JP5063338B2 - ファイル編集装置、ファイル編集装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

ファイル編集装置、ファイル編集装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、色画像処理ファイルの画像特性を編集可能なファイル編集装置、ファイル編集装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置には、風景撮影モードやポートレート撮影モード等、それぞれの撮影シーンに最適化された画像処理モードが搭載されているものが提案されている。例えば、前述した風景撮影モードでは、青空や緑がより鮮やかに再現されるような色画像処理が施され、ポートレート撮影モードでは、被写体である人物の肌色がきれいに再現されるような色画像処理が施される。撮像装置に搭載されているこれらの撮影モードを選択することで、ユーザはそれぞれの撮影シーンに最適化された色画像処理で処理された画像データを得ることができる。
しかしながら、この様な撮影モードに関しては、常に新しい撮影モードの開発が行われており、新しく開発した撮影モードを含む新機種の撮像装置が順次発売されることになる。そのために、最近に購入した撮像装置であっても、新しく開発した撮影モードを含まないことになるため、直ぐに機能的に劣った旧型の撮像装置となってしまう。
この種の問題を解決するため、例えば特許文献1には、新しい撮影モード用の色画像処理のプログラムを含む色画像処理ファイルを、通信回線経由でネットワーク上に接続されたサーバからダウンロードし、撮像装置に組み込むことが提案されている。この様なプログラム等の更新機能が搭載されている撮像装置では、ユーザが撮像装置を購入後に、新しい撮影モード用の色画像処理のファイルをダウンロードし、撮像装置に組み込むことで、簡単に最新の撮影モードで撮影することが可能となる。
しかしながら、特許文献1で提案されている技術では、いかに最新の撮影モードで撮影できるようになっても、ユーザの好みは多種多様であり、必ずしも全てのユーザの期待する画像が得られるというものではなかった。
そこで前述した技術とは別に、色画像処理ファイルが決定する色の彩度、明度、色相やガンマ特性等の画像処理特性をユーザが編集することができる色画像処理ファイル編集装置が提案されている。この様な色画像処理ファイル編集装置によって、個々のユーザが、自ら色画像処理ファイルを編集することで、自己の満足する画像特性の画像データが得られる色画像処理ファイルを実現できる。
ところで、色画像処理ファイルが有する画像処理特性を画像データに反映する為には、たとえば3次元ルックアップテーブル(以下3D-LUT)等が用いられる。この3D-LUTでは、ファイルの情報量、すなわちファイル容量が極端に大きくなってしまう。そこで、3D-LUTの代わりに3D-LUTと同等の特性を示すマトリックス演算式を用いることが提案されている。
このマトリックス演算式の係数(マトリックス演算係数)のみを色画像処理ファイルに記録しておくことで、情報量の大幅な削減になり、その色画像処理ファイルの情報を撮像装置に組み込む際に撮像装置の内蔵するメモリを節約することができる。
この様にマトリックス演算係数が記録された色画像処理ファイルに関し、色画像処理ファイル編集装置で編集処理が実行された場合には、マトリックス演算係数と編集履歴の両方の情報を別々に色画像処理ファイルに記録しておく必要がある。そして、色画像処理ファイルの画像処理特性を画像データに適用する際には、記録されているマトリックス演算係数と編集履歴から、編集履歴を加味した3D-LUTを作成した後に画像データに適用する必要がある。このように、色画像処理ファイル編集装置は、後に編集処理を変更できるようにするために、編集処理の履歴を編集履歴情報として残しておく必要がある。
一方で、編集した色画像処理ファイルを他のユーザに提供する場合、色画像処理ファイルを提供されたユーザにとっては、ファイル提供者が行った編集履歴は表示せずに、自身が行った編集履歴のみを表示したほうが、確認や編集がし易くなる。即ち、複数のユーザが同一の色画像処理ファイルを編集する場合、自分が行った編集履歴以外は非表示にすることが望まれる。この様に編集履歴を他者に開示しないようにするためには、編集履歴を適用した3D-LUTのみを色画像処理ファイルに記録しておき、編集履歴情報は色画像処理ファイルに記録しないようにすればよい。
特開2003−333417号公報
しかしながら、前述したようにファイル容量の削減のために3D-LUTではなくマトリックス演算係数が記録されている色画像処理ファイルの場合、マトリックス演算係数には編集履歴を適用できない。その為、マトリックス演算係数と編集履歴情報のどちらも必ず色画像処理ファイルに記録しておく必要がある。その場合、その画像処理ファイルに記録されている編集履歴情報は表示すべきものなのか、すべきでないものなのか区別することができない。
