JP5066570B2 - Webフォーマットベースのワイヤレス通信 - Google Patents

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Description

ワイヤレスデバイスは極めて普通になっている。ワイヤレスデバイスによると、ユーザは種々の手段を通して通信を維持したまま無制限の移動を行なうことができる。一部のデバイスは、サテライトやワイヤレス電話テクノロジなどの長距離通信を利用している。他のデバイスはBluetoothデバイスのように短距離通信を採用している。短距離通信は一見すると、不利のように見えるが、短距離通信によると、実際には送信側と受信側の判別がしやすくなっている。例えば、Bluetoothデバイスは、30乃至60フィートの通信エリアに制限することができる。そのために、他のユーザとの干渉が激減している。残念ながら、Bluetoothテクノロジによると、他のBluetoothソースと見つけるためにデバイスによる「ディスカバリ(discovery)」が必要である。多数のユーザが存在するようなミーティング環境では、Bluetoothディスカバリセッションは、非常に類似したIDタグを持つ多数のユーザおよびデバイスを発見することがある。このことは、あるユーザがどのユーザまたはデバイスと接続したいのかを判別するのを困難にしている。
近距離無線通信(near field communications - NFC)は、非常に近接するデバイスのコネクションを高速化し、セキュアに保ちながら、現行通信テクノロジの不都合さの一部を除去するために開発されたものである。ECMA(European Computer Manufacturers Association)は、近距離無線通信に関する標準である、NFCIP-1(ECMA-340,ISO/IEC 18092)近距離無線通信インタフェースとプロトコルを開発している。これらの標準は、メーカがNFCと互換性のあるデバイスを開発する際のガイダンスになっている。NFCの主な利点と1つは、2つのデバイスが相互に近接したとき通信リンクを自動的に構築できることである。このため、デバイス間で情報を即時に共有することを可能にしている。例えば、ミーティングにおいて、ビジネスカード情報はNFCデバイスを相互に近接させることによって容易に共有することができる。近接を制限すると、NFCデバイスは他のNFCデバイス間を区別して情報のフローを制御することができる。
なお、NFCの欠点の1つは、メーカが新規出現のテクノロジ用にだけ新規データ交換を開発する傾向にあることである。新規のデータフォーマットと通信方法を作成することは、コストを要し、業界の多数がその方法を採用するまで新規テクノロジを孤立させる傾向がある。そのために、限られた人にしか理解されない方法(esoteric method)を採用し、存続させることを拒否する少数のメーカが取り残されることは避けられない。結局のところ、ユーザは、NFCデバイスをどのように異種データ交換方法と調和させるかを学ぶ必要があるため、このようなメーカとの不一致に高い代価を払っている。
Webフォーマットは、ワイヤレス通信上でWebと互換性のある情報交換を可能にすることに梃入れしている。そのために、既存のWeb標準および/または言語を、例えば、NFCエアリンクやその他のワイヤレス通信手段上で採用し、実際のWeb交換可能形式で、デバイス相互間で情報を労せずして共有することを可能にしている。これらの通信技法によると、PDA、セル電話、キオスク、ムービポスタなどのように、リソースに制約のあるデバイス間でライトウエイト通信(lightweight communications)を確立することを可能にしている。情報は、これらの技法を利用して受け渡すことおよび/またはリトリーブすることができる。例えば、NFCタグは、NFCと互換性のあるPDAをNFCタグに近接させるだけでそのPDAをもつユーザによって読み取ることができる。同様に、例えば、ムービポスタには、セル電話をムービポスタ上のスポットに近接させるだけでセル電話に渡すことができる情報を収めることができる。これらの通信手段は、他の通信プロトコルの利用を可能にするデバイス間でハンドシェーキングデータを受け渡すことによって、代替タイプの通信を確立するために利用することもできる。これらの技法によると、情報をデバイス間でシームレスに受け渡し、Web情報の構造およびフォーマットとの互換性をそのまま維持できるので、ライトウエイト通信の技術的コストと複雑性が大幅に低減される。
以上は、主題の実施形態のいくつかの側面を基本的に理解できるように主題を簡単に要約したものである。この要約は主題を網羅的に概要したものではない。この要約は、実施形態の主要/重要なエレメントを特定するものでも、主題の範囲を限定するものでもない。この要約の唯一の目的は、以下に記載されているより詳細な説明の序論として主題のいくつかの概念を簡単に紹介することである。
上述した目的および関連の目的を達成するために、以下では、実施形態の一部の例示側面が下述する詳細説明および添付図面と関連付けて説明されている。なお、これらの側面は、主題の原理の採用を可能にする種々の方法のいくつかを示したものにすぎず、主題にはかかる側面およびその同等側面のすべてが含まれるものである。主題のその他の利点および新規特徴は、下述する詳細説明を添付図面と関連付けて検討することで明確化される。
実施形態のある側面によるWebフォーマットベースのワイヤレス通信システムを示すブロック図である。 実施形態のある側面による送信側Webフォーマットベースのワイヤレス通信システムを示すブロック図である。 実施形態のある側面による受信側Webフォーマットベースのワイヤレス通信システムを示すブロック図である。 実施形態のある側面によるWebフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント相互間の情報交換を示す図である。 実施形態のある側面によるWebフォーマットベースのワイヤレス通信システムおよびポスタにおけるWebフォーマットベースのタグとの間の情報交換を示す図である。 実施形態のある側面によるWebフォーマットベースの情報交換の方法を示すフロー図である。 実施形態のある側面によるNFC準拠エアリンク上のWebフォーマットベースの情報交換の方法を示すフロー図である。 実施形態のある側面による種々のモードを利用したNFC準拠エアリンク上のWebフォーマットベースの情報交換の方法を示すフロー図である。 実施形態のある側面による代替通信手段を確立するためのWebフォーマットベースの情報交換の方法を示すフロー図である。 実施形態が相互にやりとりできる例示システムを示す図である。
