JP5045057B2 - プラズマ処理方法 - Google Patents

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本発明は、例えばCCD固体撮像素子や液晶表示素子等のオンチップレンズ等として用いられるマイクロレンズを形成する技術に関する。
CCD固体撮像素子やMOS型固体撮像素子においては、画素への入射光量を多くして感度を向上させるため、マイクロレンズを形成して感光部への集光度を高めるようにしており、各画素に対応するマイクロレンズは例えばマトリックス状に配列される。そして、CCDやCMOSセンサーの感度を高めるためには、マイクロレンズの面積を大きくして集光点における光量を多くすることが要請される。従って、互いに隣接するマイクロレンズ同士の間隔を狭くすることが必要であり、具体的には図10(a)に示すように、縦あるいは横に並ぶマイクロレンズ100同士の離間距離D1と互いに対角位置にあるマイクロレンズ100の離間距離D2とを狭くする又は無くすことが必要である。
一方、このようなマイクロレンズ100を形成するためには、例えば図10(b)に示すように、感光部や導電膜の形成された下層部分101上に例えば有機材よりなるレンズ材料層102を介してマスク層103の積層されたウェハWが用いられる。そしてマスク層103を同図に示したようにレンズ形状に形成して、マスク層103とレンズ材料層102とをC−H−F系ガスやO2ガスなどの処理ガスのプラズマによってエッチングすることにより、マスク層103のレンズ形状をレンズ材料層102に転写してマイクロレンズ100を形成する。
このマスク層103をレンズ形状に形成する際、有機膜であるマスク層103は露光工程の後の熱処理によって軟化を起こすが、この軟化によってレンズ同士が接触した場合、その表面張力によりレンズ形状が崩れてしまう。そのためレンズ同士が接触しないように、レンズ同士はD1として例えば0.5〜0.2μm程度の間隔で配置されており、そのため互いに対角位置にあるレンズ同士はD2として例えば1μm程度の間隔となっている。よって、レンズ材料層102に転写されたマイクロレンズ100同士にもこのD1及びD2に対応した間隔が形成されている。
このようなマイクロレンズ100同士の間の距離を狭める方法として、特許文献1及び特許文献2の技術が報告されている。これらの技術は、マスク層103に形成されたレンズの側壁部に堆積物を堆積させてレンズ同士の距離を狭めると共に、マスク層103及びレンズ材料層102をエッチングしてマイクロレンズ100同士の間隔を狭めることを特徴としている。しかしながら本発明者の検証に依れば、D1についてはこれらの技術によってもゼロにすることができるが、D2についてはその狭まる速度(D2の減少速度)の遅いことが分かった。そのため生産ラインのスループットを考慮した処理時間内ではD1をゼロにすることはできるもののD2が大きく残ってしまい、固体撮像素子の感度の向上を阻む要因の一つとなっていた。
特開2005−101232((0010)、(0015)) 特開平10−148704((0049)、(0059))
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、有機材よりなるレンズ材料層に対してレジストマスクを介してエッチングを行いマイクロレンズを形成するにあたり、下部電極に供給する高周波を基板の表面積で除した電力の大きさが1200W/31415.9mm〜2000W/31415.9mmとなるように基板に供給してマイクロレンズの側壁部に堆積物を堆積させると共にエッチングを行い、マイクロレンズ同士の間隔を狭めて表面積の大きなマイクロレンズを生産性高く形成するCCD固体撮像素子の製造方法を提供することにある
本発明のプラズマ処理方法は、
互いに対向する上部電極及び下部電極と、下部電極に接続され、高周波を処理室内に供給して処理ガスをプラズマ化するための高周波電源と、処理室内に磁場を形成するための磁場形成手段と、を備えたプラズマ処理装置を用いて基板を処理する方法において、
炭素を含む有機材からなる転写層膜の上に、炭素を含む有機材からなると共にレンズ形状に形成されたレジストマスクが積層された基板を下部電極上に載置する工程と、
炭素及びフッ素を含むと共に、堆積物を堆積させるラジカルと、前記転写層膜のエッチングを行うラジカルと、を高周波によって生成する処理ガスを処理室内に供給する工程と、
