JP5056533B2 - ミキサ回路 - Google Patents
ミキサ回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5056533B2 JP5056533B2 JP2008086898A JP2008086898A JP5056533B2 JP 5056533 B2 JP5056533 B2 JP 5056533B2 JP 2008086898 A JP2008086898 A JP 2008086898A JP 2008086898 A JP2008086898 A JP 2008086898A JP 5056533 B2 JP5056533 B2 JP 5056533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- signal
- input
- turned
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/14—Balanced arrangements
- H03D7/1425—Balanced arrangements with transistors
- H03D7/1441—Balanced arrangements with transistors using field-effect transistors
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/14—Balanced arrangements
- H03D7/1425—Balanced arrangements with transistors
- H03D7/1458—Double balanced arrangements, i.e. where both input signals are differential
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/14—Balanced arrangements
- H03D7/1425—Balanced arrangements with transistors
- H03D7/1491—Arrangements to linearise a transconductance stage of a mixer arrangement
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D2200/00—Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
- H03D2200/0041—Functional aspects of demodulators
- H03D2200/0084—Lowering the supply voltage and saving power
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
Vx+Vy=1.2+Vy≦1.2・・・(1b)
−Vx−Vy=0−Vy≧0・・・(1c)
−Vx+Vy=0+Vy≧0・・・(1d)
式(1a)、(1b)または式(1c)、(1d)より、0≦Vy≦0となり、結局、Vy=0が求まる。これはつまり、従来技術2のミキサ回路110にはレール・トゥ・レールで振れるLOクロックを用いると、出力信号には線形領域は現れず、回路が正常に動作しないということを示している。
入力端子RFin(+)は、トランジスタM1、M5のゲートに接続し、入力端子RFin(−)は、トランジスタM3、M7のゲートに接続する。ローカル入力端子LOin(−)、LOin(+)は、LOバッファ12aに入力し、LOバッファ12aの出力部LO(−)は、トランジスタM2、M8のゲートに接続し、LOバッファ12aの出力部LO(+)は、トランジスタM4、M6のゲートに接続する。
〔区間t1〕入力信号の極性は正(+)、ローカル信号の極性は正(+)であるので、正極性同士の乗算により乗算結果は(+)となる。また、入力信号の極性(+)は、乗算結果の極性(+)と同じなので、出力信号には、区間t1における入力信号のそのままの波形(正転波形)が出力される。
〔区間t2〕入力信号の極性は負(−)、ローカル信号の極性は正(+)なので、負極性と正極性との乗算により乗算結果は(−)となる。また、入力信号の極性(−)は、乗算結果の極性(−)と同じなので、出力信号には、区間t2における入力信号の正転波形が出力される。
〔区間t4〕入力信号の極性は正(+)、ローカル信号の極性は負(−)なので、正極性と負極性との乗算により乗算結果は(−)となる。また、入力信号の極性(+)は、乗算結果の極性(−)と異なるので、出力信号には、区間t4における入力信号の反転波形が出力される。
〔区間t5〕入力信号の極性は負(−)、ローカル信号の極性は正(+)なので、負極性と正極性との乗算により乗算結果は(−)となる。また、入力信号の極性(−)は、乗算結果の極性(−)と同じなので、出力信号には、区間t5における入力信号の正転波形が出力される。以降同様である。
ローカル信号LOが正論理(LOin(+)=High、LOin(−)=Low)で入力した場合、LOバッファ12aの出力部は、CMOSレベルで、LO(+)=High、LO(−)=Lowとなる。
LO(−)=Lowのとき、トランジスタM2はOFFとなり、トランジスタM1はRFin(+)の入力でONする。また、トランジスタM8はOFFとなり、トランジスタM7はRFin(−)の入力でONする。
LO(−)=Lowで、(M1、M2)=(ON(RFin(+)の入力による)、OFF)であり、LO(+)=Highで、(M5、M6)=(OFF、ON)であるので、入力端子RFin(+)に入力したRF信号(+)は、パスP4の伝達はなくなって、パスP1を伝達することで出力端子IFout(+)から出力する。
LO(−)=Lowで、(M7、M8)=(ON(RFin(−)の入力による)、OFF)であり、LO(+)=Highで、(M3、M4)=(OFF、ON)であるので、入力端子RFin(−)に入力したRF信号(−)は、パスP3の伝達はなくなって、パスP2を伝達することで出力端子IFout(−)から出力する。
なお、ローカル信号LOが正論理の場合、LO(+)=Highのときには、トランジスタM6はONとなるのでポイントMid3の電圧は非常に低くなる。ポイントMid3の電圧は、ONした状態のトランジスタM6のインピーダンスと、抵抗R3の値とによって決まるが、トランジスタM11のしきい値電圧Vtよりも低くなるように設計しておけば、トランジスタM11は、トランジスタM6がONになってもOFFの状態となる。すなわち、パスP2の選択時、トランジスタM6はONするが、トランジスタM6がONしても、トランジスタM11がONすることはない。
ローカル信号LOが負論理(LOin(+)=Low、LOin(−)=High)で入力した場合、LOバッファ12aの出力部は、CMOSレベルで、LO(+)=Low、LO(−)=Highとなる。
