JP5063145B2 - スキャンコンバート回路およびスキャンコンバート方法 - Google Patents

スキャンコンバート回路およびスキャンコンバート方法 Download PDF

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Description

本発明は、各種映像信号のフォーマットを変換するスキャンコンバート回路およびスキャンコンバート方法に関し、さらに詳しくは液晶表示デバイス(LCD :Liquid Crystal Display)やプラズマ表示パネル(PDP :Plasma Display Panel)などの画素数が固定されている表示デバイスにおいて表示可能な画素数になるよう、各種映像信号のフォーマットを変換するスキャンコンバート回路およびスキャンコンバート方法に関する。
近年、デジタルテレビ放送技術の進歩につれ、ビデオ信号送出装置から送出される映像信号(ビデオ信号)のフォーマット、例えば表示すべき映像信号の走査線周波数、映像表示期間、および映像帰線期間等は多種多様となってきている。ところが、液晶表示デバイス等の一般的な表示デバイスはその表示画面における水平方向の画素数が固定されていることが多いため、各種映像信号のフォーマットをこのような表示デバイスで表示可能な画素数となるように変換する回路が必要となる。この回路は、スキャンコンバート回路と呼ばれる。
また近年では、液晶表示デバイスやプラズマ表示パネルの大型化が進み、横長の表示画面、典型的には横:縦のアスペクト比が16:9となっている表示画面を有するディスプレイが普及している。しかし、現在一般的に使用されている映像信号(ビデオ信号)における横:縦のアスペクト比は4:3となっているものが多い。このような映像信号で表される画像を上記横長の表示画面全体にわたって表示を行うためには、水平方向に拡大されるように上記映像信号のアスペクト比をスキャンコンバート回路により変換する必要がある。
ここで、表されるべき画像を水平方向に拡大する場合、水平方向の長さ(横幅)を単純に(一律に)拡大する表示手法(「一律拡大表示」とも呼ばれる)も考えられるが、このような表示手法では、例えば真円で表示されるべき画像が横長の楕円として表示されてしまうので、結果的に不自然な表示となる。そこで、従来より、表示画面の中央近傍では横幅を一律に拡大し、表示画面の左右両端近傍で横幅を大きく拡大して表示する表示手法(「非線形拡大表示」とも呼ばれる)が採用されることが多い。
従来、このような非線形拡大表示を行うスキャンコンバート回路に採用される方式として、例えば位相比較器、LPF、VCOを備えるPLL回路を備えており、このLPFの出力信号に非線形信号発生部からの非線形信号を加算してVCOに与えることにより、その出力信号であるサンプリングクロックを非線形にする構成がある(例えば特許文献1を参照)。
特開2001−346127号公報
しかし、上記従来のスキャンコンバータ回路の構成では、表示装置の水平画素数に合わせて非線形信号発生部を設計する必要があるので、様々な水平画素数を有する表示装置に対応可能なように設計することが難しい。また、様々な水平画素数に合わせて設計された複数の回路を適宜に切り替える構成では回路規模が大きくなる。
そこで、本発明では、様々な水平画素数を有する表示装置に対応可能な回路規模が小さい非線形拡大表示を行うためのスキャンコンバート回路およびスキャンコンバート方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づくと水平方向の入力画素数Mとなる外部から与えられる入力画像信号を、所定の表示装置に表示されるべき画像における水平方向の表示画素数Pに等しい画素数を有し、かつ水平方向に非線形に変化する表示拡大率で拡大または縮小された出力画像信号に変換するスキャンコンバート回路であって、
外部から与えられる所定の設定データに基づき、前記表示画素数Pを定める設定手段と、
前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向中央近傍の所定位置における表示拡大率を定めるセンタ係数Cを算出するセンタ係数算出手段と、
前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向両端近傍の所定位置における表示拡大率を定めるサイド係数Sを算出するサイド係数算出手段と、