以下、図面を参照して主題について説明するが、類似エレメントは図面全体を通して類似参照符号を付けて示されている。以下の説明において、解説の目的のために、主題の完全な理解を容易にするために多数の具体的詳細が示されている。なお、当然のことであるが、主題の実施形態はこれらの具体的詳細がなくても実施可能である。その他の事例では、これらの実施形態の説明を容易にするために、周知の構造およびデバイスがブロック図で示されている。
本明細書の中で用いられている「コンポーネント」の用語は、ハードウェアであるか、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせであるか、ソフトウェアであるか、実行中のソフトウェア(software in execution)」であるかに関係なく、コンピュータに関係するエンティティを指すことを目的としている。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル(executable)、実行スレッド(thread of execution)、プログラム、および/またはコンピュータであることがあるが、これらに限定されない。例示すると、サーバ上で実行されるアプリケーションも、そのサーバも、コンピュータコンポーネントとなることができる。1または2以上のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行スレッド内に置かれていることがあり、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に置かれていることも、および/または2または3以上のコンピュータ間に分散されていることもある。
ワイヤレス通信は、社会がモバイル化されるのに伴って普通になっている。しかし、新しいワイヤレステクノロジが出現するたびに、特定のデバイスが通信し合うために新しい標準とプロトコルを確立する必要があった。本明細書に開示した事例では、ワイヤレステクノロジ上の既存Webフォーマットに梃入れするテクノロジが示されている。その結果、Webがその正規境界の外に出て、物理的世界まで拡張されたことは確かである。ユーザは、今では、デスクトップ、ラップトップまたはその他のWeb接続デバイスに制限されることなく、種々タイプの情報を「カットアンドペースト(cut & paste)」することが可能になっている。モバイルデバイスは、情報の構造上の側面を失うことなく、労せずして情報を交換することが可能になっている。従って、例えば、あるデバイスを別のデバイスの近くに通過させるだけでその構造をそのまま残したまま、ビジネスカードをあるデバイスから別のデバイスに電子的に渡すことが可能になっている。
図1は、Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム100を示す図である。この例では、Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム100は、単一のWebフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント102を使用して、通信の送信と受信の両側面を実現している。他の事例では、これらの機能を得るために、単一ではなく、別々のコンポーネントが利用されている。Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント102は情報104を受信/送信し、Web交換可能ワイヤレス情報106を送信/受信する。送信時には、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント102は情報104を受け取り、Webフォーマットを利用して、その情報104をWeb交換可能ワイヤレス情報106としてエンコードして、ワイヤレスで送信する。同様に、Web交換可能情報106の受信時には、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント102は、そのWeb交換可能ワイヤレス情報106をデコードすることによって情報104を得ている。
情報104として可能なものに、生データ(raw data)、テーブル、チャート、グラフィックス、オーディオ、ゲーム、通信プロトコル、ソフトウェアアプリケーションなどがあるが、これらに限定されない。本明細書に開示した事例には、データをトランスポートする技法が示されているが、トランスポートできるデータのタイプには制限が課されていない。従って、例えば、ユーザはキオスクに接近して、自分のビジネスカードをある種のエレクトロニック「フィッシュボウル(fishbowl)」に容易に転送することも、新しいリングトーンをキオスクからまったく同じように容易にダウンロードすることもできる。Web交換可能ワイヤレス情報106は、Webフォーマットに基づいてワイヤレスでトランスポートするために処理されたあとの情報104を表わしている。また、この情報には、種々タイプのワイヤレス通信手段のために必要なデータトランスポート要件を含めることもできる。情報104を処理してWeb交換可能ワイヤレス情報106にする種々の技法は、以下に詳しく説明されている。Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント102はWebフォーマットに梃入れしているので、新しい標準およびプロトコルはワイヤレス通信のために不要であるため、ワイヤレス通信システム導入先の総実施費用と複雑さを大幅に軽減している。
