JP5046953B2 - 携帯電話機、該携帯電話機に用いられるコーデック回路及び受話音量自動調整方法 - Google Patents

携帯電話機、該携帯電話機に用いられるコーデック回路及び受話音量自動調整方法 Download PDF

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Description

この発明は、携帯電話機、該携帯電話機に用いられるコーデック回路及び受話音量自動調整方法に係り、たとえば3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格などに準拠した携帯電話機からフレーム単位で送信される信号を受信する場合に用いて好適な携帯電話機、該携帯電話機に用いられるコーデック回路及び受話音量自動調整方法に関する。
携帯電話機で多く使用されている音声圧縮符号化方式の1つであるAMR(Adaptive Multi−Rate)によるコーデックでは、送信側で音声信号が存在しない場合、同音声信号を受信側に送信せずに、同音声信号よりもデータ量の少ない擬似雑音情報を送信することにより、携帯電話機の通話時の消費電力が低減されるようになっている。この場合、受信側では、受信した擬似雑音情報を用いて擬似雑音を生成して受話部(スピーカ)から出力することで、通話の断絶感が緩和されるようになっている。
図7は、この種の携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。
この携帯電話機1は、同図7に示すように、上側ユニット10と下側ユニット20とからなる折り畳み式の筐体を有している。上側ユニット10には、表示部11と、アンテナ12と、受話部(スピーカ)13と、着信/充電ランプ14と、マグネット15とが収容されている。アンテナ12は、図示しない無線基地局との間で電波を送受信する。この電波には、図示しない送信側の携帯電話機から送信された信号が含まれている。この信号は、AMR方式で符号化され、1フレーム中に当該フレームが音声信号か同音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報かを表すフレームタイプ情報が含まれている。表示部11は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、相手先の電話番号情報やアイコン情報など、諸々の情報を表示する。受話部13は、送信相手の音声を発生して利用者に伝達する。着信/充電ランプ14は、電話がかかってきたときには青色で点滅し、充電中には赤色で点灯する。マグネット15は、上側ユニット10と下側ユニット20とが閉状態になったときに同下側ユニット20に対して磁気を放射する。
下側ユニット20には、操作部21と、マイクロホン22と、RF回路23と、変復調回路24と、ベースバンド処理回路25と、コーデック回路26と、磁気センサ27と、記憶部28と、制御部30とが収容されている。操作部21は、送信ボタン、英字/カナ/漢字/数字の変換ボタン、電源のオン/オフボタン、カーソル操作を行うための十文字ボタン、及び終了ボタンなどから構成されている。マイクロホン22は、利用者の音声を受けて送話を行う。RF回路23は、図示しない受信回路、送信回路及び周波数シンセサイザを有している。
変復調回路24は、受信電波の復調、及び送信電波の変調を行う。ベースバンド処理回路25は、変復調回路24から出力される復調信号より元のベースバンド信号を取り出してコーデック回路26へ供給すると共に、同復調信号よりキャラクタデータを取り出して制御部30へ供給する。コーデック回路26は、ベースバンド処理回路25から出力されるベースバンド信号をデジタル/アナログ変換(以下、「D/A変換」という)して受話部14へ供給すると共に、制御部30の出力信号をD/A変換する。磁気センサ27は、たとえばホール素子などで構成され、上側ユニット10と下側ユニット20とが開状態になり、マグネット15の磁気が放射されなくなったとき、磁気検出信号Mを発生する。記憶部28は、制御部30を動作させるための制御プログラムや、表示部11に表示するためのデータなどを記憶する。制御部30は、たとえばCPU(中央処理装置)などで構成され、開状態検出部31と、回線制御部32と、表示制御部33とを備え、携帯電話機1全体を制御する。開状態検出部31は、上側ユニット10と下側ユニット20とが開状態になったとき、磁気センサ27の磁気検出信号Mを検出して開状態検出信号Nを発生する。表示制御部33は、たとえばLCDドライバなどで構成され、表示部11を駆動する。
図8は、図7中のコーデック回路26の要部の電気的構成を示すブロック図である。
このコーデック回路26は、擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ26aと、D/A変換部26bとを有している。擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ26aは、ベースバンド処理回路25から出力されるベースバンド信号inに含まれる上記フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、同音声信号を復号化して信号eとして出力する一方、同フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、同擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成して信号eとして出力する。D/A変換部26bは、擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ26aからの信号eをD/A変換して信号fとして受話部13へ送出する。
