JP3137184U - メニュー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客がメニューシートを見開いた際に電源電圧を印加させてEL表示面を自動的に面発光させることで暗い室内でもメニュー内容を容易に視認することができるメニュー装置を提供する。
【解決手段】 各種外部電源20から直流電源として充電受信装置に取込まれた直流電源を蓄電する蓄電装置28と、蓄電装置から出力された直流電源を交流に変換するインバーター30と、該インバーター30から出力された電圧を昇圧する高圧発信回路32と、高圧発信回路32に接続されて2つに折り畳まれたEL表示面を見開いた際センサー36のON信号により上記高圧発振回路32を起動させるスイッチ回路32と、この高圧発振回路32が接続されると共にEL表示面の輝度調整を行う照度制御回路40が接続されたEL駆動回路38とを有し、上記EL駆動回路38にはEL表示面として交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートがFPC44を介して着脱可能に接続されている。
【選択図】 図3

Description

本考案は、高級レストラン等で使用されるメニュー装置に係り、特に薄暗い室内でもメニュー内容を判読できるようにしたメニュー装置に関する。
従来より、レストランや喫茶店などで使用されているメニューシートは、店によって異なるが上記メニューシートの限られた広さの表示部に数多くの料理名や値段などのメニュー内容が小さい文字で表示されている場合がある。
一方、高級レストラン等では、店内の照明が比較的薄暗い照明に設定されていることから、上記のように小文字でメニュー内容が表示された場合では、内容の判読がし難いため、テーブル上のスタンドライトや天井や壁面に設けたスポットライトにメニューシートをかざす煩わしさが生ずる問題を有している。
このような、問題を解決したものとして、電源電圧を印加することで面発光するエレクトロルミネセンス等の面発光体上面に料理名や値段などを印刷した透明なメニューシートを差し込み、上記面発光体を面発光させることでメニューシートを薄暗い場所でも容易に判読することができるようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
実開昭62−158481号公報
ところで、上記特許文献1では、メニューシートを発光させる電源電圧の切替える方法や、発光表示させる表示制御方法がメニューシート使用上の効果を向上するために不可欠となるが、上記特許文献1には面発光体に電源電圧の切替え方法や表示面の表示制御方法が開示されていない。
従って本考案の目的とするところは、顧客がメニューシートを見開いた際に電源電圧を印加させてEL表示面を自動的に面発光させることで暗い室内でもメニュー内容を容易に視認することができるメニュー装置を提供するにある。
上記目的を解決する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応する添付図面中の符号を用いて説明すると、本考案の請求項1に記載のメニュー装置は、通電によってメニュー内容が発光表示されるEL表示面を有するメニュー装置に於いて、各種外部電源20から直流電源として取込む充電受信装置22,24,26と、該充電受信装置に取込まれた直流電源を蓄電する蓄電装置28と、該蓄電装置28から出力された直流電源を交流に変換するインバーター30と、該インバーター30に接続されて上記インバーター30から出力された電圧を昇圧する高圧発振回路32と、該高圧発振回路32に接続されて2つに折り畳まれた上記EL表示面を見開いた際センサSのON信号により上記高圧発振回路32を起動させるスイッチ回路37と、上記高圧発振回路32と共に上記インバーター30に接続されて上記EL表示面を発光制御するマルチシーケンシャル制御回路36が接続された信号制御回路34と、上記高圧発振回路32並びに信号制御回路34に接続されると共に上記EL表示面の輝度調整を行う照度制御回路40が接続されたEL駆動回路38とを有し、上記EL駆動回路38には、上記EL表示面として交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートがFPCを介して着脱可能に接続されていることを特徴とするメニュー装置である。
上記のメニュー装置によれば、各種外部電源20から充電受信装置22,24,26により直流電源として取込まれて蓄電装置28に蓄電され、該蓄電装置28から出力された直流電源をインバーター30により交流に変換して、上記インバーター30から出力された電圧が高圧発振回路32により昇圧される。ここで、2つに折り畳まれたEL表示面を見開いた際、センサSのON信号によりスイッチ回路37が作動して高圧発振回路32が起動してEL駆動回路18が駆動される。上記EL表示面は、予め設定されたマルチシーケンシャル制御回路36の設定内容に基づく信号制御回路34により発光制御され、EL表示面の輝度調整を行う際は、照度制御回路40が制御されて所望の輝度が得られる。