この問題を解決する為に、本発明は、新たな撮影モードに対応する編集履歴情報の表示に制限を与えることが可能な色画像処理ファイルを編集するファイル編集装置およびその制御方法の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の実施形態に係るファイル編集装置は、画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルを編集する編集手段と、編集手段による色画像処理ファイルの編集の履歴を示す編集履歴情報を表示装置に表示させる表示制御手段と、編集履歴情報と、表示制御手段によって編集履歴情報の表示、非表示を制御するための編集履歴表示制御情報とを、色画像処理ファイルに含めて記憶する記憶手段と、を備え、編集履歴表示制御情報は、色画像処理ファイルを編集する毎に生成される編集履歴情報毎に設定され、記憶手段は、編集履歴情報毎に、設定された編集履歴表示制御情報を関連づけて色画像処理ファイルに含めて記憶することを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明の他の実施形態に係るファイル編集装置は、画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルであって、編集履歴情報及び編集履歴情報の表示、非表示を制御するための編集履歴表示制御情報を含む色画像処理ファイルを読み込む読み込み手段と、読み込み手段により読み込まれた編集履歴表示制御情報に基づき、編集履歴情報毎に編集履歴情報の表示装置への表示、非表示を制御する表示制御手段と、読み込み手段により読み込まれた色画像処理ファイルのユーザによる編集を受け付ける編集手段とを備え、表示制御手段は、編集履歴情報が表示装置に表示された状態で色画像処理ファイルが編集された場合、当編集に対応する編集履歴情報を、既に表示されている編集履歴情報に続く態様で表示させる、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明のさらに他の実施形態に係るファイル編集装置の制御方法は、編集手段が、画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルを編集する編集工程と、表示制御手段が、編集工程における色画像処理ファイルの編集の履歴を示す編集履歴情報を表示装置に表示させる表示制御工程と、編集履歴情報と、編集履歴情報の表示を表示制御工程が制御するための編集履歴表示制御情報とを、記憶手段が色画像処理ファイルに含めて記憶装置に記憶する記憶工程と、を有し、編集履歴表示制御情報は、色画像処理ファイルを編集する毎に生成される編集履歴情報毎に設定され、記憶工程では、編集履歴情報毎に、設定された編集履歴表示制御情報を関連づけて色画像処理ファイルに含めて記憶することを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明のさらに他の実施形態に係るファイル編集装置の制御方法は、画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルであって、編集履歴情報及び編集履歴情報の表示、非表示を制御するための編集履歴表示制御情報を含む色画像処理ファイルを、読み込み手段が読み込む読み込み工程と、表示制御手段が、読み込み工程により読み込まれた編集履歴表示制御情報に基づき、編集履歴情報毎に編集履歴情報の表示装置への表示、非表示を制御する表示制御工程と、編集手段が、読み込み手段により読み込まれた色画像処理ファイルのユーザによる編集を受け付ける編集工程とを有し、表示制御工程では、編集履歴情報が表示装置に表示された状態で色画像処理ファイルが編集された場合、当編集に対応する編集履歴情報を、既に表示されている編集履歴情報に続く態様で表示させることを特徴とする。
本発明によれば、編集した色処理に対応する編集履歴情報の表示に制限を与えることができる。
以下、本発明の実施形態に係る色画像処理ファイル編集装置について添付図面を参照して詳細に説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態に係るファイル編集装置の一例としての色画像処理ファイル編集装置を適用した色画像処理ファイル編集システムを示す。この色画像処理ファイル編集システムは、デジタルカメラ等の撮像装置10とパーソナルコンピュータ(以下PCとする)で構成される色画像処理ファイル編集装置20を備える。撮像装置10は、少なくとも画像記憶部11及びファイル記憶部12を備える。他の部分は直接本発明に関係しないことから、省略されている。色画像処理ファイル編集システムを稼動させる場合には、撮像装置10と色画像処理ファイル編集装置20はたとえばUSBケーブル30で接続される。
本実施形態において、色画像処理ファイルに規定する色処理に、彩度、明度、色相、ガンマ特性のいずれかに関する変換処理が含まれるものとする。
色画像処理ファイル編集装置20は、ROM22に記憶された制御プログラムにしたがって制御部21で全体の動作が制御される。また色画像処理ファイル編集装置20は、入力部23、記憶部24、表示部25及び表示制御部26を備える。入力部23は、マウスやキーボード等を含み、ユーザの操作により各種の指示が色画像処理ファイル編集装置20に入力される。表示部25は各種のユーザインタフェースとなる画面を表示し、表示制御部26は内部に表示メモリを備え、表示部25を制御する。また、色画像処理ファイル編集装置20は、現像処理部27を備え、現像処理部27は、プリ現像処理部28とLUT作成部29を含む。尚、31は色画像処理ファイルを暗号化し、または復号化する暗号化部である。
実施形態1においては、色画像処理ファイル編集装置20で色画像処理ファイルを生成し、生成した色画像処理ファイルを撮像装置10に設定する場合の例について説明する。
図2は、色画像処理ファイルの情報の構造を示し、図において、201は、たとえば以下に示す3D-LUTを作成する為のマトリックス演算係数である。
R'=m00*R+m01*G+m02*RG+m03*RB+m04*BG+m05*RB+m06*RR+m07*GG+m08*BB+m09
G'=m10*R+m11*G+m12*RG+m13*RB+m14*BG+m15*RB+m16*RR+m17*GG+m18*BB+m19
