JP5060114B2 - 表面最適化された接触ゾーンを有する円錐リング変速機 - Google Patents

表面最適化された接触ゾーンを有する円錐リング変速機 Download PDF

Info

Publication number
JP5060114B2
JP5060114B2 JP2006328678A JP2006328678A JP5060114B2 JP 5060114 B2 JP5060114 B2 JP 5060114B2 JP 2006328678 A JP2006328678 A JP 2006328678A JP 2006328678 A JP2006328678 A JP 2006328678A JP 5060114 B2 JP5060114 B2 JP 5060114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conical
ring
friction
contact surface
ring transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006328678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007155134A (ja
Inventor
ブンガルト ステファン
シャゾット ジャン−ピエール
フィケンス リュデガー
コクス ステファン
ヴェルシュ ゲルト
Original Assignee
ゲトラーク フォード トランスミシオーンス ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゲトラーク フォード トランスミシオーンス ゲーエムベーハー filed Critical ゲトラーク フォード トランスミシオーンス ゲーエムベーハー
Publication of JP2007155134A publication Critical patent/JP2007155134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5060114B2 publication Critical patent/JP5060114B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/42Gearings providing a continuous range of gear ratios in which two members co-operate by means of rings or by means of parts of endless flexible members pressed between the first mentioned members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Description

本発明は、対向する2つの円錐摩擦車とこれら円錐摩擦車に噛み合い且つそのうちの1つを取り囲む摩擦リングとを備えた円錐リング変速機に関する。
下記特許文献1に、対向する円錐摩擦車が平行シャフトに取り付けられた円錐リング変速機が記載されている。この円錐リング変速機の変速比は、シャフト軸方向への摩擦リングの移動によって、無段階で調節される。
円錐リング変速機における摩擦リングは、周囲を取り囲み外側へ向かう外部接触表面と、周囲を取り囲み放射状に内側へ向かう内部接触表面とを備えている。この場合、内部接触表面は、摩擦リングによって取り囲まれた円錐摩擦車の接触表面と共に、第1接触ゾーンを形成している。この場合、円錐摩擦車の接触表面は、円錐摩擦車の円錐状の側面である。第2接触ゾーンは、摩擦リングの外部接触表面と摩擦リングによって取り囲まれていない円錐摩擦車の接触表面との間に設けられている。摩擦リングは、対向する双方の円錐摩擦車の間に装着されるので、回転モーメントは、この摩擦リングを介して、双方の円錐摩擦車間の第1および第2の接触ゾーンへ伝送される。
回転モーメントを回転体(円錐摩擦車と摩擦リングと)の間において伝送するために、通常、適切なトラクション流体が使用されており、1つの接触ゾーンにおいて互いに重なり合う接触表面が、このトラクション流体によって分離されているほうがよい。トラクション流体によるこのような分離が行われている場合、使用される回転体間にはスリットが設けられており、このスリット中のトラクション流体の剪断応力によって、回転モーメントが伝送される。トラクション流体の剪断のみによって回転モーメントが伝送される場合、通常は金属製の接触表面の摩損を、理想的に完全に回避することができる。互いに一致していない2つの回転体を連動させるために、弾性流体の論理が使用される。