外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づき自然数nを1から前記入力画素数Mまで1ずつ加算することにより、nが1から所定の自然数T1 までの範囲内では前記サイド係数Sを初項とし前記センタ係数Cを末項とする等差数列An =S+(n−1)×(C−S)/(T1 −1)の対応する値をカウンタ係数An として算出し、nが前記自然数T1 以上の自然数T2 から前記入力画素数Mまでの範囲内では前記センタ係数Cを初項とし前記サイド係数Sを末項とする等差数列An =C+(n−T2 )×(S−C)/(M−T 2 の対応する値をカウンタ係数An として算出するカウンタ係数算出手段と、
前記入力クロック信号Cinに基づき前記カウンタ係数An を積算した加算値Sn を算出するカウンタ係数加算手段と、
前記入力クロック信号Cinに基づき、前記加算値Sn の整数部が変化する毎に1つのクロックパルスを出力することにより、表示画素数Pに等しい数のクロックパルスを含む出力クロック信号Coutを出力するクロック信号変換手段と、
前記出力クロック信号Coutに基づき、前記入力画像信号を前記出力画像信号に変換する画像信号変換手段と
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記カウンタ係数算出手段は、nが前記自然数T1 から前記自然数T2 までの範囲内では前記センタ係数Cをそのまま前記カウンタ係数An として算出することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、
前記自然数T1 および前記自然数T2 は、前記入力画素数Mの半数(M/2)に等しいことを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
前記サイド係数算出手段は、前記表示画素数P、前記入力画素数M、および前記センタ係数Cに基づき、P/2=M×(S+C)/4を満たすサイド係数Sを算出することを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、
前記センタ係数算出手段は、前記入力画像信号により示されるべき変換前の画像における横:縦のアスペクト比がDiX:DiYであり、前記出力画像信号により表示される画像における横:縦のアスペクト比がDoX:DoYである場合、前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、C=(DoY/DiY)×(DiX/DoX)×P/Mとなるセンタ係数Cを算出することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記センタ係数算出手段は、前記入力画像信号により示されるべき変換前の画像における横:縦のアスペクト比が4:3であり、前記出力画像信号により表示される画像における横:縦のアスペクト比が16:9である場合、前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、C=3/4×P/Mとなるセンタ係数Cを算出することを特徴とする。
第7の発明は、外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づくと水平方向の入力画素数Mとなる外部から与えられる入力画像信号を、所定の表示装置に表示されるべき画像における水平方向の表示画素数Pに等しい画素数を有し、かつ水平方向に非線形に変化する表示拡大率で拡大または縮小された出力画像信号に変換するスキャンコンバート方法であって、
外部から与えられる所定の設定データに基づき、前記表示画素数Pを定める設定ステップと、
前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向中央近傍の所定位置における表示拡大率を定めるセンタ係数Cを算出するセンタ係数算出ステップと、
前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向両端近傍の所定位置における表示拡大率を定めるサイド係数Sを算出するサイド係数算出ステップと、