前記上部電極及び下部電極を結ぶ直線に直交して一方方向に向かう磁場を形成する工程と、
下部電極に供給する高周波を基板の表面積で除した電力の大きさが1200W/31415.9mm以上2000W/31415.9mm以下となるように処理室内に供給して電界を形成し、この直交電磁界により生成するマグネトロン放電により前記処理ガスをプラズマ化し、そのプラズマによって前記転写層膜にレンズを形成する工程と、を備えたことを特徴とする。
前記処理ガスは、堆積物を堆積させるラジカルを生成する第1のガスと、前記転写層膜のエッチングを行うラジカルを生成する第2のガスと、を含む混合ガスであることが好ましい。
前記第1のガスはC4F8、C5F8、C4F6、C2F6またはC3F8から選択されるものであり、前記第2のガスはCF4、SF6、C2F6またはC3F8から選択されるものであることが好ましい
本発明は、有機材よりなるレンズ材料層に対してレジストマスクを介してエッチングを行ってマイクロレンズを形成するにあたり、下部電極に供給する高周波を基板の表面積で除した電力の大きさが1200W/31415.9mm〜2000W/31415.9mmとなるように基板に供給してマイクロレンズの側壁部に堆積物を堆積させると共にエッチングを行うようにしているので、マイクロレンズ同士の間隔を狭めて表面積の大きなマイクロレンズを速やかに形成することができる。
先ず本発明に用いられるマイクロレンズを備えたCCD固体撮像素子の構成の一例について図1に基づいて説明する。図中2は、表面部に行列状に並ぶ感光部21を備えたSi膜であり、前記感光部21に入射した光はフォトダイオードによって光電変換される。このSi膜2の上層側の感光部21以外の領域には、例えばポリシリコンよりなり転送電極をなす導電膜22が形成されており、この導電膜22の上側の領域には例えばアルミニウムよりなる遮光膜23が形成されている。
この遮光膜23は、感光部21へ光を入射させながら、前記導電膜22への光の入射を抑えるためのものであり、このため遮光膜23の感光部21に対応する領域には、光を入射させるための開口部が形成されている。このような遮光膜23の上には、例えばポリイミド系やポリスチレン系の樹脂よりなる平坦化膜24が形成されている。
前記平坦化膜24の上にはカラーフィルタ層25が形成され、このカラーフィルタ層25の上層には、感光部21に対応する領域に有機材例えばC、H、及びOからなるマイクロレンズ3が形成されている。このマイクロレンズ3は、感光部21へ光を集光させるためのものであり、より広範囲の光を集めるために、感光部21の面積よりも大きな面積となるように形成されている。
続いて上述のマイクロレンズ3の形成方法について図2に基づいて説明する。先ずSi膜2上に感光部21を形成して、導電膜22と遮光膜23とを形成した後、平坦化膜24、カラーフィルタ層25、転写層膜31及びレジストマスク32をこの順序で形成する。例えば、転写層膜31は、C、H、及びOからなる有機材料で構成される。また、レジストマスク32は、KrF系レジスト膜やX線系レジスト膜等のフェノール系、アクリル系レジストにより構成される。そして図2(a)に示すように、レジストマスク32をフォトリソグラフィ工程によってパターニングし、熱処理を行い所定のレンズ形状に形成する。
次いで同図(b)に示すように、第1のガスとして例えばC4F8ガスと、第2のガスとして例えばCF4ガスとからなる処理ガスのプラズマを用いてレジストマスク32と転写層膜31とを同時にエッチングし、これによりレジストマスク32のレンズ形状を転写層膜31に転写する。この時、後述の通りレジストマスク32に形成されたレンズの側壁部には堆積物が堆積しており、この堆積とエッチングとを同時に行うことで同図(c)に示すようにマイクロレンズ3の形状が大きくなっていく。その後図2(d)に示すようにマイクロレンズ3の底辺同士が接触してD1はゼロとなり、D2についても限りなくゼロに近づき、所定の形状のマイクロレンズ3が形成される。
C4F8ガスなどの第1のガスは、後述の高周波によって例えば以下の(1)式に示す反応を起こして主として堆積物を堆積させる(CF2)nラジカル((CF2)n*、「*」はラジカルを示す)を生成すると考えられる。
(CF2)n → (CF2)n* + CF3*・・・(1)
この時堆積物はマイクロレンズ3の側壁に均等に堆積するため、マイクロレンズ3同士の距離が短いD1からその距離が狭められ、D1がゼロになった後にD2がゼロになると考えられる。
