JP5049815B2 - ポジ型レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、これらのいかなる組合せにおいても、超微細領域での、高感度、高解像性、良好な疎密依存性、ラインウィズスラフネス、露光マージンは、同時に満足できていないのが現状である。
下記一般式(A)で表される繰り返し単位、及び、下記一般式(2)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解してアルカリ現像液への溶解度が増大する樹脂(A)を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
一般式(A)に於いて、
R 2 は、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
Lは、単結合又は2価の連結基を表す。
Aは、1価の有機基を表す。
Rfは、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、又は置換基を有していてもよいアリール基を表す。
一般式(2)に於いて、
R 2 は、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
R 3 は、複数ある場合は各々独立して、置換基を有していてもよいアルキル基、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルコキシカルボニル基又は置換基を有していてもよいアシル基を表す。
nは、0〜4の整数を表す。
A 1 は、複数ある場合は各々独立して、水素原子、酸の作用により脱離する基又は酸の作用により分解する基を有する基を表す。
mは、1〜5の整数を表す。
但し、m+n≦5である。
〔2〕
樹脂(A)が、一般式(2)で表される繰り返し単位として、下記式(2’)で表される繰り返し単位を有する樹脂であることを特徴とする〔1〕に記載のポジ型レジスト組成物。
〔3〕
一般式(A)に於いて、Aが、ハロゲン原子、シアノ基及びニトロ基から選ばれる基で置換された、アルキル基、シクロアルキル基又はアリール基であることを特徴とする、〔1〕又は〔2〕に記載のポジ型レジスト組成物。
〔4〕
一般式(A)に於いて、Rfが、ハロゲン原子で置換された、アルキル基又はアリール基であることを特徴とする、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔5〕
更に、(B)活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物を含有することを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔6〕
〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物により形成されるレジスト膜。
〔7〕
〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物により、レジスト膜を形成し、露光、現像する工程を有することを特徴とするパターン形成方法。
本発明は上記の〔1〕〜〔7〕に関するものであるが、その他の事項についても記載した。
(1) 下記一般式(A)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解してアルカリ現像液への溶解度が増大する樹脂(A)を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
R2は、水素原子、アルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
Lは、単結合又は2価の連結基を表す。
Aは、1価の有機基を表す。
Rfは、アルキル基、シクロアルキル基又はアリール基を表す。
R1は、水素原子、アルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
Xは、酸の作用により脱離する基を表す。
一般式(2)に於いて、
R2は、水素原子、アルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
R3は、複数ある場合は各々独立して、アルキル基、ハロゲン原子、アリール基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基又はアシル基を表す。
nは、0〜4の整数を表す。
A1は、複数ある場合は各々独立して、水素原子、酸の作用により脱離する基又は酸の作用により分解する基を有する基を表す。
mは、1〜5の整数を表す。
但し、m+n≦5である。
尚、本明細書に於ける基(原子団)の表記に於いて、置換及び無置換を記していない表記は、置換基を有さないものと共に置換基を有するものをも包含するものである。例えば
、「アルキル基」とは、置換基を有さないアルキル基(無置換アルキル基)のみならず、置換基を有するアルキル基(置換アルキル基)をも包含するものである。
本発明のポジ型レジスト組成物は、下記一般式(A)で示された繰り返し単位を有する、酸の作用により分解してアルカリ現像液への溶解度が増大する樹脂(以下、「樹脂(A)」ともいう)を含有する。
