JP5061576B2 - アキシャルギャップ型モータおよびそれを用いた圧縮機 - Google Patents
アキシャルギャップ型モータおよびそれを用いた圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5061576B2 JP5061576B2 JP2006291109A JP2006291109A JP5061576B2 JP 5061576 B2 JP5061576 B2 JP 5061576B2 JP 2006291109 A JP2006291109 A JP 2006291109A JP 2006291109 A JP2006291109 A JP 2006291109A JP 5061576 B2 JP5061576 B2 JP 5061576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- type motor
- axial gap
- gap type
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Compressor (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
軸方向に伸び、周方向に配置される互いに磁気的に独立した複数の磁心にコイルが巻回されたステータと、回転軸に固定され、上記ステータに軸方向両側に対向する位置に配置されたロータとを有するアキシャルギャップ型モータであって、
上記ロータの一方は、磁極面に永久磁石を備えた永久磁石ロータであり、
上記ロータの他方は、永久磁石を備えていない非永久磁石ロータであり、
上記ステータの上記磁心と上記非永久磁石ロータとの間のエアギャップ長dnは、上記ステータの上記磁心と上記永久磁石ロータとの間のエアギャップ長dmよりも小であることを特徴とする。
上記永久磁石ロータの磁極面の互いに隣接する磁極の間には、
2×(dn+dm)
を超える幅の空隙を設けた。
2×(dn+dm)
を超える幅の空隙を設けることによって、永久磁石ロータの磁極面から隣接する磁極面に、コイルに鎖交せずに漏洩する磁束を減少させて、トルクを増大できる共に、ロータに対して軸方向に働く力を低減できる。
上記永久磁石ロータの上記永久磁石の磁化方向の厚みは、
2×(dn+dm)
を超える。
2×(dn+dm)
を超える厚みにすることによって、永久磁石ロータの永久磁石の磁極面から反磁極面に、コイルに鎖交せずに漏洩する磁束を減少させて、トルクを増大できる共に、ロータに対して軸方向に働く力を低減できる。
2×(dn+dm)
を超える幅の空隙を設けることによって、永久磁石ロータの磁極面から隣接する磁極面に、コイルに鎖交せずに漏洩する磁束を減少させて、トルクを増大できる共に、ロータに対して軸方向に働く力を低減できる。
2×(dn+dm)
を超える厚みにすることによって、永久磁石ロータの永久磁石の磁極面から反磁極面に、コイルに鎖交せずに漏洩する磁束を減少させて、トルクを増大できる共に、ロータに対して軸方向に働く力を低減できる。
図1はこの発明の第1実施形態のアキシャルギャップ型モータを用いたロータリ圧縮機の断面図を示している。この第1実施形態のロータリ圧縮機は、高圧ドーム型であり、上側ロータとステータとの間と下側ロータとステータとの間のエアギャップ長が異なる。
2×(dn+dm)
dn:ステータ40の磁心と下側ロータ30Bとの間のエアギャップ長
dm:ステータ40の磁心と上側ロータ30Aとの間のエアギャップ長
を超える幅であることが望ましい。
2×(dn+dm)
dn:ステータ40の磁心と下側ロータ30Bとの間のエアギャップ長
dm:ステータ40の磁心と上側ロータ130Aとの間のエアギャップ長
を超える幅であることが望ましい。
2×(dn+dm)
を超える幅の空隙を設けることによって、上側ロータ30A,130Aの磁極面から隣接する磁極面にステータ40,140のコイル85,62に鎖交せずに漏洩する磁束を減少させて、トルクを増大できる共に、上側ロータ30Aと下側ロータ30Bに対して軸方向に働く力を低減することができる。
2×(dn+dm)
を超える厚みにすることによって、上側ロータ30A,130Aの永久磁石32,132の磁極面から反磁極面にステータ40,140のコイル85,62に鎖交せずに漏洩する磁束を減少させて、トルクを増大できる共に、上側ロータ30Aと下側ロータ30Bに対して軸方向に働く力を低減することができる。
図9はこの発明の第2実施形態のアキシャルギャップ型モータの分解斜視図を示しており、第1実施形態の図1に示すロータリ圧縮機のアキシャルギャップ型モータと交換可能なものである。この第2実施形態のアキシャルギャップ型モータは、下側ロータを除いて図6に示すアキシャルギャップ型モータと同一の構成をしており、同一構成部は同一参照番号を付している。
2…圧縮機構部
3…アキシャルギャップ型モータ
4…回転軸
5…クランクピン
6…ピストン
7…圧縮室
8…上端板
9…下端板
11…吸入管
12…吐出管
20…本体部
21,22…軸受
23〜27…スラスト軸受
30A,130A…上側ロータ
30B,130B,230B…下側ロータ
31,131…バックヨーク
32,132…永久磁石
40,140…ステータ
61…磁性板
62,85…コイル
63,86…磁心
84…磁心群
133…磁性板
231…コア
232…突極部
Claims (8)
- 軸方向に伸び、周方向に配置される互いに磁気的に独立した複数の磁心(63,86)にコイル(62,85)が巻回されたステータ(40,140)と、回転軸(4)に固定され、上記ステータ(40,140)に軸方向両側に対向する位置に配置されたロータとを有するアキシャルギャップ型モータであって、
上記ロータの一方は、磁極面に永久磁石(32,132)を備えた永久磁石ロータ(30A,130A)であり、
上記ロータの他方は、永久磁石を備えていない非永久磁石ロータ(30B,130B,230B)であり、
上記永久磁石ロータ(30A,130A)と上記非永久磁石ロータ(30B,130B,230B)とは、同一の上記回転軸(4)に固定されており、
上記ステータ(40,140)の上記磁心(63,86)と上記非永久磁石ロータ(30B,130B,230B)との間のエアギャップ長dnは、上記ステータ(40,140)の上記磁心(63,86)と上記永久磁石ロータ(30A,130A)との間のエアギャップ長dmよりも小であることを特徴とするアキシャルギャップ型モータ。 - 請求項1に記載のアキシャルギャップ型モータにおいて、
上記永久磁石ロータ(30A,130A)の磁極面の互いに隣接する磁極の間には、
2×(dn+dm)
を超える幅の空隙を設けたことを特徴とするアキシャルギャップ型モータ。 - 請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型モータにおいて、
上記永久磁石ロータ(30A,130A)の上記永久磁石(32,132)の磁化方向の厚みは、
2×(dn+dm)
を超えることを特徴とするアキシャルギャップ型モータ。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のアキシャルギャップ型モータにおいて、
上記非永久磁石ロータ(230B)は、上記ステータ(40)に対向した面に突極部(232)を有することを特徴とするアキシャルギャップ型モータ。 - 請求項4に記載のアキシャルギャップ型モータにおいて、
上記突極部(232)は、上記永久磁石ロータ(30A)の上記永久磁石(32)の磁極中心に対向する位置に設けられていることを特徴とするアキシャルギャップ型モータ。 - 請求項1乃至5のいずれか1つに記載のアキシャルギャップ型モータ(3)により圧縮要素(2)を駆動し、
上記アキシャルギャップ型モータ(3)と上記圧縮要素(2)が密閉容器(1)内に収納されていることを特徴とした圧縮機。 - 請求項6に記載の圧縮機において、
上記圧縮要素(2)に対して上記アキシャルギャップ型モータ(3)と反対の側にスラスト軸受(25)を設けたことを特徴とする圧縮機。 - 請求項6に記載の圧縮機において、