変速比は無段階に変化可能なので、円錐リング変速機を自動車に使用することは、多数の利点を有している。したがって、内燃機関の回転比と効率とは、無段階の変速機により最適に利用される。この場合、変速機を介して最大限に伝送可能な回転モーメントと、変速機における損失と、変速機のモデルとは、互いに依存し合い、部分的に拮抗する重大な要素であり、それゆえ、円錐リング変速機の構成を難しくしている。例えば、摩擦リングと円錐摩擦車との間の接触圧力をより大きくすると回転モーメントの最高値を高めることができるが、このことにより、変速機の効率が低下し、(使用される回転体間をトラクション流体によって完全に分離しない限り)損耗が増えてしまう可能性がある。
独国特許出願公開第19542726号明細書
したがって、本発明の目的は、出来る限り好適な効率で、且つ、出来る限り損耗を無くして、高い回転モーメントを伝送することのできる円錐リング変速機を提供することである。
本発明の目的は、請求項1に記載の特徴によって達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項により理解される。
本発明の円錐リング変速機は、少なくとも1つの円錐摩擦車の接触表面、および/または、摩擦リングの少なくとも1つの接触表面が、交差溝を有しており、この交差溝が、ある特定の角度で円錐摩擦車または摩擦リングの回転方向に対して交差するように延びていることを特徴とする。したがって、本発明によれば、円錐リング変速機のすべての接触表面(すなわち、双方の円錐摩擦車の接触表面と、摩擦リングの外部および内部の接触表面と)に、交差溝が設けられていてもよい。また、単一の接触表面に交差溝が設けられていてもよい。例えば、一方の円錐摩擦車の接触表面として機能する円錐状の側面だけが、回転方向に対して交差する交差溝を備えており、一方、摩擦リングと他方の円錐摩擦車との双方は、このような交差溝を備えていなくてもよい。また、摩擦リングの外側の接触表面または内側の接触表面だけが、本発明の交差溝を備えている、ということも考えられる。
「交差溝」を、接触表面において縦方向に延びる任意の窪みと解釈する。縦方向は、円錐摩擦リングの動作時にその回転軸を中心として回転する回転体(円錐摩擦車または摩擦リング)の回転方向に対して、好ましい実施形態では90°の角度を有している。しかしながら、90°ではない角度も実現可能である。例えば、交差溝は回転方向に関して、30°、40°または60°の角度を有していてもよい。
好ましくは金属製の接触表面に交差溝を設けることにより、回転体間に接触応力を加えると回転体間のトラクション流体の圧力が上昇する。通常、トラクション流体では、圧力の上昇により粘性が上昇する。その結果、トラクション流体は、より大きな剪断応力を受け止めることができるようになる。したがって、剪断応力が上昇することによって、より高い回転モーメントがトラクション流体を介して伝送される。
交差溝は、交差溝の第1グループと交差溝の第2グループとに分割可能であってもよく、この場合、交差溝は直線でもよいし、または、湾曲していてもよい。重要なことは、交差溝が、少なくとも接触ゾーンの領域においてある特定の角度で各回転体の回転方向に対して交差するように延びている、ということである。
少なくとも1つの円錐摩擦車の接触表面、および/または、摩擦リングの少なくとも1つの接触表面は、回転方向に延びる溝を有していてもよい。この場合、溝および斜めの溝は、各回転体の接触表面上にラスターを形成する。
好ましい一実施形態では、接触表面が、台地状の表面構造を有している。この台地状の表面構造は、例えば、接触表面をかんな加工することにより生じる起伏の先端を、適切な方法で除去することにより得られる。接触表面をかんな加工することにより生じる起伏の窪みまたは起伏の溝は、起伏の先端を除去する際に残ったままであり、隣接する2つの溝の間に平坦化された領域または台地が形成される。
接触表面が、回転方向に延びる溝と、これに対して交差するように延びる交差溝とを有している場合、1つの台地は、隣接する2つの溝と、隣接する2つの交差溝とによって限定されている。したがって、交差溝と溝との間の角度に応じて、矩形または平行四辺形の台地が形成される。この場合、回転方向に対して様々な角度を有する交差溝が、接触表面に設けられており、台地は、三角形であってもよい。
台地状の表面構造によって、重なり合って配置された2つの接触表面間の接触ゾーンにおいて、トラクション流体の膜厚は低減される。この場合、接触表面間の接触は明確に分離されたままである。膜厚の低減により、トラクション流体においてより高い圧力が生成される。これにより、トラクション流体によって受け止められる剪断応力が高まる。
円錐摩擦車の接触表面の基本粗度は、円錐摩擦車の軸方向において変化可能である。例えば、変速比または摩擦リングの軸の位置に応じて接触面積割合とこれに伴う表面圧密とを変化させるために、溝の平均間隔、および/または、平均深度を回転方向において目的に応じて調節することができる。例えば、加工ツールの送り速度を軸方向の位置に応じて変更することによって、回転方向における基本粗度を変化させることができる。