上記の携帯電話機の他、従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されたものがある。
例えば、文献1に記載された音声符号化通信方式では、送信側が音声休止区間中に送信を停止している間、受信側で発生させた擬似雑音が送信側から送られてくる背景雑音と音質及びレベルが同程度となるため、聴感上の不具合が解消される。
文献1 特開平05−083208号公報(第6頁、図1)
しかしながら、上記従来の携帯電話機では、次のような問題点があった。
すなわち、送信側の携帯電話機により、送信用の音声信号が存在しないと判定された瞬間から同送信側の擬似雑音のレベルが計算されるが、音声信号の存在するフレームが同音声信号が存在しないフレームとして誤判定されることがある。この場合、大きな擬似雑音のレベルが算出されるため、受信側の携帯電話機で生成される擬似雑音信号のレベルが必要以上に大きくなり、聴感上不自然な擬似雑音が発生するという問題点がある。一般に、擬似雑音のレベルは、ユーザに通話の断絶感を感じさせない範囲であれば、小さいほど良い。このため、送信側で算出された擬似雑音のレベルを受信側で忠実に再現する必要はない。
また、上記文献1に記載された音声符号化通信方式では、聴感上の不具合を解消する目的は類似しているが、受信側の擬似雑音を送信側の背景雑音と同程度とするものであり、構成が異なっている。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、ユーザに通話の断絶感を感じさせない範囲の小レベルの擬似雑音を発生する携帯電話機、該携帯電話機に用いられるコーデック回路及び受話音量自動調整方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の携帯電話機は、フレーム毎に当該フレームが音声信号であるか又は該音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報を含む信号を受信する受信部と、該受信部で受信された信号に含まれるフレームタイプ情報が音声信号を表すとき、当該音声信号を復号化する一方、該フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、該擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成するコーデック回路と、該コーデック回路で復号化された音声信号が入力されると、該音声信号に対応した音声を発生する一方、該コーデック回路で生成された擬似雑音信号が入力されると、該擬似雑音信号に対応した擬似雑音を発生する発音部とを有する携帯電話機であって、コーデック回路は、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号を、そのレベルを所定量低下させて、発音部へ送出する一方、フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、復号化された音声信号を、そのレベルを変更することなく、発音部へ送出する受話音量調整手段が設けられており、受話音量調整手段が、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を示すときは、擬似雑音信号のレベルの変化量の基準となる信号レベル変更量を段階的に低下させ、当該信号レベル変更量に基づき、擬似雑音信号のレベルを段階的に低下させるための信号レベル制御信号を生成し、フレームタイプ情報が音声信号を示すときは、信号レベル変更量を段階的に増加させ、音声信号のレベルをそのまま維持させるための信号レベル制御信号を生成する信号レベル変更量計算部を含む。
本発明の第2の携帯電話機は、本発明の第1の携帯電話機に係り、受話音量調整手段が、フレームタイプ情報に基づいて、当該フレームが音声信号か擬似雑音情報かを識別するフレームタイプ識別部と、信号レベル変更量計算部で生成された信号レベル制御信号に基づいて、擬似雑音信号のレベルを制御して又は音声信号のレベルをそのまま維持させて発音部へ送出する信号レベル変更部とを含む。
本発明の第3の携帯電話機は、本発明の第1又は第2の携帯電話機に係り、信号レベル変更量計算部が、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を示すときは、擬似雑音信号のレベルを最大で6[dB]低下させるための信号レベル制御信号を生成する。
本発明の第4の携帯電話機は、本発明の第1から第3の何れかの携帯電話機に係り、信号レベル変更量計算部が、擬似雑音信号のレベルを等差級数的に低下させるための信号レベル制御信号を生成する。
本発明の第5の携帯電話機は、本発明の第1から第3の何れかの携帯電話機に係り、信号レベル変更量計算部は、擬似雑音信号のレベルを等比級数的に低下させるための信号レベル制御信号を生成する。
本発明の第1のコーデック回路は、フレーム毎に当該フレームが音声信号であるか又は該音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報を含む信号を受信する受信部と、発音部とを有する携帯電話機に用いられ、受信された信号に含まれるフレームタイプ情報が音声信号を表すとき、当該音声信号を復号化して発音部へ送出する一方、該フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、該擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成して発音部へ送出するコーデック回路であって、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号を、そのレベルを所定量低下させて、発音部へ送出する一方、フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、復号化された音声信号を、そのレベルを変更することなく、発音部へ送出する受話音量調整手段が設けられており、受話音量調整手段が、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を示すときは、擬似雑音信号のレベルの変化量の基準となる信号レベル変更量を段階的に低下させ、当該信号レベル変更量に基づき、擬似雑音信号のレベルを段階的に低下させるための信号レベル制御信号を生成し、フレームタイプ情報が音声信号を示すときは、信号レベル変更量を段階的に増加させ、音声信号のレベルをそのまま維持させるための信号レベル制御信号を生成する信号レベル変更量計算部を含む。
本発明の第1の受話音量自動調整方法は、フレーム毎に当該フレームが音声信号であるか又は該音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報を含む信号を受信する受信部と、該受信部で受信された信号に含まれるフレームタイプ情報が音声信号を表すとき、当該音声信号を復号化する一方、該フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、該擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成するコーデック回路と、該コーデック回路で復号化された音声信号が入力されると、該音声信号に対応した音声を発生する一方、該コーデック回路で生成された擬似雑音信号が入力されると、該擬似雑音信号に対応した擬似雑音を発生する発音部とを有する携帯電話機に用いられる受話音量自動調整方法であって、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号を、そのレベルを所定量低下させて、発音部へ送出する一方、フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、復号化された音声信号を、そのレベルを変更することなく、発音部へ送出する受話音量調整ステップを有し、受話音量調整ステップが、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を示すときは、擬似雑音信号のレベルの変化量の基準となる信号レベル変更量を段階的に低下させ、当該信号レベル変更量に基づき、擬似雑音信号のレベルを段階的に低下させるための信号レベル制御信号を生成し、フレームタイプ情報が音声信号を示すときは、信号レベル変更量を段階的に増加させ、音声信号のレベルをそのまま維持させるための信号レベル制御信号を生成する信号レベル変更量計算ステップを有する。
この発明の構成によれば、コーデック回路の受話音量調整手段により、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号が、そのレベルが所定量低下されて発音部へ出力される一方、同フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、復号化された同音声信号が、そのレベルが変更されることなく同発音部へ送出されるので、背景の雑音レベルを抑圧できると共に、語頭途切れなどの通話音質の劣化を回避でき、通話音質を向上できる。また、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号が、そのレベルが最大で6[dB]低下して発音部へ送出されるので、通信の断絶感を回避すると共に聴感上自然な擬似雑音を発生させることができる。また、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号が、そのレベルが等差級数的に低下して発音部へ送出されるので、急激な信号レベル変動に伴う受話者の違和感を改善できる。また、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号が、そのレベルが等比級数的に低下して発音部へ送出されるので、急激な信号レベル変動に伴う受話者の違和感を改善できる。
図1は、この発明の一実施例である携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。