一方CF4ガスなどの第2のガスは、例えば以下の(2)式に示す反応に従い主としてエッチングを行うFラジカル(F*)を生成すると考えられる。
CF4 → CF3* + F*・・・・・・・・・・・(2)
この反応において生成するFラジカルは例えば以下の(3)式に示す通りレジストマスク32や転写層膜31のエッチングを促進すると考えられる。この反応は、エッチング種であるFラジカルがより多く生成されるためエッチングが堆積よりも多く促進される。
C(レジストマスク32及び転写層膜31) + F* → CF*・・・・・・(3)
また、この(3)式で生成したCFラジカル(CF*)は、例えば以下の(4)式のようにC4F8ガスなどの第1のガスに作用する。この反応は、(CF2)nラジカル、CFラジカルの堆積種がより多く生成されることからエッチングよりも堆積がより多く促進される。
(CF2)n +CF* → (CF2)n* + CF3*・・・(4)
ここで、図2ではこのマイクロレンズ3の形状は半円状となっているが、膜の種類や構成によってその曲率を様々に設計しても良いし、更に一つのマイクロレンズ3においてX方向及びY方向の曲率を変えてその平面形状が長方形となるようにしても良い。また、このようなマイクロレンズ3は、例えば格子状配列やハニカム配列となるように配列されているが、その配列間隔はX方向とY方向とにおいて、同じであっても構わないし、異なっていても良い。
次に前記マイクロレンズ3を形成するためのプラズマ処理装置10について、図3に基づいて説明する。図中4は気密に構成され、壁部が例えばアルミニウムによりなる円筒状の処理室であり、この処理室4は上部室4A及び上部室4Aより大きい下部室4Bを備えており、下部室4Bの壁面は接地されている。
処理室4内には、被処理体である半導体ウェハ(以下「ウェハW」という)を略水平に支持するための下部電極を兼用する載置台41を備えており、この載置台41は例えばアルミニウムにより構成されている。また載置台41の表面には、ウェハWを静電吸着力により吸着保持するための静電チャック42が設けられており、電源部42aに接続されている。載置台41の外周縁には静電チャック42を囲むようにフォーカスリング43が配置され、プラズマ発生時にこのフォーカスリング43を介してプラズマが載置台41上のウェハWに集束するように構成されている。前記載置台41は絶縁板44を介して導体よりなる支持台45に支持され、この支持台45を介して、例えばボールネジ機構46よりなる昇降機構により、載置台41表面が下部室4Bに位置する載置位置と、図3に示す処理位置との間で昇降可能となっている。図中47は例えばステンレス鋼(SUS)製のベローズであり、支持台45はこのベローズ47を介して処理室4と導通している。
この載置台41の内部には、冷媒を通流させるための冷媒室48が形成されており、これにより載置台41表面は例えば30℃程度に制御され、この載置台41の熱とプラズマからの入熱により、ウェハWは所定の温度例えば100℃程度に制御されるようになっている。また載置台41の内部にはガス流路49が設けられており、静電チャック42とウェハWの裏面との間にバックサイドガスを供給してウェハWの温度を調整するように構成されている。
処理室4の天壁部分の前記載置台41と対向する領域は、上部電極を兼用するガス供給室5として構成されている。このガス供給室5の下面には多数のガス吐出口5aが形成されており、後述のガス源から処理ガスがウェハW表面へ均等に供給される。ガス供給室5の上面にはガス供給手段をなすガス供給路51が接続されており、その上流側にはマスフローコントローラMA及びバルブVAと、マスフローコントローラMB及びバルブVBとを介してガス源例えばC4F8ガス等の第1のガス源52AとCF4ガス等の第2のガス源52Bとが夫々接続されている。
また処理室4の上部室4Aの周囲には、磁場形成手段をなす複数の異方性セグメント柱状磁石を備えたダイポールリング磁石61が配置されており、上部室4A内に所定の磁場例えば100Gを加えることができる。前記載置台41には、整合器62を介して高周波電源63が接続されており、プラズマ生成用の高周波例えば13.56MHzの高周波を載置台41に供給するように構成されている。前記ガス供給室5と載置台41とは一対の電極として機能して、ガス供給室5と載置台41との間に高周波を発生させて上記処理ガスをプラズマ化することができる。処理室4内は、真空排気手段54により排気路53を介して所定の真空度まで排気されるようになっている。処理室4の壁面にはウェハWの搬出口55が設けられており、この搬出口55はゲートバルブ56によって開閉可能となっている。
また、このプラズマ処理装置10には制御手段をなす例えばコンピュータからなる制御部57が設けられており、この制御部57はプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えており、前記プログラムには制御部57からプラズマ処理装置10の各部に制御信号を送り、ウェハWに対してプラズマ処理を施すように命令が組み込まれている。また、例えばメモリには処理圧力、処理時間、ガス流量、電力値などの処理パラメータの値が書き込まれる領域を備えており、CPUがプログラムの各命令を実行する際これらの処理パラメータが読み出され、そのパラメータ値に応じた制御信号がこのプラズマ処理装置10の各部位に送られることになる。このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、コンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)などの記憶部58に格納されて制御部57にインストールされる。
続いて前記プラズマ処理装置10を用いた本発明の実施の形態であるプラズマ処理について説明する。先ずゲートバルブ56を開放して、図示しないウェハW搬送部を用いて図2(a)に示す構成のウェハWを搬出口55から処理室4内へ搬入し、前述の載置位置にある載置台41上に載置する。次にウェハW搬送部を処理室4内から退去させてゲートバルブ56を閉じた後、載置台41を前記処理位置まで上昇させ、真空排気手段54により処理室4内を所定の真空度まで排気する。次いでガス供給室5から第1のガスのC4F8ガスと第2のガスのCF4ガスとからなる処理ガスを所定の流量比で導入して所定の処理圧力に保持する。
一方、カソード電極である下部電極をなす載置台41に高周波電源63から所定の波長例えば13.56MHzの高周波を基板の表面積で除した電力の大きさが例えば1200W/31415.9mm以上となるように供給する。これにより上部電極であるガス供給室5と下部電極である載置台41との間に高周波電界が形成される。一方上部室4A内では、ダイポールリング磁石61によって水平磁界が形成されているので、ウェハWが載置された処理室4には直交電磁界が形成され、これによって生じた電子のドリフトによりマグネトロン放電が生成される。そしてこのマグネトロン放電により処理ガスがプラズマ化され、このプラズマによりウェハW上の転写層膜31及びレジストマスク32のプラズマ処理が行われる。
後述の実験例からも明らかなように、下部電極に供給する高周波の電力を基板の表面積で除した大きさが1200W/31415.9mm以上としてプラズマ処理を行うことで、前述の(CF2)nラジカルの生成量が増加して、マイクロレンズ3の側壁に堆積する堆積物の量が増えるため、図4に示すマイクロレンズ3同士の距離D1だけでなく、対角位置にあるマイクロレンズ3同士の距離D2も速やかに狭められ、マイクロレンズ3の底面積を大きくして集光量を増やすことができる。
下部電極に供給する電力が1200W/31415.9mm以上であればD1及びD2は速やかに狭められるが、2000W/31415.9mm以上の場合にはマイクロレンズ3中にプラズマによるダメージが生成して暗電流が増加し、レンズとしての画像特性が悪化すると予測されることから、電力は1200W/31415.9mm以上2000W/31415.9mm以下であることが好ましい。
下部電極に供給する電力をこのような範囲とすることで、D1及びD2の距離が速やかに狭められるだけでなく、(2)式及び(3)式の反応が速く進み転写層膜31のエッチングレートが向上するため生産性が更に向上する。つまり、後述の実験例からも明らかなように、D2の距離を所定量狭めるために必要な時間において転写層膜31をエッチングすることのできる量は更に増加する。
上述のエッチング処理では、CF4ガス及びC4F8ガスの合計流量は80sccm〜150sccm程度に設定することが好ましく、CF4ガスとC4F8ガスとの流量比(CF4ガス/C4F8ガス)は、2.3〜9に制御することが好ましい。また処理室4内の圧力は、1.3Pa(10Torr)〜26.6Pa(199.5Torr)程度に設定することが好ましく、載置台41の温度は0℃〜40℃程度、下部電極に供給する電力は1200W/31415.9mm〜2000W/31415.9mm(8インチウェハの面積)程度、磁場は60G〜120G程度に夫々設定することが好ましい。
