JP5050036B2 - 盗難防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、店内に展示された商品が万引き等の不正者により窃盗され、店外に持ち出されることを未然に防止するための盗難防止装置に関する。
従来、種々の小売店等においては、展示商品の盗難を防止するため、各商品に防犯タグを貼着している。そこで、防犯タグを貼着したまま商品を店外に持ち出そうとすると、出入口ゲートに設置された検知装置が警報を発し、盗難を防止する。
しかしながら、通常、防犯タグは、粘着剤により商品に貼着されており剥離可能であるから、店外に持ち出す前に商品から剥離して廃棄されてしまうと、盗難防止の効果がない。
このため、防犯タグをケーシングの内部に設け、ケーシングに設けたワイヤーを折曲することによりループを形成し、該ループを商品に取付けるようにしたワイヤー式の盗難防止装置が提供されている。
このようなワイヤー式の盗難防止装置は、例えば、商品が提手を有するバッグの場合、ループ状に折曲されたワイヤーを提手に通すことにより商品に取付けられる。ワイヤーは、基端部をケーシングに固着されており、該ワイヤーを商品の被取付個所に挿通した後、ワイヤーを折曲することにより先端部をケーシングに戻してループ状に形成し、該ワイヤーの先端部をケーシングに挿入する。ワイヤーの先端部は、ケーシングに挿入した状態で取り外し不能にロックされ、専用の解錠キーを使用しなければワイヤーの先端部を抜き取ることができない。
正当な顧客が商品を購入するときは、レジカウンター等において、店員が専用の解錠キーを使用することによりワイヤーの先端部をケーシングから抜き取り、盗難防止装置を取り外した後、商品を顧客に引き渡される。
特許開2002−74529号公報 特許開2002−304676号公報
従来のワイヤー式の盗難防止装置は、基端部がケーシングに固着されたワイヤーの先端部をケーシングに挿入しロックする構成であるから、ワイヤーを折曲することにより形成されるループの大きさが常に同じ形状及び寸法とされる。従って、商品の大きさに応じて、長短異なる長さのワイヤーを使用しなければ見栄えが悪いものとなる。例えば、大型のバッグに取付けるための盗難防止装置は、長いワイヤーが使用されているため、これを小型のバッグに取付けると、ワイヤーを折曲することにより形成されたループが大き過ぎ、展示された商品の美観を損ねてしまう。反対に、短いワイヤーを備えた盗難防止装置は、大型の商品に取付けることができない。このため、長短異なる長さのワイヤーを備えた他種類の盗難防止装置を店内に備える必要があるという不便がある。


本発明は、上記課題を解決するため、折曲によりループを形成する長尺体の自由端側をケーシングに挿通させ、挿通方向に自由に引き込むことにより、ループの大きさを大小自在に形成できるように構成した盗難防止装置を提供する。
これにより、1つの盗難防止装置を大型の商品と小型の商品に共用することができ、しかも、商品に取付けられた盗難防止装置の長尺体によるループを最適な大きさとすることができるので、展示商品の見栄えを損なうことがない。
しかも、長尺体は、ケーシングの挿通方向に引き込むことにより、ループを縮径するので、バッグの提手のような開口部に通すような取付方法に限定されず、商品の外周に締着させることによっても取付可能であるから、取付可能な商品の範囲が拡大する利点がある。更に、商品の外周に締着する取付方法によれば、複数の商品がパッケージとして販売される場合、複数商品を結束する結束バンドとしても兼用できる利点がある。
