JP5048591B2 - 保冷車用車両扉用開閉装置 - Google Patents

保冷車用車両扉用開閉装置 Download PDF

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Description

本発明は、保冷車用車両扉用開閉装置に係り、特に、バッテリ電源の消耗の低減化を図ってドアのロック状態を保持することができる保冷車用車両扉用開閉装置に関する。
従来、トレーに載置された食品類を複数収容する保冷 ・保温機能付き収容庫を備えた配膳車がある(例えば、特許文献1参照)。
この収容庫は、トレーを出し入れするための開口部に開閉自在のドアを備え、ドアの上端にロック用の固定プレートが固着され、この固定プレートに対してスライドすることによってロック位置とアンロック位置との間で移動自在であるスライドプレートが設けられている。
このスライドプレートは、ソレノイドのプランジャに固定されている。キースイッチの操作によってソレノイドが作動し、スライドプレートをロック位置とアンロック位置との間で切り換えるようになっている。
しかし、ソレノイドを作動させて、スライドプレートを固定プレートに対してスライドさせて、ロック位置に固定させる動作を継続させるには、バッテリの電源を継続して使用してソレノイドを作動しなければならず、バッテリ電源を消耗するという問題点があった。
特開2001−98808号公報
本発明は、前記した問題点を除去するようにした保冷車用車両扉用開閉装置を提供することを目的とする。
前記した問題を解決するための本発明は、荷物室の開口部をスライドして開閉する扉と、この扉の上部を案内する案内通路に取り付けられた第1のストッパー部材と、前記扉の上部に取り付けられ、前記第1のストッパー部材に係止するラッチと、前記荷物室の外より操作できるように、前記扉に取り付けられたレバーを有するレバー体と、前記レバーの回転により回動するように、前記レバー体に取り付けられた回動体と、前記扉内部に設けられ、前記回動体と前記ラッチとを接続する接続体と、前記扉がスライドして、前記ラッチの先端部が前記ラッチの弾性部材の付勢力に反して前記第1のストッパー部材を乗り越えて、前記ラッチの先端部と前記第1のストッパー部材とが係止して、前記ドアが開かないロック機構が構成され、前記扉内部に設けられたアクチュエータと、このアクチュエータによって進退する進退部材と、この進退部材に接続された第1の接続部材と、この第1の接続部材に接続されると共に、前記扉に回動自在に支持された回動部材と、この回動部材の回動状態を保持する保持部材と、前記回動部材に接続された第2の接続部材と、この第2の接続部材を介して接続されると共に、前記レバーに係止して前記レバーの回動を阻止する回動自在な第2のストッパー部材と、前記アクチュエータの通電により前記進退部材は、前記回動部材に向かって後退又は前進するものであり、後退した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記第2のストッパー部材と前記レバーとの係止状態を解除して、前記レバーの回動をフリーとし、前記レバーを回動させると、前記接続体を介して前記ラッチの先端部が降下し、前記ラッチの先端部と前記第1のストッパー部材との係止状態が解除され、前記扉の開動作を許容するものであり、前進した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記第2のストッパー部材を回動させて前記レバーに係止させ、前記レバーの回動をロックし、少なくとも、解除部とロック部とを有するリモコンスイッチと、このリモコンスイッチのロック部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を前進させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止すると共に、前記リモコンスイッチの解除部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を後退させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止する制御部とを備えたものである。
また、請求項2記載の保冷車用車両ドア用開閉装置は、荷物室の開口部を開閉する扉と、この扉に取り付けられる取っ手と、この取っ手の近くに取り付けられると共に、進退自在な部材を有する解除釦と、前記荷物室の上部又は下部に取り付けられた被係止部材と、前記扉に回動自在に取り付けられた回動軸と、この回動軸に取り付けられ、前記被係止部材に係止する係止部材と、この係止部材が前記被係止部材に係止した状態を解除する解除機構と、この解除機構は、前記解除釦と、第1、第2の係止部材と、前記第1の係止部材を付勢する第1の弾性部材と、前記第2の係止部材を付勢する第2の弾性部材とを有し、前記第1の係止部材は、前記回動軸に取り付けられて前記回動軸と一体的に回動し、前記第2の係止部材は、前記第1の係止部材に係合して、前記第1の係止部材の移動を阻止するように前記扉の係止部材取付部に取り付けられ、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材の付勢方向は、異なる方向であり、前記解除釦を押して、前記進退自在な部材を介して前記第2の係止部材を回動させて前記第1の係止部材を移動させて、前記回動軸の回動規制を解除するものであり、前記扉内部に設けられたアクチュエータと、このアクチュエータによって進退する進退部材と、この進退部材に接続された第1の接続部材と、弧状の長孔を有し、前記第1の接続部材に接続されると共に、前記扉に回動自在に支持された回動部材と、この回動部材の回動状態を保持する弾性部材と、この弾性部材は、一端を前記回動部材に設けた第1の支持部材に、他端を前記扉に支持された第2の支持部材に、それぞれ接続され、前記回動部材に接続された第2の接続部材と、この第2の接続部材を介して接続されると共に、前記扉に回動自在に取り付けられた回動体と、前記アクチュエータの通電により前記進退部材は、前記回動部材に向かって後退又は前進するものであり、後退した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記解除釦の前記進退自在な部材の前記第2の係止部材への移動を許容し、前記解除釦を押すと、前記進退自在な部材が前記第2の係止部材に向かって前進し、前記第2の係止部材に当接して、前記第2の係止部材を前記第2の弾性部材の付勢方向と逆方向に回動させて、前記解除機構が解除され、前記ドアの開動作を許容するものであり、前進した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記回動体を回動させ、前記解除釦の前記進退自在な部材の前記第2の係止部材への当接を阻止するものであり、 