JP5060344B2 - 医療用具保持台紙 - Google Patents
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Description
(1) 可撓性を有する線状部を備える医療用具を保持した状態で袋状の包装体に収納される、長尺なシート材で構成された医療用具保持台紙であって、
前記医療用具を保持する保持部を備え、
前記保持部は、前記シート材の長手方向に沿って該シート材をV字状に折り曲げられて形成され、前記医療用具の前記線状部を収納するV字状溝と、該V字状溝の基端部にその谷部を逆方向に山状に折り返してW字状に形成されたW字状溝とを有することを特徴とする医療用具保持台紙。
前記第1の医療用具を保持する第1の保持部と、該第1の保持部と異なる位置に設けられ、前記第2の医療用具を保持する第2の保持部とを備え、
前記第1の保持部は、前記シート材の長手方向に沿って該シート材をV字状に折り曲げられて形成され、前記第1の医療用具の前記線状部を収納するV字状溝と、該V字状溝の基端部にその谷部を逆方向に山状に折り返してW字状に形成されたW字状溝とを有することを特徴とする医療用具保持台紙。
前記V字状溝と前記W字状溝との境界部には、前記シート材を貫通し、前記第1の医療用具の前記ハブを受け入れ可能な第1の孔が設けられている上記(2)ないし(5)のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
前記第2の保持部は、前記シート材を貫通し、前記第2の医療用具の前記ハブを受け入れ可能な第2の孔を有する上記(2)ないし(19)のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
図1は、本発明の医療用具保持台紙の展開図(平面図)、図2は、本発明の医療用具保持台紙の斜視図、図3は、本発明の医療用具保持台紙の使用状態を示す斜視図、図4および図5は、それぞれ、図3中のA−A線断面図、図6は、図3中のB−B線断面図、図7は、V字状溝の他の構成例を示す横断面図、図8は、図3中の二点鎖線で囲まれた領域[C]の拡大詳細図、図9は、図3中の二点鎖線で囲まれた領域[D]の拡大詳細図である。なお、以下では、説明の都合上、図1および図2中の上側を「先端」、下側を「基端」と言い、図3、図8および図9中の左上側を「先端」、右下側を「基端」と言う。また、図1〜図3、図8および図9中の紙面手前側(表)を「表」、紙面奥側(裏側)を「裏」と言い、図4〜図7中の上側を「表」、下側を「裏」と言う。また、図1中の破線は谷折りをする部分を示し、二点鎖線は山折りをする部分を示し、実線は、切り込まれた部分を示す。また、図1〜図3、図8および図9中のハッチングが施されている部分は、貫通した孔を示している。また、図4および図5では、カテーテル(医療用具)が省略されている。
第1のカテーテル20aと第2のカテーテル20bとは、これらを組み立てた状態(組立状態)、すなわち、第2のカテーテル20bに第1のカテーテル20aを挿入した状態で用いられるカテーテル組立体である。
カテーテル本体201aの基端部には、硬質樹脂材料で構成されたハブ202aが固定されて(接続されて)いる。このハブ202aは、カテーテル本体201aよりも外径および内径が大きい筒体で構成され、その内腔がカテーテル本体201aと連通している。
図3に示すように、包装体30は、長尺な袋状をなすものであり、保持状態の台紙1の全体を収納するのに十分な程度の大きさを有している。この包装体30は、例えばポリ塩化ビニルのような軟質樹脂製の可撓性を有するシート材を重ね、その基端部を除く周縁を融着(熱融着、高周波融着等)または接着し、袋状としたものである。包装体30の基端部は、融着や接着がなされていないため開口部301となっており、保持状態の台紙1を包装体30に挿入する際の挿入口、包装体30に収納されている台紙1から第1のカテーテル20a、第2のカテーテル20bを取り出す際の取出口として機能する。また、包装体30は、内部の視認性を確保するために、少なくとも表側が実質的に透明であるのが好ましい。例えば、包装体30は、エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌に供するために、包装体30の一面をプラスチックシートで形成し(構成し)、他面をガス透過性不織布(例えばタイベック(登録商標))で形成することができる。
