JP5067057B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
複合機等の画像処理装置の高機能化、プロセッサの発展に伴いユーザからの種々のサービス要求に対して柔軟に対応することが可能になってきている。例えば、ユーザからある画像処理を伴うサービスが要求された場合、その画像処理を実行する上で必要な機能の一部が自機に搭載されていない場合でも、その要求に対し実行不能と言う結果を単に返すのではなく、他の画像処理装置と連携動作するなどの手段を講じながらユーザにより要求されたサービスに対応し、実行結果を返すことができるようになってきている。
例えば、他の画像形成装置に処理対象の画像データを送信することにより処理を依頼する技術(例えば、特許文献1)が提案されている。なお、その他にも、他の装置からバージョンアップやサービスの提供に必要な情報を、通信網を介して取得する技術(例えば、特許文献2,3)が提案されている。
特開2003−274083号公報 特開平10−27077号公報 特開2005−275474号公報
しかしながら、画像データに対する処理機能の実行を他の画像処理装置に依頼する場合には、その処理対象となる画像データを当該他の画像処理装置宛にネットワーク経由で送信しなければならないため、ネットワーク負荷等の問題が生じてくる。仮に、データ圧縮等によりデータ転送量を削減することは可能でも、データの圧縮・伸長処理に伴うパフォーマンスの低下、画質の劣化等を招くおそれがあるため、結果としてサービス品質の低下を招くことにつながる。従って、データ転送などを極力回避しながらユーザにサービスの提供ができれば都合よい。
本発明は、画像処理を伴うサービス要求に対する対応の柔軟性の向上を図ることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段と、ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段と、前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段と、自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段と、を有し、搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、各画像処理装置に搭載された機能を実現する機能プログラムのダウンロードの可否を示すダウンロード情報と、が含まれており、前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによってダウンロード可能な画像処理装置の中から最も性能評価値の高い1台の画像処理装置を特定することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段と、ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段と、前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段と、自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段と、を有し、搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、どのレベルまで機能プログラムのダウンロード対象とするかという内容の検索レベル情報と、が含まれており、前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによって複数の中から1台の画像処理装置を特定することを特徴とする。
また、前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合でもダウンロード可能な画像処理装置が存在しない場合には、最も性能評価値の高い1台の画像処理装置を特定し、前記処理実行手段は、ダウンロード可能な画像処理装置が存在しなかったことにより前記機能取得手段が機能プログラムを取得できなかった当該機能を実行する場合、当該機能の実行要求を前記装置特定手段により特定された画像処理装置へ送信することによって当該機能を実行させることを特徴とする。
本発明に係る画像処理プログラムは、コンピュータを、ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段、ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段、前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段、自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段、として機能させ、搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、各画像処理装置に搭載された機能を実現する機能プログラムのダウンロードの可否を示すダウンロード情報と、が含まれており、前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによってダウンロード可能な画像処理装置の中から最も性能評価値の高い1台の画像処理装置を特定することを特徴とする。