R2は、水素原子、アルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
Lは、単結合又は2価の連結基を表す。
Aは、1価の有機基を表す。
Rfは、アルキル基、シクロアルキル基又はアリール基を表す。
基等で置換されていてもよい。
R2は、水素原子又はメチル基であることが好ましい。
Lは、具体的には単結合、アルキレン基、アラルキレン基、アリーレン基、エステル基、アミド基、エーテル基が挙げられ、中でも単結合、アリーレン基、エステル基、アミド基が好ましい。特に好ましくは単結合、エステル基である。
Aの1価の有機基としては、例えば、アルキル基(好ましくは炭素数1〜10)、シクロアルキル基(好ましくは炭素数3〜10)、アリール基(好ましくは炭素数6〜10)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基が好ましい。アルキル基、シクロアルキル基、アリール基は、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基等で置換されていてもよい。
Aとして、更に好ましくは、アルキル基、フッ素置換アルキル基、シアノ基を挙げることができる。
Rfとして、好ましくは、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3〜15のシクロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基を挙げることができる。これらは、置換基を有するののが好ましい。置換基としては、アルキル基、シクロアルキル基、ハロゲン原子、アル
コキシ基、水酸基、アミド基、エステル基、シアノ基、ニトロ基、スルフィド基等が挙げられる。中でもハロゲン原子(より好ましくはフッ素原子)、炭素数1〜10の直鎖若しくは分岐アルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基が好ましい。
R1は、水素原子、アルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
Xは、酸の作用により脱離する基を表す。
一般式(2)において、
R2は、水素原子、アルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
R3は、複数ある場合は各々独立して、アルキル基、ハロゲン原子、アリール基、アル
コキシ基、アルコキシカルボニル基又はアシル基を表す。
nは、0〜4の整数を表す。
A1は、複数ある場合は各々独立して、水素原子、酸の作用により脱離する基又は酸の
作用により分解する基を有する基を表す。
mは、1〜5の整数を表す。
但し、m+n≦5である。
メチル基が特に好ましい。R1のアルキル基は、フッ素原子等で置換されていてもよい。
置換されたアルキル基としては、ペルフルオロ基(CmF2m+1基を表し、mは1〜4の整
数)を挙げることができる。
R1として好ましくは、水素原子、メチル基、又はCmF2m+1基(mは好ましくは1)であり、特に好ましくは水素原子又はメチル基である。
Xとしての酸の作用により脱離する基は、脂環基を有していることが好ましく、脂環基は、有橋脂環基であってもよい。
Zは、炭素原子とともに脂環式炭化水素基を形成するのに必要な原子団を表す。
R12〜R16は、各々独立に、炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。
R17〜R21は、各々独立に、水素原子、炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。但し、R19、R21のいずれかは炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。
R22〜R25は、各々独立に、水素原子、炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。R23とR24は、互いに結合して環を形成していてもよ
い。
また、上記アルキル基の更なる置換基としては、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アシル基、アシロキシ基、シアノ基、水酸基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基等を挙げることができる。
R4及びR5は、各々独立に、アルキル基を表し、Yは脂環基を表す。
R26は、アルキル基を表す。
R27は、アリール基を表す。
R27のアリール基は、炭素数6〜14が好ましく、フェニル基、ナフチル基がより好ましい。
R26のアルキル基及びR27のアリール基は、アルキル基、アラルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシル基、アシルオキシ基等の置換基を有していてもよい。
のアルキル基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、n-ブチル基、sec-ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等を挙げることができる。