本考案の請求項2に記載のメニュー装置は、通電によってメニュー内容が発光表示されるEL表示面を有するメニュー装置に於いて、各種外部電源20を直流電源として取込む充電受信装置22,24,26と、該充電受信装置に取込まれた直流電源を蓄電する蓄電装置28と、該蓄電装置28から出力された直流電源を交流に変換するインバーター30と、該インバーター30に接続され上記インバーター30から出力された電圧を昇圧する高圧発振回路32と、該高圧発振回路32に接続されて上記EL表示面を見開いた際センサのON信号により上記高圧発振回路32を起動させるスイッチ回路37と、上記高圧発振回路32に接続されると共に上記EL表示面の輝度調整を行う照度制御回路40が接続されたEL駆動回路38とを有し、上記EL駆動回路38には、上記EL表示面として交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートがFPCを介して着脱可能に接続されていることを特徴とするメニュー装置である。
上記のメニュー装置によれば、各種外部電源20から充電受信装置22,24,26により取込まれて蓄電された蓄電装置28から出力された直流電源をインバーター30により交流に変換して、上記インバーター30から出力された電圧が高圧発振回路により昇圧される。ここで、EL表示面を見開いた際、センサSのON信号によりスイッチ回路37が作動して高圧発振回路32が起動しEL駆動回路38が駆動される。EL表示面の輝度調整を行う際は、照度制御回路40が制御されて所望の輝度が得られる。
本考案の請求項3に記載のメニュー装置は、それぞれに上記EL表示面を備えたベースELシートとカバーELシートの端縁部が見開き可能に電気的に接続されており、不使用時には上記ベースELシート4とカバーELシート2が2つに折り畳まれて上記各EL表示面同士が接触してセンサSがOFF状態となり、上記EL表示面を見開いた際は、上記センサSのON信号によりスイッチ回路37を介して高圧発振回路32を起動させて上記各EL表示面を発光表示するようにしたことを特徴とするメニュー装置である。
上記のメニュー装置によれば、メニュー装置が不使用時には、ベースELシート4とカバーELシート2が2つに折り畳まれて各EL表示面同士が接触してセンサSがOFF状態となり、上記EL表示面を見開いた際は、センサSのON信号によりスイッチ回路37を介して高圧発振回路32を起動させて各EL表示面が発光表示されると共に、予め設定されたマルチシーケンシャル制御回路36の設定内容に基づく信号制御回路34により発光制御され、EL表示面の輝度調整を行う際は、照度制御回路40が制御されて所望の輝度が得られる。
本考案の請求項4に記載のメニュー装置は、EL表示面を備えたベースELシート4のEL表示面を載置面上に接触して伏せて置かれた不使用時にはセンサSがOFF状態となり、上記EL表示面を見開いた際は、上記センサSのON信号によりスイッチ回路37を介して高圧発振回路32を起動させて上記EL表示面を発光表示するようにしたことを特徴とするメニュー装置である。
上記のメニュー装置によれば、メニュー装置が不使用時には、載置面上に接触して伏せて置かれた単一のベースELシート4のEL表示面が上記載置面との接触により、センサSがOFF状態となり、上記EL表示面を載置面から見開いた際は、センサSのON信号によりスイッチ回路37を介して高圧発振回路32を起動させて各EL表示面が発光表示されると共に、EL表示面の輝度調整を行う際は、照度制御回路40が制御されて所望の輝度が得られる。
請求項1に記載の考案によれば、各種外部電源を充電受信装置により直流電源として蓄電装置に取込むことにより、蓄電装置から出力された直流電源を交流に変換して高圧発振回路により昇圧させることで、EL表示面を見開いた際にセンサのON信号により高圧発振回路を介してEL駆動回路が駆動されて交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートを発光表示することができる。上記EL表示面は、マルチシーケンシャル制御回路により発光制御されるので、メニュー内容の特徴を目立たせることができ、EL表示面を適切な輝度に調整することができる。
請求項2に記載の考案によれば、各種外部電源を充電受信装置により直流電源として蓄電装置に取込むことにより、蓄電装置から出力された直流電源を交流に変換して高圧発振回路により昇圧させることで、EL表示面を見開いた際にセンサのON信号により高圧発振回路を介してEL駆動回路が駆動されて交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートを発光表示することができる。上記EL表示面を適切な輝度に調整することができる。