本発明に係る画像処理プログラムは、コンピュータを、ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段、ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段、前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段、自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段、として機能させ、搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、どのレベルまで機能プログラムのダウンロード対象とするかという内容の検索レベル情報と、が含まれており、前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによって複数の中から1台の画像処理装置を特定することを特徴とする。

本発明によれば、ユーザにより要求されたサービスを構成する機能の全てが自機に搭載されていなかった場合、その未搭載の機能を搭載している他の画像処理装置から当該機能プログラムを取得し、実行することによって、要求されたサービスをユーザに提供するようにした。このように、自機未搭載の機能を含むサービスが要求された場合でもその要求されたサービスを確実に提供できると共に、一般に、画像処理対象の画像データよりデータ量の少ない機能プログラムをデータ転送対象とすることにより、大容量の画像データの転送に伴うネットワーク負荷の増大から回避することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る画像処理装置の一実施の形態を含む画像処理システムの全体構成図である。図1には、ユーザ端末装置2、ファイアウォール4及び画像処理装置10がLAN6に接続された複数のサブネットワーク構成が示されている。本実施の形態における画像処理システムは、サブネットワークがWAN8により接続されて構築されている。画像処理装置10は、ユーザからの要求に応じてサービス処理を実行することによってサービスをユーザに提供する。本実施の形態における画像処理装置10は、コピー機能、スキャナ機能、印刷機能等の機能を基本機能として搭載する複合機を想定している。ユーザ端末装置2は、サービスを利用したいユーザにより利用される装置であり、本実施の形態では、パーソナルコンピュータ(PC)を想定している。各LAN6には、それぞれ1又は複数台のユーザ端末装置2及び1又は複数台の画像処理装置10が接続されている。
図2は、本実施の形態における画像処理装置10のハードウェア構成図である。画像処理装置10は、上記の通りコピー機能、スキャナ機能等各種機能を搭載した複合機であり、コンピュータを内蔵した装置である。図2において、CPU11は、ROM19に格納されたプログラムにしたがってスキャナ14やプリンタエンジン16等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。アドレスデータバス12は、CPU11の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。操作パネル13は、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示を行う。スキャナ14は、ユーザがセットした原稿を読み取り、電子データとしてHDD(Hard Disk Drive)15等に蓄積する。HDD15は、スキャナを使用して読み取った電子文書などを格納する。プリンタエンジン16は、CPU11で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。ネットワークインタフェース(I/F)17は、ネットワークの一形態であるLAN6を接続し、本装置が保持する画像データの送信、本装置宛に送信されてきた画像データや処理結果データの受信、またブラウザ経由による本装置へのアクセスなどに利用される。RAM18は、プログラム実行時のワークメモリや電子データ送受信時の通信バッファとして利用される。ROM19は、本装置の制御や画像データの暗号、圧縮等に関する各種プログラムが格納されている。各種プログラムが実行されることで後述する各構成要素が所定の処理機能を発揮する。外部メディアインタフェース(I/F)20は、USBメモリ、フラッシュメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。
図3は、本実施の形態における画像処理装置10のブロック構成図である。画像処理装置10は、要求受付部21、機能特定部22、搭載機能情報収集部23、装置特定部24、機能プログラム取得部25、処理実行部26、サービス構成情報記憶部27、搭載機能情報記憶部28及び機能プログラム記憶部29を有している。サービス構成情報記憶部27には、各サービスを提供する上で実施される機能の構成情報が予め設定登録されている。搭載機能情報記憶部28には、各画像処理装置10に搭載された機能の一覧が予め設定登録されている。機能プログラム記憶部29には、機能をソフトウェアにて実現する場合に実行される機能プログラムが記憶される。