B'=m20*R+m21*G+m22*RG+m23*RB+m24*BG+m25*RB+m26*RR+m27*GG+m28*BB+m29
ここで、R, G, Bは、それぞれ入力画像データのR,G,B値、R', G', B'は画像処理後の画像データのR,G,B値、さらにm00〜m29はマトリクス演算係数である。
202は編集履歴に関する情報である。具体的には、
・色画像処理ファイル編集装置により編集された各色の編集履歴、
・編集履歴を色画像処理ファイル編集装置20の表示部25で表示するかどうかを決定する編集履歴表示制御情報、
・編集を行ったユーザのID、
・編集履歴表示用のパスワード、
が含まれる。
この編集履歴とそれに対応する編集履歴表示制御情報、ユーザID、パスワードは、編集履歴の個数分記録されている。図2では、N個の編集履歴が記録されている例を示している。(Nは幾つに設定してもよい)また、この編集履歴情報は編集前の色画像データであるRGBデータと編集後のRGBデータ(それぞれ0〜255までの8bitデータ)という形式で記録されている。
例えば、彩度100%の赤色が編集によって彩度が低くされた場合は以下のようなデータとなる。
(編集前Rデータ、編集前Gデータ、編集前Bデータ)=(255、 0、 0)
(編集後Rデータ、編集後Gデータ、編集後Bデータ)=(255、50、50)
この編集前後のRGBデータは8bitデータに限るものではなく、16bit等他のbit数であっても良い。また、色の表現方法はRGBに限るものではなく、例えばYUVなど他の方法を用いてもよい。
また、色画像処理ファイル編集装置20において、それぞれの編集履歴に対応した、ユーザIDとパスワードが入力部23より入力されると、編集履歴表示制御情報が非表示に設定されていた編集履歴情報を表示部25に表示することができるようになる。尚、図2に示すマトリックス演算係数201と202の編集履歴情報、ユーザID、パスワードは記憶部24に記憶される。
次に、色画像処理ファイル編集装置20のユーザインタフェース(以下UI)画面について説明する。図3に、表示部25に表示されるUI画面の具体的な構成を示す。
図3において、301は色画像処理ファイル編集時に参考にする編集前画像表示領域である。編集前画像表示領域301に編集しようとする画像を、入力部23のマウスの操作によりドラッグ&ドロップすると編集前の画像が表示される。また、302は編集前画像表示領域301に表示した画像に対して編集が加えられた場合の結果を表示する編集後画像表示領域である。
303はスポイトツールボタンであり、304は表現可能な全ての色が表示されているいわゆるカラーホイールである。このカラーホイール304は、中心が彩度0%を表しており、中心から離れるほど彩度が高く、カラーホイール304の円周部が彩度100%を表す。また、カラーホイール304の中心から右端にかける水平線を0°とし、その水平線からの半時計周りの角度が0〜359°の色相を表す。スポイトツールボタン303を押した後に、編集前画像表示領域301に表示されている編集前画像中の編集したい色の画素をマウスでクリックすると、その画素の色の色相と彩度が算出され、カラーホイール304上の対応した色の点304aで表される。編集前画像表示領域301の編集前画像から編集する色を選択しなくても、直接カラーホイール304中の任意の色をクリックすることで、編集する色を選択することも可能である。このようにして選択された色は、後述する編集履歴表示領域309の図3の編集履歴表示領域309のBefore欄に編集前の色として表示される。
305は選択された色の色相を調整するスライドバーであり、プラス方向にスライドさせることで、選択された色の色相をプラス方向に、マイナス方向にスライドさせることで、選択された色の色相をマイナス方向に、編集することができる。
306は選択された色の彩度を調整するスライドバーであり、プラス方向にスライドさせることで、選択された色の彩度をプラス方向に、マイナス方向にスライドさせることで、選択された色の彩度をマイナス方向に、編集することができる。
307は選択された色の明度を調整するスライドバーであり、プラス方向にスライドさせることで、選択された色の明度をプラス方向に、マイナス方向にスライドさせることで、選択された色の明度をマイナス方向に、編集することができる。
308は画像のγ(ガンマ)特性カーブ編集表示領域である。308aのように編集前ガンマ特性カーブが点線で表される。308aの編集前γカーブの一部を選択し編集することで、例えば編集後γカーブ308bのようにガンマ特性カーブを編集することができる。図ではガンマ特性カーブの編集点は1点であるが、複数点について編集することも可能である。
309は編集履歴表示領域であり、選択されている編集前の色に対して色相調整スライドバー305、彩度調整スライドバー306、明度調整スライドバー307によって編集が行われると、編集前の色が左側(Before欄)に、編集後の色が右側(After欄)に、それぞれ表示される。図3では、編集履歴は一度に最大5個まで表示され、それ以上の編集履歴はスクロールバー309aをスライドさせることで表示することができる。この様に編集履歴は幾つでも追加することが出来る。また、309bは編集履歴表示制御情報であり、この部分のチェック(図中はV)がなされていない部分の編集履歴は、非表示設定されており、色画像処理ファイル保存後に再度読み込んでも、表示が制限される。具体的には、色画像処理ファイル保存後に再度読み込んでも、対応した正しいユーザID及びパスワードを入力しないかぎり表示されない。編集履歴表示制御情報309bの前記チェックはユーザがその部分を入力部23のマウスの操作によりクリックすることで、任意にチェックをはずしたり、つけたりすることができる。