外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づき自然数nを1から前記入力画素数Mまで1ずつ加算することにより、nが1から所定の自然数T1 までの範囲内では前記サイド係数Sを初項とし前記センタ係数Cを末項とする等差数列An =S+(n−1)×(C−S)/(T1 −1)の対応する値をカウンタ係数An として算出し、nが前記自然数T1 以上の自然数T2 から前記入力画素数Mまでの範囲内では前記センタ係数Cを初項とし前記サイド係数Sを末項とする等差数列An =C+(n−T2 )×(S−C)/(M−T 2 の対応する値をカウンタ係数An として算出するカウンタ係数算出ステップと、
前記入力クロック信号Cinに基づき前記カウンタ係数An を積算した加算値Sn を算出するカウンタ係数加算ステップと、
前記入力クロック信号Cinに基づき、前記加算値Sn の整数部が変化する毎に1つのクロックパルスを出力することにより、表示画素数Pに等しい数のクロックパルスを含む出力クロック信号Coutを出力するクロック信号変換ステップと、
前記出力クロック信号Coutに基づき、前記入力画像信号を前記出力画像信号に変換する画像信号変換ステップと
を含むことを特徴とする。
第1の発明によれば、外部から与えられる設定データに基づき表示画素数Pが定められるだけで様々な水平画素数を有する表示装置に対応した非線形拡大表示のための変換が可能であり、またカウンタ係数算出手段およびカウンタ係数加算手段により算出された等差数列の和を使用することにより、表示装置の水平画素数に合わせて非線形信号発生部を設計する必要がなく、回路規模を小さくしたスキャンコンバート回路を提供することができる。
第2の発明によれば、センタ係数Cがそのままカウンタ係数An として算出されるので、表示装置における典型的には画面中央近傍の所定範囲で一律拡大表示が行われるような非線形拡大表示を実現することができる。
第3の発明によれば、表示装置における典型的には表示画面の水平方向中央で一律拡大表示となるよう連続的に拡大率が変化する非線形拡大表示を簡易に実現することができる。
第4の発明によれば、等差数列An の総和がP/2となるようセンタ係数Cおよびサイド係数Sが設定されるので、表示画面の左端部から中央部へ向かうにつれて加算値Sn が小さくなることにより表示拡大率が減少し、表示画面の中央から右端部へ向かうにつれて加算値Sn が大きくなることにより表示拡大率が上記と対称的に増加するような非線形拡大表示を行うことができる。
第5の発明によれば、入力画像信号により示されるべき変換前の画像におけるアスペクト比と、出力画像信号により表示される画像におけるアスペクト比を考慮したセンタ係数Cを容易に算出することができる。
第6の発明によれば、広く使用される典型的なアスペクト比を考慮したセンタ係数Cを容易に算出することができる。
第7の発明によれば、第1の発明と同様の効果をスキャンコンバート方法において奏することができる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
<1. 全体的な構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るスキャンコンバート回路のブロック図である。図1に示されるように、本スキャンコンバート回路100は、外部から与えられる設定データに基づき変換された画像信号を受けとるべき表示装置の水平画素数(1行に含まれる画素列数)Pを設定する係数設定部101と、後述する表示装置の(水平方向における)中央近傍での表示のための係数(以下「センタ係数C」という)を算出するセンタ係数算出部102と、後述する表示装置の(水平方向における)左右端近傍での表示のための係数(以下「サイド係数S」という)を算出するサイド係数算出部103と、算出されたセンタ係数Cおよびサイド係数Sと後述する入力クロック信号Cinとに基づき所定のカウンタ係数Anを算出するカウンタ係数算出部104と、入力クロック信号Cinに基づきカウンタ係数Anを積算した加算値Snを出力するカウンタ係数加算部105と、入力クロック信号Cinに基づき加算値Snの整数部が変化しないパルスが間引かれた出力クロック信号Coutを出力するクロック信号変換部106と、この出力クロック信号Coutに基づき外部からの入力画像信号Dinを非線形拡大表示を行うための出力画像信号Doutに変換する画像信号変換部120とを備える。