そこで、本発明が手段として構成したところは、防犯タグを備えるケーシングと、前記ケーシングに固着された基端部から自由端側の先端部に至り延びる長尺体と、ループを形成するように折曲された長尺体の自由端側をケーシングに挿脱自在に挿通させる挿通路と、前記挿通路に挿通された長尺体の挿通部を抜止め状に係止する係止手段を備えており、前記長尺体のループを商品に取付けるように構成した盗難防止装置であり、前記長尺体は、前記ループを形成するように折曲したとき、腹面が内側に向き背面が外側に向くように折曲されると共に、直線姿勢を保持する方向に復元力を作用する可撓性の帯状体により構成され、前記腹面にラック歯を列設しており、前記係止手段は、挿通路の内部で前記挿通部に形成されたラック歯に対抗する係止爪を備え、前記ケーシングは、前記挿通路に向けて進退移動自在とされたロック体を内装し、該ロック体は、ロック位置に前進させられたとき、前記挿通部のラック歯と係止爪を相互に係止させ、アンロック位置に後退させられたとき、前記挿通部のラック歯と係止爪を相互に離反させるように構成され、前記ケーシングとロック体の間に施錠手段を設け、該施錠手段は、前記ロック体をロック位置に前進した状態で該ロック体を後退不能に施錠すると共に、前記ロック体の解錠路に解錠キーを挿入したとき該ロック体をアンロック位置に後退可能に解錠するように構成されており、前記施錠手段は、ケーシングに固設された施錠爪と、ロック体に設けられて施錠方向と解錠方向に揺動自在とされた施錠アームにより構成され、前記施錠アームは、前記施錠爪に係止される係止孔を設け、前記施錠方向に弾発付勢されると共に、解錠方向から磁着可能な磁性片を設け、前記施錠爪は、ロック体をアンロック位置からロック位置に向けて前進させたとき、施錠アームの先端を前記解錠方向に押し上げるガイド面と、前記施錠アームの先端がガイド面を乗り越えたとき前記係止孔に係止する爪部を設けており、前記解錠キーは、ロック体の解錠路に挿入したとき前記磁性片を磁着することにより施錠アームを解錠方向に揺動させる永久磁石を備えて成る点にある
本発明の実施形態において、前記ロック体は、ロック位置に前進させられた状態で、ロック部を前記長尺体の挿通部の背面に当接することにより、該挿通部のラック歯を係止爪に係止させ、アンロック位置に後退させられた状態で、前記長尺体の復元力により挿通部のラック歯を係止爪から退避させるように構成されている。
前記挿通路は、挿入口に対して挿出口が挿通部の腹面の側に寄って偏位するように形成され、前記挿入口の近傍に位置して長尺体の背面を前記挿入口に向けて案内するガイド手段をケーシングの外側に設けることが好ましい。
前記ラック歯は、挿通路に挿入したとき、係止爪に対して、挿入方向に係止しないが、抜き取り方向に係止するラチェット歯を構成する。
前記施錠爪の爪部は、ロック体の前進方向に突出する掛け止め部を形成しており、該ロック体がロック位置に臨んだ状態で、施錠アームを解錠方向に揺動不能とするように該掛け止め部を該施錠アームに係止し、前記解錠キーによりロック体をロック位置から更に前進した解錠可能位置まで移動させたとき、施錠アームを掛け止め部から解放するように構成されている。
請求項1に記載の本発明によれば、折曲によりループ5を形成する長尺体4の自由端側4cをケーシング3の挿通路6に挿通させ、挿入方向Z1に自由に引き込むことにより、ループ5の大きさを大小自在に形成できるように構成した盗難防止装置1を提供することができる。従って、1つの盗難防止装置1を大型の商品と小型の商品に共用することができ、しかも、商品に取付けられた盗難防止装置の長尺体4によるループ5を最適な大きさとすることができるので、展示商品の見栄えを損なうことがない。また、ループ5を自由に縮径できるので、バッグの提手のような開口部に通すような取付方法に限定されず、商品の外周に締着させることによっても取付可能であり、取付可能な商品の範囲が拡大する利点があり、更に、複数商品を結束する結束バンドとしても兼用できる利点がある。
そして、挿通路6に向けて進退移動自在とされたロック体32をケーシング3に内装し、該ロック体32をロック位置P2に前進させた状態で、長尺体4の挿通部4Xのラック歯15と係止爪27を相互に係止させ、ロック体32をアンロック位置P3に後退させた状態で、前記ラック歯15と係止爪27を相互に離反させる構成であるから、ラック歯15と係止爪27の噛合状態と解放状態をロック体32の移動だけで可能とすることができる。
しかも、ケーシング3とロック体32の間に設けた施錠手段41によりロック体32をロック位置P2で後退不能となるように施錠し、専用の解錠キー2を使用することによってのみ施錠手段41を解錠できるように構成しているので、万引き等の不正者が盗難防止装置1を商品から取り外すことを確実に防止する。
特に、本発明によれば、前記施錠手段41は、ケーシング3に固設された施錠爪42と、ロック体32に設けられて施錠方向M1と解錠方向M2に揺動自在とされた施錠アーム43により構成され、ロック体32をロック位置P2に前進させたとき、前記施錠方向M1に弾発付勢された施錠アーム43の先端が施錠爪42のガイド面48を乗り越えた後、係止孔45を施錠爪42に係止させる構成であるから、ロック体32をアンロック位置P3からロック位置P2に前進させるだけで、ワンタッチで施錠手段41による施錠が可能になるという利点がある。そして、解錠キー2の永久磁石を備えたロッド部52を解錠路38に挿入すると、施錠アーム43に設けた磁性片46を前記永久磁石に磁着させることにより前記施錠手段41の施錠を解錠させる構成であるから、解錠キー2を後退方向Rに移動させたとき、ロック体32を追従してアンロック位置P3まで移動させることができ、施錠手段41の解錠と、ロック体32の後退方向Rへの移動をワンタッチで行うことができる利点がある
請求項2に記載の本発明によれば、長尺体4の復元力を有する可撓性を利用し、ロック位置P2に前進させられたロック体32により長尺体4の挿通部4Xの背面14を押圧することによりラック歯15を係止爪27に係止させ、ロック体32をアンロック位置P3に後退したときは、前記長尺体4の復元力Xによりラック歯15を係止爪27から退避させるように構成しているので、構造が複雑化することなく、簡単な構造により、故障のない盗難防止装置1を安価に提供できる。
請求項3に記載の本発明によれば、挿通路6は、挿入口6aに対して挿出口6bが挿通部6Xの腹面の側に寄って偏位するように形成され、前記挿入口6aの近傍に位置して長尺体4の背面14を前記挿入口6aに向けて案内するガイド手段29をケーシング3の外側に設けているので、復元力Xにより背面14をガイド手段29に接する長尺体4の先端部4bが挿出口6bに向けて傾斜するラインYに沿って挿入方向Z1に向けられ、これにより先端部4bを挿入口6aに導かれるので、比較的小さな挿入口6aに向けて細い長尺体4の先端部4bを挿入する作業が容易となる。
請求項4に記載の本発明によれば、前記ラック歯15は、挿通路6に挿入したとき、係止爪27に対して、挿入方向Z1に係止しないが、抜き取り方向Z2に係止するラチェット歯を構成しているので、ロック体32をロック位置P2で施錠手段41により施錠させた状態で、長尺体4を挿通路6の内部において挿入方向Z1に移動させることが可能であり、ループ5を所望の大きさとなるように縮径させる作業を容易とする。
請求項5に記載の本発明によれば、前記施錠爪42の爪部49は、ロック体32の前進方向Fに突出する掛け止め部50を形成しており、該ロック体32をロック位置P2に臨ませた状態で、前記掛け止め部50により施錠アーム43を解錠方向M2に揺動不能とするように係止する構成であるから、不正者が解錠路38に永久磁石を挿入しても、施錠アーム43が解錠方向M2に揺動することはなく、同様に、解錠路38に針金等を挿入することにより施錠アーム43を引き上げようとしても、施錠アーム43が解錠方向M2に揺動することはない。これにより、盗難防止効果が優れたものとなる。そして、解錠キー2を使用することにより施錠手段1を解錠するときは、解錠キー2を強く押し込むことによりロック体23を解錠可能位置P1まで移動させれば、前記掛け止め部50の係止が解かれるので、解錠キー2の使用者に煩雑な作業を強いることはなく、容易に施錠手段41の解錠とロック体32の後退方向Rへの移動を可能とする。