例えば、近距離無線通信(near field communications - NFC)のために利用される1つの事例では、物理オブジェクト(例えば、ポスタ、キオスクなど)は、「通信対応(communication enabled)」インジケータ(例えば、シンボルなど)によって特定されたNFCタグを収めている。代表的なNFCタグは、NFC通信標準に準拠するためのRFおよびデジタル/アナログ回路、メモリアレイ、外部システムへのオプションのインタフェースおよびアンテナを収めている。「通信対応」インジケータは、NFCエアリンク経由のコンテンツの使用可能性を公開するのに役立つと共に、NFCデバイス用のタッチマーク(touch mark)として使用されることに役立っている。このインジケータはタグアンテナと相関付けられているのが代表的であるが、タグチップ自体とそれを支えるエレクトロンクスは、ある程度の距離をおいて分離することができる。この場合、Webフォーマットは、情報をNFC情報交換フォーマット(NDEF)ラッパ(wrapper)にカプセル化するために利用されている。Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント102は、NFCリーダ/ライタモードで動作し、NFCタグまたは別のNFC対応デバイス(例えば、Webキオスクなど)と通信する能力を備えたNFC対応モバイルデバイスの働きをする。Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント102は、NFCタグまたは別のNFCデバイスへのNFCエアリンクを確立する働きも行ない、Web交換可能ワイヤレス情報106を提供/受信するために標準化NFC方式で通信する。
図2は、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント202を使用して情報208をWeb交換可能ワイヤレス情報210に変換する送信側Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム200の一例を示している。ワイヤレス通信コンポーネント202は、Webフォーマットを利用して情報208を受信し、それを処理するためにWebフォーマットベースの情報コンポーネント204を採用している。ワイヤレス通信コンポーネント206は処理された情報208を受信し、それをWeb交換可能ワイヤレス情報210として送信する。Webフォーマットベースの情報コンポーネント204は情報208を処理するために種々のWebフォーマットを採用することができる(下述する)。同様に、ワイヤレス通信コンポーネント206は、Web交換可能ワイヤレス情報210を送信するために種々のワイヤレス通信手段を採用することができる。これらの通信手段として可能なものに、NFC(近距離無線通信)、Bluetooth、UWB(ultra-wideband:超広帯域通信)、IrDA(infrared)、およびその他のワイヤレス通信があるが、これらに限定されない。
以上から理解されるように、Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム200が、例えば、エレクトロニックタグのような受動型で利用される場合は、情報208は、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント204によって処理されたあとタグ内にストアしておくことができる。このようにすると、ワイヤレス通信コンポーネント206は、受動型の場合も、能動型の場合も、情報が処理されるのを待たなくても、処理される情報208をデータストアから直接に送信することができる。受動型エレクトロニックタグは、受信側デバイスがタグの送信回路に電力を供給するために必要な信号を送信することによって電源が入れられるのが一般的である。従って、本明細書に開示した技法は、受動型タグデバイス、カードエキュレーションデバイス、および/またはピアツーピアデバイスなどで適用可能である。
1つの事例では、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント202は、例えば、NFC通信手段(以下に詳しく説明する)を利用することが可能であり、その場合、Webフォーマットベースの情報コンポーネント204は、NFCエアリンク上を送信するためにデータオブジェクトを選択し、処理することができる。その場合、Webフォーマットベースの情報コンポーネント204は、Webページ上で利用されるのが代表的である共通データオブジェクトマイクロフォーマット(下述する)をカプセル化するためにNDEFパッケージを生成することができる。このようにすると、例えば、NFC対応モバイルデバイスは、例えば、ポスタおよび/またはキオスクなどに情報を送信することができる。
同様に、図3に示すように、受信側Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム300は、ワイヤレス通信コンポーネント306を通してWeb交換可能ワイヤレス情報310を受信し、Webフォーマットベースの情報コンポーネント304を通してデコードすることによって情報308を取得する。上述したように、ワイヤレス通信コンポーネント306は、Web交換可能ワイヤレス情報310を、デコードすることなく「そのまま」ローカルにおよび/またはリモートにストアしておくこともできる。これは、複数のデバイスなどの間で情報が受け渡しされるような形で行なうことができる。基本的に、Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム300は、データのリーダとしての働きをしている。従って、例えば、ビジネスカードをキオスクフィッシングボウル(kiosk fishing bowl)などで受信するデバイスとして使用することもできる。上述した送信側Webフォーマットベースのワイヤレス通信システムと同様に、Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム300は、その機能を実行するために種々のワイヤレス通信手段とWebフォーマットを採用することができる。