前記第2の支持部材は、弧状の長孔を介して前記回動部材より突出するように位置し、前記進退部材が前進した場合、前記回動部材の回動中心より上に位置した前記第1の支持部材が、前記回動部材の回動中心より下に位置するように、前記回動部材は回動し、少なくとも、解除部とロック部とを有するリモコンスイッチと、このリモコンスイッチのロック部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を前進させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止すると共に、前記リモコンスイッチの解除部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を後退させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止する制御部とを備えているものである。
請求項1記載の保冷車用車両ドア用開閉装置によれば、ラッチの先端部と第1のストッパー部材とが係止して、扉が開かないロックした状態を、「リモコンスイッチのロック部のON指示により、アクチュエータに通電し、進退部材を前進させ、第1の接続部材、回動部材及び第2の接続部材を介して、第2のストッパー部材を回動させてレバーに係止させて」、保持させ、荷物室内の品物の保管の安全化を図り、しかも、その保持状態も、制御部により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、アクチュエータに通電し、進退部材を前進又は後退させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止するため、バッテリ電源の消耗の低減化をも図ることができる。
また、請求項2記載の保冷車用車両扉用開閉装置によれば、回動軸に取り付けられた係止部材を、貨物室の上部又は下部に取り付けられた被係止部材に係止した状態を、「リモコンスイッチのロック部のON指示により、アクチュエータに通電し、進退部材を前進させ、第1の接続部材、回動部材及び第2の接続部材を介して、回動体を回動させ、解除釦の進退自在な部材の第2の係止部材への当接を阻止して」、保持させ、荷物室内の品物の保管の安全化を図り、しかも、その保持状態も、制御部により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、アクチュエータに通電し、進退部材を前進又は後退させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止するため、バッテリ電源の消耗の低減化をも図ることができる。
請求項に係る発明は、第1のステータと、この第1のステータに並設され該第1のステータに対して移動可能な第2のステータと、前記第1のステータと前記第2のステータとの間に設けられ移動可能なロータとを有し、前記第1のステータと前記ロータとの間隙および前記第2のステータと前記ロータとの間隙でパルプを叩解するリファイナであって、前記ロータの回転中、前記ロータの位置を前記第1のステータと前記第2のステータとの間の任意の位置に移動制御するロータ制御手段を備えているリファイナである。
以下、本発明の保冷車用車両扉用開閉装置を、保冷車に適用した場合の一実施例について図面に従って説明する(図1乃至図23参照)。
1は保冷車で、この保冷車1は、車2と、この車2に設置した荷物室(貯蔵庫本体)3とから概略的に構成されている。4は、この荷物室3の背面側に設けられ、物品を出し入れするための開口部である。
この荷物室3は全体として箱状に形成され、内箱と、外箱と、この両箱間に充填された断熱材とを備えている。
5、5は開口部4に設けられ、開口部4を開閉するための、観音開きの扉である。この扉5、5は保冷車1の背面に位置するように設けられている。そして、扉5は、扉5に取り付けられる取っ手6の操作により、ヒンジ7を介して開閉自在に構成している。また、扉5は内板、外板および側部を形成する枠とを有し、内部に断熱材を充填してある。そして、保冷車1は、荷物室3の内部に生鮮食料品、冷凍食品などを収容し、この荷物室3により庫内を低温状態に保冷することにより、これら物品の輸送を行なうようにしている。8は、進退自在な部材8aを有する解除釦で、解除釦8は、取っ手6の近く(ここで、「近く」とは、例えば、取っ手6を手で握り、親指で解除釦8をプッシュできる距離をいう。)に取り付けられる。
また、図6に示す10は、荷物室3の扉5(本実施例では、保冷車1を背面から見て右側に位置する扉)に設けられ、扉5の施錠を行なう施錠装置である。なお、本実施例においては、保冷車1を背面から見て右側に位置する扉だけに、施錠装置10を設けたが、本願発明にあっては、これに限らず、保冷車1を背面から見て左側に位置する扉の両方に、施錠装置10を設けても良い。
11は、扉の係止部材取付部で、この扉の係止部材取付部11は、取付片11aと、この取付片11aに溶接等の手段で取り付けた断面コ字状の支持片11bとからなり、取付片11aを介して扉5に取り付けられている。
12は、扉5に回動自在に取り付けられた回動軸で、具体的には、扉の係止部材取付部11を介して回動自在に取り付けられ、両端部に、開口部4の近傍に取り付けられた被係止部材(フック受)13と対向位置し、この被係止部材13と互いに係止し合う係止部材(フック)14を溶接等の手段で固定して設けた回動軸である。
係止部材14は、一側を開放した係合溝14aを設け、係合溝14aと被係止部材13とを係合するようにしてある。係合溝14aの両側には、第1の保持部14b、第2の保持部14cを形成している。被係止部材13は、荷物室3の上部及び下部に取り付けられ、全体としてコ字形に形成され、係合溝14aと円滑に係合できるよう、断面を円形状に形成している。
この係止部材14が被係止部材13に係止した状態は、解除機構によって解除される。この解除機構は、解除釦8と、第1、第2の係止部材16、19と、第1の係止部材16を付勢する第1の弾性部材15と、第2の係止部材19を付勢する第2の弾性部材20とを有し、
第1の係止部材16は、回動軸12に取り付けられて回動軸12と一体的に回動し、第2の係止部材19は、第1の係止部材16に係合して、第1の係止部材16の移動を阻止するように扉の係止部材取付部11に取り付けられ、第1の弾性部材15と第2の弾性部材20の付勢方向は、異なる方向であり、解除釦8を押して、進退自在な部材8aを介して第2の係止部材19を回動させて第1の係止部材16を移動させて、回動軸12の回動規制を解除するものである。
即ち、15は、回動軸12に、被係止部材13と係止部材14との係合を解除するための回転力を、常に付与するよう設けられた第1の弾性部材(解除バネ)である。また、16は、回動軸12に溶接等の手段で固定し取り付けられ、一側に段部16aを形成する第1の係止部材(作動板)である。この段部16aは、第1の段部16a1と第2の段部16a2とから形成する(図7参照)。
そして、第1の弾性部材15は、例えば、ねじりコイルバネで形成させてあり、コイル部分15aを回動軸12に挿入すると共に、コイル部分15aの一端15bを係止部材取付部11に当接させ他端15cを第1の係止部材16の支持部16bに引掛けて取り付けられ、第1の係止部材16に、被係止部材13と係止部材14との係合を解除するための回転力を常に付与するようにしている。つまり、回動軸12への、被係止部材13と係止部材14との係合を解除するための回転力は、第1の弾性部材15により第1の係止部材16を介して付与されている。
また、18は係止部材取付部11に、回動軸12と平行して配置された操作軸である。19は、この操作軸18に、第1の係止部材16と対をなすように対向して回動自在に取り付けられ、操作軸18を境に、一側に第1の係止部材16の段部16aと係合し合う係止部19aを設けると共に、他側に当接部19bを設けた第2の係止部材(ラッチ又は、掛けがね、又は、ストッパー)である。
20は、第2の係止部材19に、第1の弾性部材15により第1の係止部材16に付与された回転方向と逆向きの回転力を、常に付与するよう設けられた第2の弾性部材(操作バネ)である。この第2の弾性部材20は、ねじりコイルバネで形成させてあり、コイル部分20aを操作軸18に挿入すると共に、コイル部分20aの一端20bを係止部材取付部11(取付板)に当接させ、他端20cを第2の係止部材19の当接部19b近傍に引掛けて取り付けてある。
また、8は、扉5に進退自在に設けられ、進退自在な部材8aを第2の係止部材19の当接部19bに対向するよう臨ませた解除釦である。解除釦8は操作を容易にするため、取っ手6の近くに設けてある。この解除釦8は図示しないバネにより、常に取っ手6側に押圧保持され、バネに抗して押圧した後、押圧をやめれば、元の位置に復帰するようにしてある。
また、図6に示す25は、扉5内部に設けられたアクチュエータで、25aは、アクチュエータ25によって進退する進退部材である。アクチュエータ25は、通電により制御部25A(図3参照)により動作し、進退部材25aが回動部材30に向かって後退又は前進するようになっている。
26は、進退部材25aに接続された第1の接続部材(ロッド棒)であり、30は、弧状の長孔30aを有し、第1の接続部材25に接続されると共に、扉5に回動自在に支持された回動部材で、31は、回動部材30の回動状態を保持する弾性部材(バネ)である。弾性部材31は、一端を回動部材30に設けた第1の支持部材30bに、他端を扉5に支持された第2の支持部材51に、それぞれ接続されている。
また、32は、回動部材30に接続された第2の接続部材で、33は、第2の接続部材32を介して接続されると共に、扉5に回動自在に取り付けられた回動体である。
また、アクチュエータ25の進退部材25aは、図2及び図3に示す解除部101とロック部102とを有するリモコンスイッチ100の操作により、つまり、制御部200は、ロック部102のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源110(図3参照)を利用して、アクチュエータ25に通電し、進退部材25aを前進させ、一定時間後、アクチュエータ25への通電を停止すると共に、解除部101のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源110を利用して、アクチュエータ25に通電し、進退部材25aを後退させ、一定時間後、アクチュエータ25への通電を停止するようになっている。
そして、図21乃至図23に示すように、第2の支持部材51は、弧状の長孔30aを介して回動部材30より突出するように位置し、進退部材25aが前進した場合、回動部材30の回動中心Oより上に位置した第1の支持部材30bが、回動部材30の回動中心Oより下に位置するように、回動部材30は回動し、該回動状態が弾性部材31により保持される。

なお、解除部101(図2及び図3)のON指示により、進退部材25aが後退した場合には、第1の接続部材26、回動部材30及び第2の接続部材32を介して回動体33が回動し、解除釦8の進退自在な部材8aの第2の係止部材19への移動を許容し、解除釦8を押すと、進退自在な部材8aが第2の係止部材19に向かって前進し、第2の係止部材19に当接して、第2の係止部材19を第2の弾性部材20の付勢方向と逆方向に回動させて、前記解除機構が解除され、扉5の開動作を許容され、逆に、進退部材25aが前進した場合には、第1の接続部材26、回動部材30及び第2の接続部材32を介して、回動体33を回動させ、解除釦8の進退自在な部材8aの第2の係止部材32への当接を阻止するようになっている。