LO(−)=Highのとき、トランジスタM2がONとなり、トランジスタM2と対になっているトランジスタM1はOFFとなる。また、トランジスタM8がONとなり、トランジスタM8と対になっているトランジスタM7はOFFとなる。
LO(−)=Highで、(M7、M8)=(OFF、ON)であり、LO(+)=Lowで、(M3、M4)=(ON(RFin(−)の入力による)、OFF)であるので、入力端子RFin(−)に入力したRF信号(−)は、パスP2の伝達はなくなって、パスP3を伝達することで出力端子IFout(+)から出力する。
なお、ローカル信号LOが負論理の場合、LO(−)=Highのときには、トランジスタM2はONとなるのでポイントMid1の電圧は非常に低くなる。ポイントMid1の電圧は、ONした状態のトランジスタM2のインピーダンスと、抵抗R1の値とによって決まるが、トランジスタM9のしきい値電圧Vtよりも低くなるように設計しておけば、トランジスタM9は、トランジスタM2がONしてもOFFの状態となる。すなわち、パスP3の選択時、トランジスタM2はONするが、トランジスタM2がONしても、トランジスタM9がONすることはない。
LO(−)=Highで、(M1、M2)=(OFF、ON)となり、LO(+)=Lowで、(M5、M6)=(ON(RFin(+)の入力による)、OFF)であるので、入力端子RFin(+)に入力したRF信号(+)は、パスP1の伝達はなくなって、パスP4を伝達することで出力端子IFout(−)から出力する。
なお、ローカル信号LOが負論理の場合、LO(−)=Highのときには、トランジスタM8はONとなるのでポイントMid4の電圧は非常に低くなる。ポイントMid4の電圧は、ONした状態のトランジスタM8のインピーダンスと、抵抗R4の値とによって決まるが、トランジスタM12のしきい値電圧Vtよりも低くなるように設計しておけば、トランジスタM12は、トランジスタM8がONしてもOFFの状態となる。すなわち、パスP4の選択時、トランジスタM8はONするが、トランジスタM8がONしても、トランジスタM12がONすることはない。
図18、図19はミキサ回路10の第3の変形例の構成を示す図である。第3の変形例のミキサ回路10cは、信号s1〜s4のレベルシフトを行うレベルシフト回路2−3をあらたに有する。その他の回路構成は図2と同じなので、異なる箇所のみ説明する。
入力部34−2は、負極入力端子31(−)がゲートに接続し、第2の負荷抵抗(抵抗R22)の一端がドレインに接続する第2のトランジスタ(トランジスタm2)を含む。
入力部34−4は、負極入力端子31(−)がゲートに接続し、第4の負荷抵抗(抵抗R24)の一端がドレインに接続する第4のトランジスタ(トランジスタm4)を含む。
正極側出力部35−1は、負極ローカル端子32(−)がゲートに接続する第5のトランジスタ(トランジスタm5)と、正極出力端子33(+)がドレインに接続する第6のトランジスタ(トランジスタm6)とを含み、トランジスタm6のドレインに抵抗R25の一端が接続する。
負極側出力部36−1は、正極ローカル端子32(+)がゲートに接続する第9のトランジスタ(トランジスタm9)と、負極出力端子33(−)がドレインに接続する第10のトランジスタ(トランジスタm10)とを含み、トランジスタm10のドレインに抵抗R26一端が接続する。
入力端子RFin(+)は、トランジスタm1、m3のゲートに接続し、入力端子RFin(−)は、トランジスタm2、m4のゲートに接続する。ローカル入力端子LOin(−)、LOin(+)は、LOバッファ32aに入力し、LOバッファ32aの出力部LO(−)は、トランジスタm5、m11のゲートに接続し、LOバッファ32aの出力部LO(+)は、トランジスタm7、m9のゲートに接続する。
ローカル信号LOが正論理(LOin(+)=High、LOin(−)=Low)で入力した場合、LOバッファ32aの出力部は、CMOSレベルで、LO(+)=High、LO(−)=Lowとなる。
LO(−)=Lowのとき、トランジスタm5はOFFとなり、トランジスタm6はRFin(+)の入力でONする。また、トランジスタm11はOFFとなり、トランジスタm12はRFin(−)の入力でONする。
LO(−)=Lowで、(m5、m6)=(OFF、ON(RFin(+)の入力による))であり、LO(+)=Highで、(m9、m10)=(ON、OFF)であるので、入力端子RFin(+)に入力したRF信号(+)は、パスp4の伝達はなくなって、パスp1を伝達することで出力端子IFout(+)から出力する。
LO(−)=Lowで、(m11、m12)=(OFF、ON(RFin(+)の入力による)で、LO(+)=Highで、(m7、m8)=(ON、OFF)であるので、入力端子RFin(−)に入力したRF信号(−)は、パスp3の伝達はなくなって、パスp2を伝達することで出力端子IFout(−)から出力する。また、IFout(−)=A12×RFin(−)と表せる。ただし、A12=(gmm4×R24)×(gmm12×R26)である。
ローカル信号LOが負論理(LOin(+)=Low、LOin(−)=High)で入力した場合、LOバッファ32aの出力部は、CMOSレベルで、LO(+)=Low、LO(−)=Highとなる。
LO(−)=Highのとき、トランジスタm5がONとなり、トランジスタm5と対になっているトランジスタm6はOFFとなる。また、トランジスタm11がONとなり、トランジスタm11と対になっているトランジスタm12はOFFとなる。
LO(−)=Highで、(m11、m12)=(ON、OFF)であり、LO(+)=Lowで、(m7、m8)=(OFF、ON(RFin(−)の入力による)であるので、入力端子RFin(−)に入力したRF信号(−)は、パスP2の伝達はなくなって、パスP3を伝達することで出力端子IFout(+)から出力する。また、IFout(+)=A13×RFin(−)と表せる。ただし、A13=(gmm2×R22)×(gmm8×R25)である。
LO(−)=Highで、(m5、m6)=(ON、OFF)となり、LO(+)=Lowで、(m9、m10)=(OFF、ON(RFin(+)の入力による))であるので、入力端子RFin(+)に入力したRF信号(+)は、パスp1の伝達はなくなって、パスp4を伝達することで出力端子IFout(−)から出力する。また、IFout(−)=A14×RFin(+)と表せる。ただし、A14=(gmm3×R23)×(gmm10×R26)である。
AC結合部41は、コンデンサC11〜C14を含む。また、コモンモードフィードバック部42は、抵抗R31〜R37、コンデンサC15、オペアンプ42aから構成される。
差動入力信号の正極信号が入力する正極入力端子と、前記差動入力信号の負極信号が入力する負極入力端子とを含む入力端子部と、
差動のローカル信号が入力される、正極ローカル端子および負極ローカル端子を含むローカル信号端子部と、
ミキシング後の差動出力信号が出力される、正極出力端子および負極出力端子を含む出力端子部と、