本発明に係る盗難防止装置と解錠キーの1実施形態を示す斜視図である。 前記盗難防止装置を分解した状態を示す斜視図である。 分解状態の盗難防止装置を部分的に断面にて示す斜視図である。 分解状態の盗難防止装置の縦断面図である。 長尺体の先端部を挿通路に挿入するときの状態を示す縦断面図である。 長尺体の挿通部のラック歯が係止爪に対して抜止め状に係止した状態を示す縦断面図である。 ロック体と施錠手段の作用を示しており、(A)は施錠手段を解錠するため解錠キーを解錠路に挿入した状態を示す縦断面図、(B)は解錠キーによりロック体を解錠可能位置まで移動させた状態を示す縦断面図である。 施錠手段を解錠した状態で解錠キーと共にロック体をアンロック位置まで後退させた状態を示す縦断面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1は、盗難防止装置1と、解錠キー2を示している。盗難防止装置1は、図1ないし4に示すように、それぞれプラスチックにより形成されたケーシング3と、前記ケーシング3に固着された基端部4aから自由端側の先端部4bに至り延びる長尺体4と、ループ5を形成するように折曲された長尺体4の自由端側4c(基端部4aを除く長尺部分)をケーシング3に挿脱自在に挿通させる挿通路6と、前記挿通路5に挿通された長尺体4の挿通部4X(図6参照)を抜止め状に係止する係止手段7を備えている。
図示実施形態において、ケーシング3の側縁部にはヒンジ手段8を介して偏平なハウジング9が設けられ、該ハウジング9に防犯タグ10を内装すると共に、該防犯タグ10を剥離不能とするように蓋11を嵌着している。この場合、ハウジング9又は蓋11を透明に形成しておけば、防犯タグ10と共にバーコード等の商品情報を収納することが可能である。従って、図示実施形態の場合、防犯タグ10は、ハウジング9を介して間接的にケーシング3に設けられるが、ハウジング9を用いることなく、ケーシング3の内部に貼着するように構成しても良い。
図例の構成において、ケーシング3と別体に形成された分割体12に長尺体4が一体成形されており、該分割体12をケーシング3に嵌着することにより、長尺体4とケーシング3が一体結合される。
前記長尺体4は、前記ループ5を形成するように折曲したとき、腹面13が内側に向き、背面14が外側に向くように折曲され、該折曲状態から直線姿勢を保持する方向に復元力を作用する可撓性の細幅とされた帯状体により構成され、前記腹面13にラック歯15を列設している。尚、図例の場合、ラック歯15の両側に位置して長尺体4の全長に延びるリブ壁16、16が形成されている。
前記ケーシング3は、底壁17と両側壁18、18と頂壁19を有する断面矩形とされた角筒状に形成され、一方の開口端20から前記分割体12を嵌入させるように構成され、該嵌入空間に位置して頂壁19に切欠開口21を形成し、該切欠開口21に対向して頂壁19の下面に突部23を設けている。前記切欠開口21の両側縁には、下向きリブ23、23が形成され、該下向きリブ23、23はケーシング3の他方の開口端24の近傍まで延びている。
これに対して、分割体12は、前記ケーシング3の切欠開口21に嵌入されるブロック体を構成し、前記下向きリブ23、23に嵌合する溝24、24を設けると共に、前記突部22に対向する凹部25を形成している。これにより、分割体12をケーシング3に嵌入した状態で、前記凹部25により前記挿通路6が形成され、前記長尺体4は、基端部4aの腹面13を挿通路6に臨ませた状態で分割体12の上面から上方に向けて長く延びる。尚、分割体12は、無理嵌め又は接着剤その他により、ケーシング3から分離不能となるように固着される。
図1に示すように、分割体12の端面及び/又はケーシング3の側壁18には、任意に吊下手段26a、26bを設けることが自由であり、商品の値札や品質表示等のタグが吊下可能である。
前記挿通路6を形成する凹部25の底部には、前記係止手段7を構成する係止爪27が設けられており、前記ループ5を形成するように長尺体4を折曲することにより自由端側4cを挿通路6に挿入したとき、ラック歯15が前記係止爪27に対向させられるように構成している。好ましくは、前記ラック歯15は、挿通路6に挿入したとき、係止爪27に対して、挿入方向には係止しないが(つまり挿入を許す)、抜き取り方向に係止するラチェット歯を構成している。