次いで、以上のように構成する車両扉用開閉装置の動作について説明する。図1、、図4は保冷車1の荷物室3内に物品を収容し、荷物室3の開口部4を扉5、5で閉塞した状態を示す。図2は扉5、5を開放した状態を示している。
図7(a)は、施錠装置10の係止部材14と被係止部材13との係合状態を示し、図7(b)は、この状態に対応する第1の係止部材16と第2の係止部材19と解除釦8の動作状態を示し、相互に関連した状態を示す対応動作状態図である。以下の図8乃至図15も、この図7と同様の対応動作状態図を示す。そして、この扉5の閉塞、施錠および解錠、開放の、それぞれの状態を、これらの図により順を追って説明する。
先ず、図7は扉5を閉塞させ、施錠装置10で施錠した状態を示す。被係止部材13に係止部材14の係合溝14aが係合されると共に、第1の係止部材16の第2の段部16a2と第2の係止部材19の係止部19aとが、かみ合い状態にある。
そして、第1の係止部材16と第2の係止部材19とが、それぞれ第1の弾性部材15、第2の弾性部材20により、互いに逆方向の回転力を付与されているため、この互いのかみ合いはロック状態にあり、第1の係止部材16は、第2の係止部材19により回動が抑止され、ロックされた状態にある。そのため、係止部材14と被係止部材13との係合が保持されると共に、係合を解除しようとする回動軸12の回動を抑止し、扉5の施錠が行なわれている状態にある。
この状態で、リモコンスイッチ100のロック部102をONすると(全てのドアが閉まっていることを条件として)、車に搭載されたバッテリ電源110により、アクチュエータ25の進退部材25aが前進する。進退部材25aが前進すると、第1の接続部材26、回動部材30及び第2の接続部材32を介して、回動体33が回動し、解除釦8の進退自在な部材8aの第2の係止部材32への当接を阻止する。
なお、扉5が閉じていることは、例えば、扉5が荷物室3の側に取り付けた扉開閉チェック用スイッチS(図2参照)を押圧して検知され、また、扉5の側に取り付けたコンタクトスイッチAと荷物室3の側に取り付けたコンタクトスイッチBとが接触し、制御部200によるアクチュエータ25の通電が可能となる。
特に、進退部材25aが前進した場合、回動部材30の回動中心Oより上に位置した第1の支持部材30bが、回動部材30の回動中心Oより下に位置するように、回動部材30は回動し、該回動状態が弾性部材31により保持されるため、アクチュエータ25の進退部材25aを前進状態を継続するように、通電を継続する必要がない。
その結果、リモコンスイッチ100の解除部101をONしない限り、扉5は閉塞状態を継続することとなる。
即ち、回動軸12に取り付けられた係止部材14を、貨物室3の上部又は下部に取り付けられた被係止部材13に係止した状態を、「リモコンスイッチ100のロック部102のON指示により、アクチュエータ25に通電し、進退部材25aを前進させ、第1の接続部材26、回動部材30及び第2の接続部材32を介して、回動体33を回動させ、解除釦8の進退自在な部材8aの第2の係止部材19への当接を阻止して」、保持させ、荷物室3内の品物の保管の安全化を図り、しかも、その保持状態も、制御部200により、車に搭載されたバッテリ電源110を利用して、アクチュエータ25に通電し、進退部材25aを前進させ、一定時間後、アクチュエータ25への通電を停止するため、バッテリ電源110の消耗の低減化をも図ることができる。
次いで、扉5を開けるには、先ず、リモコンスイッチ100の解除部101をONする。解除部101のON指示により、進退部材25aが後退し、第1の接続部材26、回動部材30及び第2の接続部材32を介して回動体33が回動し、解除釦8の進退自在な部材8aの第2の係止部材19への移動を許容する状態となる。この状態で、解除釦8を押すと、進退自在な部材8aが第2の係止部材19に向かって前進し、第2の係止部材19に当接して、第2の係止部材19を第2の弾性部材20の付勢方向と逆方向に回動させて、解除機構が解除され、扉5の開動作を許容される。
即ち、解除釦8を操作し、進退自在な部材8aの端部を介して第2の係止部材19の当接部19bを押圧し、第2の係止部材19を鎖線矢印の向きに回動させ、第2の係止部材19の係止部19aを、第1の係止部材16の第1、第2の段部16a1、16a2から外す。そして、第2の係止部材19が外れた瞬間、図8、図9に示すように第1の弾性部材15の作用力により、鎖線矢印の向きに回動軸12が回動し、係止部材14が回動され、回動に伴ない、係止部材14の第1の保持部14bが被係止部材13に対して、回動しながら回転力を作用させ、扉5の開放作用を促すことにより、係止部材14と被係止部材13との係合を解除する。そして図10のように解除釦8の押圧操作をやめることにより、第1の係止部材16は、鎖線矢印で示す第1の弾性部材15の回転力により支持部16bが扉の係止部材取付部11に当接され、第2の係止部材19は鎖線矢印で示す第2の弾性部材20の回転力により、係止部19aを、第1の段部16aの近傍に当接され、これらの当接状態を保持し、施錠装置10は解錠状態を維持した状態となる。そして扉5は、幅広矢印の向きに扉5を引くことにより、扉5を開放できる。
