JP5058240B2 - 炊飯器 - Google Patents
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また、外気と連通した送風装置を備え、「蒸気経路の蒸気経路出口を送風経路の経路壁に開口させるとともに、この蒸気経路出口と鍋内と連通する蒸気経路入口とを水平方向に位置をずらせて配置した」ものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、送風装置を駆動させるための電力が必要であり、炊飯器が消費する電力が増加し、地球温暖化防止に対する社会の動きである省エネに反する、という課題があった。また、米のでんぷんなどの成分が水中に溶け出して膜状になった粘度の高いおねばが蒸気とともに鍋外に流出するが、このおねばが送風経路や送風装置の電動機などに付着し、電動機が故障するおそれがあった。
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の外観模式図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は側面図を示している。図2は、実施の形態1に係る炊飯器1の側面視の断面模式図であり、蓋体8を閉めた状態を示している。図3は実施の形態1に係る炊飯器1の側面視の断面模式図であり、蓋体8を開いて内蓋8bを取り外した状態を示している。なお、各図において同じ構成要素には同じ符号を付している。
炊飯器1は、米や水などの被加熱物(米rや水W等)を収容する内釜2と、上部が開口しその内部に内釜2を収納する本体5と、本体5の背面側縁部にヒンジ機構7により支持されて内釜2の上部開口を開閉自在に閉塞する蓋体8とを備え、本体5を4点で支持する脚部10を備える。また、内釜2内の被加熱物から発生する蒸気を導く蒸気排気室9を備える。本体5の背面側には、内部に制御装置11aを収容した制御ケース11を備え、さらに、送風ファン14を備える。本体5の両側の側面には、本体5を移動させるときなどに使用するハンドルhを備える。ハンドルhは、図1(b)に示す矢印のように回動可能に取り付けられている。
制御装置11aは、予め記憶された動作プログラムや蓋センサ12の検知情報などに基づいて、加熱手段3や補助加熱手段4を駆動制御する。
また、図2に示すように、内蓋8bには、被加熱物の初期水温や沸騰を検知する蓋センサ12が設けられている。
また、蓋体8において、外蓋8aと内蓋8bが蒸気排気室9を挟持している。
噴出口64は、内釜2から蒸気排気室9へと蒸気を導入させる導入口である。噴出口64は、複数の小穴8cの総面積と同等の口径(流路断面積)を有している。
したがって、蒸気排気室9は、蒸気を、噴出口64から蒸気排気口99へと導く通路であるといえる。
次に、内釜2から排出される蒸気の経路に関連する構成について、詳細に説明する。図4は蒸気排気室9の構成を説明する図であり、図4(a)は平面図を、図4(b)は上部蒸気排気室91を取り外した状態を示す平面図を、図4(c)は側面断面模式図を示している。図5は、蒸気排気ユニット90と内蓋8bを分解した状態を示す断面模式図である。
下部蒸気排気室92は、蒸気が侵入する側である下部の径が細く、蒸気が排気される側である上部に向かって徐々にその径が広がる形状を成し、平面視ではほぼ円形の形状を有している。下部蒸気排気室92には、その内部に蒸気を侵入させるための開口部である蒸気侵入口92bが設けられている。
図6に示すように、タービン70が回転すると、これと同軸上にある送風ファン81も回転する。このため、遠心式の送風ファン81によって、回転軸71と直交する方向に送風されることとなる。
仕切兼送風路83の周壁83aは、送風ファン81の外周を取り囲むようにして形成されており、その両端部は下部蒸気排気室92の周壁に接している。すなわち、図4(b)に示すように、周壁83aと下部蒸気排気室92の周壁とで送風ファン81を囲む空間を形成している。なお、本実施の形態1において、周壁83aは、本発明の導風壁に相当する。
仕切兼送風路83の底面83bは、下部蒸気排気室92の内部の空間を上下方向に仕切っている。底面83bの外周端は、通気口86の部分を除き、下部蒸気排気室92の周壁と接している。通気口86は、底面83bによって上下に仕切られた下部蒸気排気室92内の空間を連通させる通路であるといえる。
上部蒸気排気室91は、内釜2内で発生する蒸気を炊飯器1の外部へ排出するための排気口である、蒸気排気口99を備えている。蒸気排気口99は、混合空間85の上方に位置する。
吸気口82には、フィルタ82aが嵌合されている。フィルタ82aは、吸気口82への異物の混入を防ぐためのものであり、金属、樹脂、不織布などの素材で構成されている。
次に、蒸気排気ユニット90と内蓋8bとの取り付け構造について説明する。
図5に示すように、蒸気排気ユニット90は内蓋8bに着脱可能であり、さらに、蒸気排気ユニット90は、上部蒸気排気室91と、下部蒸気排気室92と、送風ユニット80とに分離可能である。
また、上部蒸気排気室91は、下部蒸気排気室92と着脱可能であり、取り付け時には下部蒸気排気室92の上面開口部を覆う構成である。
(炊飯動作)
次に、本実施の形態1に係る炊飯器1の動作を説明する。
本実施の形態1に係る炊飯器1は、被加熱物(米rや水W等)を収容した内釜2を、加熱手段3で加熱することで被加熱物を炊きあげるものである。
具体的には、ユーザーが米r及び水Wを入れた内釜2を本体5内に収容し、蓋体8を閉め、図示しない操作スイッチ等の操作手段を操作して炊飯開始を指示すると、炊飯動作を開始する。炊飯動作においては、制御装置11aによって制御された加熱手段3が、内釜2を介して米rや水Wを加熱する。なお、炊飯時には、内釜2の上部開口は内蓋8bにより閉塞されている。
次に、加熱により内釜2内に発生した蒸気の流れ及び蒸気排気ユニット90の動作について説明する。図7は、蒸気の流れを説明する図であり、蒸気排気ユニット90の斜視図で表している。なお、図7では、蒸気の流れを説明するために上部蒸気排気室91と下部蒸気排気室92とを分離させて示しているが、実際には、上部蒸気排気室91と下部蒸気排気室92は結合して使用される。また、同様に、下部蒸気排気室92の蒸気侵入口92bも噴出口64と結合して使用される。さらに、図7では、蒸気の流れを説明するための図であるので、これに関連しない他の構成要素は図示していないものもある。
そして、タービン70の翼70aに衝突した蒸気のうち凝結しなかったものは、矢印J2に示すように、蒸気排気室9の内部を上方に向かって進む。そして、矢印J3に示すように、通気口86を通って混合空間85へと侵入する。
また、蒸気排気室9内において、蒸気の一部は、タービン70に衝突して結露するとともに混合空間85内においても外気と接触して結露し、結露により生じた水は内釜2内に戻る。このため、蒸気排気口99から排出される蒸気の量を減らすことができる。
前述の実施の形態1では、蒸気排気ユニット90が外蓋8aと内蓋8bに挟持される構成であった。本実施の形態2では、蒸気排気ユニット90の蓋体8への他の取り付け構造について説明する。なお、本実施の形態2では、前述の実施の形態1と異なる点を中心に説明し、前述の実施の形態1と同一又は対応する構成要素には同一の符号を付している。
図11に示すように、蒸気排気ユニット90において、下部蒸気排気室92Aには、前述の実施の形態1で説明した爪92aを設けていない。
Claims (5)
- 上面が開口した本体と、
被加熱物が投入されて前記本体内に収容される鍋と、
前記鍋を加熱する加熱手段と、
前記鍋の上部開口を閉塞可能な内蓋と、
前記内蓋と接続され、前記本体の上面開口部を閉塞する外蓋と、
前記鍋内で発生する蒸気を排気する蒸気排気ユニットと、を備え、
前記蒸気排気ユニットは、
前記鍋内で発生する蒸気を侵入させる侵入口及び蒸気を排気する排気口を備えた蒸気排気室と、
前記蒸気排気室の前記排気口の上流側に対して送風する送風ユニットと、を備え、
前記送風ユニットは、
前記蒸気排気室内に、前記侵入口から侵入する蒸気と対向する向きで配置されたタービン翼と、
前記侵入口から侵入する蒸気を受けて回転する前記タービン翼の回転力のみによって駆動され、外気を取り込んで送風する送風機と、
前記送風機により送風される空気を前記蒸気排気室内に導く送風路と、を備えた
ことを特徴とする炊飯器。 - 前記蒸気排気ユニットは、前記内蓋と前記外蓋との間に挟持される
ことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。 - 前記外蓋に窪部を設け、
前記蒸気排気ユニットは、前記窪部に着脱可能に取り付けられた
ことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。 - 前記送風ユニットは、前記蒸気排気室内に着脱可能に取り付けられた
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか記載の炊飯器。 - 上面が開口した本体と、
被加熱物が投入されて前記本体内に収容される鍋と、
前記鍋を加熱する加熱手段と、
前記鍋の上部開口を閉塞可能な内蓋と、
前記内蓋と接続され、前記本体の上面開口部を閉塞する外蓋と、
前記鍋内で発生する蒸気を排気する蒸気排気ユニットと、を備え、
前記蒸気排気ユニットは、
前記鍋内で発生する蒸気を侵入させる侵入口及び蒸気を排気する排気口を備えた蒸気排気室と、
前記蒸気排気室の前記排気口の上流側に対して送風する送風ユニットと、を備え、
前記送風ユニットは、
前記蒸気排気室内に、前記侵入口から侵入する蒸気と対面する向きで配置されたタービン翼と、
前記タービン翼と同軸上に設けられ、前記侵入口から侵入する蒸気を受けて回転する前記タービン翼の回転力のみによって駆動され、外気を取り込んで送風する遠心式送風機と、
前記侵入口から侵入して前記タービン翼に衝突しあるいは前記タービン翼の近傍を通過した蒸気を、前記遠心式送風機の下流側に導く蒸気通路と、
前記遠心式送風機により送風される空気を、前記蒸気通路により導かれる蒸気にほぼ直交する向きで、前記蒸気排気室内に導く導風壁と、を備えた
ことを特徴とする炊飯器。
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