JP5046973B2 - 面状発光型照明システムおよびその駆動方法 - Google Patents
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Description
また、面状発光素子を照明器具として用いた面状発光型照明器具においては収納時にこれを巻き取るようにしたロールスクリーンも提案されている(特許文献2)。
また特許文献2の照明装置においても、配光制御については、別途部材が必要であるという問題もあった。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、取り扱いが容易でかつ、発光分布の制御が容易でかつ、演出照明の高度化の可能な面状発光型照明システムを提供することを目的とする。
また、薄型でかつ、コンパクトに収納することで、既存の設置場所の形状を大きく変更することなく、収納することの可能な面状発光型照明システムを提供することを目的としている。
この構成により、種々の配光制御が可能となる。また、露出しなくなった発光面の発光を停止することで、省エネ効果を得ることができる。また巻き取り部において折りたたまれた領域は非発光領域とするため発熱を抑制することができる。
この構成により、可撓性の基板上に形成された面状発光素子の一部を湾曲または曲折させ、形状を変化させる形状制御部と、前記形状の変化により、前記基板面上の光量分布を変化させる通電制御部を具備しており、必要に応じて容易に光量分布を調整することができる。また特別の接続冶具を必要とすることなく装着できるため、発光面積および発光光量の占有面積に対する割合を十分に大きくすることができる。
この構成により、上記作用効果に加え、構造が簡単であるという特徴を有する。
この構成により、極めて取り扱いが容易で、制御が簡単である。
この構成により、通電制御部として、第3の端子を付加するのみで極めて簡単な構成で制御を行うことが可能となるが、この場合は第3の端子は繰り出し状態では浮遊状態であればよく、畳み込み時に第1および第2の端子を接続するものであればよい。
この構成により、高精度の位置決めを必要とすることなく形成可能で、容易に光量分布を制御することができる。
この構成により、第3の端子を、第1および第2の端子の配置に対応して一定間隔で形成することで、位置決めは必要となる反面、導電性材料の節減が可能となる。
この構成により、極めて簡単な構成で所望の光量分布を得ることができる。
この構成により、前記第1の端子と前記第2の端子は、第3の端子との接触性が確実となり、光量分布の制御を確実にすることが可能となる。
この構成により、共通電極である第1の端子に第3の端子が当接することで第2の端子が第1の端子に短絡し、その領域は非発光領域とすることができるため、極めて構造が容易である。また、有機エレクトロルミネッセンス素子の場合には、1方の電極のみを分割電極にすれば発光機能を有した層も他方の電極も一体的に形成してもよく、構造が極めて簡単となる。
この構成により、特別な接続領域が不要となり、効率よく実装することができる。
この駆動方法によれば、畳み込みと繰り出し動作を繰り返すことで極めて容易に光量分布を調整することが可能となる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の面状発光型照明システムは、図1にその全体斜視図を示すように、可撓性の基板上に形成された面状発光素子100としての有機エレクトロルミネッセンス素子と、面状発光素子100の少なくとも一部を湾曲させ、供給ロール201と巻き取りロール202との間で折り畳み(巻き込み)動作を行い形状を変化させる形状制御部200と、前記形状の変化により、前記基板面上の光量分布を変化させる通電制御部300とを有することを特徴とする。400は電源である。
また、図5(a)および(b)にこの面状発光素子の第1の面および第2の面の説明図を示すように、1画素の発光素子毎に1対の第1の端子および第2の端子が形成されている。
また、この電極の導通状態を検出し、もっとも発光部に近い側で導通している第1および第2の端子301、302の存在する領域より、発光部に遠い側を非発光とすることで、巻き取り部の発光を停止することが可能となる。
導通していない場合は当該電位は直流電圧にプルアップされ、導通した場合は、接地されているので、零となる。
I=hFE*(Vc−VL−0.7)/Ra
前記実施の形態1では第3の端子として一体的に形成されたストライプ状の導体パターンを用いたが、本実施の形態では、図9に有機エレクトロルミネッセンス素子を形成する可撓性の基板101の第2の面を示すように第3の端子303を、所定の間隔でひとつずつ設けるようにしてもよい。
他の構成については、前記実施の形態1と同様に形成した。
また、有機エレクトロルミネッセンス素子と電流制御部、第1乃至第3の端子はこの基板上に形成されるが、集積化するかあるいはチップ部品を搭載する場合にはフレキシブル基板に設けた部品や小型パッケージ部品を用いるのが望ましい。
前記実施の形態1、2では巻取り動作による通電制御を用いたが、本実施の形態では、折り畳み動作により通電制御を行うようにした面状発光型照明システムについて説明する。
この面状発光素子100としての有機エレクトロルミネッセンス素子は、図2に要部拡大斜視図を示したのと同様に、可撓性の基板101としてのポリイミド樹脂基板の第1の面上に、畳み込み方向に沿って配列されるとともに、それぞれ第1および第2の端子が前記畳み込み方向と一致する方向に配列された複数個の有機エレクトロルミネッセンス素子100a、100b・・・で構成され、図10乃至図12に示すように、前記通電制御部300は、前記基板の第2の面上の前記第1および第2の端子形成位置に対応して第3の端子が配設され、隣接画素では第2の面上に第1の端子および第2の端子が配設され、第1の面上に第3の端子が形成されと、畳み込み時に、前記第1および2の端子が前記第3の端子に当接することで、第1および第2の端子が短絡するように構成される。
前記実施の形態では電極を有機エレクトロルミネッセンス素子の情報のみに配置したが電極の厚みおよび部品の厚みによって巻き取りあるいは折り畳んだ際に重なり部の厚みが増え、両側で巻き取り部の径に差異が生じるのを防ぐために、図13に変形例を示すように、両側に交互に通電制御部300を形成し、両側で厚みに差が生じにくいようにバランスをとるようにしてもよい。
また、有機エレクトロルミネッセンス素子と電流制御部、第1乃至第3の端子はこの基板上に形成されるが、集積化するかあるいはチップ部品を搭載する場合には、本実施の形態においても、フレキシブル基板に設けた部品や小型パッケージ部品を用いるのが望ましい。
1) 形状制御部によって、面発光型照明器具の面発光部の形状を変化させる。
2) 巻き取り、繰り出し、折り曲げによって、面発光部を湾曲、または曲折させる。
3) 発光面を凸型に湾曲させることによって、面発光体の発光を中心から広がる方向に配光させる。
4) 発光面を凹型に湾曲させることによって、面発光体の発光を中心に寄せる方向に配光させる。
図14(a)は 本発明の面状発光型照明システムの要部説明用斜視図である。この面状発光型照明システムの面発光部は前記実施の形態1乃至3で説明した面状発光型照明システムと同様、有機エレクトロルミネッセント素子100を配列して構成され、面発光部には(+)(-)の端子を介して電圧が供給され、有機エレクトロルミネッセント層が発光し、この光を第1の面110側に照射するように構成されている。202は巻き取り部であり、この巻取り部で光照射面の面積が調整でき、コンパクトに収納できる。図14(b)は 図14(a)の面状発光型照明システムの断面図である。図14(b)は巻き取り部202で巻き取ることによって面発光部を平坦にしたもの。
図15(a)は、 巻き取り部202の回転で面発光部112が送り出されることによって、照射面に対して凸の形に湾曲している。この構成によれば、面発光部112が湾曲することで、発光面が外を向く形となり、中心部に対して、外方向に配光が広がるものである。
図15(b)は、 巻き取り部202の回転で面発光部112が送り出されることによって、照射面に対して凹の形に湾曲している。この構成によれば、面発光部112が湾曲することで、照射面が内を向く形となり、中心部に対して、内方向に配光が集中し、中央部を周囲よりも明るくすることができる。
図16(b)は、面状発光型照明システムの 面発光部112の任意の位置に支点を設置し、そこから凹型に湾曲をさせるものである。この構造では、支点の外側の面発光部112による配光を変えないので、照射域の周辺部の明るさを下げることなく、中央部を明るくすることができる。なお、この例では左右対称に配置したが、左右に偏った位置で湾曲させるようにしてもよい。
このようにして自在に形状変化を行いながら所望の演出照明を実現することができる。なお図8で説明したようなガイド部材500を用いて形状変化を支えるような構成をとることでより安定でかつ再現性の良好な演出照明を実現することができる。
以上説明したように本実施の形態は上記有機エレクトロルミネッセント素子を用いることにより、減衰も少なく、高効率でかつ高度な演出照明を実現することができる。
200 形状制御部
300 通電制御部
400 電源
500 ガイド部材
Claims (4)
- 可撓性の基板上に形成された面状発光素子と、
前記面状発光素子の少なくとも一部を湾曲または曲折させ、前記面状発光素子の形状を変化させる形状制御部と、
前記形状の変化により、前記基板上の光量分布を変化させる通電制御部と、を有し、
前記面状発光素子は、前記基板の第1の面上に、畳み込み方向に沿って配列されるとともに、それぞれ第1および第2の端子が前記畳み込み方向と一致する方向に配列された複数個の面状発光素子で構成され、
前記通電制御部は、前記基板の第2の面上の前記第1および第2の端子形成位置に対応して配設され、前記第1の端子と同電位となるように接続された第3の端子を具備し、畳み込み時に、前記第2の端子が前記第3の端子に当接することで、前記第1および第2の端子が短絡する面状発光型照明システム。 - 可撓性の基板上に形成された面状発光素子と、
前記面状発光素子の少なくとも一部を湾曲または曲折させ、前記面状発光素子の形状を変化させる形状制御部と、
前記形状の変化により、前記基板上の光量分布を変化させる通電制御部と、を有し、
前記面状発光素子は、前記基板の第1の面上に、畳み込み方向に沿って配列されるとともに、それぞれ第1および第2の端子が前記畳み込み方向と一致する方向に配列された複数個の面状発光素子で構成され、
前記通電制御部は、前記基板の第2の面上の前記第1および第2の端子形成位置に対応して配設され、畳み込み時に、前記第1および第2の端子の両方に当接することで、前記第1および第2の端子が短絡するように構成された面状発光型照明システム。 - 請求項1または2に記載の面状発光型照明システムであって、
前記面状発光素子は、前記基板上に、第1電極と、発光機能層と、第2電極とを順次積層するとともに、前記第1及び第2電極が前記基板の1辺側に導出され、
前記第1電極は共通電極であり、前記第1電極に給電するための第1の端子は、前記基板の前記第2の面に形成されたストライプ状の第3の端子に接続されており、
折り畳み時に、前記第2電極に接続された前記第2の端子と前記第3の端子が当接することで、短絡するように構成された面状発光型照明システム。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の面状発光型照明システムの駆動方法であって、
前記形状制御部を用いて、
面状発光素子の少なくとも一部を巻き取りまたは折り畳む畳み込み動作を含み、
畳み込み動作で折り畳まれた領域は短絡し、非発光領域となり、畳み込まれていない領域のみに電界がかかり、発光領域となるように、通電制御部で所望の光量分布を得るように制御する面状発光型照明システムの駆動方法。
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