なお、本スキャンコンバート回路100から画像信号変換部120を除いた係数設定部101と、センタ係数算出部102と、サイド係数算出部103と、カウンタ係数算出部104と、カウンタ係数加算部105と、クロック信号変換部106とにより、非線形拡大表示を行うためのクロック信号生成回路が形成されている。
係数設定部101は、コンピュータや表示装置など、本スキャンコンバート回路100の外部から与えられる所定の数値からなる設定データを受け取り、この設定データに基づき得られる上記表示装置の水平画素数P(以下「表示画素数P」という)をセンタ係数算出部102およびサイド係数算出部103に与える。なお、ここでは説明の便宜のため入力画像信号Dinの水平方向の画素数M(以下「入力画素数M」という)は予め定められているものとするが、上記設定データに入力画素数Mが含まれていてもよいし、入力画像信号Dinの水平方向の画素数を係数してもよい。
センタ係数算出部102は、受け取った表示画素数Pおよび入力画素数Mに基づき、センタ係数Cを算出する。このセンタ係数Cは後述する数列の初項または末項となるべき係数であって、表示装置に表示される画像における水平方向中央近傍の表示拡大率を定めることになるが、詳しくは後述する。
センタ係数算出部102は、具体的には次式(1)を満たすようにセンタ係数Cを算出する。
C=3/4×P/M …(1)
すなわち本実施形態において、入力画像信号Dinにより示されるべき変換前の画像における横:縦のアスペクト比DiX:DiYが4:3であり、出力画像信号Doutにより表示画面に表示される画像における横:縦のアスペクト比DoX:DoYが16:9であることから、次式(2)を満たすようにセンタ係数Cを算出している。
C=(DoY/DiY)×(DiX/DoX)×P/M …(2)
このように算出されるセンタ係数Cは、前述した一律拡大表示が行われる場合における表示拡大率に相当する値である。なお、このセンタ係数Cは予め定められた固定値であってもよい。
サイド係数算出部103は、外部から受け取った表示画素数P、入力画素数M、およびセンタ係数算出部102により算出されたセンタ係数Cに基づき、サイド係数Sを算出する。このサイド係数Sは後述する数列の初項または末項となるべき係数であって、表示装置に表示される画像における水平方向両端近傍の表示拡大率を定めることになるが、詳しくは後述する。
サイド係数算出部103は、具体的には次式(3)を満たすようにサイド係数Sを算出する。
P/2=M×(S+C)/4 …(3)
上式(3)は、後述するnが1からM/2までの数列の総和がちょうどP/2となることを示しているが、詳しくは後述する。なお、このサイド係数Sは予め定められた固定値であってもよい。
次に、カウンタ係数算出部104は、センタ係数算出部102により算出されたセンタ係数Cおよびサイド係数算出部103によりサイド係数Sに基づき、外部からの入力クロック信号Cinに応じて自然数nを1から入力画素数Mまで1ずつ加算した結果を所定の数列を表す式に代入することにより得られる所定のカウンタ係数An を算出する。
ここで、上記所定の数列には、nが1からM/2までの範囲内ではサイド係数Sを初項としセンタ係数Cを末項とする次式(4)に示す等差数列An が使用され、nがM/2からMまでの範囲内ではセンタ係数Cを初項としサイド係数Sを末項とする次式(5)に示す等差数列An が使用される。
n =S+(n−1)×(C−S)/(M/2−1) …(4)
n =C+(n−M/2)×(S−C)/(M/2) …(5)
なおここでは、nがM/2のときは上式(4)および上式(5)に示される2つの数列のいずれが使用されても同一の値であるセンタ係数Cが得られるようになっている。
上式(4)および上式(5)を見ればわかるように、これらの数列のうちn番目の項を示す値(以下「カウンタ係数An 」と呼ぶ)は、nが1からM/2までの範囲内ではサイド係数Sからセンタ係数Cまで単調減少し、nがM/2からMまでの範囲内ではセンタ係数Cからサイド係数Sまで単調増加する。このようなカウンタ係数An を利用することで後述するような非線形拡大表示を実現するための変換が可能となっている。
