JP2003157366A - 個人情報管理方法、管理装置、流通装置及び物品流通システム - Google Patents
個人情報管理方法、管理装置、流通装置及び物品流通システムInfo
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- JP2003157366A JP2003157366A JP2001354373A JP2001354373A JP2003157366A JP 2003157366 A JP2003157366 A JP 2003157366A JP 2001354373 A JP2001354373 A JP 2001354373A JP 2001354373 A JP2001354373 A JP 2001354373A JP 2003157366 A JP2003157366 A JP 2003157366A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 個人の管理下にある情報で容易かつ確実に物
品の流通を行う。 【解決手段】 ユーザは携帯端末28によりサーバ・コ
ンピュータ22へID発行を要求する(プロセス)。
サーバ22は、使用期限が付加されたID34を発行し
()、ユーザからのパスワードを受け取り()、期
限付暗号ID42を生成し()、共通鍵30を自動販
売機24へ送出し()、期限付暗号ID42を携帯端
末28へ送出する()。商品購入に際しその操作によ
り携帯端末28は、期限付暗号ID42を自動販売機2
4へ送信する()。自動販売機24は期限付暗号ID
42を復号して商品販売を行い()、その精算データ
44を生成し()、サーバ・コンピュータ22へ送信
する(フ゜ロセス(10))。サーバ・コンピュータ22ではそ
の精算データ44を蓄積する(フ゜ロセス(11))。
品の流通を行う。 【解決手段】 ユーザは携帯端末28によりサーバ・コ
ンピュータ22へID発行を要求する(プロセス)。
サーバ22は、使用期限が付加されたID34を発行し
()、ユーザからのパスワードを受け取り()、期
限付暗号ID42を生成し()、共通鍵30を自動販
売機24へ送出し()、期限付暗号ID42を携帯端
末28へ送出する()。商品購入に際しその操作によ
り携帯端末28は、期限付暗号ID42を自動販売機2
4へ送信する()。自動販売機24は期限付暗号ID
42を復号して商品販売を行い()、その精算データ
44を生成し()、サーバ・コンピュータ22へ送信
する(フ゜ロセス(10))。サーバ・コンピュータ22ではそ
の精算データ44を蓄積する(フ゜ロセス(11))。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人情報管理方
法、管理装置、流通装置及び物品流通システムに係り、
特に、物品の流通に関連する個人情報を管理する個人情
報管理方法、管理装置、当該個人情報を利用する流通装
置及び物品流通システムに関する。
法、管理装置、流通装置及び物品流通システムに係り、
特に、物品の流通に関連する個人情報を管理する個人情
報管理方法、管理装置、当該個人情報を利用する流通装
置及び物品流通システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機は、予め定められた設置位置
において内部に収容可能な物品を商品(飲料、菓子、煙
草等)として販売している。自動販売機で商品を購入す
る場合、コインやプリペイドカードなどの貨幣に準じる
貨幣媒体を用いることが一般的である。また、キャッシ
ュカードやクレジットカードなどの有価媒体による商品
の購入も一般的に行われている。この有価媒体を使用し
ての商品の購入には手数料が付加されることがあり、割
高になる場合もある。
において内部に収容可能な物品を商品(飲料、菓子、煙
草等)として販売している。自動販売機で商品を購入す
る場合、コインやプリペイドカードなどの貨幣に準じる
貨幣媒体を用いることが一般的である。また、キャッシ
ュカードやクレジットカードなどの有価媒体による商品
の購入も一般的に行われている。この有価媒体を使用し
ての商品の購入には手数料が付加されることがあり、割
高になる場合もある。
【0003】近年、商品を購入する場合の上記と異なる
方式で、コンピュータや携帯端末による料金決済が実現
されてきている。この場合、データの送受信時にデータ
そのものを暗号化したり秘匿性が高い回線を使用してデ
ータ授受が行われたりしている。この場合の料金決済
は、有価媒体を利用する場合が多い。
方式で、コンピュータや携帯端末による料金決済が実現
されてきている。この場合、データの送受信時にデータ
そのものを暗号化したり秘匿性が高い回線を使用してデ
ータ授受が行われたりしている。この場合の料金決済
は、有価媒体を利用する場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有価媒
体は、使用期限が数年または無期限と長期間であり、有
価媒体で特定されるユーザ個人のIDは継続的に使用さ
れる。このため、有価媒体を紛失した場合、すなわち個
人の管理から逸脱したときでも継続的に第三者が使用し
てしまう可能性を含んでいる。
体は、使用期限が数年または無期限と長期間であり、有
価媒体で特定されるユーザ個人のIDは継続的に使用さ
れる。このため、有価媒体を紛失した場合、すなわち個
人の管理から逸脱したときでも継続的に第三者が使用し
てしまう可能性を含んでいる。
【0005】本発明は、上記事実を考慮して、個人の管
理下にある情報で容易かつ確実に物品の流通を行うこと
ができる個人情報管理方法、管理装置、流通装置及び物
品流通システムを得ることが目的である。
理下にある情報で容易かつ確実に物品の流通を行うこと
ができる個人情報管理方法、管理装置、流通装置及び物
品流通システムを得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、通信回線に接続可能でかつ
物品の流通に使用する個人情報を管理する管理装置を用
いた個人情報管理方法であって、前記管理装置は、前記
物品の流通に関して使用するための個人情報の取得要求
を、通信回線を介して受け取り、前記取得要求及び前記
取得要求した個人について予め記憶された固有情報に基
づいて使用期限情報を含む個人情報を生成し、予め記憶
した第1の鍵を参照し、当該第1の鍵によって第2の鍵
を暗号化し、暗号化された前記第2の鍵を、通信回線に
接続された前記第2の鍵を前記物品を流通するための流
通装置へ向けて送信し、前記第2の鍵を参照し、当該第
2の鍵によって個人情報を暗号化し、暗号化された個人
情報を、通信回線に接続された前記物品の流通を要求す
る携帯端末へ向けて送信することを特徴とする。
に請求項1に記載の発明は、通信回線に接続可能でかつ
物品の流通に使用する個人情報を管理する管理装置を用
いた個人情報管理方法であって、前記管理装置は、前記
物品の流通に関して使用するための個人情報の取得要求
を、通信回線を介して受け取り、前記取得要求及び前記
取得要求した個人について予め記憶された固有情報に基
づいて使用期限情報を含む個人情報を生成し、予め記憶
した第1の鍵を参照し、当該第1の鍵によって第2の鍵
を暗号化し、暗号化された前記第2の鍵を、通信回線に
接続された前記第2の鍵を前記物品を流通するための流
通装置へ向けて送信し、前記第2の鍵を参照し、当該第
2の鍵によって個人情報を暗号化し、暗号化された個人
情報を、通信回線に接続された前記物品の流通を要求す
る携帯端末へ向けて送信することを特徴とする。
【0007】本発明は、インターネット等の通信回線に
接続可能でかつ物品の流通に使用する個人情報を管理す
る管理装置を用いた個人情報管理方法に適用される。管
理装置は、通信回線に接続されており、携帯端末や物品
の流通を行う流通装置の間で情報の授受が可能である。
管理装置は、物品の流通に関して使用するための個人情
報の取得要求を、通信回線を介して受け取る。この個人
情報は、物品の流通例えば商品の購入時に個人を特定す
るための情報である。また、管理装置には、個人につい
ての固有情報が予め記憶されている。この固有情報は、
個人を識別するために個人に対して予め定めたユーザI
D、個人の住所や電話番号、決済口座や決済方法など料
金決済に関する決済情報を含んでいる。また、管理装置
は、暗号化のための第1の鍵と第2の鍵を予め定めた暗
号化アルゴリズムに従って生成して記憶している。
接続可能でかつ物品の流通に使用する個人情報を管理す
る管理装置を用いた個人情報管理方法に適用される。管
理装置は、通信回線に接続されており、携帯端末や物品
の流通を行う流通装置の間で情報の授受が可能である。
管理装置は、物品の流通に関して使用するための個人情
報の取得要求を、通信回線を介して受け取る。この個人
情報は、物品の流通例えば商品の購入時に個人を特定す
るための情報である。また、管理装置には、個人につい
ての固有情報が予め記憶されている。この固有情報は、
個人を識別するために個人に対して予め定めたユーザI
D、個人の住所や電話番号、決済口座や決済方法など料
金決済に関する決済情報を含んでいる。また、管理装置
は、暗号化のための第1の鍵と第2の鍵を予め定めた暗
号化アルゴリズムに従って生成して記憶している。
【0008】管理装置は、前記の取得要求及び固有情報
に基づいて使用期限情報を含む個人情報を生成する。こ
の使用期限情報は、短期間であることが望ましい。すな
わち、紛失などで個人の管理から逸脱したときに第三者
の使用を回避するため、例えば1回限り、数時間、数日
などの期間を定めることができる。そして、第1の鍵を
用いて第2の鍵を暗号化し、その暗号化された第2の鍵
を流通装置へ向けて送信する。この流通装置は、自動販
売機などの販売装置が一例としてある。次に、第2の鍵
を用いて個人情報を暗号化し、その暗号化された個人情
報を携帯端末へ向けて送信する。
に基づいて使用期限情報を含む個人情報を生成する。こ
の使用期限情報は、短期間であることが望ましい。すな
わち、紛失などで個人の管理から逸脱したときに第三者
の使用を回避するため、例えば1回限り、数時間、数日
などの期間を定めることができる。そして、第1の鍵を
用いて第2の鍵を暗号化し、その暗号化された第2の鍵
を流通装置へ向けて送信する。この流通装置は、自動販
売機などの販売装置が一例としてある。次に、第2の鍵
を用いて個人情報を暗号化し、その暗号化された個人情
報を携帯端末へ向けて送信する。
【0009】これによって、携帯端末では、個人情報を
取得でき、流通装置では、この個人情報を受け取り復号
化して、物品の流通を許可したり拒絶したりすることが
でできる。
取得でき、流通装置では、この個人情報を受け取り復号
化して、物品の流通を許可したり拒絶したりすることが
でできる。
【0010】請求項2の発明は、通信回線に接続可能で
かつ物品の流通に使用する個人情報を管理する管理装置
において、暗号化のための第1の鍵、第2の鍵、及び物
品の流通を希望する個人に関する固有情報を少なくとも
記憶した記憶手段と、前記物品の流通に関して使用する
ための個人情報の取得要求を、通信回線を介して受け取
る受取手段と、前記取得要求及び前記記憶手段に記憶さ
れた固有情報に基づいて使用期限情報を含む個人情報を
生成する生成手段と、記憶手段に記憶した第1の鍵を参
照し、当該第1の鍵によって第2の鍵を暗号化する第1
の暗号化手段と、暗号化された前記第2の鍵を、通信回
線に接続された前記第2の鍵を前記物品を流通するため
の流通装置へ向けて送信する第1の送信手段と、前記第
2の鍵を参照し、当該第2の鍵によって個人情報を暗号
化する第2の暗号化手段と、暗号化された個人情報を、
