JP5058498B2 - 精算処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、貨幣の精算を行う精算処理システムに関する。
近年、例えば金融機関と契約したビジネスサービス会社の担当者が各地区毎に顧客の店舗を巡回してその日の売上金を回収するとともに翌日の釣銭準備金を配り、回収した売上金を各地区毎に設けられた地区センターに集めて、各地区センターに設置された精算装置で精算処理を行い、その結果を元に金融機関の勘定データを更新することが行われている(例えば特許文献1参照)。
つまり、各地区センターに設置された精算装置に、例えばビジネスサービス会社のオペレータが、売上金に対応して顧客側で作成した入金依頼伝票に記載された金額を含む必要事項を入力するとともに対応する売上金を精算させると、精算装置は、入金依頼伝票に基づく入力金額と精算結果の金額とを照合し、一致していれば、データベースに記憶するとともに必要事項が記載された入金伝票を発行する。このような入金伝票がある程度の枚数たまると最寄りのオンライン端末のある上記金融機関の営業店に届けられることになる。一方、この営業店には、各精算装置のデータベースに対し通信回線を介して接続されたオンライン端末装置が設けられており、営業店のオペレータが、地区センターから届けられた入金伝票に基づいて、対応する精算装置のデータベースにオンライン端末装置を用いて照会を行う。するとオンライン端末装置には照会したデータが表示されることになり、オペレータはこの表示画面の金額と発行された入金伝票の金額とを比較して一致していれば承認操作をオンライン端末装置に入力することになり、するとオンライン端末装置からこのデータがホストコンピュータに送られてホストコンピュータの勘定データが更新されるようになっている。
特許第3283625号公報
しかしながら、入金伝票は運搬効率向上の観点からある程度の枚数が纏めて営業店に届けられることになることから、上記のシステムでは、これらの入金伝票について一遍にオンライン端末装置を用いて各地区センターの精算装置に精算結果の照会を行う必要があり、データの照会に時間がかかってしまう可能性があった。
したがって、本発明は、データの照会作業の効率を向上できる精算処理システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、複数の支部それぞれに設置され貨幣の精算処理を行って精算結果データを生成する精算装置と、前記複数の支部それぞれに設置され同じ支部に設置された精算装置から精算結果データを受信して所定の時間毎に精算結果データを転送するデータ転送装置と、本部に設置され、前記複数の支部それぞれに設置されたデータ転送装置から転送された精算結果データを記憶する集計装置と、前記本部に設置される中継器および勘定系装置とを有し、前記精算装置は、送信可および送信不可のいずれか一方の設定データを含む各処理対象毎のマスタデータを記憶しており、該マスタデータを参照して、処理対象別に生成するそれぞれの精算結果データから送信可の処理対象用の精算結果データのみを別途記憶することになり、前記データ転送装置は、当該送信可かつ未読み込みの処理対象用の精算結果データのみを前記精算装置から読み込んで、該精算結果データの中の顧客識別データ、口座番号データ、金額データ、伝票識別データおよび読込時刻のみを転送用精算結果データとして前記集計装置に転送し、該集計装置は前記データ転送装置から転送されてきた前記転送用精算結果データを前記中継器に送信するファイルフォーマットに変換し、前記中継器は、前記集計装置に記憶された前記転送用精算結果データのうち前記中継器に未送信の未送信データのみをすべて前記集計装置から受信して記憶し、前記勘定系装置は、各口座毎の入出金データである勘定データを記憶しており、前記中継器に記憶された前記転送用精算結果データと口座番号データが一致する勘定データに、当該転送用精算結果データの金額データを加算することを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、支部に設置された精算装置が貨幣の精算処理を行って精算結果データを生成すると、同じ支部に設置されたデータ転送装置が、精算結果データを受信するとともに、所定の時間毎に精算結果データを本部に設置された集計装置に転送することになり、集計装置では転送されてきた精算結果データを記憶することになる。このように各支部のデータ転送装置が所定の時間毎に順次精算結果データを本部の集計装置に転送して記憶させるため、本部で照会を行う際に、支部の精算装置への照会作業を行う必要がなくなる。したがって、データの照会作業の効率を向上できる。