図1〜図3に示すように、台紙1は、可撓性を有する長尺なシート材10で構成されたものである。この台紙1は、図1に示す展開状態のシート材10を、図2および図3に示すように所定部位を折り曲げた折曲状態で用いられる。以下、特に断らない限り、台紙1については、折曲状態のものを述べている。なお、シート材10の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、上質紙、中質紙、クラフト紙、片艶クラフト紙、更クラフト紙、表面コート紙等の種々の紙材が挙げられ、この紙材を1枚または複数枚積層して(重ねて)使用する。
また、台紙1(シート材10)の厚さtは、0.15〜0.35mmであるのが好ましく、0.2〜0.3mmであるのがより好ましい。これにより、例えば、各タブ7a〜7fが第2のカテーテル20bに対して適度な挟持力(保持力)を得る。
また、本発明の医療用具保持台紙に保持される医療用具としては、前記実施形態で記載したようなカテーテルの他、例えば、ガイドワイヤ、シース、ダイレータ等であってもよい。
11 本体部
111 先端
112 基端
2 第1の保持部
21 第1の挿入孔(第1の孔)
22 支持片(ブリッジ部(連結片))
23 欠損部
231 辺
3 第2の保持部
31 第2の挿入孔(第2の孔)
32 第2の爪(第2の突部)
321 端部
4a、4b 壁部(マチ)
41 先端部
42 基端部
5 V字状溝
51 谷部(谷折り部(底部))
52 側面(斜面)
53a、53b、53c 突片
531 始点
532 終点
54 縁部(山折り部)
6 W字状溝
61 第1の爪(第1の突部)
62 山部(山折り部(頂部))
63 谷部(谷折り部)
7a、7b、7c、7d、7e、7f タブ
70 タブ対
71 谷折り部
72 切り込み
8 樹脂層
10 シート材
100 カテーテルセット(医療用具セット)
101 空間
20a 第1のカテーテル(第1の医療用具)
20b 第2のカテーテル(第2の医療用具)
201a、201b カテーテル本体(線状部)
202a、202b ハブ
203 先端部
204 外周面
205 基端開口部(基端部内腔)
30 包装体(袋体)
301 開口部
302 内面
w 幅
dV、dW 最大深さ
t 厚さ
Claims (30)
- 可撓性を有する線状部を備える医療用具を保持した状態で袋状の包装体に収納される、長尺なシート材で構成された医療用具保持台紙であって、
前記医療用具を保持する保持部を備え、
前記保持部は、前記シート材の長手方向に沿って該シート材をV字状に折り曲げられて形成され、前記医療用具の前記線状部を収納するV字状溝と、該V字状溝の基端部にその谷部を逆方向に山状に折り返してW字状に形成されたW字状溝とを有することを特徴とする医療用具保持台紙。 - 可撓性を有する線状部を備える第1の医療用具と、該第1の医療用具の線状部よりも太いかまたは剛性が高い線状部を備える第2の医療用具とを保持した状態で袋状の包装体に収納される、長尺なシート材で構成された医療用具保持台紙であって、
前記第1の医療用具を保持する第1の保持部と、該第1の保持部と異なる位置に設けられ、前記第2の医療用具を保持する第2の保持部とを備え、
前記第1の保持部は、前記シート材の長手方向に沿って該シート材をV字状に折り曲げられて形成され、前記第1の医療用具の前記線状部を収納するV字状溝と、該V字状溝の基端部にその谷部を逆方向に山状に折り返してW字状に形成されたW字状溝とを有することを特徴とする医療用具保持台紙。 - 前記V字状溝および前記W字状溝は、それぞれ、その幅が可変であり、これにより、前記シート材が幅方向に伸縮自在となっている請求項1または2に記載の医療用具保持台紙。
- 前記W字状溝の長さは、前記V字状溝の長さよりも短い請求項1ないし3のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記W字状溝の最大深さは、前記V字状溝の最大深さの30〜70%である請求項1ないし4のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記第1の医療用具は、その前記線状部の基端部に設けられたハブを有するものであり、