要求受付部21は、ユーザにより指定されたサービス要求を受け付ける。機能特定部22は、ユーザにより要求されたサービス処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する。搭載機能情報収集部23は、他の画像処理装置10における搭載機能情報をネットワーク経由で収集し、搭載機能情報記憶部28に登録する。搭載機能情報には、各装置搭載の機能の一覧が含まれている。装置特定部24は、搭載機能情報記憶部28に記憶された各画像処理装置10の搭載機能情報を参照することによって、機能特定部22により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する。後述するように、ここで特定された画像処理装置10から機能プログラムを取得するので、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置10が複数台存在する場合でも、その中から1台の画像処理装置10のみを特定する。機能プログラム取得部25は、装置特定部24により特定された画像処理装置10から当該機能を発揮させる機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する。処理実行部26は、自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理の一部を実行する。なお、ここでいう自機に搭載された機能に相当するのは、自機搭載の機能に加えて機能プログラム取得部25により取得された機能(プログラム)である。
画像処理装置10における各構成要素21〜26は、画像処理装置10に搭載されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU11で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部27〜29は、HDD15にて実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPU11がインストールプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
図4は、本実施の形態におけるサービス構成情報記憶部27に設定登録されたサービス構成情報のデータ構成例を示した図である。サービス構成情報は、ユーザに提供するサービス毎に設定される情報であって、提供すべきサービスに関しては事前に登録しておく必要がある。サービス構成情報には、当該サービスを特定するサービス名に、当該サービス処理を構成する機能数及び各機能を対応付けして形成される。なお、図4では、便宜的にサービスと機能をそれぞれ名称にて図示したが、サービス及び機能には、コンピュータに処理させるために、それぞれを識別するコードデータが割り当てられている。後述する搭載機能情報においても同様である。図4には、スキャン翻訳サービスに関する情報の設定例が示されている。この設定例によると、スキャン翻訳サービスは、スキャン、TI分離、OCR、翻訳及びプリントという5種類の機能で構成されていることがわかる。つまり、スキャン翻訳サービスを実行するためには、スキャン、TI分離、OCR、翻訳及びプリントという5種類の機能が必要である。なお、機能の登録順に意味はない。
図5は、本実施の形態における搭載機能情報記憶部28に設定登録された自機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。搭載機能情報は、各画像処理装置10に搭載された機能を特定するために画像処理装置10毎に設定される情報であって、少なくとも自機に関しては事前に登録しておく必要がある。搭載機能情報には、当該画像処理装置10を識別する識別情報の一例である装置IDに、当該画像処理装置10に搭載された機能の数及び各機能を対応付けして形成される。図5に示した設定例によると、自機には、スキャン、プリント及びTI分離という3種類の機能が搭載されていることがわかる。
図6は、本実施の形態における搭載機能情報記憶部28に設定登録された他機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。搭載機能情報は、図5と同じであるが、後述する説明の便宜のために図面を分けている。図6に示した設定例によると、他機には、翻訳、圧縮、伸長、検索及びOCRという5種類の機能が搭載されていることがわかる。
次に、ユーザによるサービス要求に応じてサービス処理を実施する際の本実施の形態における基本動作について図7に示したフローチャートを用いて説明する。
まず、ユーザは、所定の操作を行ってサービス要求画面を操作パネル13に表示させる。表示されたサービス要求画面には、本システムが提供するサービスの名称若しくは選択ボタンが一覧表示されており、ユーザは、この中から提供を受けたいサービスを選択することでサービスを要求する。また、サービス処理の実行に画像データが必要である場合、ユーザはスキャナ14に文書を読み取らせる。なお、ユーザは、サービスの種類によっては、ユーザ端末装置2からでもサービス要求を行うことができる。
本実施の形態における要求受付部21は、以上説明したユーザ操作に応じて予め用意したサービス要求画面を操作パネル13に表示し、そして、ユーザにより選択されたサービスを認識し、またスキャナ14による読取画像を受信することでサービス要求を受け付ける(ステップ110)。続いて、機能特定部22は、ユーザにより指示されたサービスの名称で、サービス構成情報記憶部27に登録されているサービス構成情報を検索することで、当該サービスを構成する機能を特定する(ステップ120)。ここで、画像処理を伴いサービスとしてスキャン翻訳サービスをユーザが要求した場合、機能特定部22は、図4に例示した5種類の機能を特定することになる。そして、機能特定部22は、自機の搭載機能情報を搭載機能情報記憶部28から読み出して、特定したサービスを構成する機能と照合する(ステップ130)。なお、本実施の形態においては、サービス構成情報を搭載機能情報記憶部28に予め設定登録しておき、ユーザにより指定されたサービス名から当該サービスの実行に必要な機能を特定できるようにしたので、ユーザによるサービス利用の便宜を図ることができる。ただ、ユーザが、スキャン、TI分離等サービスの実行に用いる機能を自ら指定できるように構成してもよいし、画像処理装置10がサービス名から当該サービスを構成する機能を推測して特定できるように構成してもよい。