310は画像編集の結果を保存し、色画像処理ファイルを生成するための保存ボタンである。また、311は色画像処理ファイルを再編集する為に、再編集する色画像処理ファイルを読み込むための読み込みボタンである。
次に、色画像処理ファイル編集装置20を用いて色画像処理ファイルを新規に生成する流れについて図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、処理の開始後のステップS401で、色画像処理ファイルの生成時に参照するRAW画像を選択し、ファイルを301の編集前画像表示領域にドラッグ&ドロップする。この場合、たとえば、そのRAW画像は、撮像装置10の画像記憶部11に記憶されているRAW画像から選択する。
ここで、撮像装置10で撮影されたRAW画像には、図5に示す現像用の各種の情報が埋め込まれている。図5において、501は後述するプリ現像処理のパラメータである。502および503は、図2に示した色画像処理ファイルの201および202と同じであるので説明は省略する。
図4のフローチャートに戻って、ステップS401でドラッグ&ドロップされたRAW画像に埋め込まれている、図5に示した現像用の情報をステップS402で取得する。取得した現像は、たとえば記憶部24に記憶する。次にステップS403に進み、取得した現像用の情報を用いてRAW画像の現像を行う。
この現像は、現像処理部27で実行されるが、その動作に関しては、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、処理の開始後、ステップS601において、取得したRAW画像に対してプリ現像処理部28でプリ現像処理が施される。プリ現像処理ではRGBのベイヤー配列(不図示)の画像をRGB3プレーンの画像に変換する為の画素補間処理が施される。そして続いて、ホワイトバランスや色の濃さの調整、色あいの調整、明度の調整、ガンマ特性の調整等を施し、プリ現像処理後画像を生成する。
次に、ステップS602に進み、予め用意されている前述のマトリックス演算係数から、LUT作成部29で3D−LUTを作成する。その後、ステップS603に進んで、作成された3D−LUTに色画像処理ファイル編集装置20で編集された編集履歴を反映させる。
そして、ステップS604で、この色画像処理ファイルの編集履歴が反映された3D−LUTを予め現像しておいたプリ現像処理後画像に適用する。このような流れでRAW画像から、編集履歴を反映した画像を生成する。
図4のフローチャートに戻り、ステップS404では、上述した図6に示した流れで現像処理を施し、その画像を図3の編集前画像表示領域301に表示する。そして、ステップS405で示すように、図3に示した編集前画像に対してユーザによる編集の操作があるまで待機する。
ステップS405で編集の操作が確認された場合、ステップS406に進み、編集前及び編集後のRGB色データを取得する。そして次にステップS407に進み、編集履歴情報として編集前及び編集後の色を図3の編集履歴表示領域309に表示する。
ここで、ユーザが他者にこの色画像処理ファイルを配布する際にこの編集履歴情報を公開しない場合、この編集履歴表示領域309のそれぞれの編集履歴に付随している編集履歴表示制御情報309bに付加されているチェックマーク(図3ではV)を外せばよい。具体的には、チェックマークをクリックしてチェックマークを消せばよい。そうすることで、前述したようにそのチェックマークに対応する編集履歴情報は、次回この色画像処理ファイルを再度編集する際には対応したユーザIDとパスワードを入力しないと表示されなくなる。そのため、この画像処理ファイルを他者に配布しても、他者には編集履歴は公開されない。この編集履歴の表示/非表示の設定は編集履歴情報毎に任意に設定できるため、この色画像処理ファイル配布時に公開の必要のない編集履歴のみ非表示設定にするということも可能である。また、全ての編集履歴を非公開にする際には、全ての編集履歴に対応する編集履歴表示制御情報309bのチェックマークをはずせばよい。
更にステップS408に進み、その編集履歴情報に従って編集前の色が編集後の色になるように3D−LUTを作成する。そして作成した3D−LUTを用いて、編集前画像表示領域301に表示した編集前画像の元のRAW画像を再現像し、編集後画像表示領域302に表示する。
ステップS405からステップS408までの編集処理は、ステップS409で示すように、図3の保存ボタン310が押されるまで繰り返され、その都度編集履歴表示領域309には編集履歴が追加されて表示される。
ステップS409で保存ボタンが押されると、ステップS410に進み、編集履歴表示用のユーザIDとパスワードの入力画面が現れ、ユーザは任意のユーザIDとパスワードを入力部23から入力する。色画像処理ファイルを再度編集する際、色画像処理ファイルに記録されている編集履歴のうち、編集履歴表示制御情報のチェックマークがはずされた(非表示設定の)編集履歴を表示させるために、このユーザIDとパスワードが必要となる。次に、ステップS411に進み、図2に示した色画像処理ファイルの構造にしたがって色画像処理ファイルを生成し、処理を終了する。
ここで色画像処理ファイルに記録される情報は、具体的には、
・図3の編集履歴表示領域309に表示されている編集履歴情報、
・編集履歴表示制御情報309bで設定された各編集履歴に対応した編集履歴情報表示/非表示情報、
・編集履歴表示用のユーザIDとパスワード、を含む。