上記圧縮要素(2)と上記アキシャルギャップ型モータ(3)との間にスラスト軸受(26)を設けたことを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291109A JP5061576B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | アキシャルギャップ型モータおよびそれを用いた圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291109A JP5061576B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | アキシャルギャップ型モータおよびそれを用いた圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008109794A JP2008109794A (ja) | 2008-05-08 |
JP5061576B2 true JP5061576B2 (ja) | 2012-10-31 |
Family
ID=39442705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006291109A Expired - Fee Related JP5061576B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | アキシャルギャップ型モータおよびそれを用いた圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5061576B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022122068A1 (de) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrische axialflussmaschine |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010166745A (ja) * | 2009-01-17 | 2010-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | 可変特性回転電機 |
JP2010172072A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Nissan Motor Co Ltd | 可変特性回転電機 |
CN104454534B (zh) * | 2013-09-25 | 2017-07-04 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 滚动转子式压缩机 |
WO2024018820A1 (ja) * | 2022-07-20 | 2024-01-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ及び天井扇 |
WO2024018819A1 (ja) * | 2022-07-20 | 2024-01-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ及び天井扇 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138612U (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-23 | ||
JPS5798180U (ja) * | 1980-12-08 | 1982-06-16 | ||
JPH10103236A (ja) * | 1996-09-30 | 1998-04-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 縦型圧縮機 |
JP2006187092A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Daikin Ind Ltd | コア、電機子、モータ及び圧縮機並びにこれらの製造方法 |
JP4586599B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2010-11-24 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006291109A patent/JP5061576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022122068A1 (de) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrische axialflussmaschine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008109794A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9923423B2 (en) | Radially embedded permanent magnet rotor and methods thereof | |
JP4586599B2 (ja) | 圧縮機 | |
US8405272B2 (en) | Self-starting permanent magnet synchronous motor and compressor and refrigeration cycle using the same | |
JP5372468B2 (ja) | 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機 | |
US7772736B2 (en) | Permanent magnet synchronous motor, rotor of the same, and compressor using the same | |
WO2012141085A1 (ja) | 電動モータおよびそれを用いた電動圧縮機 | |
JP5944014B2 (ja) | 永久磁石埋込型電動機および圧縮機 | |
JP2008029095A (ja) | 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機 | |
JP2007181305A (ja) | 永久磁石式同期電動機及びこれを用いた圧縮機 | |
US20140103772A1 (en) | Radially embedded permanent magnet rotor and methods thereof | |
JP5061576B2 (ja) | アキシャルギャップ型モータおよびそれを用いた圧縮機 | |
CN109923757B (zh) | 永久磁铁式旋转电机及使用永久磁铁式旋转电机的压缩机 | |
JP6545393B2 (ja) | コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機 | |
JP2005210826A (ja) | 電動機 | |
JP2008245439A (ja) | 電動機及びそれを用いた圧縮機 | |
JP2012080713A (ja) | 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機 | |
JP5359112B2 (ja) | アキシャルギャップ型回転電機及びそれを用いた圧縮機 | |
JP2005117771A (ja) | 永久磁石式同期電動機及びこれを用いた圧縮機 | |
JP6081315B2 (ja) | 永久磁石型電動機、これを用いた圧縮機、及び冷凍サイクル装置 | |
CN111342632B (zh) | 压缩机用电动机、压缩机及制冷循环装置 | |
JP6470598B2 (ja) | 永久磁石式回転電機、並びにそれを用いる圧縮機 | |
JP2002112474A (ja) | 永久磁石形回転電機及び圧縮機及び冷凍サイクル | |
JP2003134773A (ja) | 自己始動式同期電動機及びこれを用いた圧縮機 | |
JP2008172918A (ja) | アキシャルギャップ型モータおよび圧縮機 | |
JP2007330048A (ja) | アキシャルギャップ型モータおよび圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120723 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |