JP5060574B2 - メモリシステム - Google Patents

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Description

本発明は、メモリシステムに係り、例えばNAND型フラッシュメモリを備えたメモリシステムに関する。
電気的書き換え可能な不揮発性半導体メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)の1つとして、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリは、ファイルメモリやメモリカードをはじめとする各種記録メディアとして使用されている。
NAND型フラッシュメモリを含むメモリシステムは、例えば、コントローラと、一次データ保存用のRAM(Random Access Memory)とをさらに含んで構成される。NAND型フラッシュメモリにはコントローラが動作するために必要な各種のデータが格納されているが、そのデータを使用するたびにNAND型フラッシュメモリからデータを読み出すとなると時間がかかる。このため、一度NAND型フラッシュメモリから読み出したデータをRAMに格納し、そのRAMに格納されたデータをコントローラは使用してシステムを動作させる。
RAMの消費電流は大きいため、RAMへのアクセスがない場合などは、消費電流削減の目的でRAMの電源をオフすることが考えられる。しかし、RAMの電源をオフすると、RAMに格納されたデータが消えてしまうため、再度RAMの電源オンした場合、必要なデータは、NAND型フラッシュメモリから再ロードする必要が生じる。NAND型フラッシュメモリからのデータロードのためには、NAND型フラッシュメモリにアクセスしてページリードを行う必要があるが、NAND型フラッシュメモリのページリードには時間がかかり、またその消費電流も小さくない。
なお、特許文献1には、揮発性のキャッシュメモリを備えたストレージシステムにおいて、キャッシュメモリのバックアップに必要なバッテリーの容量を削減する技術が開示されている。
特開2008−108026号公報
本発明は、消費電力の低減と、データ読み出し時間の削減とを両立することが可能なメモリシステムを提供する。
本発明の一態様に係るメモリシステムは、不揮発性メモリセル群からなりかつデータの書き込み単位であるページを複数個有するメモリセルアレイと、1ページの記憶容量を有し、リフレッシュ動作が不要な揮発性のデータレジスタとを含み、前記データレジスタを介して前記メモリセルアレイにページデータを書き込むNAND型フラッシュメモリと、
リフレッシュ動作が必要な揮発性のRAMと、前記RAMの消費電力を低減するパワーセービングモードを有し、前記パワーセービングモードに入る前に、前記RAMのデータを前記データレジスタに転送するコントローラとを具備し、前記パワーセービングモード時に前記データレジスタに転送されたデータは、前記メモリセルアレイに書き込まれない
本発明の一態様に係るメモリシステムは、不揮発性メモリセル群からなりかつデータの書き込み単位であるページを複数個有するメモリセルアレイと、少なくともyページ(yは2以上の整数)の記憶容量を有し、リフレッシュ動作が不要な揮発性のデータレジスタとを含み、前記データレジスタを介して前記メモリセルアレイにページデータを書き込み、前記不揮発性メモリセルはyビットを記憶可能である、NAND型フラッシュメモリと、
リフレッシュ動作が必要な揮発性のRAMと、前記RAMの消費電力を低減するパワーセービングモードを有し、前記パワーセービングモードに入る前に、前記RAMのデータを前記データレジスタに転送するコントローラとを具備し、前記パワーセービングモード時に前記データレジスタに転送されたデータは、前記メモリセルアレイに書き込まれない
本発明によれば、消費電力の低減と、データ読み出し時間の削減とを両立することが可能なメモリシステムを提供することができる。
第1の実施形態に係るメモリシステム10のレイアウトを示す図。 図1に示したII−II線に沿ったメモリシステム10の断面図。 メモリシステム10の構成を示すブロック図。 NAND型フラッシュメモリ11の構成を示す回路図。 ディープパワーダウンモードにおけるコントローラ13の動作を示すフローチャート。 ディープパワーダウンモード解除におけるコントローラ13の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るRAM12の記憶領域を説明する概略図。 ディープパワーダウンモードにおけるコントローラ13の動作を示すフローチャート。 ディープパワーダウンモード解除におけるコントローラ13の動作を示すフローチャート。 第3の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ11の構成を示す概略図。 第4の実施形態に係るサーバシステム40の構成を示すブロック図。 コントローラ41の動作を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的または概念的なものであり、各図面の寸法および比率などは必ずしも現実のものと同一とは限らないことに留意すべきである。また、図面の相互間で同じ部分を表す場合においても、互いの寸法の関係や比率が異なって表される場合もある。特に、以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。本発明の技術思想は、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることができる。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
本実施形態のメモリシステム10は、1個又は複数個のNAND型フラッシュメモリ11と、RAM12と、NAND型フラッシュメモリ11及びRAM12の動作を制御するコントローラ13とを備えている。
メモリシステム10は、ホストが搭載されたマザーボード上にメモリシステム10を構成する複数のモジュールが実装されて構成してもよいし、メモリシステム10を1チップで実現するシステムLSI(Large-Scale Integrated Circuit)、又はSoC(System on Chip)として構成してもよい。本実施形態では、メモリシステム10を実現する手段として、複数のモジュール(チップ)を1つの基板上に実装したマルチチップパッケージ(MCP:Multi Chip Package)を例に挙げて説明する。このMCPは、例えば、ホストがデータを格納するためのメモリとして使用される。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメモリシステム10(MCP)のレイアウトを示す図である。図2は、図1に示したII−II線に沿ったメモリシステム10の断面図である。メモリシステム10は、例えば2個のNAND型フラッシュメモリチップを備えている。
基板22上には、NAND型フラッシュメモリ(chip2)11、スペーサ24、NAND型フラッシュメモリ(chip1)11、スペーサ24、RAM12、コントローラ13が順次積層されている。最下層のNAND型フラッシュメモリ(chip1)11は、樹脂からなるアンダーフィル23によって基板22に固定されている。
基板22上には、複数の端子21が設けられている。各チップの端子は、ボンディングワイヤ20を介して基板22上の端子21に電気的に接続されている。複数のチップ間のデータ転送は、ボンディングワイヤ20、或いは上下に隣接するチップ間を直接接続する配線を用いて行われる。
基板22の下には、半田ボール25が設けられている。半田ボール25は、端子21に電気的に接続されている。メモリシステム10は、例えば、ホストが搭載されたプリント基板に半田実装され、ホストとの間でデータ転送を行う。基板22上に積層された複数のチップ及びボンディングワイヤ20は、モールド樹脂26によって封止されている。
図3は、メモリシステム10の構成を示すブロック図である。RAM12は、揮発性メモリであり、電源が切れるとそれまで記憶されていた情報が失われる。RAM12としては、例えばDRAMが用いられる。
RAM12は、コントローラ13の読み出し速度を上げるために、NAND型フラッシュメモリ11に格納されているプログラムや他のデータを一時的に格納するリードキャッシュの役割を担う。これは、NAND型フラッシュメモリ11がシーケンシャルアクセスを必要とするため、NAND型フラッシュメモリ11に格納されたデータをRAM12に一度読み出してランダムアクセス可能にするためである。また、NAND型フラッシュメモリ11のページリードは時間がかかるため、NAND型フラッシュメモリ11に格納されたデータをRAM12に一度読み出して、その後RAM12にアクセスすることで、コントローラ13の読み出し速度を高速化できる。さらに、RAM12は、NAND型フラッシュメモリ11へ書き込むべきデータを一時的に格納するライトキャッシュの役割を担う。
NAND型フラッシュメモリ11は、不揮発性半導体メモリである。NAND型フラッシュメモリ11は、メモリセルアレイ30とデータレジスタ31とを備えている。メモリセルアレイ30は、複数のブロックBLKを備えており、このブロックBLKはデータ消去の最小単位である。各ブロックBLKは、複数のページを備えており、このページはデータ読み出し及び書き込みの最小単位である。なお、図示は省略するが、NAND型フラッシュメモリ11は、メモリセルアレイ30に対してデータ読み出し、書き込み、及び消去を行うために必要な回路、例えばアドレスをデコードするデコーダ、ワード線の電圧を制御するワード線ドライバ、ビット線からデータを検知するセンスアンプなどを備えている。NAND型フラッシュメモリ11の数については特に制限はなく、1個であってもよし、2個以上であってもよい。以下の説明では、1個のNAND型フラッシュメモリ11について言及するが、NAND型フラッシュメモリ11が複数の場合は、各々のNAND型フラッシュメモリ11について以下の説明が適用される。
図4は、NAND型フラッシュメモリ11の構成を示す回路図である。メモリセルアレイ30は、j個のブロックBLK0〜BLKj−1(jは、1以上の整数)を備えている。各ブロックBLKは、ロウ方向に沿って順に配列されたm個のNANDストリングを備えている(mは、1以上の整数)。NANDストリングに含まれる選択トランジスタST1は、ドレインがビット線BLに接続され、ゲートが選択ゲート線SGDに共通接続されている。NANDストリングに含まれる選択トランジスタST2は、ソースがソース線SLに共通接続され、ゲートが選択ゲート線SGSに共通接続されている。
各メモリセルトランジスタMTは、p型ウェル上に形成された積層ゲート構造を備えたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)により構成されている。積層ゲート構造は、p型ウェル上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(浮遊ゲート電極)、及び浮遊ゲート電極上にゲート間絶縁膜を介在して形成された制御ゲート電極を含んでいる。メモリセルトランジスタMTは、浮遊ゲート電極に蓄えられる電子の数に応じて閾値電圧が変化し、この閾値電圧の違いに応じてデータを記憶する。メモリセルトランジスタMTは、2値データ(1ビットデータ)を記憶するように構成されていてもよいし、多値データ(2ビット以上のデータ)を記憶するように構成されていてもよい。
メモリセルトランジスタMTは、浮遊ゲート電極を有するフローティングゲート構造に限らず、MONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Silicon)型など、電荷蓄積層としての窒化膜界面に電子をトラップさせることにより閾値電圧が調整可能な構造であってもよい。MONOS構造のメモリセルトランジスタMTについても同様に、2値データ(1ビットデータ)を記憶するように構成されていてもよいし、多値データ(2ビット以上のデータ)を記憶するように構成されていてもよい。
各NANDストリングにおいて、n個(nは、1以上の整数)のメモリセルトランジスタMTは、選択トランジスタST1のソースと選択トランジスタST2のドレインとの間に、それぞれの電流経路が直列接続されるように配置されている。すなわち、n個のメモリセルトランジスタMTは、隣接するもの同士で拡散領域(ソース領域若しくはドレイン領域)を共有するような形でカラム方向に直列接続される。
各NANDストリングにおいて、最もソース側に位置するメモリセルトランジスタMTから順に、制御ゲート電極がワード線WL0〜WLn−1にそれぞれ接続されている。従って、ワード線WLn−1に接続されたメモリセルトランジスタMTのドレインは選択トランジスタST1のソースに接続され、ワード線WL0に接続されたメモリセルトランジスタMTのソースは選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
ワード線WL0〜WLn−1は、ブロックBLK内のNANDストリング間で、メモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極を共通に接続している。つまり、ブロック内において同一行にあるメモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極は、同一のワード線WLに接続される。この同一のワード線WLに接続されるm個のメモリセルトランジスタMTは1ページとして取り扱われ、このページごとにデータの書き込み及び読み出しが行われる。
また、ビット線BL0〜BLm−1は、ブロックBLK間で、選択トランジスタST1のドレインを共通に接続している。つまり、ブロックBLK0〜BLKj−1内において同一列にあるNANDストリングは、同一のビット線BLに接続される。
ビット線BL0〜BLm−1は、センスアンプ(図示せず)を介してデータレジスタ31に接続される。前述したように、NAND型フラッシュメモリ11はページ単位でデータの書き込み及び読み出しが行われるため、例えば、1個のメモリセルトランジスタMTが2値データ(1ビットデータを)を記憶する場合は、少なくとも1ページ分のデータを一時的に格納するデータレジスタ31が必要となる。本実施形態では、データレジスタ31の記憶容量は、1ページ分のデータに対応し、従って、1個のメモリセルトランジスタMTは2値データを記憶する。なお、多値データの構成例については後述する。
データレジスタ31は、揮発性メモリであり、フリップフロップなどで構成される。データレジスタ31は、メモリセルアレイ30から読み出された1ページの読み出しデータを一時的に格納する。データレジスタ31に格納された1ページの読み出しデータは、コントローラ13に送られる。また、データレジスタ31は、コントローラ13から送られた1ページの書き込みデータを一時的に格納する。データレジスタ31に格納された1ページの書き込みデータは、メモリセルアレイ30に書き込まれる。
コントローラ13は、ホストからの命令に従って、ホストとの間でデータ転送を行う。このデータ転送を実行するために、コントローラ13は、RAM12及びNAND型フラッシュメモリ11を制御する。すなわち、コントローラ13は、ホストからのコマンドに応じて、ホストから転送されたデータをNAND型フラッシュメモリ11或いはRAM12に書き込む。また、コントローラ13は、ホストからのコマンドに応じて、NAND型フラッシュメモリ11或いはRAM12から読み出したデータをホストに転送する。
コントローラ13は、CPU(Central Processing Unit)32、ホストインターフェース回路(ホスト I/F)33、RAMインターフェース回路(RAM I/F)34、及びNANDインターフェース回路(NAND I/F)35を備えている。CPU32、ホストインターフェース回路33、RAMインターフェース回路34、及びNANDインターフェース回路35は、バスを介して互いに接続されている。
ホストインターフェース回路33は、ホストとの間で、所定の規約(プロトコル)に従って、動作タイミングの制御や信号形式の変換など(インターフェース処理)を行う。RAMインターフェース回路34は、所定の規約に従って、RAM12との間でインターフェース処理を行う。NANDインターフェース回路35は、所定の規約に従って、NAND型フラッシュメモリ11との間でインターフェース処理を行う。
メモリシステム10は、動作に必要な複数種類の電圧を電源回路36から受ける。電源回路36は、動作電圧VCC及びVCCQ(例えば、VCC>VCCQ)を生成する。動作電圧VCCは、NANDインターフェース回路35及びNAND型フラッシュメモリ11に供給される。動作電圧VCCQは、CPU32及びホストインターフェース回路33に供給される。RAM12及びRAMインターフェース回路は、CPU32から動作電圧VCCQを受ける。電源回路36が配置される場所については特に制限はなく、ホストに配置されていてもよし、ホストの外部に配置されていてもよい。
(動作)
次に、このように構成されたメモリシステム10の動作について説明する。RAMのなかでも、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)は、自身に格納されたデータを保持するためには所定時間ごとにリフレッシュ動作が必要であり、このリフレッシュ動作により消費される電流は大きい。そこで、本実施形態では、メモリシステム10は、例えば、所定時間、ホストからの命令がない場合(アイドル状態)、RAM12の消費電力を低減するパワーセービングモードを有している。
パワーセービングモードとは、RAM12がデータを保持できない状態にすることを意味する。パワーセービングモードは、RAM12内部のクロック生成回路を停止し、リフレッシュ動作を行わないことで消費電力を抑えるモード、いわゆるディープパワーダウンモードを含む。また、パワーセービングモードは、RAM12の電源をオフする(すなわち、動作電圧VCCQの供給を停止する)操作を含む。ディープパワーダウンモードは、RAM12の電源をオフする場合に比べて、復帰時間が短いという効果を有する。以下に、パワーセービングモードとして、前述したディープパワーダウンモードを例に挙げて説明する。
図5は、ディープパワーダウンモードにおけるコントローラ13の動作を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態では、RAM12の記憶容量は、データレジスタ31の記憶容量以下であるものとする。
コントローラ13は、ホストから、ディープパワーダウンモードを実行するためのディープパワーダウン実行コマンド(DPD実行コマンド)を受けたか否かを監視している(ステップS100)。ホストからディープパワーダウン実行コマンドを受けた場合は、コントローラ13は、ステップS103に移行して、直ちにディープパワーダウンモードを実行する。
ホストからディープパワーダウン実行コマンドを受けていない場合、コントローラ13は、所定時間の間に、規定された複数のコマンドのいずれか1つをホストから受けたか否かを監視している(ステップS100)。ホストから任意のコマンドを受けた場合、コントローラ13は、このコマンドに応じた処理を実行する(ステップS102)。
一方、所定時間の間、ホストからいずれのコマンドも受けていない場合、コントローラ13は、ステップS103に移行して、ディープパワーダウンモードを実行する。まず、コントローラ13は、RAM12のデータをデータレジスタ31に転送する(ステップS103)。具体的には、コントローラ13は、RAM12に読み出しコマンド及びアドレスを送り、RAM12に格納された全てのデータを読み出す。続いて、コントローラ13は、NAND型フラッシュメモリ11に、レジスタ書き込みコマンド、アドレス、データ、及び実行コマンドを送る。これに対して、NAND型フラッシュメモリ11は、コントローラ13から送られたデータをデータレジスタ31に転送する。
なお、例えば、コントローラ13は、NAND型フラッシュメモリ11に、シリアルデータ入力コマンド、アドレス、及びデータを送った後、メモリセルアレイ30への書き込み実行コマンドではなく、リセットコマンドを送ることで、データレジスタ31のみへのデータ転送を実現することが可能である。あるいは、データレジスタ31のみへデータ転送を行い、メモリセルアレイ30への書き込みを実行することなくデータレジスタ31に格納されたデータを保持し続けるための専用のコマンドシーケンスが設定されていてもよい。
続いて、コントローラ13は、RAM12をディープパワーダウン状態にする(ステップS104)。具体的には、コントローラ13は、RAM12にコマンドを発行し、このコマンドに応答して、RAM12は、自身のクロック生成回路を停止し、リフレッシュ動作を停止する。この時、RAM12に格納されたデータは失われる。若しくは、コントローラ13は、ディープパワーダウンモードに替えて、RAM12の電源をオフする、すなわち、RAM12に対して動作電圧VCCQの供給を停止するようにしてもよい。
図6は、ディープパワーダウンモード解除におけるコントローラ13の動作を示すフローチャートである。コントローラ13は、ホストから、ディープパワーダウンモードを解除するためのディープパワーダウン解除コマンド(DPD解除コマンド)を受けたか否かを監視している(ステップS200)。ホストからディープパワーダウン解除コマンドを受けた場合は、コントローラ13は、ステップS202に移行して、直ちにディープパワーダウンモード解除処理を実行する。
ホストからディープパワーダウン解除コマンドを受けていない場合、コントローラ13は、規定された複数のコマンドのいずれか1つをホストから受けたか否かを監視している(ステップS201)。ホストから任意のコマンドを受けていない場合は、コントローラ13は、RAM12の電源をオフし続ける。
一方、ホストから任意のコマンドを受けた場合、コントローラ13は、ステップS202に移行して、ディープパワーダウンモード解除処理を実行する。まず、コントローラ13は、RAM12をディープパワーダウン状態から復帰させる(ステップS202)。具体的には、コントローラ13は、RAM12にコマンドを発行し、このコマンドに応答して、RAM12は、自身のクロック生成回路を起動し、リフレッシュ動作を開始する。若しくは、RAM12の電源がオフしている場合は、コントローラ13は、RAM12の電源をオンする、すなわち、RAM12に対して動作電圧VCCQの供給を開始する。
続いて、コントローラ13は、データレジスタ31のデータをRAM12に転送する(ステップS203)。具体的には、コントローラ13は、NAND型フラッシュメモリ11に、レジスタ読み出しコマンド、アドレス、実行コマンドを送る。これに対して、NAND型フラッシュメモリ11は、コントローラ13へデータレジスタ31のデータを送る。続いて、コントローラ13は、RAM12に書き込みコマンド、アドレス、及びデータを送り、NAND型フラッシュメモリ11から送られたデータをRAM12に書き込む。
この時点で、RAM12には、ディープパワーダウンモード前と同じデータが格納されていることになる。よって、RAM12へのデータロードを再度行うことなく、コントローラ13は、RAM12のデータを用いて、引き続きデータ転送処理を行うことができる。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、メモリシステム10は、ホストからアクセスがない場合にRAM12の消費電力を低減するパワーセービングモード(例えば、ディープパワーダウンモード)を有している。このディープパワーダウンモード時、コントローラ13は、RAM12のデータをNAND型フラッシュメモリ11内のデータレジスタ31に転送し、その後、RAM12をディープパワーダウン状態にする。続いて、ホストからアクセスが発生した場合、コントローラ13は、RAM12をディープパワーダウン状態から復帰させ、データレジスタ31のデータをRAM12に転送するようにしている。
従って第1の実施形態によれば、ホストからのアクセスがない期間にRAM12の消費電力を低減することができ、ひいてはメモリシステム10の消費電力を低減することができる。また、ディープパワーダウンモードから抜ける際、NAND型フラッシュメモリ11のメモリセルアレイ30からデータを読み出す必要がないため、データ読み出し時間を削減することができる。
また、ディープパワーダウンモードが解除された場合に、ディープパワーダウンモード前のデータがRAM12にロードされているため、コントローラ13は、ディープパワーダウンモード前の状態から引き続きデータ転送処理を行うことができる。これにより、メモリシステム10の動作性能が向上する。
例えば、RAM12のデータをNAND型フラッシュメモリ11のメモリセルアレイ30に転送する場合、一般的なページ書き込み動作(ベリファイ動作を含む)が必要であり、また、メモリセルアレイ30のデータをRAM12に転送する場合、一般的なページ読み出し動作が必要である。このページ書き込み動作及びページ読み出し動作には時間がかかるため、RAM12からNAND型フラッシュメモリ11へのデータ転送時間、及びNAND型フラッシュメモリ11からRAM12へのデータ転送時間が長くなる。これに対して、第1の実施形態では、データレジスタ31は、フリップフロップなどの揮発性メモリで構成されているため、データレジスタ31へのデータ書き込み動作、及びデータレジスタ31からのデータ読み出し動作を高速に行うことができる。よって、RAM12のデータをデータレジスタ31へ転送する時間、及びデータレジスタ31のデータをRAM12に転送する時間を短くでき、ひいては、ディープパワーダウンモードへの移行時間、及びディープパワーダウンモードからの復帰時間を短くできる。
(第2の実施形態)
RAM12の記憶容量がデータレジスタ31の記憶容量以下である場合、第1の実施形態で説明したように、ディープパワーダウンモード時にRAM12の全てのデータをデータレジスタ31に転送することができる。しかしながら、RAM12の記憶容量がデータレジスタ31の記憶容量より大きい場合、RAM12の全てのデータをデータレジスタ31に格納することができない。そこで、第2の実施形態では、RAM12の記憶容量がデータレジスタ31の記憶容量より大きい場合に、RAM12に格納されたデータのうち特定のデータのみを選択してデータレジスタ31に格納するようにしている。
メモリシステム10の構成は、第1の実施形態で説明した図3と同じである。図7は、第2の実施形態に係るRAM12の記憶領域を説明する概略図である。RAM12は、管理情報領域12A、リードキャッシュ領域12B、及びライトキャッシュ領域12Cを備えている。RAM12の記憶容量は、データレジスタ31の記憶容量より大きい。また、データレジスタ31の記憶容量は、管理情報領域12Aの記憶容量以上である。
管理情報領域12Aには、CPU32がNAND型フラッシュメモリ11やRAM12の状態を管理するための管理情報が格納される。管理情報には、NAND型フラッシュメモリに格納されたデータのアドレスを確定するために必要な論理/物理アドレス変換テーブルなどが含まれる。NAND型フラッシュメモリは、データの書き換え時にブロック間のデータコピー処理が必要となる特性を有するため、ホスト側で管理されている論理ブロックアドレスと、NAND型フラッシュメモリ側の実際の物理ブロックアドレスとは一致しない。よって、論理/物理アドレス変換テーブルにより論理ブロックアドレスを物理ブロックアドレスに変換した後、物理ブロックアドレスに基づいて実際にアクセスすべきブロックが特定される。また、管理情報には、ブロックの状態、例えば、ブロックが消去状態であるか、或いはブロックが使用不能であるかなどの情報を管理するテーブルなども含まれる。
リードキャッシュ領域12Bは、CPU32のためのリードキャッシュとして使用される。リードキャッシュ領域12Bには、NAND型フラッシュメモリ11に格納されているデータと同じデータが格納される。NAND型フラッシュメモリ11に格納された特定のデータを頻繁に読み出す場合、毎回NAND型フラッシュメモリ11にアクセスすると、読み出し時間が長くなり、CPU32の処理速度が劣化する。よって、頻繁に読み出す特定のデータは、NAND型フラッシュメモリ11からRAM12に格納しておき、CPU32は、NAND型フラッシュメモリ11よりも読み出し速度の速いRAM12から特定のデータを読み出すようにしている。
ライトキャッシュ領域12Cは、CPU32がライトスルー処理及びライトバック処理を行うためのライトキャッシュとして使用される。ライトスルー処理時、CPU32は、NAND型フラッシュメモリ11及びライトキャッシュ領域12Cに同じデータを同時に書き込む。ライトバック処理時、CPU32は、一旦ライトキャッシュ領域12Cにデータを書き込み、処理の空き時間に、ライトキャッシュ領域12CのデータをNAND型フラッシュメモリ11に書き込む。
(動作)
次に、このように構成されたメモリシステム10の動作について説明する。図8は、ディープパワーダウンモードにおけるコントローラ13の動作を示すフローチャートである。図8のステップS300〜S302の動作は、図5のステップS100〜S102と同じである。
ホストからディープパワーダウン実行コマンドを受けた場合、或いは、所定時間の間、ホストからいずれのコマンドも受けていない場合、コントローラ13は、ステップS303に移行して、ディープパワーダウンモードを実行する。まず、コントローラ13は、RAM12のライトキャッシュ領域12Cに格納されたデータをNAND型フラッシュメモリ11に書き戻す(ステップS303)。
続いて、コントローラ13は、RAM12の管理情報領域12Aから管理情報を読み出す(ステップS304)。すなわち、コントローラ13は、RAM12に読み出しコマンド及びアドレスを送り、管理情報領域12Aに格納された管理情報を読み出す。
続いて、コントローラ13は、管理情報領域12Aから読み出した管理情報を、NAND型フラッシュメモリ11のデータレジスタ31に転送する(ステップS305)。すなわち、コントローラ13は、NAND型フラッシュメモリ11に、レジスタ書き込みコマンド、アドレス、データ(管理情報)、及び実行コマンドを送る。これに対して、NAND型フラッシュメモリ11は、コントローラ13から送られた管理情報をデータレジスタ31に転送する。
続いて、コントローラ13は、RAM12をディープパワーダウン状態にする(ステップS306)。具体的には、コントローラ13は、RAM12にコマンドを発行し、このコマンドに応答して、RAM12は、自身のクロック生成回路を停止し、リフレッシュ動作を停止する。この時、RAM12に格納されたデータは失われる。若しくは、コントローラ13は、ディープパワーダウンモードに替えて、RAM12の電源をオフする、すなわち、RAM12に対して動作電圧VCCQの供給を停止するようにしてもよい。
図9は、ディープパワーダウンモード解除におけるコントローラ13の動作を示すフローチャートである。図9のステップS400〜S401の動作は、図6のステップS200〜S201と同じである。
ホストからディープパワーダウン解除コマンドを受けた場合、或いは、ホストから任意のコマンドを受けた場合、コントローラ13は、ステップS402に移行して、ディープパワーダウンモード解除処理を実行する。まず、コントローラ13は、RAM12をディープパワーダウン状態から復帰させる(ステップS402)。具体的には、コントローラ13は、RAM12にコマンドを発行し、このコマンドに応答して、RAM12は、自身のクロック生成回路を起動し、リフレッシュ動作を開始する。若しくは、RAM12の電源がオフしている場合は、コントローラ13は、RAM12の電源をオンする、すなわち、RAM12に対して動作電圧VCCQの供給を開始する。
続いて、コントローラ13は、データレジスタ31から管理情報を読み出す(ステップS403)。具体的には、コントローラ13は、NAND型フラッシュメモリ11に、レジスタ読み出しコマンド、アドレス、実行コマンドを送る。これに対して、NAND型フラッシュメモリ11は、コントローラ13へデータレジスタ31のデータを転送する。
続いて、コントローラ13は、データレジスタ31から転送された管理情報を、RAM12の管理情報領域12Aに書き込む。すなわち、コントローラ13は、RAM12に書き込みコマンド、アドレス、及びデータ(管理情報)を送り、NAND型フラッシュメモリ11から読み出された管理情報を管理情報領域12Aに書き込む。
この時点で、RAM12の管理情報領域12Aには、ディープパワーダウンモード前と同じ管理情報が格納されていることになる。よって、コントローラ13は、RAM12のデータを用いて、引き続きデータ転送処理を行うことができる。
(効果)
以上詳述したように第2の実施形態によれば、ホストからのアクセスがない期間にRAM12の消費電力を低減することができ、ひいてはメモリシステム10の消費電力を低減することができる。また、ディープパワーダウンモードから抜ける際、NAND型フラッシュメモリ11から管理情報を読み出す必要がないため、データ読み出し時間を削減することができる。
また、ディープパワーダウンモードが解除された場合に、ディープパワーダウンモード前の管理情報がRAM12にロードされているため、コントローラ13は、ディープパワーダウンモード前の状態から引き続きデータ転送処理を行うことができる。これにより、メモリシステム10の動作性能が向上する。
また、RAM12の記憶容量がデータレジスタ31の記憶容量より大きい場合でも、CPU32の処理に特に必要な管理情報のみを選択してデータレジスタ31に格納することができる。これにより、ディープパワーダウンモードからの復帰にかかる時間を短くすることができる。
なお、データレジスタ31の記憶容量が管理情報領域12A及びライトキャッシュ領域12Cを合わせた記憶容量以上である場合は、ディープパワーダウンモード時、コントローラ13は、管理情報領域12A及びライトキャッシュ領域12CのデータをNAND型フラッシュメモリ11のデータレジスタ31に転送するようにしてもよい。この場合、図8のステップS303の書き戻し動作が不要となる。これにより、ディープパワーダウンモードに入る時間を短くすることができる。この例では、ディープパワーダウンモード解除時、コントローラ13は、データレジスタ31のデータを、管理情報領域12A及びライトキャッシュ領域12Cに書き込むことになる。また、ディープパワーダウンモードからの復帰した時、ライトキャッシュのデータを使用することができるため、コントローラ13の動作性能が向上する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、NAND型フラッシュメモリ11が多値データ(2ビット以上のデータ)を記憶可能な構成例である。図10は、第3の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ11の構成を示す概略図である。
メモリセルアレイ30に含まれる1個のメモリセルトランジスタMTは、例えば、3ビットデータ(8値データ)を記憶可能である。よって、同一のワード線WLに接続された1行分のメモリセル群は、3ページを記憶可能である。メモリセルトランジスタMTは、閾値電圧の差に応じてデータを記憶するため、閾値電圧の分布を細分化することで3ビットデータを記憶することができる。