カウンタ係数加算部105は、カウンタ係数算出部104により算出されるカウンタ係数An を積算した加算値Sn を算出する。ここで等差数列の総和は当該数列の初項をaとし、末項をlとするとき、n(a+l)/2で表すことができるので、n=M/2とするとき等差数列An の総和はM(S+C)/4となる。そして、この総和がP/2となるようセンタ係数Cおよびサイド係数Sが設定されていれば、表示画面の水平方向中央で入力画像信号Dinの水平方向の入力画素数Mのうちの水平方向中央に対応する数(すなわち全体の半分)がちょうど表示されたことになる。したがって、表示画面の左端部から中央部へ向かうにつれて加算値Sn が小さくなることにより表示拡大率が減少し、表示画面の中央から右端部へ向かうにつれて加算値Sn が大きくなることにより表示拡大率が上記と対称的に増加するような非線形拡大表示を行うことができる。上式(3)はこのことを前提にして設定されている。
クロック信号変換部106は、入力クロック信号Cinに基づき、カウンタ係数加算部105により算出された加算値Sn の整数部が変化する場合に出力クロック信号Coutを出力する。上述のように、n=M/2となるとき加算値Sn はP/2となり、n=Mとなるとき加算値Sn はPとなるので、nを1からMまで変化させるときの加算値Sn の整数部が変化する数は表示画素数Pに等しくなる。このことから、非線形拡大表示のためのクロック信号の変換は加算値Sn の整数部の変化に基づくことにより容易に行うことができる。
画像信号変換部120は、入力画像信号Dinと、クロック信号変換部106から受け取った出力クロック信号Coutに基づき、画素データが適宜間引かれた出力画像信号Doutを生成する。このようにして入力画像信号Dinに対する出力画像信号Doutの画素データ数の比率が水平方向において非線形に変化する出力画像信号に変換することができる。
<2. 具体的な動作例>
次に、図2を参照して以上のような動作を具体的に説明する。図2は、出力クロック信号Coutを生成するための数値例を含む説明のためのタイミングチャートである。なお、ここでは入力画像信号Dinの水平方向の入力画素数Mを720とし、表示装置の水平方向の表示画素数Pを480とする。
そうすると、前述した式C=3/4×P/Mより、センタ係数Cは(3/4)×(480/720)=1/2となり、また前述した式P/2=M×(S+C)/4より、サイド係数Sは5/6となる。このようにセンタ係数算出部102により算出されたセンタ係数Cおよびサイド係数算出部103により算出されたサイド係数Sは、それぞれカウンタ係数算出部104に与えられる。
次に、カウンタ係数算出部104は、入力クロック信号Cinに含まれる1番目のクロックパルスC1を受け取ると、センタ係数Cおよびサイド係数Sを上式(4)に代入し、図2に示されるようにカウンタ係数A1 =1795/2154(=5/6)を算出し、カウンタ係数加算部105は、この値に基づきn=1のときの加算値S1 =1795/2154を算出する。このときクロック信号変換部106は、加算値S1 の整数部が0から変化していないことから、出力クロック信号Cout(に含まれるべきクロックパルス)を出力しない。
続いて、カウンタ係数算出部104は、入力クロック信号Cinに含まれる2番目のクロックパルスC2を受け取ると、上式(4)よりカウンタ係数A2 =1793/2154を算出し、カウンタ係数加算部105は、この値およびカウンタ係数A1 に基づきn=2のときの加算値S2 =1+(1434/2154)を算出する。このときクロック信号変換部106は、加算値S2 の整数部が0から1に変化していることから、出力クロック信号Coutに含まれるクロックパルスC2を出力する。
次に同様にしてカウンタ係数算出部104は、上式(4)よりカウンタ係数A3 =1791/2154を算出し、カウンタ係数加算部105は、加算値S3 =2+(1071/2154)を算出する。このときクロック信号変換部106は、加算値S3 の整数部が1から2に変化していることから、出力クロック信号Coutに含まれるクロックパルスC3を出力する。
続いて同様にしてカウンタ係数算出部104は、カウンタ係数A4 =1789/2154を算出し、カウンタ係数加算部105は、加算値S4 =3+(706/2154)を算出する。このときクロック信号変換部106は、加算値S4 の整数部が2から3に変化していることから、出力クロック信号Coutに含まれるクロックパルスC4を出力する。