1つの事例では、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント302は、例えば、NFC通信手段を利用することが可能であり、その場合、Webフォーマットベースの情報コンポーネント304はNDEFパッケージを構文解析(parse)し、Webページ上で利用されるのが代表的である共通データオブジェクトマイクロフォーマットを認識する。Webフォーマットベースの情報コンポーネント304は、リトリーブしたデータオブジェクトをセーブし、処理し、および/または表示することができる機能を収めておくこともできる。このようにすると、例えば、NFC対応モバイルデバイスは、例えば、ポスタやキオスクなどから情報を読み取ることができる。
図4は、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント402、403間の情報交換400を示す図である。この例では、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“A”402は、情報をWeb交換可能情報としてWebフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“B”406に送信している。そのあと、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“B”406は情報408を提供する。1つのシナリオでは、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“A”406はモバイルデバイスに置いておくことが可能であり、他方、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“B”406は固定オブジェクトおよび/またはデバイス内に置いておくことが可能である。このようにすると、モバイルデバイスは、Web交換可能ワイヤレス情報を送受信するために採用されたワイヤレス通信手段によって設定された一定の近くに来たとき情報を固定デバイスに渡すことができる。これは、キオスク例におけるフィッシュボウルに類似している。
別のシナリオでは、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“A”402は、固定デバイスに置いておくことが可能であり、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“B”406はモバイルデバイスに置いておくことが可能である。例えば、固定デバイスは、適格モバイルデバイス(qualified mobile device)が指定された距離の範囲内に来ると、ムービの日付と時間を文字情報と一緒に提供するムービポスタにすることができる。従って、Webフォーマットベースのワイヤレス通信コンポーネント“B”406で表わされたモバイルデバイスは、固定デバイスに電源を入れ(必要ならば)、Web交換可能ワイヤレス情報を受信することができる。
コンポーネント402、406の各々は、能動型および/または受動型コンポーネントにすることができる。本明細書に開示した技法の事例は、能動型デバイスと受動型デバイスとを区別せず、どちらのタイプのデバイスでも、および/またはハイブリッドデバイスでも、効率的に動作する。従って、これらの事例は、リーダ/ライタ、カードエミュレーション、および/またはピアツーピア通信システムなどで利用可能である。前述したように、情報404、408はWeb交換可能形式でストアしておくと、情報交換が容易化される。
図5は、Webフォーマットベースのワイヤレス通信システム504とポスタ506内のWebフォーマットベースのタグ508との間の情報交換500を示す図である。ユーザ502がWebフォーマットベースのワイヤレス通信システム504を収容しているモバイルデバイスでポスタ506に接近すると、システム504はWebフォーマットベースのタグ508を通してポスタ506とやりとりして、情報をリトリーブする(この例において)。図5に示すWebフォーマットベースのタグ508は、専ら図例を目的としており、どの物理的類似性を表わすものでもなく、Webフォーマットベースのタグ508のトレードマーク表現を提案するものでもない。どのシンボル、サウンド、および/またはその他のインジケータも、Webフォーマットベースの情報を交換するためにユーザがそのスポットに接近するのを訓練するために利用することができる。
本明細書に開示した事例は、種々タイプのワイヤレス通信システムに適用可能である。比較的最近のワイヤレス通信タイプの1つは、短距離無線通信すなわち“NFC”と呼ばれている。NFCは標準に基づく短距離(数センチメートル)のワイヤレスコネクティビティテクノロジであり、エレクトロニックデバイス相互間で単純かつ安全に2方向のやりとりをするのを可能にしている。NFCデバイスは、その動作モードがリーダ/ライタ、ピアツーピア、またはカードエミュレーションモードになるように変更することができる。これらの異種動作モードは、ISO/IEC 18092 NFCIP-1およびISO/IEC 14443コンタクトレス(非接触)スマートカード標準に準拠している。リーダ/ライタモードでは、NFCデバイスは、上述したポスタタグのシナリオにおけるように、NFCタグタイプを読み取ることができる。リーダ/ライタモードは、ISO 14443およびソニー社のFelica(ISO 18092受動型通信モードに由来)方式に準拠したRFインタフェースでもある。
ピアツーピアモードにあるときは、デバイスはデータを交換することができる。例えば、代替通信手段のプロトコルは、Bluetoothの場合のように交換することができ、またはバーチャルビジネスカードやデジタル写真などのWiFiリンクセットアップパラメータおよび/またはデータを交換することができる。ピアツーピアモードはISO/IEC 18092標準に基づいて標準化されている。カードエミュレーションモードでは、デバイスはタグの働きをするので、外部リーダからは従来のコンタクトレススマートカードと同じように見える。タグは、NFC対応デバイスによって読み取られたデータをストアする受動型デバイスであるのが代表的である。そのため、例えば、コンタクトレスペイメントおよびチケッティングなどを可能にしている。
一般に予想される使い方は、NFCタグを戸外広告(例:ムービポスタ、ベンディングマシン、バス待合所(bus shelter)など)上に置くことである。モバイル電話やPDAのような、NFC対応モバイルデバイスのユーザは自分のデバイスをポスタ上のタグの近くに置いておくことができ、広告業者とそのプロモーションに関係する情報は、将来の使用と参照に備えてモバイルデバイスに転送しておくことができる。予想されることは、電話番号、開催地アドレス(venue address)、マップ、カレンダイベントレコード、ビジュアル情報とテキスト情報、およびその他のデータタイプが転送可能になることである。しかし、NFCには、日常の使用の妨げとなる問題が多数ある。主な問題の1つは、ユーザが関心を持ち、精通しているデータタイプをNFCデータリンク上でどのように交換するかである。
本明細書に記載された1つの事例では、NFC準拠エアリンクを利用して情報を転送するために、疎協力(loosely cooperating)アプリケーション(すなわち、デバイス)相互間で双方向非同期複製プロセスが採用されている(例えば、マイクロソフト社のSSE(Simple Sharing Extensions)など)。この技法は、データの転送を可能にするWebフォーマットベースのコンテンツのラッピングに基づいている(例えば、UserLand社のReally Simple Syndication RSS 2.0など)。SSEは、RSS2.0をアイテムシェアリングの基礎として使用することをサポートする標準であり、2または3以上の相互加入(cross-subscribed)RSSフィード(feeds)相互間で新規アイテムと変更アイテムを双方向非同期で複製することを規定している。
従って、本明細書に記載された事例では、例えば、NFCエアリンクを利用してワイヤレスに情報を交換するために、WebフォーマットベースのこのタイプのSSEおよびSSEに似た方式を利用することができる。基本的に、相互加入フィードは、2つの疎協力アプリケーション(NFC対応デバイス)間ではNFCエアリンクに置換されている。この場合、情報は2つの完全に異なるエンドポイント(Webコンポーネントとは別の)を利用して受け渡すことができる。例えば、一方のエンドポイントはNFCリンクを備えたモバイルデバイスにすることができ、他方のエンドポイントはNFCリンクを備えた固定ポスタまたはキオスクなどにすることができる。従って、2つの疎協力アプリケーションは、Webサーバ上ではなく、モバイルデバイスと固定ポスタまたはキオスク上で実行されるので、基本的にWebサービスは置換され、HTTPの負担をなくしている。
Web情報の構造をそのまま残しておくために利用される、他のWebフォーマットを採用することも可能である。デスクトップPCのユーザがアプリケーション相互間でカットアンドペーストできるのとまったく同じように、WebユーザはWebブラウザ内に類似の機能をもっている。事例では、その構造をそのまま残したままワイヤレス通信上で情報の転送を容易にするために、このWebフォーマットのカットアンドペーストプロセスを利用することもできる。基本的に、カットプロセスは、例えば、モバイルデバイス(すなわち、Webフォーマットベースのモバイルワイヤレス通信デバイス)が一定の距離内に来るまで、その元の構造をそのままにして、タグ(すなわち、Webフォーマットベースの固定ワイヤレス通信デバイス)にデータをストアしておくために採用することができる。その時点で、ペーストをタグからモバイルデバイスに行なうことができる。
情報の構造をそのまま残しておくためには、種々タイプのWebフォーマットの利用が可能である。例えば、共通データタイプのセマンティックコンテンツを表わしているが、XHTML準拠のXMLでラップされていて、共通Webブラウザを使用してスタイル化されたマークアップ、レイアウトおよびディスプレイを行なうのに適したマイクロフォーマット群を採用することができる(例えば、vCardのようなビジネスカードフォーマット、カレンダイベントフォーマットのiCalendarなど)。マイクロフォーマットは、基本的には、共通データオブジェクトをXMLで表わしたものである(例:hCard、hCalendarなど)。マイクロフォーマットを基本的に有用にしているのは、XMLを使用したセマンティックマークアップとしてのテキスト表現である。この形式では、データオブジェクトの真のセマンティック意味がドメイン固有アプリケーション(domain-specific application)によって直接にサポートされない場合でも、データは、どの共通Webブラウザを使用しても、レイアウトし、スタイル化し、表示することができる。これは、マイクロフォーマットが由来する基礎のバイナリフォーマットの使用では不可能である。例えば、vCardは、直接に人間が解釈することを目的としていない。vCardには、解釈するにはアプリケーションのサポートが必要である。これに対して、vCardに由来するhCardは人間が読むことのできるXMLであり、それを直接に処理するためのドメイン固有アプリケーションがない場合でも、Webブラウザでスタイル化して、表示することができる。
Webブラウザによって使用されるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を、リンク層の上のNFCプロトコルスタック上に置くことが可能である。これを行なうとき、Webブラウザは戸外広告、バス待合所(bus shelter)、劇場ロビー内のムービポスタまたは情報キオスクなどの物理的アセットにアクセスすることができる。しかし、このソリューション(TCP/IP、DHCPおよび下位スタック層を含む)は、NFCエアリンク上で直接にデータを単純に交換したい場合でも、過重負担になっている。さらに、HTTPを使用するには、双方のエンドポイントによる能動型通信が必要である。NFCタグは受動型である。すなわち、高度に抽象化したレベルで能動的に通信することができない。その主な機能は、比較的単純なRFコマンドとレスポンスプロトコルに応答してデータを提供することである。
