JP5046767B2 - 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機 - Google Patents

電動送風機及びそれを備えた電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP5046767B2
JP5046767B2 JP2007187746A JP2007187746A JP5046767B2 JP 5046767 B2 JP5046767 B2 JP 5046767B2 JP 2007187746 A JP2007187746 A JP 2007187746A JP 2007187746 A JP2007187746 A JP 2007187746A JP 5046767 B2 JP5046767 B2 JP 5046767B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral side
front plate
fan casing
fan
centrifugal fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007187746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009024572A (ja
Inventor
嘉之 西岡
文夫 常楽
誠二 坂上
和之 杉村
房徳 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2007187746A priority Critical patent/JP5046767B2/ja
Publication of JP2009024572A publication Critical patent/JP2009024572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5046767B2 publication Critical patent/JP5046767B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

本発明は電動送風機及びそれを用いた電気掃除機に関するものである。
従来の電動送風機として、例えば特許文献1(特開2006−336598号公報)に記載の技術が提案されている。この特許文献1には、モータフレーム3にファンケース1を圧入して外郭を構成し、ファンケース1の内部にモータ軸6に取り付けられたインペラ4(羽根車)と、エアガイド5を設けた電動送風機が開示されている。ファンケース1の吸込口28の外周部には環状の突出部25が設けられ、この突出部25の裏側空間にシール材27を配置し、インペラ吸込口を有する前面シュラウドの先端部がシール材に押圧するよう組み立てられる。そして、インペラを回転させると、前面シュラウド22の先端部24がシール材27を削りながら回転し、前面シュラウド22の先端部24とシール材27との気密性を向上させるようにしている。
また、ファンと接触するシールを設けた場合、ファンとシールとの間に摩擦が生じるので、この摩擦による損失を低減させるために、特許文献2のような技術が提案されている。この特許文献2には、ファン12を構成する前面プレート12aの空気取入口12′の内側に、ケーシング14の空気流入口14′の先端を位置させ、その両口部12′,14′の対向部分に微小隙間Gを設け、前面プレート12aの空気取入口12′とケーシング14の空気流入口14′との重なり部分を気密シールとした技術が開示されている。この特許文献2では、前面プレート12aの空気取入口12′とケーシング14の空気流入口14′との重なり部分を気密シールすることにより、ファンと接触するシール部材を不要としている。
特開2006−336598号公報 特開2000−154797号公報
しかしながら、特許文献1及び2には以下のような課題があった。特許文献1に記載の技術においては、ファンケース吸込口外周部の環状突出部25の裏側空間に配置したシール材27と、インペラ吸込口を有する前面シュラウド先端部とを接触させるようにしているので、前面シュラウドの内径もシール材に位置させるように外周側に向かって大きく構成されていた。このため、ファンケース吸込口の内径と前面シュラウドの内径との大きな内径差により空気流路を形成するファンケース1の吸込口内側と前面シュラウドの内側との間に大きな段差が生じ、この段差部分で気流の乱れが生じ、電動送風機の性能が低下する問題があった。
また、特許文献2に記載の技術においては、前面プレート12aの内側とケーシング14の空気流入口14′内側との間の段差を少なくするようにしているので、気流の乱れを防止することができるものの、前面プレート12aの空気取入口12′とケーシング14の空気流入口14′との重なり部分の微小隙間Gを気密シールとしているので、シール性能が不十分であった。特に、電動送風機に強い吸込み圧力が生じた場合には、微小隙間Gからの気流の漏れが顕著となり、電動送風機の性能が低下するといった欠点があった。