通信回線に接続された前記物品の流通を要求する携帯端
末へ向けて送信する第2の送信手段と、を備えたことを
特徴とする。
かつ物品の流通に使用する個人情報を管理する管理装置
において、暗号化のための第1の鍵、第2の鍵、及び物
品の流通を希望する個人に関する固有情報を少なくとも
記憶した記憶手段と、前記物品の流通に関して使用する
ための個人情報の取得要求を、通信回線を介して受け取
る受取手段と、前記取得要求及び前記記憶手段に記憶さ
れた固有情報に基づいて使用期限情報を含む個人情報を
生成する生成手段と、記憶手段に記憶した第1の鍵を参
照し、当該第1の鍵によって第2の鍵を暗号化する第1
の暗号化手段と、暗号化された前記第2の鍵を、通信回
線に接続された前記第2の鍵を前記物品を流通するため
の流通装置へ向けて送信する第1の送信手段と、前記第
2の鍵を参照し、当該第2の鍵によって個人情報を暗号
化する第2の暗号化手段と、暗号化された個人情報を、
通信回線に接続された前記物品の流通を要求する携帯端
末へ向けて送信する第2の送信手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0011】本発明は、通信回線に接続可能でかつ物品
の流通に使用する個人情報を管理する管理装置に適用さ
れる。この管理装置は、記憶手段、受取手段、生成手
段、第1の暗号化手段、第1の暗号化手段、第2の暗号
化手段、及び第2の送信手段を備えている。記憶手段に
は、暗号化のための第1の鍵、第2の鍵、及び物品の流
通を希望する個人に関する固有情報を少なくとも記憶し
ている。受取手段は、物品の流通に関して使用するため
の個人情報の取得要求を、通信回線を介して受け取る。
生成手段は、取得要求及び記憶手段に記憶された固有情
報に基づいて使用期限情報を含む個人情報を生成する。
第1の暗号化手段は、記憶手段に記憶した第1の鍵を参
照し、当該第1の鍵によって第2の鍵を暗号化する。第
1の送信手段は、暗号化された第2の鍵を、通信回線に
接続された第2の鍵を物品を流通するための流通装置へ
向けて送信する。第2の暗号化手段は、第2の鍵を参照
し、当該第2の鍵によって個人情報を暗号化する。第2
の送信手段は、暗号化された個人情報を、通信回線に接
続された前記物品の流通を要求する携帯端末へ向けて送
信する。
の流通に使用する個人情報を管理する管理装置に適用さ
れる。この管理装置は、記憶手段、受取手段、生成手
段、第1の暗号化手段、第1の暗号化手段、第2の暗号
化手段、及び第2の送信手段を備えている。記憶手段に
は、暗号化のための第1の鍵、第2の鍵、及び物品の流
通を希望する個人に関する固有情報を少なくとも記憶し
ている。受取手段は、物品の流通に関して使用するため
の個人情報の取得要求を、通信回線を介して受け取る。
生成手段は、取得要求及び記憶手段に記憶された固有情
報に基づいて使用期限情報を含む個人情報を生成する。
第1の暗号化手段は、記憶手段に記憶した第1の鍵を参
照し、当該第1の鍵によって第2の鍵を暗号化する。第
1の送信手段は、暗号化された第2の鍵を、通信回線に
接続された第2の鍵を物品を流通するための流通装置へ
向けて送信する。第2の暗号化手段は、第2の鍵を参照
し、当該第2の鍵によって個人情報を暗号化する。第2
の送信手段は、暗号化された個人情報を、通信回線に接
続された前記物品の流通を要求する携帯端末へ向けて送
信する。
【0012】前記個人情報管理装置では、前記流通装置
を、物品を販売する自動販売機に含むことができる。
を、物品を販売する自動販売機に含むことができる。
【0013】自動販売機は、有価媒体で購入を希望する
場合や携帯電話などによって物品の購入を希望する場合
があり、この場合の情報授受に適用することで、確実な
物品の販売を遂行することができる。
場合や携帯電話などによって物品の購入を希望する場合
があり、この場合の情報授受に適用することで、確実な
物品の販売を遂行することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、通信回線に接続
可能でかつ個人の要求により物品を流通する流通装置に
おいて、暗号化及び復号化のための装置鍵を少なくとも
記憶した記憶手段と、前記物品の流通に使用する個人情
報を管理する管理装置から鍵を含む暗号化情報を受信す
ると共に、前記使用期限情報を含む個人情報による前記
物品の流通要求を携帯端末から受信する受信手段と、記
憶手段に記憶した装置鍵を参照し、当該装置鍵によって
管理装置から送信された鍵を含む暗号化情報を復号化す
る第1の復号化手段と、復号化された鍵によって携帯端
末から送信された個人情報を復号化する第2の復号化手
段と、復号化された個人情報に含まれる使用期限情報
が、現在期限内であることを判定する判定手段と、判定
手段の判定結果に基づいて前記物品の流通を許諾する許
諾手段と、を備えたことを特徴とする。
可能でかつ個人の要求により物品を流通する流通装置に
おいて、暗号化及び復号化のための装置鍵を少なくとも
記憶した記憶手段と、前記物品の流通に使用する個人情
報を管理する管理装置から鍵を含む暗号化情報を受信す
ると共に、前記使用期限情報を含む個人情報による前記
物品の流通要求を携帯端末から受信する受信手段と、記
憶手段に記憶した装置鍵を参照し、当該装置鍵によって
管理装置から送信された鍵を含む暗号化情報を復号化す
る第1の復号化手段と、復号化された鍵によって携帯端
末から送信された個人情報を復号化する第2の復号化手
段と、復号化された個人情報に含まれる使用期限情報
が、現在期限内であることを判定する判定手段と、判定
手段の判定結果に基づいて前記物品の流通を許諾する許
諾手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明は、通信回線に接続可能でかつ個人
の要求により物品を流通する流通装置に適用される。記
憶手段は、暗号化及び復号化のための装置鍵を少なくと
も記憶する。受信手段は、物品の流通に使用する個人情
報を管理する管理装置から鍵を含む暗号化情報を受信す
ると共に、使用期限情報を含む個人情報による物品の流
通要求を携帯端末から受信する。第1の復号化手段は、
記憶手段に記憶した装置鍵を参照し、当該装置鍵によっ
て管理装置から送信された鍵を含む暗号化情報を復号化
する。第2の復号化手段は、復号化された鍵によって携
帯端末から送信された個人情報を復号化する。判定手段
は、復号化された個人情報に含まれる使用期限情報が、
現在期限内であることを判定する。許諾手段は、判定手
段の判定結果に基づいて物品の流通を許諾する。
の要求により物品を流通する流通装置に適用される。記
憶手段は、暗号化及び復号化のための装置鍵を少なくと
も記憶する。受信手段は、物品の流通に使用する個人情
報を管理する管理装置から鍵を含む暗号化情報を受信す
ると共に、使用期限情報を含む個人情報による物品の流
通要求を携帯端末から受信する。第1の復号化手段は、
記憶手段に記憶した装置鍵を参照し、当該装置鍵によっ
て管理装置から送信された鍵を含む暗号化情報を復号化
する。第2の復号化手段は、復号化された鍵によって携
帯端末から送信された個人情報を復号化する。判定手段
は、復号化された個人情報に含まれる使用期限情報が、
現在期限内であることを判定する。許諾手段は、判定手
段の判定結果に基づいて物品の流通を許諾する。
【0016】請求項5の発明は請求項4に記載の流通装
置において、前記許諾手段は、前記使用期限情報が現在
期限外であるときに、前記携帯端末へ向けて使用期限外
であることを表すメッセージ情報を送信するメッセージ
送信手段を含むことを特徴とする。
置において、前記許諾手段は、前記使用期限情報が現在
期限外であるときに、前記携帯端末へ向けて使用期限外
であることを表すメッセージ情報を送信するメッセージ
送信手段を含むことを特徴とする。
【0017】流通装置において、物品の流通の要求がな
された場合、その要求に対応するための使用期限が既に
切れている場合、遂行することができない。このため、
許諾手段が、使用期限情報が現在期限外であると判定し
たときに、携帯端末へ向けて使用期限外であることを表
すメッセージ情報を送信することで、携帯端末すなわち
ユーザが確認することができ、ユーザ側で早期に対応す
ることが可能となる。
された場合、その要求に対応するための使用期限が既に
切れている場合、遂行することができない。このため、
許諾手段が、使用期限情報が現在期限外であると判定し
たときに、携帯端末へ向けて使用期限外であることを表
すメッセージ情報を送信することで、携帯端末すなわち
ユーザが確認することができ、ユーザ側で早期に対応す
ることが可能となる。
【0018】この流通装置は、物品を販売する自動販売
機に適用することがより好ましい。
機に適用することがより好ましい。
【0019】請求項7に記載の発明の物品流通システム
は、請求項2に記載の管理装置と、請求項4に記載の流
通装置と、前記物品の流通を希望する使用期限情報を含
む個人情報の取得要求及び当該個人情報を受け取って前
記物品の流通要求を送信する送受信手段を有する携帯端
末と、を含むことを特徴とする。
は、請求項2に記載の管理装置と、請求項4に記載の流
通装置と、前記物品の流通を希望する使用期限情報を含
む個人情報の取得要求及び当該個人情報を受け取って前
記物品の流通要求を送信する送受信手段を有する携帯端
末と、を含むことを特徴とする。
【0020】すなわち、上述の管理装置と、流通装置と
を通信回線で接続可能な携帯端末とによるシステムを構
築することで、任意の場所から、ユーザが物品の流通を
希望すなわち商品を購入したり、物品の流通をするため
の要求をしたりすることができ、個人の管理下にある情
報で容易かつ確実に物品の流通を行うことができる。
を通信回線で接続可能な携帯端末とによるシステムを構
築することで、任意の場所から、ユーザが物品の流通を
希望すなわち商品を購入したり、物品の流通をするため
の要求をしたりすることができ、個人の管理下にある情
報で容易かつ確実に物品の流通を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は、無
線または有線でネットワーク接続可能なコンピュータ・
ネットワーク・システムに、本発明を適用したものであ
る。
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は、無
線または有線でネットワーク接続可能なコンピュータ・
ネットワーク・システムに、本発明を適用したものであ
る。
【0022】図1には、本発明の実施に供される自動販
売機用ネットワーク・システムの構成を模式的に示して
いる。本実施の形態では、自動販売機用ネットワーク・
システム10は、通信媒体として、インターネットやそ
の他のネットワークとしてのLAN(Local Area Netwo
rk)で代表されるネットワーク12、各国又は各地域の
電話会社が構築・提供する公衆電話網などで代表される
通信網14を含んで構成される。通信網14には、例え
ばPSTN(Public Switched Telephone Network)や
ISDN(Integrated Service Digital Network)が含
まれる。また、通信網14として、さらに、PDC(Pe
rsonal Digital Cellular)やPHS(Personal Handyp
hone System)など各種形式の無線電話網を含むことが
できる。ネットワーク12と通信網14とは、ゲートウ
ェイ・システム(中継装置)18によって相互接続され
ている。
売機用ネットワーク・システムの構成を模式的に示して
いる。本実施の形態では、自動販売機用ネットワーク・
システム10は、通信媒体として、インターネットやそ