このプラズマ処理を行うためにはフッ素と炭素とからなる処理ガスを用いることが好ましい。具体的には、第1のガスとして、C4F8ガスの他に例えばC5F8ガスまたはC4F6ガスなどを用いても良いし、第2のガスとしてはCF4ガスの他にSF6ガスを用いても良い。また、これらの第1のガス及び第2のガスとして上に挙げたガスの中から複数を用いても良い。一方、C2F6ガス及びC3F8ガスは単体でも堆積物を堆積させるラジカルとエッチングを行うラジカルとを生成するため、この二つのガスを単体で用いても良いし、他の第1のガスや第2のガスまたはAr等の希ガスやN2等の希釈ガスと組み合わせて用いても良い。
以下の実施例からも明らかなように、載置台41の温度、CF4ガスとC4F8ガスとの流量比(CF4ガス/C4F8ガス)及びCF4ガスとC4F8ガスとの合計の流量を変えることでエッチングレート及びD2の減少速度を向上させることができる。このため下部電極に供給する電力を1200W/31415.9mm以上2000W/31415.9mm以下とすると共に、これらの値を適宜最適化することで更にマイクロレンズ3の性能を向上させることや生産性を向上させることができる。
本発明におけるプラズマ処理は、転写層膜31は例えばC、H、及びO等の有機材よりなり、その上にレジストマスク32が形成されている構成のウェハWに対して行うことができ、そのレジストマスク32は例えばKrF系レジスト膜やi線系レジスト膜等の有機膜であることが好ましい。
また、本発明のプラズマ処理装置10において、高周波電源63を上部電極をなすガス供給室5に供給する構成とすることもできる。
次に本発明の効果を確認するために行った実験について説明する。
以下の実験においては、図2(a)に示すように、直径200mm(8インチ)のSi膜2上に、感光部21、導電膜22及び遮光膜23が形成されており、その上方に下側から平坦化膜24、カラーフィルタ層25、C、H、及びOからなる有機材である転写層膜31及び所定のレンズ形状に形成されたi線系レジスト膜からなるレジストマスク32がこの順に形成されたウェハWを用いた。
(実験例1:初期評価)
図2(a)に示したウェハWに対して、以下の条件においてエッチングを行いマイクロレンズ3を形成した。
高周波電源63の周波数 :13.56MHz
高周波電源63の電力 :別記
処理圧力 :5.3Pa(40mTorr)
処理ガス :CF4/C4F8=100/10sccm
ウェハWの温度 :30℃
処理時間 :転写層膜31を1.25μmエッチングするまで行い、その後直ちにエッチングを停止した。
実施例1−1
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を1400Wとした。
実施例1−2
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を2000Wとした。
比較例1
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を600Wとした。
実験結果
エッチング終了後、光学系膜厚測定器を用いてウェハWの周縁部から5mmの位置における転写層膜31のエッチング量を周方向に各13点等間隔に精密に測定して、転写層膜31のエッチングレート及びエッチングレートの均一性を計算した。尚、エッチングレートの均一性とはエッチングレートの偏差をエッチングレートの絶対値で除した値を示しており、この値がゼロに近いほどエッチングレートの均一性が高いことを表している。
また、この時のD2を測定してその値を高周波電源63の電力及びエッチングに要した時間と共にグラフ化した。これらの結果を図5に示す。尚、処理時間を各条件において一定とせずに上述の通り転写層膜31を1.25μmエッチングするまでとしたのは、所定の量の転写層膜31をエッチングするときに狭まるD2の距離を評価するため、つまり所定の高さのマイクロレンズ3を形成するときに増加するマイクロレンズ3の面積を評価するためである。
