JP5051698B2 - 結像光学系および検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、結像光学系および検査装置に関し、例えばFPDガラス基板、TABテープなどの検査装置に好適な結像光学系に関するものである。
従来、FPD(フラット・パネル・ディスプレイ)ガラス基板や、TAB(Tape Automated Bonding)テープ(テープフィルムにICドライバを実装したもの)などを検査する検査装置に使用可能な光学系であって、広い視野が確保された結像光学系が開示されている(例えば特許文献1を参照)。
米国特許第6,437,926号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の結像光学系では、像面上の有効結像領域(結像視野)の最周辺部まで所要の高い解像力を確保することができない。その結果、検査対象物の微細化、およびCCD(電荷結合素子)のような撮像素子の高精細化・高画素化がさらに進むと、従来の結像光学系では、広い視野範囲に対してコントラストの高い良好な像を形成することができなくなってしまう。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、可視域の光に対して軸上色収差および倍率色収差が良好に補正され、且つ広い視野範囲において中心部から最周辺部まで所要の高解像力を確保することのできる結像光学系を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1形態では、第1面と第2面とを光学的に共役にする結像光学系において、
前記第1面側から順に、前記第1面側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、正レンズとを有する第1レンズ群と、正レンズと負レンズとからなる接合レンズを有する第2レンズ群と、開口絞りと、前記第1面側に凹面を向けた負メニスカスレンズと前記第2面側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなる負屈折力の接合レンズを有する第3レンズ群と、正屈折力の接合レンズを有する第4レンズ群とを備え
前記第2レンズ群中の前記正レンズは、両凸レンズを有し、
前記第2レンズ群中の前記負レンズは、両凹レンズを有し、
前記第1レンズ群中の前記負メニスカスレンズの前記第1面側の面の曲率半径をR 1 とし、e線に対する前記第1レンズ群中の前記負メニスカスレンズの焦点距離をf 1 とし、e線に対する前記第1レンズ群中の前記負メニスカスレンズの屈折率をn N1 とし、e線に対する前記第1レンズ群中の前記正レンズの屈折率をn P1 とするとき、
0.15<R 1 /f 1 <0.5
N1 /n P1 >1
の条件を満足することを特徴とする結像光学系を提供する。
本発明の第2形態では、第1形態の結像光学系を備えていることを特徴とする検査装置を提供する。
本発明の実施形態では、4群構成において、第2レンズ群中の接合レンズと第3レンズ群中の接合レンズとがともに開口絞り側に凹面を向けた接合メニスカス形状を有し、開口絞りに関してコンセントリックに近い構成を採用しているので、球面収差および非点収差を良好に補正するとともに、軸上収差と軸外収差の両方を良好に補正することができる。その結果、本実施形態の結像光学系では、可視域の光に対して軸上色収差および倍率色収差が良好に補正され、且つ広い視野範囲において中心部から最周辺部まで所要の高解像力を確保することができる。
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。本実施形態では、可視域(400nm〜700nm)の光に基づいて物体の縮小像または等倍像を形成する結像光学系に対して本発明を適用している。本実施形態の結像光学系は、例えば図1に示すように、物体側(第1面側)から順に、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、開口絞りSPと、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4とからなる4群構成である。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、正レンズとを有する。第2レンズ群G2は、物体側から順に、正レンズと負レンズとからなる接合レンズを有する。第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと像側(第2面側)に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなる負屈折力の接合レンズを有する。第4レンズ群G4は、正屈折力の接合レンズを有する。