さらに、編集履歴を適用する前の3D−LUTを作成する際に使用したマトリックス演算係数も含まれる。ここで、本操作で入力されたユーザIDとパスワードは、図2に示すように色画像処理ファイルに含まれるそれぞれの編集履歴に付加する。
例えば図2において、前述したステップS401からS410までの間に3つの編集がなされた場合、Nは3となり、ステップS410で入力画面を通じて取得したユーザIDとパスワードが図2に示すように編集履歴1から3それぞれに関連付けられ記録される。
また、色画像処理ファイルの記録時には簡単に改ざんされないように、暗号化部31で暗号化も行う。この暗号化は、例えば以下の手法で行う。色画像処理ファイル内のデータを4bit毎に分割し、暗号化する。暗号化前にとり得るデータは16進数で0〜Fであるが、これに対して所定の暗号化定数を足し込み、それを暗号化後のデータとする。即ち、以下に示す数式1を用いて暗号化を行う。
暗号化前データ + 暗号化定数 = 暗号化後データ・・・数式1
また数式2に示したように、暗号化されたデータに対して暗号化定数を引き算することで復号化することができる。
暗号化後データ(復号化前データ) − 暗号化定数 = 復号化後データ・・・数式2
図7(a)、図7(b)に、暗号化定数を5としたときの暗号化と復合化の例を示した。本実施形態では、暗号化定数を5としたが、それに限るものではない。
また、本実施形態では、数式1、2で示す前述した手法で、暗号化部31で暗号化及び復号化しているが、これらは別の手法であってもよい。以上のような流れで、色画像処理ファイルを新規に生成することができる。
次に、生成した色画像処理ファイルを色画像処理ファイル編集装置20に読み込んで再度編集する方法について、図8のフローチャートを参照して説明する。ユーザは、処理の開始後のステップS801で、まず図3のUI画面で示す読み込みボタン311を押して、編集する色画像処理ファイルの読み込みを行う。
次にステップS802に進み、色画像処理ファイル編集装置20は、読み込んだ色画像処理ファイルの復号化を行う。この復号化の手法については前述した方法にて行う。但し前述したように、暗号化及び復号化については、上記で説明した手法とは異なる手法であってもよい。次に、ステップS803に進み、図2に示した色画像処理ファイルの情報を取得し、色画像処理ファイル編集装置20の記憶部24に記憶する。
次に、ステップS804に示すように、この色画像処理ファイルの編集時に参照するRAW画像を選択し、RAW画像ファイルを編集前画像表示領域301にドラッグ&ドロップする。そしてステップS805に示すように、色画像処理ファイル編集装置20は、編集時に参照するRAW画像に埋め込まれている、図5に示したプリ現像処理用のパラメータを取得する。
ステップS806に進み、ステップS805で取得したプリ現像処理用のパラメータとステップS803で色画像処理ファイルから取得した3D−LUT作成用のマトリックス演算係数と編集履歴情報を用いて、図6で説明した手法でRAW画像の現像を行う。それにより現像した画像を、ステップS806で示すように、図3の編集前画像表示領域301に表示する。
次のステップS807では、色画像処理ファイルの編集履歴を表示するためのユーザIDとパスワードの入力を要求するUI画面を出す。次のステップS808で、ユーザIDとパスワードの入力が確認される。ステップS808の判断で、入力されたユーザIDとパスワードが正しいと判断された場合、ステップS809に進む。そして、ステップS809で、表示部25の編集履歴表示領域309に表示が許可されている編集履歴と、表示が許可されていない編集履歴のうち入力されたユーザIDとパスワードに対応した編集履歴を表示する。
しかし、ここでユーザIDとパスワードが正しくない、もしくは入力がされない場合には、ステップS817に進み、編集履歴表示領域309の編集履歴には表示が許可されている編集履歴のみ表示し、予め非表示に設定されている編集履歴は表示しない。
ステップS808ではユーザIDとパスワードを複数入力することも可能である。その場合、ステップS809では入力された複数のユーザIDとパスワードに対応している全ての編集履歴を表示する。このとき、表示が許可されている編集履歴についても、もちろん表示する。
ここでこの色画像処理ファイルが、自ら編集して作成したものであるとする。この場合には、フローチャートのステップS410で設定したユーザIDとパスワードが分かる為、そのユーザIDとパスワードを入力することでこのファイルに記録されている全ての編集履歴を表示することが出来る。一方、この色画像処理ファイルが他の編集者によって編集され作成されたものである場合、ユーザIDとパスワードを知らないファイル編集者には、ステップS407で非表示設定された編集履歴は表示されない。そのため、他者が編集した履歴情報が不用意に表示されるといったわずらわしさが無くなり、確認や編集がしやすくなる。
次にステップS810では、ユーザからの色画像処理ファイルの編集を待ち、編集があった場合には、ステップS811に進み、編集前及び編集後のRGB色データを取得する。そしてステップS812では、編集履歴情報として編集前及び編集後のRGB色データを図3の編集履歴表示領域309に既に表示されている編集履歴情報に続く態様で表示する。すなわち、ステップS810では、ユーザが、編集履歴情報に追加表示可能な(追加表示される)色処理の編集をさらに行っている。例えば、図3では5つの編集履歴情報が縦に並んで表示されているが、5つめの編集履歴情報の下に6つめの編集履歴情報として追加する表示態様がある。
次に、ステップS813に進み、その編集履歴情報に従って、編集前の色が編集後の色になるように3D−LUTを作成し、その3D−LUTを用いて、編集前画像表示領域301に表示したRAW画像を再現像し、編集後画像表示領域302に表示する。