R3としてのアルコキシ基及びアルコキシカルボニル基に於けるアルコキシ基は、置換
基を有していてもよく、好ましくは、炭素数1〜8のアルコキシ基であり、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等を挙げることができる。
R3としてのアリール基は、置換基を有していてもよく、好ましくは、炭素数6〜15
個のアリール基であり、例えば、フェニル基、トリル基、ナフチル基、アントリル基等を挙げることができる。
R3としてのアシル基は、置換基を有していてもよく、好ましくは、炭素数2〜8個の
アシル基であり、例えば、ホルミル基、アセチル基、プロパノイル基、ブタノイル基、ピバロイル基、ベンゾイル基等を挙げることができる。
これらの基が有してもよい置換基としては、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子)、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等)等を挙げることができる。
−C(R36)(R37)(OR39)、−C(R01)(R02)(OR39)等を挙げることができる。
式中、R36〜R39は、各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基又はアルケニル基表す。R36とR37とは、互いに結合して環を形成してもよい。
R01〜R02は、各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基又はアルケニル基を表す。
A1の酸の作用により分解する基を有する基としては、酸の作用により分解する基(酸
分解性基)を有するアルキル基、シクロアルキル基、アリール基等を挙げることができる。
酸分解性基として好ましい基は、−COOH基、−OH基の水素原子を酸の作用により脱離する基で置換した基を挙げることができる。
しくはスチレン骨格のメタ位かパラ位であり、特に好ましくはパラ位である。
い。
R2は、水素原子、アルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
R6は、複数ある場合は各々独立して、酸の作用により分解性を有さない1価の有機基
、ハロゲン原子又はニトロ基を表す。
pは、0〜5の整数を表す。
具体的には、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、アルキルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、アルケニルオキシ基、アリールオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルアミドメチルオキシ基、アルキルアミド基、アリールアミドメチル基、アリールアミド基等が挙げられる。酸安定基としては、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アルキルオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基、アルキルアミドオキシ基、アルキルアミド基であり、より好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アルキルオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基である。酸安定基において、シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基の様な炭素数3〜10個のものが好ましく、アルケニル基としてはビニル基、プロペニル基、アリル基、ブテニル基の様な炭素数2〜4個のものが好ましい。
樹脂(A)における、一般式(1)で表される繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、3〜80モル%が好ましく、より好ましくは5〜70モル%であり、特に好ましくは、5〜50モル%である。未露光部の膜減りや解像力の低下を確実に防止する上で3モル%以上が好ましく、基板への密着性、スカム抑制の点から80モル%以下が好ましい。
樹脂(A)における、一般式(2)で表される繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、20〜97モル%が好ましく、より好ましくは30〜95モル%であり、特に好ましくは、50〜95モル%である。基板への密着不良やスカム抑制の点から20%以上が好ましく、未露光部の膜減りや解像力低下を確実に防止する点で97モル%以下が好ましい。
樹脂(A)は、膜質向上、未露光部の膜減り抑制等の観点から、一般式(4)で表される繰返し単位を有していることが好ましい。一般式(4)で表される繰り返し単位の含有率は、それぞれの全繰り返し単位中、0〜50モル%であることが好ましく、より好ましくは0〜40モル%であり、特に好ましくは0〜30モル%である。
式中、R0 としては、t−ブチル基、t−アミル基等の3級アルキル基、イソボロニル
基、1−エトキシエチル基、1−ブトキシエチル基、1−イソブトキシエチル基、1−シクロヘキシロキシエチル基等の1−アルコキシエチル基、1−メトキシメチル基、1−エトキシメチル基等のアルコキシメチル基、3−オキソアルキル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、トリアルキルシリルエステル基、3−オキソシクロヘキシルエステル基、2−メチル−2−アダマンチル基、メバロニックラクトン残基等を挙げることができる。X1は、酸素原子、硫黄原子、−NH−、−NHSO2−又は−NHSO2
NH−を表す。
4.0であることが好ましく、より好ましくは1.0〜3.0、特に好ましくは、1.0〜2.5である。
ここで、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーのポリスチレン換算値をもって定義される。
例えば、下記一般式(A’)で表されるモノマーに対して、ヒドロキシルアミンを反応させて、オキシム置換モノマーに変換した後、オキシム基の水酸基に対して、RfSO2X(Xはハロゲン原子、Rfは一般式(A)に於けるRfと同様のもの)を塩基性触媒存在下で反応させてスルホネート化させることにより、オキシムエステル部位を有するモノマーを得ることができる。こうして得られたモノマーを一般的な重合法(アニオン重合・ラジカル重合・カチオン重合など)により(共)重合すれば所望の樹脂(A)が得られる。
また、下記一般式(A’)で表されるモノマーを(共)重合させた後、高分子反応として、上述した方法と同様のプロセスでオキシムエステル部位を導入することにより樹脂(A)を得ることもできる。
樹脂(A)の添加量は、総量として、ポジ型レジスト組成物の全固形分に対し、通常10〜99質量%であり、好ましくは50〜99質量%であり、更に好ましくは70〜98質量%である。
本発明のポジ型レジスト組成物が含有する活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(以下、「酸発生剤」ともいう)は、活性光線又は放射線の照射によりスルホン酸を発生する化合物であることが好ましい。
活性光線又は放射線の照射によりスルホン酸を発生する化合物(以下、「スルホン酸発生剤」ともいう)は、KrFエキシマレーザー光、電子線、EUVなどの活性光線又は放射線の照射によりスルホン酸を発生する化合物であり、たとえば、ジアゾニウム塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩、ヨードニウム塩、イミドスルホネート、オキシムスルホネート、ジアゾジスルホン、ジスルホン、o-ニトロベンジルスルホネート等を挙げることができる。
りスルホン酸を発生する化合物も使用することができる。
R201、R202及びR203は、各々独立に、有機基を表す。R201〜R203の内の2つは、
結合して環構造を形成してもよい。
X-は、有機スルホン酸アニオンを表す。
〜20である。
式(ZI)で表される化合物のR201〜R203の少なくともひとつが、一般式(ZI)で表されるもうひとつの化合物のR201〜R203の少なくともひとつと結合した構造を有する化合物であってもよい。
ドール基である。アリールスルホニム化合物が2つ以上のアリール基を有する場合に、2つ以上あるアリール基は同一であっても異なっていてもよい。
ルホン酸アニオン、スルホニルイミドアニオン、ビス(アルキルスルホニル)イミドアニオン、トリス(アルキルスルホニル)メチルアニオン、カンファースルホン酸アニオンなどが挙げられる。
脂肪族スルホン酸アニオン、フッ素原子又はフッ素原子を有する基で置換された芳香族スルホン酸アニオンが好ましい。有機スルホン酸アニオンとして、より好ましくは炭素数4〜8のパーフロロ脂肪族スルホン酸アニオン、フッ素原子を有する芳香族スルホン酸アニオン、特に好ましくはノナフロロブタンスルホン酸アニオン、パーフロロオクタンスルホン酸アニオン、ペンタフロロベンゼンスルホン酸アニオン、3,5−ビス(トリフロロメチル)ベンゼンスルホン酸アニオンである。
化合物(ZI−2)は、一般式(ZI)におけるR201〜R203が、各々独立に、芳香環を有さない有機基を表す場合の化合物である。
R1c〜R5cは、各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表す。
R6c及びR7cは、各々独立に、水素原子、アルキル基又はシクロアルキル基を表す。
Rx及びRyは、各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アリル基又はビニル基を表す。
R1c〜R7c中のいずれか2つ以上、及びRxとRyは、それぞれ結合して環構造を形成しても良く、この環構造は、酸素原子、硫黄原子、エステル結合、アミド結合を含んでいてもよい。
Zc-は、有機スルホン酸アニオンを表し、一般式(ZI)に於けるX-の有機スルホン酸アニオンと同様のものを挙げることができる。
R204〜R207は、各々独立に、アリール基、アルキル基又はシクロアルキル基を表す。
R204〜R207としてのアルキル基は、炭素数1〜10の直鎖又は分岐アルキル基が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基)等を挙げることができる。
R204〜R207としてのシクロアルキル基は、炭素数3〜10のシクロアルキル基が好ましく、例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボニル基等を挙げることができる。
R204〜R207が有していてもよい置換基としては、例えば、アルキル基(例えば炭素数1〜15)、シクロアルキル基(例えば炭素数3〜15)、アリール基(例えば炭素数6〜15)、アルコキシ基(例えば炭素数1〜15)、ハロゲン原子、水酸基、フェニルチオ基等を挙げることができる。
X-は、有機スルホン酸アニオンを表し、一般式(ZI)に於けるX-の有機スルホン酸アニオンと同様のものを挙げることができる。
Ar3及びAr4は、各々独立に、アリール基を表す。
R208、R209及びR210は、アルキル基、シクロアルキル基又はアリール基を表す。
Aは、アルキレン基、アルケニレン基又はアリーレン基を表す。
R1aは、各々独立に、アルキル基、脂環炭化水素基、水酸基、カルボキシル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表す。
yは、0又は1〜5の整数を表す。yが2以上の整数の場合に、2個以上あるR1は、
同じでも異なっていてもよい。
Q1〜Q2は、各々独立に、フッ素原子で置換された炭素数1〜3のアルキル基、フッ素原子で置換されたシクロアルキル基、フッ素原子で置換されたアリール基又はフッ素化アルキル基で置換されたアリール基を表す。
R1aの脂環炭化水素基としては、たとえば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボルニル基、アダマンチル基等があげられる。
Q1〜Q2のフッ素原子で置換されたアルキル基としては、例えば、−CF3、−C2F5
、−n-C3F7、−CF(CF3)2、−CH(CF3)2、−(CF2)2OCF2CF3、−
(CF2)2O(CH2)3CH3、−(CF2)2O(CH2)13CH3、−(CF2)2O(C
F2)2(CH2)3CH3などがあげられる。
Q1〜Q2のフッ素原子で置換されたアリール基としては、例えば、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル基、2,3,4−トリフルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ウンデカニルオキシ−2,3,5,6−テトラフルオロフェニル基などがあげられる。
Q1〜Q2のフッ素化アルキル基で置換されたアリール基としては、例えば、3−トリフルオロメチルフェニル基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、4−n−ノナフルオロブチルフェニル基などがあげられる。
用してもよい。
カルボン酸発生剤としては下記一般式(C)で表される化合物が好ましい。
R21〜R23は、各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基又はアリール基を表す。
R24は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基又はアリール基を表す。
Zは、イオウ原子又はヨウ素原子を表す。Zがイオウ原子である場合、pは1であり、ヨウ素原子である場合はpは0である。
アルキル基、シクロアルキル基又はアルケニル基が有してもよい置換基の例としては、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子、フッ素原子等)、アリール基(フェニル基、ナフチル基等)、ヒドロキシ基、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等)等を挙げることができる。
アリール基が有してもよい置換基の例としては、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子、フッ素原子等)、ニトロ基、シアノ基、アルキル基(メチル基、エチル基、t-ブチル基
、t-アミル基、オクチル基等)、ヒドロキシ基、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ
基、ブトキシ基等)等を挙げることができる。
アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基が有してもよい置換基の例としては、上記R21がアルキル基である場合の置換基の例として挙げたものと同じものが挙げられる。
アリール基の置換基の例としては、上記R21がアリール基である場合の置換基の例として挙げたものと同じものが挙げられる。
尚、一般式(C)のカチオン部の2つ以上が、単結合又は連結基(例えば、−S−、−O−など)により結合し、一般式(C)のカチオン部を複数有するカチオン構造を形成してもよい。
カルボン酸を発生する化合物は1種類を用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
カルボン酸発生剤/スルホン酸発生剤(質量比)は、通常99.9/0.1〜50/50、好ましくは99/1〜60/40、特に好ましくは98/2〜70/30である。
本発明においては、有機塩基性化合物を用いることが、解像力などの性能向上、保存安定性の向上などの観点から好ましい。有機塩基性化合物としては、窒素原子を含む化合物(含窒素塩基性化合物)がさらに好ましい。
本発明において好ましい有機塩基性化合物は、フェノールよりも塩基性の強い化合物である。
好ましい化学的環境として、下記一般式(A)〜(E)の構造を挙げることができる。一般式(B)〜(E)は、環構造の一部であってもよい。
R200 、R201 及びR202は、同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜20個
のアルキル基、炭素数3〜20個のシクロアルキル基、又は炭素数6〜20個のアリール基を表し、ここで、R201とR202は、互いに結合して環を形成してもよい。
R200 、R201 及びR202としてのアルキル基、シクロアルキル基及びアリール基は、
置換基を有していてもよい。置換基を有するアルキル基及びシクロアルキル基としては、炭素数1〜20個のアミノアルキル、炭素数3〜20個のアミノシクロアルキル基、炭素数1〜20個のヒドロキシアルキル基及び炭素数3〜20個のヒドロキシシクロアルキル基が好ましい。
一般式(E)において、
R203 、R204 、R205 及びR206 は、同一でも異なってもよく、炭素数1〜6個のアルキル基及びシクロアルキル基を表す。
これらの含窒素塩基性化合物は、単独であるいは2種以上一緒に用いられる。
n-ブチル)アンモニウムヒドロキシド等)が好ましい。
これらの含窒素塩基性化合物は、単独であるいは2種以上一緒に用いられる。
することにより、高感度となり、また、300以下とすることにより、露光後加熱処理までの経時でのレジストパターンの太りを抑制し、解像力を向上させることができる。(酸発生剤の総量)/(有機塩基性化合物)(モル比)は、好ましくは5.0〜200、更に好ましくは7.0〜150である。
本発明においては、界面活性剤類を用いることができ、製膜性、パターンの密着性、現像欠陥低減等の観点から好ましい。
ーフロンS−382,SC101,SC102,SC103,SC104,SC105,SC106(旭硝子(株)製)、トロイゾルS−366(トロイケミカル(株)製)等のフッ素系界面活性剤又はシリコン系界面活性剤、オルガノシロキサンポリマーKP341(信越化学工業(株)製)やアクリル酸系もしくはメタクリル酸系(共)重合ポリフローNo.75,No.95(共栄社油脂化学工業(株)製)等を挙げることができる。
これらの界面活性剤の配合量は、本発明の組成物中の固形分100質量部当たり、通常、2質量部以下、好ましくは1質量部以下である。
これらの界面活性剤は単独で添加してもよいし、また、いくつかの組み合わせで添加することもできる。
これらの界面活性剤として、例えば特開昭62−36663号公報、特開昭61−226746号公報、特開昭61−226745号公報、特開昭62−170950号公報、特開昭63−34540号公報、特開平7−230165号公報、特開平8−62834号公報、特開平9−54432号公報、特開平9−5988号公報、特開2002−277862号公報、米国特許第5405720号明細書、同5360692号明細書、同5529881号明細書、同5296330号明細書、同5436098号明細書、同5576143号明細書、同 5294511号明細書、同5824451号明細書記載の界面活性剤を挙げることができ、下記市販の界面活性剤をそのまま用いることもできる。
使用できる市販の界面活性剤として、例えばエフトップEF301、EF303、(新
秋田化成(株)製)、フロラードFC430、431(住友スリーエム(株)製)、メガファッ
クF171、F173、F176、F189、R08(大日本インキ化学工業(株)製)、サーフロンS−382、SC101、102、103、104、105、106(旭硝子(株)製)、トロイゾルS−366(トロイケミカル(株)製)等のフッ素系界面活性剤又はシリコン系界面活性剤を挙げることができる。またポリシロキサンポリマーKP−341(信越化学工業(株)製)もシリコン系界面活性剤として用いることができる。
フルオロ脂肪族基を有する重合体としては、フルオロ脂肪族基を有するモノマーと(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート及び/又は(ポリ(オキシアルキレン))メタクリレートとの共重合体が好ましく、不規則に分布しているものでも、ブロック共重合していてもよい。また、ポリ(オキシアルキレン)基としては、ポリ(オキシエチレン)基、ポリ(オキシプロピレン)基、ポリ(オキシブチレン)基などが挙げられ、また、ポリ(オキシエチレンとオキシプロピレンとオキシエチレンとのブロック連結体)やポリ(オキシエチレンとオキシプロピレンとのブロック連結体)基など同じ鎖長内に異なる鎖長のアルキレンを有するようなユニットでもよい。さらに、フルオロ脂肪族基を有するモノマーと(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体は2元共重合体ばかりでなく、異なる2種以上のフルオロ脂肪族基を有するモノマーや、異なる2種以上の(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)などを同時に共重合した3元系以上の共重合体でもよい。
例えば、市販の界面活性剤として、メガファックF178、F−470、F−473、F−475、F−476、F−472(大日本インキ化学工業(株)製)を挙げることができる。さらに、C6F13基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オ
キシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C6F13基を有
するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシエチレン))アクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシプロピレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C8F17基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C8F17基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシエチレン))アクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシプロピレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、などを挙げることができる。
本発明のポジ型レジスト組成物には必要に応じて、さらに、染料、光塩基発生剤などを含有させることができる。
本発明においては、染料を用いることができる。
好適な染料としては油性染料及び塩基性染料がある。具体的にはオイルイエロー#101、オイルイエロー#103、オイルピンク#312、オイルグリーンBG、オイルブルーBOS,オイルブルー#603、オイルブラックBY、オイルブラックBS、オイルブラックT−505(以上オリエント化学工業株式会社製)、クリスタルバイオレット(CI42555)、メチルバイオレット(CI42535)、ローダミンB(CI45170B)、マラカイトグリーン(CI42000)、メチレンブルー(CI52015)等を挙げることができる。
本発明の組成物に添加できる光塩基発生剤としては、特開平4−151156号、同4−162040号、同5−197148号、同5−5995号、同6−194834号、同8−146608号、同10−83079号、欧州特許622682号に記載の化合物が挙げられ、具体的には、2−ニトロベンジルカルバメート、2,5−ジニトロベンジルシクロヘキシルカルバメート、N−シクロヘキシル−4−メチルフェニルスルホンアミド、1,1−ジメチル−2−フェニルエチル−N−イソプロピルカーバメート等が好適に用いることができる。これらの光塩基発生剤は、レジスト形状などの改善を目的とし添加される。
本発明のレジスト組成物は、上記各成分を溶解する溶剤に溶かして支持体上に塗布する。全レジスト成分の固形分濃度として、通常2〜30質量%とすることが好ましく、3〜25質量%がより好ましい。
ここで使用する溶媒としては、エチレンジクロライド、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、2−ヘプタノン、γ−ブチロラクトン、メチルエチルケトン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、2−メトキシエチルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トルエン、酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン等が好ましく、これらの溶媒を単独あるいは混合して使用する。
厚は、0.05〜4.0μmが好ましい。
これらの現像液の中で好ましくは第四アンモニウム塩、更に好ましくは、テトラメチルアンモニウムヒドロオキシド、コリンである。
アルカリ現像液のpHは、通常10〜15である。
(4−ビニルフェノール)−(4’−ビニル−トリフルオロメチルアセトフェノンオキシム 2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホナート)共重合体(組成比95/5、重量平均分子量8900)36gをTHF200mLに溶解させた後、反応液にエチルビニルエーテル6g、p−トルエンスルホン酸0.05gを添加し室温で3時間反応させた。そこへトリエチルアミン0.1gを添加、10分攪拌した後、反応液を蒸留水2Lに再沈した。析出した白色粉体をろ過により回収した後、40℃にて減圧乾燥した。
C13NMRから求めたポリマーの組成比は65/30/5であった。また、GPC測定により求めた標準ポリスチレン換算の重量平均分子量は9200であった。
下記表2に示す成分をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート8.8gに溶解させ、得られた溶液を0.1μm孔径のメンブレンフィルターで精密ろ過して、レジスト溶液を得た。
6インチシリコンウェハー上に、東京エレクトロン製スピンコーターMark8を用いて、日産化学社製反射防止膜DUV−42による膜を設け、200℃、60秒ベークし、平均膜厚60nmの膜を得た。その後、この膜上に、上記のレジスト溶液を同様に塗布し、110℃、90秒ベークの後、0.35μmの均一膜を得た。
レジスト膜にKrFエキシマレーザーステッパー(キャノン(株)製FPA3000EX-5、波長248nm)を用いて、パターン露光した後に110℃、90秒ベークし、2.38質量%テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)水溶液を用いて60秒間浸漬した後、30秒間、水でリンスして乾燥した。得られたパターンを下記の方法で評価した。
(1)感度
得られたパターンの断面形状を走査型電子顕微鏡((株)日立製作所製S−4300)を用いて観察した。0.18μmライン(ライン:スペース=1:1)を解像する時の最小照射エネルギーを感度とした。
(2)解像力
上記の感度を示す照射量における限界解像力(ラインとスペースが分離解像)を解像力とした。
(3)LWR(ラインウィズスラフネス)
上記と同様にして得られたレジストパターンについて、走査型電子顕微鏡(日立社製S−9220)により線幅を観察し、180nmの線幅に於ける線幅の変動(LWR)を観察した。測長走査型電子顕微鏡(SEM)を使用して、測定モニタ内で、線幅を30ヶ所で検出し、その線幅のバラツキの分散(3σ)をLWRの指標とした。
(4)露光マージン
マスクサイズ180nm(360nmピッチ)のラインが再現する露光量を最適露光量(E0 )とし、±10%の線幅を再現する最高露光量をE 1 とし、最低露光量をE2としたとき、露光マージン(%)を以下の式により求めた。
|(E 1 −E 2 )/E 0 |×100
(5)疎密依存性
上記の感度を示す照射量における0.18μmラインパターンにおける、密パターン(ライン:スペース=1:1)の線幅と、孤立パターンの線幅を測定し、その差を疎密依存性とした。
評価結果を表2に示した。
〔塩基性化合物〕
D−1:トリ−n−ヘキシルアミン
D−2:2,4,6−トリフェニルイミダゾール
D−3:テトラ−(n−ブチル)アンモニウムヒドロキシド
〔界面活性剤〕
W−1:フッ素系界面活性剤、メガファックF-176(大日本インキ化学工業製)
W−2:フッ素/シリコン系界面活性剤、メガファックR08(大日本インキ化学工業製)
Claims (7)
- 下記一般式(A)で表される繰り返し単位、及び、下記一般式(2)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解してアルカリ現像液への溶解度が増大する樹脂(A)を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
一般式(A)に於いて、
R2は、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
Lは、単結合又は2価の連結基を表す。
Aは、1価の有機基を表す。
Rfは、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、又は置換基を有していてもよいアリール基を表す。
一般式(2)に於いて、
R 2 は、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、シアノ基又はハロゲン原子を表す。
R 3 は、複数ある場合は各々独立して、置換基を有していてもよいアルキル基、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルコキシカルボニル基又は置換基を有していてもよいアシル基を表す。
nは、0〜4の整数を表す。
A 1 は、複数ある場合は各々独立して、水素原子、酸の作用により脱離する基又は酸の作用により分解する基を有する基を表す。
mは、1〜5の整数を表す。
但し、m+n≦5である。 - 一般式(A)に於いて、Aが、ハロゲン原子、シアノ基及びニトロ基から選ばれる基で置換された、アルキル基、シクロアルキル基又はアリール基であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のポジ型レジスト組成物。
- 一般式(A)に於いて、Rfが、ハロゲン原子で置換された、アルキル基又はアリール基であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 更に、(B)活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物により形成されるレジスト膜。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物により、レジスト膜を形成し、露光、現像する工程を有することを特徴とするパターン形成方法。
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