前記正極入力端子がゲートに接続する第1のトランジスタと、前記負極ローカル端子がゲートに接続する第2のトランジスタとを含み、前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとの第1の接続点に、第1の負荷抵抗の一端が接続して構成される第1の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続する第3のトランジスタと、前記正極ローカル端子がゲートに接続する第4のトランジスタとを含み、前記第3のトランジスタのドレインと前記第4のトランジスタのドレインとの第2の接続点に、第2の負荷抵抗の一端が接続して構成される第2の入力部と、
前記正極入力端子がゲートに接続する第5のトランジスタと、前記正極ローカル端子がゲートに接続する第6のトランジスタとを含み、前記第5のトランジスタのドレインと前記第6のトランジスタのドレインとの第3の接続点に、第3の負荷抵抗の一端が接続して構成される第3の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続する第7のトランジスタと、前記負極ローカル端子がゲートに接続する第8のトランジスタとを含み、前記第7のトランジスタのドレインと前記第8のトランジスタのドレインとの第4の接続点に、第4の負荷抵抗の一端が接続して構成される第4の入力部と、
前記正極出力端子にドレインが接続する第9のトランジスタと、前記正極出力端子にドレインが接続する第10のトランジスタとを含み、前記第9のトランジスタのドレインと前記第10のトランジスタのドレインとの第5の接続点に、第5の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記第1の接続点を介して、前記第1の入力部から送信される第1の信号で前記第9のトランジスタが駆動し、前記第2の接続点を介して、前記第2の入力部から送信される第2の信号で前記第10のトランジスタが駆動する正極側出力部と、
前記負極出力端子にドレインが接続する第11のトランジスタと、前記負極出力端子にドレインが接続する第12のトランジスタとを含み、前記第11のトランジスタのドレインと前記第12のトランジスタのドレインとの第6の接続点に、第6の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記第3の接続点を介して、前記第3の入力部から送信される第3の信号で前記第11のトランジスタが駆動し、前記第4の接続点を介して、前記第4の入力部から送信される第4の信号で前記第12のトランジスタが駆動する負極側出力部と、
を有することを特徴とするミキサ回路。
前記負極側出力部内の、前記第11のトランジスタのゲートは、前記第3の接続点に接続し、前記第12のトランジスタのゲートは、前記第4の接続点に接続することを特徴とする付記1記載のミキサ回路。
前記第1の入力部の前記第1のトランジスタがON、前記第2のトランジスタがOFFとなり、前記第3の入力部の前記第5のトランジスタがOFF、前記第6のトランジスタがONとなることで、前記第1の信号が、前記正極側出力部の前記第9のトランジスタのゲートに印加し、前記第9のトランジスタがONすることで、前記正極入力端子から前記正極出力端子への信号伝達経路である第1のパスが生成し、
前記第2の入力部の前記第3のトランジスタがOFF、前記第4のトランジスタがONとなり、前記第4の入力部の前記第7のトランジスタがON、前記第8のトランジスタがOFFとなることで、前記第4の信号が、前記負極側出力部の前記第12のトランジスタのゲートに印加し、前記第12のトランジスタがONすることで、前記負極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第2のパスが生成し、
前記ローカル信号が負論理であって、前記正極ローカル端子がLow、前記負極ローカル端子がHighとなる場合に、
前記第2の入力部の前記第3のトランジスタがON、前記第4のトランジスタがOFFとなり、前記第4の入力部の前記第7のトランジスタがOFF、前記第8のトランジスタがONとなることで、前記第2の信号が、前記正極側出力部の前記第10のトランジスタのゲートに印加し、前記第10のトランジスタがONすることで、前記負極入力端子から前記正極出力端子への信号電圧経路である第3のパスが生成し、
前記第1の入力部の前記第1のトランジスタがOFF、前記第2のトランジスタがONとなり、前記第3の入力部の前記第5のトランジスタがON、前記第6のトランジスタがOFFとなることで、前記第3の信号が、前記負極側出力部の前記第11のトランジスタのゲートに印加し、前記第11のトランジスタがONすることで、前記正極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第4のパスが生成して、
前記差動入力信号と前記ローカル信号とのミキシングが行われることを特徴とする付記1記載のミキサ回路。
前記第1のパスを伝達するときのRFin(+)とIFout(+)との関係を、
IFout(+)=A1×RFin(+)
A1=(gmM1×R1)×(gmM9×R5)とし、
前記第2のパスを伝達するときのRFin(−)とIFout(−)との関係を、
IFout(−)=A2×RFin(−)
A2=(gmM7×R4)×(gmM12×R6)とし、
前記第3のパスを伝達するときのRFin(−)とIFout(+)との関係を、
IFout(+)=A3×RFin(−)
A3=(gmM3×R2)×(gmM10×R5)とし、
前記第4のパスを伝達するときのRFin(+)とIFout(−)との関係を、
IFout(−)=A4×RFin(+)
A4=(gmM5×R3)×(gmM11×R6)とする、
ことを特徴とする付記2記載のミキサ回路。
前記第6のトランジスタのインピーダンスと、前記第3の負荷抵抗の値とによって決まる、前記第11のトランジスタのゲートに印加される電圧を、前記第11のトランジスタのしきい値電圧よりも低くして、前記第6のトランジスタがONした場合であっても、前記第11のトランジスタをOFFの状態とし、
前記第2のトランジスタのインピーダンスと、前記第1の負荷抵抗の値とによって決まる、前記第9のトランジスタのゲートに印加される電圧を、前記第9のトランジスタのしきい値電圧よりも低くして、前記第2のトランジスタがONした場合であっても、前記第9のトランジスタをOFFの状態とし、
前記第8のトランジスタのインピーダンスと、前記第4の負荷抵抗の値とによって決まる、前記第12のトランジスタのゲートに印加される電圧を、前記第12のトランジスタのしきい値電圧よりも低くして、前記第8のトランジスタがONした場合であっても、前記第12のトランジスタをOFFの状態とする、
ことを特徴とする付記1記載のミキサ回路。
前記正極入力端子と、前記第1のトランジスタのゲートおよび前記第5のトランジスタのゲートとの間に配置される正極側コンデンサと、前記負極入力端子と、前記第3のトランジスタのゲートおよび前記第7のトランジスタのゲートとの間に配置される負極側コンデンサと、を含むAC結合部と、