本発明の目的は上記課題を解決し、遠心ファンとファンケーシングとの間の気密性を確保しつつ、遠心ファンとケーシングとの空気流路における気流の乱れを抑制した電動送風機及びこの電動送風機を搭載した電気掃除機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、回転子及び固定子を有する電動機と、該電動機を収納するハウジングと、前記回転子に設けられた回転軸と、該回転軸に取り付けられた遠心ファンと、前記遠心ファンから吐出された風を前記ハウジング内の風路に導くディフューザと、前記遠心ファン及び前記ディフューザを外方から覆うように設けられ吸込口を有するファンケーシングとを有し、
前記遠心ファンは、
吸込口を有する前面プレートと、前記回転軸が挿入される穴を有する後面プレートと、前記前面プレートと前記後面プレートとの間に配置されたブレードとを備え、
前記ファンケーシングの裏面には、前記吸込口より外周側にシール部材を配置し、
前記前面プレートは内周側から外周側に向かって段部を形成し、該段部から延びた前記前面プレートの先端部を前記シール部材と摺動可能に接触させ、前記ファンケーシングの先端部の内周側と前記段部とを対向するよう配置したことにある。

本発明によれば、前面プレートに内周側から外周側に向かって段部を形成し、この段部から延びた前面プレートの先端部をシール部材と摺動可能に接触させたので、遠心ファンとファンケーシングとの間の気密性を確保しつつ、遠心ファンとケーシングとの空気流路における気流の乱れを抑制した電動送風機及びこの電動送風機を搭載した電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の一実施例について、添付の図面を用いて説明する。
図5に本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観図を示す。201は塵埃を集塵する集塵部及び集塵するのに必要な吸込気流を発生させる電動送風機100(図4)を収納する掃除機本体、202は一端がホース継手203を介して掃除機本体201に接続されるホース、204は一端がホース202の他端に接続される手元操作部、205は手元操作部204に設けられた電動送風機の入切を行うスイッチ部、206は一端が手元操作部204の他端に接続される延長管、207は延長管206の他端に接続される吸口体である。
以上の構成において、手元操作部204のスイッチ部205を操作すると、掃除機本体201に収納された電動送風機が運転し、吸込気流を発生させる。そして、吸口体207から塵埃を吸込み、延長管206,手元操作部204,ホース202を通して掃除機本体201の集塵部に集塵する。
次に、図4を用いて掃除機本体501に収納された電動送風機100の構成を説明する。図4は本発明の一実施例に係る電動送風機100の断面図である。
101は一端側が開口し他端側が閉塞された筒状のハウジングであり、102はハウジング101の開口部側に配置されたファンケーシングであり、ハウジング101とファンケーシング102とで電動送風機100の外郭を構成している。ハウジング101の開口部側には外周側に向かって形成された外周突出部101aが形成されている。ファンケーシング102は突出部101aの外周端部に嵌合され固定される。103はハウジング101の内部に固定された固定子であり、104は固定子の内側で回転する回転子であり、固定子103と回転子104とで電動機105を構成している。106は回転子104に設けられた回転軸であり、回転軸の両端を軸受107(107a,107b)によって回転可能に軸支されている。軸受107のうち、一方の軸受107aは閉塞されたハウジング101の底部に形成された軸受固定部101bにその外周が固定され、他方の軸受107bは開口部側に配置されたエンドブラケット108に形成された軸受固定部108aにその外周が固定されている。エンドブラケット108は、ハウジング101の外周突出部101aに螺子109により固定されている。
110は回転軸106にナット111等で固定された遠心ファンであり、回転子104と共に回転し、吸込気流を発生させる。遠心ファン110は吸込開口114を有する前面プレート110aと、回転軸106が貫通する孔を有する後面プレート110bと、前面プレート110aと後面プレート110bとの間に挟まれるようにして設けられたブレード110cとより構成されている。
112は遠心ファン110から吐出された風をハウジング101内の風路に導くディフューザである。ディフューザ112は、仕切板112aと、この仕切板112aの遠心ファン110側(図4の上方側)に配置されたディフューザベーン112bと、仕切板112aの電動機105側(図4の下方側)に配置されたリターンガイドベーン112cより構成されている。遠心ファン110及びディフューザ112はファンケーシングにより外方を覆われている。
