JP5060180B2 - クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 - Google Patents
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Description
詳しくは、この技術ではポリウレタンゴム製のブレードが画像形成面に対して接離可能に設けられており、残留トナーはブレードで掻き取られている。
また、この問題の解決にあたり、画像形成面には電気的な影響を及ぼさせない点にも留意しなければならない。この画像形成面に形成されるトナー画像が電気的に乱されると、やはり良好な画像が得られないからである。
ここで、当該構成では、ハウジング内において掻き取り部材と開口部との間には間隙が存在しているが、この間隙は閉塞部材で塞がれており、掻き取り部材で掻き取られた残留トナーはハウジングの内部に留まって回収され得ることから、周囲の汚染が防止可能になる。
ここで、当該構成によれば、ハウジング内においてハウジングの内周面とクリーニングローラを保持する保持部材との間には間隙が存在しているが、この間隙は閉塞部材で塞がれており、掻き取り部材で掻き取られた残留トナーはハウジングの内部に留まって回収され得るので、周囲の汚染が防止可能になる。
この構成によれば、保持部材が金属製で構成されると、保持部材の小型化が可能になる。一方、この場合には、保持部材が画像形成面に対峙して配置されることにより、画像形成面の電気的な影響が懸念されるものの、電気絶縁性を有する材質で構成された閉塞部材が開口部と画像形成面との間に向けて延設されているので、当該懸念も解消可能になる。
このように、閉塞部材の一端は、ハウジングの内周面に沿って形成され、この内周面に当接していることから、クリーニングローラとハウジングの内周面との間隙を確実に塞ぐことができる。
第3の発明によれば、第2の発明の作用に加えてさらに、清掃部材を画像形成面に対して圧接及び離間させる清掃部材作動機構を有しており、画像の転写前後には清掃部材を画像形成面に圧接させ、画像の転写中には清掃部材を画像形成面から離間させることが可能になる。よって、画像形成面のクリーニングの効率化が図られる。
第4の発明によれば、第2や第3の発明の作用に加えてさらに、固形潤滑部材を有しているので、画像形成面の摩擦が低減されるが、この固形潤滑部材は、画像の転写前後、つまり、清掃部材が画像形成面に圧接した場合には清掃部材に接触して潤滑剤を画像形成面に供給される。一方、画像の転写中、つまり、清掃部材が画像形成面から離間した場合には清掃部材から離間し、潤滑剤を画像形成面に供給させない。よって、固形潤滑部材と清掃部材とが常時接触される場合に比して、固形潤滑部材の消耗が少なくなる。
第5の発明によれば、第1から第4の発明の作用に加えてさらに、周囲の汚染が防止されて良好な画像が得られる結果、画像形成装置の信頼性向上に寄与する。
図1は本実施例におけるプリンタ1の概略構成図であり、同図の右側がプリンタ1の正面に対応し、左側が背面に対応している。
装置本体2内には感光体ドラム4を有する画像形成部3が内蔵されている。このドラム4の外周面には例えばアモルファスシリコンの感光体層が形成されており、ドラム4は同図の反時計方向に回転し、その外周面にて静電潜像の形成やトナーによる現像、トナー画像の1次転写との一連の動作が行われる。
このユニット8は、例えばポリゴンミラーを高速回転させながらレーザ光を反射させ、ドラム4の軸線方向に走査されたレーザ光を平面鏡で反射してドラム4の外周面を露光する。これにより、ドラム4の外周面上に静電潜像が形成される。
駆動ローラ18aの近傍には転写部18が形成されている。転写部18はローラ18bを有している。このローラ18bは、ベルト12を挟んでローラ18aと対になって回転しており、ベルト12とローラ18bとの間には転写ニップが形成されている。
具体的には、当該ユニット40は、中間転写ユニット7の駆動ローラ18aに対峙して配設されており、ベルト12上のトナー画像が用紙に2次転写された後に、このベルト12に付着している残留トナー等が除去される。
一方、ブラシ48と回収スパイラル58との間には支持台56が配置され、この支持台56にはブレード(掻き取り部材)54が設けられている。本実施例のブレード54はスイープローラ52に接触可能に配置されており、ローラ52の外周面に接触して吸着された残留トナーを掻き取っている。そして、掻き取られたトナーは回収スパイラル58に回収される。
本実施例のステー62は金属製であり、また、その両端がコ字状の支持部65を介してスイープローラ52の軸に回動自在に支持されている(図8)。
そして、上述のクリーニングユニット40を搭載したプリンタ1では、カセット24から用紙が1枚ずつ繰り出され、この用紙はレジストローラ28に到達する。このローラ28は、用紙を保持した状態で一旦停止し、そして、用紙の傾斜やスキューを補正しつつ、ベルト12の走行に同期したタイミングで用紙を転写部18に送出する。
この片面印刷に対し、両面印刷を行う場合には、定着部20からの用紙はその一部分がトレイ22上に突出された後、ローラ21を逆回転させて用紙反転通路23内に引き戻される。この用紙はレジストローラ28を経て、転写部18に向けて再び送られる。そして、この場合には、用紙の未だ印刷がされていない方の面にトナー画像が2次転写される。
ここで、ハウジング42内において内周面46とスイープローラ52の上側、より詳しくは、保持ステー62の上端面64との間には間隙が存在し、従来では掻き取られた残留トナーが、この間隙から開口部44を経由してハウジング42の外部に向けて飛散し、装置本体2内を汚染していた。
ところで、画像形成面30のトナー画像が用紙に2次転写される場合には、上述した偏心カムの大径部分をカム受け部50に接触させる。図8(B)に示されるように、ブラシ48は、上記ねじりバネの付勢力に抗して回収スパイラル58に向けて移動し、画像形成面30から離間する。このブラシ48の移動に伴い、潤滑部材66の下端もブラシ48から離間する。
また、保持ステー62が金属製で構成されると、ステー62の小型化が可能になる。一方、この場合には、ステー62が画像形成面30に対峙して配置されることにより、画像形成面30の電気的な影響、詳しくは、画像形成面30に形成されるトナー画像が電気的に乱されるとの懸念があるものの、シート70が電気絶縁性を有する材質で構成され、その前端部76がハウジング42内から開口部44と画像形成面30との間に向けて延設されているので、当該懸念も解消可能になる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
2 装置本体
7 中間転写ユニット
12 中間転写ベルト(像担持体)
30 画像形成面
40 クリーニングユニット(クリーニング装置)
42 ハウジング
44 開口部
46 内周面
48 ブラシ(清掃部材)
50 偏心カム(清掃部材作動機構)
52 スイープローラ(クリーニングローラ)
54 ブレード(掻き取り部材)
62 保持ステー(保持部材)
63 上端面
64 前端面
66 固形潤滑部材
70 シート(閉塞部材)
Claims (5)
- 残留トナーを有する像担持体の画像形成面をクリーニングするクリーニング装置であって、
前記画像形成面に対峙した開口部を有するハウジングと、
該ハウジング内に配設されており、前記開口部にて前記画像形成面をクリーニングする清掃部材と、
該清掃部材に付着した残留トナーを掻き取る掻き取り部材と、
前記清掃部材を介して前記像担持体の潤滑性を付与する固形潤滑部材と、
前記固形潤滑部材を保持する保持部材と、
前記ハウジング内にて、該掻き取り部材と前記開口部との間の間隙を閉塞する閉塞部材とを具備し、
前記保持部材は、
金属製で構成され、前記開口部にて前記画像形成面に対峙して配置されており、
前記閉塞部材は、
電気絶縁性を有する材質で構成されており、
前記ハウジングの内周面に沿って延設され、前記保持部材を上方から覆う上端部と、
前記上端部の一端にて前記ハウジングの内周面に当接している曲線端部と、
前記曲線端部に対向する前記上端部の他端に連なって形成され、前記保持部材を前記画像形成面側から覆う前端部とを有することを特徴とするクリーニング装置。 - 残留トナーを有する像担持体の画像形成面をクリーニングするクリーニング装置であって、
前記画像形成面に対峙した開口部を有するハウジングと、
該ハウジング内に配設されており、前記開口部にて前記画像形成面をクリーニングする清掃部材と、
該清掃部材に付着したトナーを吸着させるクリーニングローラと、
該クリーニングローラに付着した残留トナーを掻き取る掻き取り部材と、
前記清掃部材を介して前記像担持体の潤滑性を付与する固形潤滑部材と、
前記クリーニングローラの軸に回動自在に取り付けられており、前記固形潤滑部材を保持する保持部材と、
前記ハウジング内にて、該ハウジングの内周面と前記保持部材との間の間隙を閉塞する閉塞部材とを具備し、
前記保持部材は、
金属製で構成され、前記開口部にて前記画像形成面に対峙して配置されており、
前記閉塞部材は、
電気絶縁性を有する材質で構成されており、
前記ハウジングの内周面に沿って延設され、前記保持部材を上方から覆う上端部と、
前記上端部の一端にて前記ハウジングの内周面に当接している曲線端部と、
前記曲線端部に対向する前記上端部の他端に連なって形成され、前記保持部材を前記画像形成面側から覆う前端部とを有することを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項2に記載のクリーニング装置であって、
前記ハウジング内にて回動自在に支持されており、前記清掃部材を前記画像形成面に対して圧接及び離間させる清掃部材作動機構をさらに具備し、
前記清掃部材作動機構は、
前記残留トナーを有する画像形成面をクリーニングする場合には、前記清掃部材を前記画像形成面に圧接させる一方、前記画像形成面に形成されるトナー画像を媒体に転写する場合には、前記清掃部材を前記画像形成面から離間させることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項2又は3に記載のクリーニング装置であって、
前記清掃部材作動機構は、
前記清掃部材を前記画像形成面に圧接させた場合には、前記固形潤滑部材を前記清掃部材に接触させる一方、前記清掃部材を前記画像形成面から離間させた場合には、前記固形潤滑部材を前記清掃部材から離間させることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のクリーニング装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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