請求項3に記載の考案によれば、2つに折り畳まれて各EL表示面同士を見開いた際、センサのON信号によりスイッチ回路が作動し高圧発振回路が起動してEL駆動回路が駆動されてEL表示面が発光表示されるので、顧客が視認し難い暗い室内でもメニュー内容を容易に確認することができる。また、EL表示面は信号制御回路により発光制御されると共に、照度制御回路が制御されて所望の輝度を得ることができる。
請求項4に記載の考案によれば、メニュー装置が不使用時には、載置面上に接触して伏せて置かれた単一のベースELシートのEL表示面を上記載置面から見開いた際、センサのON信号によりEL表示面が発光表示されるので、折り畳まれない形態の一枚シートのメニュー装置でも顧客が視認し難い暗い室内において、メニュー内容を容易に確認することができる。また、EL表示面は照度制御回路が制御されて所望の輝度を得ることができる。
本考案の実施例を以下に説明する。
図1〜図4には、本考案の実施例が示されている。図1は本考案の一実施形態に係るメニュー装置を閉じた状態を示す外観斜視図、図2は本考案の一実施形態に係るメニュー装置を開いた状態を示す外観斜視図、図3はメニュー装置のEL表示面を発光表示するブロック図、図4はメニュー装置のEL表示面を発光表示するフローチャートである。
図1において、符号1は本考案のメニュー装置を示しており、このメニュー装置1は、それぞれにEL表示面を備えたベースELシート4とカバーELシート2から成り、上記ベースELシート4及びカバーELシート2は、詳細は後述するが、シート状のEL(electroluminescence)で構成されており電圧を印加することで面発光するように構成されており、これらベースELシート4とカバーELシート2の外面にはそれぞれシート部材5,6が貼着されこれらの端縁が可撓性の連結シート8で連結され、上記ベースELシート4とカバーELシート2の端縁は、上記連結シート8の内側に設けたFPC(フレキシブルプリント基板)10で電気的に接続されている。
詳しくは、上記ベースELシート4及びカバーELシート2を構成するシート状のELは、その素材と発光原理によりACで駆動される無機ELとDCで駆動される有機ELに分類されており、上記無機ELは、フィルム状のPET素材をベースに発光粒子をスクリーン印刷工法でフィルム面に塗布するため、薄型、軽量・低コストで製作することができる。本実施例では、上記ベースELシート4とカバーELシート2をACで駆動される無機ELに付いて説明する。
印刷されたシート状の無機ELは、液晶等に使用される透明電極をスパッタリングでコーティングしたPETフィルム上に蛍光体層と誘電体層を作り、最後に背面電極を配置した構成となっている。
シート状無機ELに塗布されているEL素子となる蛍光体は、硫化亜鉛に銅を混ぜたものであり、その発光原理は電圧を印加した時の瞬間的な発光であり、従って、蛍光体に交流電圧を印加することで発光が繰り返されて連続的な発光となるもので、当然、電位が高く周波数が高くなるほど明るく光るが、連続的に発光させると上記蛍光体の特性から輝度の減少が起こり、その影響は電圧よりも周波数の影響が大きく、制御方法が難しくなる。
詳しくは、上記無機ELのベースELシート4とカバーELシート2のEL表示面は、無機EL素子をマトリクス状に配列して構成され、ガラス等の基板上に、複数本のストライプ状電極を互いに平行に例えば列方向に配列してデータ電極とし、このデータ電極に直交する行方向に複数本のストライプ状電極を互いに平行に並列して走査電極とする。
データ電極と走査電極の間に発光層を介在させて両電極の交差部において、発光層をデータ電極と両電極で挟んだ構造により無機ELを形成することにより、多数の表示画素が2次元配列されたパッシブマトリクス型の表示パネルが構成される。
ところで、無機EL素子は、容量性の素子であるため、発光層に駆動電圧を印加すると、発光に寄与する電流は、電圧の立ち上がり直後に急峻なピークをもって立ち上がり、コンデンサへの充電電流と同様の挙動をしめす。電流が流れる時間は数μ秒という短い時間であり、電流が流れた後に印加される電圧は発光には寄与しない。すなわち、駆動電圧として直流電圧を印加したのでは連続した発光を得ることができない。
従って、上記無機ELにおいては、例えば走査電極を駆動する走査側駆動回路は、データ電極に対して負極性の電圧を印加する出力素子と正極性の電圧を印加する出力素子を有する構成が用いられることにより、発光層に対して対称性の良い交流パルスが周期的に印加され、信頼性の高い表示が得られる。
ここで、上記PET(Poly Ethylene Terephthalate)素材は、木や紙と同じ炭素・酸素・水素の3元素から出来ているため、素材としてはYシャツやブラウスなどの繊維と同じものである。