NAND型フラッシュメモリ11は、それぞれが1ページを記憶可能な4個のデータレジスタ31A〜31Dを備えている。データレジスタ31Aは、データ入出力バッファとして用いられる。3個のデータレジスタ31B〜31Dは、メモリセルアレイに書き込むべき3ページを格納する。
データ書き込み時、NAND型フラッシュメモリ11は、コントローラ13から第1ページを受け、この第1ページをデータレジスタ31Aに一旦格納し、その後、第1ページをデータレジスタ31Bに転送する。続いて、NAND型フラッシュメモリ11は、コントローラ13から第2ページを受け、この第2ページをデータレジスタ31Aに一旦格納し、その後、第2ページをデータレジスタ31Cに転送する。続いて、NAND型フラッシュメモリ11は、コントローラ13から第3ページを受け、この第3ページをデータレジスタ31Aに一旦格納し、その後、第3ページをデータレジスタ31Dに転送する。そして、NAND型フラッシュメモリ11は、3個のデータレジスタ31B〜31Dに格納された3ページをメモリセルアレイ30に書き込む。
データ読み出し時、NAND型フラッシュメモリ11は、メモリセルアレイ30から第1〜第3ページを読み出し、この第1〜第3ページをデータレジスタ31B〜31Dにそれぞれ格納する。また、NAND型フラッシュメモリ11は、メモリセルアレイ30から、1ページのみを読み出すことも可能であるし、2ページのみを読み出すことも可能である。
このように構成されたNAND型フラッシュメモリ11は、4ページを一度にデータレジスタ31A〜31Dに格納することができる。よって、ディープパワーダウンモード時に、コントローラ13は、RAM12に格納されたデータのうち4ページ分をNAND型フラッシュメモリ11に転送する。データサイズが異なる以外は、ディープパワーダウンモードに入る動作、及びディープパワーダウンモードから抜ける動作は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同じである。
以上詳述したように第3の実施形態によれば、ディープパワーダウンモード時にRAM12のデータを転送する先であるデータレジスタの記憶容量を増やすことができる。これにより、ディープパワーダウンモード時に、RAM12に格納されたデータのうちより多くのデータをNAND型フラッシュメモリ11へ転送することが可能となる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、重要度の高いデータを長期に亘って保持するサーバシステムの構成例である。近年、HDD(Hard Disk Drive)の代替としてNAND型フラッシュメモリをストレージに採用したSSD(Solid State Drive)がサーバシステムに利用され始めている。例えば、RAM及びNAND型フラッシュメモリを備えたサーバシステムでは、瞬間的な電源断(以下、瞬断)によるデータ消失を防止するため、非常用の電源供給手段としてスーパーキャパシタを備えている。
図11は、第4の実施形態に係るサーバシステム40の構成を示すブロック図である。サーバシステム40は、コントローラ41、電圧レギュレータ42、RAM12、NAND型フラッシュメモリ11、及びスーパーキャパシタ43を備えている。コントローラ41は、ホストからの命令に従って、ホストとの間でデータ転送を行う。このデータ転送を実行するために、コントローラ41は、RAM12及びNAND型フラッシュメモリ11を制御する。
電圧レギュレータ42は、外部から供給された電源を制御し、コントローラ41に定電圧を供給する。NAND型フラッシュメモリ11は、サーバシステム40の主記憶領域として、大容量のデータを記憶保持する。RAM12は、例えば、コントローラ41の作業領域、またはNAND型フラッシュメモリ11からの読み出し速度を上げるためのリードキャッシュ、NAND型フラッシュメモリ11への書き込み速度を上げるためのライトキャッシュなどの役割を担う。
スーパーキャパシタ43は、電圧レギュレータ42とコントローラ41とを繋ぐ配線の途中に接続されている。コントローラ41が電圧レギュレータ42の出力電圧の異常な低下、瞬断などを検知した場合は、スーパーキャパシタ43からコントローラ41に電圧が供給される。RAM12及びNAND型フラッシュメモリ11は、外部からの電源供給が途絶えた場合でも、所定の期間は、スーパーキャパシタ43からコントローラ41に供給される電圧に基づいて動作可能である。
(動作)
次に、このように構成されたサーバシステム40の動作について説明する。図12は、外部からの電源供給が途絶えた場合におけるコントローラ41の動作を示すフローチャートである。
コントローラ41は、外部電源から電圧レギュレータ42を介して供給される電源電圧を監視している(ステップS500)。異常な電源断を検出した場合、コントローラ41は、ステップS501に移行して、RAM12からのデータ退避処理を実行する。異常な電源断を検出していない場合は、ホストからのコマンドに応じた処理を実行する。
コントローラ41が異常な電源断を検出した場合、コントローラ41は、スーパーキャパシタ43から非常用の電源を受ける(ステップS501)。コントローラ41は、スーパーキャパシタ43から受けた電源をRAM12及びNAND型フラッシュメモリ11に供給する。これにより、RAM12に記憶されているデータの消失を防ぐことができる。
続いて、コントローラ41は、RAM12に記憶されているデータを、NAND型フラッシュメモリ11のデータレジスタ31に転送する(ステップS502)。RAM12に記憶されているデータを全てデータレジスタ31に転送した後、コントローラ41は、ステップ503に移行する。