図2は、図1中のコーデック回路56の要部の電気的構成を示すブロック図である。
図3は、AMR符号化データの構成を示す図である。
図4は、コーデック回路56の動作を説明するフローチャートである。
図5は、コーデック回路56の動作を説明するフローチャートである。
図6は、コーデック回路56の動作を説明するフローチャートである。
図7は、従来の携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。
図8は、図7中のコーデック回路26の要部の電気的構成を示すブロック図である。
42:アンテナ(受信部の一部)、43:受話部(スピーカ、発音部)
53:RF回路(受信部の一部)、54:変復調回路(受信部の一部)
55:ベースバンド処理回路(受信部の一部)、56:コーデック回路
71:フレームタイプ識別部(受話音量調整手段の一部)
72:擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ(受話音量調整手段の一部)
73:信号レベル変更部(受話音量調整手段の一部)
74:信号レベル変更量計算部(受話音量調整手段の一部)
75:D/A変換部(受話音量調整手段の一部)
a:フレームタイプ情報
フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号が、そのレベルが所定量低下されて受話部へ出力される携帯電話機、該携帯電話機に用いられるコーデック回路及び受話音量自動調整方法を提供する。
図1は、この発明の一実施例である携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。
この例の携帯電話機39は、同図に示すように、上側ユニット40と下側ユニット50とからなる折り畳み式の筐体を有している。上側ユニット40には、表示部41と、アンテナ42と、受話部(スピーカ)43と、着信/充電ランプ44と、マグネット45とが収容されている。アンテナ42は、図示しない無線基地局との間で電波を送受信する。この電波には、図示しない送信側の携帯電話機から送信された信号が含まれている。この信号は、送信側の携帯電話機によりAMR方式で符号化され、1フレーム中に当該フレームが音声信号であるか又は同音声信号が存在しない場合に対応した擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報が含まれている。表示部41は、たとえばLCDなどで構成され、相手先の電話番号情報やアイコン情報など、諸々の情報を表示する。受話部43は、送信相手の音声を発生して利用者に伝達する。着信/充電ランプ44は、電話がかかってきたときには青色で点滅し、充電中には赤色で点灯する。マグネット45は、上側ユニット40と下側ユニット50とが閉状態になったときに同下側ユニット40に対して磁気を放射する。
下側ユニット50には、操作部51と、マイクロホン52と、RF回路53と、変復調回路54と、ベースバンド処理回路55と、コーデック回路56と、磁気センサ57と、記憶部58と、制御部60とが収容されている。操作部51は、送信ボタン、英字/カナ/漢字/数字の変換ボタン、電源のオン/オフボタン、カーソル操作を行うための十文字ボタン、及び終了ボタンなどから構成されている。マイクロホン52は、利用者の音声を受けて送話を行う。RF回路53は、図示しない受信回路、送信回路及び周波数シンセサイザを有している。
変復調回路54は、受信電波の復調、及び送信電波の変調を行う。ベースバンド処理回路55は、変復調回路54から出力される復調信号より元のベースバンド信号を取り出してコーデック回路56へ供給すると共に、同復調信号よりキャラクタデータを取り出して制御部60へ供給する。コーデック回路56は、ベースバンド処理回路55からのベースバンド信号に含まれる上記フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、当該音声信号を復号化する一方、同フレームタイプ情報が上記擬似雑音情報を表すとき、同擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成し、D/A変換して受話部44へ供給すると共に、制御部60の出力信号をD/A変換する。特に、この実施例では、コーデック回路56は、上記フレームタイプ情報が上記擬似雑音情報を表すとき、生成された上記擬似雑音信号を、そのレベルを所定量低下させて受話部43へ出力する一方、同フレームタイプ情報が上記音声信号を表すとき、復号化された同音声信号を、そのレベルを変更することなく同受話部43へ送出する。
磁気センサ57は、たとえばホール素子などで構成され、上側ユニット40と下側ユニット50とが開状態になり、マグネット45の磁気が放射されなくなったとき、磁気検出信号Mを発生する。記憶部58は、制御部60を動作させるための制御プログラムや、表示部11に表示するためのデータなどを記憶する。制御部60は、たとえばCPUなどで構成され、開状態検出部61と、回線制御部62と、表示制御部63とを備え、携帯電話機39全体を制御する。開状態検出部61は、上側ユニット40と下側ユニット50とが開状態になったとき、磁気センサ57の磁気検出信号Mを検出して開状態検出信号Nを発生する。表示制御部63は、たとえばLCDドライバなどで構成され、表示部41を駆動する。
