JP5056502B2 - レセプト処理プログラム、レセプト処理方法、および、レセプト処理装置 - Google Patents

レセプト処理プログラム、レセプト処理方法、および、レセプト処理装置 Download PDF

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Description

この発明は、レセプト処理プログラム、レセプト処理方法、および、レセプト処理装置に関する。
従来より、レセプト(診療報酬明細書)を電子データで提出するレセプト電算制度(電子媒体による診療報酬明細書提出制度)において、医療機関等から提出されたレセプトを受付けたレセプト電算システムは、受付けたレセプトに誤り(エラー)が含まれる場合に、当該レセプトを提出した医療機関等に、エラーの種類を識別する情報(エラーコード)を返信する。
また、レセプトを提出した医療機関等の医事課担当者は、エラーコードが返信された場合に、レセプトごと(患者ごと)に、返信されたエラーコードを用いてエラー内容を判別し、エラー修正用のコンピュータにてエラーを修正していた。
ここで、1つのレセプトには「保険情報」や「診療行為情報」など、色々なデータが含まれており、エラーを修正する際に、エラー修正用のコンピュータでは、修正するエラーが含まれるデータに対応する修正画面が用いられる。言い換えると、エラー修正用のコンピュータでは、一つの修正画面を用いて(開いて、起動して)、すべてのエラーを修正するのではなく、例えば、「保険情報」を修正する際には、「保険登録画面」が用いられ、「診療行為情報」を修正する際には、「会計画面」が用いられる。
なお、特許文献1(特開2002−183381号公報)には、レセプト電算制度において、エラーをチェックする手法についての技術が開示されている。
特開2002−183381号公報(第4頁、第7−9頁、第2図)
ところで、上記した従来の技術は、レセプトの修正作業を効率的に出来ないという課題があった。
例えば、従来の手法では、複数のレセプトそれぞれについて、当該レセプトに含まれるエラーを修正する際には、異なる修正画面に何度も切り替えて修正を行うことになり、修正作業に時間がかかっていた。
例えば、エラー修正用のコンピュータにおいて、エラーを修正する際に、エラーAを修正する際には、「修正画面A」が用いられ、エラーBを修正する際には、「修正画面B」が用いられ、エラーCを修正する際には、「修正画面C」が用いられる場合を例に、具体的に説明する。ここで、レセプト1には、エラーAが含まれ、レセプト2には、エラーBとCとが含まれ、レセプト3には、エラーAとCとが含まれるものとする。
このような場合において、従来の手法では、エラー修正用のコンピュータでは、まず、レセプト1について「修正画面A」が用いられる。その後、レセプト2についてエラーを修正する際には、修正画面を、「修正画面A」から、「修正画面B」と「修正画面C」とに切り替え、「修正画面B」と「修正画面C」が用いられる。続いて、レセプト3について修正する際には、さらに、修正画面を、「修正画面B」と「修正画面C」とから、「修正画面A」と「修正画面C」とに切り替えて、「修正画面A」と「修正画面C」とが用いられていた。なお、上記した特許文献1は、レセプトの修正作業を効率的に出来ない場合における解決策を提示するものではない。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、レセプトの修正作業を効率化することが可能であるレセプト処理プログラム、レセプト処理方法、および、レセプト処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このレセプト処理装置は、診療報酬明細書各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を出力部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付ける診療報酬明細書修正方法をレセプトコンピュータに実行させるレセプト処理プログラムであって、前記診療報酬明細書を識別する識別情報と、当該診療報酬明細書に含まれる誤りの種類を識別する誤り情報とを対応付けて記憶する誤り情報テーブルを、当該誤り情報を仕分けキーとして仕分けすることで、同一の誤り情報に対応付けられて記憶されている当該識別情報を同一の分類として仕分けする仕分手順と、前記修正操作を受付ける際に、前記分類ごとに、前記仕分け手順によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた前記識別情報を連続して読み出す読出手順と、前記読出手順によって前記識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別される前記診療報酬明細書について、前記仕分けキーとして用いられた前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する画面を前記出力部に出力する出力手順と、をコンピュータに実行させることを要件とする。
開示のレセプト処理装置によれば、レセプトの修正作業を効率化することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るレセプト処理装置、レセプト処理方法およびレセプト処理プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、実施例1で用いる主要な用語、実施例1に係るレセプト処理装置の概要および特徴、レセプト処理装置の構成および処理の流れを順に説明し、その後、その他の実施例について説明する。
[用語の説明]
まず最初に、実施例1で用いる主要な用語を説明する。実施例1で用いる「レセプト(特許請求の範囲に記載の「診療報酬明細書」に対応する。)」とは、医療費の請求書のことであり、具体的には、健康保険などの報酬を病院が公的機関に請求する書類が該当する。
また、実施例1で用いる「レセプト」には、「保険情報」や「診療行為情報」など、色々なデータが含まれている。ここで、このレセプトに含まれているエラー(例えば、未入力となっているデータや、誤入力されたデータ)を修正する際には、エラー修正用のコンピュータ(レセプト処理装置)では、修正するエラーが含まれるデータに対応する修正画面が用いられる。言い換えると、レセプト処理装置では、レセプトに含まれるエラーを修正する際に、一つの修正画面を用いて(開いて、起動して)、すべてのエラーを修正するのではなく、例えば、「保険情報」を修正する際には、「保険登録画面」が用いられ、「診療行為情報」を修正する際には、「会計画面」が用いられる。
[レセプト処理装置の概要および特徴]
次に、図1を用いて、実施例1に係るレセプト処理装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るレセプト処理装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係るレセプト処理装置は、レセプト各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を表示部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付けるレセプト処理装置である。
この実施例1に係るレセプト処理装置とは、レセプトを電子データで提出するレセプト電算システム(電子媒体によるレセプト提出制度)において用いられるものであって、例えば、医療機関等に設置され、レセプトを提出した医療機関等の医事課担当者によって用いられるものである。
ここで、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(1)に示すように、レセプトを識別する「識別情報」と、当該レセプトに含まれる誤りの種類を識別する「エラーコード(特許請求の範囲に記載の「誤り情報」に対応する。)」とを対応付けて記憶する「誤り情報テーブル」を備える。例えば、図1の(1)に示す例では、実施例1に係るレセプト処理装置は、識別情報「1」に対応付けて、エラーコード「1000」と「1002」とを記憶する。具体的な例をあげて説明すると、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(1)に示す例では、当該識別情報に対応付けられたエラーコードそれぞれに、ビットを立てている。
そして、実施例1に係るレセプト処理装置は、このような記憶部を有し、以下で説明するように、レセプトの修正作業を効率化することが可能である点に主たる特徴がある。
すなわち、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(2)に示すように、エラーコードを仕分けキーとして仕分けすることで、同一のエラーコードに対応付けられて記憶されている識別情報を同一の分類として仕分けする。例えば、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(2)に示す例では、エラーコード「1000」を仕分けキーとする場合に、図1の(2−1)に示すように、エラーコード「1000」に対応付けられた識別情報「1」と「4」とを同一の分類(図1に示す例では、「分類1」)として仕分けする。