ここで、サービスを構成する機能の全てが自機に搭載されていない場合(ステップ140でY)、搭載機能情報収集部23は、ポーリングを行い、本システムに含まれる全ての画像処理装置10から当該装置の搭載機能情報を順番に収集し、搭載機能情報記憶部28にそれぞれ登録していく(ステップ150)。このようにして取得した1台分の搭載機能情報を図6に示している。ここでは、説明の簡略化のために図6に例示した搭載機能情報が取得できたものとして説明する。なお、本システムに含まれる画像処理装置10が固定されているのであれば、ステップ150を実施せずに、各画像処理装置10の搭載機能情報を搭載機能情報記憶部28に予め設定登録しておくようにしてもよい。
図4に示したサービス構成情報と、図5に示した自機の搭載機能情報を比較してみると明らかなように、自機には、要求されたスキャン翻訳サービスを実施する上で翻訳及びOCRの各機能が搭載されていないことが把握できる。一方、図6に例示したように搭載機能情報収集部23により収集された他機の搭載機能情報を参照してみると、自機に搭載されていない翻訳及びOCRの各機能が搭載されていることが把握できる。
以上のように自機と他機の各搭載機能情報を照合することにより、装置特定部24が自機未搭載の機能を搭載した装置ID“M02”の画像処理装置10を特定すると(ステップ160)、機能プログラム取得部25は、その画像処理装置10と連携動作し、当該機能を発揮するために実行する当該機能プログラムをその画像処理装置10からダウンロードし、機能プログラム記憶部29に保存する(ステップ170)。このようにして、機能プログラム取得部25が自機未搭載の機能を他の画像処理装置10から取得し、自機に搭載することによって、自機には、スキャン翻訳サービスを実施する上で必要な機能が全て揃ったことになる。これにより、処理実行部26は、スキャン翻訳サービスを構成する各機能に対応する機能プログラムを実行することで、ユーザにより要求されたサービス処理を実施する(ステップ180)。なお、事前に機能プログラムのインストールやシステムの再起動等が必要であれば、処理実行部26は、その必要とされる処理を実行する。また、ハードウェアにより実現される機能が存在するのであれば、当該ハードウェアにより実現する。そして、処理実行部26は、サービス処理の実行により得られた結果を提示する(ステップ190)。このスキャン翻訳サービスでは、プリント機能の実施によりサービス処理の結果を提示することになるが、処理結果を電子データにて提供するような場合には、ユーザにより指定されたユーザ端末装置2などの送信先へネットワーク経由で送信することになる。
一方、サービスを構成する機能の全てが自機に搭載されている場合には(ステップ140でN)、前述した他機からの機能プログラムの取得処理等は必要がないので、処理実行部26は、自機に予め搭載された機能のみを利用してユーザにより要求されたサービス処理を実施し、その処理結果を提示する(ステップ180,190)。
本実施の形態によれば、ユーザにより要求された画像処理を伴うサービスを構成する機能の全てが自機に搭載されていなかった場合、未搭載の機能を搭載している他の画像処理装置から当該機能プログラムを取得し、実行するようにしたので、要求されたサービスの提供に必要な機能が搭載されていない場合でも柔軟かつ確実に対応することができる。特に、本実施の形態によれば、一般的に、画像処理対象の画像データよりデータ量の少ない機能プログラムを転送対象とすることにより、大容量の画像データの転送に伴うネットワーク負荷の増大から回避することができる。もちろん、画像データを圧縮・伸長することによりデータ転送量を削減することは可能かもしれないが、本実施の形態においては、画像データの圧縮又は伸長処理という要求されたサービスの提供に本来的に必要でない処理の実施に伴うパフォーマンスの低下、また画質の劣化等新たに発生しうる問題からも回避することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、サービスを提供する際の本実施の形態の基本動作について説明した。本実施の形態では、パフォーマンスを考慮することによって、サービスを更に高品質に提供することができる。
図8は本実施の形態におけるサービス構成情報のデータ構成例、図9は本実施の形態における自機の搭載機能情報のデータ構成例、図10及び図11はそれぞれ他機の搭載機能情報のデータ構成例、をそれぞれ示した図である。図8、図9、図10、図11は、実施の形態1におけるそれぞれ図4、図5、図6、図6と対応している。実施の形態1に示した図4〜図6と比較すればわかるように、各情報には、QoS等パフォーマンスの指標となるデータが付加されている。