次に、ステップS814では、図3の保存ボタン310が押されたかどうかを検出する。ここで、この保存ボタン310が押されるまで、編集処理は繰り返されその都度編集履歴表示領域309には編集履歴が追加して表示される。ステップS814で保存ボタンが押されたと判断されると、ステップS815に進み、編集履歴表示用のユーザIDとパスワードの入力画面が現れ、ユーザにより任意のユーザIDとパスワードが入力される。
そして、ステップS816に進み、予め用意されている前述のマトリックス演算係数による色画像処理ファイルの構造にしたがって色画像処理ファイルを作成する。具体的には、図3の編集履歴表示領域309に表示されている編集履歴情報、編集履歴表示制御情報309bで設定された情報である。これらは、各編集履歴に対応した編集履歴情報表示/非表示情報、ユーザID、パスワード、と編集履歴を適用する前の3D−LUTを作成する際に使用したマトリックス演算係数である。
ここで、この色画像処理ファイルが予め別のユーザによって編集されていた場合、既にその色画像処理ファイルには別のユーザが編集した編集履歴とそれに対応した、編集履歴表示/非表示情報、ユーザID、パスワードが付加されている。この場合、ステップS801からステップS815で新たに編集した履歴情報とそれに対応する編集履歴表示/非表示情報、ユーザID、パスワードは、既に記録されている情報に追加する形で記録される。もちろん、ユーザIDとパスワードは既に画像処理ファイルに記録されているものと同じでなくても良い。
また、色画像処理ファイルの記憶時には、簡単に改ざんされないように前述した手法で暗号化を行う。以上が、色画像処理ファイルの再編集の方法の流れである。
最後に、撮像装置10に色画像処理ファイルを設定する方法について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、処理の開始後のステップS901において、色画像処理ファイル編集装置20で起動可能な撮像装置設定用アプリケーションソフトを起動する。続いて、ステップS902に進み、例えばUSB等の接続機器で、色画像処理ファイル編集装置20と撮像装置10を接続する。
次に、ステップS903では、色画像処理ファイル編集装置20の記憶部24内に記憶され、保存されている色画像処理ファイルを選択する。この選択された色画像処理ファイルは、ステップS904で、撮像装置設定用アプリケーションソフトで前述した手法で復号化される。そして、ステップS905では、復号化された色画像処理ファイルから、図2に示した色画像処理ファイルの情報のデータを抽出し、撮像装置10に転送する。最後に、ステップS906で、転送されたデータを撮像装置10のファイル記憶部12に記憶して色画像処理ファイルの撮像装置10への設定は終了する。上記の処理を繰り返すことにより、色画像処理ファイルを撮像装置10へ複数個設定することも可能である。
以上説明したように、本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置によれば、あらたな撮影モードに対応した複数の色画像処理ファイルを撮像装置10に設定することで、撮像装置10の撮影モードを増やすことが可能となる。また、編集履歴毎に編集履歴表示/非表示情報を設けることにより、新たな撮影モードに対応する編集履歴情報の表示に制限を与えることが可能になる。さらに、編集履歴表示用パスワードを設定することで、新たに設定した撮影モードに対応する色画像処理ファイルの不法な改ざんを防ぐことが可能となる。
<実施形態2>
実施形態2では、色画像処理ファイルをRAW現像アプリケーションソフトに適用する場合の例について説明する。色画像処理ファイルの構造、色画像処理ファイルの編集GUI、色画像処理ファイルの編集の流れについては実施形態1と同様の為、説明は省略する。
撮像装置10で撮影されたRAW画像は、パーソナルコンピュータ(以下PCとする)等に設定されたRAW現像アプリケーションソフトで現像することで、色の色相、彩度、明度、コントラスト、等様々な画像処理の要素を変更して現像を行うことができる。すなわち、RAW現像アプリケーションソフトは、撮像装置10のファイル記憶部12に記憶された色画像処理ファイルを用いることで、予め色画像処理ファイルに記録されている画像処理特性で現像することができる。この場合、PCと撮像装置10は、USBケーブルで接続される。
撮像装置10に設定された色画像処理ファイルを、PCで稼動するRAW現像アプリケーションソフトに適用する方法について、図10に示したフローチャートを参照して説明する。
まず、処理の開始後、ステップS1001でRAW現像アプリケーションソフトをPC上で起動する。次に、ステップS1002に進み、RAW現像アプリケーションソフトが起動すると、PCの表示部(図示せず)に画像記憶部11に記憶されて、選択されたフォルダ内の画像の一覧が表示される。
次にステップS1003に進み、ユーザによって、表示された一覧画像の中から現像処理を行う画像が選択される。画像の選択がされたら、次に、ステップS1004で、その画像に適用する、前述した手法で予め作成され、ファイル記憶部12に設定されている色画像処理ファイルを選択する。そして色画像処理ファイルの選択が行われると、ステップS1005に進み、前述した手法で色画像処理ファイルの復号化が行われる。そして同様にステップS1006に進んで前述した色画像処理ファイルの情報を用いて画像の現像が行われる。
尚、PCに代わり、色画像処理ファイル編集装置20で、上記のステップS1001〜S1006を実行することも可能である。この場合には、さらに、色画像処理ファイルを再編集することが可能となる。