また、データ転送装置は、精算装置に別途記憶された送信可の処理対象用の精算結果データのみを集計装置に転送するため、顧客の要望等に応じて精算結果データの転送の可不可を制御することができる。
本発明の一実施形態の精算処理システムを図面を参照して以下に説明する。
本実施形態の精算処理システム10は、例えば金融機関と契約したビジネスサービス会社の担当者が各地区毎に顧客の店舗を巡回してその日の売上金を回収し、回収した売上金を各地区毎に設けられた資金センター等の支部11に集めて、各支部11で精算処理を行うために用いられるもので、金融機関の一カ所の本部12と、ビジネスサービス会社が各地区毎に設置した複数カ所の支部11とに設けられるものである。なお、図2に示すように、売上金としての現金15等は、顧客側で計数した結果を記載した入金依頼伝票16とともに現金袋17に入れられて精算処理物18として回収される。
ここで、精算処理物18は、精算単位毎に設けられることになり、例えば、一の顧客が一の店舗全体での売上金を精算単位とする場合、一の顧客が一の店舗について通常一枚の入金依頼伝票16を有する一つの精算処理物18を作成することになる。また、例えば、一の顧客が一の店舗のレジ毎の売上金を精算単位とする場合、一の顧客が一の店舗についてレジ数だけ、入金依頼伝票16を有する精算処理物18を作成することになる。入金依頼伝票16には、精算単位に応じた記載がされることになり、少なくとも売上金の持ち主である顧客を他の顧客と識別するための顧客識別データ、売上金の計数結果の金額データ(現金および小切手等の現金外部分)、入金依頼伝票16を他の入金依頼伝票16に対し識別するための伝票識別データが記載されている。ここで、一の顧客が複数店舗を有している場合には、顧客識別データの下位データとしてさらに店舗を他の店舗と識別するための店舗識別データが記載され、一の店舗が複数のレジを有してレジ毎に精算処理物18を作成する場合には、下位データとしてレジを他のレジと識別するためのレジ識別データが記載される。
複数の各支部11には、それぞれ精算装置21が設置されている。精算装置21は、硬貨を計数する硬貨計数機構部22および紙幣を計数する紙幣計数機構部23を有する貨幣計数機24と貨幣計数機24を制御するパーソナルコンピュータからなる制御装置25との組が複数組が設けられたマルチタイプの精算装置であり、精算装置21は、さらに、紙面に印字可能なプリンタ27と、精算処理結果等を記憶する精算用データサーバ(精算用記憶部)28とを有している。ここで、複数の制御装置25は、いずれか一台がメインターミナルを構成し残りがサブターミナルを構成していて、いずれも、オペレータにより操作されるキーボードおよびマウスからなる操作部30と、オペレータに向けて表示を行う液晶画面からなる表示部31と、予め設定された各顧客毎のマスタデータ等を記憶する記憶部32と、操作部30の操作入力等に応じて貨幣計数機24等を制御する制御部33とを有している。なお、記憶部32に記憶された各顧客毎のマスタデータには、顧客の要望に応じて予め設定された精算処理データの送信可および送信不可のいずれか一方の設定データが含まれている。また、この設定データは、操作部30への操作で必要により書き換え可能となるようにマスタ保守処理が設定されている。
そして、各支部11においては、回収されてきた複数の精算処理物18それぞれに対して個別に精算処理を行うことになる。つまり、ビジネスサービス会社側のオペレータが一の精算処理物18内にあった現金を一の貨幣計数機24に投入して計数を行わせるとともに、この貨幣計数機24に一対一で対応する制御装置25の操作部30にこの精算処理物18内にあった入金依頼伝票16に記載された少なくとも顧客識別データ、口座番号データ、金額データおよび伝票識別データを入力する。すると、この制御装置25の制御部33は、精算処理の完了時に、この入力データつまり顧客識別データ、口座番号データ、金額データおよび伝票識別データと、精算処理結果の金額データとを保持用の取引データとして精算用データサーバ28の精算処理データベース35に記憶させるとともにこれらのデータをプリンタ27で紙面に印字して入金伝票36を作成する。取引データの具体例としては、「扱い日、顧客識別データ、店舗識別データ、口座番号、金額データとしての伝票金額(現金部分)、小切手等の現金外金額、金額データとしての現金計(現金部分に関する精算装置21による計数分:さらに金種別金額データ含む)、小切手明細、一括金、過不足」等のフィールド等を有する。なお、入金依頼伝票16に承認印字を施して入金伝票36としても良い。