113はファンケーシング102に形成された吸込口であり、遠心ファン110の吸込開口114と連通している。ファンケーシング102の吸込口113の外周部には、環状の突部102aが形成されており、この環状の突部102aの裏面(ファンケーシング102の裏面)には、ファンケーシング102の吸込口113より外周側にシール部材115が配置されている。このシール部材115は、遠心ファン110の前面プレート110aの先端部が摺動可能に接触し、ファンケーシング102と遠心ファン110との間の気密の漏れを防止している。また、本実施例ではシール部材115の材質として、摩擦係数が小さく、耐熱性及び弾性に富んだ延伸多孔質のポリテトラフロロエチレン樹脂(PTFE)が用いられている。116はシール部材を押えるシール固定部材であり、ファンケーシング102の裏面に取り付けられている。
117は回転軸106に固定され回転子104と電気的に接続された整流子である。118は整流子117と摺接するブラシであり、119はブラシ118と電気的に接続されたリード線であり、120はブラシ118を整流子117に押圧する付勢力を発生させるバネである。121はブラシ118,リード線119,バネ120を収納し、ハウジング101に螺子122によって取り付けられたブラシホルダである。
以上の構成において、電動機105の回転子104が回転すると、遠心ファン110が回転し、吸込気流が発生する。吸込口113から流入した風は、吸込開口114から遠心ファン110に流入する。遠心ファン110から吐出された風は、ディフューザ112のディフューザベーン112bを通り、ディフューザベーン112bから吐出された風はディフューザ112とファンケーシング102の内面とで形成された空間で流れが反転し、リターンガイドベーン112cへと流入する。リターンガイドベーン112cから吐出された風はハウジング101内の風路を流れ、ハウジング101の外周部に形成された開口(図示せず)から電動送風機100外へ吐出される。
また、シール部材115と遠心ファン110とは、ファンケーシング102をハウジング101に嵌合させる際、シール部材115に前面プレート110aの先端部が押圧される。そして、遠心ファン110が回転すると、前面プレート110aの先端部がシール部材115を削り取り、シール部材115と前面プレート110aとが摺接状態となり、遠心ファン110とファンケーシング102との間のシール性を確保しつつ、遠心ファン110が回転する。
次に本実施例における課題について、図6及び図7を用いて説明する。図6及び図7は本実施例の電動送風機100における課題を説明する図である。
空気流路を形成するファンケーシング102の吸込口113の先端部102bと遠心ファン110の前面プレート110aとの内側には図6に示すように段差が生じる。特にファンケーシング102の裏面に配置したシール部材115に、前面プレート110aの先端部601を接触させるように構成した電動送風機においては、前面プレート110aがファンケーシング102の先端部102bよりも外周側に位置するので、ファンケーシング102の先端部102bと前面プレート110aの先端部601との間に距離L分の段差が生じる。このため、ファンケーシング102の先端部102bから吐出された風は遠心ファン110に流入する際、この段差において気流に乱れ602が生じ、電動送風機の効率低下の一因となっていた。また、この段差を小さくするために、図7のように前面プレート110aの先端部601とファンケーシング102の先端部102bとを対向するよう構成も考えられるが、図7のように構成した場合、前面プレート110aの先端部601はシール部材115と接触しないので、前面プレート110aの先端部601とファンケーシング102の先端部102bとの間に生じる隙間から気流の漏れが発生し、電動送風機の効率が低下するといった欠点がある。これらを抑制する手段について、図1を用いて説明する。
図1は図4のA部拡大図である。図1において、ファンケーシング102の吸込口113の外周部には、環状の突部102aが形成されている。この突部102aは吸込口113の開口側(図1の上方)に向かって突出しており、その形状が円弧状となっている。ファンケーシング102の吸込口113側は先端部102bまで延びている。また、環状の突部102aの裏面(ファンケーシング102の裏面)には、シール部材115が配置されている。このシール部材115はファンケーシング102の吸込口113より外周側に位置しており、ファンケーシング102の先端部102bより下方に突出しないようにしている。
ファンケーシング102の吸込口113に向かって延びた遠心ファン110を構成する前面プレート110aの先端部付近には、前面プレート110aの内周側(空気通路側)から外周側に向かって凹んだ段部150が形成されている。さらに段部150の奥側(前面プレート110aの外周側)には、この段部150からファンケーシング102の環状の突部102aに向かって延びた延設部151が形成され、延設部151から延びた前面プレート110aの先端部151aはシール部材115に接触している。シール部材115と前面プレート110aの先端部151aとは、ファンケーシング102をハウジング101に嵌合させて組み立てた際、シール部材115に前面プレート110aの先端部151aは押圧状態となっている。そして、押圧状態において遠心ファン110を回転させると、前面プレート110aの先端部151aがシール部材115を削り取り、シール部材115と前面プレート110aとが摺動可能に接触された状態(摺接状態)となり、遠心ファン110とファンケーシング102との間のシール性を確保しつつ、遠心ファン110が回転可能となる。