本発明の実施形態2によれば、RAW現像アプリケーションソフトが稼動するPCに、色画像処理ファイル編集装置20で編集され、撮像装置10のファイル記憶部12に設定された色画像処理ファイルを取り込み現像処理に適用することが可能となる。
以上説明した本発明の実施形態1、2によれば、色画像処理ファイルの編集履歴を他者に開示するかどうかを色画像処理ファイルの編集者が選択できる。さらに色画像処理ファイルがいつでも再編集しやくすなるとともに、色画像処理ファイルを他者に提供する場合にも、著作権が保護される。
また、色画像処理ファイルの画像処理特性における色の彩度、明度、色相、ガンマ特性を編集できるようにすることで、ユーザの様々な要望に対応できる撮影モードの設定が可能となる。また、色画像処理ファイルの編集履歴を部分的に開示できるようになる。また、一度編集履歴表示制御情報を非表示に設定してしまった色画像処理ファイルにおいても、編集者がパスワードを入力することで再度編集履歴を参照できるようになる。さらに、編集履歴を非表示とした色画像処理ファイルのデータを改ざんし、無理やり編集履歴を解読するということがされにくくすることができる。
また、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することによっても実施可能である。すなわち本発明の目的は、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することで、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行いこともありうる。それにより、本発明は、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに本発明においては、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれて実施することも可能である。したがって、書込まれプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置を採用した色画像処理ファイル編集システムの1例の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置で使用される色画像処理ファイルの構造の1例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置のユーザインタフェースを示した図である。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置の色画像処理ファイルを新規に作成する方法の1例を示したフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置で使用される色画像処理ファイルに埋め込まれている情報の1例を示した図である。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置で作成した色画像処理ファイルを使用して実行する画像の現像方法を示したフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置で実行される色画像処理ファイルの暗号化及び色画像処理ファイルの復号化の一例を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置を使用して色画像処理ファイルを再編集する方法を示したフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る色画像処理ファイル編集装置を使用して、撮像装置に色画像処理ファイルを設定する方法を示したフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る色画像処理ファイル編集装置で作成した、暗号化された色画像処理ファイルを使用して実行する画像の現像方法を示したフローチャートである。
符号の説明
10 撮像装置
11 画像記憶部
12 ファイル記憶部
20 色画像処理ファイル編集装置
21 制御部
22 ROM
23 入力部
24 記憶部
25 表示部
26 表示制御部
27 現像処理部
28 プリ現像処理部
29 LUT作成部
30 USBケーブル
31 暗号化部
301 編集前画像表示領域
302 編集後画像表示領域
303 スポイトツールボタン
304 カラーホイール
305 色相編集用スライドバー
306 彩度編集用スライドバー
307 明度編集用スライドバー
308 ガンマ特性カーブ編集表示領域
309 編集履歴表示領域
310 保存ボタン
311 読み込みボタン

Claims (13)

  1. 画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルを編集する編集手段と、
    前記編集手段による前記色画像処理ファイルの編集の履歴を示す編集履歴情報を表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記編集履歴情報と、前記表示制御手段によって前記編集履歴情報の表示、非表示を制御するための編集履歴表示制御情報とを、前記色画像処理ファイルに含めて記憶する記憶手段と、を備え
    前記編集履歴表示制御情報は、前記色画像処理ファイルを編集する毎に生成される編集履歴情報毎に設定され、
    前記記憶手段は、前記編集履歴情報毎に、前記設定された編集履歴表示制御情報を関連づけて前記色画像処理ファイルに含めて記憶することを特徴とするファイル編集装置。