従って、例えば、RSS2.0フォーマット化されたシンジケートコンテンツ(syndicated content)に適用されるSSEは、NDEF(NFCデータ交換フォーマット)メッセージの中に直接にカプセル化し、NFC「タグ」に入れることが可能であり、そのあと、このタグはポスタ、ビルディング、キオスク、および/またはその他の物理的オブジェクトなどに適用される。情報の構造をそのまま残しておくWebカット&ペースト技法を、例えば、物理的ポスタ内のタグに適用すると、NFC対応モバイルデバイスのユーザは、ブラウザを使用してWebページとやりとりするのと同じように、「タッチジェスチャ(touch gesture)」を使用して物理的世界と情報を交換することができる。しかし、マウスで「クリック」するのではなく、デバイスで「タッチ」する。このコンテキストでは、タッチとは、実際のコンタクトを必要とするのではなく、一定の近くの範囲内に来たことを意味している。別の例では、該当インタフェースエレクトロニクスとソフトウェアを収めたタグを、例えば、Webキオスクに接続すると、ハイブリッドパラダイム(hybrid paradigm)も可能である。すなわち、Webページをキオスク上に表示したあと、NFC対応モバイルデバイスをキオスク格納箱にタッチしてコンテキストに関係し、調整したデータ(tailored data)をデバイスとキオスクアプリケーションの間で交換することができる。同じアイコンで特定され、Webページ上で使用される同じデータフォーマッティング規則に従って構造化されたデータオブジェクトを、ポスタまたはWebキオスクから「ダウンロード」し、またはポスタまたはWebキオスクと「交換」するという考え方は、エデュケーションギャップを狭くし、ユーザのフラストレーションを軽減し、既存バックエンドシステムの及ぶ範囲を拡張している。
NFC通信は、データを交換するのにいくつかの異なるフォーマットを利用することができる。本明細書に開示した事例では、例えば、NFCIP−1標準を利用して交換されるSSEマークアップ、NFCデータリンク制御プロトコルを利用して交換されるSSEマークアップ、および/またはNFCデータ交換フォーマットのメッセージアセンブリにカプセル化されたSSEマークアップなどを利用することができる。HTML/XHTML/CSS/ECMAスクリプト、オブジェクト交換(OBEX)、および/または共通データオブジェクトマイクロフォーマットなどの転送は、情報構造の保存を容易にするためにNFCデータ交換フォーマットのメッセージアセンブリを使用してNFCリンク上で行なうこともできる。このことから理解されるように、SSEは上記NFCフォーマットを利用して情報を転送するために利用できる唯一のWebフォーマットではない。
図示し、上述した例示システムに鑑みて、実施形態に従って実現することができる方法は、図6-9のフローチャートを参照すると理解しやすくなる。説明を簡単にする目的上、これらの方法は一連のブロックとして図示され、説明されているが、ここで理解すべきことは、一部のブロックは、ある実施形態によれば、本明細書に図示され、説明されている順序とは異なる順序で現れることもあれば、および/または他のブロックと同時並行に現れることもあるので、実施形態はブロックの順序に制約されないことである。さらに、実施形態に従って方法を実現するために図示したブロックすべてが必要になるとは限らない。
実施形態は、プログラムモジュールのように、1または2以上のコンポーネントによって実行されるコンピュータ実行可能命令の一般的コンテキストの中で説明することができる。一般的に、プログラムモジュールの中には、特定のタスクを実行し、あるいは特定の抽象データタイプを実現するルーチン、プログラム、オブジェクト、データ構造などが含まれている。代表例として、プログラムモジュールの機能は実施例の種々事例において必要に応じて結合されていることも、分散されていることもある。
図6には、実施形態のある側面によるWebフォーマットベースの情報交換の方法600を示すフロー図が示されている。この方法600は2または3以上のデバイス604間にワイヤレス通信リンクを用意することからスタート(602)する。リンクを確立するために種々の通信手段を利用することができる。これらの通信手段の中には、例えば、近距離無線通信(NFC)、Bluetooth、UWB(超広域域無線)、IrDA(赤外線無線通信)、およびその他のワイヤレス通信が含まれている。この場合、情報は、Webフォーマットベースのデータ交換プロセス606を利用して通信リンク上のデバイス間に転送されたあと、フロー608は終了する。Webフォーマットベースのデータ交換プロセスの中には、Webページ上で利用されるのが代表的である共通データオブジェクトマイクロフォーマットをカプセル化するNDEFパッケージを利用することを含むことが可能であるが、これに限定されない。Webフォーマットは、ワイヤレス通信リンクを利用して情報をトランスポートしている期間に情報構造をそのまま残しておくことを容易にする。その他のプロセスは上述したとおりである。
図7を参照して説明すると、図7は、実施形態のある側面によるNFC準拠エアリンクを利用したWebフォーマットベースの情報交換の方法700を示すフローチャートである。この方法700は、近距離無線通信(NFC)準拠エアリンクをワイヤレス通信リンク704として採用することからスタート(702)する。そのあと、情報は、デバイス706間で情報を転送するためにWebフォーマット化コンテンツラッピング(content wrapping)に基づく疎結合データ交換フォーマット(loosely coupled date exchange format)を利用するNFC準拠エアリンク上の2またはそれ以上のNFC準拠デバイス間で交換されたあと、フロー708を終了する。例えば、SSE(RSS2.0に準拠)は、NFC準拠エアリンクを利用して情報を転送するために採用することができる。これにより、NFC準拠デバイスは、XMLにラップされたコンテンツを受け付ける疎結合アプリケーションの働きをすることができる。