こうしてカウンタ係数算出部104は、カウンタ係数A5 =1787/2154、A6 =1785/2154、A7 =1783/2154、A8 =1781/2154、A9 =1779/2154、…を算出し、カウンタ係数加算部105は、加算値S5 =4+(339/2154)、S6 =4(2124/2154)、S7 =5+(1753/2154)、S8 =6+(1380/2154)、S9 =7+(1005/2154)、…を算出し、クロック信号変換部106は、整数部が4のまま変化しない時点(入力クロック信号CinのクロックパルスC6に対応する時点)でクロックパルスを出力せず(クロックパルスを間引いて)、クロックパルスC5,C7,C8,C9を出力クロック信号Coutとして出力する。
<3. 効果>
以上のように、非線形拡大表示を行うための本実施形態のスキャンコンバート回路は、外部から設定データによって表示装置の水平方向の表示画素数Pを与えられるだけで、様々な水平画素数を有する表示装置に対応可能であり、また等差数列の和を利用するので、表示装置の水平画素数に合わせて非線形信号発生部を設計する必要がなく、回路規模を小さくすることができる。
<4. 変形例>
<4.1 主たる変形例>
上記各実施形態では、カウンタ係数算出部104によりnが1からM/2までの範囲内では上式(4)に示す等差数列An =S+(n−1)×(C−S)/(M/2−1)が使用され、nがM/2からMまでの範囲内では上式(5)に示す等差数列An =C+(n−M/2)×(S−C)/Mが使用され、カウンタ係数An が算出されるが、このように範囲が決定されているのは、前述したようにnがM/2のときは上式(4)および上式(5)に示される2つの数列のいずれが使用されても同一の値であるセンタ係数Cが得られるようになっているからである。ここで、表示画面の左右両端近傍で横幅を非線形に拡大して表示する非線形拡大表示が行われる場合であっても、表示画面の中央近傍では横幅を一律に拡大する表示が行われてもよいことから、上記範囲は必ずしも中央(ここではM/2)で重なる必要はない。そこで、画面左端から画面中央近傍の非線形拡大表示が行われる左端位置を示す値を自然数T1 とし、画面右端から画面中央近傍の非線形拡大表示が行われる右端位置を示す値を自然数T2として、nが1からT1 までの範囲内では次式(6)に示される等差数列An を使用し、nがT2 からMまでの範囲内では次式(7)に示される等差数列An を使用することにより、カウンタ係数算出部104がカウンタ係数An を算出する構成であってもよい。
n =S+(n−1)×(C−S)/(T1 −1) …(6)
n =C+(n−T2 )×(S−C)/(M−T 2 …(7)
ただし、この構成でも、上記実施形態の場合と同様、出力される画像信号の水平方向の画素数、すなわち出力クロック信号Coutのクロックパルス数が表示装置の水平方向の表示画素数Pと等しくなければならない。
またこの構成では、nがT1 からT2 までは一律拡大表示が行われればよいので、カウンタ係数算出部104は、nがT1 からT2 までの範囲内ではカウンタ係数An =Cとして、この値をカウンタ係数加算部105に与えるのが好適である。
そしてこの好適な構成では、画面中央から一律拡大表示が行われる左端または右端までの画素数をKとすると、T1 =M/2−Kとなる(なおT2 =M/2+Kとなる)ことから、サイド係数算出部103は、具体的には次式(8)を満たすようにサイド係数Sを算出すればよい。なお次式(8)は、nが1からM/2−Kまでの数列の総和がP/2からC×Kを差し引いた値となることを示している。
P/2−C×K=(M−2K)×(S+C)/4 …(8)
<4.2 その他の変形例>
上記実施形態では、入力画像信号Dinがデジタル信号であることを前提としているが、アナログ信号であっても同様に非線形拡大表示を行うことができる。この点、アナログ信号である入力画像信号Dinには水平方向の入力画素数Mが存在しないが、M個のクロックパルスを含む入力クロック信号Cinにより入力画素数Mに相当する数のサンプリングが行われることから、入力クロック信号Cinのクロックパルス数Mを入力画素数Mと同視することができる。したがって、このアナログ信号である入力画像信号Dinは、入力クロック信号Cinに基づくと水平方向の入力画素数Mとなる信号と言える。
上記実施形態では、入力画像信号Dinの水平方向の入力画素数Mが表示装置の水平方向の表示画素数Pよりも大きいため、入力クロック信号Cinから適宜クロックパルスが間引かれることにより非線形拡大表示が実現されているが、(実際の)入力画素数Mが表示画素数Pより小さくてもよい。この場合、例えば表示画素数Pが入力画素数Mより大きく2Mより小さければ、外部から与えられる入力クロック信号Cinを半分に分周した(周波数を2倍にした)信号を新たな入力クロック信号Cinとして与えることにより、または外部から2M個のクロックパルスを有する入力クロック信号Cinを与えることにより、入力画像信号Dinの水平方向の入力画素数が2Mとなっている場合と同様に取り扱うことができる。したがって、この場合においても上述の場合と同様、入力画像信号Dinは、実際の水平方向の画素数にかかわらず、M個のクロックパルスを有する入力クロック信号Cinに基づくと水平方向の入力画素数M(ここではM<P)となる信号と言える。
上記実施形態では、入力クロック信号Cinに同期したタイミングで出力クロック信号Coutが生成されるが、出力画像信号Doutに含まれるべき各画素データの中央位置でクロックパルスが立ち上がる出力クロック信号Coutを生成してもよいし、出力画像信号Doutに含まれる画素データに同期して当該表示装置の仕様に応じて適宜の所定位置で立ち上がるクロックパルスを含んでいてもよい。
本発明の一実施形態に係るスキャンコンバート回路の構成を示すブロック図である。 上記実施形態において入力クロック信号から変換クロック信号を生成する動作を簡易に説明するための図である。
符号の説明
100 …スキャンコンバート回路
101 …係数設定部
102 …センタ係数算出部
103 …サイド係数算出部
106 …クロック信号変換部
107 …画像信号変換部
Cin …入力クロック信号
Cout …出力クロック信号
P …表示装置の水平方向の表示画素数
M …入力画像信号の水平方向の入力画素数
C …センタ係数
S …サイド係数
n …カウンタ係数(等差数列)
n …加算値(等差数列の和)
Din …入力画像信号
Dout …出力画像信号

Claims (7)

  1. 外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づくと水平方向の入力画素数Mとなる外部から与えられる入力画像信号を、所定の表示装置に表示されるべき画像における水平方向の表示画素数Pに等しい画素数を有し、かつ水平方向に非線形に変化する表示拡大率で拡大または縮小された出力画像信号に変換するスキャンコンバート回路であって、
    外部から与えられる所定の設定データに基づき、前記表示画素数Pを定める設定手段と、
    前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向中央近傍の所定位置における表示拡大率を定めるセンタ係数Cを算出するセンタ係数算出手段と、
    前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向両端近傍の所定位置における表示拡大率を定めるサイド係数Sを算出するサイド係数算出手段と、
    外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づき自然数nを1から前記入力画素数Mまで1ずつ加算することにより、nが1から所定の自然数T1 までの範囲内では前記サイド係数Sを初項とし前記センタ係数Cを末項とする等差数列An =S+(n−1)×(C−S)/(T1 −1)の対応する値をカウンタ係数An として算出し、nが前記自然数T1 以上の自然数T2 から前記入力画素数Mまでの範囲内では前記センタ係数Cを初項とし前記サイド係数Sを末項とする等差数列An =C+(n−T2 )×(S−C)/(M−T 2 の対応する値をカウンタ係数An として算出するカウンタ係数算出手段と、
    前記入力クロック信号Cinに基づき前記カウンタ係数An を積算した加算値Sn を算出するカウンタ係数加算手段と、
    前記入力クロック信号Cinに基づき、前記加算値Sn の整数部が変化する毎に1つのクロックパルスを出力することにより、表示画素数Pに等しい数のクロックパルスを含む出力クロック信号Coutを出力するクロック信号変換手段と、