  2. 前記色処理は、彩度、明度、色相、ガンマ特性のいずれかに関する変換処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のファイル編集装置。
  3. 前記編集手段により編集された前記色画像処理ファイルが規定する色処理を画像に施す色処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル編集装置。
  4. らに、前記記憶手段は、前記編集履歴情報毎にパスワードを関連づけて記憶し、
    前記表示制御手段は、関連づけられたパスワードが入力された編集履歴情報については、当該編集履歴情報に関連付けられた前記編集履歴表示制御情報が当該編集履歴情報の表示を制限するものであっても前記表示装置に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のファイル編集装置。
  5. さらに、前記記憶手段は、前記編集履歴情報毎にユーザを識別するためのユーザ識別情報を関連付けて記憶し、
    前記表示制御手段は、関連づけられたユーザ識別情報及びパスワードが入力された編集履歴情報については、当該編集履歴情報に関連付けられた前記編集履歴表示制御情報が当該編集履歴情報の表示を制限するものであっても前記表示装置に表示するように制御することを特徴とする請求項4に記載のファイル編集装置。
  6. 前記色画像処理ファイルを暗号化する暗号化手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のファイル編集装置。
  7. 前記記憶手段に記憶された前記色画像処理ファイルを、前記ファイル編集装置に接続された撮像装置に設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のファイル編集装置。
  8. 前記色画像処理ファイルは、色処理を規定するデータと前記編集履歴情報を含み、
    前記ファイル編集装置が、前記データ及び前記編集履歴情報を用いて前記編集履歴情報の規定する編集履歴を反映させたルックアップテーブルを生成し、画像に前記色処理を行う色処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のファイル編集装置。
  9. 画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルであって、編集履歴情報及び前記編集履歴情報の表示、非表示を制御するための編集履歴表示制御情報を含む色画像処理ファイルを読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により読み込まれた編集履歴表示制御情報に基づき、前記編集履歴情報毎に前記編集履歴情報の表示装置への表示、非表示を制御する表示制御手段と、
    前記読み込み手段により読み込まれた色画像処理ファイルのユーザによる編集を受け付ける編集手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記編集履歴情報が前記表示装置に表示された状態で前記色画像処理ファイルが編集された場合、当該編集に対応する編集履歴情報を、既に表示されている編集履歴情報に続く態様で表示させる、ことを特徴とするファイル編集装置。
  10. ファイル編集装置の制御方法であって、
    編集手段が、画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルを編集する編集工程と、
    表示制御手段が、前記編集工程における前記色画像処理ファイルの編集の履歴を示す編集履歴情報を表示装置に表示させる表示制御工程と、
    前記編集履歴情報と、前記編集履歴情報の表示を前記表示制御工程が制御するための編集履歴表示制御情報とを、記憶手段が前記色画像処理ファイルに含めて記憶装置に記憶する記憶工程と、を有し、
    前記編集履歴表示制御情報は、前記色画像処理ファイルを編集する毎に生成される編集履歴情報毎に設定され、
    前記記憶工程では、前記編集履歴情報毎に、前記設定された編集履歴表示制御情報を関連づけて前記色画像処理ファイルに含めて記憶することを特徴とするファイル編集装置の制御方法。
  11. ファイル編集装置の制御方法であって、
    画像に適用する色処理を規定する色画像処理ファイルであって、編集履歴情報及び前記編集履歴情報の表示、非表示を制御するための編集履歴表示制御情報を含む色画像処理ファイルを、読み込み手段が読み込む読み込み工程と、
    表示制御手段が、前記読み込み工程により読み込まれた編集履歴表示制御情報に基づき、前記編集履歴情報毎に前記編集履歴情報の表示装置への表示、非表示を制御する表示制御工程と、
    編集手段が、前記読み込み手段により読み込まれた色画像処理ファイルのユーザによる編集を受け付ける編集工程とを有し、
    前記表示制御工程では、前記編集履歴情報が前記表示装置に表示された状態で前記色画像処理ファイルが編集された場合、当該編集に対応する編集履歴情報を、既に表示されている編集履歴情報に続く態様で表示させることを特徴とするファイル編集装置の制御方法。
  12. 請求項10または11に記載のファイル編集装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項10または11に記載のファイル編集装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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