次いで図11は、図10の扉解錠、開放状態から、扉閉塞させる状態を示す。つまり、取っ手6を介して扉5を幅広矢印の向きに押していく。この扉5の移動に伴ない、図12に示すように係止部材14の第2の保持部14cが被係止部材13に当接されることにより、鎖線矢印の向きに係止部材14が回動すると共に、係止部材14の係合溝14aと被係止部材13とが係合し始める。そして、係止部材14の回動に伴ない、同時に回動軸12と、この回動軸12に取り付けられた第1の係止部材16が回動され始め、第1の係止部材16と第2の係止部材19の当接する点が、第1の段部16a1の近くに移動してくる。そして、さらに係止部材14の係合溝14aの内部深くまで係合してくると、係止部材14がさらに回動され、第1の係止部材16が回動され、第2の係止部材19の係止部19aが図13に示すように第1の段部16a1とかみ合っていく。そして、さらに扉5が押され係止部材14の回動が進むと、図14に示すように、第1の係止部材16が回動され、係止部19aは第1の段部16a1から第2の段部16a2へ移動しようとする。そして扉5の閉塞が完了した状態になると、図15に示すように、係止部材14の係合溝14aと被係止部材13とは確実に係合状態となり、係止部材14の回動は停止される。これにより第1の係止部材16の回動は停止し、この時点で、第2の係止部材19の係止部19aが第1の係止部材16の第2の段部16a2にかみ合い状態となる。そして、第1の係止部材16と第2の係止部材19とが、それぞれ第1の弾性部材15、第2の弾性部材20により、互いに逆方向の回転力を付与されているため、互いのかみ合いはロックされ、第1の係止部材16は第2の係止部材19により回動が抑止されロックされる。
これにより係止部材14と被係止部材13との係合が保持されると共に、係合を解除しようとする回動軸12の回動を抑止し、扉5の施錠がなされる。つまり、施錠装置10は図7の状態と同じ状態となる。なお、回動軸12に対する係止部材14と第1の係止部材16の取り付け位置関係は、前述したような動作関係にあるよう予め設定され、互いにその設定位置に固定されているものである。
このように、この荷物室3は簡単な構成により、荷物室3の扉5からの収容物品の出
し入れ操作を、作業性よく効率的に行なえる。また、扉5の施錠および解錠を、ワンタッチ操作で簡単且つ確実に行なえる。また、被係止部材13は、係止部材14の係合溝14内に係合保持されるため、振動、衝撃等に対しても外れたりすることなく、施錠を確実に行なえる。また、施錠装置10の施錠、解錠、つまり、被係止部材13と係止部材14との係合および第1の係止部材16と第2の係止部材19との係合動作は、第1の弾性部材15、第2の弾性部材20のバネの作用力により付与しているため、各係合作用が円滑であると共に、施錠装置10の各係合部分に振動、衝撃を受けても、これらの振動、衝撃が各バネに伝導され、バネのもつ緩衝作用によりバネに吸収されるため、各部の損傷を減少でき、施錠装置10の耐久性をより向上できる。これらは、荷物室3を振動、衝撃の発生し易い保冷車1、冷凍車等に適用した場合は、その効果がより顕著となる。
なお、第1の係止部材16の段部16aは、実施例では第1の段部16a1、第2の段部16a2と2段設けた場合を示したが、これは1段でも、あるいは3段等でもよく、段数を増す程、施錠操作による操作力、振動、衝撃等が分散、緩和され、操作が円滑になると共に、誤動作を防げ確実な施錠操作ができる。また、第1の弾性部材15、第2の弾性部材20は、ねじりコイルバネを使用し、第1の係止部材16、第2の係止部材19に直接、作用力をかけるようにしたが、これは板バネ、圧縮バネ、引張バネ等を使用してもよく、また、回動軸12等、軸そのものに直接作用力をかけるようにする等、他の形態をとってもよい。
上述した車両扉用開閉装置は、荷物室3の背面側の扉5に適用した例を示したが、本願発明にあっては、これに限らず、荷物室3の両側面側の扉5’にも同様に適用することができる(図1乃至図3、図24乃至図31参照)。
即ち、5’は、荷物室3の開口部をスライドして開閉する扉で、扉5’は、例えば、扉5’の上部にベアリング(図示せず)を設けた構造を有する吊り扉である。
60は、扉5’の上部を案内する案内通路(例えば、溝)61に取り付けられた第1のストッパー部材で、この第1のストッパー部材60は、例えば、凸状部材で形成する。
62は、扉5’の上部に取り付けられたラッチ(係止部材)で、第1のストッパー部材60に係止するもので、例えば、常時、上方に付勢する弾性部材(図示せず)が内在され、弾性部材(図示せず)の付勢力を利用して、第1のストッパー部材60に係止又は非係止するようになっている。
つまり、扉5’が左右にスライドして、ラッチ62の先端部62aがラッチ62の弾性部材(図示せず)の付勢力に反して第1のストッパー部材61を乗り越えて、ラッチ62の先端部62aと第1のストッパー部材61とが係止して、扉5’が開かないロック機構が構成されることとなる(図27及び図28)。
また、図24に示す70は、荷物室3の外より操作できるように、扉5’に取り付けられたレバー71を有するレバー体である。このレバー体70には、回動体80を収納する回動体収納部72が、周縁部に立設する第1、第2の立設部73、74が、バネ81の一端を支持する第1の支持部材75が、それぞれ設けられている。バネ81の他端は、第2の支持部材83によって支持され、バネ81の付勢力を利用して、レバー71を所定位置に保つようにしている。第2の支持部材83は、枠部材84に一体的に設けられている。
回動体80は、レバー71の回転により回動するように、レバー体71に取り付けられている。図31に示すように、順次、扉5’に向かって、プレート部材E、プレート部材D、回動体80、回動体収納部72、プレート部材C、第2のストッパー部材33’、リング状部材Rの積層状態をボルト88により扉5’に取り付けるようにしている。
なお、回動体80は、接続体(例えば、ロッド棒)90によりラッチ62と接続され、回動体80、接続体90は、扉5’内部に設けられている。
また、25’は、扉5’内部に設けられた第2のアクチュエータ(アクチュエータ)で、25’aは、第2のアクチュエータ25’によって進退する進退部材である。第2のアクチュエータ25’は、通電により制御部25’A(図3参照)により動作し、進退部材25’aが回動部材30’に向かって後退又は前進するようになっている。
26’は、進退部材25’aに接続された第1’の接続部材(第1の接続部材)で、第1’の接続部材26’は、例えば、ロッド棒であり、30’は、弧状の長孔30’aを有し、第1’の接続部材26’に接続されると共に、扉5’に回動自在に支持された回動部材で、31’は、回動部材30’の回動状態を保持する弾性部材(バネ)である。弾性部材31’は、一端を回動部材30’に設けた第1’の支持部材30’bに、他端を扉5’に支持された第2’の支持部材51’に、それぞれ接続されている。
また、32’は、回動部材30’に接続された第2’の接続部材(第2の接続部材)で、33’は、第2’の接続部材32’を介して接続されると共に、レバー71に係止(具体的には、第2の立設部74の部位で係止)してレバー71の回動を阻止する回動自在な第2のストッパー部材である。
また、第2のアクチュエータ(アクチュエータ)25’の進退部材25’aは、解除部101とロック部102とを有するリモコンスイッチ100の操作により、つまり、制御部200は、ロック部102のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源110を利用して、第2のアクチュエータ25’に通電し、進退部材25’aを前進させ、一定時間後、第2のアクチュエータ25’への通電を停止すると共に、解除部101のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源110を利用して、第2のアクチュエータ25’に通電し、進退部材25’aを後退させ、一定時間後、第2のアクチュエータ25’への通電を停止するようになっている。
そして、図29及び図30に示すように、第2’の支持部材51’は、弧状の長孔30’aを介して回動部材30’より突出するように位置し、進退部材25’aが前進した場合、回動部材30’の回動中心Oより上に位置した第1’の支持部材30’bが、回動部材30’の回動中心Oより下に位置するように、回動部材30’は回動し、該回動状態が弾性部材31’により保持される。
なお、解除部101のON指示により、進退部材25’aが後退した場合には、第1’の接続部材26’(第1の接続部材)、回動部材30’及び第2’の接続部材32’(第2の接続部材)を介して、第2のストッパー部材33’とレバー71との係止状態を解除して、レバー71の回動をフリーとする。フリーとなったレバー71をバネ81の付勢い力に抗して回動させると、接続体90を介してラッチ62の先端部62aが降下し、ラッチ62の先端部62aと第1のストッパー部材61との係止状態が解除され、扉5’の開動作を許容するものである。
逆に、ロック部102のON指示により、進退部材25’aが前進した場合には、第1’の接続部材26’(第1の接続部材)、回動部材30’及び第2’の接続部材32’(第2の接続部材)を介して、第2のストッパー部材33’を回動させてレバー71に係止させ、レバー71の回動をロックするようになっている。
また、図3に示す制御部200は、上述の実施例と同様、リモコンスイッチ100の解除部101及びロック部102のON指示により制御される。
即ち、ロック部102のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源110を利用して、第2のアクチュエータ(アクチュエータ)25’に通電し、進退部材25’aを前進させ、一定時間後、第2のアクチュエータ25’への通電を停止すると共に、リモコンスイッチ100の解除部101のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源110を利用して、第2のアクチュエータ25’に通電し、進退部材25’aを後退させ、一定時間後、第2のアクチュエータ25’への通電を停止するように制御する。
次いで、以上のように構成する車両扉用開閉装置の動作について説明する。保冷車1の荷物室3内に物品を収容し、荷物室3の側面側の開口部4’を閉じるように、扉5’を鎖線矢印の向きに移動させる(図24及び図25参照)。
扉5’の移動に伴い、第1のストッパー部材60とラッチ62の先端部62aがラッチ62の弾性部材(図示せず)の付勢力に反して第1のストッパー部材61を乗り越えて、ラッチ62の先端部62aと第1のストッパー部材61とが係止して、扉5’が開かないロック機構が構成される(図26乃至図28)。
この状態で、リモコンスイッチ100のロック部102をONすると(全ての扉が閉まっていることを条件として)、車に搭載されたバッテリ電源110により、第2のアクチュエータ25’の進退部材25’aが前進する。進退部材25’aが前進すると、第1’の接続部材26’、回動部材30’及び第2’の接続部材32’を介して、第2のストッパー部材33’が回動し、第2のストッパー部材33’を回動させてレバー71に係止させ、レバー71の回動をロックするようになっている。
なお、扉5’が閉じていることは、例えば、扉5’が荷物室3の側に取り付けた扉開閉チェック用スイッチS’(図2参照)を押圧して検知され、また、扉5’の側に取り付けたコンタクトスイッチA’と荷物室3の側に取り付けたコンタクトスイッチB’とが接触し、制御部200による第2のアクチュエータ25’の通電が可能となる。
特に、進退部材25’aが前進した場合、回動部材30’の回動中心Oより上に位置した第1’の支持部材30’bが(図29)、回動部材30’の回動中心Oより下に位置するように(図30)、回動部材30’は回動し、該回動状態が弾性部材31’により保持されるため、第2のアクチュエータ25’の進退部材25’aの前進状態を継続するように、通電を継続する必要がない。
その結果、リモコンスイッチ100の解除部101をONしない限り、扉5’は閉塞状態を継続することなる。
即ち、ラッチ62の先端部62aと第1のストッパー部材61とが係止して、扉5’が開かないロックした状態を、「リモコンスイッチ100のロック部102のON指示により、第2のアクチュエータ25’に通電し、進退部材25’aを前進させ、第1’の接続部材26’、回動部材30’及び第2’の接続部材32’を介して、第2のストッパー部材33’を回動させてレバー71に係止させて」、保持させ、荷物室3内の品物の保管の安全化を図り、しかも、その保持状態も、制御部200により、車に搭載されたバッテリ電源110を利用して、第2のアクチュエータ25’に通電し、進退部材25’aを前進させ、一定時間後、第2のアクチュエータ25’への通電を停止するため、バッテリ電源110の消耗の低減化をも図ることができる。