さらに具体的には、第2レンズ群G2中の正レンズと負レンズとからなる接合レンズS21は、両凸レンズと両凹レンズとからなり、両凸レンズの像側のレンズ面と両凹レンズの物体側のレンズ面とを貼り合わせることにより構成されている。あるいは、接合レンズS21は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとからなり、正メニスカスレンズの像側のレンズ面と負メニスカスレンズの物体側のレンズ面とを貼り合わせることにより構成されている。第3レンズ群G3中の負屈折力の接合レンズS31は、負メニスカスレンズの像側のレンズ面と正メニスカスレンズの物体側のレンズ面とを貼り合わせることにより構成されている。
本実施形態では、第1レンズ群G1において、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズで発生した歪曲収差を、例えば両凸レンズのような正レンズの作用により良好に補正することができる。物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズで発生した像面湾曲および球面収差により下コマの補正が困難になるが、その後側に両凸レンズのような正レンズを配置することにより、それらの収差を互いに打ち消すように補正して収差バランスをとることが可能である。
また、本実施形態では、第3レンズ群G3中の接合レンズS31の接合面が物体側に凹面を向けているので、上コマを良好に補正して主光線に対して点対称にすることが可能になり、視野周辺での解像力を向上させることができる。また、第2レンズ群G2との関係から、開口絞りSPに向かって強い曲率の凹面を向けた負メニスカスレンズを第3レンズ群G3中に配置することにより、球面収差をさらに良好に補正することができる。
また、本実施形態では、第2レンズ群G2中の接合レンズS21と第3レンズ群G3中の接合レンズS31とが開口絞りSPを挟んで配置され、接合レンズS21および接合レンズS31がともに開口絞りSP側に凹面を向けた接合メニスカス形状を有する。このように、開口絞りSPに関してコンセントリック(同心状)に近い構成を採用することにより、球面収差および非点収差を良好に補正するとともに、軸上収差と軸外収差の両方を良好に補正することができる。その結果、本実施形態の結像光学系では、可視域の光に対して軸上色収差および倍率色収差が良好に補正され、且つ広い視野範囲において中心部から最周辺部まで所要の高解像力を確保することができる。
なお、本実施形態では、第2レンズ群G2中の接合レンズS21を両凸レンズと両凹レンズとにより構成する場合、開口絞りSPに近い側に両凹レンズを配置し、強い曲率の凹面を開口絞りSPに向けることにより、球面収差を良好に補正することができる。また、接合レンズS21中の正レンズとして両凸レンズを用いることにより、接合レンズS21の接合面において球面収差および像面湾曲の収差バランスをとり、下コマを良好に補正することができる。また、接合レンズS21中の正レンズとして物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズを用い、負レンズとして像側に凹面を向けた負メニスカスレンズを用いた場合、接合レンズS21の接合面の曲率半径の絶対値を大きくすることで下コマを良好に補正し、主光線に対して点対称のコマ収差として良好に補正することができる。
また、本実施形態では、第4レンズ群G4において、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズを最も物体側に配置し、開口絞りSPに向かって屈折力の弱い凹面を向けた接合メニスカス形状の接合レンズS41を配置することにより、開口絞りSPに関してコンセントリックに近い状態に設定すると、球面収差および非点収差を良好に補正することができる。また、開口絞りSPから離れた位置に接合レンズS41を配置することにより、上コマおよび倍率色収差を良好に補正することができる。
また、本実施形態では、開口絞りSPの前後に配置した接合レンズS21,S31中の正レンズの屈折率を負レンズの屈折率よりも大きくすることにより、レンズ面の曲率を弱くしたままペッツバール和を小さく抑えて、像面湾曲を良好に補正することができる。また、第4レンズ群G4において、接合レンズS41を最も像側に配置することにより、色収差を良好に補正することができる。また、接合レンズS41を開口絞りSP側に凹面を向けた接合メニスカス形状にして、できるだけコンセントリックな状態に近づけることにより、軸外収差の発生を抑えるだけではなく、光学系全体を光軸に沿って移動させてフォーカシングを行う際の収差変動を抑えることも可能である。
本実施形態では、第3レンズ群G3が負の屈折力を有し、以下の条件式(1)および(2)を満足することが好ましい。条件式(1)および(2)において、fS3は基準波長であるe線(λ=546.07nm)に対する第3レンズ群G3の焦点距離であり、fはe線に対する結像光学系の焦点距離であり、R3は第3レンズ群G3中の接合レンズS31の接合面の曲率半径である。
−3.4<fS3/f<−1.6 (1)
0.2<R3/fS3<4.1 (2)
条件式(1)は、第3レンズ群G3の焦点距離について、ひいては接合レンズS31の焦点距離について適切な範囲を規定するものである。条件式(1)を満たすことにより、400nm〜700nmの広い波長範囲に亘って、さらに良好な色収差補正を達成することが可能になる。条件式(1)の下限値を下回ると、接合レンズS31の屈折力が弱くなり過ぎて、球面収差が補正不足になり、ひいては所要の結像性能が得られなくなる。逆に、条件式(1)の上限値を上回ると、接合レンズS31の屈折力が強くなり過ぎて、ペッツバール和がマイナス方向へ大きくなる。その結果、像面湾曲が大きくなり、視野の中心部から周辺部まで良好な結像性能を確保することができなくなる。