なお、ここで、実施例1に係るレセプト処理装置は、一つの識別情報を、一つの分類にのみ仕分けする場合に限定されるものではなく、一つの識別情報が、複数の分類に仕分けされることがある。例えば、図1の(2−1)と(2−3)とに示すように、実施例1に係るレセプト処理装置は、識別情報「4」を「分類1」にのみ分類し、識別情報「1」を分類「1」と「3」との両方に分類する。
そして、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(3)に示すように、修正操作を受付ける際に、分類ごとに、同一の仕分けキーを用いて仕分けされた識別情報を連続して読み出す。例えば、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(3)に示す例では、分類「1」に仕分けされた識別情報である識別情報「1」と「4」とを連続して読み出し、続いて、分類「2」に仕分けされた識別情報である識別情報「3」と「6」と「7」とを連続して読み出し、その後、分類「3」に仕分けされた識別情報である識別情報「1」と「2」と「5」とを連続して読み出す。
また、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(4)に示すように、識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別されるレセプトについて、仕分けキーとして用いられたエラーコードによって識別される種類の誤りを修正する画面を表示部に出力する。例えば、図1の(4)に示す例では、分類「1」に仕分けされた識別情報が読み出された場合には、図1の(4−1)に示すように、分類「1」に仕分けする際に用いられた仕分けキーであるエラーコード「1000」に対応する修正画面を出力する。
また、ここで、実施例1に係るレセプト処理装置は、上記したように、同じ分類に仕分けされた識別情報それぞれを連続して読み出す(図1の(3)参照)。また、実施例1に係るレセプト処理装置は、同じ分類に仕分けされた識別情報それぞれについて、当該分類に対応する修正画面を出力する(図1の(4)参照)。このため、例えば、実施例1に係るレセプト処理装置は、連続して読み出す同じ分類に仕分けされた識別情報それぞれに対応し、当該分類に対応する修正画面を連続して出力することになる。
なお、例えば、識別情報「1」は、エラーコード「1000」と「1002」とに対応付けられ、図1の(2)にて示したように、分類「1」と分類「3」とに仕分けされている。ここで、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(4−1)に示すように、分類「1」に仕分けされた識別情報として識別情報「1」が読み出された場合には、エラーコード「1000」に対応する修正画面のみを出力し、エラーコード「1002」に対応する修正画面を出力しない。また、同様に、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(4−3)に示すように、分類「3」に仕分けされた識別情報として識別情報「1」が読み出された場合には、エラーコード「1002」に対応する修正画面のみを出力し、エラーコード「1000」に対応する修正画面を出力しないものである。
そして、実施例1に係るレセプト処理装置は、図1の(5)に示すように、修正操作を受付ける。例えば、図1の(3)に示すように、分類「1」、分類「2」、分類「3」の順に読み出し、図1の(4−1)〜(4−3)に示すように、エラーコード「1000」に対応する修正画面(分類「1」に対応)、エラーコード「1000」に対応する修正画面(分類「2」に対応)、エラーコード「1000」に対応する修正画面(分類「3」に対応)の順に表示部にて出力する場合について説明する。実施例1に係るレセプト処理装置は、まず、図1の(5−1)に示すように、識別情報「1」と「2」とについて、エラーコード「1000」に対応する修正画面にて修正操作を連続して受付ける。続いて、実施例1に係るレセプト処理装置は、識別情報「3」と「6」と「7」とについて、エラーコード「1001」に対応する修正画面にて修正操作を連続して受付ける。その後、実施例1に係るレセプト処理装置は、識別情報「1」と「2」と「5」とについて、エラーコード「1002」に対応する修正画面にて修正操作を連続して受付ける。
このようなことから、実施例1に係るレセプト処理装置は、上記した主たる特徴の如く、同じエラーコードによって識別される誤りについての修正操作を連続して受付けることができ、レセプトの修正作業を効率化することが可能である。
[レセプト処理装置の構成]
次に、図2〜図11を用いて、図1に示したレセプト処理装置の構成を説明する。なお、図2は、実施例1に係るレセプト処理装置の構成を示すためのブロック図である。図3は、実施例1におけるエラーリスト入力部を説明するための図である。図4は、実施例1におけるエラーリスト記憶部を説明するための図である。図5は、実施例1におけるエラーソートマスタ記憶部を説明するための図である。図6は、実施例1における修正リスト記憶部を説明するための図である。図7は、実施例1におけるレセプト記憶部を説明するための図である。図8は、実施例1におけるソート処理部を説明するための図である。図9は、実施例1におけるソート処理部を説明するための図である。図10は、実施例1における修正画面表示制御部を説明するための図である。図11は、実施例1における修正画面表示制御部を説明するための図である。
図2に示すように、このレセプト処理装置は、エラーリスト入力部101と、表示部102と、修正受付部103と、記憶部200と、制御部300とから構成される。
なお、以下に説明する実施例1では、レセプトを識別する識別情報として、費用を請求する機関を一意に識別する情報である「提出先」と、入院している患者についてのレセプトまたは外来である患者についてのレセプトかを識別する「入外」と、患者を一意に識別する情報である「患者番号」とを用いる場合を例に説明する。
エラーリスト入力部101は、識別情報およびエラーコードの対応付けを受付け、受付けた対応付けを制御部300(後述するエラーリスト取込部301)に伝達する。例えば、エラーリスト入力部101は、図3に示すように、レセプト電算システムがレセプト処理装置に送信した識別情報およびエラーコードの複数の対応付け(エラーリスト)を受付け、受付けたエラーリストを後述するエラーリスト取込部301に伝達する。なお、例えば、このエラーリストは、定期的に(例えば、一ヶ月や一週間に一回など)、レセプト電算システムから送信されるものである。
具体的な例をあげて説明すると、エラーリスト入力部101は、図3に示すようなエラーリストを受付ける。例えば、エラーリスト入力部101は、エラーリストの一部として、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「1」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けを受付ける。そして、エラーリスト入力部101は、受付けたエラーリストを、後述するエラーリスト取込部301に伝達する。
表示部102は、制御部300(後述する修正画面表示制御部303)の指示に従って、レセプトに含まれるエラーを修正する際に表示する画面である修正画面を表示する。例えば、表示部102は、モニタなどが該当する。
修正受付部103は、レセプト処理装置を利用する利用者から、レセプトに含まれるエラーを修正する修正操作を受付け、制御部300(後述する修正画面表示制御部303)に受付けた修正操作を伝達する。具体的には、修正受付部103は、制御部300(後述する修正画面表示制御部303)の指示に従って表示部102が表示した修正画面に対応する修正操作を受付け、当該修正操作を後述する修正画面表示制御部303に伝達する。
なお、例えば、修正受付部103は、キーボードやマウスなどが該当する。
記憶部200は、制御部300による修正処理に必要なデータを格納する。記憶部200は、特に本発明に密接に関連するものとして、エラーリスト記憶部201と、エラーソートマスタ記憶部202と、修正リスト記憶部203と、レセプト記憶部204と、を備える。なお、エラーリスト記憶部201は、特許請求の範囲に記載の「誤り情報テーブル」に対応する。
エラーリスト記憶部201は、識別情報およびエラーコードの対応付けを記憶する。具体的には、エラーリスト記憶部201は、エラーリスト入力部101が受付けたエラーリストを、制御部300(後述するエラーリスト取込部301)によって入力されることによって記憶する。例えば、エラーリスト記憶部201は、図4に示すように、「患者番号」と「提出先」と「入外」との組み合わせそれぞれに対応付けて、「エラーコード」を記憶する。
図4に示す例を用いて、具体的に説明すると、エラーリスト記憶部201は、患者番号「1」と提出先「社保」と入外「外来」との組み合わせに対応付けて、エラーコード「1000」とエラーコード「1001」となどを記憶する。また、同様に、エラーリスト記憶部201は、患者番号「100」と提出先「国保」と入外「外来」との組み合わせに対応付けて、エラーコード「1000」などを記憶する。