本実施の形態でいうQoS(Quality of Service)は、サービスの質を表す指標の一つで、特にパフォーマンスを示す指標である。本実施の形態では、各機能に対してどのくらいのパフォーマンスを要求するか、を示す指標値となる。図8に例示した5[枚/分]というのは、スキャン翻訳全体で1分間に5枚の文書を処理するスピードを要求した設定内容である。また、図9〜図11に示されたQoSは、各画像処理装置10における各機能を実行した場合の性能を表した値である。例えば、図9の設定例によると、自機に搭載されたスキャン機能を実行した場合には、50[枚/分]の処理スピードで実施できるということを示している。
また、PF(performance Factor)は、あるプロセッサの処理スピードを1(基準)とした場合における自機の処理スピードを表した値である。図9に例示した5,10というのは、自機においていずれかの機能を実施する場合、ソフトウェア(SW)を利用した場合は基準の5倍、ハードウェア(HW)を利用した場合は基準の10倍、という処理スピードで実施できるということを示している。この例の場合、ハードウェア(HW)を利用した方がソフトウェア(SW)を利用するより2倍のパフォーマンスを得ることができる。搭載機能情報に設定されているQoSは、それぞれ自機において当該機能処理を実行したときの処理スピードを表した値なので、同じ機能プログラムを実行する場合でもプロセッサの性能によってQosは異なってくる。PFは、プロセッサの性能という要因を排除し、搭載機能情報それぞれに設定されているQoSを、自機のQosに換算するために利用される。更に、図10及び図11に示した「HW or SW」は、当該パフォーマンス(PF)をハードウェア又はソフトウェアのいずれにて実現しているかという機能実現対象を示す情報である。
次に、本実施の形態における動作について説明する。なお、本実施の形態における動作は、図7に示した基本動作と同じ処理の流れなので図7を用いて説明する。本実施の形態は、未搭載機能を取得する他の画像処理装置10を特定する処理(ステップ160)においてパフォーマンスの確認を行うこと以外、実施の形態1と同じなので、それ以外の処理については適宜説明を省略する。なお、本実施の形態では、図8〜図11に示したように、QoS等のパフォーマンスに関する情報が設定されたサービス構成情報及び搭載機能情報が用いられる。
まず、実施の形態1と同様に、ユーザがスキャン翻訳サービスの要求をすると、そのサービスを構成する機能と自機に搭載された機能とを照合する。その結果、未搭載の機能が存在することを認識すると、ネットワーク経由で他の画像処理装置10から搭載機能情報を取得する(ステップ110〜150)。
ステップ160において、図8に示したサービス構成情報と図9に示した自機の搭載機能情報との比較により、自機には、翻訳及びOCRの各機能が搭載されていないことが把握できる。一方、図10及び図11に例示した他機の搭載機能情報を参照してみると、自機に搭載されていないOCR機能は“M04”の画像処理装置10に、翻訳機能は“M03” 及び“M04”の各画像処理装置10に、搭載されていることが把握できる。ここで、画像処理装置“M04”におけるOCR機能のPFは10であり、自機の5を上回っており、かつPFが5の自機でOCR機能を実行したときのQoSは10(=20×(5/10))となることから要求された5[枚/分]を上回る。よって、OCR機能の取得先は、画像処理装置“M04”と決定する。
一方、画像処理装置“M03”における翻訳機能のPFは3であり、自機の5を下回っており、かつPFが5の自機で翻訳機能を実行したときのQoSは1.7(=1×(5/3))となることから要求された5[枚/分]を下回る。これに対し、画像処理装置“M04”における翻訳機能のPFは10であり、自機の5を上回っており、かつPFが5の自機でOCR機能を実行したときのQoSは10(=20×(5/10))となることから要求された5[枚/分]を上回る。よって、翻訳機能の取得先は、画像処理装置“M04”と決定する。なお、ここでは、1台の画像処理装置“M04”のみが前述したパフォーマンスに関する選択条件を満足したが、複数台の画像処理装置10が選択条件を満足する場合には、PFを用いて自機に換算したQoSを比較し、最も性能の高い1台の画像処理装置10に特定する。また、その他にも各画像処理装置10の現時点における負荷状態という現況情報、性能という固定的な情報、あるいは過去の実績等の選択条件で、あるいはこれらの選択条件を更に考慮して1台を選出するようにしてもよい。
以上のように自機と他機の各搭載機能情報を照合することにより、装置特定部24が自機未搭載のOCR及び翻訳の各機能を搭載した画像処理装置“M04”を特定すると、機能プログラム取得部25は、OCR及び翻訳の各機能を発揮するために実行する当該機能プログラムを画像処理装置“M04”からダウンロードし、機能プログラム記憶部29に保存する(ステップ170)。そして、処理実行部26は、自機に搭載されたスキャン翻訳サービスを構成する各機能に対応する機能プログラムを実行することで、ユーザにより要求されたサービス処理を実施する(ステップ180)。
本実施の形態によれば、以上のようにして要求された以上のパフォーマンスにてサービス処理を実行することができる。これにより、パフォーマンスの観点からユーザに対して高品質なサービスを提供することができる。
なお、サービス構成情報に設定されるQoSは、サービス処理全体で要求される処理スピードである。従って、厳密に言えば、いずれかの機能の実行において設定値(5[枚/分])を下回っても、全体において設定値を上回ればよい。ただ、本実施の形態では、説明の便宜のために個々の機能においてQoSの設定値を上回る場合で説明した。個々の機能においてQoSの設定値を上回れば全体としても上回るからである。
実施の形態3.