また、このとき、この制御部33は、入力データの金額データ(つまり伝票記載金額)と、貨幣計数機24の計数結果の金額データ(現物計数金額)とが一致した場合(差額の過不足0の場合)に限り、別途予め記憶部32に記憶されていた顧客別のマスタデータからこの入力データの顧客識別データに対応する顧客用のマスタデータを読み出し、その中に含まれる送信可および送信不可のいずれか一方の設定データを参照する。その結果が、送信可の設定データであった場合には、上記した取引データと同じ顧客識別データ、口座番号データ、金額データおよび伝票識別データ等を含むデータを送信可の精算結果データとして精算用データサーバ28の送信処理データベース37に記憶させる。このとき、送信処理データベース37は、各精算結果データが後述するデータ転送装置40により未読み込みの未読込データであるか読み込み済みの読込済データであるかを記憶するフィールドを有しており、送信可の精算結果データを初期には未読み込み状態である未読込データとして記憶することになる。他方、送信不可の設定データであった場合には、送信処理データベース37に記憶させることはない。つまり、精算装置21は、送信可および送信不可のいずれか一方の設定データを含む各処理対象毎のマスタデータを記憶しており、このマスタデータを参照して、処理対象別に生成するそれぞれの精算結果データから送信可の処理対象用の精算結果データのみを別途の送信処理データベース37に記憶することになる。なお、送信可および送信不可の判断条件に、過不足の有無および上記マスタデータの設定データの送信可不可に加えて、伝票金額の有無、各金種のマイナスの有無等を加えても良い。
ここで、入金伝票、取引データおよび精算結果データは、基本的には各精算単位毎つまり各精算処理物18毎に作成されることになるが、一の顧客あるいは一の店舗が複数の精算処理物18を有する場合であっても、各精算処理物18毎に精算処理を行って取引データは作成するものの本部12へのデータ転送は集計して一つの精算結果データとして行う(例えば、レジ毎に精算処理を依頼するが、最終的な精算結果データは全体を纏めた一つで良いとする場合等)ようにマスタデータに設定されている場合、各精算処理物18毎の精算結果が印字された入金伝票36が仮伝票として発行され、それ以外に全精算処理物18の精算結果を纏めた一つの精算結果データが印字された入金伝票36が本伝票として発行される。また、この場合、全精算処理物18について、入力データの合計金額データと、貨幣計数機24の計数結果の合計金額データとが一致した場合であって、送信可であるときに、纏めた一つの精算結果データを送信可の精算結果データとして送信処理データベース37に記憶する。さらには、一つの精算処理物18に対して複数の入金依頼伝票16がついてくることもある。これは顧客側の都合によって区分したデータを作成する必要がある場合である。この場合は、区分毎に伝票発行および精算結果データの記憶を行う。
また、上記いずれも場合も、入力データの金額データと貨幣計数機24の計数結果の金額データとが一致しなかった場合、制御部33は、例えばこの入力データを記憶せずにアラームを発生させる。
以上のような精算処理を貨幣計数機24および制御装置25の各組それぞれにおいて順次行うことになり、その結果、各精算処理毎に取引データが精算処理データベース35に記憶されるとともに入金伝票36が印字され、各精算処理毎に送信用の精算結果データのみが送信処理データベース37に記憶されることになる。
複数の各支部11には、精算装置21に対し一対一でパーソナルコンピュータからなるデータ転送装置40がそれぞれ設置されている。データ転送装置40は、同じ支部11に設置された精算装置21の精算用データサーバ28の送信処理データベース37を直接参照しこの送信処理データベース37に記憶された送信可の精算結果データのうち、既に読み込み済みの読込済データを除く、未読込データとして記憶されているデータを予め設定された所定の時間毎に読み込む。データ転送装置40は、オペレータにより操作されるキーボードおよびマウスからなる操作部41と、オペレータに向けて表示を行う液晶画面からなる表示部42と、記憶部43と、操作部41の操作入力等に応じてこれらを制御する制御部44とを有しており、紙面に印字可能なプリンタ45が接続されている。