条件式(2)は、開口絞りSPを挟んでほぼ対称に配置された2つの接合レンズのうち、像側の接合レンズS31の接合面の曲率半径R3について適切な範囲を規定するものである。接合レンズS31の接合面の曲率半径R3を負の値にする(接合面を物体側に向かって凹面状にする)ことにより、上コマを補正するのに有利になる。ちなみに、物体側の接合レンズS21の接合面の曲率半径を負の値にする(接合面を物体側に向かって凹面状にする)ことは下コマの補正に効果があり、主光線に対して点対称のコマ収差として良好に補正する効果がある。条件式(2)の下限値を下回ると、接合レンズS31の接合面の屈折力が強くなり過ぎて、球面収差が補正過剰になる。条件式(2)の上限値を上回ると、g線の倍率色収差が基準波長であるe線の倍率色収差に対してプラスになり過ぎて、視野の最周辺部における結像性能が低下し、また、曲率半径R3の絶対値が大きくなり過ぎて、中間像の像面の曲がりを補正し切れなくなる。その結果、中間像の劣化となる。
また、本実施形態では、次の条件式(3)および(4)を満足することが好ましい。条件式(3)および(4)において、R1は第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径であり、f1およびnN1はe線に対する当該負メニスカスレンズの焦点距離および屈折率であり、nP1はe線に対する第1レンズ群G1中の正レンズの屈折率である。
0.15<R1/f1<0.5 (3)
N1/nP1>1 (4)
条件式(3)は、第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズの物体側に凹面を向けたレンズ面の曲率半径R1について適切な範囲を規定するものである。条件式(3)を満足することにより、視野周辺部におけるコマ収差および倍率色収差を良好に補正することができる。さらに、像面湾曲も良好に補正して像面の平坦性を保つことができ、ひいては視野の周辺部まで高解像を確保することが可能になる。条件式(3)の上限値を上回ると、第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズの屈折力が弱くなり過ぎて、上コマの補正が困難になり、コマ収差の対称性も悪化してしまう。また、g線の倍率色収差が基準波長であるe線の倍率色収差に対してプラスになり過ぎて、軸外での良好な結像性能を得ることが困難になる。
条件式(3)の下限値を下回ると、曲率半径R1が小さくなり過ぎて、軸外からの光の入射角度が大きくなり、主光線を跳ね上げる屈折力が大きくなるため、下コマの補正が困難になり、外向性コマになり易い。また、g線の倍率色収差が基準波長であるe線の倍率色収差に対してマイナスになり過ぎて、視野の周辺部における結像性能が著しく低下してしまう。これらの収差を補正するには第1レンズ群G1中の正レンズの屈折力を強くする必要があるが、その場合にはペッツバール和が小さくなり、非点隔差が大きくなってしまう。
条件式(3)を満足する際に条件式(4)も同時に満足することにより、ペッツバール和を適切な値に設定して像面の平坦性を保つとともに、第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズの屈折率nN1を高く設定して入射面を曲率の弱い凹面形状にすることにより、光線の最小偏角をできるだけ小さくして収差の発生を抑えることができる。また、条件式(4)を満足する光学材料の組合せを選択することにより、第1レンズ群G1中の正レンズに異常分散性の高い光学材料を使用して軸上色収差を良好に補正することができ、さらに良好な色消しおよび視野周辺部での良好な結像性能の確保を実現することができる。
また、本実施形態では、次の条件式(5)〜(8)を満足することが好ましい。条件式(5)および(6)において、νP1およびPP1はd線(λ=587.56nm)に対する第1レンズ群G1中の正レンズのアッベ数および異常分散比(部分分散比)であり、νP4およびPP4はd線に対する第4レンズ群G4中の正レンズのアッベ数および異常分散比である。条件式(7)および(8)において、ν21およびP21はd線に対する第2レンズ群G2中の正レンズのアッベ数および異常分散比であり、ν32およびP32はd線に対する第3レンズ群G3中の正メニスカスレンズのアッベ数および異常分散比である。
νP1>80,νP4>80 (5)
P1>0.95,PP4>0.95 (6)
ν21>65,ν32>65 (7)
21>0.95,P32>0.95 (8)
結像光学系に含まれる正レンズに条件式(5)〜(8)を満足する異常分散性の光学材料を用い、各正レンズの色消しに適した負レンズを選択することにより、広い波長範囲に亘って軸上色収差を良好に補正することができる。ここで、異常分散性について簡単に説明する。光学材料の2つの部分分散(2つの波長の光に対する屈折率の差)の比を部分分散比(異常分散比)Pという。異常分散比Pは、次の式(a)により定義される。