前記AC結合部の出力段に接続して、前記第1のトランジスタのゲートおよび前記第5のトランジスタのゲートと、前記第3のトランジスタのゲートおよび前記第7のトランジスタのゲートと、に任意のバイアスを印加するバイアス部と、
から構成されることを特徴とする付記1記載のミキサ回路。
前記第1の接続点と前記第9のトランジスタのゲートとの間に配置される第1のコンデンサと、前記第2の接続点と前記第10のトランジスタのゲートとの間に配置される第2のコンデンサと、前記第3の接続点と前記第11のトランジスタのゲートとの間に配置される第3のコンデンサと、前記第4の接続点と前記第12のトランジスタのゲートとの間に配置される第4のコンデンサと、を含むAC結合部と、
前記正極出力端子からの出力信号の電圧および前記負極出力端子からの出力信号の電圧から生成した分圧が、設定電圧と等しくなるような電圧信号を生成して、前記第9のトランジスタから前記第12のトランジスタのゲートに、前記電圧信号を印加するコモンモードフィードバック部と、
から構成されることを特徴とする付記1記載のミキサ回路。
ドレイン接地された第1のドレイン接地トランジスタと、ソース接地されて、前記第1のドレイン接地トランジスタのソースに、ドレインが接続する第1のソース接地トランジスタとを含み、前記第1のドレイン接地トランジスタのゲートは、前記第1の接続点と接続し、前記第1のドレイン接地トランジスタのソースは、前記正極側出力部の前記第9のトランジスタのゲートに接続する第1のソースフォロワと、
ドレイン接地された第2のドレイン接地トランジスタと、ソース接地されて、前記第2のドレイン接地トランジスタのソースに、ドレインが接続する第2のソース接地トランジスタとを含み、前記第2のドレイン接地トランジスタのゲートは、前記第2の接続点と接続し、前記第2のドレイン接地トランジスタのソースは、前記正極側出力部の前記第10のトランジスタのゲートに接続する第2のソースフォロワと、
ドレイン接地された第3のドレイン接地トランジスタと、ソース接地されて、前記第3のドレイン接地トランジスタのソースに、ドレインが接続する第3のソース接地トランジスタとを含み、前記第3のドレイン接地トランジスタのゲートは、前記第3の接続点と接続し、前記第3のドレイン接地トランジスタのソースは、前記負極側出力部の前記第11のトランジスタのゲートに接続する第3のソースフォロワと、
ドレイン接地された第4のドレイン接地トランジスタと、ソース接地されて、前記第4のドレイン接地トランジスタのソースに、ドレインが接続する第4のソース接地トランジスタとを含み、前記第4のドレイン接地トランジスタのゲートは、前記第4の接続点と接続し、前記第4のドレイン接地トランジスタのソースは、前記負極側出力部の前記第12のトランジスタのゲートに接続する第4のソースフォロワと、
前記第1のソース接地トランジスタから前記第4のソース接地トランジスタのゲートに、任意のバイアスを印加するバイアス部と、
から構成されることを特徴とする付記1記載のミキサ回路。
差動入力信号の正極信号が入力する正極入力端子と、前記差動入力信号の負極信号が入力する負極入力端子とを含む入力端子部と、
差動のローカル信号が入力される、正極ローカル端子および負極ローカル端子を含むローカル信号端子部と、
ミキシング後の差動出力信号が出力される、正極出力端子および負極出力端子を含む出力端子部と、
前記正極入力端子がゲートに接続し、第1の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第1のトランジスタを含む第1の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続し、第2の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第2のトランジスタを含む第2の入力部と、
前記正極入力端子がゲートに接続し、第3の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第3のトランジスタを含む第3の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続し、第4の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第4のトランジスタを含む第4の入力部と、
前記負極ローカル端子がゲートに接続する第5のトランジスタと、前記正極出力端子がドレインに接続する第6のトランジスタとを含み、前記第6のトランジスタのドレインに第5の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記負極ローカル端子からの入力信号で前記第5のトランジスタが駆動し、前記第1の入力部から送信される第1の信号で前記第6のトランジスタが駆動する第1の正極側出力部と、前記正極ローカル端子がゲートに接続する第7のトランジスタと、前記正極出力端子がドレインに接続する第8のトランジスタとを含み、前記第8のトランジスタのドレインに前記第5の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記正極ローカル端子からの入力信号で前記第7のトランジスタが駆動し、前記第2の入力部から送信される第2の信号で前記第8のトランジスタが駆動する第2の正極側出力部と、から構成される第1の出力部と、
前記正極ローカル端子がゲートに接続する第9のトランジスタと、前記負極出力端子がドレインに接続する第10のトランジスタとを含み、前記第10のトランジスタのドレインに第6の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記正極ローカル端子からの入力信号で前記第9のトランジスタが駆動し、前記第3の入力部から送信される第3の信号で前記第10のトランジスタが駆動する第1の負極側出力部と、前記負極ローカル端子がゲートに接続する第11のトランジスタと、前記負極出力端子がドレインに接続する第12のトランジスタとを含み、前記第12のトランジスタのドレインに前記第6の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記負極ローカル端子からの入力信号で前記第11のトランジスタが駆動し、前記第4の入力部から送信される第4の信号で前記第12のトランジスタが駆動する第2の負極側出力部と、から構成される第2の出力部と、
を有することを特徴とするミキサ回路。
前記第2の正極側出力部内の、前記第7のトランジスタのドレインおよび前記第8のトランジスタのゲートは、前記第2のトランジスタのドレインと前記第2の負荷抵抗との第2の接続点に接続し、
前記第1の負極側出力部内の、前記第9のトランジスタのドレインおよび前記第10のトランジスタのゲートは、前記第3のトランジスタのドレインと前記第3の負荷抵抗との第3の接続点に接続し、
前記第2の負極側出力部内の、前記第11のトランジスタのドレインおよび前記第12のトランジスタのゲートは、前記第4のトランジスタのドレインと前記第4の負荷抵抗との第4の接続点に接続する、