図5(a)の結果において、高周波電源63の電力を増やす程エッチングレートは直線的に増加していた。一方、同図(b)のようにエッチングレートの均一性は2000Wにおいて若干悪化していた。これは、電力の増加に伴い前述の(2)式に示したFラジカルの量が増えて、エッチングレートは向上するもののウェハWの端部ではプラズマが若干乱れてウェハW表面に均一に供給されないため、エッチングレートの均一性が若干悪化したと考えられる。高周波電源63の電力を2000W以上に増やした場合、エッチングレートの均一性はより悪化すると考えられる。
同図(c)に示したD2の距離については、高周波電源63の電力を増やす程ほぼ直線的に減少していた。これは既述の通り、電力を増やす程前述の(1)式において生成する(CF2)nラジカルの量が増加して、レジストマスク32に形成されたレンズの側壁に堆積する堆積物の量が増えるためだと考えられる。
また、同図(d)に示した通り、高周波電源63の電力を増やす程D2の距離を狭めるために必要な時間が短くなっていることからも、高周波電源63の電力の増加に伴ってガス解離が促進され(CF2)nラジカルの量が増加していると言える。
以上の結果から、高周波電源63の電力を増やすことによって速やかに転写層膜31のエッチングを行うことができ、更にD2の距離を速やかに狭めることができることが分かった。
(実験例2:D2の距離のエッチング時間依存性評価)
次に、以下の条件以外は実験例1と同じ条件においてエッチングを行った。
高周波電源63の電力 :別記
処理時間 :別記
実施例2−1
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を1400Wとし、処理時間を4分とした。
実施例2−2
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を2000Wとし、処理時間を3分とした。
実施例2−3
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を2000Wとし、処理時間を5分とした。
実施例2−4
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を2000Wとし、処理時間を7分とした。
比較例2
上記のプロセス条件において、高周波電源63の電力を600Wとし、処理時間を8分とした。
実験結果
エッチング後、実験例1と同様にD2の距離を測定して図6に示した。高周波電源63の電力を2000Wとした時、処理時間を増やす程D2の距離は直線的に減少しており、処理時間を実施例2−4よりも更に増やしてエッチングを行ったときもこの直線の傾きに従ってD2の距離が減少するとした場合、およそ11分程度の短時間でD2の距離がゼロとなることが分かる。また、この結果で得られた直線の傾きを実施例2−1及び比較例2の結果に適用すると、D2の距離をゼロにするためには、高周波電源63の電力が1400Wでは12分程度であるのに対し、600Wでは17分以上必要であることが分かった。
(実験例3:実験計画法)
以上の結果から、生産性を悪化させることなく短時間でD2の距離を減少させるためには、高周波電源63の電力を増やすことが有効であることが分かったが、その電力の有効な範囲と他の有効な因子を調べるために、実験計画法を用いて評価を行うこととした。制御因子としては生産性、プラズマ処理装置10及びエッチング後の工程に悪影響を及ぼすことのない要素とし、具体的には載置台41の温度、高周波電源63の電力、CF4ガス及びC4F8ガスの合計流量及びCF4ガスとC4F8ガスとの流量比(CF4ガス/C4F8ガス)の条件を変えて、その直交表を図7(a)に、またこの直交表に基づいて設定した実験条件を同図(b)に示した。
上記の実験条件となるように実験No.及びガス流量を以下の通り設定して、それ以外の条件は実験例1の条件に従って実験を行った。
実施例3−1
No.2の条件となるようにCF4ガスの流量を80sccm、C4F8ガスの流量を20sccmとした。
実施例3−2
No.3の条件となるようにCF4ガスの流量を105sccm、C4F8ガスの流量を45sccmとした。
実施例3−3
No.5の条件となるようにCF4ガスの流量を135sccm、C4F8ガスの流量を15sccmとした。
実施例3−4
No.6の条件となるようにCF4ガスの流量を64sccm、C4F8ガスの流量を16sccmとした。
実施例3−5
No.8の条件となるようにCF4ガスの流量を56sccm、C4F8ガスの流量を24sccmとした。
実施例3−6
No.9の条件となるようにCF4ガスの流量を90sccm、C4F8ガスの流量を10sccmとした。
比較例3−1