P=(ng−ne)/(nF−nC) (a)
式(a)において、ngはg線(λ=435.84nm)に対する屈折率であり、nFはF線(λ=486.13nm)に対する屈折率であり、neはe線(λ=546.07nm)に対する屈折率であり、nCはC線(λ=656.27nm)に対する屈折率である。異常分散比Pとd線に対するアッベ数νdとをグラフにプロットしたとき、標準的な光学材料の座標から外れている光学材料が「異常分散性の光学材料」と呼ばれる。
条件式(7)および(8)を満足する正レンズ(第2レンズ群G2中の正レンズおよび第3レンズ群G3中の正メニスカスレンズ)を形成する光学材料として、e線に対する屈折率が1.57以上の材料を選択することにより、広い波長範囲に亘って色収差を良好に補正しつつ、ペッツバール和を適切な数値に設定することにより像面の平坦性を確保することができる。
さらに、本実施形態では、各レンズ群の屈折力を比較的弱くすることにより諸収差の発生を抑えている。個々のレンズの屈折力を弱くし過ぎると、軸上色収差の補正が不足する。そのため、異常分散性の高い光学材料を正レンズに使用することにより、色収差を良好に補正して高解像力を達成している。視野の中心(センター)から軸外最周辺まで高解像な結像性能を確保するには、基準波長であるe線での光学性能において球面収差などの軸上収差を良好に補正することはいうまでもなく、軸外のコマ収差の対称性を良くすることが必要であり、軸上色収差および倍率色収差も良好に補正することにより回折限界に近い良好な結像性能を達成することができる。
また、本実施形態では、第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズのシェイプ・ファクター(shape factor)が、次の条件式(9)を満足することが好ましい。シェイプ・ファクターは、ベンディングによるレンズ形状を表すパラメータである。条件式(9)において、r1およびr2は、当該負メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径および像側の面の曲率半径である。ちなみに、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズでは、曲率半径r1およびr2はともに負の値であり、|r1|<|r2|を満足する。
1.1<(r2+r1)/(r2−r1)<4.7 (9)
条件式(9)の上限値を上回ると、ペッツバール和がマイナス側に大きくなり過ぎて、像面湾曲が大きく発生するとともに、球面収差も補正過剰になる。逆に、条件式(9)の下限値を下回ると、g線の倍率色収差が基準波長であるe線の倍率色収差に対してプラスになり過ぎて、倍率色収差の補正が困難になる。負メニスカスレンズの屈折力が弱くなりすぎたことにより発生した収差を補正するために、第2レンズ群G2中の接合面の曲率半径の絶対値を大きくし、正の屈折力を弱くする方法があるが、それによって負の屈折力が特に中間画角の位置で不足するため像の劣化も起こる。また、対称性の収差を補正するために正屈折力の第1レンズ群G1と対称な屈折力の位置関係にある第4レンズ群G4中の接合レンズS41の正の屈折力を強くする必要が生じるため、正レンズの縁が小さくなりすぎて加工ができなくなってしまう。正レンズの中心厚を厚くして縁の厚さをある程度確保することもできるが、異常分散性の光学材料を選択しているためコストアップになる。
なお、後述の第1実施例および第4実施例では、一対のフレア絞りSF1,SF2を絞り空間に配置しているが、フレア絞りSF1,SF2は光線決定面として機能しているだけなので、開口絞りSPの前後のどの位置に配置しても良い。このため、金物の構造を優先して、フレア絞りSF1,SF2を配置すれば良い。以下、本実施形態の具体的な数値例としての実施例について説明する。
[第1実施例]
図1は、本実施形態の第1実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。図1を参照すると、第1実施例の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、第1フレア絞りSF1と、開口絞りSPと、第2フレア絞りSF2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4とにより構成されている。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸レンズL12とにより構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と両凹レンズL22との貼り合わせによる正屈折力の接合レンズS21により構成されている。第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL31と像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32との貼り合わせによる負屈折力の接合レンズS31により構成されている。第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL41と、両凹レンズL42と両凸レンズL43との貼り合わせによる正屈折力の接合レンズS41とにより構成されている。