ステップS503において、コントローラ41は、RAM12に対して、スーパーキャパシタ43からの電源供給を停止する。RAM12に記憶されていたデータは既にデータレジスタ31に退避済みであるので、重要なデータが失われることはない。
続いて、コントローラ41は、スーパーキャパシタ43からの電源供給が継続している期間内において、外部電源の復帰を監視している(ステップS504)。外部電源の復帰を検知した場合、コントローラ41は、ステップS505に移行する。
ステップS505において、コントローラ41は、外部電源から電圧レギュレータ42を介してRAM12への電源供給を再開する(ステップS505)。続いて、コントローラ41は、NAND型フラッシュメモリ11のデータレジスタ31に格納されているデータをRAM12に転送する(ステップS506)。
(効果)
DRAMの消費電流は、例えばmAオーダであるが、NAND型フラッシュメモリの消費電流は、例えば50μA程度であり、その差は非常に大きい。従って、同じ容量のスーパーキャパシタでも、NAND型フラッシュメモリだけに電源を供給する場合には、長い時間スタンドバイ状態を保持できる。
また、第4の実施形態では、RAM12のデータをメモリセルアレイ30へ書き込まず、データレジスタ31に書き込むようにしているため、NAND型フラッシュメモリ11の消費電流は小さい。さらに、データレジスタ31へのデータ転送は、比較的高速である。これにより、瞬間的な電源断対策のために大容量のスーパーキャパシタをサーバシステム40に組み込む必要がなくなる。すなわち、電源断の期間が短ければ、小容量のスーパーキャパシタであっても、NAND型フラッシュメモリ11のデータレジスタ31上でRAM12のデータを保持することが可能である。これにより、サーバシステム40の回路面積及びコストを低減することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、1つの実施形態に開示される複数の構成要素の適宜な組み合わせ、若しくは異なる実施形態に開示される構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、これらの構成要素が削除された実施形態が発明として抽出されうる。
MT…メモリセルトランジスタ、ST1,ST2…選択トランジスタ、BLK…ブロック、BL…ビット線、WL…ワード線、SL…ソース線、SGD,SGS…選択ゲート線、10…メモリシステム、11…NAND型フラッシュメモリ、12…RAM、12A…管理情報領域、12B…リードキャッシュ領域、12C…ライトキャッシュ領域、13…コントローラ、20…ボンディングワイヤ、21…端子、22…基板、23…アンダーフィル、24…スペーサ、25…半田ボール、26…モールド樹脂、30…メモリセルアレイ、31…データレジスタ、32…CPU、33…ホストインターフェース回路、34…RAMインターフェース回路、35…NANDインターフェース回路、36…電源回路、40…サーバシステム、41…コントローラ、42…電圧レギュレータ、43…スーパーキャパシタ。

Claims (6)

  1. 不揮発性メモリセル群からなりかつデータの書き込み単位であるページを複数個有するメモリセルアレイと、1ページの記憶容量を有し、リフレッシュ動作が不要な揮発性のデータレジスタとを含み、前記データレジスタを介して前記メモリセルアレイにページデータを書き込むNAND型フラッシュメモリと、
    リフレッシュ動作が必要な揮発性のRAMと、
    前記RAMの消費電力を低減するパワーセービングモードを有し、前記パワーセービングモードに入る前に、前記RAMのデータを前記データレジスタに転送するコントローラと、
    を具備し、
    前記パワーセービングモード時に前記データレジスタに転送されたデータは、前記メモリセルアレイに書き込まれないことを特徴とするメモリシステム。
  2. 不揮発性メモリセル群からなりかつデータの書き込み単位であるページを複数個有するメモリセルアレイと、少なくともyページ(yは2以上の整数)の記憶容量を有し、リフレッシュ動作が不要な揮発性のデータレジスタとを含み、前記データレジスタを介して前記メモリセルアレイにページデータを書き込み、前記不揮発性メモリセルはyビットを記憶可能である、NAND型フラッシュメモリと、
    リフレッシュ動作が必要な揮発性のRAMと、
    前記RAMの消費電力を低減するパワーセービングモードを有し、前記パワーセービングモードに入る前に、前記RAMのデータを前記データレジスタに転送するコントローラと、
    を具備し、
    前記パワーセービングモード時に前記データレジスタに転送されたデータは、前記メモリセルアレイに書き込まれないことを特徴とするメモリシステム。
  3. 前記コントローラは、前記パワーセービングモードから抜ける場合に、前記データレジスタのデータを前記RAMに転送することを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリシステム。
  4. 前記RAMは、前記NAND型フラッシュメモリの状態を管理する管理情報を格納する記憶領域を含み、
    前記コントローラは、前記パワーセービングモードに入る前に、前記RAMに格納された管理情報を前記データレジスタに転送することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のメモリシステム。
  5. 前記パワーセービングモードは、ディープパワーダウンモードであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のメモリシステム。
  6. 前記データレジスタは、フリップフロップから構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のメモリシステム。
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