上記各実施の形態においては、自機に未搭載の機能を実行する際、その機能を搭載している他機から当該機能プログラムをダウンロードし、自機において当該機能を実行するようにした。しかしながら、機能をハードウェアにて実行したり、ソフトウェアであってもライセンス等の問題でダウンロードできない場合も容易に想定しうる。本実施の形態は、このような場合に対処できるようにしたことを特徴とする。
図12は本実施の形態における自機の搭載機能情報のデータ構成例、図13は本実施の形態における他機の搭載機能情報のデータ構成例、をそれぞれ示した図である。図12及び図13は、実施の形態2における図9及び図11にそれぞれ対応している。実施の形態2に示した図9及び図11と比較すればわかるように、各情報には、“DL”と記されたダウンロード可否情報が付加されている。ダウンロード可否情報には、機能をソフトウェアで実現する場合において、当該機能プログラムのダウンロードの可否が設定される。図12及び図13において、“Y”はダウンロード可、“N” はダウンロード不可、をそれぞれ示す値である。なお、サービス構成情報は、図8に示したサービス構成情報を用いる。
次に、本実施の形態における動作について説明するが、本実施の形態における動作は、図7に示した基本動作と同じ処理の流れなので図7を用いて説明する。本実施の形態は、未搭載機能を取得する他の画像処理装置10を特定してから処理を実行するまでの処理(ステップ160〜180)以外、実施の形態1と同じなので、それ以外の処理については適宜説明を省略する。なお、本実施の形態では、図12及び図13に示したように、QoS等のパフォーマンスに関する情報及びダウンロード可否情報が設定されたサービス構成情報及び搭載機能情報が用いられる。
まず、実施の形態1と同様に、ユーザがスキャン翻訳サービスの要求をすると、そのサービスを構成する機能と自機に搭載された機能とを照合する。その結果、未搭載の機能が存在することを認識すると、ネットワーク経由で他の画像処理装置10から搭載機能情報を取得する(ステップ110〜150)。
ステップ160において、図8に示したサービス構成情報と図12に示した自機の搭載機能情報との比較により、自機には、翻訳及びOCRの各機能が搭載されていないことが把握できる。そして、図13に例示した他機の搭載機能情報を参照してみると、自機に搭載されていないOCR及び翻訳の各機能共に搭載されていることが把握できる。ここで、画像処理装置“M04”におけるOCR機能のPFは10であり、自機の5を上回っており、かつPFが5の自機でOCR機能を実行したときのQoSは10(=20×(5/10))となることから要求された5[枚/分]を上回る。翻訳機能のPFは10であり、自機の5を上回っており、かつPFが5の自機でOCR機能を実行したときのQoSは10(=20×(5/10))となることから要求された5[枚/分]を上回る。よって、OCR及び翻訳の各機能の取得先は、画像処理装置“M04”と決定する。
ここで、画像処理装置“M04”における各機能のダウンロード可否情報を参照してみると、共に“N” が設定されているため、当該機能プログラムをダウンロードすることができない。従って、本実施の形態においては、機能プログラムを取得する処理(ステップ170)を実行しない。
処理実行部26は、スキャン翻訳サービスを構成する各機能に対応する機能プログラムを実行することで、ユーザにより要求されたサービス処理を実施することになるが(ステップ180)、この例のように機能プログラムを取得できない機能に対しては、例外的に処理対象画像データをステップ160において特定した他機へ送信することによって機能の実行を要求し、その他機において当該機能を実行させる。
本実施の形態によれば、機能プログラムを取得できなかった場合には、例外的に他機にて当該機能を実行させることで、ユーザからのサービス要求に確実に応えるようにすることができる。
なお、本実施の形態における未搭載機能の取得先を特定する処理(ステップ160)において、パフォーマンスを満足する他機を、当該機能を実行する画像処理装置10として特定した後、ダウンロード可であれば当該機能プログラムを取得し、ダウンロードが不可であれば当該機能の実行を依頼するようにした。ただ、ステップ160において、ダウンロード可の画像処理装置10のみを選択候補とし、当該機能を確実に自機にて実行できるように処理してもよい。
実施の形態4.