次いで、扉5’を開けるには、先ず、リモコンスイッチ100の解除部101をONする。解除部101のON指示により、制御部200により、第2のアクチュエータ25’が通電され、第2のアクチュエータ25’の進退部材25’aが後退する。進退部材25’aが後退すると、第1’の接続部材26’、回動部材30’及び第2の接続部材32’を介して第2のストッパー部材33’が回動し、第2のストッパー部材33’とレバー71との係止状態が解かれ、レバー71の移動が許容される状態となる。
この状態で、レバー71を引けば、接続体90を介して、第1のストッパー部材60とラッチ62の先端部62との係止状態が解除され、手でレバー71を持って扉5’の開動作を行うことができる。
図1は、本発明の一実施例の保冷車用車両扉用開閉装置を示す概略的斜視図である。 図2は、図1の制御関係を全体的に示す概略的構成図である。 図3は、図2の制御関係の要部を示す概略的要部構成図である。 図4は、図1の貯蔵庫の概略的正面図である。 図5は、図4の5−5線に沿って切断した概略的断面図である。 図6は、図1の貨物室内部から見た要部の概略的斜視図である。 図7は、扉が閉塞、施錠された状態を示すもので、(a)は、図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図7(a)の状態の時の図4の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図8は、扉の施錠状態から解錠状態へ移行する過程を示すもので、(a)は、扉を解錠する状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図8(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図9は、扉を解錠する状態を示すもので、(a)は、扉を解錠する状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図9(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図10は、扉を解放する状態を示すもので、(a)は、扉を解放する状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図10(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図11は、扉を閉じていく状態を示すもので、(a)は、扉を閉じていく状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図11(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図12は、扉を図11よりさらに閉じていく状態を示すもので、(a)は、扉を図11よりさらに閉じていく状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図12(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図13は、扉を図12よりさらに閉じていく状態を示すもので、(a)は、扉を図12よりさらに閉じていく状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図13(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図14は、扉が閉塞、施錠される直前の状態を示すもので、(a)は、扉が閉塞、施錠される直前の状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図14(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図15は、扉が閉塞、施錠された状態を示すもので、(a)は、扉が閉塞、施錠された状態時の図4の7ー7線に沿って切断した概略的断面図であり、(b)は図15(a)の状態の時の扉側の要部を取り出して示す概略的一部拡大断面図である。 図16は、図4の一部を貨物室内部から見た概略的図である。 図17は、図16の一部を拡大して示す概略的拡大図である。 図18は、図17の18ー18線に沿って切断した概略的断面図である。 図19は、図17のアクチュエータの進退部材が前進した状態を拡大して示す概略的拡大図である。 図20は、図19の20ー20線に沿って切断した概略的断面図である。 図21は、図17の一部を拡大して示す概略的拡大図である。 図22は、図21の22ー22線に沿って切断した概略的断面図である。 図23は、図19の一部を拡大して示す概略的拡大図である。 図24は、本発明の他の実施例の車両扉用開閉装置の概略的構成図である。 図25は、図24の扉を矢印方向に移動させた状態の概略的構成図である。 図26は、図25の扉を図24の矢印方向に移動させた状態の概略的構成図である。 図27は、扉を閉めた状態の概略的構成図である。 図28は、図27の状態の全体的概略的構成図である。 図29は、図24の一部を拡大して示す概略的構成図である。 図30は、図29の回動部材が回動した状態の概略的構成図である。 図31は、図30の一部を分解して示す概略的分解斜視図である。
符号の説明
25’ アクチュエータ
25’a 進退部材
100 リモコンスイッチ
101 解除部
102 ロック部
200 制御部

Claims (2)

  1. 荷物室の開口部をスライドして開閉する扉と、
    この扉の上部を案内する案内通路に取り付けられた第1のストッパー部材と、
    前記扉の上部に取り付けられ、前記第1のストッパー部材に係止するラッチと、
    前記荷物室の外より操作できるように、前記扉に取り付けられたレバーを有するレバー体と、
    前記レバーの回転により回動するように、前記レバー体に取り付けられた回動体と、
    前記扉内部に設けられ、前記回動体と前記ラッチとを接続する接続体と、
    前記扉がスライドして、前記ラッチの先端部が前記ラッチの弾性部材の付勢力に反して前記第1のストッパー部材を乗り越えて、前記ラッチの先端部と前記第1のストッパー部材とが係止して、前記ドアが開かないロック機構が構成され、
    前記扉内部に設けられたアクチュエータと、
    このアクチュエータによって進退する進退部材と、
    この進退部材に接続された第1の接続部材と、
    この第1の接続部材に接続されると共に、前記扉に回動自在に支持された回動部材と、
    この回動部材の回動状態を保持する保持部材と、
    前記回動部材に接続された第2の接続部材と、
    この第2の接続部材を介して接続されると共に、前記レバーに係止して前記レバーの回動を阻止する回動自在な第2のストッパー部材と、
    前記アクチュエータの通電により前記進退部材は、前記回動部材に向かって後退又は前進するものであり、
    後退した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記第2のストッパー部材と前記レバーとの係止状態を解除して、前記レバーの回動をフリーとし、前記レバーを回動させると、前記接続体を介して前記ラッチの先端部が降下し、前記ラッチの先端部と前記第1のストッパー部材との係止状態が解除され、前記扉の開動作を許容するものであり、
    前進した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記第2のストッパー部材を回動させて前記レバーに係止させ、前記レバーの回動をロックし、
    少なくとも、解除部とロック部とを有するリモコンスイッチと、
    このリモコンスイッチのロック部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を前進させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止すると共に、前記リモコンスイッチの解除部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を後退させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止する制御部と
    を備えていることを特徴とする保冷車用車両ドア用開閉装置。
  2. 荷物室の開口部を開閉する扉と、
    この扉に取り付けられる取っ手と、
    この取っ手の近くに取り付けられると共に、進退自在な部材を有する解除釦と、
    前記荷物室の上部又は下部に取り付けられた被係止部材と、
    前記扉に回動自在に取り付けられた回動軸と、
    この回動軸に取り付けられ、前記被係止部材に係止する係止部材と、
    この係止部材が前記被係止部材に係止した状態を解除する解除機構と、
    この解除機構は、前記解除釦と、第1、第2の係止部材と、前記第1の係止部材を付 勢する第1の弾性部材と、前記第2の係止部材を付勢する第2の弾性部材とを有し、
    前記第1の係止部材は、前記回動軸に取り付けられて前記回動軸と一体的に回動し、 前記第2の係止部材は、前記第1の係止部材に係合して、前記第1の係止部材の移動を阻止するように前記扉の係止部材取付部に取り付けられ、
    前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材の付勢方向は、異なる方向であり、前記解除釦を押して、前記進退自在な部材を介して前記第2の係止部材を回動させて前記第1の係止部材を移動させて、前記回動軸の回動規制を解除するものであり、
    前記扉内部に設けられたアクチュエータと、
    このアクチュエータによって進退する進退部材と、
    この進退部材に接続された第1の接続部材と、
    弧状の長孔を有し、前記第1の接続部材に接続されると共に、前記扉に回動自在に支持された回動部材と、
    この回動部材の回動状態を保持する弾性部材と、
    この弾性部材は、一端を前記回動部材に設けた第1の支持部材に、他端を前記扉に支持された第2の支持部材に、それぞれ接続され、
    前記回動部材に接続された第2の接続部材と、
    この第2の接続部材を介して接続されると共に、前記扉に回動自在に取り付けられた回動体と、
    前記アクチュエータの通電により前記進退部材は、前記回動部材に向かって後退又は前進するものであり、
    後退した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記解除釦の前記進退自在な部材の前記第2の係止部材への移動を許容し、前記解除釦を押すと、前記進退自在な部材が前記第2の係止部材に向かって前進し、前記第2の係止部材に当接して、前記第2の係止部材を前記第2の弾性部材の付勢方向と逆方向に回動させて、前記解除機構が解除され、前記ドアの開動作を許容するものであり、
    前進した場合には、前記第1の接続部材、前記回動部材及び前記第2の接続部材を介して、前記回動体を回動させ、前記解除釦の前記進退自在な部材の前記第2の係止部材への当接を阻止するものであり、
    前記第2の支持部材は、弧状の長孔を介して前記回動部材より突出するように位置し、前記進退部材が前進した場合、前記回動部材の回動中心より上に位置した前記第1の支持部材が、前記回動部材の回動中心より下に位置するように、前記回動部材は回動し、
    少なくとも、解除部とロック部とを有するリモコンスイッチと、
    このリモコンスイッチのロック部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を前進させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止すると共に、前記リモコンスイッチの解除部のON指示により、車に搭載されたバッテリ電源を利用して、前記アクチュエータに通電し、前記進退部材を後退させ、一定時間後、前記アクチュエータへの通電を停止する制御部と
    を備えていることを特徴とする保冷車用車両扉用開閉装置。
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