図8を参照して説明すると、図8は、実施形態のある側面による種々モードを利用してNFC準拠エアリンク上のWebフォーマットベースの情報交換の方法800を示すフロー図である。この方法800は、NFC準拠エアリンク804を利用した通信を確立することからスタート(802)する。そのあと、Web交換可能情報は、リーダ/ライタモード、ピアツーピアモードおよび/またはカードエミュレーションモード806を使用してNFC準拠デバイス間で転送されたあと、フロー808を終了する。本明細書に開示した事例は、NFC対応モードのいずれと共に利用することができる。Webフォーマット化情報の交換は、送信/受信のタイプおよび/またはNFC対応デバイスが能動型であるか、受動型であるかによって制限されない。
図9を参照して説明すると、図9は、実施形態のある側面による代替通信手段を確立するためのWebフォーマットベースの情報交換の方法900を示すフロー図である。この方法900は、NFCと互換性のあるエアリンク904を利用した通信を確立することからスタート(902)する。そのあと、Web交換可能情報は、代替通信手段を確立するためにNFCと互換性のあるデバイス間で転送されたあと、フロー908を終了する。受け渡しされる情報のタイプには、生データ、テーブル、チャート、グラフィックス、オーディオ、ゲーム、通信プロトコル、およびソフトウェアアプリケーションなどが含まれるが、これらに限定されない。本明細書に開示した事例はデータをトランスポートするための技法を提供しており、トランスポート可能なデータのタイプに制限を課していない。従って、例えば、その中には、NFCのほかに、種々タイプのワイヤレス通信手段を確立するために必要なデータプロトコル要件を含むことも可能である。このことは、例えば、ユーザが他のNFC対応デバイスにタッチし、例えば、Bluetoothコネクションを労せずに確立することを可能にしている。これを行なうことは、Bluetoothの”find”機能を使用して、潜在的リンクのリストをソートしてからどのリンクが正しいかを判断することよりも、非常に容易である。
図10は、実施形態が作用し合うことができるサンプルシステム1000を示すブロック図である。システム1000は、インターネット上で情報を共有する代表的なWebベースのシステムを表わしている。本明細書に開示した事例は、Webフォーマットベースの情報構造を利用してそのシステムとやりとりすることができる。システム1000は1または2以上のクライアント1002を含んでいる。クライアント1002は、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(例:スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)にすることができる。システム1000は1または2以上のサーバ1004も含んでいる。サーバ1004もハードウェアおよび/またはソフトウェア(例:スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)にすることができる。クライアント1002とサーバ1004間の1つの可能な通信は、2または3以上のコンピュータプロセス間で送信されるのに適応したデータパケットの形にすることができる。システム1000は、クライアント1002とサーバ1004の間の通信を容易にするために採用できる通信フレームワーク1008を含んでいる。クライアント1002は、クライアント1002に特有の情報をストアするために採用できる1または2以上のクライアントデータストア1010に接続されている。同様に、サーバ1004は、サーバ1004に特有の情報をストアするために採用できる1または2以上のサーバデータストア1006に接続されている。
以上から理解されるように、実施形態のシステムおよび/方法は、コンピュータコンポーネントと非コンピュータ関連コンポーネントを等しく容易にするWeb交換可能ワイヤレス通信で利用することができる。さらに、この分野の精通者ならば認識されるように、実施形態のシステムおよび/方法は、幅広いエレクトロニック関連テクノロジで採用可能であり、その中には、コンピュータ、サーバ、および/またはハンドヘルドエレクトロニックデバイスなどが含まれているが、これらに限定されない。
以上説明してきた内容には、実施形態のいくつかの例が含まれている。当然のことであるが、実施形態を説明する目的のために想到し得るコンポーネントまたは方法をすべて記載することは不可能であるが、この分野の通常の知識を有するものならば認識されるように、実施形態のさらに多くの組み合わせと置換が可能である。従って、主題は、請求項に記載の本発明の精神と範囲に属する、そのような改変、変更および変形のすべてを包含することを目的としている。さらに、「を含む(includes)」という用語が詳細説明と請求項のどちらかで使用されている限りにおいて、この用語は、請求項の中で移行語として採用されているとき「を含む(comprising)」と解釈されるように「を含む(comprising)」の用語と同じように包含的であることを目的としている。

Claims (20)

  1. ワイヤレス通信を利用して情報を転送する方法であって、
    2または3以上のデバイス間にワイヤレス通信リンクを準備するステップと、
    Web交換可能マイクロフォーマットを利用してワイヤレスメッセージ内にデータオブジェクトをカプセル化するステップであって、前記データオブジェクトは、生データ、テーブル、チャート、グラフィック、オーディオ、ゲーム、通信プロトコル又はソフトウェアアプリケーションのうちの少なくとも1つから選択される情報を含む、ステップと、
    Webフォーマットベースのデータ交換プロセスを利用して、前記通信リンクを介して前記デバイス間で前記Web交換可能マイクロフォーマットを用いて前記ワイヤレスメッセージを転送するステップと
    個々の前記デバイスから転送された前記ワイヤレスメッセージをデコードして、前記データオブジェクトに戻すステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. NFC(近距離無線通信)データ交換フォーマットのメッセージアセンブリを利用してNFCリンク上に情報を転送している期間の間情報の構造をそのまま残しておくために、Webと互換性のある言語、スクリプトおよび/または共通データオブジェクトマイクロフォーマットを採用するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. NFC(近距離無線通信)準拠エアリンクをワイヤレス通信リンクとして採用するステップと、
    Webベースのフォーマットを利用してNFC準拠エアリンク上を2または3以上のNFC準拠デバイスまたはエレクトロニックタグ相互間で情報を交換するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. デバイス相互間で情報の転送のためにWebフォーマットのコンテンツラッピングに基づく疎結合データ交換フォーマットを利用するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. NFC準拠エアリンク上で情報の転送のために複数の疎協力デバイス相互間で双方向非同期複製プロセスを採用するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. NFC準拠エアリンク上を情報の転送のためにNFCデータリンク制御プロトコルを採用するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. NFCデータ交換フォーマットのメッセージアセンブリにカプセル化された情報を、NFC準拠エアリンク上を転送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. OBEX(オブジェクト交換フォーマット)を利用する情報を、NFC準拠エアリンク上を転送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. デバイス相互間で転送された情報の少なくとも1つの構造上の側面を保存しておくステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 構造化データを転送期間の間そのまま残しておくためにxmlスキーマおよび/またはマイクロフォーマットスキーマを利用するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 代替通信リンクプロトコルを確立するための初期化情報を転送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 少なくとも1つのデバイスをリーダ/ライタモード、ピアツーピアモード、および/またはカードエミュレーションモードで動作させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 請求項1に記載の方法を採用するデバイスであって、コンピュータ、サーバ、エレクトロニックタグ、およびハンドヘルドエレクトロニックデバイスからなるグループから選択された少なくとも1つを備えることを特徴とするデバイス。
  14. ワイヤレス通信を利用してデータを転送するシステムであって、
    報をワイヤレスで受信および/または転送することができるワイヤレス通信コンポーネントと
    Web交換可能フォーマットを利用して所定のフォーマットを有する情報をワイヤレスメッセージ内にカプセル化してワイヤレスデバイスに送信するために当該カプセル化情報を前記ワイヤレス通信コンポーネントに提供し、前記ワイヤレス通信コンポーネントから受信したワイヤレスメッセージをデコードして前記所定のフォーマットを有する情報を得るWebフォーマットベースの情報コンポーネントであって、前記情報は、生データ、テーブル、チャート、グラフィック、オーディオ、ゲーム、通信プロトコル又はソフトウェアアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む、情報コンポーネントと
    を備えることを特徴とするシステム。
  15. Webフォーマットベースの情報コンポーネントは、受信および/または送信時に情報のWeb交換可能データ構造をそのまま残しておくことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. ワイヤレス通信コンポーネントは、受動型および/または能動型コンポーネントであることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  17. エレクトロニックタグデバイス、リーダ/ライタシステム、カードエミュレーションシステム、および/またはピアツーピア通信で採用されることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  18. ワイヤレス通信コンポーネントは、IrDA(infrared data association)、UWB(ultra wideband)、および/またはBluetooth(登録商標)と互換性のある標準を利用して通信することを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  19. ワイヤレス通信コンポーネントは、情報を送信および/または受信するためにNFCエアリンクを採用していることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  20. ワイヤレス通信を容易にするシステムであって、
    デバイス相互間のワイヤレス通信を提供する手段と
    Web理解可能マイクロフォーマットを用いてワイヤレスメッセージ内にデータオブジェクトをカプセル化する手段であって、前記データオブジェクトは、生データ、テーブル、チャート、グラフィック、オーディオ、ゲーム、通信プロトコル又はソフトウェアアプリケーションのうちの少なくとも1つから選択される情報を含む、手段と、
    前記Web理解可能フォーマットを利用してワイヤレス通信上をデバイス相互間で情報を交換する手段と
    個々の前記デバイス間で交換された前記ワイヤレスメッセージをデコードして、前記データオブジェクトを得る手段と
    を備えることを特徴とするシステム。
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