前記V字状溝と前記W字状溝との境界部には、前記シート材を貫通し、前記第1の医療用具の前記ハブを受け入れ可能な第1の孔が設けられている請求項2ないし5のいずれかに記載の医療用具保持台紙。 - 前記第1の孔には、前記シート材の幅方向に架設され、当該第1の孔に挿入された前記ハブを前記シート材の裏側から支持する支持片が設けられている請求項6に記載の医療用具保持台紙。
- 前記支持片の先端部には、その一部が欠損した欠損部が形成されている請求項7に記載の医療用具保持台紙。
- 前記欠損部は、その形状がV字状をなしている請求項8に記載の医療用具保持台紙。
- 前記W字状溝の前記V字状溝側の端部には、前記ハブの基端部内腔に挿入される第1の突部が突出形成されている請求項6ないし9のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記第1の突部は、前記W字状溝の山部が先端方向に向かって延長したものである請求項10に記載の医療用具保持台紙。
- 前記V字状溝の側面には、前記第1の医療用具の線状部の途中を覆う少なくとも1つの突片が突出形成されている請求項2ないし11のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記突片は、前記シート材の一部を所望の形状に切り込むことにより形成されたものである請求項12に記載の医療用具保持台紙。
- 前記突片は、前記V字状溝の長手方向に沿って複数配置されている請求項12または13に記載の医療用具保持台紙。
- 前記V字状溝の長手方向に隣接する前記突片同士は、互いに反対方向に向かって突出している請求項14に記載の医療用具保持台紙。
- 前記第2の保持部は、前記シート材の長手方向に沿って配置され、前記第2の医療用具の線状部を挟持する複数のタブを有する請求項2ないし15のいずれかに記載の医療用保持台紙。
- 前記各タブは、それぞれ、前記シート材の一部を所望の形状に切り込むことにより形成されたものである請求項16に記載の医療用具保持台紙。
- 前記シート材の長手方向に隣接する2つの前記タブは、互いに反対方向に向かって突出して一対となす請求項16または17に記載の医療用具保持台紙。
- 前記シート材の長手方向に隣接する一対の前記タブは、前記第2の医療用具の途中を所々で挟持する1つのタブ対を構成する請求項16ないし18のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記第2の医療用具は、その前記線状部の基端部に設けられたハブを有するものであり、
前記第2の保持部は、前記シート材を貫通し、前記第2の医療用具の前記ハブを受け入れ可能な第2の孔を有する請求項2ないし19のいずれかに記載の医療用具保持台紙。 - 前記第2の保持部は、前記ハブの基端部内腔に挿入される第2の突部を有する請求項20に記載の医療用具保持台紙。
- 前記第2の突部は、前記シート材の一部を所望の形状に切り込むことにより形成されたものである請求項21に記載の医療用具保持台紙。
- 前記第1の保持部は、前記シート材の幅方向のほぼ中央部に位置している請求項2ないし22のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記第2の保持部は、前記第1の保持部に隣接している請求項23に記載の医療用具保持台紙。
- 前記シート材の幅方向の少なくとも一方の縁部に、該縁部を折り曲げて形成された壁部を備える請求項1ないし24のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記壁部は、前記シート材の表側に突出している請求項25に記載の医療用具保持台紙。
- 前記壁部の両端部は、それぞれ、丸みを帯びている請求項25または26に記載の医療用具保持台紙。
- 前記壁部は、その先端部の少なくとも1部が欠損したものである請求項25ないし27のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記シート材の少なくとも表面には、樹脂材料で構成された樹脂層が形成されている請求項1ないし28のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
- 前記シート材は、その厚さが0.15〜0.35mmのものである請求項1ないし29のいずれかに記載の医療用具保持台紙。
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