図3に示すように、前記挿通路6は、突部22が対向する位置に挿入口6aを形成し、該挿入口6aの下方に位置してケーシング3の底壁17に開設された孔により挿出口6bを形成する。この際、図4に示すように、該挿通路6に挿通される長尺体4に関して、挿入口6aの中心位置C1よりも挿出口6bの中心位置C2が長尺体4の腹面13の側に寄って偏位するように形成されており、前記腹面13に対向する挿出口6bの開口縁に臨む突起28がケーシング3の底壁17の底面に設けられている。従って、長尺体4の背面14に臨む挿入口6aの開口縁と前記突起28を結んで傾斜するラインYが形成されるように構成されており、そのラインYを接線とする円弧縁から成るガイド手段29を備えた縦壁30がケーシング3の頂壁19に立設されている。
図3に示すように、角筒状のケーシング3は、他方の開口端24から前記挿通路6に至る摺動路31を構成し、該摺動路31に前記挿通路6に向けて進退移動自在とされたロック体32を内装している。前記ロック体32は、ケーシング3の側壁18と下向きリブ23の間に形成された摺動溝に摺動自在に嵌合する側壁33、33を備え、前進方向の端部に側壁33、33に架設された梁部34を介して挿通路6に臨むロック部35を設けており、後退方向の端部に位置して側壁33、33に架設されると共にケーシング3の底壁17の内面を摺動する横板部36を設け、該横板部36の上方に鍵孔部37を形成し、該鍵孔部37の内部空間により解錠路38を形成している。尚、図例の場合、ロック体32の側壁33、33とケーシング3の頂壁19により区成された空間により解錠路38が形成されているが、ロック体32を筒状に形成することにより、該ロック体32の内部に解錠路38を形成しても良い。
図2に示すように、ケーシング3の側壁18とロック体32の側壁33の相互には、ロック体32の進退移動範囲を規制する長孔39と突起40が設けられ、これにより、後述するロック位置P2を含む解錠可能位置P1とアンロック位置P3の間でロック体32が進退移動することを可能にする。
図3に示すように、ケーシング3とロック体32の間には施錠手段41が設けられ、該施錠手段41は、ロック体32を前記ロック位置P2に前進したとき該ロック体32を後退不能に施錠し、前記解錠路38に解錠キー2を挿入したとき該ロック体32をアンロック位置P3に後退可能となるように解錠する。
図示実施形態において、前記施錠手段41は、ケーシング3の底壁17の上面に固設された施錠爪42と、ロック体32に設けられた施錠アーム43により構成されている。図4に示すように、施錠アーム43は、前記横板部36に連結された弾性アーム部44を介して、ケーシング3の底壁17に向かう施錠方向M1と、反対方向の解錠方向M2に揺動自在とされ、該弾性アーム部44により常時は施錠方向M1に向けて弾発付勢されており、先端近傍部に係止孔45を形成し、該係止孔45と弾性アーム部44の間に位置して前記解錠方向M2から磁着可能とされる鉄片等の磁性片46を設けている。
これに対して、施錠爪42は、ロック体32をロック位置P2に向けて前進させたとき、前記施錠アーム43の先端47を前記解錠方向M2に向けて押し上げるガイド面48と、前記先端47が該ガイド面48を乗り越えたとき前記係止孔45に係止する爪部49と、該爪部49からロック体32の前進方向に突出する掛け止め部50を形成している。図例の場合、掛け止め部50は、鉤状に形成されているが、爪部49と底壁17の間に位置する傾斜面(いわゆるアンダーカット面)により形成しても良い。
上記構成とされたロック体32をケーシング3の摺動路31に挿入した状態で、盗難防止装置1が提供される。これに対して、解錠キー2は、図1に示すように、ホルダ51から永久磁石を備えたロッド部52を設けており、前記ロッド部52は、ロック体32の鍵孔部37から解錠路38に挿入されるように構成されている。この際、解錠キー2のロッド部52の断面形状と鍵孔部37の形状は、単純な円形や矩形ではなく、異形とするのが好ましく、図例の場合は三角形としたものを示しているが、五角形や星形のような複雑な形状とすることができる。後述するように、ロッド部52を解錠路38に挿入したとき、該ロッド部52の先端を当接させる受部53がロック部35の背面に形成されている。
盗難防止装置1を商品に取付けるに際しては、図1に示すように、腹面13が内側を向くようにして長尺体4を折曲することによりループ5を形成し、該ループ5を商品の開口部(例えばバッグの提手)に挿通させ、又は、該ループ5を商品の外周面(例えばボトルのくびれ状の首部)に巻付け、その状態から図5に示すように長尺体4の先端部4bを挿通路6に挿入する。ループ5を折曲形成された長尺体4は、直線姿勢に戻る方向に復元力Xを有しているので、先端部4bの背面14をガイド手段29に弾接しながら挿入口6aに導かれる。上述のように、ガイド手段29の円弧に接する接線が長尺体4の背面14に臨む挿入口6aの開口縁から挿出口6bの突起28に向けて傾斜するラインY(図4参照)を形成しており、長尺体4の先端部4bが該ラインYに沿って挿通路6に進入させられる。つまり、復元力Xを伴う長尺体4の先端部4bの背面14をガイド手段29に弾接させた状態で、前記ラインYに沿わせながら挿入方向Z1に挿入させると、先端部4bが挿入口6aに導かれるので、比較的小さな挿入口6aに向けて細い長尺体4の先端部4bを挿入する作業が容易となる。
長尺体4の先端部4bを挿通路6に挿入するとき、ロック体32をアンロック位置P3に移動させておいても良いが、図5に示すように、ロック位置P2に移動させている場合でも、先端部4bを挿入路6に好適に挿入させることができる。この場合、ロック部35が係止爪27に近接することにより挿通路6に狭隘部分が形成されているが、長尺体4は可撓性を有するので、屈曲しながら挿出口6bに導かれる。
この状態で、長尺体4を更に挿入方向Z1に移動させると、図6に示すように、ラック歯15が係止爪27を乗り越えながら移動し、ループ5を縮径する。例えば、先端部4bが挿出口6bから挿出した後、該挿出端を把持して引っ張ることにより、簡単にループ5を縮径させることができる。この作業中、ロック体32をアンロック位置P3に移動させておいても良いが、図6に示すように、ロック位置P2に移動させている場合でも、挿入路6を挿通する長尺体4の挿通部4Xを挿入方向Z1に向けて好適に移動させることができる。この場合、上述のように、ラック歯15がラチェット歯を構成しており、該ラチェット歯が係止爪27を乗り越えながら移動するので、自由端側4cは、挿入方向Z1には自由に移動するが、反対方向の抜き取り方向Z2には移動を阻止される。従って、ループ5が所望の大きさに縮径されるまで長尺体4を挿入方向Z1に移動させるだけで、商品に対する盗難防止装置1の取付作業が完了する。例えば、バッグの提手に取付ける場合は、該バッグの大きさに比してループ5が所望の大きさとなるように長尺体4を挿入方向Z1に移動させれば、その位置で長尺体4が抜き取り方向Z2に移動を阻止された噛合状態とされる。また、例えば、ループ5を商品の外周面に締結する場合は、長尺体4を挿入方向Z1に移動させ、ループ5により商品を締め付ければ、その位置でループ5がゆるまないように噛合状態とされる。
ロック体32をロック位置P2に移動させた状態で、施錠手段41を構成する施錠アーム43の係止孔45が施錠爪42に係止し、ロック体32を進退移動不能に固定している。この状態で、上述のように挿通路6には係止爪27とロック部35による狭隘部が形成されるので、長尺体4を抜き取り方向Z2に移動させないようにラック歯15と係止爪27が噛合する。
ロック体32がロック位置P2で施錠された状態において、施錠手段41は、施錠アーム43の係止孔45を超えて先端47に向けて突出する掛け止め部50を施錠爪42に設けている。挿通路6を挿通する長尺体4の挿通部4Xの背面14がロック部35を弾発することにより、施錠アーム43の先端47が掛け止め部50に係止されている。従って、不正者が解錠路38に永久磁石を挿入しても、施錠アーム43が解錠方向M2に揺動することはない。同様に、解錠路38に針金等を挿入することにより施錠アーム43を引き上げようとしても、施錠アーム43が解錠方向M2に揺動することはない。
正当な顧客が商品を購入するときは、レジカウンター等において、店員が解錠キー2を使用することにより盗難防止装置1を取り外した後、商品を顧客に引き渡される。
図7(A)に示すように、ロック体32がロック位置P2で施錠された状態において、長尺体4のラック歯15と係止爪27の間にはクリアランスS1が形成されている。このクリアランスS1は、ラチェット歯を構成するラック歯15が係止爪27を乗り越えることにより挿入方向Z1に移動可能であるが、抜き取り方向Z2に移動不能に噛合する寸法に形成されている。また、ケーシング3とロック体32の相互に設けられた長孔39と突起40は、ロック体32が更に前進Fすることを許すクリアランスS2を形成している。前記係止孔45を超える掛け止め部50の突出量S3に対して、前記クリアランスS1、S2は、S2≧S1≧S3となるように形成されている。
解錠キー2のロッド部52を解錠路38に挿入し、該ロッド部52の先端を受部53に当接すると、該ロッド部52の永久磁石が施錠アーム43の磁性片46を磁着するので、施錠アーム43は解錠方向M2に揺動しようとする。しかしながら、この状態では、掛け止め部50により施錠アーム43の揺動が阻止されている。
そこで、図7(B)に示すように、ロッド部52を強く押し込むことにより、前記クリアランスS1、S2を介してロック体32が解錠可能位置P1まで前進Fさせると、掛け止め部50の係止が解かれるので、施錠アーム43が解錠方向M2に揺動し、施錠手段41の施錠を解錠し、ロック体32を後退方向Rに向けて移動可能となるように解放する。
解錠キー2を後退方向Rに移動させると、前記磁性片46がロッド部52の永久磁石に磁着されているので、ロック体32がロッド部52に追従して移動し、図8に示すように、ロック体32をアンロック位置P3まで移動させる。この状態で、前記長孔39と突起40が相互に係止することによりロック体32の移動を阻止するストッパーとして機能するので、ロッド部52を解錠路38から引き抜くことができる。このように、解錠キー2を引き抜いた後も、ロック体32は、ケーシング3の摺動路31の内部に残置され、ケーシング3から分離することはない。従って、再び盗難防止装置1を別の商品に取付けて使用する場合、ロック体32をアンロック位置P3からロック位置P2まで移動させるだけで足りる。
ロック体32をアンロック位置P3に移動させた状態で、ロック部35が挿通路6から退避する。長尺体4は、背面14をガイド手段29に弾接する方向に復元力Xを作用しているので、挿通部4Xが挿通路6の内部で突部22に向けて移動することにより、ラック歯15を係止爪27から離反させる。これにより、長尺体4は、挿通路6から簡単に抜き取ることができ、商品から盗難防止装置1を取り外した後、商品を顧客に引き渡すことができる。
1 盗難防止装置
2 解錠キー
3 ケーシング
4 長尺体
4a 基端部
4b 先端部
4c 自由端側
5 ループ
6 挿通路
6a 挿入口
6b 挿出口
7 係止手段
8 ヒンジ手段
9 ハウジング
10 防犯タグ
11 蓋
12 分割体
13 腹面
14 背面
15 ラック歯
16 リブ壁
17 底壁
18 側壁
19 頂壁
20 一方の開口端
21 切欠開口
22 突部
23 下向きリブ
24 溝
25 凹部
26a、26b 吊下手段
27 係止爪
28 突起
29 ガイド手段
30 縦壁
31 摺動路
32 ロック体
33 側壁
34 梁部
35 ロック部
36 横板部
37 鍵孔部
38 解錠路
39 長孔
40 突起
41 施錠手段
42 施錠爪
43 施錠アーム
44 弾性アーム部
45 係止孔
46 磁性片
47 先端
48 ガイド面
49 爪部
50 掛け止め部
51 ホルダ
52 ロッド部
53 受部

Claims (5)

  1. 防犯タグ(10)を備えるケーシング(3)と、前記ケーシングに固着された基端部(4a)から自由端側の先端部(4b)に至り延びる長尺体(4)と、ループ(5)を形成するように折曲された長尺体(4)の自由端側をケーシング(3)に挿脱自在に挿通させる挿通路(6)と、前記挿通路に挿通された長尺体の挿通部(4X)を抜止め状に係止する係止手段(7)を備えており、前記長尺体(4)のループ(5)を商品に取付けるように構成した盗難防止装置であり、
    前記長尺体(4)は、ループ(5)を形成するように折曲したとき、腹面(13)が内側に向き背面(14)が外側に向くように折曲されると共に、直線姿勢を保持する方向に復元力(X)を作用する可撓性の帯状体により構成され、前記腹面(13)にラック歯(15)を列設しており、
    前記係止手段(7)は、挿通路(6)の内部で前記挿通部(4X)に形成されたラック歯(15)に対抗する係止爪(27)を備え、
    前記ケーシング(3)は、前記挿通路(6)に向けて進退移動自在とされたロック体(32)を内装し、該ロック体(32)は、ロック位置(P2)に前進させられたとき、前記挿通部(4X)のラック歯(15)と係止爪(27)を相互に係止させ、アンロック位置(P3)に後退させられたとき、前記挿通部(4X)のラック歯(15)と係止爪(27)を相互に離反させるように構成され、
    前記ケーシング(3)とロック体(32)の間に施錠手段(41)を設け、該施錠手段(41)は、前記ロック体(32)をロック位置(P2)に前進した状態で該ロック体(32)を後退不能に施錠すると共に、前記ロック体(32)の解錠路(38)に解錠キー(2)を挿入したとき該ロック体(32)をアンロック位置(P3)に後退可能に解錠するように構成されており
    前記施錠手段(41)は、ケーシング(3)に固設された施錠爪(42)と、ロック体(32)に設けられて施錠方向(M1)と解錠方向(M2)に揺動自在とされた施錠アーム(43)により構成され
    前記施錠アーム(43)は、前記施錠爪(42)に係止される係止孔(45)を設け、前記施錠方向(M1)に弾発付勢されると共に、解錠方向(M2)から磁着可能な磁性片(46)を設け
    前記施錠爪(42)は、ロック体(32)をアンロック位置(P3)からロック位置(P2)に向けて前進させたとき、施錠アーム(43)の先端(47)を前記解錠方向(M2)に押し上げるガイド面(48)と、前記施錠アーム(43)の先端(47)がガイド面(48)を乗り越えたとき前記係止孔(45)に係止する爪部(49)を設けており
    前記解錠キー(2)は、ロック体(32)の解錠路(38)に挿入したとき前記磁性片(46)を磁着することにより施錠アーム(43)を解錠方向(M2)に揺動させる永久磁石を備えて成ることを特徴とする盗難防止装置。
  2. 前記ロック体(32)は、ロック位置(P2)に前進させられた状態で、ロック部(35)を前記長尺体(4)の挿通部(4X)の背面(14)に当接することにより、該挿通部(4X)のラック歯(15)を係止爪(27)に係止させ、アンロック位置(P3)に後退させられた状態で、前記長尺体(4)の復元力(X)により挿通部(4X)のラック歯(15)を係止爪(27)から退避させるように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置。
  3. 前記挿通路(6)は、挿入口(6a)に対して挿出口(6b)が挿通部(4X)の腹面(13)の側に寄って偏位するように形成され、前記挿入口(6a)の近傍に位置して長尺体(4)の背面(14)を前記挿入口(6a)に向けて案内するガイド手段(29)をケーシング(3)の外側に設けて成ることを特徴とする請求項2に記載の盗難防止装置。
  4. 前記ラック歯(15)は、挿通路(6)に挿入したとき、係止爪(27)に対して、挿入方向(Z1)に係止しないが、抜き取り方向(Z2)に係止するラチェット歯を構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の盗難防止装置。
  5. 前記施錠爪の爪部(49)は、ロック体(32)の前進方向(F)に突出する掛け止め部(50)を形成しており、該ロック体(32)がロック位置(P2)に臨んだ状態で、施錠アーム(43)を解錠方向(M2)に揺動不能とするように該掛け止め部(50)を該施錠アーム(43)に係止し、
    前記解錠キー(2)によりロック体(32)をロック位置(P2)から更に前進した解錠可能位置(P1)まで移動させたとき、施錠アーム(43)を掛け止め部(50)から解放するように構成して成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の盗難防止装置。
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