エラーソートマスタ記憶部202は、制御部300(後述するソート処理部302)によって用いられる優先順位を予め記憶する。なお、この優先順位とは、エラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれを仕分けする際に用いられるものである。また、この優先順位は、レセプト処理装置を利用する利用者によって予め設定されるものである。具体的には、この優先順位は、エラーコードによって識別される種類の誤りを修正する重要性や、他のエラーコードによって識別される種類の誤りとの関連性によって決定されるものである。
例えば、エラーソートマスタ記憶部202は、図5に示すように、エラーコードそれぞれに対応付けて、優先順位を記憶する。図5に示す例を用いて、具体的に説明すると、エラーソートマスタ記憶部202は、エラーコード「1000」に対応付けて、優先順位「1」を記憶し、エラーコード「1001」に対応付けて、優先順位「2」を記憶する。
修正リスト記憶部203は、識別情報およびエラーコードの対応付けを記憶する。具体的には、修正リスト記憶部203は、エラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれを記憶する。また、修正リスト記憶部203は、制御部300(後述するソート処理部302)によって当該対応付けそれぞれが仕分けされた状態で、制御部300(後述するソート処理部302)によって入力されて、当該対応付けそれぞれを記憶する。
例えば、修正リスト記憶部203は、図6に示すように、制御部300(後述するソート処理部302)によって仕分けされる際に付与される情報である「連番」に対応付けて、「患者番号」と「提出先」と「入外」との組み合わせおよび「エラーコード」の対応付けを記憶する。なお、この「連番」とは、制御部300(後述する修正画面表示制御部303)によって読み出される順番を識別する情報である。
図6に示す例を用いて、具体的に説明すると、修正リスト記憶部203は、連番「1」に対応付けて、患者番号「1」と提出先「社保」と入外「外来」との組み合わせおよびエラーコード「1000」とエラーコード「1001」などの対応付けを記憶する。また、同様に、修正リスト記憶部203は、連番「2」に対応付けて、患者番号「100」と提出先「国保」と入外「外来」との組み合わせおよびエラーコード「1000」などの対応付けを記憶する。
レセプト記憶部204は、識別情報に対応付けて、レセプトを記憶する。例えば、レセプト記憶部204は、図7に示す例では、患者番号「1」と提出先「社保」と入外「外来」との組み合わせに対応付けて、レセプト「レセプト1」を記憶する。また、同様に、レセプト記憶部204は、図7に示す例では、患者番号「100」と提出先「社保」と入外「外来」との組み合わせに対応付けて、レセプト「レセプト2」を記憶する。
ここで、エラーリスト記憶部201および修正リスト記憶部203の違いについて、簡単に説明する。エラーリスト記憶部201および修正リスト記憶部203それぞれは、識別情報およびエラーコードの同じ対応付けを記憶しているものである。
ここで、エラーリスト記憶部201は、エラーリスト入力部101によって受付けられた識別情報およびエラーコードの対応付けが、制御部300(後述するエラーリスト取込部301)によって識別情報ごとにエラーコードが対応付けられて、記憶するものである。また、その際には、エラーリスト記憶部201は、識別番号それぞれについて、順番等関係なく入力されて記憶するものである。例えば、エラーリスト記憶部201は、識別情報およびエラーコードの対応付けを、エラーリスト入力部101によって受付けられる毎に、制御部300(後述するエラーリスト取込部301)によって入力されて記憶しているものである。
これに対して、修正リスト記憶部203は、エラーリスト記憶部201によって記憶されている識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれを、制御部300(後述するソート処理部302)によって仕分けされた状態で、制御部300(後述するソート処理部302)によって入力されて記憶するものである。例えば、修正リスト記憶部203は、制御部300(後述するソート処理部302)によって付与された「連番」の順番にて、識別情報とエラーコードの対応付けを記憶しているものである。
また、エラーリスト記憶部201および修正リスト記憶部203と、レセプト記憶部204との違いを、それぞれの記憶部が記憶する識別情報の差を用いて簡単に説明する。ここで、エラーリスト記憶部201および修正リスト記憶部203は、エラーコードと対応付けられた識別情報のみを記憶するものである。また、エラーリスト記憶部201および修正リスト記憶部203は、この識別情報を、制御部300によって入力されて記憶するものである。
これに対して、レセプト記憶部204は、例えば、すべてのレセプトを記憶するものであり、このため、レセプト記憶部204に記憶されている識別情報には、エラーコードに対応付けられるものもあれば、対応付けられないものもある。例えば、レセプト記憶部204は、エラーリスト記憶部201や修正リスト記憶部203が記憶している識別情報だけではなく、その他の識別情報をも記憶している。言い換えると、レセプト記憶部204は、エラーリスト入力部101によって受付けられて制御部300によってエラーリスト記憶部201および修正リスト記憶部203に入力される可能性のある識別情報について、レセプトを記憶するものである。また、レセプト記憶部204は、識別情報それぞれを、予め記憶しているものである。
制御部300は、修正処理手順などを規定したプログラムを格納し、これらによって種々の修正処理を実行する。制御部300は、特に本発明に密接に関連するものとして、エラーリスト取込部301と、ソート処理部302と、修正画面表示制御部303と、を備える。なお、ソート処理部302は、特許請求の範囲に記載の「仕分手順」に対応する。修正画面表示制御部303は、特許請求の範囲に記載の「読出手順」に対応する。
エラーリスト取込部301は、エラーリスト入力部101から伝達された識別情報およびエラーコードの対応付けを、エラーリスト記憶部201に入力する。例えば、エラーリスト取込部301は、エラーリスト入力部101から「提出先」と「入外」と「患者番号」との組み合わせおよびエラーコードの対応付けが伝達されると、伝達された対応付けをエラーリスト記憶部201に入力する。
具体的な例をあげて説明すると、エラーリスト取込部301は、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けが伝達されると、伝達された対応付けをエラーリスト記憶部201に入力する。
さらに詳細には、エラーリスト取込部301は、エラーリストが伝達されると、エラーリストから識別情報およびエラーコードの対応付けを一つ選択する。そして、エラーリスト取込部301は、伝達した対応付けに含まれる識別情報と同一の識別情報をエラーリスト記憶部201が記憶しているかを判別する。ここで、伝達された識別情報と同一の識別情報を記憶していると判別する場合について説明する。エラーリスト取込部301は、エラーリスト記憶部201によって記憶されている識別情報(伝達された識別情報と同一の識別情報)に対応付けて、伝達されたエラーコードをエラーリスト記憶部201に入力する。
また、さらに詳細には、選択した対応付けに含まれる識別情報に対応する識別情報が、エラーリスト記憶部201に記憶されていないと判別した場合について説明する。エラーリスト取込部301は、エラーリスト記憶部201に識別情報を新規に作成し、新規作成した識別情報に伝達されたエラーコードを対応付けてエラーリスト記憶部201に入力する。
ここで、さらに詳細な一例をあげて、エラーリスト入力部101について説明する。エラーリスト入力部101からエラーリストが伝達されると、エラーリスト取込部301は、未処理(未選択)のエラーコードを選択する。つまり、エラーリスト取込部301は、伝達されたエラーリストの内、エラーリスト記憶部201に入力していない対応付けを選択する。例えば、エラーリスト取込部301は、伝達されたエラーリストから、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けを選択する。
また、例えば、エラーリスト取込部301は、選択した対応付けに含まれる識別情報に対応する識別情報が、エラーリスト記憶部201に記憶されているかを判別する。例えば、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けを選択した場合について説明する。エラーリスト取込部301は、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせをエラーリスト記憶部201が記憶しているかを判別する。
また、例えば、ここで、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1000」の対応付けをエラーリスト記憶部201が記憶している場合を例に、具体的に説明する。なお、エラーリスト取込部301は、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けを選択したものとする。