の他のネットワークとしてのLAN(Local Area Netwo
rk)で代表されるネットワーク12、各国又は各地域の
電話会社が構築・提供する公衆電話網などで代表される
通信網14を含んで構成される。通信網14には、例え
ばPSTN(Public Switched Telephone Network)や
ISDN(Integrated Service Digital Network)が含
まれる。また、通信網14として、さらに、PDC(Pe
rsonal Digital Cellular)やPHS(Personal Handyp
hone System)など各種形式の無線電話網を含むことが
できる。ネットワーク12と通信網14とは、ゲートウ
ェイ・システム(中継装置)18によって相互接続され
ている。
【0023】インターネットで代表されるネットワーク
12には、ユーザが操作するユーザ・コンピュータ2
0、及び各種のサーバ・コンピュータ22が、それぞれ
モデム、ルータ、TA(ターミナル・アダプタ:Termin
al Adapter)等の接続装置26を介して接続されてい
る。これらのコンピュータは、ネットワーク12を介し
て、相互通信により情報授受が可能な構成である。ま
た、ネットワーク12には、接続装置26を介してネッ
トワーク管理下の自動販売機24が接続されている。
12には、ユーザが操作するユーザ・コンピュータ2
0、及び各種のサーバ・コンピュータ22が、それぞれ
モデム、ルータ、TA(ターミナル・アダプタ:Termin
al Adapter)等の接続装置26を介して接続されてい
る。これらのコンピュータは、ネットワーク12を介し
て、相互通信により情報授受が可能な構成である。ま
た、ネットワーク12には、接続装置26を介してネッ
トワーク管理下の自動販売機24が接続されている。
【0024】ネットワーク12では、モデムやルータ等
の接続装置26を経由して相互接続が可能であり、この
ようなネットワーク上のコンピュータ同士は、例えばT
CP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol)などの所定の通信プロトコルに従って相互
アクセスが可能である。従って、自動販売機用ネットワ
ーク・システム10上には、無数のサーバ・コンピュー
タ(ホスト端末)やユーザ・コンピュータ(ユーザ端
末)、そして自動販売機が接続された構成となる。
の接続装置26を経由して相互接続が可能であり、この
ようなネットワーク上のコンピュータ同士は、例えばT
CP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol)などの所定の通信プロトコルに従って相互
アクセスが可能である。従って、自動販売機用ネットワ
ーク・システム10上には、無数のサーバ・コンピュー
タ(ホスト端末)やユーザ・コンピュータ(ユーザ端
末)、そして自動販売機が接続された構成となる。
【0025】これらコンピュータ・システムは、一部の
コンピュータは各種の資源サービスを有償又は無償で提
供する「サーバ」、他の一部はサーバに対して資源サー
ビスを要求する「クライアント」として稼動する、所謂
サーバ・クライアント・システムとして機能する。すな
わち、本実施の形態では、ユーザ・コンピュータ20、
及び自動販売機24が、「クライアント」として稼動す
る。なお、後述する通信網14に接続可能な携帯端末2
8も、「クライアント」として稼動する。
コンピュータは各種の資源サービスを有償又は無償で提
供する「サーバ」、他の一部はサーバに対して資源サー
ビスを要求する「クライアント」として稼動する、所謂
サーバ・クライアント・システムとして機能する。すな
わち、本実施の形態では、ユーザ・コンピュータ20、
及び自動販売機24が、「クライアント」として稼動す
る。なお、後述する通信網14に接続可能な携帯端末2
8も、「クライアント」として稼動する。
【0026】ここでは、サーバ・コンピュータ22は1
台で説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
く、機能別に分散して複数台で構成してもよい。なお、
コンピュータには、当該コンピュータで指示入力をする
ために、各々キーボード、マウス等の入力装置が設けら
れており、コンピュータによる処理結果等を表示するた
めにディスプレイが設けられている。なお、コンピュー
タは、汎用的かつ一般的なハードウェア構成であるた
め、詳細な説明を省略する。
台で説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
く、機能別に分散して複数台で構成してもよい。なお、
コンピュータには、当該コンピュータで指示入力をする
ために、各々キーボード、マウス等の入力装置が設けら
れており、コンピュータによる処理結果等を表示するた
めにディスプレイが設けられている。なお、コンピュー
タは、汎用的かつ一般的なハードウェア構成であるた
め、詳細な説明を省略する。
【0027】一方、通信網14は、携帯端末等の送受信
装置に対するデータの送受信機能を有する基地局16を
備えている。これによって、携帯端末等の送受信装置
(携帯端末28)は、通信網14を介してネットワーク
12への参加が可能となる。なお、通信網14は、携帯
端末等の送受信装置に対するデータの送受信機能は勿
論、認証機能や位置検出機能等の付与機能を提供できる
ことが好ましい。
装置に対するデータの送受信機能を有する基地局16を
備えている。これによって、携帯端末等の送受信装置
(携帯端末28)は、通信網14を介してネットワーク
12への参加が可能となる。なお、通信網14は、携帯
端末等の送受信装置に対するデータの送受信機能は勿
論、認証機能や位置検出機能等の付与機能を提供できる
ことが好ましい。
【0028】本実施の形態では、自動販売機24は、携
帯端末28との間で無線通信によるユーザ情報授受を可
能とする送受信部24Dを備えている。詳細は後述する
が、サーバ・コンピュータ22はユーザからのID発行
についての管理部として機能し、ユーザが使用可能な短
期有効期限のIDを管理すると共に、複数の自動販売機
からの商品情報を管理する、集中管理をすることができ
る。また、携帯端末28(携帯電話)は、ユーザが携行
するものである。
帯端末28との間で無線通信によるユーザ情報授受を可
能とする送受信部24Dを備えている。詳細は後述する
が、サーバ・コンピュータ22はユーザからのID発行
についての管理部として機能し、ユーザが使用可能な短
期有効期限のIDを管理すると共に、複数の自動販売機
からの商品情報を管理する、集中管理をすることができ
る。また、携帯端末28(携帯電話)は、ユーザが携行
するものである。
【0029】本実施の形態のサーバ・コンピュータ22
は、本発明の管理装置に相当し、自動販売機24は、本
発明の流通装置に相当し、自動販売機用ネットワーク・
システム10は、本発明の物品流通システムに相当す
る。
は、本発明の管理装置に相当し、自動販売機24は、本
発明の流通装置に相当し、自動販売機用ネットワーク・
システム10は、本発明の物品流通システムに相当す
る。
【0030】図2は、本発明の実施の形態にかかる自動
販売機用ネットワーク・システム10の各部構成を機能
的に示したものである。
販売機用ネットワーク・システム10の各部構成を機能
的に示したものである。
【0031】サーバ・コンピュータ22は、制御部22
A、プログラム記憶部22B、ネットワークインタフェ
ース部22C、鍵記憶部22D、及びタイマー部22E
から構成されている。制御部22Aはユーザが使用する
短期有効期限のID運用に関係する処理を実施する機能
部であり、後述する処理ルーチンにより作動する。プロ
グラム記憶部22Bは、後述する処理ルーチンを記憶し
た記憶部であり、鍵記憶部22Dは、秘密鍵や公開鍵を
記憶するためのメモリである。ネットワークインタフェ
ース部22Cは、サーバ・コンピュータ22をネットワ
ーク12に接続して情報授受を可能とするためのインタ
フェース機能部であり、ルータ等の接続装置26を含む
ことができる。なお、タイマー部22Eは現在日時を読
み取るためのものである。
A、プログラム記憶部22B、ネットワークインタフェ
ース部22C、鍵記憶部22D、及びタイマー部22E
から構成されている。制御部22Aはユーザが使用する
短期有効期限のID運用に関係する処理を実施する機能
部であり、後述する処理ルーチンにより作動する。プロ
グラム記憶部22Bは、後述する処理ルーチンを記憶し
た記憶部であり、鍵記憶部22Dは、秘密鍵や公開鍵を
記憶するためのメモリである。ネットワークインタフェ
ース部22Cは、サーバ・コンピュータ22をネットワ
ーク12に接続して情報授受を可能とするためのインタ
フェース機能部であり、ルータ等の接続装置26を含む
ことができる。なお、タイマー部22Eは現在日時を読
み取るためのものである。
【0032】ゲートウェイ・システム18は、処理部1
8A、記憶部18B、ネットワークインタフェース部1
8C、及び送受信部18Dから構成されている。処理部
18Aはゲートウェイ・システム18でデータの授受を
仲介する処理を実施する機能部であり、図示しない処理
ルーチンにより作動する。記憶部18Bは、図示しない
処理ルーチンを記憶した記憶部である。ネットワークイ
ンタフェース部18Cは、ゲートウェイ・システム18
をネットワーク12に接続して情報授受を可能とするた
めのインタフェース機能部であり、ルータ等の接続装置
26を含むことができる。送受信部18Dは、外部の装
置(例えば携帯端末28)と無線通信により情報授受す
るための送受信を行う機能部である。
8A、記憶部18B、ネットワークインタフェース部1
8C、及び送受信部18Dから構成されている。処理部
18Aはゲートウェイ・システム18でデータの授受を
仲介する処理を実施する機能部であり、図示しない処理
ルーチンにより作動する。記憶部18Bは、図示しない
処理ルーチンを記憶した記憶部である。ネットワークイ
ンタフェース部18Cは、ゲートウェイ・システム18
をネットワーク12に接続して情報授受を可能とするた
めのインタフェース機能部であり、ルータ等の接続装置
26を含むことができる。送受信部18Dは、外部の装
置(例えば携帯端末28)と無線通信により情報授受す
るための送受信を行う機能部である。
【0033】自動販売機24は、処理部24A,記憶部
24B,ネットワークインタフェース部24C、送受信
部24D、自販機機構部24E、入力部24Fから構成
されている。処理部24Aは、記憶部24Bに記憶され
た処理プログラムに従って各種処理を実行する制御を司
る。すなわち、処理部24Aは、サーバ・コンピュータ
22へ鍵情報を送信したり、自動販売機24の各動作機
構である自販機機構部24Eを制御したりする。記憶部
24Bは、図示しない処理ルーチンを記憶した記憶部で
ある。ネットワークインタフェース部18Cは、自動販
売機24をネットワーク12に接続して情報授受を可能
とするためのインタフェース機能部であり、ルータ等の
接続装置26を含むことができる。送受信部24Dは、
外部の装置(特に自動販売機24で商品を購入するユー
ザの携帯端末28)と無線通信(例えばブルートゥー
ス:bluetoothなど)により情報授受するための送受信
を行う機能部である。自販機機構部24Eは、自動販売
機24の各動作機構であり、入力部24Fはテンキーな
どの自動販売機24へデータを入力するための機能部で
ある。
24B,ネットワークインタフェース部24C、送受信
部24D、自販機機構部24E、入力部24Fから構成
されている。処理部24Aは、記憶部24Bに記憶され
た処理プログラムに従って各種処理を実行する制御を司