次の表(1)に、第1実施例にかかる結像光学系の諸元の値を掲げる。表(1)の主要諸元において、βは結像光学系の結像倍率を、NAは像側開口数を、FNOは実効Fナンバーを、fはe線に対する結像光学系の焦点距離を、Ymは最大像高をそれぞれ表している。また、表(1)の光学部材諸元において、面番号は物体面から像面への光線の進行する経路に沿った面の順序を、rは各面の曲率半径を、dは各面の軸上間隔すなわち面間隔を、neはe線に対する屈折率を、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示している。なお、表(1)における表記は、以降の表(2)〜表(4)においても同様である。
表(1)
(主要諸元)
β=−0.5
NA=0.08
FNO=6.0
f=119.3
Ym=31.0

(光学部材諸元)
面番号 r d ne νd 光学部材
1 -64.76999 4.5 1.52451 62.3 (L11)
2 -123.38335 0.5
3 108.18784 7.5 1.49845 81.5 (L12)
4 -108.18784 0.2
5 30.94925 9.0 1.59446 68.3 (L21)
6 -416.00400 5.0 1.51976 52.4 (L22)
7 22.30231 5.5
8 ∞ 8.0 (SF1)
9 ∞ 8.0 (SP)
10 ∞ 5.5 (SF2)
11 -21.59652 5.1 1.51976 52.4 (L31)
12 -97.08700 8.1 1.57098 71.3 (L32)
13 -35.22235 1.0
14 -98.91874 7.0 1.49845 81.5 (L41)
15 -42.55745 2.7
16 -129.79821 4.0 1.52451 62.3 (L42)
17 129.87900 8.5 1.48699 85.2 (L43)
18 -78.93316

(条件式対応値)
S3=−197.713
3=−97.08700
1=−64.76999
1 =−266.997
N1=1.52451
P1=1.49845
r1(R1)=−64.76999
r2=−123.38335
(1)fS3/f=−1.66
(2)R3/fS3=0.49
(3)R1/f1 =0.24
(4)nN1/nP1=1.017
(5)νP1=81.5
νP4=85.2
(6)PP1=0.995
P4=0.995
(7)ν21=68.3
ν32=71.3
(8)P21=1.006
32=1.004
(9)(r2+r1)/(r2−r1)=3.210
図2は、第1実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。各収差図において、NAは像側開口数を、Yは像高を、gはg線(λ=435.84nm)を、FはF線(λ=486.13nm)を、eはe線(λ=546.07nm)を、CはC線(λ=656.27nm)をそれぞれ表している。また、非点収差図において、点線はメリジオナル像面を表し、実線はサジタル像面を表している。図2における表記は、以降の図4、図6、図8においても同様である。図2の各収差図から明らかなように、第1実施例の結像光学系では、広い視野範囲の全体に亘って諸収差が良好に補正され、特に可視域の光に対して軸上色収差および倍率色収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることがわかる。
[第2実施例]
図3は、本実施形態の第2実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。図3を参照すると、第2実施例の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSPと、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4とにより構成されている。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸レンズL12とにより構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と両凹レンズL22との貼り合わせによる正屈折力の接合レンズS21により構成されている。第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL31と像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32との貼り合わせによる負屈折力の接合レンズS31により構成されている。第4レンズ群G4は、物体側から順に、両凹レンズL41と両凸レンズL42との貼り合わせによる正屈折力の接合レンズS41とにより構成されている。次の表(2)に、第2実施例にかかる結像光学系の諸元の値を掲げる。
表(2)
(主要諸元)
β=−0.25
NA=0.08
FNO=6.5
f=120.5
Ym=31.0

(光学部材諸元)
面番号 r d ne νd 光学部材
1 -73.55745 4.5 1.52458 59.8 (L11)
2 -113.89829 3.0
3 126.83729 7.2 1.49845 81.6 (L12)
4 -167.55814 2.5
5 32.07881 10.5 1.59527 67.9 (L21)
6 -122.12941 3.5 1.51976 52.4 (L22)
7 24.25725 13.5
8 ∞ 13.5 (SP)
9 -21.39072 4.0 1.51976 52.4 (L31)
10 -91.74959 9.0 1.59527 67.9 (L32)
11 -31.65923 0.3
12 -246.73794 3.7 1.51825 64.1 (L41)
13 66.75443 9.5 1.49845 81.6 (L42)
14 -57.43348

(条件式対応値)
S3=−400.202
3=−91.74959
1=−73.55745
1 =−411.704
N1=1.52458
P1=1.49845
r1(R1)=−73.55745
r2=−113.89829
(1)fS3/f=−3.32
(2)R3/fS3=0.23
(3)R1/f1 =0.18
(4)nN1/nP1=1.017
(5)νP1=81.6
νP4=81.6
(6)PP1=0.995
P4=0.995
(7)ν21=67.9
ν32=67.9
(8)P21=1.002
32=1.002
(9)(r2+r1)/(r2−r1)=4.647
図4は、第2実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。図4の各収差図から明らかなように、第2実施例の結像光学系においても、第1実施例と同様に、広い視野範囲の全体に亘って諸収差が良好に補正され、特に可視域の光に対して軸上色収差および倍率色収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることがわかる。
[第3実施例]
図5は、本実施形態の第3実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。図5を参照すると、第3実施例の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSPと、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4とにより構成されている。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸レンズL12とにより構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21と像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との貼り合わせによる負屈折力の接合レンズS21により構成されている。第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL31と像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32との貼り合わせによる負屈折力の接合レンズS31により構成されている。第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL41と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL42と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL43との貼り合わせによる正屈折力の接合レンズS41とにより構成されている。次の表(3)に、第3実施例にかかる結像光学系の諸元の値を掲げる。なお、第3実施例は、条件式(1)および(2)を満足していない。
表(3)
(主要諸元)
β=−1.0
NA=0.05
FNO=10.1
f=121.1
Ym=31.0

(光学部材諸元)
面番号 r d ne νd 光学部材
1 -117.21560 4.2 1.51825 64.1 (L11)
2 -1248.52730 0.1
3 55.50133 6.5 1.49845 81.6 (L12)
4 -164.04529 0.2
5 32.67051 7.7 1.59527 67.9 (L21)
6 1266.73220 5.0 1.57392 53.0 (L22)
7 24.25418 10.4
8 ∞ 10.0 (SP)
9 -25.97177 4.0 1.53430 48.9 (L31)
10 -120.02848 7.1 1.59527 67.9 (L32)
11 -34.13710 2.3
12 -20.15775 6.0 1.51825 64.1 (L41)
13 -23.28770 0.1
14 -398.65680 9.0 1.49845 81.6 (L42)
15 -25.90978 3.5 1.51825 64.1 (L43)
16 -69.64123

(条件式対応値)
1=−117.21560
1 =−249.927
N1=1.51825
P1=1.49845
r1(R1)=−117.21560
r2=−1248.52730
(3)R1/f1 =0.47
(4)nN1/nP1=1.013
(5)νP1=81.6
νP4=81.6
(6)PP1=0.995
P4=0.995
(7)ν21=67.9
ν32=67.9
(8)P21=1.002
32=1.002
(9)(r2+r1)/(r2−r1)=1.207
図6は、第3実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。図6の各収差図から明らかなように、第3実施例の結像光学系においても、第1実施例および第2実施例と同様に、広い視野範囲の全体に亘って諸収差が良好に補正され、特に可視域の光に対して軸上色収差および倍率色収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることがわかる。
[第4実施例]
図7は、本実施形態の第4実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。図7を参照すると、第4実施例の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、第1フレア絞りSF1と、開口絞りSPと、第2フレア絞りSF2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4とにより構成されている。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸レンズL12とにより構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21と像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との貼り合わせによる負屈折力の接合レンズS21により構成されている。第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL31と像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32との貼り合わせによる負屈折力の接合レンズS31により構成されている。第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL41と、両凹レンズL42と両凸レンズL43との貼り合わせによる正屈折力の接合レンズS41とにより構成されている。次の表(4)に、第4実施例にかかる結像光学系の諸元の値を掲げる。
表(4)
(主要諸元)
β=−0.7
NA=0.08
FNO=6.6
f=122.0
Ym=31.0

(光学部材諸元)
面番号 r d ne νd 光学部材
1 -81.83996 4.5 1.52451 62.3 (L11)
2 -192.60312 0.5
3 86.21528 7.5 1.49845 81.5 (L12)
4 -139.03205 1.9
5 30.81254 9.0 1.59446 68.3 (L21)
6 1305.42270 5.0 1.51976 52.4 (L22)
7 22.24531 5.7
8 ∞ 8.0
9 ∞ 8.0
10 ∞ 5.5
11 -21.82811 5.1 1.51976 52.4 (L31)
12 -808.04032 8.1 1.57098 71.3 (L32)
13 -36.28815 2.1
14 -68.92873 7.0 1.49845 81.5 (L41)
15 -42.56557 5.2
16 -199.50870 4.0 1.52451 62.3 (L42)
17 187.02919 8.5 1.48699 85.2 (L43)
18 -73.24760

(条件式対応値)
S3=−201.991
3=−808.04032
1=−81.83996
1 =−275.165
N1=1.52451
P1=1.49845
r1(R1)=−81.83996
r2=−192.60312
(1)fS3/f=−1.66
(2)R3/fS3=4.00
(3)R1/f1 =0.30
(4)nN1/nP1=1.017
(5)νP1=81.5
νP4=85.2
(6)PP1=0.995
P4=0.995
(7)ν21=68.3
ν32=71.3
(8)P21=1.006
32=1.004
(9)(r2+r1)/(r2−r1)=2.478
図8は、第4実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。図8の各収差図から明らかなように、第4実施例の結像光学系においても、第1実施例〜第3実施例と同様に、広い視野範囲の全体に亘って諸収差が良好に補正され、特に可視域の光に対して軸上色収差および倍率色収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることがわかる。
なお、上述の各実施例において、諸元中の焦点距離、最大像高、曲率半径、中心厚(軸上間隔)などの長さの単位には一般に「mm」が使われる。しかしながら、光学系を比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、長さの単位は必ずしも「mm」に限られるものではない。
また、上述の各実施例では、物体の縮小像または等倍像を形成する高解像力の結像光学系に対して本発明を適用している。しかしながら、光の性質から物体と像との間には可逆性があるため、各実施例の物体面と像面とを逆向きに使用することもできる。すなわち、各実施例の構成にしたがって、物体の拡大像または等倍像を形成する結像光学系、具体的には結像倍率βが−1.0倍〜−2.33倍程度の結像光学系が得られる。
本実施形態の第1実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。 第1実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。 本実施形態の第2実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。 第2実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。 本実施形態の第3実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。 第3実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。 本実施形態の第4実施例にかかる結像光学系のレンズ構成を示す図である。 第4実施例の結像光学系における球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差および倍率色収差を示す図である。
符号の説明
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
Lii 各レンズ
Sii 各接合レンズ
SP 開口絞り
SF1、2 フレア絞り

Claims (5)

  1. 第1面と第2面とを光学的に共役にする結像光学系において、
    前記第1面側から順に、前記第1面側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、正レンズとを有する第1レンズ群と、正レンズと負レンズとからなる接合レンズを有する第2レンズ群と、開口絞りと、前記第1面側に凹面を向けた負メニスカスレンズと前記第2面側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなる負屈折力の接合レンズを有する第3レンズ群と、正屈折力の接合レンズを有する第4レンズ群とを備え
    前記第2レンズ群中の前記正レンズは、両凸レンズを有し、
    前記第2レンズ群中の前記負レンズは、両凹レンズを有し、
    前記第1レンズ群中の前記負メニスカスレンズの前記第1面側の面の曲率半径をR 1 とし、e線に対する前記第1レンズ群中の前記負メニスカスレンズの焦点距離をf 1 とし、e線に対する前記第1レンズ群中の前記負メニスカスレンズの屈折率をn N1 とし、e線に対する前記第1レンズ群中の前記正レンズの屈折率をn P1 とするとき、
    0.15<R 1 /f 1 <0.5
    N1 /n P1 >1
    の条件を満足することを特徴とする結像光学系。
  2. 前記第3レンズ群は、負の屈折力を有し、
    e線に対する前記第3レンズ群の焦点距離をf S3 とし、e線に対する前記結像光学系の焦点距離をfとし、前記第3レンズ群中の前記接合レンズの接合面の曲率半径をR 3 とするとき、
    −3.4<f S3 /f<−1.6
    0.2<R 3 /f S3 <4.1
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
  3. d線に対する前記第1レンズ群中の前記正レンズのアッベ数および異常分散比をν P1 およびP P1 とし、d線に対する前記第2レンズ群中の前記正レンズのアッベ数および異常分散比をν 21 およびP 21 とし、d線に対する前記第3レンズ群中の前記正メニスカスレンズのアッベ数および異常分散比をν 32 およびP 32 とし、d線に対する前記第4レンズ群中の正レンズのアッベ数および異常分散比をν P4 およびP P4 とするとき、
    ν P1 >80,ν P4 >80
    P1 >0.95,P P4 >0.95
    ν 21 >65,ν 32 >65
    21 >0.95,P 32 >0.95
    の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の結像光学系。
  4. 前記第1面の像を前記第2面上に形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の結像光学系。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の結像光学系を備えていることを特徴とする検査装置
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