機能プログラムの取得先となる画像処理装置10を特定する場合、上記各実施の形態においては、ネットワーク上における他機との関係について何も条件を設定していなかった。本実施の形態では、ネットワーク上における関係を考慮して機能プログラムの取得先となる画像処理装置10を特定するようにした。
図14は本実施の形態におけるサービス構成情報のデータ構成例、図15は本実施の形態における自機の搭載機能情報のデータ構成例、図16は他機の搭載機能情報のデータ構成例、をそれぞれ示した図である。図8及び図12,13と比較すればわかるように、各情報には、“NSL”(Network Search Level)と記された検索レベル情報が付加されている。サービス構成情報には、どのレベルまで機能プログラムのダウンロード対象とするかという内容の検索レベル情報が設定される。搭載機能情報には、どのレベルからの機能プログラムのダウンロード要求に応じるかという内容の検索レベル情報が設定される。本実施の形態では、NSLの値として、“0”は自機内のみ、つまり、他機から取得しない(他機からのダウンロード要求に応じない)場合に設定する。自機に搭載された機能に対しては他機から取得する必要がないので、図14に示したようにサービス構成情報において該当する機能には“0”を設定すればよい。また“1”は同一ドメイン内に限定する場合、“2”は同一ドメイン内に限定しない、つまり他のドメインの他機も取得候補とする(他のドメインからのダウンロード要求にも応じる)場合に設定する。
次に、本実施の形態における動作について説明するが、本実施の形態における動作は、図7に示した基本動作と同じ処理の流れなので図7を用いて説明する。本実施の形態は、未搭載機能を取得する他の画像処理装置10を特定する処理(ステップ160)において他機の選択基準としてネットワークの関係を確認すること以外、実施の形態1と同じなので、それ以外の処理については適宜説明を省略する。なお、本実施の形態では、図14〜図16に示したように、NSLが設定されたサービス構成情報及び搭載機能情報が用いられる。
まず、実施の形態1と同様に、ユーザがスキャン翻訳サービスの要求をすると、そのサービスを構成する機能と自機に搭載された機能とを照合する。その結果、未搭載の機能が存在することを認識すると、ネットワーク経由で他の画像処理装置10から搭載機能情報を取得する(ステップ110〜150)。
ステップ160において、図8に示したサービス構成情報と図9に示した自機の搭載機能情報との比較により、自機には、翻訳及びOCRの各機能が搭載されていないことが把握できる。更に、翻訳及びOCRの各機能のNSLは、共に“2”であることから、他のドメインの他機も取得候補とすることが把握できる。
一方、図16に例示した他機の搭載機能情報を参照してみると、自機に搭載されていない翻訳及びOCRの各機能が共に搭載されていることが把握できる。なお、前述したパフォーマンスやダウンロードの可否については、上記実施の形態2,3において説明したとおりであるため、説明を省略する。
他機の搭載機能情報を参照してみると、翻訳及びOCRの各機能のNSLには、共に“2”であることから、他機(画像処理装置“M04”)は、ドメインの関係にかかわらず自機(画像処理装置“M01”)からの要求に応じて機能プログラムをダウンロードすることができる。なお、翻訳及びOCRの各機能に関し、この例では、画像処理装置“M04”)はパフォーマンスの条件を満たし、かつDLには、共に“Y”が設定されている。
本実施の形態によれば、搭載する各機能に対して他機とのネットワークの関係に基づき機能プログラムのダウンロードの可否を設定できるようにしたので、データセキュリティやライセンス管理に活用させることができる。
なお、上記各実施の形態においては、サービス構成情報及び自機の搭載機能情報に種々の情報を設定することによってパフォーマンスやライセンス、セキュリティ等を考慮しながらユーザから要求されたサービスの提供を行うことができるが、各記憶部27,28に対しては、画像処理装置10の操作パネル13を操作して設定できる。また、管理者がユーザ端末装置2から設定することも可能である。
また、本実施の形態では、画像処理を伴うサービスの例としてスキャン、プリントを行うスキャン翻訳サービスを例にしたので、コンピュータを搭載した複合機を画像処理装置として例示したが、必ずしも複合機である必要はなく、スキャナやプリンタを接続したコンピュータでも実現可能である。
本発明に係る画像処理装置の一実施の形態を含む画像処理システムの全体構成図である。 実施の形態1における画像処理装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1における画像処理装置のブロック構成図である。 実施の形態1におけるサービス構成情報記憶部に設定登録されたサービス構成情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1における搭載機能情報記憶部に設定登録された自機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1における搭載機能情報記憶部に設定登録された他機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1においてユーザによるサービス要求に応じてサービス処理を実施する際の基本動作を示したフローチャートである。 実施の形態2におけるサービス構成情報記憶部に設定登録されたサービス構成情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態2における搭載機能情報記憶部に設定登録された自機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態2における搭載機能情報記憶部に設定登録された他機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態2における搭載機能情報記憶部に設定登録された他の他機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態3における搭載機能情報記憶部に設定登録された自機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態3における搭載機能情報記憶部に設定登録された他機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態4におけるサービス構成情報記憶部に設定登録されたサービス構成情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態4における搭載機能情報記憶部に設定登録された自機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態4における搭載機能情報記憶部に設定登録された他機の搭載機能情報のデータ構成例を示した図である。