る。すなわち、処理部24Aは、サーバ・コンピュータ
22へ鍵情報を送信したり、自動販売機24の各動作機
構である自販機機構部24Eを制御したりする。記憶部
24Bは、図示しない処理ルーチンを記憶した記憶部で
ある。ネットワークインタフェース部18Cは、自動販
売機24をネットワーク12に接続して情報授受を可能
とするためのインタフェース機能部であり、ルータ等の
接続装置26を含むことができる。送受信部24Dは、
外部の装置(特に自動販売機24で商品を購入するユー
ザの携帯端末28)と無線通信(例えばブルートゥー
ス:bluetoothなど)により情報授受するための送受信
を行う機能部である。自販機機構部24Eは、自動販売
機24の各動作機構であり、入力部24Fはテンキーな
どの自動販売機24へデータを入力するための機能部で
ある。
【0034】携帯端末28は、携帯電話などの通信機能
を有する携帯可能な端末装置であり、処理部28A,記
憶部28B,第1の送受信部28C、第2の送受信部2
8D、入力部28Eから構成されている。処理部28A
は、記憶部28Bに記憶された処理プログラムに従って
各種処理を実行する制御を司る。すなわち、処理部28
Aは、基本機能である通信処理をしたり、サーバ・コン
ピュータ22へ向けてID発行要求を送信したり、自動
販売機24へ商品購入要求を送信したりする制御を実行
する。記憶部28Bは、図示しない処理ルーチンを記憶
した記憶部である。第1の送受信部28Cは、携帯端末
28をネットワーク12に接続してサーバ・コンピュー
タ22との間で情報授受を可能とするためのインタフェ
ース機能部である。第2の送受信部24Dは、外部の装
置(自動販売機24や販促装置36)と無線通信(例え
ばブルートゥース:bluetoothなど)によりユーザID
を授受するための送受信を行う機能部である。入力部2
8Eは、テンキーなどの携帯端末28においてデータを
入力するための機能部である。
を有する携帯可能な端末装置であり、処理部28A,記
憶部28B,第1の送受信部28C、第2の送受信部2
8D、入力部28Eから構成されている。処理部28A
は、記憶部28Bに記憶された処理プログラムに従って
各種処理を実行する制御を司る。すなわち、処理部28
Aは、基本機能である通信処理をしたり、サーバ・コン
ピュータ22へ向けてID発行要求を送信したり、自動
販売機24へ商品購入要求を送信したりする制御を実行
する。記憶部28Bは、図示しない処理ルーチンを記憶
した記憶部である。第1の送受信部28Cは、携帯端末
28をネットワーク12に接続してサーバ・コンピュー
タ22との間で情報授受を可能とするためのインタフェ
ース機能部である。第2の送受信部24Dは、外部の装
置(自動販売機24や販促装置36)と無線通信(例え
ばブルートゥース:bluetoothなど)によりユーザID
を授受するための送受信を行う機能部である。入力部2
8Eは、テンキーなどの携帯端末28においてデータを
入力するための機能部である。
【0035】本実施の形態の鍵記憶部22Dは、本発明
の管理装置の記憶手段に相当し、記憶部24Bは、本発
明の流通装置の記憶手段に相当する。
の管理装置の記憶手段に相当し、記憶部24Bは、本発
明の流通装置の記憶手段に相当する。
【0036】次に、本実施形態の作用を図3乃至図6を
参照して説明する。本実施の形態にかかる自動販売機用
ネットワーク・システム10では、まず、ユーザUsが
自動販売機24で商品38を購入することを想定する。
このとき、ユーザUsは携帯端末28を携帯しているも
のとする。なお、ユーザUsが商品38を購入する以前
にユーザUsからサーバ・コンピュータ22へID取得
の要請を行い、それに伴ってサーバ・コンピュータ22
から短期有効期限のIDをユーザUs側で取得するもの
とする。
参照して説明する。本実施の形態にかかる自動販売機用
ネットワーク・システム10では、まず、ユーザUsが
自動販売機24で商品38を購入することを想定する。
このとき、ユーザUsは携帯端末28を携帯しているも
のとする。なお、ユーザUsが商品38を購入する以前
にユーザUsからサーバ・コンピュータ22へID取得
の要請を行い、それに伴ってサーバ・コンピュータ22
から短期有効期限のIDをユーザUs側で取得するもの
とする。
【0037】図3には、サーバ・コンピュータ22、自
動販売機24、及び携帯端末28の間における情報の流
れを示した。まず、ユーザUsは携帯端末28によりサ
ーバ・コンピュータ22に対してID発行を要求する
(プロセス)。このIDは、ユーザUsが携帯端末2
8を用いて商品38を購入するときに使用するものであ
り、クレジットカードなどのように料金を精算するとき
に用いるためのデータである。
動販売機24、及び携帯端末28の間における情報の流
れを示した。まず、ユーザUsは携帯端末28によりサ
ーバ・コンピュータ22に対してID発行を要求する
(プロセス)。このIDは、ユーザUsが携帯端末2
8を用いて商品38を購入するときに使用するものであ
り、クレジットカードなどのように料金を精算するとき
に用いるためのデータである。
【0038】サーバ・コンピュータ22は、暗号化及び
復号化のための鍵を記憶している。この鍵には、自動販
売機24で暗号を復号化するときに用いる共通鍵30、
及び秘密鍵36を少なくとも含んでいる。また、秘密鍵
36は公開鍵32と一対の鍵であり、暗号化は公開鍵3
2を用いてなされる。なお、周知のように、秘密鍵及公
開鍵による暗号化は、自己の秘密鍵と参照する側の公開
鍵との双方を用いて行うことが一般的である。そこで、
本実施の形態では、自動販売機24が主体となる場合の
鍵を秘密鍵36及び公開鍵32とし、サーバ・コンピュ
ータ22が主体となる場合の鍵を秘密鍵36S及び公開
鍵32Sとする。
復号化のための鍵を記憶している。この鍵には、自動販
売機24で暗号を復号化するときに用いる共通鍵30、
及び秘密鍵36を少なくとも含んでいる。また、秘密鍵
36は公開鍵32と一対の鍵であり、暗号化は公開鍵3
2を用いてなされる。なお、周知のように、秘密鍵及公
開鍵による暗号化は、自己の秘密鍵と参照する側の公開
鍵との双方を用いて行うことが一般的である。そこで、
本実施の形態では、自動販売機24が主体となる場合の
鍵を秘密鍵36及び公開鍵32とし、サーバ・コンピュ
ータ22が主体となる場合の鍵を秘密鍵36S及び公開
鍵32Sとする。
【0039】携帯端末28からのID発行を要求に応じ
てサーバ・コンピュータ22は、携帯端末28のユーザ
Usに対してIDを発行すると共に、そのIDの使用期
限を設定することによって、使用期限が付加されたID
34を生成する(プロセス)。以下、使用期限が付加
されたID34を期限付ID34という。このとき、ユ
ーザUsからIDを使用するときのパスワード(暗証番
号など)を受け取り(プロセス)、パスワード及び使
用期限が付加されたIDを暗号化した期限付暗号ID4
2を生成する(プロセス)。
てサーバ・コンピュータ22は、携帯端末28のユーザ
Usに対してIDを発行すると共に、そのIDの使用期
限を設定することによって、使用期限が付加されたID
34を生成する(プロセス)。以下、使用期限が付加
されたID34を期限付ID34という。このとき、ユ
ーザUsからIDを使用するときのパスワード(暗証番
号など)を受け取り(プロセス)、パスワード及び使
用期限が付加されたIDを暗号化した期限付暗号ID4
2を生成する(プロセス)。
【0040】なお、ユーザUsから受け取るパスワード
は、携帯端末28から送信されるが、この携帯端末28
を識別するための端末固有データ(例えば、電話番号や
製造番号)をパスワードと共に受け取ることができる。
この場合、プロセスでは、パスワード、使用期限及び
端末固有データが付加されたIDを暗号化した期限付暗
号ID42を生成する。
は、携帯端末28から送信されるが、この携帯端末28
を識別するための端末固有データ(例えば、電話番号や
製造番号)をパスワードと共に受け取ることができる。
この場合、プロセスでは、パスワード、使用期限及び
端末固有データが付加されたIDを暗号化した期限付暗
号ID42を生成する。
【0041】次にサーバ・コンピュータ22は共通鍵3
0を自動販売機24へ送出し(プロセス)、期限付暗
号ID42を携帯端末28へ送出する(プロセス)。
0を自動販売機24へ送出し(プロセス)、期限付暗
号ID42を携帯端末28へ送出する(プロセス)。
【0042】ユーザUsが自動販売機24で商品38を
購入するとき、携帯端末28を用いた精算をするべく操
作する。このとき、携帯端末28からは、サーバ・コン
ピュータ22から送出された期限付暗号ID42をその
まま自動販売機24へ送信する(プロセス)。自動販
売機24では、受け取った期限付暗号ID42を共通鍵
30及び秘密鍵36を用いて復号し、商品38の販売を
拒否したり許諾したりし(プロセス)、その精算に関
する精算データ44を生成する(プロセス)。この精
算データ44は、サーバ・コンピュータ22へ送信され
(プロセス(10)、図中は丸記号)、サーバ・コンピュー
タ22ではその精算データ44を蓄積する(プロセス(1
1)、図中は丸記号)。
購入するとき、携帯端末28を用いた精算をするべく操
作する。このとき、携帯端末28からは、サーバ・コン
ピュータ22から送出された期限付暗号ID42をその
まま自動販売機24へ送信する(プロセス)。自動販
売機24では、受け取った期限付暗号ID42を共通鍵
30及び秘密鍵36を用いて復号し、商品38の販売を
拒否したり許諾したりし(プロセス)、その精算に関
する精算データ44を生成する(プロセス)。この精
算データ44は、サーバ・コンピュータ22へ送信され
(プロセス(10)、図中は丸記号)、サーバ・コンピュー
タ22ではその精算データ44を蓄積する(プロセス(1
1)、図中は丸記号)。
【0043】なお、上記プロセスで、商品38の販売
の拒否や許諾時には、携帯端末28から送信されるユー
ザUsからのパスワードや携帯端末28を識別するため
の端末固有データを受け取って、この受け取ったデータ
の信憑性を判断することにより行うことができる。
の拒否や許諾時には、携帯端末28から送信されるユー
ザUsからのパスワードや携帯端末28を識別するため
の端末固有データを受け取って、この受け取ったデータ
の信憑性を判断することにより行うことができる。
【0044】次に、上述のように商品38の購入・販売
に当たっての鍵の生成や流通について詳細に説明する。
図4には、商品38の購入・販売に当たっての鍵の生成
や流通の流れを示した。
に当たっての鍵の生成や流通について詳細に説明する。
図4には、商品38の購入・販売に当たっての鍵の生成
や流通の流れを示した。
【0045】まず、自動販売機24の公開鍵32(及び
サーバ・コンピュータ22の秘密鍵36S)を用いて共
通鍵30を暗号化して暗号化の共通鍵40を生成する。
この暗号化の共通鍵40は自動販売機24へ送出され
(図3のプロセス)、自動販売機24では、秘密鍵3
6を用いて復号することで共通鍵30を得る。また、サ
ーバ・コンピュータ22は、期限付ID34を共通鍵3
0により暗号化して期限付暗号ID42を得る。この期
限付暗号ID42は携帯端末28へ送出され、携帯端末
28で記憶される。
サーバ・コンピュータ22の秘密鍵36S)を用いて共
通鍵30を暗号化して暗号化の共通鍵40を生成する。
この暗号化の共通鍵40は自動販売機24へ送出され
(図3のプロセス)、自動販売機24では、秘密鍵3
6を用いて復号することで共通鍵30を得る。また、サ
ーバ・コンピュータ22は、期限付ID34を共通鍵3
0により暗号化して期限付暗号ID42を得る。この期
限付暗号ID42は携帯端末28へ送出され、携帯端末
28で記憶される。
【0046】ユーザUsは、携帯端末28により販売要
求を自動販売機24へ行うとき、期限付暗号ID42が
自動販売機24へ送信される(図3のプロセス)。自
動販売機24では、受信した期限付暗号ID42を共通
鍵30で復号し、期限付ID34を得る。この期限付I
D34のIDの使用期限が現在許容されるとき、商品3
8の販売処理を行う(図3のプロセス)。
求を自動販売機24へ行うとき、期限付暗号ID42が
自動販売機24へ送信される(図3のプロセス)。自
動販売機24では、受信した期限付暗号ID42を共通
鍵30で復号し、期限付ID34を得る。この期限付I
D34のIDの使用期限が現在許容されるとき、商品3
8の販売処理を行う(図3のプロセス)。
【0047】従って、期限付暗号ID42を復号する処
理に用いる鍵(共通鍵30)を、事前に暗号化の共通鍵
40として受け取り、その暗号化の共通鍵40を自動販
売機24の秘密鍵36で復号するので、ユーザUsの商
品38の購入時に授受されるデータからIDや使用期限
を解析したり、改ざんしたりすることを防止することが
できる。また、期限付暗号ID42が解読された場合で
あっても、IDは使用期限があるため、使用期限を越え
た使用をすることはできない。このため、不正利用を防
止することができる。
理に用いる鍵(共通鍵30)を、事前に暗号化の共通鍵
40として受け取り、その暗号化の共通鍵40を自動販
売機24の秘密鍵36で復号するので、ユーザUsの商
品38の購入時に授受されるデータからIDや使用期限
を解析したり、改ざんしたりすることを防止することが
できる。また、期限付暗号ID42が解読された場合で
あっても、IDは使用期限があるため、使用期限を越え
た使用をすることはできない。このため、不正利用を防
止することができる。
【0048】なお、上述のようにユーザUsから受け取
るパスワード及び携帯端末28の端末固有データを含ん
で期限付暗号ID42が生成された場合、商品38の販
売の拒否や許諾時には、携帯端末28から送信されるユ
ーザUsからのパスワードや携帯端末28を識別するた
めの端末固有データを受け取って、この受け取ったデー
タの信憑性を判断することにより行うことができる。
るパスワード及び携帯端末28の端末固有データを含ん
で期限付暗号ID42が生成された場合、商品38の販
売の拒否や許諾時には、携帯端末28から送信されるユ
ーザUsからのパスワードや携帯端末28を識別するた
めの端末固有データを受け取って、この受け取ったデー
タの信憑性を判断することにより行うことができる。
【0049】次に、自動販売機用ネットワーク・システ
ム10の各装置の作動を説明する。まず、次に、サーバ
・コンピュータ22の処理を詳細に説明する。サーバ・
コンピュータ22では、図5に示す処理ルーチンが所定
期間毎に実行される。 図5のステップ100では、携
帯端末28からの要求情報を受信したか否かを判断す
る。この要求情報は、上述のようにユーザUsが携帯端
末28を用いて商品38を購入するためのID発行の要
請を表すものである。ステップ100で否定されると、
そのまま本ルーチンを終了し、肯定されるとステップ1
02へ進む。
ム10の各装置の作動を説明する。まず、次に、サーバ
・コンピュータ22の処理を詳細に説明する。サーバ・
コンピュータ22では、図5に示す処理ルーチンが所定
期間毎に実行される。 図5のステップ100では、携
帯端末28からの要求情報を受信したか否かを判断す
る。この要求情報は、上述のようにユーザUsが携帯端
末28を用いて商品38を購入するためのID発行の要
請を表すものである。ステップ100で否定されると、
そのまま本ルーチンを終了し、肯定されるとステップ1
02へ進む。
【0050】ステップ102では、ユーザUsに対して
IDを発行し、次のステップ104において、ステップ
102で発行したIDに使用期限を設定する。このID
発行は、携帯端末28からの要求情報を受信するときに
含まれるユーザUsを識別するためのユーザIDとは異
なり、後述する商品38などを購入するときに用いる精
算に関するIDである。
IDを発行し、次のステップ104において、ステップ
102で発行したIDに使用期限を設定する。このID
発行は、携帯端末28からの要求情報を受信するときに
含まれるユーザUsを識別するためのユーザIDとは異
なり、後述する商品38などを購入するときに用いる精
算に関するIDである。
【0051】また、ID発行では、携帯端末28からの
要求情報を受信するときに含まれるユーザUsを識別す
るためのユーザIDに対して予め定めた条件や規則に従
って、ユーザUsに固有のIDを発行する。この固有の
IDは、ユーザUsのユーザIDに対して関連づけられ
る。
要求情報を受信するときに含まれるユーザUsを識別す
るためのユーザIDに対して予め定めた条件や規則に従
って、ユーザUsに固有のIDを発行する。この固有の
IDは、ユーザUsのユーザIDに対して関連づけられ
る。
【0052】上記発行されるIDは、発行の度に異なる
IDが発行される。これにより、同一のIDによる不正
利用を抑止できる。また、このIDは、サーバ・コンピ
ュータ22において発行からその利用まで、時間管理
(時刻管理)される。また、発行されるIDは、そのI
Dを管理運営する企業体に対応して設定される。すなわ
ち、サーバ・コンピュータ22においてIDを一元管理
することに限定されるものではなく、サーバ・コンピュ
ータ22内で管理運営するIDシステムが複数存在して
もよい。
IDが発行される。これにより、同一のIDによる不正
利用を抑止できる。また、このIDは、サーバ・コンピ
ュータ22において発行からその利用まで、時間管理
(時刻管理)される。また、発行されるIDは、そのI
Dを管理運営する企業体に対応して設定される。すなわ
ち、サーバ・コンピュータ22においてIDを一元管理
することに限定されるものではなく、サーバ・コンピュ
ータ22内で管理運営するIDシステムが複数存在して
もよい。
【0053】上記ステップ104で設定する使用期限
は、予め定めた標準的でかつ短期間の期限であり、例え
ば、1回限り、1日、1週間などの期限が採用される。
なお、この使用期限は、ユーザにより選択したり設定し
たりするようにしてもよく、サーバ・コンピュータ22
側で設定するようにしてもよい。
は、予め定めた標準的でかつ短期間の期限であり、例え
ば、1回限り、1日、1週間などの期限が採用される。
なお、この使用期限は、ユーザにより選択したり設定し
たりするようにしてもよく、サーバ・コンピュータ22
側で設定するようにしてもよい。
【0054】次のステップ106では、携帯端末28か
らのパスワードを受信するまで否定判断を繰り返す。こ
のパスワードは、上述のように、携帯端末28によりユ
ーザUsが商品38を購入するときに期限付ID34
(期限付暗号ID42)の使用者であることを認定する
場合に用いるものであり、期限付ID34(期限付暗号
ID42)に含まれると共に、商品38の購入時には、
ユーザUsが入力による送信を行う。
らのパスワードを受信するまで否定判断を繰り返す。こ
のパスワードは、上述のように、携帯端末28によりユ
ーザUsが商品38を購入するときに期限付ID34
(期限付暗号ID42)の使用者であることを認定する
場合に用いるものであり、期限付ID34(期限付暗号
ID42)に含まれると共に、商品38の購入時には、
ユーザUsが入力による送信を行う。
【0055】なお、上記ユーザUsから受け取るパスワ
ードに、携帯端末28を識別するための端末固有データ
(例えば、電話番号や製造番号)を付加して受け取るこ
とができる。
ードに、携帯端末28を識別するための端末固有データ
(例えば、電話番号や製造番号)を付加して受け取るこ
とができる。
【0056】ステップ106で肯定されると、ステップ
108へ進み、期限付ID34の公開鍵32を読み取
り、次のステップ110で共通鍵30を公開鍵32で暗
号化する。次のステップ112では、上記ステップ11
0で暗号化した共通鍵30(暗号化の共通鍵40)を自
動販売機24へ送出する。この送出された暗号化の共通
鍵40は、自動販売機24おいて、予め記憶されている
秘密鍵36を用いて復号され、共通鍵30が自動販売機
24に記憶保持される。
108へ進み、期限付ID34の公開鍵32を読み取
り、次のステップ110で共通鍵30を公開鍵32で暗
号化する。次のステップ112では、上記ステップ11
0で暗号化した共通鍵30(暗号化の共通鍵40)を自
動販売機24へ送出する。この送出された暗号化の共通
鍵40は、自動販売機24おいて、予め記憶されている
秘密鍵36を用いて復号され、共通鍵30が自動販売機
24に記憶保持される。
【0057】なお、上記暗号化をする場合、ハッシュ関
数などを用いた正当性確認情報を付加することができ
る。この正当性確認情報の付加により、自動販売機24
において復号するときの正当性の確認精度を向上するこ
とができる。
数などを用いた正当性確認情報を付加することができ
る。この正当性確認情報の付加により、自動販売機24
において復号するときの正当性の確認精度を向上するこ
とができる。
【0058】次のステップ114では、上記ステップ1
02で発行されたIDを共通鍵30で暗号化する。この
暗号化するデータは、ステップ104で設定された使用
期限が付与されたID、すなわち期限付ID34であ
り、さらにステップ106で受信したパスワードを含ん
でいる。次のステップ116では、上記ステップ114
で暗号化したIDを携帯端末28へ送信する。この送信
されたパスワードを含む期限付暗号ID42は、該当す
るユーザIDの携帯端末28で受信され、記憶される。
この場合、携帯端末28では、期限付暗号ID42を復
号することなく、そのまま記憶する。これによって、期
限付暗号ID42に含まれるIDやパスワードなどのデ
ータの秘匿性が維持できる。
02で発行されたIDを共通鍵30で暗号化する。この
暗号化するデータは、ステップ104で設定された使用
期限が付与されたID、すなわち期限付ID34であ
り、さらにステップ106で受信したパスワードを含ん
でいる。次のステップ116では、上記ステップ114
で暗号化したIDを携帯端末28へ送信する。この送信
されたパスワードを含む期限付暗号ID42は、該当す
るユーザIDの携帯端末28で受信され、記憶される。
この場合、携帯端末28では、期限付暗号ID42を復
号することなく、そのまま記憶する。これによって、期
限付暗号ID42に含まれるIDやパスワードなどのデ
ータの秘匿性が維持できる。
【0059】上記ステップ114では、上記パスワード
及び端末固有データを受け取った場合には、暗号化する
データは、端末固有データを含むものである。これによ
って、パスワードと端末固有データの組み合わせによる
データの秘匿性を有させることができる。
及び端末固有データを受け取った場合には、暗号化する
データは、端末固有データを含むものである。これによ
って、パスワードと端末固有データの組み合わせによる
データの秘匿性を有させることができる。
【0060】なお、上記IDを暗号化をする場合、ハッ
シュ関数などを用いた正当性確認情報を付加することが
できる。この正当性確認情報の付加により、携帯端末2
8から自動販売機24へ送信される期限付暗号ID42
を、自動販売機24において復号するときの正当性の確
認精度を向上することができる。
シュ関数などを用いた正当性確認情報を付加することが
できる。この正当性確認情報の付加により、携帯端末2
8から自動販売機24へ送信される期限付暗号ID42
を、自動販売機24において復号するときの正当性の確
認精度を向上することができる。
【0061】また、携帯端末28から受信したパスワー
ドを含む期限付ID34を暗号化した場合を説明した
が、この期限付暗号ID42を使用するための認証コー
ド(パスワード)を、携帯端末28側でさらに追加して
もよい。
ドを含む期限付ID34を暗号化した場合を説明した
が、この期限付暗号ID42を使用するための認証コー
ド(パスワード)を、携帯端末28側でさらに追加して
もよい。
【0062】次のステップ118では、自動販売機24
からの精算データ44を受信するまで否定判断を繰り返
す。この精算データ44は、上述のように、携帯端末2
8によりユーザUsが商品38を購入した場合の精算に
関連する情報であり、販売料金、ID、販売日時、販売
品名などのデータから構成される。
からの精算データ44を受信するまで否定判断を繰り返
す。この精算データ44は、上述のように、携帯端末2
8によりユーザUsが商品38を購入した場合の精算に
関連する情報であり、販売料金、ID、販売日時、販売
品名などのデータから構成される。
【0063】ステップ118で肯定されると、ステップ
120へ進み、ステップ118で受信した自動販売機2
4からの精算データ44をメモリ(鍵記憶部22Dな
ど)に蓄積し、本ルーチンを終了する。サーバ・コンピ
ュータ22では、逐次または予め定めた所定時間毎に、
ステップ120で蓄積した精算データ44をユーザUs
毎に分類して精算処理を行う。この精算処理は、ユーザ
Usに対して料金を請求したり、料金を徴収する企業に
対してユーザUsの使用料金を請求したりする処理であ
る。
120へ進み、ステップ118で受信した自動販売機2
4からの精算データ44をメモリ(鍵記憶部22Dな
ど)に蓄積し、本ルーチンを終了する。サーバ・コンピ
ュータ22では、逐次または予め定めた所定時間毎に、
ステップ120で蓄積した精算データ44をユーザUs
毎に分類して精算処理を行う。この精算処理は、ユーザ
Usに対して料金を請求したり、料金を徴収する企業に
対してユーザUsの使用料金を請求したりする処理であ
る。
【0064】なお、サーバ・コンピュータ22では、上
述の処理ルーチンが所定期間毎に実行される場合を説明
したが、共通鍵30に使用期限が設定されている場合に
は、使用期限以前に自動的に実行してもよい。この場
合、サーバ・コンピュータ22で使用期限を管理して期
限が切れる所定時間以前に実行してもよく、自動販売機
24で使用期限を管理して期限が切れる所定時間以前に
サーバ・コンピュータ22へ再発行の要請を行い、これ
を受け取って実行するようにしてもよい。
述の処理ルーチンが所定期間毎に実行される場合を説明
したが、共通鍵30に使用期限が設定されている場合に
は、使用期限以前に自動的に実行してもよい。この場
合、サーバ・コンピュータ22で使用期限を管理して期
限が切れる所定時間以前に実行してもよく、自動販売機
24で使用期限を管理して期限が切れる所定時間以前に
サーバ・コンピュータ22へ再発行の要請を行い、これ
を受け取って実行するようにしてもよい。
【0065】上記図5の処理は本発明の管理装置の機能
に相当し、具体的にはステップ100の処理が本発明の
受取手段の機能に相当し、ステップ102乃至106の
処理が本発明の生成手段の機能に相当し、ステップ11
0の処理が第1の暗号化手段の機能に相当し、ステップ
114の処理が第2の暗号化手段の機能に相当し、ステ
ップ112の処理が第1の送信手段の機能に相当し、ス
テップ116の処理が第2の送信手段の機能に相当す
る。
に相当し、具体的にはステップ100の処理が本発明の
受取手段の機能に相当し、ステップ102乃至106の
処理が本発明の生成手段の機能に相当し、ステップ11
0の処理が第1の暗号化手段の機能に相当し、ステップ
114の処理が第2の暗号化手段の機能に相当し、ステ
ップ112の処理が第1の送信手段の機能に相当し、ス
テップ116の処理が第2の送信手段の機能に相当す
る。
【0066】次に、自動販売機24の作動を詳細に説明
する。自動販売機24では、図6に示す処理ルーチンが
実行される。 図6のステップ130では、サーバ・コ
ンピュータ22から送信された鍵を受信したか否かを判
断する。すなわち自動販売機24では、ユーザUsが購
入希望した商品38を精算するために携帯端末28によ
り商品38を指示したりパスワードを入力したりするデ
ータが読み取られる。また、このとき、携帯端末28か
ら期限付暗号ID42が送信される。この期限付暗号I
D42を復号するための共通鍵30を、事前に受け取る
必要がある(図4参照)。
する。自動販売機24では、図6に示す処理ルーチンが
実行される。 図6のステップ130では、サーバ・コ
ンピュータ22から送信された鍵を受信したか否かを判
断する。すなわち自動販売機24では、ユーザUsが購
入希望した商品38を精算するために携帯端末28によ
り商品38を指示したりパスワードを入力したりするデ
ータが読み取られる。また、このとき、携帯端末28か
ら期限付暗号ID42が送信される。この期限付暗号I
D42を復号するための共通鍵30を、事前に受け取る
必要がある(図4参照)。
【0067】そこで、ステップ130では、サーバ・コ
ンピュータ22からの鍵を受信するまで否定判断を繰り
返し、肯定されると、ステップ132へ進む。ステップ
132では、ステップ130で受け取ったデータ(鍵)
を復号するための予め記憶された秘密鍵36を読み取
る。次のステップ134では、秘密鍵36を用いて上記
読み取ったデータ(鍵)を復号する。これによって、暗
号化の共通鍵40が復号された共通鍵30を得ることが
できる。この共通鍵30は記憶部24Bに一時的に記憶
される。
ンピュータ22からの鍵を受信するまで否定判断を繰り
返し、肯定されると、ステップ132へ進む。ステップ
132では、ステップ130で受け取ったデータ(鍵)
を復号するための予め記憶された秘密鍵36を読み取
る。次のステップ134では、秘密鍵36を用いて上記
読み取ったデータ(鍵)を復号する。これによって、暗
号化の共通鍵40が復号された共通鍵30を得ることが
できる。この共通鍵30は記憶部24Bに一時的に記憶
される。
【0068】なお、上記暗号化の共通鍵40を復号する
場合、ハッシュ関数などを用いた正当性確認情報により
正当性を確認することができる。また、サーバ・コンピ
ュータ22から受け取る暗号化の共通鍵40は、単一の
ものに限定されない。例えば、サーバ・コンピュータ2
2で管理している複数の企業体の各々のものを複数受け
取って、記憶するようにしてもよい。
場合、ハッシュ関数などを用いた正当性確認情報により
正当性を確認することができる。また、サーバ・コンピ
ュータ22から受け取る暗号化の共通鍵40は、単一の
ものに限定されない。例えば、サーバ・コンピュータ2
2で管理している複数の企業体の各々のものを複数受け
取って、記憶するようにしてもよい。
【0069】次のステップ136では、携帯端末28か
らの購入要求データを受信するまで否定判断を繰り返
し、肯定されると、ステップ138へ進む。ステップ1
38では、携帯端末28から送信された各種データを受
信する。この各種データには、期限付暗号ID42、パ
スワード、商品指示を表すデータがある。次のステップ
140では、ステップ138で読み取った期限付暗号I
D42を復号する。この復号は、ステップ134で得ら
れかつ記憶した共通鍵30を用いる。
らの購入要求データを受信するまで否定判断を繰り返
し、肯定されると、ステップ138へ進む。ステップ1
38では、携帯端末28から送信された各種データを受
信する。この各種データには、期限付暗号ID42、パ
スワード、商品指示を表すデータがある。次のステップ
140では、ステップ138で読み取った期限付暗号I
D42を復号する。この復号は、ステップ134で得ら
れかつ記憶した共通鍵30を用いる。
【0070】次のステップ142では、期限付ID34
の使用期限が現在許容状態であるか否かを判断する。な
お、このステップ142の判断には、期限付ID34に
含まれるIDの正規のユーザUsであることを認定する
ために、期限付ID34に含まれるパスワードと携帯端
末28から送信されたパスワードとを照合し、一致する
か否かの判断を含む。ステップ142で肯定された場合
には、ステップ144へ進み、否定された場合には、ス
テップ150へ進む。
の使用期限が現在許容状態であるか否かを判断する。な
お、このステップ142の判断には、期限付ID34に
含まれるIDの正規のユーザUsであることを認定する
ために、期限付ID34に含まれるパスワードと携帯端
末28から送信されたパスワードとを照合し、一致する
か否かの判断を含む。ステップ142で肯定された場合
には、ステップ144へ進み、否定された場合には、ス
テップ150へ進む。
【0071】なお、上述のようにユーザUsから受け取
るパスワード及び携帯端末28の端末固有データを含ん
で期限付暗号ID42が生成された場合、上記ステップ
142の判断は、携帯端末28から送信された端末固有
データの一致性を判断することを含むようにすれば、携
帯端末から送信されるデータの正規性をさらに精度よく
判別することができる。
るパスワード及び携帯端末28の端末固有データを含ん
で期限付暗号ID42が生成された場合、上記ステップ
142の判断は、携帯端末28から送信された端末固有
データの一致性を判断することを含むようにすれば、携
帯端末から送信されるデータの正規性をさらに精度よく
判別することができる。
【0072】ステップ144では、期限付ID34に含
まれるIDが正規のユーザUsのものであることが認定
されたため、商品38の販売処理を実行し、次のステッ
プ146において販売データを生成する。この販売デー
タは、上述の精算データ44であり、ステップ144で
販売された商品38の料金、商品名、ID、販売年月日
日時、販売場所などのデータから構成される。この販売
データ(精算データ44)は、次のステップ148で、
サーバ・コンピュータ22へ向けて送信される。
まれるIDが正規のユーザUsのものであることが認定
されたため、商品38の販売処理を実行し、次のステッ
プ146において販売データを生成する。この販売デー
タは、上述の精算データ44であり、ステップ144で
販売された商品38の料金、商品名、ID、販売年月日
日時、販売場所などのデータから構成される。この販売
データ(精算データ44)は、次のステップ148で、
サーバ・コンピュータ22へ向けて送信される。
【0073】なお、精算データ44である販売データ
は、そのまま自動販売機24内部(例えば、記憶部24
B)に記憶してもよいが、秘匿性を高めるため、自動販
売機24内部で暗号化して、その暗号化した精算データ
44を記憶することが好ましい。この場合、秘匿性を高
めるため、サーバ・コンピュータ22の公開鍵を含めて
暗号化することで、自動販売機24自体で復号化を困難
にすることが好ましい。
は、そのまま自動販売機24内部(例えば、記憶部24
B)に記憶してもよいが、秘匿性を高めるため、自動販
売機24内部で暗号化して、その暗号化した精算データ
44を記憶することが好ましい。この場合、秘匿性を高
めるため、サーバ・コンピュータ22の公開鍵を含めて
暗号化することで、自動販売機24自体で復号化を困難
にすることが好ましい。
【0074】一方、ステップ150では、期限付ID3
4に含まれるIDが正規のユーザUsであることが否定
されたまたは現在時間が使用期限を越えているため、対
応処理が実行された後に本ルーチンを終了する。この対
応処理は、メッセージ情報処理や再発行要請処理があ
る。
4に含まれるIDが正規のユーザUsであることが否定
されたまたは現在時間が使用期限を越えているため、対
応処理が実行された後に本ルーチンを終了する。この対
応処理は、メッセージ情報処理や再発行要請処理があ
る。
【0075】メッセージ処理の一例としては、現在時間
が使用期限を越えている場合、携帯端末28に対して期
限切れであることを表すメッセージ情報を送信したり、
そのメッセージ情報を自動販売機24に表示したりする
報知処理がある。また、期限付ID34に含まれるID
が正規のユーザUsであることが否定された場合、携帯
端末28に対してパスワードが異なることを表すメッセ
ージ情報を送信したり、そのメッセージ情報を自動販売
機24に表示したりする通知処理、パスワードが間違っ
ているので再度のパスワード入力を促すアドバイス処理
がある。
が使用期限を越えている場合、携帯端末28に対して期
限切れであることを表すメッセージ情報を送信したり、
そのメッセージ情報を自動販売機24に表示したりする
報知処理がある。また、期限付ID34に含まれるID
が正規のユーザUsであることが否定された場合、携帯
端末28に対してパスワードが異なることを表すメッセ
ージ情報を送信したり、そのメッセージ情報を自動販売
機24に表示したりする通知処理、パスワードが間違っ
ているので再度のパスワード入力を促すアドバイス処理
がある。
【0076】再発行要請処理の一例として、現在時間が
使用期限を越えている場合、携帯端末28に対して期限
切れであることを表すメッセージ情報を送信させ、携帯
端末28からサーバ・コンピュータ22へ自動的に再発
行の要請が行われるべく処理要求をする要求処理があ
る。また、自動販売機24からサーバ・コンピュータ2
2に対して、問い合わせ処理を含む。この問い合わせ処
理は、現在携帯端末28ら期限切れIDによる商品購入
要求があったことをサーバ・コンピュータ22へ問い合
わせ、サーバ・コンピュータ22が携帯端末28へ期限
切れであることを表すメッセージ情報を送信したり、I
Dを自動的に再発行して携帯端末28へ送出したりする
処理がある。
使用期限を越えている場合、携帯端末28に対して期限
切れであることを表すメッセージ情報を送信させ、携帯
端末28からサーバ・コンピュータ22へ自動的に再発
行の要請が行われるべく処理要求をする要求処理があ
る。また、自動販売機24からサーバ・コンピュータ2
2に対して、問い合わせ処理を含む。この問い合わせ処
理は、現在携帯端末28ら期限切れIDによる商品購入
要求があったことをサーバ・コンピュータ22へ問い合
わせ、サーバ・コンピュータ22が携帯端末28へ期限
切れであることを表すメッセージ情報を送信したり、I
Dを自動的に再発行して携帯端末28へ送出したりする
処理がある。
【0077】上記図6の処理は本発明の流通装置の機能
に相当し、具体的にはステップ130の処理が本発明の
受信手段の機能に相当し、ステップ132乃至134の
処理が本発明の第1の復号化手段の機能に相当し、ステ
ップ138及び140の処理が第2の復号化手段の機能
に相当し、ステップ142の処理が判定手段の機能に相
当し、ステップ144の処理が許諾手段の機能に相当す
る。
に相当し、具体的にはステップ130の処理が本発明の
受信手段の機能に相当し、ステップ132乃至134の
処理が本発明の第1の復号化手段の機能に相当し、ステ
ップ138及び140の処理が第2の復号化手段の機能
に相当し、ステップ142の処理が判定手段の機能に相
当し、ステップ144の処理が許諾手段の機能に相当す
る。
【0078】なお、期限付暗号ID42として暗号化さ
れる期限付ID34に含まれる情報には、ユーザUsの
年齢、年齢層、性別、職業、住所、自宅や職場の電話番
号などの少なくとも1つの固有情報を含んだり、それに
対応するコードを含んだりしてもよい。この住所の固有
情報には、ID保有者の居住地域、頻繁に商品を購入す
る地域を含むことができる。また、商品としては、頻繁
に購入する商品を含めても良い。
れる期限付ID34に含まれる情報には、ユーザUsの
年齢、年齢層、性別、職業、住所、自宅や職場の電話番
号などの少なくとも1つの固有情報を含んだり、それに
対応するコードを含んだりしてもよい。この住所の固有
情報には、ID保有者の居住地域、頻繁に商品を購入す
る地域を含むことができる。また、商品としては、頻繁
に購入する商品を含めても良い。
【0079】また、期限付ID34に含まれる情報に
は、IDを管理する事業者を表す事業者コード、使用期
限、該IDにより利用できる上限金額、所定期間(例え
ば、1日、一ヶ月など予め定めた期間)内に利用できる
上限金額、年齢制限を表すデータを含むことができる。
この年齢制限を表すデータは、所謂未成年に販売が禁止
されているアルコール類や煙草などの販売許可に用いる
ためのものや、所謂R指定などのように映画やビデオな
どの映像鑑賞が禁止されている年齢に対して鑑賞許可に
用いるためのものがある。
は、IDを管理する事業者を表す事業者コード、使用期
限、該IDにより利用できる上限金額、所定期間(例え
ば、1日、一ヶ月など予め定めた期間)内に利用できる
上限金額、年齢制限を表すデータを含むことができる。
この年齢制限を表すデータは、所謂未成年に販売が禁止
されているアルコール類や煙草などの販売許可に用いる
ためのものや、所謂R指定などのように映画やビデオな
どの映像鑑賞が禁止されている年齢に対して鑑賞許可に
用いるためのものがある。
【0080】上記ステップ148において送信する精算
データ44は、精算データ44の生成毎に逐次送信に限
定されるものではない。例えば、予め定めた一定容量の
精算データ群になったときに送信するようにしてもよ
く、一旦精算データ44を蓄積して予め定めた時期に
(所定時間おきに)精算データ44の有無に拘わらず送
信するようにしてもよい。
データ44は、精算データ44の生成毎に逐次送信に限
定されるものではない。例えば、予め定めた一定容量の
精算データ群になったときに送信するようにしてもよ
く、一旦精算データ44を蓄積して予め定めた時期に
(所定時間おきに)精算データ44の有無に拘わらず送
信するようにしてもよい。
【0081】また、上記では、商品38の購入時点に、
携帯端末28からパスワード通信により送信することに
より自動的に処理が実施される場合を説明したが、本発
明はこれに限定されない。例えば、パスワードに対応す
るコードを入力部24Eで入力したり、ユーザIDを入
力部24Fで入力したりしてもよい。すなわち、IDが
ユーザUsの正規のものであることを確認するための情
報を入力部24Eで入力するようにしてもよい。
携帯端末28からパスワード通信により送信することに
より自動的に処理が実施される場合を説明したが、本発
明はこれに限定されない。例えば、パスワードに対応す
るコードを入力部24Eで入力したり、ユーザIDを入
力部24Fで入力したりしてもよい。すなわち、IDが
ユーザUsの正規のものであることを確認するための情
報を入力部24Eで入力するようにしてもよい。
【0082】また、上記では、IDに使用期限を設けて
いるが、本発明はIDに付加する使用期限に限定される
ものではない。すなわち、ユーザUsが商品38の購入
などの物品の流通時に利用するIDに関係する各種処理
に期限を設けても良い。例えば、期限付ID34は暗号
化された期限付暗号ID42として授受される。この期
限付暗号ID42を復号する可能期間を設けても良い。
また、サーバ・コンピュータ22と自動販売機24との
間では、共通鍵30が暗号化された暗号化の共通鍵40
が授受される。この共通鍵30自体の使用期限や暗号化
の共通鍵40を復号化する期限を設定してもよい。
いるが、本発明はIDに付加する使用期限に限定される
ものではない。すなわち、ユーザUsが商品38の購入
などの物品の流通時に利用するIDに関係する各種処理
に期限を設けても良い。例えば、期限付ID34は暗号
化された期限付暗号ID42として授受される。この期
限付暗号ID42を復号する可能期間を設けても良い。
また、サーバ・コンピュータ22と自動販売機24との
間では、共通鍵30が暗号化された暗号化の共通鍵40
が授受される。この共通鍵30自体の使用期限や暗号化
の共通鍵40を復号化する期限を設定してもよい。
【0083】以上説明したように、本実施の形態では、
商品購入時に利用するIDを、ユーザの依頼により予め
発行しておき、そのIDが期限付暗号ID42として暗
号化された情報で流通するので、第三者に情報解読され
ることを抑止できる。また、期限付暗号ID42(期限
付ID34)としてIDに予め定めた短期間の使用期限
が設定されている。このため、そのIDが用いられる不
正利用を最小限に抑制することができる。すなわち、例
えば暗号が解読された場合であっても、そのIDは短期
間で使用不可能になるため、使用継続が困難となる。
商品購入時に利用するIDを、ユーザの依頼により予め
発行しておき、そのIDが期限付暗号ID42として暗
号化された情報で流通するので、第三者に情報解読され
ることを抑止できる。また、期限付暗号ID42(期限
付ID34)としてIDに予め定めた短期間の使用期限
が設定されている。このため、そのIDが用いられる不
正利用を最小限に抑制することができる。すなわち、例
えば暗号が解読された場合であっても、そのIDは短期
間で使用不可能になるため、使用継続が困難となる。
【0084】また、上記IDは、ユーザUsの依頼があ
ったときにのみ発行されるので、IDは必要最小限の量
であり、また短期間で更新されるので、IDが氾濫する
ことを抑止できる。
ったときにのみ発行されるので、IDは必要最小限の量
であり、また短期間で更新されるので、IDが氾濫する
ことを抑止できる。
【0085】また、携帯端末28は、受信した期限付暗
号ID42(暗号化された期限付ID34)をそのまま
記憶して送信しているため、携帯端末28の内部に特殊
な暗号復号化のアルゴリズムを格納する必要がなく、装
置構成を単純化できる。
号ID42(暗号化された期限付ID34)をそのまま
記憶して送信しているため、携帯端末28の内部に特殊
な暗号復号化のアルゴリズムを格納する必要がなく、装
置構成を単純化できる。
【0086】また、上記では、サーバ・コンピュータ2
2及び自動販売機24の各々で秘密鍵と公開鍵の双方を
所有して暗号化することを説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない。例えば、予め暗号化及び復号
化するための秘密鍵を、サーバ・コンピュータ22及び
自動販売機24で共有するようにしてもよい。また、単
一の暗号化アルゴリズムにより、暗証コードをキーとす
る自己復号形式の暗号化方式を用いても良い。
2及び自動販売機24の各々で秘密鍵と公開鍵の双方を
所有して暗号化することを説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない。例えば、予め暗号化及び復号
化するための秘密鍵を、サーバ・コンピュータ22及び
自動販売機24で共有するようにしてもよい。また、単
一の暗号化アルゴリズムにより、暗証コードをキーとす
る自己復号形式の暗号化方式を用いても良い。
【0087】また、自動販売機24で商品の販売時点に
なされた料金精算に関するデータを、自動販売機24で
生成し、これをサーバ・コンピュータ22へ送信し、精
算データ44の管理をサーバ・コンピュータ22で行う
ので、サーバ側で商品の精算に関する情報を容易に集め
ることができる。これによって、ユーザ側の通信による
負担を軽減することができる。また、サーバ側では、煩
わしい入力作業を極力抑制して商品の流通を把握するに
充分なデータを集めることができる。
なされた料金精算に関するデータを、自動販売機24で
生成し、これをサーバ・コンピュータ22へ送信し、精
算データ44の管理をサーバ・コンピュータ22で行う
ので、サーバ側で商品の精算に関する情報を容易に集め
ることができる。これによって、ユーザ側の通信による
負担を軽減することができる。また、サーバ側では、煩
わしい入力作業を極力抑制して商品の流通を把握するに
充分なデータを集めることができる。
【0088】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正
や代用を成し得ることは自明である。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正
や代用を成し得ることは自明である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の鍵を用いて第2の鍵を暗号化し、その暗号化された
第2の鍵を自動販売機などの流通装置で用い、第2の鍵
を用いて暗号化された使用期限情報を含む個人情報を携
帯端末で用いることができるため、容易かつ確実に物品
の流通を許可したり拒絶したりすることがでできる、と
いう効果がある。
1の鍵を用いて第2の鍵を暗号化し、その暗号化された
第2の鍵を自動販売機などの流通装置で用い、第2の鍵
を用いて暗号化された使用期限情報を含む個人情報を携
帯端末で用いることができるため、容易かつ確実に物品
の流通を許可したり拒絶したりすることがでできる、と
いう効果がある。
【図1】 本発明の実施の形態にかかる自動販売機用ネ
ットワーク・システムの構成を模式的に示したイメージ
図である。
ットワーク・システムの構成を模式的に示したイメージ
図である。
【図2】 本発明の実施の形態にかかる自動販売機用ネ
ットワーク・システムを構成する各部の概略ブロック図
である。
ットワーク・システムを構成する各部の概略ブロック図
である。
【図3】 本実施の形態にかかる自動販売機用ネットワ
ーク・システムにおいて、情報の流通過程を説明するた
めの説明図である。
ーク・システムにおいて、情報の流通過程を説明するた
めの説明図である。
【図4】 本実施の形態にかかる自動販売機用ネットワ
ーク・システムにおける電子的な鍵の流通過程を示すイ
メージ図である。
ーク・システムにおける電子的な鍵の流通過程を示すイ
メージ図である。
【図5】 サーバ・コンピュータの処理の流れを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】 自動販売機の処理の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
Us…ユーザ
10…自動販売機用ネットワーク・システム
22…サーバ・コンピュータ
24…自動販売機
28…携帯端末
30…共通鍵
32…公開鍵
34…期限付ID
36…秘密鍵
38…商品
40…暗号化の共通鍵
42…期限付暗号ID
44…精算データ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04L 9/08 H04L 9/00 601B
Fターム(参考) 3E044 AA01 DA05 DB12 DC01 DC06
DE01
5J104 AA16 EA15 PA07
Claims (7)
- 【請求項1】 通信回線に接続可能でかつ物品の流通に
使用する個人情報を管理する管理装置を用いた個人情報
管理方法であって、 前記管理装置は、 前記物品の流通に関して使用するための個人情報の取得
要求を、通信回線を介して受け取り、 前記取得要求及び前記取得要求した個人について予め記
憶された固有情報に基づいて使用期限情報を含む個人情
報を生成し、 予め記憶した第1の鍵を参照し、当該第1の鍵によって
第2の鍵を暗号化し、 暗号化された前記第2の鍵を、通信回線に接続された前
記第2の鍵を前記物品を流通するための流通装置へ向け
て送信し、 前記第2の鍵を参照し、当該第2の鍵によって個人情報
を暗号化し、 暗号化された個人情報を、通信回線に接続された前記物
品の流通を要求する携帯端末へ向けて送信することを特
徴とする個人情報管理方法。 - 【請求項2】 通信回線に接続可能でかつ物品の流通に
使用する個人情報を管理する管理装置において、 暗号化のための第1の鍵、第2の鍵、及び物品の流通を
希望する個人に関する固有情報を少なくとも記憶した記
憶手段と、 前記物品の流通に関して使用するための個人情報の取得
要求を、通信回線を介して受け取る受取手段と、 前記取得要求及び前記記憶手段に記憶された固有情報に
基づいて使用期限情報を含む個人情報を生成する生成手
段と、 記憶手段に記憶した第1の鍵を参照し、当該第1の鍵に
よって第2の鍵を暗号化する第1の暗号化手段と、 暗号化された前記第2の鍵を、通信回線に接続された前
記第2の鍵を前記物品を流通するための流通装置へ向け
て送信する第1の送信手段と、 前記第2の鍵を参照し、当該第2の鍵によって個人情報
を暗号化する第2の暗号化手段と、 暗号化された個人情報を、通信回線に接続された前記物
品の流通を要求する携帯端末へ向けて送信する第2の送
信手段と、 を備えたことを特徴とする個人情報管理装置。 - 【請求項3】 前記流通装置は、物品を販売する自動販
売機に含まれることを特徴とする請求項2に記載の個人
情報管理装置。 - 【請求項4】 通信回線に接続可能でかつ個人の要求に
より物品を流通する流通装置において、 暗号化及び復号化のための装置鍵を少なくとも記憶した
記憶手段と、 前記物品の流通に使用する個人情報を管理する管理装置
から鍵を含む暗号化情報を受信すると共に、前記使用期
限情報を含む個人情報による前記物品の流通要求を携帯
端末から受信する受信手段と、 記憶手段に記憶した装置鍵を参照し、当該装置鍵によっ
て管理装置から送信された鍵を含む暗号化情報を復号化
する第1の復号化手段と、 復号化された鍵によって携帯端末から送信された個人情
報を復号化する第2の復号化手段と、 復号化された個人情報に含まれる使用期限情報が、現在
期限内であることを判定する判定手段と、 判定手段の判定結果に基づいて前記物品の流通を許諾す
る許諾手段と、 を備えたことを特徴とする流通装置。 - 【請求項5】 前記許諾手段は、前記使用期限情報が現
在期限外であるときに、前記携帯端末へ向けて使用期限
外であることを表すメッセージ情報を送信するメッセー
ジ送信手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の流
通装置。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の流通装
置は、物品を販売する自動販売機であることを特徴とす
る流通装置。 - 【請求項7】 請求項2に記載の管理装置と、 請求項4に記載の流通装置と、 前記物品の流通を希望する使用期限情報を含む個人情報
の取得要求及び当該個人情報を受け取って前記物品の流
通要求を送信する送受信手段を有する携帯端末と、 を含むことを特徴とする物品流通システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354373A JP2003157366A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 個人情報管理方法、管理装置、流通装置及び物品流通システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354373A JP2003157366A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 個人情報管理方法、管理装置、流通装置及び物品流通システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003157366A true JP2003157366A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19166245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001354373A Pending JP2003157366A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 個人情報管理方法、管理装置、流通装置及び物品流通システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003157366A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005354264A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Kddi Corp | 個人情報提供システムおよび方法 |
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JP2019537112A (ja) * | 2016-10-10 | 2019-12-19 | アリババ グループ ホウルディング リミテッド | アカウントログインのための方法、装置及びサーバ |
JP2022043939A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 楽天グループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理システム |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001354373A patent/JP2003157366A/ja active Pending
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US11019051B2 (en) | 2016-10-10 | 2021-05-25 | Advanced New Technologies Co., Ltd. | Secure authentication using variable identifiers |
US11184347B2 (en) | 2016-10-10 | 2021-11-23 | Advanced New Technologies Co., Ltd. | Secure authentication using variable identifiers |
JP2022043939A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 楽天グループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理システム |
JP7110289B2 (ja) | 2020-09-04 | 2022-08-01 | 楽天グループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理システム |
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A711 | Notification of change in applicant |
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|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040326 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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