ又はライフログ情報を取得するようにしてもよい。
さらに、ライフログ情報には、万歩計(登録商標)のセンシングデータをもとに生成されるユーザの移動速度又は移動距離を表す情報や、バイタルセンサのセンシングデータをもとに生成されるユーザのバイタル情報や安否情報等を含めるようにしてもよい。
その他、ライフログ情報の生成及び蓄積処理の手順と処理内容、開示ルール設定支援処理の手順と内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
UT…ユーザ端末、11…CPU、12…バス、13…プログラムメモリ、14…データメモリ、15…通信インタフェース、161,162,…センサインタフェース、171,172,…センサ、18…入出力インタフェース、19…入力デバイス、20…表示デバイス、131…履歴データ収集制御プログラム、132…ライフログ生成・蓄積制御プログラム、133…開示ルール設定支援制御プログラム、134…開示判定・出力制御プログラム、141…ライフログデータベース、142…開示ルールデータベース。

Claims (7)

  1. ユーザの行動履歴を表すライフログ情報を、その種類、情報源及び発生時刻により分類して記憶するライフログ記憶手段と、
    前記ライフログ記憶手段に記憶されたライフログ情報の種類、情報源及び発生時刻のうち少なくとも2つの組み合わせに基づいて、開示ルールの設定を支援するための情報を前記ユーザに提示する開示ルール設定支援手段と、
    前記ユーザによる開示ルールの設定入力を受け付け、この入力された開示ルールを記憶する開示ルール記憶手段と、
    前記ライフログ記憶手段に記憶されたライフログ情報について、前記開示ルール記憶手段に記憶された開示ルールをもとに開示の許否を判定し、開示が許可されたライフログ情報を出力するライフログ出力手段と
    を具備することを特徴とする情報開示支援装置。
  2. 前記開示ルール設定支援手段は、
    前記開示ルールの設定対象とするライフログ情報の種類又は情報源の入力を受け付ける手段と、
    前記入力された種類又は情報源に該当するライフログ情報を前記ライフログ記憶手段から抽出する手段と、
    前記抽出されたライフログ情報について、その発生頻度を表す発生率、開示ルールを設定する時刻に対する近さを表す直近率、発生の周期性を表す周期性度、及び発生継続時間の長さを表す継続時間長のうちの少なくとも2つの組み合わせに基づいて、開示ルールの設定優先度を表す評価値を算出する手段と、
    前記算出された評価値に基づいて、前記抽出されたライフログ情報の中から前記設定優先度の高いライフログ情報を選択して前記ユーザに提示する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の情報開示支援装置。
  3. 前記開示ルール設定支援手段は、
    前記開示ルールの設定対象とするライフログ情報の発生時間帯を表す情報の入力を受け付ける手段と、
    前記入力された種類又は情報源に該当するライフログ情報の中から、前記入力された発生時間帯に発生したライフログ情報を抽出し、この抽出されたライフログ情報を前記評価値の算出に供する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項2記載の情報開示支援装置。
  4. ユーザの行動履歴を表すライフログ情報を、その種類、情報源及び発生時刻により分類して第1のメモリに記憶する過程と、
    前記メモリに記憶されたライフログ情報の種類、情報源及び発生時刻のうち少なくとも2つの組み合わせに基づいて、開示ルールの設定を支援するための情報を前記ユーザに提示する開示ルール設定支援過程と、
    前記ユーザによる開示ルールの設定入力を受け付け、この入力された開示ルールを第2のメモリに記憶する過程と、
    前記ライフログ記憶手段に記憶されたライフログ情報について、前記第2のメモリに記憶された開示ルールをもとに開示の許否を判定し、開示が許可されたライフログ情報を出力する過程と
    を具備することを特徴とする情報開示支援方法。
  5. 前記開示ルール設定支援過程は、
    前記開示ルールの設定対象とするライフログ情報の種類又は情報源の入力を受け付ける過程と、
    前記入力された種類又は情報源に該当するライフログ情報を前記第1のメモリから抽出する過程と、
    前記抽出されたライフログ情報について、その発生頻度を表す発生率、開示ルールを設定する時刻に対する近さを表す直近率、発生の周期性を表す周期性度、及び発生継続時間の長さを表す継続時間長のうちの少なくとも2つの組み合わせに基づいて、開示ルールの設定優先度を表す評価値を算出する過程と、
    前記算出された評価値に基づいて、前記抽出されたライフログ情報の中から前記設定優先度の高いライフログ情報を選択して前記ユーザに提示する過程と
    を備えることを特徴とする請求項4記載の情報開示支援方法。
  6. 前記開示ルール設定支援過程は、
    前記開示ルールの設定対象とするライフログ情報の発生時間帯を表す情報の入力を受け付ける過程と、
    前記入力された種類又は情報源に該当するライフログ情報の中から、前記入力された発生時間帯に発生したライフログ情報を抽出し、この抽出されたライフログ情報を前記評価値の算出に供する過程と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項5記載の情報開示支援方法。
  7. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載の情報開示支援装置が具備する各手段に対応する処理を、前記情報開示支援装置が備えるコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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