ここで、エラーリスト取込部301は、選択した対応付けに含まれる識別情報と同一の識別情報をエラーリスト記憶部201が記憶していると判別する。そして、エラーリスト取込部301は、エラーリスト記憶部201から選択した識別情報に対応付けられたエラーコード「1000」を取得する。そして、エラーリスト取込部301は、取得したエラーコード「1000」に、伝達された対応付けの内選択した対応付けに含まれるエラーコード「1001」を加えて、エラーコード「1000」および「1001」とする。そして、エラーリスト取込部301は、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」に対応付けられたエラーコードとして、エラーコード「1000」および「1001」をエラーリスト記憶部201に入力する。
また、例えば、ここで、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けをエラーリスト取込部301が選択した場合を例に、具体的に説明する。エラーリスト取込部301は、伝達された識別情報と同一の識別情報を記憶していないと判別する。そして、エラーリスト取込部301は、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせを、エラーリスト記憶部201に新たに入力する。そして、エラーリスト取込部301は、入力した提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせに対応付けられたエラーコードとして、エラーコード「1001」をエラーリスト記憶部201に入力する。
そして、識別情報に対応付けて、伝達されたエラーコードをエラーリスト記憶部201に入力すると、エラーリスト取込部301は、未選択(未入力)のエラーコードがあるかどうかを判別する。例えば、エラーリスト入力部101から伝達された識別情報およびエラーコードの対応付けすべてをエラーリスト記憶部201に入力したかを判別する。ここで、エラーリスト取込部301は、未処理のエラーコードがある場合には、すべてを入力するまで入力処理を継続し、未処理のエラーコードがない場合には、処理を終了する。
また、エラーリスト取込部301は、エラーリスト記憶部201への入力がすべて終了すると、ソート処理部302にその旨伝達する。
ソート処理部302は、識別情報を仕分けする。具体的には、ソート処理部302は、エラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報を仕分けし、仕分けした識別情報と、当該識別情報に対応付けられたエラーコードとを、修正リスト記憶部203に入力して記憶させる。また、ソート処理部302は、エラーコードを仕分けキーとして仕分けすることで、同一のエラーコードに対応付けられて記憶されている識別情報を同一の分類として仕分けする。
例えば、ソート処理部302は、エラーリスト記憶部201への入力がすべて終了した旨エラーリスト取込部301から伝達されると、エラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報およびエラーコードの対応付けすべてを読み出し、エラーコードを仕分けキーとしてエラーリスト記憶部201から読み出した識別情報すべてを仕分けし、仕分けした状態にて、仕分けした識別情報と、当該識別情報に対応付けられたエラーコードとを、修正リスト記憶部203に入力して記憶させる(修正リスト記憶部203を更新する)。また、ソート処理部302は、すべてのエラーコードについて同様の処理を行う。
ここで、ソート処理部302による仕分け処理を、図8を用いて概念的に説明する。ソート処理部302は、エラーコード「1001」を仕分けキーとして仕分けする場合には、図8に示すように、エラーコード「1001」に対応付けられた識別情報それぞれを同一の分類として仕分けする。図8に示す例では、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「1」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けと、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けとがある。この結果、ソート処理部302は、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「1」との組み合わせ、並びに、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせを、同一の分類として仕分けする。そして、ソート処理部302は、仕分けした状態にて、仕分けした識別情報と、当該識別情報に対応付けられたエラーコードとを、修正リスト記憶部203に入力して記憶させる。
なお、実施例1では、修正リスト記憶部203が、図6に示すように、識別情報ごとに、一つまたは複数のエラーコードを対応付けて記憶している場合を例に説明している。このため、ソート処理部302は、複数のエラーコードに対応付けられている識別情報を、複数の分類に仕分けすることになる。
次に、ソート処理部302による仕分け処理を、より詳細に説明する。ソート処理部302は、仕分けする際に、図9に示すように、エラーソートマスタ記憶部202に記憶されている優先順位を用いる。ここで、実施例1では、識別情報およびエラーコードの対応付け各々に「連番」を付与して仕分け処理を行い、その際に優先順位を用いる手法の一例について説明する。なお、ここでは、優先順位「1」であるエラーコードが「1000」であり、優先順位「2」であるエラーコードが「1001」である場合(図5参照)を例に説明する。
例えば、ソート処理部302は、まず、未選択のエラーコードの内最も優先順位の高いエラーコードを選択する。そして、ソート処理部302は、図9の(1)に示すエラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報を、図9の(2)に示すように、選択したエラーコードを用いて仕分けする。そして、ソート処理部302は、仕分けした状態にて、仕分けした識別情報と、当該識別情報に対応付けられたエラーコードとの組み合わせそれぞれに、「連番」を付与(付番)する。
ここで、例えば、ソート処理部302は、まず、最初の仕分けキーを用いて仕分けする際に、図9の(2)の点線にて囲った部分に示すように、エラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報およびエラーコードの対応付けすべてを仕分け対象とする。例えば、ソート処理部302は、エラーコード「1000」を含む識別情報およびエラーコードの対応付け各々に、図9の(2)の灰色部分に示すように、連続した「連番」を付与する。また、その後、ソート処理部302は、エラーコード「1000」を含まない識別情報およびエラーコードの対応付け各々に、連続した「連番」を付与する。
なお、ここで、エラーコード「1000」を含まない識別情報およびエラーコードの対応付け各々に付与される「連番」は、エラーコード「1000」を含む識別情報およびエラーコードの対応付け各々に最後に付与された「連番」の後の番号から始まる「連番」であるものとして説明を行う。例えば、ソート処理部302は、図9の(2)に示す例では、エラーコード「1000」を含む識別情報およびエラーコードの対応付けに、連番「1」から「100」を付与しているので、エラーコード「1000」を含まない識別情報およびエラーコードの対応付けに、連番「101」以後の「連番」を付与している。
また、例えば、ソート処理部302は、図9の(3)に示すように、エラーコード「1000」を仕分けキーとした仕分けが終了すると、エラーコード「1001」を仕分けキーとして仕分けする。この際に、ソート処理部302は、図9の(3−1)に示すように、エラーコード「1000」を用いた仕分け結果を利用して、エラーコード「1000」を含む識別情報およびエラーコードの対応付けに対して、エラーコード「1001」を仕分けキーとして、エラーコード「1000」を用いた際の仕分けと同様に仕分けする。また、ソート処理部302は、同様に、図9の(3−2)に示すように、エラーコード「1000」を含まない識別情報およびエラーコードの対応付けに対して、エラーコード「1001」を仕分けキーとして、エラーコード「1000」を用いた際の仕分けと同様に仕分け(バブルソート)する。
また、例えば、ソート処理部302は、エラーコード「1000」を用いた仕分けの後に、エラーコード「1001」を仕分けキーとして仕分けを行うと、識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれに対して、「連番」付与する。具体的な一例をあげて説明すると、ソート処理部302は、まず、図9の(3−3)に示すように、エラーコード「1000」と「1001」とを含む識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれに対して「連番」を付与する。その後、ソート処理部302は、図9の(3−4)に示すように、エラーコード「1000」のみを含む識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれに対して、エラーコード「1000」と「1001」とに対応付けられている識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれに対して付与された後の「連番」を付与する。続いて、同様に、ソート処理部302は、図9の(3−5)に示すように、エラーコード「1001」のみを含む識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれに対して「連番」を付与し、図9の(3−6)に示すように、エラーコード「1000」と「1001」とを含まない識別情報およびエラーコードの対応付けそれぞれに対して「連番」を付与する。
また、例えば、ソート処理部302は、すべてのエラーコードを用いて仕分けしたかを判別し、すべてのエラーコードを用いて仕分けしたと判別した場合には、処理を終了し、すべてのエラーコードを用いて仕分けしていないと判別した場合には、ソート処理を続行する。
修正画面表示制御部303は、レセプト処理装置を利用する利用者から修正操作を受付ける際に(修正画面表示処理実行する際に)、図10に示すような修正画面を表示する。その上で、修正画面表示制御部303は、以下に説明するように、識別情報を読み出す処理と、読み出した識別情報に対応する修正画面を表示する処理と、レセプト記憶部204に記憶されているレセプトに修正操作を反映する処理とを行うものである。
まず、修正画面表示制御部303が行う処理のうち、識別情報を読み出す処理について説明する。修正画面表示制御部303は、分類ごとに識別情報を読み出す。具体的には、修正画面表示制御部303は、ソート処理部302によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた識別情報を連続して読み出す。例えば、エラーコード「1000」を仕分けキーとして仕分けされた際に同一の分類に識別された識別情報それぞれを連続して読出し、その後、エラーコード「1001」を仕分けキーとして仕分けされた際に同一の分類に識別された識別情報それぞれを連続して読出す。
また、修正画面表示制御部303は、エラーソートマスタ記憶部202に記憶されている優先順位を用いて、高い優先順位に対応付けられたエラーコードを仕分けキーとして分類に仕分けされた識別情報各々の分類を、低い優先順位に対応付けられたエラーコードを仕分けキーとして分類に仕分けされた当該識別情報各々の分類に優先して読み出す。
具体的な例をあげて説明すると、修正画面表示制御部303は、未選択のエラーコードの内、最も優先順位の高いエラーコードを選択する。例えば、修正画面表示制御部303は、エラーコード「1000」を選択する。そして、修正画面表示制御部303は、選択したエラーコードを仕分けキーとして用いられた識別情報があるかを判別する。ここで、修正画面表示制御部303は、あると判別する場合には、選択したエラーコードを仕分けキーとして用いられた識別情報それぞれを、修正リスト記憶部203から連番順に読み出す。例えば、連番「1」〜「100」までの識別情報それぞれを読み出す。一方、修正画面表示制御部303は、ないと判別する場合には、再度、未選択のエラーコードの内、最も優先順位の高いエラーコードを選択する。
例えば、優先順位「1」であるエラーコードが「1000」であり、優先順位「2」であるエラーコードが「1001」である場合(図5参照)を例に、具体的に説明する。修正画面表示制御部303は、まず、図10の(1)に示すように、優先順位が「1」であるエラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々を読み出す。そして、優先順位が「1」であるエラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々を読み出した後に、修正画面表示制御部303は、図10の(2)に示すように、優先順位が「2」であるエラーコード「1001」を仕分けキーとして分類された識別情報各々を読み出す。
図10の(1)と(2)とに示す例を用いて、具体的に説明すると、修正画面表示制御部303は、まず、優先順位が「1」であるエラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々として、連番「1」から「100」までの識別情報それぞれを読み出す。その後、修正画面表示制御部303は、優先順位が「2」であるエラーコード「1001」を仕分けキーとして分類された識別情報各々として、連番「1」から「2」、および、「101」から「102」までの識別情報それぞれを読み出す。
次に、修正画面表示制御部303が行う処理のうち、読み出した識別情報に対応する修正画面を表示する処理について説明する。
修正画面表示制御部303は、識別情報を読み出すと、選択したエラーコードに対応する修正画面を表示する。つまり、修正画面表示制御部303は、読み出した識別情報によって識別されるレセプトについて、仕分けキーとして用いられたエラーコードによって識別される種類の誤りを修正する画面を、表示部102に出力する。例えば、修正画面表示制御部303は、図10の(3)に示すように、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々を読み出す場合について説明する。エラーコード「1000」によって識別される誤りを修正する際に用いられる修正画面を、修正画面表示制御部303は、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々について修正操作を修正受付部103にて受付ける間、連続して表示部102に出力する。
また、例えば、修正画面表示制御部303は、図10の(4)に示すように、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々について修正操作を修正受付部103にて受付けた後に、エラーコード「1001」によって識別される誤りを修正する際に用いられる修正画面を、エラーコード「1001」を仕分けキーとして分類された識別情報各々について修正操作を修正受付部103にて受付ける間、連続して表示部102に出力する。
なお、修正画面表示制御部303は、読み出した識別情報に複数のエラーコードが対応付けられている場合であっても、識別情報を読み出す際に用いたエラーコード(分類、仕分けキー)に対応する修正画面のみを、表示部102に出力する。例えば、図10の(1)に示す例を用いて説明すると、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々を読み出し、読み出された識別情報各々についての修正画面を表示する際には、エラーコード「1000」によって識別されるエラーについての修正操作を受付ける修正画面のみを表示部102に出力する。
また、例えば、修正画面表示制御部303は、選択したエラーコードに対応する修正操作を受付ける。例えば、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々を読み出した場合に、修正画面表示制御部303は、当該識別情報それぞれについて、エラーコード「1000」よって識別されるエラーについての修正操作を修正受付部103が受付け、修正受付部103から修正操作が伝達される。ここで、修正画面表示制御部303は、修正受付部103から修正操作が伝達されるごとに、次に読み出した識別情報に対応する修正画面を表示部102に出力する。
ここで、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報として、連番「1」〜「100」までの識別情報それぞれを読出し、その後、エラーコード「1001」を仕分けキーとして分類された識別情報として、連番「1」、「2」とを読み出した場合を例に、具体的に説明する(図10参照)。修正画面表示制御部303は、連番「1」〜「100」までの識別情報それぞれについて、エラーコード「1000」によって識別されるエラーについての修正操作を受付ける修正画面を表示部102に出力する。
ここで、修正画面表示制御部303は、まず、連番「1」の識別情報によって識別されるレセプトについて、エラーコード「1000」によって識別されるエラーについての修正操作を受付ける修正画面を表示部102に出力する。そして、修正画面表示制御部303は、修正受付部103が修正操作を受付け、修正受付部103から修正操作が伝達されると、連番「2」の識別情報によって識別されるレセプトについて、エラーコード「1000」によって識別されるエラーについての修正操作を受付ける修正画面を表示部102に出力する。その後、連番「100」の識別情報によって識別されるレセプトについて修正画面を表示部102に出力した後に、修正受付部103が修正操作を受付け、修正受付部103から修正画面表示制御部303に修正操作が伝達されると、連番「1」の識別情報によって識別されるレセプトについて、エラーコード「1001」によって識別されるエラーについての修正操作を受付ける修正画面を表示する。
また、修正画面表示制御部303は、選択したエラーコードに対応する修正操作を受付けると、つまり、選択したエラーコードを仕分けキーとして読み出した識別情報それぞれについての修正操作を修正受付部103が受付け、修正受付部103から修正操作が伝達されると、すべてのエラーコードを選択したかを判別する。つまり、修正画面表示制御部303は、すべてのエラーコードを選択し、選択したエラーコードを仕分けキーとして分類された識別情報それぞれをすべて読み出し、修正操作を受付けたかを判別する。ここで、修正画面表示制御部303は、選択していないと判別した場合には、上記した読出し処理を再度開始し、選択していないと判別した場合には、処理を終了する。
続いて、修正画面表示制御部303が行う処理のうち、レセプト記憶部204に記憶されているレセプトに修正操作を反映する処理について説明する。修正画面表示制御部303は、修正受付部103から修正操作が伝達されると、伝達された修正操作を、レセプト記憶部204に反映する。例えば、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「1」との組み合わせによって識別されるレセプトについて、エラーコード「1000」によって識別されるエラーについての修正操作を受付ける修正画面を表示した後に、修正受付部103から修正操作が伝達されると、修正画面表示制御部303は、伝達された修正操作を、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「1」との組み合わせ対応付けてレセプト記憶部204に記憶されているレセプトに反映する。
なお、識別情報およびエラーコードの対応付けは、例えば、修正操作を受付けて、レセプト記憶部204に反映された後に、修正操作を受付けたエラーコードのビットを解除される(例えば、エラーコード有りを示す「1」をエラーコードなしを示す「0」にする)。具体的な例をあげて説明すると、例えば、修正画面表示制御部303が削除する。また、例えば、修正操作を受付けた後に、利用者によって、削除されるものである。
なお、このレセプト処理装置は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等に、上記したエラーリスト入力部101と表示部102と修正受付部103とエラーリスト記憶部201とエラーソートマスタ記憶部202と修正リスト記憶部203とレセプト記憶部204とエラーリスト取込部301とソート処理部302と修正画面表示制御部303との各機能を搭載することによって実現することもできる。
[レセプト処理装置による処理]
次に、図12〜図15を用いて、レセプト処理装置による処理を説明する。具体的には、まず、レセプト処理装置の全体の処理について説明し、その後、エラーリスト取込処理と、ソート処理と、修正画面表示処理とを順に説明する。
なお、図12は、実施例1に係るレセプト処理装置の全体の処理の流れを示すフローチャートである。図13は、実施例1におけるエラーリスト取込処理の流れを示すフローチャートである。図14は、実施例1におけるソート処理の流れを示すフローチャートである。図15は、実施例1における修正画面表示処理の流れを示すフローチャートである。
[全体の処理]
図12に示すように、開示のレセプト処理装置(エラーリスト取込部301)は、エラーリストがエラーリスト入力部101によって受付けられると(ステップS101肯定)、エラーリストを取り込む(ステップS102)。例えば、エラーリスト取込部301は、エラーリスト入力部101から「提出先」と「入外」と「患者番号」との組み合わせおよびエラーコードの対応付けが伝達されると、伝達された対応付けをエラーリスト記憶部201に入力する。
そして、開示のレセプト処理装置(ソート処理部302)は、ソート処理を行う(ステップS103)。つまり、ソート処理部302は、エラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報を仕分けし、仕分けした識別情報と、当該識別情報に対応付けられたエラーコードとを、修正リスト記憶部203に入力して記憶させる。
そして、開示のレセプト処理装置(修正画面表示制御部303)は、修正画面を表示する(ステップS104)。例えば、修正画面表示制御部303は、ソート処理部302によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた識別情報を連続して読み出し、読み出した識別情報によって識別されるレセプトについて、仕分けキーとして用いられたエラーコードによって識別される種類の誤りを修正する画面を、表示部102に出力する。
[エラーリスト取込処理]
図13に示すように、エラーリスト取込部301は、エラーリスト入力部101からエラーリストが伝達されると(ステップS201肯定)、未処理のエラーコードを選択する(ステップS202)。つまり、エラーリスト取込部301は、エラーリストの内、エラーリスト記憶部201に入力していない対応付けを選択する。
そして、エラーリスト取込部301は、選択した対応付けに含まれる識別情報に対応する識別情報が、エラーリスト記憶部201に記憶されているかを判別する(ステップS203)。例えば、エラーリスト取込部301は、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせおよびエラーコード「1001」の対応付けを選択した場合に、提出先「社保」と入外「外来」と患者番号「2」との組み合わせをエラーリスト記憶部201が記憶しているかを判別する。
ここで、エラーリスト取込部301は、選択した対応付けに含まれる識別情報に対応する識別情報が、エラーリスト記憶部201に記憶されていると判別した場合には(ステップS203肯定)、対応する識別情報に対応付けて、伝達されたエラーコードをエラーリスト記憶部201に入力する(ステップS204)。
一方、エラーリスト取込部301は、選択した対応付けに含まれる識別情報に対応する識別情報が、エラーリスト記憶部201に記憶されていないと判別した場合には(ステップS203否定)、エラーリスト記憶部201に識別情報を新規に作成し(ステップS205)、新規作成した識別情報に伝達されたエラーコードを対応付けてエラーリスト記憶部201に入力する(ステップS206)。
そして、識別情報に対応付けて、伝達されたエラーコードをエラーリスト記憶部201に入力すると(ステップS204またはS206)、エラーリスト取込部301は、未処理のエラーコードがあるかどうかを判別する(ステップS207)。例えば、エラーリスト入力部101から伝達されたすべての識別情報およびエラーコードの対応付けをエラーリスト記憶部201に入力したかを判別する。ここで、エラーリスト取込部301は、未処理のエラーコードがある場合には(ステップS207肯定)、すべてを入力するまで入力処理を継続し(ステップS202〜S206)、未処理のエラーコードがない場合には(ステップS207否定)、処理を終了する。
[ソート処理]
図14に示すように、ソート処理部302は、ソートを行う場合に(ステップS301肯定)、例えば、エラーリスト記憶部201への入力がすべて終了した旨をエラーリスト取込部301から伝達された場合に、未選択のエラーコードの内最も優先順位の高いエラーコードを選択し(ステップS302)、エラーリスト記憶部201に記憶されている識別情報を選択したエラーコードを用いて仕分けし(ステップS303)、仕分けした状態にて、仕分けした識別情報と、当該識別情報に対応付けられたエラーコードとの組み合わせそれぞれに、「連番」を付与(付番)する(ステップS304)。
そして、ソート処理部302は、修正リスト記憶部203を更新する(ステップS305)。つまり、ソート処理部302は、仕分けした状態にて、仕分けした識別情報と、当該識別情報に対応付けられたエラーコードとを、修正リスト記憶部203に入力して記憶させる。
そして、ソート処理部302は、すべてのエラーコードを用いて仕分けしたかを判別し(ステップS306)、すべてのエラーコードを用いて仕分けしたと判別した場合には(ステップS306肯定)、処理を終了し、すべてのエラーコードを用いて仕分けしていないと判別した場合には(ステップS306否定)、ソート処理を続行する(ステップS302〜S305)。
[修正画面表示処理]
図15に示すように、修正画面表示制御部303は、修正画面表示処理を実行する場合に(ステップS401肯定)、未選択のエラーコードの内、最も優先順位の高いエラーコードを選択する(ステップS402)。例えば、修正画面表示制御部303は、エラーコード「1000」を選択する。そして、修正画面表示制御部303は、選択したエラーコードを仕分けキーとして用いられた識別情報があるかを判別する(ステップS403)。ここで、修正画面表示制御部303は、あると判別する場合には(ステップS403肯定)、選択したエラーコードを仕分けキーとして用いられた識別情報それぞれを、修正リスト記憶部203から連番順に読み出す(ステップS404)。例えば、連番「1」〜「100」までの識別情報それぞれを読み出す。一方、修正画面表示制御部303は、ないと判別する場合には(ステップS403否定)、再度、未選択のエラーコードの内、最も優先順位の高いエラーコードを選択する(ステップS402)。
そして、修正画面表示制御部303は、識別情報を読み出すと(ステップS404)、選択したエラーコードに対応する修正画面を表示する(ステップS405)。つまり、修正画面表示制御部303は、読み出した識別情報によって識別されるレセプトについて、仕分けキーとして用いられたエラーコードによって識別される種類の誤りを修正する画面を、表示部102に出力する。例えば、修正画面表示制御部303は、図10の(3)に示すように、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々を読み出すと、エラーコード「1000」によって識別される誤りを修正する際に用いられる修正画面を、エラーコード「1000」を仕分けキーとして分類された識別情報各々について修正操作を修正受付部103にて受付ける間、連続して表示する。
そして、修正画面表示制御部303は、選択したエラーコードに対応する修正を受付けると(ステップS406)、つまり、選択したエラーコードを仕分けキーとして読み出した識別情報それぞれについての修正操作を修正受付部103が受付け、修正受付部103から修正操作が伝達されると、すべてのエラーコードを選択したかを判別する(ステップS407)。つまり、修正画面表示制御部303は、すべてのエラーコードを選択し、選択したエラーコードを仕分けキーとして分類された識別情報それぞれをすべて読み出し、修正操作を受付けたかを判別する。ここで、修正画面表示制御部303は、選択していないと判別した場合には(ステップS407否定)、上記した読出し処理を再度開始し、選択していないと判別した場合には(ステップS407肯定)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、識別情報およびエラーコードの対応付けを記憶するエラーリスト記憶部201について、当該エラーコードを仕分けキーとして仕分けすることで、同一のエラーコードに対応付けられて記憶されている識別情報を同一の分類として仕分けし、修正操作を受付ける際に、分類ごとに、同一の仕分けキーを用いて仕分けされた識別情報を連続して読み出し、識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別されるレセプトについて、仕分けキーとして用いられたエラーコードによって識別される種類の誤りを修正する画面を出力部に出力するので、レセプトの修正作業を効率化することが可能である。
また、実施例1によれば、エラーコードそれぞれに対応付けて優先順位を予め記憶し、高い優先順位に対応付けられたエラーコードを仕分けキーとして分類に仕分けされた識別情報各々の分類を、低い優先順位に対応付けられたエラーコードを仕分けキーとして分類に仕分けされた当該識別情報各々の分類に優先して読み出すので、優先して修正すべきエラーコードについての修正を、簡単に優先して修正することが可能である。
優先順位は、エラーコードによって識別される種類の誤りを修正する重要性、および/または、他のエラーコードによって識別される種類の誤りとの関連性によって予め決定されるものであるので、適切な優先順位を用いて修正することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に、その他の実施例を説明する。
[実施例の組み合わせについて]
実施例1では、優先順位を用いる手法を実行する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、優先順位を用いない手法であってもよい。
[ソート手法]
実施例1では、ソート処理部が、バブルソートを行う手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の仕分け手法を行ってよい。例えば、エラーコードごとに、当該エラーコードに対応付けられた識別情報のリストを作成してもよい。
[システム構成]
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図1〜図16など)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、実施例1では、エラーリスト記憶部201と修正リスト記憶部203とを備える場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エラーリスト記憶部201と修正リスト記憶部203との代わりに、一つの記憶部のみを備えてもよい。
[プログラム]
ところで、上記実施例1では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図16を用いて、上記の実施例1に示したレセプト処理装置と同様の機能を有するレセプト処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。なお、図16は、実施例1に係るレセプト処理装置のプログラムを説明するための図である。
同図に示すように、実施例1におけるレセプト処理装置3000は、操作部3001、マイク3002、スピーカ3003、ディスプレイ3005、通信部3006、CPU3010、ROM3011、HDD3012、RAM3013をバス3009などで接続して構成されている。
ROM3011には、上記の実施例1で示したエラーリスト取込部301と、ソート処理部302と、修正画面表示制御部303と同様の機能を発揮する制御プログラム、つまり、同図に示すように、エラーリスト取込プログラム3011aと、ソート処理プログラム3011bと、修正画面表示制御プログラム3011cとが予め記憶されている。なお、これらのプログラム3011a〜3011cについては、図2に示したレセプト処理装置の各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。
そして、CPU3010が、これらのプログラム3011a〜3011cをROM3011から読み出して実行することにより、図16に示すように、各プログラム3011a〜3011cについては、エラーリスト取込プロセス3010aと、ソート処理プロセス3010bと、修正画面表示制御プロセス3010cとして機能するようになる。なお、各プロセス3010a〜3010cは、図2に示した、エラーリスト取込部301と、ソート処理部302と、修正画面表示制御部303とにそれぞれ対応する。
そして、HDD3012には、エラーリスト記憶テーブル3012aと、エラーソートマスタ記憶テーブル3012bと、修正リスト記憶テーブル3012cと、レセプト記憶テーブル3012dとが設けられている。なお、各テーブル3012a〜3012dは、図2に示した、エラーリスト記憶部201と、エラーソートマスタ記憶部202と、修正リスト記憶部203と、レセプト記憶部204とにそれぞれ対応する。
そして、CPU3010は、エラーリスト記憶テーブル3012aと、エラーソートマスタ記憶テーブル3012bと、修正リスト記憶テーブル3012cと、レセプト記憶テーブル3012dとを読み出してRAM3013に格納し、RAM3013に格納されたエラーリスト記憶データ3013aと、エラーソートマスタ記憶データ3013bと、修正リスト記憶データ3013cと、レセプト記憶データ3013dとを用いて、レセプト処理プログラムを実行する。
[その他]
なお、本実施例で説明したレセプト処理装置は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上の実施例1〜2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)診療報酬明細書各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を出力部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付ける診療報酬明細書修正方法をレセプトコンピュータに実行させるレセプト処理プログラムであって、
前記診療報酬明細書を識別する識別情報と、当該診療報酬明細書に含まれる誤りの種類を識別する誤り情報とを対応付けて記憶する誤り情報テーブルを、当該誤り情報を仕分けキーとして仕分けすることで、同一の誤り情報に対応付けられて記憶されている当該識別情報を同一の分類として仕分けする仕分手順と、
前記修正操作を受付ける際に、前記分類ごとに、前記仕分け手順によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた前記識別情報を連続して読み出す読出手順と、
前記読出手順によって前記識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別される前記診療報酬明細書について、前記仕分けキーとして用いられた前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する画面を前記出力部に出力する出力手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするレセプト処理プログラム。
(付記2)前記読出手順は、前記誤り情報それぞれに対応付けて優先順位を予め記憶している優先順位テーブルを用いて、高い優先順位に対応付けられた誤り情報を仕分けキーとして分類に仕分けされた前記識別情報各々の分類を、低い優先順位に対応付けられた誤り情報を仕分けキーとして分類に仕分けされた当該識別情報各々の分類に優先して読み出すことを特徴とする付記1に記載のレセプト処理プログラム。
(付記3)前記優先順位は、前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する重要性、および/または、他の誤り情報によって識別される種類の誤りとの関連性によって予め決定されるものであることを特徴とする付記2に記載のレセプト処理プログラム。
(付記4)診療報酬明細書各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を出力部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付けるレセプト処理装置であって、
前記診療報酬明細書を識別する識別情報と、当該診療報酬明細書に含まれる誤りの種類を識別する誤り情報とを対応付けて記憶する誤り情報テーブルを、当該誤り情報を仕分けキーとして仕分けすることで、同一の誤り情報に対応付けられて記憶されている当該識別情報を同一の分類として仕分けする仕分手段と、
前記修正操作を受付ける際に、前記分類ごとに、前記仕分け手段によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた前記識別情報を連続して読み出す読出手段と、
前記読出手段によって前記識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別される前記診療報酬明細書について、前記仕分けキーとして用いられた前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する画面を前記出力部に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とするレセプト処理装置。
(付記5)診療報酬明細書各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を出力部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付ける診療報酬明細書修正方法であって、
前記診療報酬明細書を識別する識別情報と、当該診療報酬明細書に含まれる誤りの種類を識別する誤り情報とを対応付けて記憶する誤り情報テーブルを、当該誤り情報を仕分けキーとして仕分けすることで、同一の誤り情報に対応付けられて記憶されている当該識別情報を同一の分類として仕分けする仕分工程と、
前記修正操作を受付ける際に、前記分類ごとに、前記仕分け工程によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた前記識別情報を連続して読み出す読出工程と、
前記読出工程によって前記識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別される前記診療報酬明細書について、前記仕分けキーとして用いられた前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する画面を前記出力部に出力する出力工程と、
を含んだことを特徴とするレセプト処理方法。
実施例1に係るレセプト処理装置の概要および特徴を示すための図である。 実施例1に係るレセプト処理装置の構成を示すためのブロック図である。 実施例1におけるエラーリスト入力部を説明するための図である。 実施例1におけるエラーリスト記憶部を説明するための図である。 実施例1におけるエラーソートマスタ記憶部を説明するための図である。 実施例1における修正リスト記憶部を説明するための図である。 実施例1におけるレセプト記憶部を説明するための図である。 実施例1におけるソート処理部を説明するための図である。 実施例1におけるソート処理部を説明するための図である。 実施例1における修正画面表示制御部を説明するための図である。 実施例1における修正画面表示制御部を説明するための図である。 実施例1に係るレセプト処理装置の全体の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1におけるエラーリスト取込処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1におけるソート処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1における修正画面表示処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るレセプト処理装置のプログラムを説明するための図である。
符号の説明
101 エラーリスト入力部
102 表示部
103 修正受付部
200 記憶部
201 エラーリスト記憶部
202 エラーソートマスタ記憶部
203 修正リスト記憶部
204 レセプト記憶部
300 制御部
301 エラーリスト取込部
302 ソート処理部
303 修正画面表示制御部

Claims (5)

  1. 診療報酬明細書各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を出力部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付ける診療報酬明細書修正方法をレセプトコンピュータに実行させるレセプト処理プログラムであって、
    前記診療報酬明細書を識別する識別情報と、当該診療報酬明細書に含まれる誤りの種類を識別する誤り情報とを対応付けて記憶する誤り情報テーブルを、当該誤り情報を仕分けキーとして仕分けすることで、同一の誤り情報に対応付けられて記憶されている当該識別情報を同一の分類として仕分けする仕分手順と、
    前記修正操作を受付ける際に、前記分類ごとに、前記仕分手順によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた前記識別情報を連続して読み出す読出手順と、
    前記読出手順によって前記識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別される前記診療報酬明細書について、前記仕分けキーとして用いられた前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する画面を前記出力部に出力する出力手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするレセプト処理プログラム。
  2. 前記読出手順は、前記誤り情報それぞれに対応付けて優先順位を予め記憶している優先順位テーブルを用いて、高い優先順位に対応付けられた誤り情報を仕分けキーとして分類に仕分けされた前記識別情報各々の分類を、低い優先順位に対応付けられた誤り情報を仕分けキーとして分類に仕分けされた当該識別情報各々の分類に優先して読み出すことを特徴とする請求項1に記載のレセプト処理プログラム。
  3. 前記優先順位は、前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する重要性、および/または、他の誤り情報によって識別される種類の誤りとの関連性によって予め決定されるものであることを特徴とする請求項2に記載のレセプト処理プログラム。
  4. 診療報酬明細書各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を出力部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付けるレセプト処理装置であって、
    前記診療報酬明細書を識別する識別情報と、当該診療報酬明細書に含まれる誤りの種類を識別する誤り情報とを対応付けて記憶する誤り情報テーブルを、当該誤り情報を仕分けキーとして仕分けすることで、同一の誤り情報に対応付けられて記憶されている当該識別情報を同一の分類として仕分けする仕分手段と、
    前記修正操作を受付ける際に、前記分類ごとに、前記仕分手段によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた前記識別情報を連続して読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって前記識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別される前記診療報酬明細書について、前記仕分けキーとして用いられた前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する画面を前記出力部に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするレセプト処理装置。
  5. 診療報酬明細書各々に含まれる誤りの種類ごとに異なる修正画面を出力部にて出力し、当該誤りを修正する修正操作を受付ける診療報酬明細書修正方法であって、
    コンピュータが、
    前記診療報酬明細書を識別する識別情報と、当該診療報酬明細書に含まれる誤りの種類を識別する誤り情報とを対応付けて記憶する誤り情報テーブルを、当該誤り情報を仕分けキーとして仕分けすることで、同一の誤り情報に対応付けられて記憶されている当該識別情報を同一の分類として仕分けする仕分工程と、
    前記修正操作を受付ける際に、前記分類ごとに、前記仕分工程によって同一の仕分けキーを用いて仕分けされた前記識別情報を連続して読み出す読出工程と、
    前記読出工程によって前記識別情報が読み出されると、当該識別情報によって識別される前記診療報酬明細書について、前記仕分けキーとして用いられた前記誤り情報によって識別される種類の誤りを修正する画面を前記出力部に出力する出力工程と、
    実行することを特徴とするレセプト処理方法。
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