本発明は、請求項1〜8に記載の円錐リング変速機のための摩擦リングの接触表面の加工方法にも関するものである。この方法は、リング軸を中心とする摩擦リングの回転の際に、ブラシ軸を中心として回転するブラシヘッドを有するブラシなどを用いて、内部および/または外部の接触表面に交差溝を設け、摩擦リングの摩擦リング軸とブラシ軸との間に、ある角度がなされていることを特徴とする。この場合、ブラシヘッドにより、摩擦リングの回転方向に対してある角度をなす交差溝が製造される。この角度は、摩擦リングの回転速度、ブラシヘッドの回転速度、および、摩擦リングの回転軸とブラシ軸との間になされた角度に依存している。同様に、円錐摩擦車の接触表面にも、交差溝を設ける。
好ましくは、本発明の方法では、接触面積割合の上昇した台地状の表面構造を得るために、摩擦リングの接触表面および/または少なくとも1つの円錐摩擦車の接触表面において、起伏の先端を除去してもよい。
図に示す実施形態を参照して本発明を詳細に説明する。
図1に、円錐リング変速機を示す。円錐リング変速機全体を1で示す。円錐リング変速機1は、第1円錐摩擦車2と第2円錐摩擦車3とを備えている。円錐摩擦車2,3は、対向して配置されており、これらの回転軸は平行に延びており、互いに間隔が開いている。円錐摩擦車2,3の回転軸を、破線4,5によって示す。
円錐リング変速機1の他に、図1に、自動車のクラッチ6を示す。自動車の全体はここには図示されていない。クラッチ6は、シャフト7を介して、第1円錐摩擦車2に、回転しないように接続されている。クラッチ6は、閉じた状態において、回転モーメントを、シャフトを介して、第1円錐摩擦車2へ伝送する。この回転モーメントを、第1円錐摩擦車2から第2円錐摩擦車3へ伝送するために、摩擦リング8が備えられている。この摩擦リング8は、双方の円錐摩擦車2,3に噛み合い、第1円錐摩擦車2を取り囲んでいる。摩擦リング8は、調整メカニズム(ここには図示せず)を介して、円錐摩擦車2,3の回転軸4,5に対して平行に、軸方向にシフトされる。摩擦リング8を軸方向にシフトすることにより、円錐リング変速機1の変速比が調整される。摩擦リング8の軸方向の位置を無段階で調節できるので、円錐リング変速機1は、無段階で変更可能な変速比を有している。
第2円錐摩擦車3へ伝送された回転モーメントは、歯車9と歯車9に噛み合う環状歯車10とからなる歯車対を介して、動力取出ユニット11へ導かれる。動力取出ユニット11は、ディファレンシャル11aと2つの軸11b,11cとを備えている。ディファレンシャル11aは、歯車10に伝わった回転モーメントを軸11b,11cへ分配する。回転モーメントの流れに対応して、図1に示す円錐リング変速機1では、第1円錐摩擦車2が入力車と称され、第2円錐摩擦車3が出力車と称される。
回転軸4,5に沿って、円錐摩擦車2,3は互いに相対的にシフトされる。この相対的なシフト可能性により、軸方向の力Fは、ここにはさらには記載されていないアクチュエータによって調節される。アクチュエータは、円錐摩擦車2,3を、回転軸4,5の軸方向において、摩擦リング8に対して押さえつけるものである。
摩擦リング8は、リング内面すなわち内部接触表面12と、リング外面すなわち外部接触表面13とを備えている。内部接触表面12は、円錐状に形成されており、対応するフラップ角は、円錐摩擦車2の開口角αに相当している。摩擦リング8の外部接触表面13も、円錐状に形成されており、同じく、開口角αによって特徴付けられている。摩擦リング8の内部接触表面12には、平均径14が割り当てられていてもよい。同じく、摩擦リング8の外部接触表面13は、平均径15を有している。
図1から分かるように、内部接触表面は、接触ゾーン17において、円錐摩擦車2の側面16に接している。円錐リング変速機1の動作時に、接触ゾーン17に、トラクション流体の細い膜が形成される。その結果、円錐摩擦車2の接触表面16と、摩擦リング8の内部接触表面12とは、トラクション流体によって相互に分離されており、直接相互に押し付けあうことはない。接触ゾーン17におけるトラクション流体の高い圧力とこれに伴って生じる高い粘性とによって、トラクション流体は、トラクション流体が受け止めることのできる剪断応力により、円錐摩擦車2の回転モーメントを摩擦リング8へ伝送する。
第1接触ゾーン17に対応して、第2接触ゾーン18は、円錐摩擦車3の円錐状の側面である接触表面19と、摩擦リング8の外部接触表面13との間に設けられている。第2接触ゾーン18においても、円錐リング変速機1の動作時に、トラクション流体の膜が、接触表面13と接触表面19との間に形成される。その結果、ここでも、対向する双方の表面は互いに分離されている。ここでも、同じく、回転モーメントは、理想的には、トラクション流体のみによって伝送される。
図2に、摩擦リング8の内部接触表面12の一断片20を示す。この断片20上に、断片20に接する円体が示されている。この円体は、円錐摩擦車2の接触表面16の一断片を示すものである。断片20,21の先細りについては図2からは分からない。むしろ、断片21は、シリンダとして示されており、摩擦リング8の内部接触表面12の断片20は、平坦なプレートとして示されている。したがって、図2では、同じく、環状の接触表面12は湾曲して示されていない。
円錐リング変速機1の動作時に内部接触表面12が回転する回転方向を、図2において22で示す。図1の記載では、円錐リング変速機1の回転体(円錐摩擦車2,3および摩擦リング8)の回転方向は、その紙面に対して垂直に延びている。つまり、回転軸4,5に対して垂直に、且つ、円錐摩擦車2の有効径dに対して垂直に延びている。摩擦リング8の軸方向の位置に応じて、且つ、円錐摩擦車2の先細りによって、この有効径dは変化する。同様のことが、円錐摩擦車3の有効径dにも該当する。
回転方向22に対して平行に、接触表面12は、互いに平行な複数の溝23を備えている(図2を参照)。回転方向22に対して垂直に、溝23を直角に切断する交差溝24が延びている。隣接する2つの溝23が隣接する2つの交差溝24にぶつかることにより、矩形の台地25が定義される。多数の、交差溝24と、回転方向22に延びる溝23とにより、断片20は、多数のこのような台地25を備えている。
図2に示す接触表面12の表面構造は、第1工程において、かんな加工によって得られる。この場合、加工は、回転方向22の方向、および、回転方向22に対して直角な方向に行われる。このように加工された接触表面12は、まず、回転方向22と、交差方向とにおいて、起伏の溝と起伏の先端とを備える起伏形状を有する。第2工程において続いて加工することにより、上面を除去する。その結果、残った溝23と交差溝24とにより図2に示す台地状の表面構造が生じる。
図3は、第2接触ゾーン18(図1参照)を示す断面図である。また、この場合、図3は、摩擦リング8と、第2円錐摩擦車3とを、各接触表面13,19の起伏の先端が除去されていない状態(図3a参照)と、仕上げ加工を行った後の起伏の先端が除去された状態(図3b参照)とで示すものである。この場合、図3aの接触表面13,19の形状は、研削または回転などのかんな加工により生じる通常の起伏形状に相当している。
起伏の先端を除去することにより、接触表面13,19間に存在するこれら接触表面13,19の接触を明確に分離するためのトラクション流体(図示せず)の膜厚hは著しく低減される。図3bでは膜厚hが薄いにもかかわらず、接触は明確に分離されている。その結果、少なくとも円錐リング変速機1の連続的な動作時において、摩損は全くと言ってよいほどほとんど生じない。回転体8,3間のスリットがより小さいので、トラクション流体における圧力がより高くなる。このことにより、粘性がより高くなり、トラクション流体は、より高い剪断応力を受け止めることができる。その結果、より高い回転モーメントが、摩擦リング8と遠い円錐摩擦車3との間を伝送される。
図3に示す溝を、回転方向22に対して交差するように延びる交差溝24とする。図3aおよび図3bでは、隣接するより大きな2つの交差溝の間において参照符号25の付された領域は、起伏の先端を除去した後の台地25を示している。
図4は、内部接触表面12と外部接触表面13とを備える摩擦リング8を示す。この摩擦リング8では、ブラシ26の形状の適切な加工ツールによって、交差溝が内部接触表面12に設けられる。内部接触表面12の加工時に、摩擦リング8は回転方向27に回転し、ブラシ26は、回転方向28に回転する。この場合、摩擦リング8とブラシヘッドとの回転速度は、別々に調節可能であり、且つ、互いに一致されている。この場合、ブラシ26のブラシヘッド29は、内部接触表面12に交差溝を設ける。
円錐リング変速機の概略的構造を示す図である。 摩擦リングの表面構造の一断片を示す図である。 円錐摩擦車と摩擦リングとの間の接触ゾーンを示す図である。 摩擦リングと摩擦リングを加工するためのブラシとの配置を示す図である。
符号の説明
1 円錐リング変速機
2 第1円錐摩擦車
3 第2円錐摩擦車
4 回転軸
5 回転軸
6 クラッチ
7 シャフト
8 摩擦リング
9 歯車
10 環状歯車
11 動力取出ユニット
12 内部接触表面
13 外部接触表面
14 内径
15 外径
16 接触表面
17 第1接触ゾーン
18 第2接触ゾーン
19 接触表面
20 断片
21 断片
22 回転方向
23 溝
24 交差溝
25 台地
26 ブラシ
27 回転方向
28 回転方向
29 ブラシヘッド
直径
直径
α 開口角

Claims (8)

  1. 対向する2つの円錐摩擦車(2,3)と円錐摩擦車(2,3)の双方に噛み合い且つ上記円錐摩擦車の一方(2)を取り囲む摩擦リング(8)とを備えた円錐リング変速機(1)であって、
    少なくとも1つの円錐摩擦車(2,3)の接触表面(16,19)、および/または、上記摩擦リング(8)の少なくとも1つの接触表面(12,13)が、交差溝(24)を備え、上記交差溝(24)が、ある特定の角度で上記円錐摩擦車(2,3)または上記摩擦リング(8)の回転方向(22)に対して交差するように延びており、
    上記少なくとも1つの円錐摩擦車(2,3)の上記接触表面、および/または、上記摩擦リング(8)の上記少なくとも1つの接触表面(12,13)が、上記回転方向(22)に延びる複数の溝(23)を備え、上記溝(23)の密度が、上記回転方向(22)に対して直角な方向において変化する
    ことを特徴とする円錐リング変速機。
  2. 上記交差溝(24)が、90°の角度で上記回転方向(22)に対して交差するように延びていることを特徴とする請求項1に記載の円錐リング変速機(1)。