符号の説明
2 ユーザ端末装置、4 ファイアウォール、6 LAN、8 WAN、10 画像処理装置、11 CPU、12 アドレスデータバス、13 操作パネル、14 スキャナ、15 HDD、16 プリンタエンジン、17 ネットワークインタフェース(I/F)、18 RAM、19 ROM、20 外部メディアインタフェース(I/F)、21 要求受付部、22 機能特定部、23 搭載機能情報収集部、24 装置特定部、25 機能プログラム取得部、26 処理実行部、27 サービス構成情報記憶部、28 搭載機能情報記憶部、29 機能プログラム記憶部。

Claims (5)

  1. ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段と、
    ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段と、
    前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段と、
    自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段と、
    を有し、
    搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、各画像処理装置に搭載された機能を実現する機能プログラムのダウンロードの可否を示すダウンロード情報と、が含まれており、
    前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによってダウンロード可能な画像処理装置の中から最も性能評価値の高い1台の画像処理装置を特定することを特徴とする画像処理装置。
  2. ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段と、
    ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段と、
    前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段と、
    自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段と、
    を有し、
    搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、どのレベルまで機能プログラムのダウンロード対象とするかという内容の検索レベル情報と、が含まれており、
    前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによって複数の中から1台の画像処理装置を特定することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項又はに記載の画像処理装置において、
    前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合でもダウンロード可能な画像処理装置が存在しない場合には、最も性能評価値の高い1台の画像処理装置を特定し、
    前記処理実行手段は、ダウンロード可能な画像処理装置が存在しなかったことにより前記機能取得手段が機能プログラムを取得できなかった当該機能を実行する場合、当該機能の実行要求を前記装置特定手段により特定された画像処理装置へ送信することによって当該機能を実行させることを特徴とする画像処理装置。
  4. コンピュータを、
    ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段、
    ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段、
    前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段、
    自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段、
    として機能させ
    搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、各画像処理装置に搭載された機能を実現する機能プログラムのダウンロードの可否を示すダウンロード情報と、が含まれており、
    前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによってダウンロード可能な画像処理装置の中から最も性能評価値の高い1台の画像処理装置を特定することを特徴とする画像処理プログラム。
  5. コンピュータを、
    ユーザにより指定された処理の実行に用いる1又は複数の機能を特定する機能特定手段、
    ネットワーク接続された画像処理装置それぞれが搭載する機能の一覧を含む搭載機能情報を参照することによって、前記機能特定手段により特定された機能のうち、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置を特定する装置特定手段、
    前記装置特定手段により特定された画像処理装置から当該機能を実現する機能プログラムをダウンロードすることによって取得し、当該機能を自機に搭載する機能取得手段、
    自機に搭載された機能を実行することによってユーザにより指定された処理を実行する処理実行手段、
    として機能させ、
    搭載機能情報には、各画像処理装置において機能を実行する際の性能評価値と、どのレベルまで機能プログラムのダウンロード対象とするかという内容の検索レベル情報と、が含まれており、
    前記装置特定手段は、自機に予め搭載されていない機能を搭載した画像処理装置が複数存在する場合、搭載機能情報を参照することによって複数の中から1台の画像処理装置を特定することを特徴とする画像処理プログラム。
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