図2においてメニュー装置1は、ベースELシート4とカバーELシート2は見開き状態となっており、上記ベースELシート4とカバーELシート2の上面が発光表示されるEL表示面となっており、これらEL表示面の上面には、メニュー内容としての文字、記号W(図中○印)が印刷された透明なメニューシート14a,14bを差し替え可能に収容できる袋体12a,12bが設けられており、対向する内側端縁に開口部が形成されている。
そして、シート部材6には、EL駆動回路18(後述する)が実装されており、上記シート部材6の駆動回路18はFPC(フレキシブルプリント基板)16を介してベースELシート4に電気的に接続されている。
図3に示すブロック図において、符号20は電磁誘導式磁力線発生装置又は太陽光発電装置或いは家庭用100V交流電源を直流に変換するAC/DCアダプターから成る各種外部電源を示しており、上記駆動回路18は、各種外部電源を構成する電磁誘導式磁力線発生装置との電磁誘導結合によりDC電源を発生させる電磁誘導式充電受信装置22、及び太陽電池式充電受信装置24、家庭用電源式充電受信装置26を介して直流電源を蓄電する蓄電装置(容量型)28と、該蓄電装置28から出力された直流電源を交流に変換するDC/ACインバーター30と、該インバーター30に接続されて上記インバーター30から出力された電圧を昇圧する高圧発振回路32と、該高圧発振回路32に接続されて2つに折り畳まれたEL表示面を見開いた際、センサSのON信号により上記高圧発振回路32を起動させるスイッチ回路(ON/OFF回路)37と、上記高圧発振回路32と共に上記インバーター30に接続されて上記EL表示面を発光制御するマルチシーケンシャル制御回路36が接続された信号制御回路34と、上記高圧発振回路32並びに信号制御回路34に接続されると共に輝度調整装置42により上記EL表示面の輝度調整を行う照度制御回路40が接続されたEL駆動回路(ELドライバー)38とを有している。
上記EL表示面は、見開き可能に2つに折り畳まれたベースELシート4とカバーELシート2から成り、これらベースELシート4とカバーELシート2は、交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートで構成されている。
そして、一方のカバーELシート2は、上記EL駆動回路38にFPC(フレキシブルプリント基板)16を介して着脱可能に接続されている。更に、上記ベースELシート4とカバーELシート2もFPC(フレキシブルプリント基板)10で接続されている。
ここで、上記ベースELシート4とカバーELシート2のEL表示面は、点線で示すように4分割並びに9分割された発光制御領域を有しており、上記のように区分されたEL表示面は、上記マルチシーケンシャル制御回路36に予め設定されたプログラムに基づく制御信号により信号制御回路34を介して発光制御される。
詳しくは、マルチシーケンシャル制御回路36は、一般に、N本のデータ列をデータ列内及びデータ時間で入れ替え等のデータ交換を行う際には、時間スイッチ回路が用いられる。この種の時間スイッチ回路では、N本のデータ列を時分割多重して一面のデータメモリと一面のアドレスコントロールメモリによってデータの入れ替えを行う単一時間スイッチ回路と、N×N面のデータメモリとN面のアドレスコントロールメモリを用いてデータの入れ替えを行う並列形スイッチ回路を用いる必要がある。
一方、上記EL駆動回路(ELドライバー)38としては、携帯電話、ページャー、コードレス電話、AV機器等の電子機器に使用されており、これらの電子機器には種々の機能を有する回路が含められているが、中でも使用頻度の高い回路に、当該機器や外部機器の動作日や時刻を制御したり、ユーザーに時刻やカレンダー情報を提供するためのリアルタイムクロック回路(RTC)や情報を表示するための液晶表示装置を駆動制御する液晶ドライバー(LDC)があり、また液晶表示装置の照明用光源となったり、あるいは点灯状態によって機器の機能の動作/非動作などの情報を表示するEL発光素子を駆動制御する上記のELドライバー(ELD)がある。
また、上記ベースELシート4とカバーELシート2の何れかのEL表示面、本実施例ではベースELシート4の表示面内部にセンサSが埋め込まれており、このセンサSは、例えば薄型近接センサやメンブレンスイッチが使用されており、本実施例では、ベースELシート4とカバーELシート2が閉じた状態ではスイッチがOFF状態となり、見開き状態となった場合にON状態となるように回路構成されている。
次に、メニュー装置のEL表示面を発光表示する流れを図4のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップ1(ST1)で各種外部電源20から各種充電受信装置を介して直流電源が取込まれると、これがステップ2(ST2)で蓄電装置28に蓄電され、該蓄電装置28から出力された直流電源はステップ3(ST2)でDC/ACインバーター30により交流に変換される。
そこで、顧客がメニュー装置1を使用する際に、ステップ4(ST4)で2つ折りに折り畳まれたメニュー装置1のカバーELシート2を見開くと、センサSからの検知信号でスイッチ回路(ON/OFF回路)37がステップ5(ST5)によりONに切り替わる。
このスイッチ回路(ON/OFF回路)37のON動作により、ステップ6(ST6)で高圧発振回路32が起動するとステップ11(ST11)でEL駆動回路(ELドライバー)38が駆動されるが、同時にステップ7(ST7)でマルチシーケンシャル制御回路36に予め設定されたプログラムに基づく制御信号によりステップ8(ST8)で上記信号制御回路34が駆動され、見開かれたメニュー装置1のベースELシート4とカバーELシート2のEL表示面がステップ12(ST12)で発光表示される。
ステップ9(ST9)においてEL表示面の輝度調整が行われると、ステップ10(ST10)で照度制御回路40が制御されてベースELシート4とカバーELシート2のEL表示面の明るさは上記ステップ12(ST12)で顧客に合った適正な明るさで発光表示され、EL表示面を発光表示する流れが終了する。
このように、上記のメニュー装置によれば、各種外部電源20を充電受信装置22,24,26により直流電源として蓄電装置28に取込むことにより、上記蓄電装置28から出力された直流電源を交流に変換して高圧発振回路32により昇圧させることで、EL表示面を見開いた際にセンサSのON信号により高圧発振回路32を介してEL駆動回路18が駆動されて交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートを発光表示することができる。上記EL表示面は、マルチシーケンシャル制御回路36により発光制御されるので、メニュー内容の特徴を目立たせることができ、EL表示面を適切な輝度に調整することができる。
また、2つに折り畳まれて各EL表示面同士を見開いた際、センサSのON信号によりスイッチ回路37が作動し高圧発振回路32が起動してEL駆動回路38が駆動されてEL表示面が発光表示されるので、顧客が視認し難い暗い室内でもメニュー内容を容易に確認することができる。また、EL表示面は信号制御回路34により発光制御されると共に、輝度調整装置42の操作により照度制御回路40が制御されて所望の輝度を得ることができる。
次に、メニュー装置の他の実施形態に付き図5を参照して説明する。図5は他の実施形態に係るメニュー装置の外観斜視図である。なお、上記実施形態で説明した構成部分と同一部分は省略して説明する。
図5に示すブロック図において、高圧発振回路32までは同一構成となるため、説明を省略するが、ここでは、分割されたベースELシート4とカバーELシート2のEL表示面を発光制御するマルチシーケンシャル制御回路36及びこのマルチシーケンシャル制御回路36から予め設定されたプログラムに基づく制御信号を送る信号制御回路34が削除されている。
したがって、本実施形態のメニュー装置では、ベースELシート4とカバーELシート2を見開いた際に、それぞれのEL表示面が自動的に発光表示されるようにしたものである。
本実施形態のメニュー装置によれば、各種外部電源を充電受信装置22,24,26により直流電源として蓄電装置28に取込むことにより、蓄電装置28から出力された直流電源を交流に変換して高圧発振回路32により昇圧させることで、EL表示面を見開いた際にセンサSのON信号により高圧発振回路32を介してEL駆動回路18が駆動されて交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートを発光表示することができる。上記EL表示面を適切な輝度に調整することができる。
更に、前述した実施形態のメニュー装置では、2つに折り畳み可能なベースELシート4とカバーELシート2から構成されたメニュー装置として説明したが、例えば片面にEL表示面を設けたベースELシート4のみの単一シートで構成することもできる。
この場合は、上記EL表示面をテーブルなどの載置面上に伏せておくことで、センサSが作動して高圧発振回路32を起動させるスイッチ回路(ON/OFF回路)37がOFF状態となり、見開いた際にスイッチ回路37がONに成りEL表示面が発光表示されるように構成することもできる。
このようにすることで、メニュー装置が不使用時には、載置面上に接触して伏せて置かれた単一のベースELシートのEL表示面を上記載置面から見開いた際、センサSのON信号によりEL表示面が発光表示されるので、折り畳まれない形態の一枚シートから成るメニュー装置でも顧客が視認し難い暗い室内において、メニュー内容を容易に確認することができる。また、EL表示面は照度制御回路40が制御されて所望の輝度を得ることができる。
以上説明したように、上記実施例では、ベースELシート4とカバーELシート2は、交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートとして説明してきたが、直流駆動の無機ELシートを用いることもでき、直流駆動の有機ELシートを用いることも可能である。
本考案の一実施形態に係るメニュー装置を閉じた状態を示す外観斜視図である。 同じく、メニュー装置を開いた状態を示す外観斜視図である。 同じく、メニュー装置のEL表示面を発光表示するブロック図である。 同じく、メニュー装置のEL表示面を発光表示するフローチャートである。 他の実施形態に係るメニュー装置のEL表示面を発光表示するブロック図である。
符号の説明
1 メニュー装置
2 カバーELシート
4 ベースELシート
5,6 シート部材
8 連結シート
10,16 FPC
12a,12b 袋体
14a,14b メニューシート
18 EL駆動回路
20 各種外部電源
22 電磁誘導式充電受信装置
24 太陽電池式充電受信装置
26 家庭用電源式充電受信装置
28 蓄電装置
30 インバーター
32 高圧発振回路
34 信号制御回路
36 マルチシーケンシャル制御回路
37 ON/OFF回路(スイッチ回路)
38 ELドライバー(EL駆動回路)
40 照度制御回路
42 輝度調整装置
S センサ
W 文字、記号

Claims (4)

  1. 通電によってメニュー内容が発光表示されるEL表示面を有するメニュー装置に於いて、
    各種外部電源20から直流電源として取込む充電受信装置22,24,26と、該充電受信装置に取込まれた直流電源を蓄電する蓄電装置28と、該蓄電装置28から出力された直流電源を交流に変換するインバーター30と、該インバーター30に接続されて上記インバーター30から出力された電圧を昇圧する高圧発振回路32と、該高圧発振回路32に接続されて2つに折り畳まれた上記EL表示面を見開いた際センサSのON信号により上記高圧発振回路32を起動させるスイッチ回路37と、上記高圧発振回路32と共に上記インバーター30に接続されて上記EL表示面を発光制御するマルチシーケンシャル制御回路36が接続された信号制御回路34と、上記高圧発振回路32並びに信号制御回路34に接続されると共に上記EL表示面の輝度調整を行う照度制御回路40が接続されたEL駆動回路38とを有し、
    上記EL駆動回路38には、上記EL表示面として交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートがFPCを介して着脱可能に接続されていることを特徴とするメニュー装置。
  2. 通電によってメニュー内容が発光表示されるEL表示面を有するメニュー装置に於いて、
    各種外部電源20を直流電源として取込む充電受信装置22,24,26と、該充電受信装置に取込まれた直流電源を蓄電する蓄電装置28と、該蓄電装置28から出力された直流電源を交流に変換するインバーター30と、該インバーター30に接続され上記インバーター30から出力された電圧を昇圧する高圧発振回路32と、該高圧発振回路32に接続されて上記EL表示面を見開いた際センサのON信号により上記高圧発振回路32を起動させるスイッチ回路37と、上記高圧発振回路32に接続されると共に上記EL表示面の輝度調整を行う照度制御回路40が接続されたEL駆動回路38とを有し、
    上記EL駆動回路38には、上記EL表示面として交流駆動の電界発光型平面印刷式無機ELシートがFPCを介して着脱可能に接続されていることを特徴とするメニュー装置。
  3. それぞれに上記EL表示面を備えたベースELシートとカバーELシートの端縁部が見開き可能に電気的に接続されており、不使用時には上記ベースELシート4とカバーELシート2が2つに折り畳まれて上記各EL表示面同士が接触してセンサSがOFF状態となり、上記EL表示面を見開いた際は、上記センサSのON信号によりスイッチ回路37を介して高圧発振回路32を起動させて上記各EL表示面を発光表示するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のメニュー装置。
  4. EL表示面を備えたベースELシート4のEL表示面を載置面上に接触して伏せて置かれた不使用時にはセンサSがOFF状態となり、上記EL表示面を見開いた際は、上記センサSのON信号によりスイッチ回路37を介して高圧発振回路32を起動させて上記EL表示面を発光表示するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のメニュー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009176633A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 面状発光型照明システムおよびその駆動方法

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