  3. 上記交差溝(24)が本質的に直線状に延びていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の円錐リング変速機(1)。
  4. 上記交差溝(24)が湾曲して延びていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の円錐リング変速機(1)。
  5. 上記接触表面(12,13,16,19)が、台地状の表面構造を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の円錐リング変速機(1)。
  6. 上記接触表面(16,19)の基本粗度は、少なくとも1つの円錐摩擦車(2,3)を、上記円錐摩擦車(2,3)の軸方向において変化することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の円錐リング変速機(1)。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の円錐リング変速機(1)のための摩擦リング(8)の接触表面(12,13)の加工方法であって、
    リング軸を中心とする上記摩擦リング(8)の回転時に、ブラシ軸を中心として回転するブラシヘッド(29)を有するブラシ(26)を用いて、交差溝(24)を上記接触表面(12,13)に設け、上記摩擦リング(8)の主軸と上記ブラシ軸との間にある角度がなされていることを特徴とする加工方法。
  8. 上記摩擦リング(8)の上記接触表面(12,13)、および/または、少なくとも1つの円錐摩擦車(2,3)の上記接触表面(16,19)において、起伏の先端を除去することにより、接触面積割合の上昇した台地状の表面構造を得ることを特徴とする請求項7に記載の方法。
JP2006328678A 2005-12-05 2006-12-05 表面最適化された接触ゾーンを有する円錐リング変速機 Expired - Fee Related JP5060114B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005058181.1 2005-12-05
DE200510058181 DE102005058181A1 (de) 2005-12-05 2005-12-05 Kegelringgetriebe mit oberflächenoptimierter Kontaktzone

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007155134A JP2007155134A (ja) 2007-06-21
JP5060114B2 true JP5060114B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=38055765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006328678A Expired - Fee Related JP5060114B2 (ja) 2005-12-05 2006-12-05 表面最適化された接触ゾーンを有する円錐リング変速機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5060114B2 (ja)
CN (1) CN1982749A (ja)
DE (1) DE102005058181A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016084822A (ja) * 2013-01-21 2016-05-19 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
CN103807394B (zh) * 2014-01-27 2016-01-27 北京理工大学 内接触锥环式无级变速器
CN114100742A (zh) * 2021-11-19 2022-03-01 哈尔滨职业技术学院 一种生物制药设备的粉碎装置及操作方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1386314A (fr) * 1963-11-14 1965-01-22 Changements de vitesse continus par laminoirs coniques ou cylindro-coniques avec cordon élastique ou pneumatique
US3873128A (en) * 1973-05-29 1975-03-25 Trans World Products Inc Drive transmission for a bicycle or the like
JPS5586949A (en) * 1979-12-10 1980-07-01 Nachi Fujikoshi Corp Rolling friction type change speed gear
JPS6061556U (ja) * 1983-10-05 1985-04-30 トヨタ自動車株式会社 ベルト駆動式無段変速機
FR2590889B1 (fr) * 1985-08-13 1988-01-22 Corning Glass Works Perfectionnements a la fabrication de verres stratifies transparents polarisants et verres ainsi obtenus
JPS62184270A (ja) * 1986-02-07 1987-08-12 Toyota Central Res & Dev Lab Inc ベルト駆動式無段変速機
JPH0736348B2 (ja) * 1991-04-15 1995-04-19 信越ポリマー株式会社 低ピッチヒートシールコネクターとその製造方法
DE19542726B4 (de) * 1995-11-16 2006-02-16 Rohs, Ulrich, Dr.-Ing. Kegelreibringgetriebe
US6139465A (en) * 1999-06-16 2000-10-31 Holliday; Sander Infinite speed transmission
DE10303896A1 (de) * 2002-09-30 2004-06-17 Ulrich Dr.-Ing. Rohs Umlaufendes Getriebe
ES2431114T3 (es) * 2002-09-30 2013-11-25 Ulrich Rohs Transmisión
US6908406B2 (en) * 2003-03-05 2005-06-21 Mark Albert Overbay Continuously variable transmission with elastomeric meshing interface
JP4323357B2 (ja) * 2004-03-26 2009-09-02 ジヤトコ株式会社 プーリ製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE102005058181A1 (de) 2007-06-14
JP2007155134A (ja) 2007-06-21
CN1982749A (zh) 2007-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100537098C (zh) 用于制造带有锥形齿轮齿的齿轮构件的拉削装置和方法
CN1187155C (zh) 刀具连接器
US8087974B2 (en) Manufacturing method for worm wheel, and worm gear reducer
CN100396949C (zh) 动力传送装置
EP2125275A1 (en) End mill
EP2766637B1 (en) Toothed wheels and transmission
JP5060114B2 (ja) 表面最適化された接触ゾーンを有する円錐リング変速機
CN104819266A (zh) 无退刀槽圆弧螺旋线混合型人字齿轮及其加工方法
JP2007303678A (ja) 最適化された摩擦リングを有する円錐リング変速機
WO2017169892A1 (ja) シャフト
US9926987B2 (en) Plate carrier
JP2009041674A (ja) 歯車部材、歯車機構、および歯車部材の製造方法
JP2008240825A (ja) 加工方法、トラニオン及びトリポード型等速自在継手
CN101947715B (zh) 滚孔刀
CN101043962A (zh) 用于加工轮箍轮廓的工具
JP6673260B2 (ja) 歯車部材およびその製造方法
JP2007040320A (ja) 冷間鍛造傘歯車軸
CN109774372A (zh) 一种车轮轮辐及其生产方法
US8950986B2 (en) Method for producing an internal toothing and component having internal toothing
JP5455369B2 (ja) 接続ギア歯を備えた傘歯車
US20200055127A1 (en) Machining ball tracks and guide webs of a joint inner part
CN111033090B (zh) 齿轮、用于制造齿轮的设备和用于制造齿轮的齿部的方法
CN101622091B (zh) 齿顶铣削工艺
JP2009072841A (ja) ウォームホイールの製造方法及びウォーム減速機
SE524821C2 (sv) Drivhjul för excentrisk drivning av en ringformad sågklinga i en kapmaskin

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5060114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees