JP5052989B2 - 画像形成装置、およびトナー強制消費方法 - Google Patents

画像形成装置、およびトナー強制消費方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5052989B2
JP5052989B2 JP2007207364A JP2007207364A JP5052989B2 JP 5052989 B2 JP5052989 B2 JP 5052989B2 JP 2007207364 A JP2007207364 A JP 2007207364A JP 2007207364 A JP2007207364 A JP 2007207364A JP 5052989 B2 JP5052989 B2 JP 5052989B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image forming
image
forced
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007207364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009042493A (ja
Inventor
純郎 宇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007207364A priority Critical patent/JP5052989B2/ja
Publication of JP2009042493A publication Critical patent/JP2009042493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5052989B2 publication Critical patent/JP5052989B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置に関する。特に、現像装置でトナーを付着して像担持体上に作像する作像ステーションが複数並べて備えられている画像形成装置に関する。ならびに、そのような画像形成装置において、各作像ステーションの像担持体にそれぞれ作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するように制御するトナー強制消費方法に関する。
従来、電子写真式の画像形成装置では、ドラム状やベルト状の像担持体の回転とともに、その像担持体上に帯電、書込みを行って静電潜像を形成して後、現像装置でトナーを付着することにより可視像化してトナー像を形成し、そのトナー像を直接記録材に転写し、またはいったん中間転写体に転写して後、その中間転写体を介して間接的に転写して、最終的に用紙、OHPフィルム等の記録材に画像が記録される。
現像装置では、現像剤収納部内の現像剤(キャリア、トナー)を撹拌し、トナーを感光体等の像担持体に対向する現像領域に搬送して像担持体上に形成された静電潜像が現像される一方、現像領域で現像に用いられなかったトナーは、現像剤収容部内に戻される。現像剤収容部内には、必要に応じてトナーが補給される。
このような画像形成装置において、低画像面積率の画像が多く出力されるなど、トナー消費の少ない状態で現像剤収納部内の現像剤を撹拌すると、トナーにストレスが加わり、地汚れ、画像のボソツキ、濃度変動、補給トナーの地肌汚れ等々、様々な不具合が生じることが知られている。その原因は、現像剤撹拌による現像剤の劣化、例えばトナー中の添加剤埋め込みによる帯電異常、トナー平均粒形の変化による帯電特性変化などにあると推定されている。
このような不具合は、いずれも高画像面積出力時には発生しない問題であるため、対策の一つとして所定のタイミングでトナーを強制的に消費させてしまう方法が提案されている。例えば、連続作像時に、記録材と記録材との間の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成して、トナーを強制的に消費することが行われていた。
特開2003−76079号公報 特開2005−62840号公報 特開2006−171521号公報 特開2007−65216号公報
ところで、画像形成装置の中には、複数の作像ステーションを並べて備え、各作像ステーションで、それぞれ現像装置でトナーを付着して像担持体上に画像を形成し、その画像を順次転写して、またはいったん中間転写体上に順次一次転写して後、その中間転写体上の画像を一括二次転写して、最終的に記録材に画像を記録するものがある。
このようなタイプの画像形成装置にあっては、各作像ステーションでの現像剤の劣化が同じであっても、各作像ステーションの像担持体から転写した画像が下流の作像ステーションを通過するとき、画像劣化を起こすから、作像順が早いほど、下流の作像ステーション通過時に画像劣化を起こしやすい問題があった。
すなわち、各作像ステーションの転写ニップを通過するとき、トナーは、微小空間での放電による電荷の注入を受ける。そして、この放電による電荷注入により、トナー極性の反転、あるいは弱帯電化(+帯電トナーであれ、−帯電トナーであれ、いずれもゼロ近傍の帯電量分布になる)が起こり、次の作像ステーション通過時に逆転写してトナー抜けとなり、画像が劣化してしまう。また、トナーの添加剤の遊離、剥離によりトナーの流動性が低下し、物理的な付着力(非静電的付着力)が増加し、作像順が早いものほどニップ通過回数が増えるので、ニップ通過時(ニップ中で)の押圧力で虫食い(物理的な接触による感光体側へのトナー付着)のような逆転写が発生しやすく、これらによる画像の劣化が、作像順が遅いものよりも早くなる。
例えば、原稿画像面積率(原稿面の面積を100%としたとき、これに対する画像面積の割合)8%を閾値とした場合に、画像面積率5%の原稿の通紙を行ったとき、閾値8%から原稿画像面積率5%を引いた3%をトナー強制消費量とする。そして、図10(A)に示すように、イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各作像ステーションである作像1、作像2、作像3、作像4で、一律に3%のトナーを強制消費した場合、(B)に示すように通紙枚数が増えるにしたがい、画像レベルが低下し、作像順の早い作像1のイエロ(Y)の作像ステーションおよび作像2のシアン(C)の作像ステーションで作像した画像では、やがて許容範囲を下回ることとなる。
そこで、この発明の第1の目的は、複数の作像ステーションが備えられる画像形成装置に設けられ、その画像形成装置で各作像ステーションの像担持体にそれぞれ画像が形成されるとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するトナー強制消費制御装置において、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することにある。
この発明の第2の目的は、各作像ステーションの現像装置のトナーの枯渇を防ぎ、トナー不足となることを防止しながら、現像装置内のトナー量を一定として、1つの現像装置における劣化トナーのばらつきを抑えることにある。
この発明の第3の目的は、トナーを不必要に強制消費することを防止して必要なときだけトナーを強制消費するようにし、経済性を向上することにある。
この発明の第4の目的は、作像ステーションが複数備えられている画像形成装置において、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することにある。
この発明の第5の目的は、トナーを強制消費するとき、像担持体のクリーニング装置に加わる負荷を低減することにある。
この発明の第6の目的は、複数の作像ステーションでそれぞれ像担持体に作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するトナー強制消費方法において、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することにある。
このため、請求項1に記載の発明は、上述した第1、4の目的を達成すべく、現像装置でトナーを付着して像担持体上に作像する、複数のカラー色とブラック色の作像ステーションが複数備えられ、それらの各作像ステーションが、ブラック色の作像ステーションを最下流側に位置して中間転写体の搬送方向に沿って順に配置されており、各作像ステーションの単色画像が順次一次転写されて重ね合わされ、中間転写体上に合成カラー画像が形成されて、二次転写装置により中間転写体上の画像が、記録材に転写される画像形成装置において、
作像ステーションの像担持体にそれぞれ作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するように制御するトナー強制消費制御装置が備えられ、
そのトナー強制消費制御装置によって、作像順が早い作像ステーションほど、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御されることを特徴とする。
そして、例えばイエロ、シアン、マゼンタ、ブラックの順に作像するとき、その作像順が早い作像ステーションほど、本来の画像形成とは別にトナー強制消費パターンを形成して強制的に消費するトナー量が多くなるようにする。
請求項2に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置において、トナー強制消費制御装置によって、作像順が早い作像ステーションほど、形成する1つのトナー強制消費パターンのトナー量を多くして、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御されることを特徴とする。そして、作像順が早い作像ステーションほど、形成する1つのトナー強制消費パターンの幅を大きくするなどして、強制的に消費するトナー量が多くなるようにする。
請求項3に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置において、トナー強制消費制御装置によって、作像順が早い作像ステーションほど、トナー強制消費パターンを形成する頻度を多くして、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御されることを特徴とする。そして、作像順が早い作像ステーションほど、例えば短い通紙枚数ごとにトナー強制消費パターンを形成して、トナー強制消費パターンを形成する頻度が多くなるようにする。
請求項4に記載の発明は、上述した第2の目的を達成すべく、請求項1ないし3のいずれか1に記載の画像形成装置において、トナー強制消費制御装置に、各作像ステーションにあってそれぞれ強制消費するトナーとほぼ同量のトナーを現像装置に補給するトナー補給実行手段が備えられていることを特徴とする。そして、各作像ステーションで、トナーを強制消費したときには、トナー補給実行手段でトナー補給を実行して、その強制消費したトナーとほぼ同量のトナーを現像装置に補給し、トナーをフレッシュなトナーに入れ替える。
請求項5に記載の発明は、上述した第3の目的を達成すべく、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置において、トナー強制消費制御装置に、原稿画像面積率が一定以下の場合にのみトナー強制消費パターン形成を実行するトナー強制消費パターン形成実行手段が備えられていることを特徴とする。そして、原稿画像面積率が一定以下の場合にのみ、トナー強制消費パターン形成実行手段でトナー強制消費パターンの形成を実行してトナーを強制消費する。
請求項に記載の発明は、上述した第5の目的を達成すべく、請求項に記載の画像形成装置において、トナー強制消費制御装置は、トナー強制消費パターンが転写位置にきたとき、像担持体上の画像を転写するときよりも小さな電流を転写装置に流すことを特徴とする。そして、トナー強制消費パターンを形成するトナーの一部を像担持体上に残して像担持体のクリーニング装置で回収し、残りを中間転写体や記録材搬送体に転写してそれらのクリーニング装置で回収する。
請求項に記載の発明は、上述した第6の目的を達成すべく、現像装置でトナーを付着して像担持体上に作像する、複数のカラー色とブラック色の作像ステーションが複数備えられ、それらの各作像ステーションが、ブラック色の作像ステーションを最下流側に位置して中間転写体の搬送方向に沿って順に配置されており、各作像ステーションの単色画像が順次一次転写されて重ね合わされ、中間転写体上に合成カラー画像が形成されて、二次転写装置により中間転写体上の画像が、記録材に転写される画像形成装置におけるトナー強制消費方法であって、
作像ステーションで、それぞれ現像装置でトナーを付着して像担持体上に作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するトナー強制消費方法において、作像順が早い作像ステーションほど、強制的に消費するトナー量を多くすることを特徴とする。そして、例えばイエロ、シアン、マゼンタ、ブラックの順に作像するとき、その作像順が早い作像ステーションほど、本来の画像形成とは別にトナー強制消費パターンを形成して強制的に消費するトナー量が多くなるようにする。
請求項1に記載の発明によれば、作像ステーションが複数備えられている画像形成装置に設けられ、その画像形成装置で各作像ステーションの像担持体にそれぞれ作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するように制御するトナー強制消費制御装置において、作像順が早い作像ステーションほど、本来の画像形成とは別にトナー強制消費パターンを形成して強制的に消費するトナー量が多くなるようにして、現像装置内に劣化した現像剤が溜まることを防止し、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、作像順が早い作像ステーションほど、形成する1つのトナー強制消費パターンの幅を大きくするなどして、強制的に消費するトナー量が多くなるようにするので、劣化トナーを多く消費して、現像装置内に劣化した現像剤が溜まることを防止し、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、作像順が早い作像ステーションほど、例えば短い通紙枚数ごとにトナー強制消費パターンを形成して、トナー強制消費パターンを形成する頻度を多くするので、劣化トナーを多く消費し、現像装置内に劣化した現像剤が溜まることを防止し、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、各作像ステーションで、トナーを強制消費したときには、トナー補給実行手段でトナー補給を実行して、その強制消費したトナーとほぼ同量のトナーを現像装置に補給し、トナーをフレッシュなトナーに入れ替えるので、各作像ステーションの現像装置のトナーの枯渇を防ぎ、トナーが不足することを防止しながら、現像装置内のトナー量を一定として、1つの現像装置における劣化トナーのばらつきを抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、原稿画像面積率が一定以下の場合にのみ、トナー強制消費パターン形成実行手段でトナー強制消費パターン形成を実行してトナーを強制消費するので、トナーを不必要に強制消費することを防止して必要なときだけトナーを強制消費するようにし、経済性を向上することができる。
また、上述した請求項に記載の発明によれば、作像ステーションが複数備えられている画像形成装置において、作像順が早い作像ステーションほど、本来の画像形成とは別にトナー強制消費パターンを形成して強制的に消費するトナー量が多くなるようにし、劣化トナーを多く消費して、現像装置内に劣化した現像剤が溜まることを防止し、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、トナー強制消費パターンを形成するトナーの一部を像担持体上に残して像担持体のクリーニング装置で回収し、残りを中間転写体や記録材搬送体に転写してそれらのクリーニング装置で回収するので、トナーを強制消費するとき、トナーを回収するクリーニング装置を分散して像担持体のクリーニング装置に加わる負荷を低減し、像担持体のクリーニング装置の耐久性を向上することができる。
請求項に記載の発明によれば、画像形成装置に備えられている複数の作像ステーションで、それぞれ像担持体に作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するトナー強制消費方法において、作像順が早い作像ステーションほど、本来の画像形成とは別にトナー強制消費パターンを形成して強制的に消費するトナー量が多くなるようにするので、現像装置内に劣化した現像剤が溜まることを防止し、作像順の早い作像ステーションで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の最良形態につき説明する。
図1には、この発明によるカラー画像形成装置の一例であるカラー複写機の全体概略構成を示す。
図中符号100は複写機本体、200はそれを載せる給紙テーブル、300は複写機本体100上に取り付けるスキャナ、400はさらにその上に取り付ける自動原稿搬送装置(ADF)である。
複写機本体100には、中央に、無端ベルト状の中間転写体10が、図示例では1つの駆動ローラ14と2つの従動ローラ15・16に掛け回して図中時計まわりに回転搬送可能に設けられている。もちろん、別途中間転写体10の片寄りを調整するローラに掛けまわされるなど、4つ以上のローラに掛けまわされるようにしてもよい。なお、中間転写体10は、図示例ではほぼ水平に張り渡されるが、水平ではなく、斜めに傾斜して張り渡されるようにしてもよい。
この図示例では、第1の従動ローラ15の左に、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去するベルトクリーニング装置17が設けられている。
また、駆動ローラ14と第1の従動ローラ15間に水平に張り渡した中間転写体10上には、その搬送方向に沿って、イエロ・マゼンタ・シアン・ブラックの4つの作像ステーション18を横に並べて配置してタンデム作像装置20が設けられている。タンデム作像装置20の上には、さらに露光装置21が設けられる。
一方、中間転写体10の張り渡し領域の下方には、二次転写装置22が備えられている。二次転写装置22は、図示例では、2つのローラ23間に、無端ベルトである二次転写ベルト24を掛け渡して構成され、第2の従動ローラ16に押し当てて中間転写体10上の画像が、記録材である用紙に転写される。二次転写装置22の横には、用紙上の転写画像を定着する定着装置25が設けられている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成される。
上述した二次転写装置22には、画像転写後の用紙を定着装置25へと搬送する用紙搬送機能も備えている。もちろん、二次転写装置22として、非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、この用紙搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
さて、このような二次転写装置22および定着装置25の下には、中間転写体10の張り渡し方向と平行に、用紙の両面に画像を形成すべく用紙を反転する用紙反転装置28が備えられている。
ところで、いまこのカラー複写機を用いて原稿のコピーを用紙にとるときは、自動原稿搬送装置400の原稿台30上に、コピーを取る原稿をセットする。または、自動原稿搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動してから、スキャナ300を駆動して原稿内容が読み取られる。コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときには、そのまま原稿内容が読み取られる。
また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで駆動ローラ14を回転駆動して従動ローラ15・16を従動回転し、中間転写体10が回転搬送される。同時に、個々の作像ステーション18でその像担持体40を回転して各像担持体40上にそれぞれ、イエロ・マゼンタ・シアン・ブラックの単色画像が形成される。そして、中間転写体10の搬送とともに、それらの単色画像が順次一次転写されて重ね合わされ、中間転写体10上に合成カラー画像が形成される。
一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つから用紙を繰り出され、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導かれ、レジストローラ49に突き当てて止められる。
または、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上の用紙が繰り出され、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れられ、同じくレジストローラ49に突き当てて止められる。
そして、中間転写体10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写体10と二次転写装置22との間に用紙が送り込まれ、二次転写装置22で中間転写体10上の合成カラー画像が一括して二次転写されて用紙上にカラー画像が形成される。
この二次転写部分において、用紙の裏面に負極性のバイアス電圧、例えば−800〜−2000Vが印加され、また例えば50N/cm程度の圧力がかけられる。この印加電圧によって発生した電界による静電気力と圧力とによって、中間転写体10のトナーが引き寄せられ、用紙に一括転写される(二次転写)。
画像転写後の用紙は、二次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込まれ、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。または、切換爪55で切り換えて用紙反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導かれ、裏面にも画像を形成して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出される。
一方、画像転写後の中間転写体10は、ベルトクリーニング装置17で、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム作像装置20による再度の画像形成に備えられている。
さて、上述したタンデム作像装置20において、イエロ・マゼンタ・シアン・ブラックの各作像ステーション18は、詳しくは例えば図2に示すように、ドラム状の像担持体40のまわりに、帯電装置60、現像装置61、一次転写装置62、クリーニング装置63、除電装置64などを備えて構成されている。
図示省略するが、これら作像ステーション18を構成する部分の全部または一部でプロセスカートリッジを形成し、複写機本体100に対して一括して着脱自在としてメンテナンス性を向上するようにしてもよい。
作像ステーション18を構成する部分のうち、帯電装置60は、図示例では帯電ローラを用い、像担持体40に接触して電圧を印加することによりその像担持体40の帯電を行う。
現像装置61は、図示例では、磁性キャリアと非磁性トナーとよりなる二成分現像剤が使用されている。そして、その二成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ65に付着する攪拌部66と、その現像スリーブ65に付着した二成分現像剤のうちのトナーを像担持体10に転移する現像部67とで構成され、その現像部67より攪拌部66を低い位置とする。
攪拌部66には、平行な2本の攪拌スクリュ68が設けられる。2本の攪拌スクリュ68の間は、両端部を除いて仕切り板69で仕切られている。また、現像ケース70にトナー濃度センサ71が取り付けられている。
一方、現像部67には、現像ケース70の開口を通して像担持体40と対向して現像スリーブ65が設けられるとともに、その現像スリーブ65内にマグネット72が固定して設けられる。また、その現像スリーブ65に先端を接近してドクタブレード73が設けられている。
そして、2成分現像剤が2本の攪拌スクリュ68で攪拌しながら搬送循環され、現像スリーブ65に供給される。現像スリーブ65に供給された現像剤は、マグネット72により汲み上げて保持され、現像スリーブ65上に磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、現像スリーブ65の回転とともに、ドクタブレード73によって適正な量に穂切りされる。切り落とされた現像剤は、攪拌部66に戻される。
他方、現像スリーブ65上の現像剤は、像担持体40に転移してその像担持体40上の静電潜像が可視像化される。すなわち、各作像ステーション18では、現像装置61でトナーを付着して、像担持体40上に作像する。作像後、現像装置61の現像スリーブ65上に残った現像剤は、マグネット72の磁力がないところで現像スリーブ65から離れて攪拌部66に戻される。この繰り返しにより、攪拌部66内のトナー濃度が薄くなると、それをトナー濃度センサ71で検知して攪拌部66にトナー補給される。
一次転写装置62は、ローラ状とし、中間転写体10を挟んで像担持体40に押し当てて設けられる。別に、ローラ状に限らず、非接触のチャージャであってもよい。
クリーニング装置63は、先端を像担持体40に押し当てて、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレード75が備えられるとともに、外周を像担持体40に接触して導電性のファーブラシ76が矢示方向に回転自在に備えられている。また、ファーブラシ76にバイアスを印加する金属製電界ローラ77が矢示方向に回転自在に備えられ、その電界ローラ77にスクレーパ78の先端が押し当てられる。さらに、除去したトナーを回収する回収スクリュ79が設けられている。
そして、像担持体40に対してカウンタ方向に回転するファーブラシ76で、像担持体40上の残留トナーが除去される。ファーブラシ76に付着したトナーは、ファーブラシ76に対してカウンタ方向に回転してバイアスを印加する電界ローラ77で取り除く。電界ローラ77は、スクレーパ78でクリーニングされる。除去したトナーは、回収スクリュ79で不図示の廃トナーボトルへと搬送される。
除電装置64は、例えばランプであり、光を照射して像担持体40の表面電位が初期化される。
そして、像担持体40の回転とともに、まず帯電装置60で像担持体40の表面が一様に帯電され、次いでスキャナ300の読取り内容に応じて上述した露光装置21からレーザやLED等による書込み光Lが照射されて露光装置21により書込み位置Aで像担持体40上に静電潜像が形成される。
その後、現像装置61によりトナーを付着してその静電潜像が可視像化され、その可視像が一次転写装置62により転写位置Bで中間転写体10上に転写される。画像転写後の像担持体40の表面は、クリーニング装置63で残留トナーを除去して清掃し、除電装置64で除電して再度の画像形成に備えられる。
ところで、図示タンデム作像装置20では、詳しくは図3に示すように、イエロ(Y)・マゼンタ(M)・シアン(C)・ブラック(K)の4つの作像ステーション18Y・18M・18C・18Kが、ブラックの作像ステーション18Kを最下流側に位置して中間転写体10の図中矢示する搬送方向に沿って順に配置される。
図4には、図1〜3に示すカラー複写機の各作像ステーション18Y・18M・18C・18Kの像担持体40にそれぞれ作像するとき、撹拌等によるトナーの劣化に併せて転写ニップ通過等による画像劣化が生じて画像レベルが低下することを防止すべく、現像装置61内のトナーの強制消費を行うトナー強制消費制御装置のブロック構成を示す。
図4に示すように、トナー強制消費制御装置80は、原稿面の面積を100%としたときの原稿面の画像面積の割合を検知する原稿画像面積率検知手段81と、その検知結果に基づきトナー強制消費制御とトナー補給制御を行うトナー強制消費および補給制御手段82と、そのトナー強制消費および補給制御手段82からの指令を受けて、像担持体40にトナー強制消費パターンを形成するトナー強制消費パターン形成実行手段83と、現像装置61にトナー補給を実行するトナー補給実行手段84とから構成されている。
図5には、トナー強制消費およびトナー補給動作の流れを示す。
各作像ステーション18Y・18M・18C・18Kの像担持体40にそれぞれ作像するとき、まず、原稿画像面積率検知手段81で、原稿画像面積率Rを検知する(ステップS1)。次いで、トナー強制消費および補給制御手段82で、原稿画像面積率検知手段81の検知結果を閾値α[%]と比較する(ステップS2)。そして、検知結果が閾値α[%]以下であるα≧Rときは、トナー強制消費および補給制御手段82で、強制消費量として(α−A)を算出し(ステップS3)、像担持体40にトナー強制消費パターンを形成して(α−A)を強制消費するとともに(ステップS4)、トナー補給実行手段84でトナー補給を実行し(ステップS5)、各作像ステーション18Y・18M・18C・18Kにあってそれぞれ強制消費するトナーとほぼ同量のトナーを現像装置61に補給して後、終了する(ステップS6)。他方、原稿画像面積率検知手段81の検知結果が閾値α[%]を超えるα<Rときは、トナー強制消費パターンの形成もトナー補給も行わずに、そのまま終了する(ステップS6)。なお、ここで閾値α[%]は、任意に設定可能である。
図6には、像担持体40上に形成するトナー強制消費パターンのイメージ図である。
トナー強制消費および補給制御手段82では、図示するように、像担持体40上に形成する作像画像85間の非画像領域aに、ベタパターンや網点パターンなどのトナー強制消費パターン86を形成してトナーを強制的に消費するように制御する。
さて、この発明では、作像順が早い作像ステーションほど、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御される。例えば図示例では、作像順が早い作像ステーションである18Y・18M・18C・18Kの順で、作像順が早い作像ステーション18ほど、トナー強制消費パターン86のパターン幅bを大きくして、形成する1つのトナー強制消費パターン86のトナー量を多くしたり、パターン幅bは一定として消費間隔を短くしたり(例えば作像順の最も遅いものは100枚に1回、一方作像順の早いものは20枚に1回とするように、短い通紙枚数ごとにトナー強制消費パターン86を形成)して、トナー強制消費パターン86を形成する頻度を多くしたりして、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御される。
例えば、原稿画像面積率(原稿面の面積を100%としたとき、これに対する画像面積の割合)5%の原稿の通紙を行ったとき、図7(A)に示すように、作像順が早い作像ステーションである18Y・18M・18C・18Kの順に、トナー消費量を作像1で5%、作像2で4%、作像3で3%、作像4で2%と設定する。
このようにすると、作像順が早い作像ステーション18ほど、本来の作像画像85とは別にトナー強制消費パターン86を形成して強制的に消費するトナー量が多くなるようにして、現像装置61内に劣化した現像剤が溜まることを防止し、図7(B)に示すように2000枚通紙時でも、作像順の早い作像ステーション18Y・18Mで形成した画像が劣化して画像レベルが許容範囲を下回ることを防止することができる。
これは、トナー消費量を多くすることにより、現像装置61内に劣化した現像剤が溜まることを防止するとともに、随時劣化の少ないフレッシュなトナーを用いるため、例えば添加剤の埋没、遊離などがなく、十分に被覆されており、非静電的付着力を低下して逆転写が低下されるからである。さらに、フレッシュなトナーを用いるため、下流の転写ニップ通過によるトナーへのハザードへの耐久性が高く、劣化しにくいためと考えられる。
ところで、像担持体40に形成したトナー強制消費パターン86は、中間転写体10に転写されることなく、クリーニング装置63により回収されて不図示の廃トナーボトルへと搬送される。しかし、トナー強制消費パターン86を形成するトナーのすべてをクリーニング装置63で回収することとすると、クリーニング装置63に加わる負荷が大きくなる。
このため、トナー強制消費制御装置80は、トナー強制消費パターン86が転写位置にきたとき、像担持体40上の画像85を転写するときよりも小さな電流を一次転写装置62に流すようにする。そして、トナー強制消費パターン86を形成するトナーの一部を像担持体40上に残して像担持体40のクリーニング装置63で回収し、残りを中間転写体10に転写してそのベルトクリーニング装置17で回収するようにしてもよい。
例えば、画像85が一次転写位置にあるときは、一次転写電流制御値を32μAとして転写効率を上げ、トナー強制消費パターン86が一次転写位置にきたときは、16μAとして転写効率を下げるものの、意図的に一部は中間転写体10に転写する。システムによって、像担持体40のクリーニング装置63のクリーニング余裕度が高く、中間転写体10のベルトクリーニング装置17のクリーニング余裕度が低い場合には、一次転写制御値をより低く(例えば5μAなど)に設定し、一次転写残を多くして、クリーニング装置63で多くを回収するようにする。逆に、ベルトクリーニング装置17のクリーニング余裕度が高い場合には、一次転写制御値をより高く(例えば30μAなど)に設定し、一次転写残を少なくして、ベルトクリーニング装置17で多くを回収するようにする。
このようにすると、トナーを強制消費するとき、トナーを回収するクリーニング装置をクリーニング装置63とベルトクリーニング装置17に振り分けて分散し、像担持体40のクリーニング装置63に加わる負荷を低減し、像担持体40のクリーニング装置63の耐久性を向上することができる。
なお、図示例では、各作像ステーション18Y・18M・18C・18Kで形成した画像85をいったん中間転写体10に転写して後、その中間転写体10上の画像を記録材である用紙に一括転写したが、各作像ステーション18Y・18M・18C・18Kで形成した画像85を直接、記録材搬送体で搬送する記録材に順次転写して重ね合わせ、カラー画像を形成するようにしてもよい。この場合には、トナー強制消費パターン86を記録材搬送体に転写し、その記録材搬送体上のトナーをクリーニング装置で回収するようにすることもできる。
ところで、この発明の画像形成装置に用いられるトナーは、平均円形度が0.90〜0.99である。トナ−の平均円形度は、0.90〜0.99であることがドット再現性に優れ、転写性も良好なことから高画質を得られる。平均円形度が0.90未満でトナーが球形から離れた形状である場合は、十分な転写性またはチリのない高品位の画像が得られにくい。トナーの円形度は、光学的に粒子を検知して、投影面積の等しい相当円の周囲長で除した値である。具体的には、フロ−式粒子像分析装置(FPIA−2000;シスメックス社製)を用いて測定を行う。所定の容器に、予め不純固形物を除去した水100〜150mLを入れ、分散剤として界面活性剤0.1〜0.5mLを加え、さらに、測定試料0.1〜9.5g程度を加える。試料を分散した懸濁液を超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、分散液濃度を3,000〜10,000個/μLにしてトナーの形状および分布を測定する。
すなわち、平均円形度が0.90〜0.99のトナーを用いると、転写性を良くして画像劣化を防止することができる。
図8、9は、形状係数SF−1、形状係数SF−2を説明するためにトナーの形状を模式的に表した図である。
トナーの形状係数SF−1は100〜180、形状係数SF−2は100〜180の範囲にあることが好ましい。形状係数SF−1は、トナー形状の丸さの割合を示すものであり、下記式(1)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる形状の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4) ………式(1)
SF−1の値が100の場合、トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
また、形状係数SF−2は、トナーの形状の凹凸の割合を示すものであり、下記式(2)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで除して、100/4πを乗じた値である。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π) ………式(2)
SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
トナーの形状が球形に近くなると、トナーとトナーあるいはトナーと感光体との接触状態が点接触になるために、トナー同士の吸着力は弱くなり、したがって流動性が高くなり、また、トナーと感光体との吸着力も弱くなって、転写率は高くなる。形状係数SF−1、SF−2のいずれかが180を超えると、転写率が低下するため好ましくない。
すなわち、現像装置61で用いられているトナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、形状係数SF−2が100〜180の範囲にあると、転写性を良くして画像劣化を防止することができる。
タンデム方式の画像形成装置の一例であるカラー複写機で、その内部機構の全体概略構成図である。 そのカラー複写機に備える作像ステーションまわりの拡大構成図である。 そのタンデム作像装置まわりの拡大構成図である。 現像装置内のトナーの強制消費を行うトナー強制消費制御装置のブロック構成図である。 そのトナー強制消費およびトナー補給動作の流れを示すフロー図である。 像担持体上に形成するトナー強制消費パターンのイメージ図である。 (A)は各作像ステーションごとのトナー強制消費量を示すグラフ、(B)は各作像ステーションにおける通紙枚数と画像レベルとの関係を示すグラフである。 形状係数SF−1を説明するために、トナーの形状を模式的に表した図である。 形状係数SF−2を説明するために、トナーの形状を模式的に表した図である。 (A)は従来の各作像ステーションごとのトナー強制消費量を示すグラフ、(B)は従来の各作像ステーションにおける通紙枚数と画像レベルとの関係を示すグラフである。
符号の説明
10 中間転写体
18、18Y、18M、18C、18K 作像ステーション
40 像担持体
61 現像装置
62 一次転写装置
80 トナー強制消費制御装置
81 原稿画像面積率検知手段
82 トナー強制消費および補給制御手段
83 トナー強制消費パターン形成実行手段
84 トナー補給実行手段
85 作像画像
86 トナー強制消費パターン
A 原稿画像面積率
a 非画像領域

Claims (7)

  1. 現像装置でトナーを付着して像担持体上に作像する、複数のカラー色とブラック色の作像ステーションが複数備えられ、それらの各作像ステーションが、ブラック色の作像ステーションを最下流側に位置して中間転写体の搬送方向に沿って順に配置されており、各作像ステーションの単色画像が順次一次転写されて重ね合わされ、中間転写体上に合成カラー画像が形成されて、二次転写装置により中間転写体上の画像が、記録材に転写される画像形成装置において、
    前記各作像ステーションの前記像担持体にそれぞれ作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するように制御するトナー強制消費制御装置が備えられ、
    そのトナー強制消費制御装置によって、作像順が早い作像ステーションほど、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御されることを特徴とする画像形成装置
  2. 前記トナー強制消費制御装置によって、作像順が早い作像ステーションほど、形成する1つのトナー強制消費パターンのトナー量を多くして、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記トナー強制消費制御装置によって、作像順が早い作像ステーションほど、トナー強制消費パターンを形成する頻度を多くして、強制的に消費するトナー量が多くなるように制御されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置
  4. 前記トナー強制消費制御装置に、各作像ステーションにあってそれぞれ強制消費するトナーとほぼ同量のトナーを前記現像装置に補給するトナー補給実行手段が備えられていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載の画像形成装置
  5. 前記トナー強制消費制御装置に、原稿画像面積率が一定以下の場合にのみトナー強制消費パターンの形成を実行するトナー強制消費パターン形成実行手段が備えられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置
  6. 前記トナー強制消費制御装置は、前記トナー強制消費パターンが転写位置にきたとき、前記像担持体上の画像を転写するときよりも小さな電流を転写装置に流すことを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  7. 現像装置でトナーを付着して像担持体上に作像する、複数のカラー色とブラック色の作像ステーションが複数備えられ、それらの各作像ステーションが、ブラック色の作像ステーションを最下流側に位置して中間転写体の搬送方向に沿って順に配置されており、各作像ステーションの単色画像が順次一次転写されて重ね合わされ、中間転写体上に合成カラー画像が形成されて、二次転写装置により中間転写体上の画像が、記録材に転写される画像形成装置におけるトナー強制消費方法であって、
    作像ステーションで、それぞれ現像装置でトナーを付着して像担持体上に作像するとき、各像担持体の非画像領域にトナー強制消費パターンを形成してトナーを強制的に消費するトナー強制消費方法において、
    作像順が早い作像ステーションほど、強制的に消費するトナー量を多くすることを特徴とするトナー強制消費方法。
JP2007207364A 2007-08-09 2007-08-09 画像形成装置、およびトナー強制消費方法 Active JP5052989B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207364A JP5052989B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 画像形成装置、およびトナー強制消費方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207364A JP5052989B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 画像形成装置、およびトナー強制消費方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009042493A JP2009042493A (ja) 2009-02-26
JP5052989B2 true JP5052989B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40443285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007207364A Active JP5052989B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 画像形成装置、およびトナー強制消費方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5052989B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5549569B2 (ja) * 2010-12-10 2014-07-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP5768385B2 (ja) * 2011-01-27 2015-08-26 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6264643B2 (ja) * 2013-12-05 2018-01-24 株式会社リコー 画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060088343A1 (en) * 2004-10-25 2006-04-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method
JP2006171521A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4732073B2 (ja) * 2005-08-30 2011-07-27 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009042493A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5424106B2 (ja) 画像形成装置
JP5622783B2 (ja) 画像形成装置
US8045900B2 (en) Developing device, process cartridge, and image forming apparatus that house a developing agent for forming an image
US6922539B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus in which the contact width of a developer charger with an image bearing member is greater than or equal to the sum of the developing width of developing means and the width of movement of the developer charger
JP4307404B2 (ja) 画像形成装置
JP2015004862A (ja) 画像形成装置
JP4046311B2 (ja) 画像形成装置
JP2011203758A (ja) 画像形成装置
JP2008033286A (ja) 画像形成装置
JP2011064769A (ja) 画像形成装置
JP5052989B2 (ja) 画像形成装置、およびトナー強制消費方法
JP4343612B2 (ja) 画像形成装置
US8041246B2 (en) Image forming apparatus including a separable cleaning member and image forming method including controlling a seperable cleaning member
JP4342752B2 (ja) 画像形成装置
JP5338155B2 (ja) 画像形成装置
JP2008003479A (ja) 画像形成装置
JP3789061B2 (ja) 画像形成装置
JP2004151589A (ja) 画像形成装置
JP2009186568A (ja) 画像形成装置
JP5428930B2 (ja) 画像形成装置
US20060127124A1 (en) Image Forming Apparatus
JP4855154B2 (ja) 画像形成装置
JP2008257114A (ja) 画像形成装置
JPH1145039A (ja) 画像形成装置
JP2003241598A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120313

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5052989

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3