このデータ転送装置40には、精算結果データの未読込データを読み込む所定の読込時刻が操作部41を介して設定され記憶部43に記憶されている。具体的には、図3に示すように、例えば金融機関の始業時刻および店舗開店時刻の所定時間経過後の所定時刻(例えば11時)を開始時刻として設定し、また金融機関の終業時刻から所定時間遡った所定時刻(例えば16時)を終了時刻として設定しており、さらに所定の切替時刻(例えば13時)を境に読込時間の間隔を変えている。つまり、開始時刻から切替時刻までは第1所定時間間隔である1時間毎に、切替時刻から終了時刻までは第2所定時間間隔である30分毎に、読込時刻を設定している。勿論、所定の時間毎に読み込みを行うようにすれば、上記具体例に限らずに、所定の等時間間隔(10〜60分の間、例えば15分おき等)毎、または、上記のような所定の設定時刻(毎時0分、毎時30分等、あるいは午前は毎時0分、午後は0分および30分等)毎等の種々の設定が可能となっている。上記したデータ転送装置40は、上記のような設定時刻毎の読み込みに加えて、設定時刻でなくても操作部41への手動送信指示入力時には、送信処理データベース37からの送信可の未読込データの読み込みが可能となっている。
そして、データ転送装置40は、制御部44が、同じ読込時刻に読み込みを行ったすべての送信可の精算結果データの未読込データに対してのみ、それぞれの必要なデータ、例えば、顧客識別データ、口座番号データ、金額データおよび伝票識別データを読込時刻と関連付けして転送用精算結果データとしファイル化して記憶部43に記憶させる。データ転送装置40においては、転送用精算結果データの送信可および送信不可、さらには未送信および送信済を含む送信記録票46を操作部41への入力操作でプリンタ45に印字させることが可能となっている。ここで、プリンタ45で印字可能な送信記録票46は、送信済データ、未送信データ、送信不可データ、送信後訂正データとなっている。
さらに、制御部44は、上記のファイル化した複数の転送用精算結果データを専用の通信回線50を介して接続された本部12の後述する集計装置51に一括してFTPで送信する。ここで、所定の時間毎に行われる読み込みから送信までは一連の動作として行われることになるため、データ転送装置40は、所定の時間毎に転送用精算結果データを本部12の集計装置51に転送することになる。なお、データ転送装置40の制御部44は、送信処理データベース37から一度読み込んだ精算結果データについては、読み込み後、未読込データから読込済データに変更する。ここで、送信処理データベース37に記憶された1件毎の送信可の精算結果データそのものを転送用精算結果データとしても良いが、送信可の精算結果データのうち必要最小限のデータのみを転送用精算結果データとすることで送信負荷を低減することができる。
なお、精算装置21の精算用データサーバ28の精算処理データベース35に記憶された取引データは、例えば精算装置21のメインターミナルを構成する所定の制御装置25への所定の操作(日時業務終了処理)で削除可能となっている。また、精算用データサーバ28の送信処理データベース37に記憶されたデータは、例えば、データ転送装置40が所定のログ保存日数を超えるデータを自動で削除するようになっている。
複数の各支部11には、パーソナルコンピュータからなるホスト端末55が設けられており、このホスト端末55は本部12の後述する勘定系装置56に専用の通信回線57を介して接続されてこの勘定系装置56を制御可能となっており、パスワード等が設定されることで金融機関側のオペレータのみが操作可能となっている。このホスト端末55は、オペレータにより操作されるキーボードおよびマウスからなる操作部60と、オペレータに向けて表示を行う液晶画面からなる表示部61と、記憶部62と、操作部60の操作入力等に応じてこれらを制御する制御部63とを有している。例えば、データ転送装置40においてプリンタ45で印字された送信記録票46と、精算装置21のプリンタ27で印字された入金伝票36とから、オペレータが送信記録票46の送信不可データに対応する入金伝票36を割り出し、この入金伝票36のデータをホスト端末55に手入力して本部12の勘定系装置56のデータを更新する。さらに、ホスト端末55への操作入力で、データ転送装置40で本部12の集計装置51に送信した転送用精算結果データを取り消すことも可能となっている。ここで、データ転送装置40においてプリンタ45で印字される送信記録票46の送信後訂正データは、過不足0で送信し、このデータを訂正および取り消しを行った場合のデータである。