No.1の条件となるようにCF4ガスの流量を72sccm、C4F8ガスの流量を8sccmとした。
比較例3−2
No.4の条件となるようにCF4ガスの流量を70sccm、C4F8ガスの流量を30sccmとした。
比較例3−3
No.7の条件となるようにCF4ガスの流量を120sccm、C4F8ガスの流量を30sccmとした。
実験結果
エッチング終了後、実験例1と同様にウェハWの周縁部から5mmの位置における転写層膜31のエッチング量を周方向に各13点等間隔に精密に測定して、転写層膜31のエッチングレートを計算した。D2の距離についてはウェハWの中心部とウェハW外周から5mm部の2点測定してその平均値を用いた。また、これらの結果を総合的に評価するため、エッチングレートの値をD2の距離で除した値を計算した。つまり、この値はD2の距離を所定量狭めるために必要な時間にエッチングすることのできる転写層膜31の深さを表しており、この値が大きい程生産性高く底面積の広いマイクロレンズ3を形成可能であることを表している。以上の結果を図8に示した。また、この結果を実験計画法における分散分析を用いて解析して図9に示した。
解析結果から、D2の距離を最も速やかに狭めることができる制御因子は高周波電源63の電力であり、その最適な範囲は1200W/31415.9mm以上であることが分かった。これは既述の通り、電力を増やすことで発生するプラズマの量が増加して、堆積物の堆積速度とエッチング速度とを速めることができるためと考えられる。
2000W/31415.9mm以上の電力を供給する場合は更にD2の距離が狭められていくと予測されるが、既述の通りプラズマによってマイクロレンズ3にダメージを生じ、暗電流が増加してレンズとしての感度が低下すると考えられる。
尚、このときの実験において作成したマイクロレンズ3の画像特性の評価を行ったところ、感度は良好であり、電力の増加に伴って直線的に特性は向上していた。2000W/31415.9mmの電力を供給して形成したマイクロレンズ3であってもその特性に何ら不具合は生じていなかったため、プラズマによるダメージを受けていないと考えられる。
(実験例4:追加実験)
実験例3の解析結果から、実験例1で行った高周波電源63の電力の有効範囲を確認する実験を行った。
実施例4
高周波電源63の電力を1200Wとした以外は実験例1の条件において実験を行った。
実験結果
この結果、エッチングレートは275nm/分、D2の距離は768nmとなり、実験例1の結果から推察される結果となった。また、エッチングレート/D2の距離は0.3581/分となり、解析結果に合致する良好な値を示した。
(実験例5:マイクロレンズ3の高さhのエッチング時間依存性評価)
次に、エッチング時間とマイクロレンズ3の高さhとがどのような相関関係を持っているのか確認するため、以下の処理条件においてエッチングを行い、その後マイクロレンズ3のSEM(Scanning Electron Microscope:走査型電子顕微鏡)写真(水平面、断面)を撮影し、マイクロレンズ3の高さhを測定した。尚、この実験には、既述の方法でマイクロレンズ3の高さが695nmとなるように形成したウェハWを用いた。
(処理条件)
高周波電源63の周波数 :13.56MHz
高周波電源63の電力 :1400W
処理圧力 :5.3Pa(40mTorr)
処理ガス :CF4/C4F8=100/10sccm
ウェハWの温度 :0℃
処理時間 :0、236、371、491、611、731sec
(実験結果)
この実験で得られたSEM写真(倍率:2万倍)を写し取った模式図を図11に示した。また、このSEM写真から得られたマイクロレンズ3の高さhを以下の表1及び図12(a)に示した。この結果、エッチング時間と共に、マイクロレンズ3の高さhが減少していくことが分かった。
Figure 0005045057
エッチング時間が236sec以降では、後述のようにマイクロレンズ3間の距離D1が0になっており、それ以降はマイクロレンズ3の辺の間の寸法(マイクロレンズ3の縦、横の長さ)が増えていないにも関わらず、マイクロレンズ3の高さhが減少していた。つまり、図11からも明らかなように、エッチング時間と共に、マイクロレンズ3の曲率が徐々に減少していた。