    前記出力クロック信号Coutに基づき、前記入力画像信号を前記出力画像信号に変換する画像信号変換手段と
    を備えることを特徴とする、スキャンコンバート回路。
  2. 前記カウンタ係数算出手段は、nが前記自然数T1 から前記自然数T2 までの範囲内では前記センタ係数Cをそのまま前記カウンタ係数An として算出することを特徴とする、請求項1に記載のスキャンコンバート回路。
  3. 前記自然数T1 および前記自然数T2 は、前記入力画素数Mの半数(M/2)に等しいことを特徴とする、請求項1に記載のスキャンコンバート回路。
  4. 前記サイド係数算出手段は、前記表示画素数P、前記入力画素数M、および前記センタ係数Cに基づき、P/2=M×(S+C)/4を満たすサイド係数Sを算出することを特徴とする、請求項3に記載のスキャンコンバート回路。
  5. 前記センタ係数算出手段は、前記入力画像信号により示されるべき変換前の画像における横:縦のアスペクト比がDiX:DiYであり、前記出力画像信号により表示される画像における横:縦のアスペクト比がDoX:DoYである場合、前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、C=(DoY/DiY)×(DiX/DoX)×P/Mとなるセンタ係数Cを算出することを特徴とする、請求項1に記載のスキャンコンバート回路。
  6. 前記センタ係数算出手段は、前記入力画像信号により示されるべき変換前の画像における横:縦のアスペクト比が4:3であり、前記出力画像信号により表示される画像における横:縦のアスペクト比が16:9である場合、前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、C=3/4×P/Mとなるセンタ係数Cを算出することを特徴とする、請求項5に記載のスキャンコンバート回路。
  7. 外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づくと水平方向の入力画素数Mとなる外部から与えられる入力画像信号を、所定の表示装置に表示されるべき画像における水平方向の表示画素数Pに等しい画素数を有し、かつ水平方向に非線形に変化する表示拡大率で拡大または縮小された出力画像信号に変換するスキャンコンバート方法であって、
    外部から与えられる所定の設定データに基づき、前記表示画素数Pを定める設定ステップと、
    前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向中央近傍の所定位置における表示拡大率を定めるセンタ係数Cを算出するセンタ係数算出ステップと、
    前記表示画素数Pおよび前記入力画素数Mに基づき、前記画像における水平方向両端近傍の所定位置における表示拡大率を定めるサイド係数Sを算出するサイド係数算出ステップと、
    外部から与えられる入力クロック信号Cinに基づき自然数nを1から前記入力画素数Mまで1ずつ加算することにより、nが1から所定の自然数T1 までの範囲内では前記サイド係数Sを初項とし前記センタ係数Cを末項とする等差数列An =S+(n−1)×(C−S)/(T1 −1)の対応する値をカウンタ係数An として算出し、nが前記自然数T1 以上の自然数T2 から前記入力画素数Mまでの範囲内では前記センタ係数Cを初項とし前記サイド係数Sを末項とする等差数列An =C+(n−T2 )×(S−C)/(M−T 2 の対応する値をカウンタ係数An として算出するカウンタ係数算出ステップと、
    前記入力クロック信号Cinに基づき前記カウンタ係数An を積算した加算値Sn を算出するカウンタ係数加算ステップと、
    前記入力クロック信号Cinに基づき、前記加算値Sn の整数部が変化する毎に1つのクロックパルスを出力することにより、表示画素数Pに等しい数のクロックパルスを含む出力クロック信号Coutを出力するクロック信号変換ステップと、
    前記出力クロック信号Coutに基づき、前記入力画像信号を前記出力画像信号に変換する画像信号変換ステップと
    を含むことを特徴とする、スキャンコンバート方法。
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