本部12には、パーソナルコンピュータからなる集計装置51が設けられている。この集計装置51は、同じ精算処理システム10を構成するすべてのデータ転送装置40に専用の通信回線50を介して接続されている。この集計装置51は、オペレータにより操作されるキーボードおよびマウスからなる操作部68と、オペレータに向けて表示を行う液晶画面からなる表示部69と、集計用データベース(集計用記憶部)70と、操作部68の操作入力等に応じてこれらを制御する制御部71とを有しており、制御部71が、すべてのデータ転送装置40から所定の時間毎にファイル化して転送された転送用精算結果データを受信して蓄積つまり集計用データベース70に記憶させる。集計装置51の集計用データベース70は、各転送用精算結果データが後述する中継器75へ未送信の未送信データであるか送信済みの送信済データであるかを記憶するフィールドを有しており、データ転送装置40から転送された初期には転送用精算結果データを未送信データとして記憶する。この集計装置51の集計用データベース70は、送信処理データベース37とは異なっており、データ転送装置40から送信されたファイルの管理と後述する中継器75に送信するファイルフォーマット作成のためのテーブルを持っている。なお、集計装置51は、基本的には電源のオンおよびオフの操作入力のみが行われることになり、データの受信および送信に関してはオペレータの操作は不要となっている。
また、本部12には、データサーバからなる中継器75が設けられている。この中継器75は、集計装置51に対して予め設定された所定の時間毎に転送用精算結果データを送信するように例えばHULFTを使用して要求する。中継器75からこのような送信要求があると、上記した集計装置51は集計用データベース70に記憶している転送用精算結果データのその時点での未送信データのみをすべてそのまま中継器75に送信することになり、中継器75では受信した転送用精算結果データを記憶する。ここで、集計装置51は、中継器75に送信したデータについては、送信後に自動的に未送信データから送信済データに変更することになる。なお、中継器75へ集計装置51から所定の時間毎に送信が行われることになるが、この送信タイミングは、上記したデータ転送装置40による読み込みと同様の種々の設定が可能である。また、上記のように、中継器75から所定の時間毎に送信要求があると集計装置51から送信を行うのではなく、中継器75の要求に因らずに所定の時間毎に集計装置51から送信を行っても良い。さらに、集計装置51から転送用精算結果データの未送信データをそのまま中継器75に送信するのではなく、未送信データを元に、金融機関側へ送信するデータフォーマットのファイルをさらに作成して、このようなファイルを中継器75に送信しても良い。
そして、本部12には、各顧客の口座毎の入出金データである勘定データを記憶する勘定系データサーバ77と、この勘定系データサーバ77の勘定データを書き換え制御する勘定系制御装置78とを有する勘定系装置56が設置されている。この勘定系装置56の勘定系制御装置78は、オペレータにより操作される操作部79と、オペレータに向けて表示を行う表示部80と、記憶部81と、操作部79の操作入力等に応じてこれらを制御する制御部82とを有しており、パスワード等が設定されることで金融機関側のオペレータのみが操作可能となっている。そして、勘定系制御装置78は、更新操作が操作部79に入力されると、接続された中継器75の転送用精算結果データを照会のために読み込んで表示部80に表示させることになり、この表示を見てオペレータが承認操作を行うと、この転送用精算結果データに基づいて、それまでに記憶されていた対応する勘定データの更新を行う。つまり、転送用精算結果データには、口座番号データおよび金額データが含まれているため、承認操作が入力されると、勘定系データサーバ77に記憶された勘定データに対して、承認された転送用精算結果データの口座番号データの口座の残高に、同じ転送用精算結果データの金額データの金額を加算する。このとき、支部11から運搬されてきた入金伝票36と照合を行ってから承認しても良いが、場合によっては照合なしで承認しても良い。
なお、上記した各支部11に設けられたホスト端末55でも勘定系装置56を制御可能であり、よって、ホスト端末55で勘定データの更新の有無を確認したり、上記のように、送信不可データに対応する入金伝票36のデータのホスト端末55へ手入力で本部12の勘定系装置56の勘定系データサーバ77の勘定データを更新したりできる。
次に、上記構成の本実施形態の精算処理システム10による処理の流れについて説明する。
精算処理物18が支部11に持ち込まれると、ビジネスサービス会社のオペレータが、精算処理物18の現金袋17から現金15と入金依頼伝票16とを取り出し、そのうちの現金15については、精算装置21の所定の貨幣処理機24の硬貨計数機構部22で硬貨を紙幣計数機構部23で紙幣をそれぞれ機械的に計数させる。他方、このオペレータは、この貨幣処理機24を制御する制御装置25の操作部30に入金依頼伝票16に記載された少なくとも顧客識別データ、口座番号データ、金額データおよび伝票識別データを入力する。計数が完了すると制御装置25の制御部33は、入力データつまり顧客識別データ、口座番号データ、金額データおよび伝票識別データと、精算処理結果の金額データとを保持用の取引データとして精算用データサーバ28の精算処理データベース35に記憶させるとともにこれらのデータをプリンタ27で紙面に印字して入金伝票36を作成する。
また、計数完了時に、この制御部33は、入力データの金額データ(つまり伝票記載金額)と、貨幣計数機24の計数結果の金額データ(現物計数金額)とが一致したか否かを確認し、一致した場合、記憶部32に記憶されていた顧客別のマスタデータからこの入力データの顧客識別データに対応する顧客用のマスタデータを読み出し、その中に含まれる送信可および送信不可のいずれか一方の設定データを参照する。その結果、送信可の設定データであった場合には、上記した取引データと同じ顧客識別データ、口座番号データ、金額データおよび伝票識別データ等を含むデータを送信可の精算結果データであって未読込データとして精算用データサーバ28の送信処理データベース37に記憶させる。
このような精算処理を貨幣計数機24および制御装置25の各組それぞれにおいて順次行うことになり、その結果、各精算処理毎に取引データが記憶されるとともに入金伝票が印字され、各精算処理毎に必要により送信用の精算結果データが記憶されることになる。
一方、支部11に設けられたデータ転送装置40が、所定の時間毎に、精算装置21の精算用データサーバ28の送信処理データベース37から送信可の精算結果データの未読込データを読み込んで、読込時刻と関連付けして転送用精算結果データとしファイル化して記憶部43に記憶させるとともに、このファイル化した複数の転送用精算結果データを通信回線50を介して接続された本部12の集計装置51に一括して送信する。すると、集計装置51が、集計用データベース70に自動的に記憶させる。なお、集計装置51は、各支部11に設けられたデータ転送装置40からそれぞれ所定の時間毎に送信されてくる転送用精算結果データをすべて集計用データベース70に、受信当初は未送信データとして記憶させる。
そして、本部12に設けられた中継器75が、集計装置51に対して所定の時間毎に自動的に、転送用精算結果データの未送信データを送信するように要求する。中継器75からこのような送信要求があると、集計装置51は集計用データベース70に記憶している転送用精算結果データのその時点での未送信データのみをすべて中継器75に送信することになり、中継器75では受信した転送用精算結果データを記憶する。このようにして、各支部11でビジネスサービス会社のオペレータによって実行された精算装置21での精算処理に基づく精算処理データが、各支部11に設けられたデータ転送装置40で自動的に本部12の集計装置51に転送され、この集計装置51を介して本部12の中継器75に自動的に蓄積されることになる。
上記に対して、金融機関側のオペレータが、操作部79を操作して、それぞれの転送用精算結果データを照会し、照会後に承認操作を行うと、これを条件に、勘定系装置56が承認操作が入力された転送用精算結果データを反映させて勘定系データサーバ77に記憶された勘定データを更新する。
以上に述べた本実施形態の精算処理システム10によれば、支部11に設置された精算装置21が貨幣の精算処理を行って精算結果データを生成すると、同じ支部11に設置されたデータ転送装置40が、精算結果データを受信して、所定の時間毎に精算結果データを本部12に設置された集計装置51に転送することになり、集計装置51では転送されてきた精算結果データを集計用データベース70に記憶することになる。このように支部11のデータ転送装置40が所定の時間毎に順次精算結果データを本部12の集計装置51に転送して記憶させるため、本部12で照会を行う際に、支部11の精算装置21への照会作業を行う必要がなくなる。したがって、データの照会作業の効率を向上できる。
また、データ転送装置40は、精算装置21の送信処理データベース37に記憶された送信可の精算結果データのみを集計装置51に転送するため、顧客の要望等に応じて精算結果データの転送の可不可を制御することができる。例えば、支部11と本部12とが同じ建物内にあると、本部12で受けた入金依頼が大量にある場合に、支部11を利用して精算処理を行わせることがあるが、この場合は、すぐに勘定データを更新する必要があるため、支部11のホスト端末55で直接勘定データの更新を行う必要がある。このような場合に、データ転送装置40からデータが転送されることがないように送信不可の設定にする。また、識別データ等が変更になった場合に、古い識別データが入金依頼伝票16に書かれていると間違いが生じる可能性があるので、この場合は送信不可の設定にする。さらに、回入金で勘定データの更新が不要な場合があり、この場合も送信不可の設定にする。
加えて、本部12の勘定系装置56が、精算結果データに基づいて表示部80に照会のための表示を行い、この表示に基づく承認操作が操作部79に入力されると精算結果データに基づいて勘定系データサーバ77の勘定データの更新を行わせるため、承認操作のみで勘定系装置56の勘定データを更新することができる。
本発明の一実施形態の精算処理システムを示すブロック図である。 精算処理物の概略図である。 本発明の一実施形態の精算処理システムにおけるデータ転送装置の動作時間を示す図表である。
符号の説明
10 精算処理システム
11 支部
12 本部
21 精算装置
40 データ転送装置
51 集計装置
70 集計用データベース(集計用記憶部)

Claims (1)

  1. 複数の支部それぞれに設置され貨幣の精算処理を行って精算結果データを生成する精算装置と、
    前記複数の支部それぞれに設置され同じ支部に設置された精算装置から精算結果データを受信して所定の時間毎に転送するデータ転送装置と、
    本部に設置され、前記複数の支部それぞれに設置されたデータ転送装置から転送された精算結果データを記憶する集計装置と、
    前記本部に設置される中継器および勘定系装置とを有し、
    前記精算装置は、送信可および送信不可のいずれか一方の設定データを含む各処理対象毎のマスタデータを記憶しており、該マスタデータを参照して、処理対象別に生成するそれぞれの精算結果データから送信可の処理対象用の精算結果データのみを別途記憶することになり、
    前記データ転送装置は、当該送信可かつ未読み込みの処理対象用の精算結果データのみを前記精算装置から読み込んで、該精算結果データの中の顧客識別データ、口座番号データ、金額データ、伝票識別データおよび読込時刻のみを転送用精算結果データとして前記集計装置に転送し、
    該集計装置は前記データ転送装置から転送されてきた前記転送用精算結果データを前記中継器に送信するファイルフォーマットに変換し、
    前記中継器は、前記集計装置に記憶された前記転送用精算結果データのうち前記中継器に未送信の未送信データのみをすべて前記集計装置から受信して記憶し、
    前記勘定系装置は、各口座毎の入出金データである勘定データを記憶しており、前記中継器に記憶された前記転送用精算結果データと口座番号データが一致する勘定データに、当該転送用精算結果データの金額データを加算することを特徴とする精算処理システム。
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