また、段部150は、前面プレート110aがファンケーシング102の先端部102bと干渉しないような働きをしている。このため、前面プレート110aの空気通路を形成する部分の内径を小さくすることができるので、ファンケーシング102の先端部102bの内周側と前面プレート110aの段部150の角部150aとの距離Lを小さくできる。この距離Lが小さい程、ファンケーシング102から遠心ファン110へ風が流入する時の気流の乱れを小さくでき、電動送風機の性能を向上することができる。本実施例では距離Lをファンケーシング102の先端部102bの板厚より小さくしている。距離Lを小さくするためにはファンケーシング102の先端部102bと前面プレート110aの段部150とを対向するように配置することが好ましい。また、シール部材115と摺接状態となっている前面プレート110aの先端部151aにおける内径Daと、前面プレート110aの段部150の角部150aにおける内径Dbとの寸法関係はDa>Dbとなっている。
本実施例では、空気通路を形成する前面プレート110aの内周側を、空気通路を形成するファンケーシング102の先端部102の内周側に近づけることができるので、ファンケーシング102から遠心ファン110へ風が流入する時の気流の乱れを小さくでき、電動送風機の性能を向上することができる。
加えて、本実施例では前面プレート110aの先端部151aをシール部材115に接触させて遠心ファン110を摺接可能としている。このため、ファンケーシング102と遠心ファン110とに生じる隙間からの気流の漏れも抑制することができる。
以上説明したように本実施例によれば、前面プレートに内周側から外周側に向かって段部を形成し、この段部から延びた前面プレートの先端部をシール部材と摺動可能に接触させたので、遠心ファンとファンケーシングとの間の気密性を確保しつつ、遠心ファンとケーシングとの空気流路における気流の乱れを抑制した電動送風機及びこの電動送風機を搭載した電気掃除機を提供することができる。
次に図2を用いて本発明に係る第二の実施例を説明する。図2は本発明の第二の実施例に係る図4のA部拡大図である。先の実施例1と異なるところは、ファンケーシング102の裏面とシール部材115との間にシール保持部材161を配置したことにある。その他は先の実施例1も同様であるので、詳細については省略する。
ファンケーシング102の環状の突部102aには樹脂で形成されたシール保持部材161が配置されている。このシール保持部材161の遠心ファン110側(図2の下側)の一部は凹んでおり、この凹部にシール部材115が配置されている。シール部材115の外周側はシール固定部材116で固定されている。さらにシール保持部材161の吸込口113側には遠心ファン110側(図2の下側)に向かって延びた延設部162が形成されている。延設部162はファンケーシング102の先端部102bと接すると共に、段部150に向かって延びるように配置され、延設部162の先端部162aが段部150の角部150aと対向するように配置されている。吸込口113から流入した風はファンケーシング102の先端部から延設部162を通り、遠心ファン110の前面プレート110aと流れるが、ファンケーシング102の先端部と延設部162との間、及び延設部162と前面プレート110aとの間には大きな段差が形成されることがなく、吸込口113から流入した風は滑らかに流れる。
本実施例では、前面プレート110aの内周側から外周側に向かって段部150を形成し、シール保持部材161に、このシール保持部材161から段部150に向かって延びるように延設部162を設けたので、ファンケーシング102から遠心ファン110へ風が流入する時の気流の乱れを小さくでき、電動送風機の性能を向上することができる。しかもこのシール保持部材161はファンケーシング102とは別の部材で形成しているので、ファンケーシング102の先端部102bを必要以上に延ばすことがなく、ファンケーシング102の成形が容易となる。
加えて、本実施例では前面プレート110aの先端部151aをシール部材115に接触させて遠心ファン110を摺接可能としている。このため、ファンケーシング102と遠心ファン110とに生じる隙間からの気流の漏れも抑制することができる。
次に図3を用いて本発明に係る第三の実施例を説明する。図3は本発明の第三の実施例に係る図4のA部拡大図である。先の実施例1と異なるところは、前面プレート110aの先端部分を、内周側から外周側に向かって屈曲させて段部150を形成ことにある。その他は先の実施例1を同様であるので、詳細については省略する。
図3において、前面プレート110aの先端部分に絞り加工等の機械加工を施し、前面プレート110aの先端部分を、内周側から外周側に向かって屈曲させ、屈曲部分に段部150を形成している。段部150から延びた延設部151の先端部151aをシール部材115に摺動可能に接触させている。
本実施例では距離Lをファンケーシング102の先端部102bの板厚より小さくしている。距離Lを小さくするためにはファンケーシング102の先端部102bと前面プレート110aの段部150とを対向するように配置することが好ましい。また、シール部材115と摺接状態となっている前面プレート110aの先端部151aにおける内径Daと、前面プレート110aの段部150の角部150aにおける内径Dbとの寸法関係はDa>Dbとなっている。
本実施例では、前面プレート110aの先端部分を、内周側から外周側に向かって屈曲させているので、空気通路を形成する前面プレート110aの内周側を、空気通路を形成するファンケーシング102の先端部102bの内周側に近づけることができ、ファンケーシング102から遠心ファン110へ風が流入する時の気流の乱れを小さくでき、電動送風機の性能を向上することができる。
加えて、本実施例では前面プレート110aの先端部151aをシール部材115に接触させて遠心ファン110を摺接可能としている。このため、ファンケーシング102と遠心ファン110とに生じる隙間からの気流の漏れも抑制することができる。
本発明の一実施例に係る図4のA部拡大図である。 本発明の第二の実施例に係る図4のA部拡大図である。 本発明の他の実施例に係る図4のA部拡大図である。 本発明の一実施例に係る電動送風機100の断面図である。 本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観図を示す。 本実施例の電動送風機100におけるファンケーシング102と遠心ファン110との間に生じる気流の乱れを説明する図である。
符号の説明
100 電動送風機
101 ハウジング
102 ファンケーシング
102a 突部
110 遠心ファン
110a 前面プレート
110b 後面プレート
110c ブレード
112 ディフューザ
113 吸込口
114 吸込開口
115 シール部材

Claims (6)

  1. 回転子及び固定子を有する電動機と、該電動機を収納するハウジングと、前記回転子に設けられた回転軸と、該回転軸に取り付けられた遠心ファンと、前記遠心ファンから吐出された風を前記ハウジング内の風路に導くディフューザと、前記遠心ファン及び前記ディフューザを外方から覆うように設けられ吸込口を有するファンケーシングとを有し、
    前記遠心ファンは、
    吸込口を有する前面プレートと、前記回転軸が挿入される穴を有する後面プレートと、
    前記前面プレートと前記後面プレートとの間に配置されたブレードとを備え、
    前記ファンケーシングの裏面には、前記吸込口より外周側にシール部材を配置し、
    前記前面プレートは内周側から外周側に向かって段部を形成し、該段部から延びた前記前面プレートの先端部を前記シール部材と摺動可能に接触させ
    前記ファンケーシングの先端部の内周側と前記段部とを対向するよう配置したことを特徴とする電動送風機。
  2. 請求項1において、
    前記段部は、前記前面プレートの内周側を切削することにより形成したことを特徴とする電動送風機。
  3. 請求項1において、
    前記段部は、前記前面プレートを内周側から外周側に向かって屈曲させることにより形成したことを特徴とする電動送風機。
  4. 請求項1において、
    前記ファンケーシングの先端部の内周側と前記段部との距離を、前記ファンケーシングの先端部の板厚より小さくすることを特徴とする電動送風機。
  5. 集塵部及び電動送風機を収納する掃除機本体と、一端が該掃除機本体に接続されるホースと、一端が該ホースの他端に接続される手元操作部と、一端が該手元操作部の他端に接続される延長管と、該延長管の他端に接続される吸口体とを備えた電気掃除機において、
    前記電動送風機は、
    回転子及び固定子を有する電動機と、該電動機を収納するハウジングと、前記回転子に設けられた回転軸と、該回転軸に取り付けられた遠心ファンと、前記遠心ファンから吐出された風を前記ハウジング内の風路に導くディフューザと、前記遠心ファン及び前記ディフューザを外方から覆うように設けられ吸込口を有するファンケーシングとを有し、
    前記遠心ファンは、
    吸込口を有する前面プレートと、前記回転軸が挿入される穴を有する後面プレートと、
    前記前面プレートと前記後面プレートとの間に配置されたブレードとを備え、
    前記ファンケーシングの裏面には、前記吸込口より外周側にシール部材を配置し、
    前記前面プレートは内周側から外周側に向かって段部を形成し、該段部から延びた前記前面プレートの先端部を前記シール部材と摺動可能に接触させ、
    前記ファンケーシングの先端部の内周側と前記段部とを対向するよう配置したことを特徴とする電気掃除機
  6. 請求項5において、
    前記ファンケーシングの先端部の内周側と前記段部との距離を、前記ファンケーシングの先端部の板厚より小さくすることを特徴とする電気掃除機。
JP2007187746A 2007-07-19 2007-07-19 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機 Active JP5046767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187746A JP5046767B2 (ja) 2007-07-19 2007-07-19 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187746A JP5046767B2 (ja) 2007-07-19 2007-07-19 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009024572A JP2009024572A (ja) 2009-02-05
JP5046767B2 true JP5046767B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=40396610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007187746A Active JP5046767B2 (ja) 2007-07-19 2007-07-19 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5046767B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5520550B2 (ja) * 2009-09-09 2014-06-11 日立アプライアンス株式会社 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機
JP7291598B2 (ja) * 2019-10-15 2023-06-15 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電動送風機およびそれを搭載した電気掃除機
CN113775560B (zh) * 2021-09-15 2023-12-19 浙江理工大学 一种火箭发动机涡轮泵的密封结构

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE502552C2 (sv) * 1994-03-16 1995-11-13 Flygt Ab Itt Tätningsanordning
JP3817796B2 (ja) * 1996-11-07 2006-09-06 松下電器産業株式会社 電動送風機
JP2001065494A (ja) * 1999-08-30 2001-03-16 Hitachi Ltd 電動送風機および遠心ファンの組み立て方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009024572A (ja) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010014670A (ko) 전동송풍기 및 그것을 사용한 전기청소기
JP4512619B2 (ja) 電動送風機及びこれを備えた電気掃除機
TWI401366B (zh) Electric blower and electric vacuum cleaner with the electric blower
JP5046767B2 (ja) 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機
KR20080108021A (ko) 전동 송풍기 및 이것을 이용한 전기 청소기
JP6375516B2 (ja) 電動送風機とそれを用いた電気掃除機
JP2016053315A (ja) 遠心ファンおよびそれを用いた電動送風機ならびに電気掃除機
JP4703272B2 (ja) 電動送風機及び電気掃除機
JP4867677B2 (ja) 電動送風機とそれを用いた電気掃除機
JP4942795B2 (ja) 電気掃除機
JP5520550B2 (ja) 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機
JP4431602B2 (ja) 電動送風機及びそれを搭載した電気掃除機
JP2009041391A (ja) 電動送風機及びこれを用いた電気掃除機
JP4454815B2 (ja) 電動送風機及び電気掃除機
JP2007211708A (ja) 電動送風機およびこれを用いた電気掃除機
JP3768019B2 (ja) 電動送風機
JP4984765B2 (ja) 電動送風機
JP2005220853A (ja) 電動送風機
JP2010144521A (ja) 電動送風機及び電気掃除機
JP6267072B2 (ja) 電動送風機および電気掃除機
JP2009044816A (ja) 電動送風機およびこれを用いた電気掃除機
JP2013142381A (ja) 電動送風機
JP2013199871A (ja) 電動送風機
KR100474341B1 (ko) 진공청소기용 모터의 배기 유로 구조
JP2009236046A (ja) 電動送風機及び電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120717

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5046767

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350