JP5048446B2 - 地下貯水槽の清掃方法及び地下貯水槽 - Google Patents

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Description

本発明は、地下貯水槽の清掃方法及び地下貯水槽に係り、特に、地下貯水槽内に溜まった土砂等を清掃する地下貯水槽の清掃方法及び地下貯水槽に関する。
従来、例えば、雨水を貯蔵する地下貯水槽がある(例えば、特許文献1参照)。
この地下貯水槽にあっては、貯水槽内部が汚れた場合、蓋体を開いて、作業員が内部に入って清掃できるようになっている(特許文献1の段落番号[0011]参照)。
特開平10−54062号公報
しかしながら、上記の地下貯水槽の清掃にあっては、作業員が地下貯水槽の内部に入って清掃するものであり、酸欠による危険性があり、また、地下貯水槽の内部構造によっては、作業員が地下貯水槽の内部に入ることができず、清掃作業性が良好でないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を除去するようにした地下貯水槽の清掃方法及び地下貯水槽を提供することを目的とする。
本発明の地下貯水槽の清掃方法は、雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、この通路に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部と、この凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路と、高圧水を供給するホースと、このホースに接続され、自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドとを備え、前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成され、前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、前記凹状の溝部を横断させ、その後、前記ホースを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向であって前記自走ヘッドの自走力以上の力を作用させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射を継続しながら、前記自走ヘッドを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向に移動させて前記凹状の溝部を横断させ、前記自走ヘッドの高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記凹状の溝部に集めて前記積層体内の土砂を前記第2の上方通路を介して前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃するものである。
また、請求項2記載の地下貯水槽の清掃方法は、雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、この通路に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部と、この凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路と、高圧水を供給するホースと、このホースに接続され、自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドとを備え、前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成され、前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、前記凹状の溝部を横断させ、前記自走ヘッドの前記高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記凹状の溝部に集めて前記第2の上方通路を介して前記積層体内の土砂を前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃するものである。
また、請求項3記載の地下貯水槽の清掃方法は、雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、この通路に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、高圧水を供給するホースと、このホースに接続され、自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドとを備え、 前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成され、前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、その後、前記ホースを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向であって前記自走ヘッドの自走力以上の力を作用させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射を継続しながら、前記自走ヘッドを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向に移動させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記通路の前記第1の上方通路に近い側に集めて、前記積層体内の土砂を前記第1の上方通路を介して前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃するものである。
また、請求項記載の地下貯水槽の清掃方法は、請求項1又は2記載の地下貯水槽の清掃方法において、凹状の溝部が複数形成され、複数形成された前記凹状の溝部に対応して第2の上方通路も複数形成されているものである。
また、請求項5記載の地下貯水槽は、雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、この通路に連通し、高圧水を供給するホース及び該ホースに接続された自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドの出入りを許容できる大きさで、且つ、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部と、この凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路とを備え、前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成されているものである。
請求項1記載の地下貯水槽の清掃方法によれば、作業員が地下貯水槽の内部に入ることなく、また、構造的に作業員が内部に入ることができない地下貯水槽にあっても、地下貯水槽に、「積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路」と、「この通路に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路」と、「前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部」と、「凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路」と、をそれぞれ形成し、「高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッド」を準備すれば、前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、前記凹状の溝部を横断させ、その後、前記ホースを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向であって前記自走ヘッドの自走力以上の力を作用させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射を継続しながら、前記自走ヘッドを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向に移動させて前記凹状の溝部を横断させ、前記自走ヘッドの高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記凹状の溝部に集めて前記積層体内の土砂を前記第2の上方通路を介して前記積層体内から除去することができる。
また、請求項2記載の地下貯水槽の清掃方法によれば、作業員が地下貯水槽の内部に入ることなく、また、構造的に作業員が内部に入ることができない地下貯水槽にあっても 、地下貯水槽に、「積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路」と、「この通路に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路」と、「前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部」と、「凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路」と、をそれぞれ形成し、「高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッド」を準備すれば、前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、前記凹状の溝部を横断させ、前記自走ヘッドの前記高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記凹状の溝部に集めて前記第2の上方通路を介して前記積層体内の土砂を前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃することができる。
また、請求項3記載の地下貯水槽の清掃方法によれば、作業員が地下貯水槽の内部に入ることなく、また、構造的に作業員が内部に入ることができない地下貯水槽にあっても、地下貯水槽に、「積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路」と、「この通路に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路」と、をそれぞれ形成し、「高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッド」を準備すれば、前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、その後、前記ホースを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向であって前記自走ヘッドの自走力以上の力を作用させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射を継続しながら、前記自走ヘッドを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向に移動させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記通路の前記第1の上方通路に近い側に集めて、前記積層体内の土砂を前記第1の上方通路を介して前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃することができる。
また、請求項5記載の地下貯水槽によれば、雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、この通路に連通し、高圧水を供給するホースの出入りを許容できる大きさで、且つ、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部と、この凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路とを備えているものであるから、前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、前記凹状の溝部を横断させ、その後、前記ホースを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向であって前記自走ヘッドの自走力以上の力を作用させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射を継続しながら、前記自走ヘッドを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向に移動させて前記凹状の溝部を横断させ、前記自走ヘッドの高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記凹状の溝部に集めて前記積層体内の土砂を前記第2の上方通路を介して前記積層体内から除去することができる。
本発明の地下貯水槽の清掃方法及び地下貯水槽の一実施例を図面を参照して説明する。
図1乃至図10において、1は地下に埋設されて雨水を貯留する地下貯水槽で、地下貯水槽1内の水は、滞水材2(滞水材2は、例えば、特許第3739296号の図3記載の滞水材30であるが、本願発明にあっては、これに限らず、特許第793434号公報に記載の中空状柱部でも良く、また、特許第3930577号公報に記載の容器状部材でも良く、また、特許第3410090号公報に記載の箱状の第1貯留浸透ユニットでも良く、要は、大きな空隙率を有し貯水効率の高い構造物であれば良い。)を積層して形成した積層体の空所Sに貯留されるようになっている。滞水材2を、本実施例では、例えば、一層毎に90°方向を変えて鉛直方向に積層していくものである。
なお、地下貯水槽1は、例えば、地下を掘り下げて形成された凹所に形成されるものである。また、滞水材2を積層して形成した積層体の周囲は、防水シート3で覆われ、地下貯水槽1内へは、図3に示す雨水供給管Pを介して水が供給されるようになっている。また、地下貯水槽1には、地下貯水槽1内の水を地下貯水槽1の外へと導く排出管(図示せず)も設けられている。
なお、地下貯水槽1内の水を地下に浸透させる場合にあっては、防水シート3の代わりに透水シートでも良い。
また、積層体の下部には、略水平方向に延びる直線状の通路21が複数形成されている。この通路21に第1の上方通路4が連通し、この第1の上方通路4は、高圧水を供給する説明を後述するホース7及び該ホース7に接続された自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して通路21を自走する説明を後述する自走ヘッド20の出入りを許容できる大きさで、且つ、人が入れない程度の大きさで、複数(本実施例では、8個)形成されている。
41は、第1の上方通路4の開放した端部の開口部を開閉する蓋である。また、図4に示す5は凹状の溝部で、凹状の溝部5は、通路41の下に位置すると共に、通路41に連通して土砂等を受け止めるもので、複数形成されている。
また、6は第2の上方通路で、第2の上方通路6は、凹状の溝部5に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通するようになっていて、複数(本実施例では、6個)形成されている。61は、第2の上方通路6の開放した端部の開口部を開閉する蓋である。
また、図4に示す7は、高圧水を供給するホースで、ホース7は、車10に搭載されているドラム8に巻き取られて収納されている。9は高圧ポンプで、11は水を収納する水タンクである。また、図4及び図8に示す20は自走ヘッドで、自走ヘッド20は、ホース7に接続され、自走方向と逆方向に高圧水を噴射して水平通路21を自走するもので、例えば、実公平1−37734号公報記載の洗浄用自走ヘッドであり、更に、具体的には、例えば、株式会社スギノマシン製Vスピンノズルである。20aは、高圧水の噴射口である。
従って、上述した地下貯水槽1に雨水供給管Pを介して水が貯水され、雨水供給管Pに流入する前の段階において、フィルター(図示せず)を介して土砂等の侵入を阻止しているが、長期の使用にあっては、地下貯水槽1の下部に土砂等が蓄積されていく。
かかる場合においては、自走ヘッド20を第1の上方通路4、通路21に導いた後、図9に示すように、高圧水の噴射により自走ヘッド20を通路21内を自走させて、凹状の溝部5を横断させ、その後、ホース7を自走ヘッド20の自走方向と逆方向(図10に示す矢印方向)であって自走ヘッド20の自走力以上の力を作用させて、自走ヘッド20の高圧水の噴射を継続しながら、自走ヘッド20を自走ヘッド20の自走方向と逆方向(図10に示す矢印方向)に移動させて凹状の溝部5を横断させ、自走ヘッド20の高圧水の噴射により、積層体内の土砂を凹状の溝部5に集めて前記積層体内の土砂を第2の上方通路6を介して前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃することができる。
第2の上方通路6を介して前記積層体内から除去する方法としては、例えば、第2の上方通路6内にバキュームホース30を挿入して凹状の溝部5内の土砂等を吸い上げることができる。また、第2の上方通路6は、人が出入りできない大きさでも良いが、図示しないが、人が出入りできる大きさに設けても良い。
なお、雨水供給管Pは、第1の上方通路4と連通してなくても良いが、望ましくは、雨水供給管Pと第1の上方通路4とは連通しているのが望ましい。また、第1の上方通路4、第2の上方通路6を介して、図示しない監視カメラを入れて地下貯水槽1内の土砂の蓄積量を確認することもできる。
また、自走ヘッド20を自走ヘッド20の自走方向と逆方向(図10に示す矢印方向)に移動させる際、自走ヘッド20の高圧水の噴射により、積層体内の土砂を凹状の溝部5に集めるようにしたが、場合により、自走ヘッド20を自走ヘッド20の自走方向と逆方向(図10に示す矢印方向)に移動させる際、自走ヘッド20の高圧水の噴射を停止しても良い。かかる場合、自走ヘッド20を第1の上方通路4、通路21に導いた後、前記高圧水の噴射により通路21内を自走させて、凹状の溝部5を横断させ、自走ヘッド20の前記高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を凹状の溝部5に集めることができる(図11参照)。凹状の溝部5内に土砂を集めた後は、上述の実施例と同様、第2の上方通路6内にバキュームホース30を挿入して凹状の溝部5内の土砂等を吸い上げて前記積層体内の土砂を前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃することができる。
また、上述した実施例においては、第2の上方通路6を設けるようにしたが、場合により省略することもできる。即ち、「積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路21」と、「この通路21に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路4」と、をそれぞれ形成し、「高圧水を噴射して通路21を自走する自走ヘッド20」を準備すれば、自走ヘッド20を第1の上方通路4、通路21に導いた後、前記高圧水の噴射により通路21内を自走させて、その後、ホース7を自走ヘッド20の自走方向と逆方向であって自走ヘッド20の自走力以上の力を作用させて、自走ヘッド20の高圧水の噴射を継続しながら、自走ヘッド20を自走ヘッド20の自走方向と逆方向に移動させて、自走ヘッド20の高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を通路21の第1の上方通路4に近い側に集めることができる(図12参照)。第1の上方通路4に近い側に土砂を集めた後は、上述の実施例と同様、第1の上方通路4に図7記載のバキュームホース30を挿入して第1の上方通路4に近い側の土砂等を吸い上げて前記積層体内の土砂を前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃することができるようにしても良い。
図1は、本発明の一実施例の地下貯水槽の清掃方法を概略的に示す概略的断面図である。 図2は、図1の一部の概略的一部平面図である。 図3は、図1の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。 図4は、図1の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。 図5は、図4の5−5線の概略的断面図である。 図6は、図4の6−6線の概略的断面図である。 図7は、図4の7−7線の概略的断面図である。 図8は、図1の先端に接続された自走ヘッドの概略的側面図である。 図9は、自走ヘッドが通路を自走する状態を示す概略的断面図である。 図10は、図9の自走ヘッドを自走方向と逆方向に移動させている状態を示す概略的断面図である。 図11は、図10と異なる他の実施例の地下貯水槽の清掃方法を示す概略的断面図である。 図12は、図11と異なる他の実施例の地下貯水槽の清掃方法を示す概略的断面図である。
符号の説明
4 第1の上方通路
5 凹状の溝部
6 第2の上方通路
7 L型支持部材
20 自走ヘッド
21 通路

Claims (5)

  1. 雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、
    前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、
    この通路に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、
    前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部と、
    この凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路と、
    高圧水を供給するホースと、
    このホースに接続され、自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドとを備え、
    前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成され、
    前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、前記凹状の溝部を横断させ、その後、前記ホースを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向であって前記自走ヘッドの自走力以上の力を作用させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射を継続しながら、前記自走ヘッドを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向に移動させて前記凹状の溝部を横断させ、前記自走ヘッドの高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記凹状の溝部に集めて前記積層体内の土砂を前記第2の上方通路を介して前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃する
    ことを特徴とする地下貯水槽の清掃方法。
  2. 雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、
    前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、
    この通路に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、
    前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部と、
    この凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路と、
    高圧水を供給するホースと、
    このホースに接続され、自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドとを備え、
    前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成され、
    前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、前記凹状の溝部を横断させ、前記自走ヘッドの前記高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記凹状の溝部に集めて前記第2の上方通路を介して前記積層体内の土砂を前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃する
    ことを特徴とする地下貯水槽の清掃方法。
  3. 雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、
    前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、
    この通路に連通し、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、
    高圧水を供給するホースと、
    このホースに接続され、自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドとを備え、
    前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成され、
    前記自走ヘッドを前記第1の上方通路、前記通路に導いた後、前記高圧水の噴射により前記通路内を自走させて、その後、前記ホースを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向であって前記自走ヘッドの自走力以上の力を作用させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射を継続しながら、前記自走ヘッドを前記自走ヘッドの自走方向と逆方向に移動させて、前記自走ヘッドの高圧水の噴射により、前記積層体内の土砂を前記通路の前記第1の上方通路に近い側に集めて、前記積層体内の土砂を前記第1の上方通路を介して前記積層体内から除去して前記積層体内を清掃する
    ことを特徴とする地下貯水槽の清掃方法。
  4. 凹状の溝部が複数形成され、
    複数形成された前記凹状の溝部に対応して第2の上方通路も複数形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の地下貯水槽の清掃方法。
  5. 雨水供給管を介して供給される水を滞水材を積層して形成した積層体の空所に貯留する地下貯水槽であって、
    前記積層体の下部に形成され、略水平方向に延びる直線状の通路と、
    この通路に連通し、高圧水を供給するホース及び該ホースに接続された自走方向と逆方向に前記高圧水を噴射して前記通路を自走する自走ヘッドの出入りを許容できる大きさで、且つ、人が入れない程度の大きさで、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第1の上方通路と、
    前記通路の下に位置すると共に、前記通路に連通して土砂等を受け止める凹状の溝部と、
    この凹状の溝部に連通し、上方に延びると共に、端部を外気に連通する第2の上方通路とを備え、
    前記通路と前記第1の上方通路が、それぞれ複数形成されている
    ことを特徴とする地下貯水槽。
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