JP5060891B2 - 現像ロール - Google Patents
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0.51≦X≦8・・・(1)
0.1≦Y≦15・・・(2)
Y≧0.51/X・・・(3)
0.51≦X≦8・・・(1)
0.1≦Y≦15・・・(2)
Y≧0.51/X・・・(3)
先ず、図1に示される如き構造に、更に保護層が設けられてなる現像ロールを得るべく、内層(4)の形成材料として、ABS樹脂(マレッカK−700、電気化学工業株式会社製)を準備する一方、外層(6)の形成材料として、ポリプロピレングリコール(サンニックスジオールPP−2000、三洋化成工業株式会社製)の100重量部、1,4−ブタンジオールの3重量部、トリメチロールプロパンの2重量部、導電性カーボン(ケッチェンブラックEC300J、ライオン株式会社製)の6重量部、ジオクチルフタレートの30重量部、2,4−トリレンジイソシアネート(コスモネートT−100、三井化学ポリウレタン株式会社製)の21重量部を、撹拌羽根により混合、調製することにより、準備した。また、保護層の形成材料として、水素化ニトリルゴム(Zetpol0020、日本ゼオン株式会社製)の100重量部、ステアリン酸の0.5重量部、酸化亜鉛の5重量部、カーボンブラック(デンカブラックHS−100、電気化学工業株式会社製)の15重量部、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛(BZ)の1重量部、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(CZ)の2重量部、硫黄の1重量部を、ボールミルを用いて混練後、メチルエチルケトンの400重量部を加えて、混合、撹拌することにより、調製した。
○:ベタ黒画像において、濃度が充分(マクベス濃度で1.4以上)出ており、画 像ムラや白斑点抜けがなく、印字のかすれや滲みのないもの
×:画像ムラ、白斑点の何れか一つでも発生したもの
外層形成用材料として、液状シリコーンゴム(X−34−264A/B、信越化学工業株式会社製)を用い、それぞれ下記表2に示す端部導通部(8)の厚さ(Y)にて外層(6)を形成したこと以外は、実験例1と同様にして、5種類の現像ロールを得た。なお、外層(6)を構成する導電性弾性体の引張強さ(X)、及び端部導通部(8)の厚さ(Y)と引張り強さ(X)の積(XY)を、それぞれ、下記表2に併せて示す。また、得られた現像ロール(実験例6〜10)を実機に組み付け、実験例1と同様の手法にて、それぞれ、下記表2に示す枚数(耐久枚数)の画出しを行なった後、更に画出しを行なって得られた画像について、実験例1の評価と同様の評価基準にて、画像の評価を行なった。各現像ロールについての評価結果を、それぞれ、下記表2に示した。更に、その評価結果を、図4に併せて示した。
外層形成用材料として、液状ブタジエンゴム(クラプレンLIR−300、株式会社クラレ製)の100重量部、ヒドロシリル架橋剤(TSF484、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)の4重量部、塩化白金酸(ヒドロシリル化触媒)の0.01重量部、導電性カーボンブラック(ケッチェンブラックEC300J、ライオン株式会社製)の6重量部、ナフテン系可塑剤(ダイアナプロセスNM−280、出光興産株式会社製)の30重量部を撹拌羽根で混合した材料を用い、それぞれ下記表3に示す端部導通部の厚さ(Y)にて外層(6)を形成したこと以外は、実験例1と同様にして、5種類の現像ロールを得た。なお、外層(6)を構成する導電性弾性体の引張強さ(X)、及び端部導通部(8)の厚さ(Y)と引張り強さ(X)の積(XY)を、それぞれ、下記表3に併せて示す。また、得られた現像ロール(実験例11〜15)を実機に組み付け、実験例1と同様の手法にて、それぞれ、下記表3に示す枚数(耐久枚数)の画出しを行なった後、更に画出しを行なって得られた画像について、実験例1の評価と同様の評価基準にて、画像の評価を行なった。各現像ロールについての評価結果を、それぞれ、下記表3に示した。更に、その評価結果を、図4に併せて示した。
それぞれ下記表4に示す端部導通部の厚さ(Y)にて外層(6)を形成したこと以外は、実験例1と同様にして、5種類の現像ロールを得た。なお、外層(6)を構成する導電性弾性体の引張強さ(X)、及び端部導通部(8)の厚さ(Y)と引張り強さ(X)の積(XY)を、それぞれ、下記表4に併せて示す。また、得られた現像ロール(実験例16〜20)を実機に組み付け、画出し(1枚)を行なって得られた画像について、実験例1の評価と同様の評価基準にて、画像の評価を行なった。各現像ロールについての評価結果を、それぞれ、下記表4に示した。
ジオクチルフタレート(可塑剤)の配合量を、それぞれ下記表5に示す量としたこと以外は、実験例1と同様にして、3種類の現像ロールを得た。なお、外層(6)を構成する導電性弾性体の引張強さ(X)、及び端部導通部(8)の厚さ(Y)と引張り強さ(X)の積(XY)を、それぞれ、下記表5に併せて示す。また、得られた現像ロール(実験例21〜23)を実機に組み付け、実験例1と同様の手法にて、それぞれ、下記表2に示す枚数(耐久枚数)の画出しを行なった後、更に画出しを行なって得られた画像について、以下の評価基準に基づいて、画像の評価を行なった。各現像ロールについての評価結果を、それぞれ、下記表5に示した。
○:非潜像部へのトナー飛散がないもの
×:非潜像部へのトナー飛散が発生したもの
(内層及び)外層の外周面上(軸直角方向)の厚さを、それぞれ下記表6及び表7に示す厚さとし、また、保護層を設けなかったこと以外は、実験例6と同様にして、軸体の周りに導電性弾性体層(外層)のみを設けてなるロール、及び、軸体の周りに、軸直角方向外側に向かって非導電性樹脂層(内層)及び導電性弾性体層(外層)を順に積層形成せしめてなるロールを、9種類、それぞれについて100本ずつ作製した。得られたロールについて、軸方向中央位置のロール外径を測定し、100本のロールについて測定したロール外径の最大値と最小値との差を外径バラツキとした。その結果を、それぞれ下記表6及び表7に示した。
6 外層 8 端部導通部
10 現像ロール
Claims (2)
- 長手棒状の軸体の周りに、円筒形状を呈する内層が一体的に形成せしめられ、更に導電性弾性体からなる外層が、該内層の外周面及びその軸方向における両端面を覆うようにして、所定の液状材料を用いた注型成形操作によって形成せしめられてなる現像ロールにして、
前記導電性弾性体の引張強さ:X[MPa]、及び前記外層における、前記内層の前記端面上に形成せしめられた部位の厚さ:Y[mm]が、それぞれ下記式(1)〜(3)を満たすように構成したことを特徴とする現像ロール。
0.51≦X≦8・・・(1)
0.1≦Y≦15・・・(2)
Y≧0.51/X・・・(3) - 前記外層における、前記内層の外周面上に形成せしめられた部位の厚さが、0.2〜2mmである請求項1に記載の現像ロール。
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2007
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