ことを特徴とする付記9記載のミキサ回路。
前記第1の入力部の前記第1のトランジスタがONして、前記第1の信号が、前記第1の正極側出力部の前記第6のトランジスタのゲートに印加し、前記第1の正極側出力部の前記第5のトランジスタがOFF、前記第6のトランジスタがONし、かつ前記第1の負極側出力部の前記第9のトランジスタがON、前記第10のトランジスタがOFFすることで、前記正極入力端子から前記正極出力端子への信号伝達経路である第1のパスが生成し、
前記第4の入力部の前記第4のトランジスタがONして、前記第4の信号が、前記第4の負極側出力部の前記第12のトランジスタのゲートに印加し、前記第4の負極側出力部の前記第11のトランジスタがOFF、前記第12のトランジスタがONし、かつ前記第2の正極側出力部の前記第7のトランジスタがON、前記第8のトランジスタがOFFすることで、前記負極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第2のパスが生成し、
前記ローカル信号が負論理であって、前記正極ローカル端子がLow、前記負極ローカル端子がHighとなる場合に、
前記第2の入力部の前記第2のトランジスタがONして、前記第2の信号が、前記第2の正極側出力部の前記第8のトランジスタのゲートに印加し、前記第2の正極側出力部の前記第7のトランジスタがOFF、前記第8のトランジスタがONし、かつ前記第4の負極側出力部の前記第11のトランジスタがON、前記第12のトランジスタがOFFすることで、前記負極入力端子から前記正極出力端子への信号伝達経路である第3のパスが生成し、
前記第3の入力部の前記第3のトランジスタがONして、前記第3の信号が、前記第1の負極側出力部の前記第10のトランジスタのゲートに印加し、前記第1の負極側出力部の前記第9のトランジスタがOFF、前記第10のトランジスタがONし、かつ前記第1の正極側出力部の前記第5のトランジスタがON、前記第6のトランジスタがOFFすることで、前記正極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第4のパスが生成して、
前記差動入力信号と前記ローカル信号とのミキシングが行われることを特徴とする付記9記載のミキサ回路。
前記第1のパスを伝達するときのRFin(+)とIFout(+)との関係を、
IFout(+)=A11×RFin(+)
A11=(gmm1×R21)×(gmm6×R25)とし、
前記第2のパスを伝達するときのRFin(−)とIFout(−)との関係を、
IFout(−)=A12×RFin(−)
A12=(gmm4×R24)×(gmm12×R26)とし、
前記第3のパスを伝達するときのRFin(−)とIFout(+)との関係を、
IFout(+)=A13×RFin(−)
A13=(gmm2×R22)×(gmm8×R25)とし、
前記第4のパスを伝達するときのRFin(+)とIFout(−)との関係を、
IFout(−)=A14×RFin(+)
A14=(gmm3×R23)×(gmm10×R26)とする、
ことを特徴とする付記9記載のミキサ回路。
前記第1の接続点と前記第6のトランジスタのゲートとの間に配置される第1のコンデンサと、前記第2の接続点と前記第8のトランジスタのゲートとの間に配置される第2のコンデンサと、前記第3の接続点と前記第10のトランジスタのゲートとの間に配置される第3のコンデンサと、前記第4の接続点と前記第12のトランジスタのゲートとの間に配置される第4のコンデンサと、を含むAC結合部と、
前記正極出力端子からの出力信号の電圧および前記負極出力端子からの出力信号の電圧から生成した分圧が、設定電圧と等しくなるような電圧信号を生成して、前記第6のトランジスタのゲート、前記第8のトランジスタのゲート、前記第10のトランジスタのゲートおよび前記第12のトランジスタのゲートのそれぞれに、前記電圧信号を印加するコモンモードフィードバック部と、
から構成されることを特徴とする付記9記載のミキサ回路。
11 入力端子部
11(+) 正極入力端子
11(−) 負極入力端子
12 ローカル信号端子部
12(+) 正極ローカル端子
12(−) 負極ローカル端子
13 出力端子部
13(+) 正極出力端子
13(−) 負極出力端子
14−1〜14−4 第1〜第4の入力部
15−1 正極側出力部
15−2 負極側出力部
M1〜M12 トランジスタ(N−MOSFET)
R1〜R6 負荷抵抗
Claims (8)
- NチャネルのMOSトランジスタで構成されて、信号のミキシングを行うミキサ回路において、
差動入力信号の正極信号が入力する正極入力端子と、前記差動入力信号の負極信号が入力する負極入力端子とを含む入力端子部と、
差動のローカル信号が入力される、正極ローカル端子および負極ローカル端子を含むローカル信号端子部と、
ミキシング後の差動出力信号が出力される、正極出力端子および負極出力端子を含む出力端子部と、
前記正極入力端子がゲートに接続する第1のトランジスタと、前記負極ローカル端子がゲートに接続する第2のトランジスタとを含み、前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとの第1の接続点に、第1の負荷抵抗の一端が接続して構成される第1の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続する第3のトランジスタと、前記正極ローカル端子がゲートに接続する第4のトランジスタとを含み、前記第3のトランジスタのドレインと前記第4のトランジスタのドレインとの第2の接続点に、第2の負荷抵抗の一端が接続して構成される第2の入力部と、
前記正極入力端子がゲートに接続する第5のトランジスタと、前記正極ローカル端子がゲートに接続する第6のトランジスタとを含み、前記第5のトランジスタのドレインと前記第6のトランジスタのドレインとの第3の接続点に、第3の負荷抵抗の一端が接続して構成される第3の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続する第7のトランジスタと、前記負極ローカル端子がゲートに接続する第8のトランジスタとを含み、前記第7のトランジスタのドレインと前記第8のトランジスタのドレインとの第4の接続点に、第4の負荷抵抗の一端が接続して構成される第4の入力部と、
前記正極出力端子にドレインが接続する第9のトランジスタと、前記正極出力端子にドレインが接続する第10のトランジスタとを含み、前記第9のトランジスタのドレインと前記第10のトランジスタのドレインとの第5の接続点に、第5の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記第1の接続点を介して、前記第1の入力部から送信される第1の信号で前記第9のトランジスタが駆動し、前記第2の接続点を介して、前記第2の入力部から送信される第2の信号で前記第10のトランジスタが駆動する正極側出力部と、
前記負極出力端子にドレインが接続する第11のトランジスタと、前記負極出力端子にドレインが接続する第12のトランジスタとを含み、前記第11のトランジスタのドレインと前記第12のトランジスタのドレインとの第6の接続点に、第6の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記第3の接続点を介して、前記第3の入力部から送信される第3の信号で前記第11のトランジスタが駆動し、前記第4の接続点を介して、前記第4の入力部から送信される第4の信号で前記第12のトランジスタが駆動する負極側出力部と、
を有することを特徴とするミキサ回路。 - 前記正極側出力部内の、前記第9のトランジスタのゲートは、前記第1の接続点に接続し、前記第10のトランジスタのゲートは、前記第2の接続点に接続し、
前記負極側出力部内の、前記第11のトランジスタのゲートは、前記第3の接続点に接続し、前記第12のトランジスタのゲートは、前記第4の接続点に接続することを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。 - 前記ローカル信号が正論理であって、前記正極ローカル端子がHigh、前記負極ローカル端子がLowとなる場合に、
前記第1の入力部の前記第1のトランジスタがON、前記第2のトランジスタがOFFとなり、前記第3の入力部の前記第5のトランジスタがOFF、前記第6のトランジスタがONとなることで、前記第1の信号が、前記正極側出力部の前記第9のトランジスタのゲートに印加し、前記第9のトランジスタがONすることで、前記正極入力端子から前記正極出力端子への信号伝達経路である第1のパスが生成し、
前記第2の入力部の前記第3のトランジスタがOFF、前記第4のトランジスタがONとなり、前記第4の入力部の前記第7のトランジスタがON、前記第8のトランジスタがOFFとなることで、前記第4の信号が、前記負極側出力部の前記第12のトランジスタのゲートに印加し、前記第12のトランジスタがONすることで、前記負極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第2のパスが生成し、
前記ローカル信号が負論理であって、前記正極ローカル端子がLow、前記負極ローカル端子がHighとなる場合に、
前記第2の入力部の前記第3のトランジスタがON、前記第4のトランジスタがOFFとなり、前記第4の入力部の前記第7のトランジスタがOFF、前記第8のトランジスタがONとなることで、前記第2の信号が、前記正極側出力部の前記第10のトランジスタのゲートに印加し、前記第10のトランジスタがONすることで、前記負極入力端子から前記正極出力端子への信号電圧経路である第3のパスが生成し、
前記第1の入力部の前記第1のトランジスタがOFF、前記第2のトランジスタがONとなり、前記第3の入力部の前記第5のトランジスタがON、前記第6のトランジスタがOFFとなることで、前記第3の信号が、前記負極側出力部の前記第11のトランジスタのゲートに印加し、前記第11のトランジスタがONすることで、前記正極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第4のパスが生成して、
前記差動入力信号と前記ローカル信号とのミキシングが行われることを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。 - 前記正極入力端子の入力時の前記正極信号のレベルをRFin(+)、前記負極入力端子の入力時の前記負極信号のレベルをRFin(−)、前記正極出力端子から出力されるミキシング・増幅後の信号出力のレベルをIFout(+)、前記負極出力端子から出力されるミキシング・増幅後の信号出力のレベルをIFout(−)、前記第1の負荷抵抗から前記第6の負荷抵抗のそれぞれの抵抗値をR1〜R6、第Nのトランジスタの相互コンダクタンスをgmNとした場合に、
前記第1のパスを伝達するときのRFin(+)とIFout(+)との関係を、
IFout(+)=A1×RFin(+)
A1=(gmM1×R1)×(gmM9×R5)とし、
前記第2のパスを伝達するときのRFin(−)とIFout(−)との関係を、
IFout(−)=A2×RFin(−)
A2=(gmM7×R4)×(gmM12×R6)とし、
前記第3のパスを伝達するときのRFin(−)とIFout(+)との関係を、
IFout(+)=A3×RFin(−)
A3=(gmM3×R2)×(gmM10×R5)とし、
前記第4のパスを伝達するときのRFin(+)とIFout(−)との関係を、
IFout(−)=A4×RFin(+)
A4=(gmM5×R3)×(gmM11×R6)とする、
ことを特徴とする請求項3記載のミキサ回路。 - 前記第4のトランジスタのインピーダンスと、前記第2の負荷抵抗の値とによって決まる、前記第10のトランジスタのゲートに印加される電圧を、前記第10のトランジスタのしきい値電圧よりも低くして、前記第4のトランジスタがONした場合であっても、前記第10のトランジスタをOFFの状態とし、
前記第6のトランジスタのインピーダンスと、前記第3の負荷抵抗の値とによって決まる、前記第11のトランジスタのゲートに印加される電圧を、前記第11のトランジスタのしきい値電圧よりも低くして、前記第6のトランジスタがONした場合であっても、前記第11のトランジスタをOFFの状態とし、
前記第2のトランジスタのインピーダンスと、前記第1の負荷抵抗の値とによって決まる、前記第9のトランジスタのゲートに印加される電圧を、前記第9のトランジスタのしきい値電圧よりも低くして、前記第2のトランジスタがONした場合であっても、前記第9のトランジスタをOFFの状態とし、
前記第8のトランジスタのインピーダンスと、前記第4の負荷抵抗の値とによって決まる、前記第12のトランジスタのゲートに印加される電圧を、前記第12のトランジスタのしきい値電圧よりも低くして、前記第8のトランジスタがONした場合であっても、前記第12のトランジスタをOFFの状態とする、
ことを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。 - 前記第1の信号から第4の信号のレベルシフトを行うレベルシフト回路をさらに有し、前記レベルシフト回路は、
前記第1の接続点と前記第9のトランジスタのゲートとの間に配置される第1のコンデンサと、前記第2の接続点と前記第10のトランジスタのゲートとの間に配置される第2のコンデンサと、前記第3の接続点と前記第11のトランジスタのゲートとの間に配置される第3のコンデンサと、前記第4の接続点と前記第12のトランジスタのゲートとの間に配置される第4のコンデンサと、を含むAC結合部と、
前記正極出力端子からの出力信号の電圧および前記負極出力端子からの出力信号の電圧から生成した分圧が、設定電圧と等しくなるような電圧信号を生成して、前記第9のトランジスタから前記第12のトランジスタのゲートに、前記電圧信号を印加するコモンモードフィードバック部と、
から構成されることを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。 - NチャネルのMOSトランジスタで構成されて、信号のミキシングを行うミキサ回路において、
差動入力信号の正極信号が入力する正極入力端子と、前記差動入力信号の負極信号が入力する負極入力端子とを含む入力端子部と、
差動のローカル信号が入力される、正極ローカル端子および負極ローカル端子を含むローカル信号端子部と、
ミキシング後の差動出力信号が出力される、正極出力端子および負極出力端子を含む出力端子部と、
前記正極入力端子がゲートに接続し、第1の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第1のトランジスタを含む第1の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続し、第2の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第2のトランジスタを含む第2の入力部と、
前記正極入力端子がゲートに接続し、第3の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第3のトランジスタを含む第3の入力部と、
前記負極入力端子がゲートに接続し、第4の負荷抵抗の一端がドレインに接続する第4のトランジスタを含む第4の入力部と、
前記負極ローカル端子がゲートに接続する第5のトランジスタと、前記正極出力端子がドレインに接続する第6のトランジスタとを含み、前記第6のトランジスタのドレインに第5の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記負極ローカル端子からの入力信号で前記第5のトランジスタが駆動し、前記第1の入力部から送信される第1の信号で前記第6のトランジスタが駆動する第1の正極側出力部と、前記正極ローカル端子がゲートに接続する第7のトランジスタと、前記正極出力端子がドレインに接続する第8のトランジスタとを含み、前記第8のトランジスタのドレインに前記第5の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記正極ローカル端子からの入力信号で前記第7のトランジスタが駆動し、前記第2の入力部から送信される第2の信号で前記第8のトランジスタが駆動する第2の正極側出力部と、から構成される第1の出力部と、
前記正極ローカル端子がゲートに接続する第9のトランジスタと、前記負極出力端子がドレインに接続する第10のトランジスタとを含み、前記第10のトランジスタのドレインに第6の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記正極ローカル端子からの入力信号で前記第9のトランジスタが駆動し、前記第3の入力部から送信される第3の信号で前記第10のトランジスタが駆動する第1の負極側出力部と、前記負極ローカル端子がゲートに接続する第11のトランジスタと、前記負極出力端子がドレインに接続する第12のトランジスタとを含み、前記第12のトランジスタのドレインに前記第6の負荷抵抗の一端が接続して構成され、前記負極ローカル端子からの入力信号で前記第11のトランジスタが駆動し、前記第4の入力部から送信される第4の信号で前記第12のトランジスタが駆動する第2の負極側出力部と、から構成される第2の出力部と、
を有することを特徴とするミキサ回路。 - 前記ローカル信号が正論理であって、前記正極ローカル端子がHigh、前記負極ローカル端子がLowとなる場合に、
前記第1の入力部の前記第1のトランジスタがONして、前記第1の信号が、前記第1の正極側出力部の前記第6のトランジスタのゲートに印加し、前記第1の正極側出力部の前記第5のトランジスタがOFF、前記第6のトランジスタがONし、かつ前記第1の負極側出力部の前記第9のトランジスタがON、前記第10のトランジスタがOFFすることで、前記正極入力端子から前記正極出力端子への信号伝達経路である第1のパスが生成し、
前記第4の入力部の前記第4のトランジスタがONして、前記第4の信号が、前記第2の負極側出力部の前記第12のトランジスタのゲートに印加し、前記第2の負極側出力部の前記第11のトランジスタがOFF、前記第12のトランジスタがONし、かつ前記第2の正極側出力部の前記第7のトランジスタがON、前記第8のトランジスタがOFFすることで、前記負極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第2のパスが生成し、
前記ローカル信号が負論理であって、前記正極ローカル端子がLow、前記負極ローカル端子がHighとなる場合に、
前記第2の入力部の前記第2のトランジスタがONして、前記第2の信号が、前記第2の正極側出力部の前記第8のトランジスタのゲートに印加し、前記第2の正極側出力部の前記第7のトランジスタがOFF、前記第8のトランジスタがONし、かつ前記第2の負極側出力部の前記第11のトランジスタがON、前記第12のトランジスタがOFFすることで、前記負極入力端子から前記正極出力端子への信号伝達経路である第3のパスが生成し、
前記第3の入力部の前記第3のトランジスタがONして、前記第3の信号が、前記第1の負極側出力部の前記第10のトランジスタのゲートに印加し、前記第1の負極側出力部の前記第9のトランジスタがOFF、前記第10のトランジスタがONし、かつ前記第1の正極側出力部の前記第5のトランジスタがON、前記第6のトランジスタがOFFすることで、前記正極入力端子から前記負極出力端子への信号伝達経路である第4のパスが生成して、
前記差動入力信号と前記ローカル信号とのミキシングが行われることを特徴とする請求項7記載のミキサ回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008086898A JP5056533B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ミキサ回路 |
US12/335,570 US7804351B2 (en) | 2008-03-28 | 2008-12-16 | Mixer circuit for frequency mixing of differential signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008086898A JP5056533B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ミキサ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009239863A JP2009239863A (ja) | 2009-10-15 |
JP5056533B2 true JP5056533B2 (ja) | 2012-10-24 |
Family
ID=41116185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008086898A Expired - Fee Related JP5056533B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ミキサ回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7804351B2 (ja) |
JP (1) | JP5056533B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07105662B2 (ja) * | 1986-02-21 | 1995-11-13 | 株式会社東芝 | 多機能差動増幅器 |
JP3392682B2 (ja) * | 1997-02-21 | 2003-03-31 | 株式会社東芝 | ミキサー回路 |
JP3520175B2 (ja) | 1997-03-31 | 2004-04-19 | 株式会社東芝 | アナログ乗算器 |
JP2000076371A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-14 | Nec Corp | Mos乗算回路 |
US6871057B2 (en) * | 2000-03-08 | 2005-03-22 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Mixer circuit |
JP2003234619A (ja) | 2002-02-07 | 2003-08-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 折り返し型ミキサ回路 |
KR100519876B1 (ko) * | 2004-01-30 | 2005-10-10 | 삼성전자주식회사 | 2차 혼변조 왜곡을 제거하기 위한 직접 변환용 믹서 회로및 이를 이용한 직접 변환 송수신기 |
ATE500648T1 (de) * | 2005-04-14 | 2011-03-15 | Nxp Bv | Mischerschaltung |
-
2008
- 2008-03-28 JP JP2008086898A patent/JP5056533B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-16 US US12/335,570 patent/US7804351B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009239863A (ja) | 2009-10-15 |
US7804351B2 (en) | 2010-09-28 |
US20090243700A1 (en) | 2009-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4991785B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
USRE47461E1 (en) | Differential amplifying circuit | |
US7898332B2 (en) | Semiconductor integrated circuit device | |
US7193466B2 (en) | Operational transconductance amplifier with DC offset elimination and low mismatch | |
US7319851B2 (en) | Mixer circuit, receiver comprising a mixer circuit, wireless communication comprising a receiver, method for generating an output signal by mixing an input signal with an oscillator signal | |
JP4666346B2 (ja) | 電圧比較器 | |
US8280339B2 (en) | Mixer capable of detecting or controlling common mode voltage thereof | |
JP5720106B2 (ja) | ミキサ回路及びミキサ回路のコモン電圧調整方法 | |
KR100682056B1 (ko) | 버퍼 증폭기 | |
US7948294B2 (en) | Mixer with high linearity | |
US8953346B2 (en) | Converting circuit for converting input voltage into output current | |
US20080169847A1 (en) | Driver and driver/receiver system | |
US6989716B2 (en) | Variable gain amplifier | |
US6724258B1 (en) | Highly-linear, wide-input-range, wide control-range, low-voltage differential voltage controlled transconductor | |
US7532045B1 (en) | Low-complexity active transconductance circuit | |
JP2005020591A (ja) | 可変利得増幅器、これを用いた光ピックアップ信号処理用および携帯無線端末送受信信号処理用lsi | |
US7002405B2 (en) | Linear low noise transconductance cell | |
JP5056533B2 (ja) | ミキサ回路 | |
JP4371618B2 (ja) | 差動増幅回路 | |
JP2002305429A (ja) | 変換回路 | |
KR101013382B1 (ko) | 주파수 혼합기 | |
Blas et al. | Novel Low‐Power High‐dB Range CMOS Pseudo‐Exponential Cells | |
JP2005323287A (ja) | 差動入力差動出力型増幅回路 | |
Gibson | Design and simulation of CMOS active mixers | |
JPH11150429A (ja) | 演算増幅器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120522 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120703 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120716 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5056533 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |