JP5059807B2 - 射出成形型 - Google Patents
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Description
前記成形空間は、前記移動部材が前記付勢部材に押圧されて最進出位置にある時に形成される第1成形空間と、前記移動部材が最進出位置から最後退位置まで移動して形成される第2成形空間とからなり、
第1成形空間に溶融樹脂を流入する第1ランナと、第2成形空間に溶融樹脂を流入する第2ランナとを有し、
前記移動部材は、その一部に第2ランナを第2成形空間に対して連通又は遮断可能とする流通規制部を有しており、当該流通規制部は第2ランナに注入された溶融樹脂の圧力を受ける受圧面を有し、前記流通規制部により第2ランナと第2成形空間との間を遮断しながら、前記受圧面が溶融樹脂の圧力を受けることにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材を後退させて第2成形空間を形成し、第2成形空間が形成されると第2ランナと第2成形空間とが連通されて溶融樹脂が第2成形空間に流入する構成となっていることを特徴とする。
しかも、前記移動部材の流通規制部により第2成形空間が形成されるまでは第2ランナから第2成形空間に溶融樹脂を流入させないので、所定の大きさの第2成形空間が形成された後に、第2成形空間に2種類目の溶融樹脂を流入させることができる。その結果、第1成形空間で成形した第1成形部分と第2成形空間で成形した第2成形部分との境界でせん断力が生じることはなく、層状の樹脂ムラも発生することがないので、異質材料間の接着強度が良好で品質の安定した成形品の成形が可能となる。
以下に、本発明の実施形態1について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る射出成形型における可動側金型の部分平面図を示している。図2は、本実施形態1に係る射出成形型の部分断面図であって、第2移動部材が最進出位置にある状態を示している。図3は、本実施形態1に係る射出成形型の部分断面図であって、第2移動部材が最後退位置にある状態を示している。
前記実施形態1の射出成形型1aは、可動側金型3aに型開閉方向と直交する方向に進退移動するようにスライドコア7及び移動部材8を取り付けて第1成形空間41aと第2成形空間42aを形成するようにした。本実施形態2の射出成形型1bは、固定側金型2bに対して型開閉方向に進退移動する第1移動部材8a及び第2移動部材8bと、型開閉方向と直交する方向に進退移動する第3移動部材8cを取り付けて第1成形空間41bと第2成形空間42bを形成するようにしている。
図7は、実施形態2に係る射出成形型1bの部分断面図であって、第1移動部材8aが最進出位置にある状態を示している。図8は、実施形態2に係る射出成形型1bの部分断面図であって、第1移動部材8aが後退している途中の状態を示している。図9は、本実施形態2に係る射出成形型1bの部分断面図であって、第1移動部材8aが最後退位置にある状態を示している。
1b 射出成形型
2a 固定側金型
2b 固定側金型
3a 可動側金型
3b 可動側金型
5 第1ランナ
6 第2ランナ
7 スライドコア
8 移動部材
8a 第1移動部材
8b 第2移動部材
8c 第3移動部材
10 コイルバネ
11 第1成形部分
12 第2成形部分
41a 第1成形空間
41b 第1成形空間
42a 第2成形空間
42b 第2成形空間
61 入口側通路
62 上流側通路
63 容積変動室
64 下流側通路
65 入口側通路
66 容積変動室
67 出口側通路
81 曲面
83 流通規制部
84 受圧面
90 流通規制部
91 受圧面
Claims (3)
- 接合状態で成形空間を形成する複数の金型と、前記金型に対して往復移動可能に設けられ、前記成形空間の容積を変化させる移動部材と、当該移動部材を前記成形空間の容積が減少する方向に押圧付勢する付勢部材とを備え、
前記成形空間は、前記移動部材が前記付勢部材に押圧されて最進出位置にある時に形成される第1成形空間と、前記移動部材が最進出位置から最後退位置まで移動して形成される第2成形空間とからなり、
第1成形空間に溶融樹脂を流入する第1ランナと、第2成形空間に溶融樹脂を流入する第2ランナとを有し、
前記移動部材は、その一部に第2ランナを第2成形空間に対して連通又は遮断可能とする流通規制部を有しており、当該流通規制部は第2ランナに注入された溶融樹脂の圧力を受ける受圧面を有し、前記流通規制部により第2ランナと第2成形空間との間を遮断しながら、前記受圧面が溶融樹脂の圧力を受けることにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材を後退させて第2成形空間を形成し、第2成形空間が形成されると第2ランナと第2成形空間とが連通されて溶融樹脂が第2成形空間に流入する構成となっていることを特徴とする射出成形型。 - 請求項1に記載の射出成形型において、
前記金型が固定側金型と可動側金型を有し、前記移動部材が前記可動側金型の型開閉方向と直交する方向に移動可能に設けられており、
第2ランナの一部が前記可動側金型と前記移動部材との間に形成され、
前記流通規制部は、前記移動部材における可動側金型との対向面に形成される凸部により構成され、
前記可動側金型に前記凸部が進退移動可能に収納される凹部を形成して、この凹部に前記凸部を収納することにより第2ランナの一部となる容積変動室を構成し、前記凸部が前記容積変動室に流入する溶融樹脂の圧力を受けることにより前記移動部材が最進出位置から最後退位置に移動するまでは前記凸部により第2ランナを第2成形空間に対して遮断する構成としている射出成形型。 - 請求項1に記載の射出成形型において、
前記金型が固定側金型と可動側金型とを有し、前記移動部材が前記可動側金型の型開閉方向と同方向に移動可能に設けられる第1移動部材及び第2移動部材と、型開閉方向と直交する方向に移動可能に設けられる第3移動部材とを備え、
第1移動部材は、前記付勢部材により前記成形空間の容積が減少する方向に押圧付勢され、この付勢部材による付勢力に抗して移動することにより第2成形空間を形成し、
第2移動部材は、往復移動により第2ランナを第2成形空間に対して連通又は遮断可能とする流通規制部となり、前記受圧面が型開閉方向と同方向に作用するように設けられており、
第3移動部材は、第1移動部材とテーパー面同士で当接されると共に、第2移動部材ともテーパー面同士で当接しており、第2移動部材が樹脂圧を受けて移動することにより、各テーパー面同士の押圧により第1移動部材を付勢部材による付勢力に抗して移動させる構成としている射出成形型。
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