図2は、図1中のコーデック回路56の要部の電気的構成を示すブロック図である。
このコーデック回路56は、同図2に示すように、フレームタイプ識別部71と、擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ72と、信号レベル変更部73と、信号レベル変更量計算部74と、D/A変換部75とから構成されている。フレームタイプ識別部71は、ベースバンド処理回路55から出力されるベースバンド信号inに含まれるフレームタイプ情報に基づいて、当該フレームが音声信号か擬似雑音情報かを識別して識別結果hを生成すると共に、同ベースバンド信号inを、そのままベースバンド信号gとして出力する。擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ72は、フレームタイプ識別部71から出力されるベースバンド信号gに含まれる上記フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、同音声信号を復号化して信号eとして出力する一方、同フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、同擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成して信号eとして出力する。
信号レベル変更量計算部74は、フレームタイプ識別部71による当該フレームの識別結果hが上記擬似雑音情報を示すとき、上記擬似雑音信号のレベルを所定量低下させるための信号レベル制御信号jを生成する一方、同識別結果hが上記音声信号を示すとき、同音声信号のレベルをそのまま維持させるための同信号レベル制御信号jを生成する。特に、この実施例では、信号レベル変更量計算部74は、フレームタイプ識別部71による当該フレームの識別結果hが上記擬似雑音情報を示すとき、上記擬似雑音信号のレベルを最大で6[dB]低下させるための信号レベル制御信号jを生成する。また、信号レベル変更量計算部74は、上記擬似雑音信号のレベルを段階的(たとえば、等差級数的、又は等比級数的)に低下させるための信号レベル制御信号jを生成する。信号レベル変更部73は、信号レベル変更量計算部74で生成された信号レベル制御信号jに基づいて上記擬似雑音信号又は上記音声信号のレベルを制御して信号kとして出力する。D/A変換部75は、信号レベル変更部73からの信号kをD/A変換して信号fとして受話部43へ送出する。
図3は、AMR符号化データの構成を示す図であり、同図(a)は1フレームの構成、及び同図(b)が同図(a)中のフレームタイプ情報の内容を示す図である。
また、図4、図5及び図6が、コーデック回路56の動作を説明するフローチャートである。
これらの図を参照して、この例の携帯電話機に用いられる受話音量自動調整方法の処理内容について説明する。
この携帯電話機では、ベースバンド処理回路55から出力されるベースバンド信号inに含まれるフレームタイプ情報がフレームタイプ識別部71で識別され、同フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ72で生成された擬似雑音信号は、そのレベルが信号レベル変更量計算部74及び信号レベル変更部73で所定量低下されて受話部43へ出力される一方、同フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ72で復号化された同音声信号は、そのレベルが変更されることなく同受話部43へ出力される。
すなわち、図4に示すように、フレームタイプ識別部71により、フレームタイプ情報(FT)が取得される(ステップA1)。フレームタイプ情報(FT)とは、送信側の携帯電話機から送られてくるAMR符号化データに含まれている情報である。AMR符号化データは、図3(a)に示す様に、フレームタイプ情報a、AMR補助情報b、及びAMRコアフレームcで構成されている。このデータ構造は、AMRコーデックフレームフォーマット1と呼称され、国際規格団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)により規格化されている。この3GPPは、第3世代移動体通信の標準のうち、北米方式(CDMA2000)をベースとするMC−CDMA関連の標準化作業を進めるグループである。AMR符号化データは、3GPPにより、送信側から20[ms]単位で送信されるように規格化されている。AMRコアフレームcには、符号化された音声データや擬似雑音情報が含まれている。AMR補助情報bには、他のデータが含まれている。フレームタイプ情報aは、図3(b)に示すように、“0”乃至“15”の各数字に対応したフレームタイプ情報の内容からなっている。これらの対応関係も、3GPPにより規格化されている。
次に、フレームタイプ識別部71により、フレームタイプ情報が“8”以上であるか否かが識別され、識別結果hが信号レベル変更量計算部74へ送出される(ステップA2)。この場合、フレームタイプ情報が“8”以上(すなわち、擬似雑音情報)のとき、信号レベル変更量計算部74から信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出され、信号レベル変更量が−6[dB]に設定される(ステップA3)。また、ステップA2において、フレームタイプ情報が“7”以下(すなわち、音声信号)のとき、信号レベル変更量計算部74から信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出され、信号レベル変更量が0[dB]に設定される(ステップA4)。
次に、擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ72では、フレームタイプ識別部71から出力されるベースバンド信号gに含まれるフレームタイプ情報が音声信号を表すとき、同音声信号が復号化されて信号eとして出力される。また、同フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、同擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号が生成されて信号eとして出力される(ステップA5)。音声信号が復号化された信号eは、信号レベル変更部73により、信号レベル制御信号jに基づいて同音声信号のレベルがそのまま維持されて信号kとして出力される。また、擬似雑音信号からなる信号eは、信号レベル変更部73により、信号レベル制御信号jに基づいて同擬似雑音信号のレベルが6[dB]低下して信号kとして出力される(ステップA6)。信号kは、D/A変換部75によりD/A変換されて信号fとして受話部43へ送出される(ステップA7)。この後、ステップA1に戻り、次の符号化データに対して同様の処理が行われる。
このように、AMR符号化データが復号化される前に、同AMR符号化データに含まれるフレームタイプ情報から同AMR符号化データの内容が擬似雑音情報か音声信号かが判断され、同フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号は、そのレベルが6[dB]低下されて受話部43へ出力される一方、同フレームタイプ情報が音声信号を表すとき、復号化された同音声信号は、そのレベルが変更されることなく同受話部43へ出力されるので、背景の雑音レベルが抑圧されると共に、語頭途切れなどの通話音質の劣化が回避され、通話音質が向上する。
また、信号レベル変更量計算部74が擬似雑音信号のレベルを等差級数的に低下させるための信号レベル制御信号jを生成する場合、図5に示すように、同信号レベル変更量計算部74における信号レベル変更量Gが、G=1.0に設定される(ステップA1)。次に、フレームタイプ識別部71により、フレームタイプ情報(FT)が取得される(ステップA2)。次に、フレームタイプ識別部71により、フレームタイプ情報が“8”以上であるか否かが識別され、識別結果hが信号レベル変更量計算部74へ送出される(ステップA3)。この場合、フレームタイプ情報が“8”以上(すなわち、擬似雑音情報)のとき、信号レベル変更量計算部74から信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出され、信号レベル変更量Gが、G=G−0.1に設定される(ステップA4)。
次に、信号レベル変更量計算部74により、信号レベル変更量Gが0.5未満になっていないか否かが確認される(ステップA5)。信号レベル変更量Gが0.5未満になっている場合、同信号レベル変更量GをG=0.5(=−6[dB])とするように、信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出される(ステップA6)。また、ステップA3において、フレームタイプ情報が“7”以下(すなわち、音声信号)のとき、信号レベル変更量計算部74から信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出され、信号レベル変更量GがG=G+0.1に設定される(ステップA7)。次に、信号レベル変更量計算部74により、信号レベル変更量Gが1.0を超えていないか否かが確認される(ステップA8)。信号レベル変更量Gが1.0を超えている場合、信号レベル変更量GがG=1.0(=0[dB])となるように、信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出される(ステップA9)。
次に、擬似雑音生成器内蔵AMRデコーダ72では、フレームタイプ識別部71から出力されるベースバンド信号gに含まれるフレームタイプ情報が音声信号を表すとき、同音声信号が復号化されて信号eとして出力される。また、同フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、同擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号が生成されて信号eとして出力される(ステップA10)。音声信号が復号化された信号eは、信号レベル変更部73により、信号レベル制御信号jに基づいて同音声信号のレベルがそのまま維持されて信号kとして出力される。また、擬似雑音信号からなる信号eは、信号レベル変更部73により、信号レベル制御信号jに基づいて同擬似雑音信号のレベルが等差級数的に低下して信号kとして出力される(ステップA11)。信号kは、D/A変換部75によりD/A変換されて信号fとして受話部43へ送出される(ステップA12)。この後、ステップA1に戻り、次の符号化データに対して同様の処理が行われる。
