JP5048252B2 - 防眩ミラー - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に用いられる後方視認用のミラーに関し、特に、光の反射率を変更可能な防眩ミラーに関する。
従来の防眩ミラー(例えば、特許文献1参照)では、ミラー本体を構成するガラス基板の裏面には透明導電膜、エレクトロクロミック膜、及び反射導電膜が積層状に形成されており、エレクトロクロミック膜は透明電極膜と反射導電膜との間に電圧が印加されることで着色する構成となっている。このため、ガラス基板に表面側から入射して反射導電膜で反射される光はエレクトロクロミック膜を透過する際に明るさを低下される。
ところで、このような防眩ミラーでは、ガラス基板の外周部には透明導電膜及び反射導電膜に電圧を印加するための複数の端子が取り付けられており、ガラス基板の表面側には複数の端子を隠すための額縁が設けられている。このため、ミラー本体の有効視界面積(すなわち反射像が映る部分の面積)が額縁の分だけ狭くなっている。
特開平10−71891号公報
本発明は上記事実を考慮し、ミラー本体の有効視界面積を拡大できる防眩ミラーを得ることが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の防眩ミラーは、ミラー本体を構成する透明な基板と、前記基板の裏面に形成された透明導電膜と、前記透明導電膜の外周部を前記基板の裏面側へ露出させた状態で前記透明導電膜に対して前記基板と反対側に形成されると共に、前記基板側が光反射面とされた反射導電膜と、前記透明導電膜と前記反射導電膜との間に形成され、前記透明導電膜と前記反射導電膜との間に電圧が印加されることで光透過率が変化する減光膜と、前記反射導電膜の外周外側に形成され、前記基板側が光反射面とされた追加反射膜と、前記反射導電膜に対して前記透明導電膜と反対側に設けられた保護板と、前記追加反射膜に対して前記基板と反対側に設けられ、前記基板の外周外側に食み出さない状態で配置されると共に導電性を有し、前記透明導電膜の外周部に直接的又は間接的に接続されると共に、前記保護板に対して前記基板と反対側に配置された脚片に電気コードが接続された第1端子と、前記基板の裏面側に設けられ、前記基板の外周外側に食み出さない状態で配置されると共に導電性を有し、前記反射導電膜に接続されると共に、前記保護板に対して前記基板と反対側に配置された脚片に電気コードが接続された第2端子と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の防眩ミラーでは、第1端子と第2端子に電源が接続されると、透明導電膜と反射導電膜との間に電圧が印加され、減光膜の光透過率が変化する。このため、基板に表面側から入射して反射導電膜の光反射面で反射される光は、減光膜の光透過率に応じてその明るさを変更される。ここで、この防眩ミラーでは、反射導電膜の外周外側には追加反射膜が形成されているので、ミラー本体の有効視界面積(すなわち反射像が映る部分の面積)を拡大できる。しかも、第1端子は追加反射膜に対して基板と反対側(基板の裏面側)に設けられ、第2端子は基板の裏面側に設けられているため、従来の防眩ミラーのように端子を隠すための額縁を基板の表面側に設ける必要がなく、これによってもミラー本体の有効視界面積を拡大できる。
請求項2に係る発明の防眩ミラーは、請求項1に記載の防眩ミラーにおいて、前記追加反射膜は、前記透明導電膜の前記基板側に形成されることを特徴としている。
請求項2に記載の防眩ミラーでは、追加反射膜が透明導電膜の基板側に形成されているので、透明導電膜の外周部を基板の裏面側に露出させて第1端子を接続することができる。
請求項3に係る発明の防眩ミラーは、請求項1に記載の防眩ミラーにおいて、前記追加反射膜は、前記透明導電膜の前記基板と反対側に形成されると共に導電性を有し、前記第1端子は、前記追加反射膜に接続されることを特徴としている。
請求項3に記載の防眩ミラーでは、導電性を有する追加反射膜が透明導電膜の基板と反対側に形成されているので、追加反射膜を介して透明導電膜に第1端子を接続できる。
第1参考例に係る防眩ミラーは、ミラー本体を構成する透明な基板と、前記基板の裏面に形成された透明導電膜と、前記透明導電膜の外周部を前記基板の裏面側へ露出させた状態で前記透明導電膜に対して前記基板と反対側に形成されると共に、前記基板側が光反射面とされた反射導電膜と、前記透明導電膜と前記反射導電膜との間に形成され、前記透明導電膜と前記反射導電膜との間に電圧が印加されることで光透過率が変化する減光膜と、前記反射導電膜に対して前記基板と反対側に設けられ、前記基板に支持されると共に、前記透明導電膜、前記減光膜、及び前記反射導電膜を保護する保護板と、前記基板の裏面側に設けられ、コ字形に形成されると共に導電性を有し、互いに対向する一対の脚片が前記保護板の外周部を挟持することで前記保護板に取り付けられると共に、一方の脚片が前記基板と前記保護板との間に配置された第1端子及び第2端子と、を備え、前記第1端子は、前記一方の脚片の外側が前記透明導電膜の外周部に接続され、前記第2端子は、前記一方の脚片の外側が前記反射導電膜に接続されていることを特徴としている。
第1参考例に係る防眩ミラーでは、第1端子と第2端子に電源が接続されると、透明導電膜と反射導電膜との間に電圧が印加され、減光膜の光透過率が変化する。このため、基板に表面側から入射して反射導電膜の光反射面で反射される光は、減光膜の光透過率に応じてその明るさを変更される。ここで、この防眩ミラーでは、第1端子及び第2端子は基板の裏面側に設けられているため、従来の防眩ミラーのように端子を隠すための額縁を基板の表面側に設ける必要がなく、これにより、ミラー本体の有効視界面積(すなわち反射像が映る部分の面積)を拡大できる。しかも、第1端子及び第2端子は、コ字形に形成され、互いに対向する一対の脚片が保護板の外周部を挟持することで保護板に取り付けられている。このため、第1端子及び第2端子をしっかりと保護板に取り付けることができる。
第2参考例に係る防眩ミラーは、第1参考例に係る防眩ミラーにおいて、前記反射導電膜の外周外側に形成され、前記基板側が光反射面とされた追加反射膜を有し、前記第1端子は、前記追加反射膜に対して前記基板と反対側に設けられることを特徴としている。
第2参考例に係る防眩ミラーでは、反射導電膜の外周外側には追加反射膜が形成されているので、ミラー本体の有効視界面積を拡大できる。しかも、第1端子は追加反射膜に対して基板と反対側(基板の裏面側)に設けられているため、第1端子を隠すための部材を基板の表面側に設ける必要がなく、これによってもミラー本体の有効視界面積を拡大できる。
第3参考例に係る防眩ミラーは、第1参考例又は第2参考例に係る防眩ミラーにおいて、前記第1端子は、前記一方の脚片の外側に形成された突起を有し、前記突起は、前記透明導電膜に接続されると共に前記一方の脚片と前記反射導電膜との間に隙間を生じさせることを特徴としている。
第3参考例に係る防眩ミラーでは、第1端子は、一方の脚片と反射導電膜と間に隙間を生じさせる突起を有しているので、一方の脚片と反射導電膜とが短絡することを防止できる。
第4参考例に係る防眩ミラーは、第1参考例乃至第3参考例の何れか1つの参考例において、前記第2端子は、前記一方の脚片の外側が前記反射導電膜に対向する接続面とされ、前記接続面が導電性を有する接着剤によって前記反射導電膜に接着されていることを特徴としている。
第4参考例に係る防眩ミラーでは、第2端子の一方の端子に設けられた接続面が導電性を有する接着剤によって反射導電膜に接着されており、第2端子と反射導電膜とが面接触状態になっている。このため、第2端子に基板側へ向いた荷重が作用した場合でも、第2端子が反射導電膜や減光膜を突き破り、第2端子と透明導電膜とが短絡することを抑制できる。
以上説明したように、本発明に係る防眩ミラーでは、ミラー本体の有効視界面積を拡大できる。
<第1の実施形態>
図1には、本発明の第1の実施形態に係る防眩ミラーとしてのエレクトロクロミックミラー10のミラー本体12の表面側の構成が平面図にて示されている。また、図2には、ミラー本体12の裏面側の構成が平面図にて示されている。さらに、図3には、図2の3−3線に沿った断面図が示されており、図4には、図2の5−5線に沿った断面図が示されている。
本発明の第1の実施形態に係るエレクトロクロミックミラー10は、自動車のドアミラー装置を構成するものであり、このエレクトロクロミックミラー10のミラー本体12は、無色透明なガラスによって矩形の板状に形成されたガラス基板14を有している。ガラス基板14の裏面側(図3及び図4では上側)には透明導電膜としてのITO(インジウム・ティン・オキサイト)膜16、減光膜としてのエレクトロクロミック膜18、及びアルミニウム等からなり導電性を有する反射導電膜20が、それぞれイオンプレーティング等の方法により順に積層状に形成されている。
エレクトロクロミック膜18はITO膜16と反射導電膜20との間に電圧を印加して得られる可逆的な酸化・還元反応により着色・消色するものであり、この着色・消色によって光透過率が変化するものである。このようなエレクトロクロミック膜18は、一般に、酸化イリジウム(IrOx)や酸化ニッケル(NiO)などの酸化発色材、五酸化タンタル(Ta)などの固体電解質、及び三酸化タングステン(WO)や三酸化モリブデン(MoO)などの還元発色剤から三層構造で構成される。本第1の実施形態においては、通常(電圧非印加時)はミラー本体12の表面が無色で、防眩時(電圧印加時)に青色に変化するように、エレクトロクロミック膜18をIrOx−Ta−WOの三層構造とし、これをITO膜16及び反射導電膜20で表裏両面から挟み込む構成となっている。
また、反射導電膜20はガラス基板14側の面が光反射面とされている。このため、ガラス基板14に表面側から入射してITO膜16及びエレクトロクロミック膜18を透過し、反射導電膜20で反射される光(図3及び図4の矢印L1参照)は、エレクトロクロミック膜18の着色時にはその反射率を低下され、これにて防眩効果が得られる。
また、本第1の実施形態では、ITO膜16はガラス基板14の裏面の全域に形成されているが、エレクトロクロミック膜18及び反射導電膜20はガラス基板14の中央部に形成されており、ITO膜16のガラス基板14と反対側でかつ反射導電膜20の外周外側には、アルミニウム等からなり導電性を有する追加反射膜22が形成されている。この追加反射膜22は、内周部がエレクトロクロミック膜18及び反射導電膜20の外周部に対して膜厚方向に重合(オーバーラップ)して形成されると共に、ガラス基板14側の面が光反射面とされており、ガラス基板14の外周部に表面側から入射した光(図3及び図4の矢印L2参照)は追加反射膜22によって反射される。このため、本第1の実施形態では、反射導電膜20と追加反射膜22とによって、ミラー本体12の表面全体が反射面となっている。
さらに、反射導電膜20に対してガラス基板14と反対側には、矩形板状に形成された保護板としてのガラス板24が配置されており、このガラス板24は封止樹脂26によって反射導電膜20に接着されている。このため、ITO膜16、エレクトロクロミック膜18、反射導電膜20、及び追加反射膜22はガラス板24によって保護されている。
図2に示すように、ガラス板24の長手方向一端部(図2では右側の端部)には第1端子28と第2端子30が取り付けられている。第1端子28及び第2端子30は追加反射膜22に対してガラス基板14と反対側(追加反射膜22の裏側)に設けられている。第1端子28は、金属の板材がコ字形に屈曲されることで形成されたものであり、図3に示すように、互いに対向する一対の脚片28A、28Bがガラス板24の外周部を挟持することで、ガラス板24に取り付けられている。ガラス基板14とガラス板24との間に平行に配置された一方の脚片28Aの外側面(ガラス板24と反対側の面)には、ガラス基板14側へ向けて突出する突起28Cが設けられている。この突起28Cは先端部が追加反射膜22に接触しており、第1端子28の一方の脚片28Aと反射導電膜20との間に積極的に隙間を形成するようになっている。このため、仮に反射導電膜20が一方の脚片28Aに対して膜厚方向に重合している場合でも、一方の脚片28Aと反射導電膜20との間に隙間が確保される構成となっている。また、他方の脚片28Bの外側面(ガラス板24と反対側の面)には、電気コード32が半田34によって固着されている。この電気コード32は、第1端子28及び追加反射膜22を介してITO膜16と導通している(第1端子28は追加反射膜22を介して間接的にITO膜16に接続されている)。
また、第2端子30は、第1の端子28と同様に、金属の板材がコ字形に屈曲されることで形成されたものであり、図4に示すように、互いに対向する一対の脚片30A、30Bがガラス板24の外周部を挟持することでガラス板24に取り付けられている。ガラス基板14とガラス板24との間に平行に配置された一方の脚片30Aには、ガラス板24の板面に沿って延出された延出部30Cが設けられている。この延出部30Cは外側面(ガラス板24と反対側の面)の先端側が反射導電膜20に対向する接続面30Dとされている。この接続面30Dは導電性を有する接着剤40によって反射導電膜20に接着されている。また、他方の脚片30Bの外側面(ガラス板24と反対側の面)には、電気コード36が半田38によって固着されている。この電気コード36は、第2端子30及び接着剤40を介して反射導電膜20と導通している。
一方、図1及び図2に示すように、電気コード32、36は極性切り替えスイッチ42を介して定電圧電源44に接続されており、極性切り替えスイッチ42を操作することでITO膜16と反射導電膜20との間に電圧を印加できるようになっている。この場合、本第1の実施形態では、ITO膜16側(エレクトロクロミック膜18のIrOx側)に正の電圧が印加されるとエレクトロクロミック膜18が着色し、反射導電膜20側(エレクトロクロミック膜18のWO側)に正の電圧が印加されるとエレクトロクロミック膜18が消色する構成となっている。なお、図1ではドットを付与した領域Cがミラー本体12の着色領域を示している。
次に、本第1の実施形態の作用について説明する。
上記構成のエレクトロクロミックミラー10では、極性切り替えスイッチ42が操作されると、ITO膜16と反射導電膜20との間に電圧が印加され、エレクトロクロミック膜18の光透過率が変化する。このため、ガラス基板14に表面側から入射して反射導電膜20の光反射面で反射される光(図3及び図4の矢印L1参照)は、エレクトロクロミック膜18の光透過率に応じてその明るさを変更される。
ここで、このエレクトロクロミックミラー10では、反射導電膜20の外周外側には追加反射膜22が形成されているので、ミラー本体12の有効視界面積(すなわち反射像が映る部分の面積)を拡大できる。しかも、第1端子28及び第2端子30は追加反射膜22に対してガラス基板14と反対側に設けられているため、従来の防眩ミラーのように端子を隠すための額縁をガラス基板の表面側に設ける必要がなく、これによってもミラー本体12の有効視界面積を拡大できる。また、追加反射膜22はアルミニウムによって構成されて導電性を有しているので、追加反射膜22を介してITO膜16に第1端子28を接続でき、第1端子28の接続が容易である。
さらに、このエレクトロクロミックミラー10では、第1端子28及び第2端子30は、コ字形に形成され、一対の脚片28A、28B及び一対の脚片30A、30Bがガラス板24の外周部を挟持することでガラス板24に取り付けられた構成である。このため、第1端子28及び第2端子30をしっかりとガラス板24に取り付けることができる。しかも、第1端子28及び第2端子30は、脚片28Aと脚片30Aとがガラス基板14とガラス板24との間に平行に配置されると共に、脚片28Aと脚片30Bの外側部分がITO膜16又は反射導電膜20に接続された構成である。このため、ガラス基板14及びガラス板24の板厚方向に沿った脚面28A及び脚片30Aの配置スペースを小さくできる。
またさらに、このエレクトロクロミックミラー10では、第1端子28は、一方の脚片28Aと反射導電膜20と間に隙間を生じさせる突起28Cを有しているので、第1端子28の脚片28Aと反射導電膜20とが短絡することを防止できる。
また、このエレクトロクロミックミラー10では、第2端子30の延出部30Cに設けられた接続面30Dが導電性を有する接着剤40によって反射導電膜20に接着されており、第2端子30と反射導電膜20とが面接触状態になっている。このため、第2端子30にガラス基板14側へ向いた荷重が作用した場合でも、延出部30Cが反射導電膜20やエレクトロクロミック膜18を突き破り、ITO膜16に短絡することを抑制できる。
<第2の実施形態>
図5及び図6には、本発明の第2実施形態が示されている。この実施形態では追加反射膜22はITO膜16のガラス基板14側でかつ反射導電膜20の外周外側に形成されており、内周部が反射導電膜20の外周部に対して膜厚方向に重合している。また、第1端子28は、突起28Cは先端部がITO膜16に接触しており、ITO膜16に直接的に接続されている。この実施形態においても、前記第1の実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、第1端子28と第2端子30とがガラス板24に取り付けられた構成としたが、これに限らず、第1端子28と第2端子30との両方が導電性を有する接着剤などによってITO膜16と反射導電膜20のそれぞれに固着されることで、ガラス板24による支持を省略した構成としてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、保護板としてガラス板24を適用した構成としたが、これに限らす、保護板は絶縁性のある材料によって形成されたものであればよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、追加反射膜22を備えた構成としたが、これに限らず、追加反射膜22を省略した場合には反射導電膜20の面積を拡大することで有効視界範囲を拡大できる。
本発明の第1実施形態に係るエレクトロクロミックミラーの構成部材であるミラー本体の表面側の構成を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係るエレクトロクロミックミラーの構成部材であるミラー本体の実施形態に係る の構成を示す 図である。 図2の3−3線に沿った断面図である。 図2の5−5線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態を示す断面図である。
符号の説明
10 エレクトロクロミックミラー
12 ミラー本体
14 ガラス基板
16 ITO膜(透明導電膜)
18 エレクトロクロミック膜(減光膜)
20 反射導電膜
22 追加反射膜
24 ガラス板(保護板)
28 第1端子
28A 一方の脚片
28C 突起
30 第2端子
30A 一方の脚片
30D 接続面

Claims (3)

  1. ミラー本体を構成する透明な基板と、
    前記基板の裏面に形成された透明導電膜と、
    前記透明導電膜の外周部を前記基板の裏面側へ露出させた状態で前記透明導電膜に対して前記基板と反対側に形成されると共に、前記基板側が光反射面とされた反射導電膜と、
    前記透明導電膜と前記反射導電膜との間に形成され、前記透明導電膜と前記反射導電膜との間に電圧が印加されることで光透過率が変化する減光膜と、
    前記反射導電膜の外周外側に形成され、前記基板側が光反射面とされた追加反射膜と、
    前記反射導電膜に対して前記透明導電膜と反対側に設けられた保護板と、
    前記追加反射膜に対して前記基板と反対側に設けられ、前記基板の外周外側に食み出さない状態で配置されると共に導電性を有し、前記透明導電膜の外周部に直接的又は間接的に接続されると共に、前記保護板に対して前記基板と反対側に配置された脚片に電気コードが接続された第1端子と、
    前記基板の裏面側に設けられ、前記基板の外周外側に食み出さない状態で配置されると共に導電性を有し、前記反射導電膜に接続されると共に、前記保護板に対して前記基板と反対側に配置された脚片に電気コードが接続された第2端子と、
    を備えた防眩ミラー。
  2. 前記追加反射膜は、前記透明導電膜の前記基板側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の防眩ミラー。
  3. 前記追加反射膜は、前記透明導電膜の前記基板と反対側に形成されると共に導電性を有し、前記第1端子は、前記追加反射膜に接続されることを特徴とする請求項1に記載の防眩ミラー。
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