このように、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号は、そのレベルが等差級数的に低下して受話部43へ出力されるので、急激な信号レベル変動に伴う受話者の違和感が改善される。
また、信号レベル変更量計算部74が擬似雑音信号のレベルを等差級数的に低下させるための信号レベル制御信号jを生成する場合、図6に示すように、ステップA4において、信号レベル変更量計算部74から信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出され、信号レベル変更量Gが、G=G×0.9に設定される。また、ステップA7において、信号レベル変更量計算部74から信号レベル制御信号jが信号レベル変更部73に送出され、信号レベル変更量GがG=G×0.1に設定される。他は、図5と同様の処理が行われる。このように、フレームタイプ情報が擬似雑音情報を表すとき、生成された擬似雑音信号は、そのレベルが等比級数的に低下して受話部43へ出力されるので、急激な信号レベル変動に伴う受話者の違和感が改善される。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、図4中のステップA3では、信号レベル変更量が−6[dB]となっているが、必ずしも−6[dB]である必要はなく、通信の断絶感をより緩和するために、より少ない変更量にしても良い。ただし、通信の断絶感を回避すると共に聴感上自然な擬似雑音を発生させるために、最大変更量は−6[dB]にすることが望ましい。また、図5中のステップA4では、信号レベル変更量Gの各変動量が0.1となっているが、必ずしも0.1である必要はない。図5中のステップA5では、信号レベル変更量の最大値が0.5となっているが、必ずしも0.5である必要はなく、ステップA6で指定する変更量もステップA5で決めた最大値と一致していれば、任意の数値で良い。図5中のステップA7では、信号レベル変更量の各変動量が0.1となっているが、必ずしも0.1である必要はない。
図6中のステップA4では、信号レベル変更量Gの各変動量が0.9となっているが、必ずしも0.9である必要はない。図6中のステップA5では、信号レベル変更量Gの最大値が0.5となっているが、必ずしも0.5である必要はなく、ステップA6で指定する変更量も、ステップA5で決めた最大値と一致していれば、任意の数値で良い。図6中のステップA7では、信号レベル変更量Gの各変動量が1.1となっているが、必ずしも1.1である必要はない。また、図1の携帯電話機39の構成は、コーデック回路56の機能を有するものであれば、他の構成でも良い。
この発明は、送信側の携帯電話機からフレーム毎に当該フレームが音声信号であるか又は同音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報を含む信号を受信し、同送信側からの音声信号が存在しないときに擬似雑音が発生するコーデックを有する携帯電話機全般に適用することができる。

Claims (7)

  1. フレーム毎に当該フレームが音声信号であるか又は該音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報を含む信号を受信する受信部と、該受信部で受信された前記信号に含まれる前記フレームタイプ情報が前記音声信号を表すとき、当該音声信号を復号化する一方、該フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を表すとき、該擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成するコーデック回路と、該コーデック回路で復号化された前記音声信号が入力されると、該音声信号に対応した音声を発生する一方、該コーデック回路で生成された前記擬似雑音信号が入力されると、該擬似雑音信号に対応した擬似雑音を発生する発音部とを有する携帯電話機であって、
    前記コーデック回路は、
    前記フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を表すとき、生成された前記擬似雑音信号を、そのレベルを所定量低下させて、前記発音部へ送出する一方、前記フレームタイプ情報が前記音声信号を表すとき、復号化された前記音声信号を、そのレベルを変更することなく、前記発音部へ送出する受話音量調整手段が設けられており、
    前記受話音量調整手段が、
    前記フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を示すときは、前記擬似雑音信号のレベルの変化量の基準となる信号レベル変更量を段階的に低下させ、当該信号レベル変更量に基づき、前記擬似雑音信号のレベルを段階的に低下させるための信号レベル制御信号を生成し、前記フレームタイプ情報が前記音声信号を示すときは、前記信号レベル変更量を段階的に増加させ、前記音声信号のレベルをそのまま維持させるための前記信号レベル制御信号を生成する信号レベル変更量計算部を含むことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記受話音量調整手段が、
    前記フレームタイプ情報に基づいて、当該フレームが前記音声信号か前記擬似雑音情報かを識別するフレームタイプ識別部と、
    前記信号レベル変更量計算部で生成された前記信号レベル制御信号に基づいて、前記擬似雑音信号のレベルを制御して又は前記音声信号のレベルをそのまま維持させて前記発音部へ送出する信号レベル変更部とを含むことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記信号レベル変更量計算部が、
    前記フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を示すときは、前記擬似雑音信号のレベルを最大で6[dB]低下させるための前記信号レベル制御信号を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電話機。
  4. 前記信号レベル変更量計算部が、
    前記擬似雑音信号のレベルを等差級数的に低下させるための前記信号レベル制御信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯電話機。
  5. 前記信号レベル変更量計算部が、
    前記擬似雑音信号のレベルを等比級数的に低下させるための前記信号レベル制御信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯電話機。
  6. フレーム毎に当該フレームが音声信号であるか又は該音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報を含む信号を受信する受信部と、発音部とを有する携帯電話機に用いられ、受信された前記信号に含まれる前記フレームタイプ情報が前記音声信号を表すとき、当該音声信号を復号化して前記発音部へ送出する一方、該フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を表すとき、該擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成して前記発音部へ送出するコーデック回路であって、
    前記フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を表すとき、生成された前記擬似雑音信号を、そのレベルを所定量低下させて、前記発音部へ送出する一方、前記フレームタイプ情報が前記音声信号を表すとき、復号化された前記音声信号を、そのレベルを変更することなく、前記発音部へ送出する受話音量調整手段が設けられており、
    前記受話音量調整手段が、
    前記フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を示すときは、前記擬似雑音信号のレベルの変化量の基準となる信号レベル変更量を段階的に低下させ、当該信号レベル変更量に基づき、前記擬似雑音信号のレベルを段階的に低下させるための信号レベル制御信号を生成し、前記フレームタイプ情報が前記音声信号を示すときは、前記信号レベル変更量を段階的に増加させ、前記音声信号のレベルをそのまま維持させるための前記信号レベル制御信号を生成する信号レベル変更量計算部を含むことを特徴とするコーデック回路。
  7. フレーム毎に当該フレームが音声信号であるか又は該音声信号が存在しない場合に対応する擬似雑音情報であるかを表すフレームタイプ情報を含む信号を受信する受信部と、該受信部で受信された前記信号に含まれる前記フレームタイプ情報が前記音声信号を表すとき、当該音声信号を復号化する一方、該フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を表すとき、該擬似雑音情報に対応した擬似雑音信号を生成するコーデック回路と、該コーデック回路で復号化された前記音声信号が入力されると、該音声信号に対応した音声を発生する一方、該コーデック回路で生成された前記擬似雑音信号が入力されると、該擬似雑音信号に対応した擬似雑音を発生する発音部とを有する携帯電話機に用いられる受話音量自動調整方法であって、
    前記フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を表すとき、生成された前記擬似雑音信号を、そのレベルを所定量低下させて、前記発音部へ送出する一方、前記フレームタイプ情報が前記音声信号を表すとき、復号化された前記音声信号を、そのレベルを変更することなく、前記発音部へ送出する受話音量調整ステップを有し、
    前記受話音量調整ステップが、
    前記フレームタイプ情報が前記擬似雑音情報を示すときは、前記擬似雑音信号のレベルの変化量の基準となる信号レベル変更量を段階的に低下させ、当該信号レベル変更量に基づき、前記擬似雑音信号のレベルを段階的に低下させるための信号レベル制御信号を生成し、前記フレームタイプ情報が前記音声信号を示すときは、前記信号レベル変更量を段階的に増加させ、前記音声信号のレベルをそのまま維持させるための前記信号レベル制御信号を生成する信号レベル変更量計算ステップを有することを特徴とする受話音量自動調整方法。
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