これは、既述のマイクロレンズ3が形成されていくときのプロセスと同様に、マイクロレンズ3間のいわば溝部に堆積物が生成して、ウェハWの表面の凹凸が減少していくように(マイクロレンズ3の表面がなだらかになるように)エッチングが進行しているためだと考えられる。即ち、図13に示すように、マイクロレンズ3間の寸法D1が0になるまでは、マイクロレンズ3の高さhがほぼ同じ高さに保たれたままエッチングが進行して、それ以降は時間の経過と共にマイクロレンズ3の高さhが減少していくと考えられる。
このことから、エッチング時間を任意に変えることで、所望の曲率を持つマイクロレンズ3の得られることが分かった。
また、既述の対角位置のマイクロレンズ3同士の距離D2についても測定して、以下の表2及び図12(b)に示した。
Figure 0005045057
この結果、上述の実験例2よりも長くエッチングした場合においても、距離D2は時間と共に減少していくことが分かった。
(実験例6:実験例5の再現性確認)
上述の実験例5の再現性を確認するため、同じ処理条件においてエッチングを行った。ただし、この実験には、マイクロレンズ3の高さhが450nmとなるようにエッチングを行ったウェハWを用いた。この結果を以下の表3に示す。
Figure 0005045057
この結果においても、エッチング時間と共にマイクロレンズ3の高さhが減少しており、実験例5の再現性が得られた。
(実験例7:マイクロレンズ3の高さhの減少に対するプロセス条件の影響評価)
実験例5において、プロセス条件を変化させたときに結果がどのように変化するかを確認するため以下の処理条件において実験を行った。尚、この実験には、実験例5と同じ処理を行ったウェハWを用いた。
(処理条件)
高周波電源63の周波数 :13.56MHz
高周波電源63の電力 :2000W
処理圧力 :5.3Pa(40mTorr)
処理ガス :CF4/C4F8=180/20sccm
ウェハWの温度 :0℃
処理時間 :524sec
(実験結果)
その結果、以下の表4に示す結果が得られた。
Figure 0005045057
この表4から、この実験例の処理条件においてもマイクロレンズ3の高さh(マイクロレンズ3の曲率)が減少し、距離D2が狭まっていくこととが分かった。尚、この結果は、実験例5において得られた図12のグラフの傾きから予測される結果と同等あるいは若干良好な結果となっていた。
本発明において用いられるマイクロレンズを備えたCCD固体撮像素子の一例を示す断面図である。 前記マイクロレンズの形成過程の一例を示した説明図である。 前記マイクロレンズのエッチング工程を実施するためのプラズマ処理装置10の一例を示す断面図である。 前記マイクロレンズを備えたCCD固体撮像素子の一例を示す平面図である。 本発明の実験例1の結果を示す特性図である。 本発明の実験例2の結果を示す特性図である。 本発明の実験例3における実験条件を示す説明図である。 本発明の実験例3における実験結果を示す特性図である。 本発明の実験例3における実験結果の解析結果を示す特性図である。 従来のマイクロレンズの形成方法を示す説明図である。 本発明の実験例5で得られたSEM写真を示す模式図である。 本発明の実験例5における実験結果を示す特性図である。 本発明の実験例5におけるエッチング過程を示す説明図である。
符号の説明
10 プラズマ処理装置
3 マイクロレンズ
31 転写層膜
32 レジストマスク
4 処理室
4A 上部室
4B 下部室
41 載置台
5 ガス供給室
52A 第1のガス源
52B 第2のガス源
61 ダイポールリング磁石
63 高周波電源

Claims (3)

  1. 互いに対向する上部電極及び下部電極と、下部電極に接続され、高周波を処理室内に供給して処理ガスをプラズマ化するための高周波電源と、処理室内に磁場を形成するための磁場形成手段と、を備えたプラズマ処理装置を用いて基板を処理する方法において、
    炭素を含む有機材からなる転写層膜の上に、炭素を含む有機材からなると共にレンズ形状に形成されたレジストマスクが積層された基板を下部電極上に載置する工程と、
    炭素及びフッ素を含むと共に、堆積物を堆積させるラジカルと、前記転写層膜のエッチングを行うラジカルと、を高周波によって生成する処理ガスを処理室内に供給する工程と、
    前記上部電極及び下部電極を結ぶ直線に直交して一方方向に向かう磁場を形成する工程と、
    下部電極に供給する高周波を基板の表面積で除した電力の大きさが1200W/31415.9mm以上2000W/31415.9mm以下となるように処理室内に供給して電界を形成し、この直交電磁界により生成するマグネトロン放電により前記処理ガスをプラズマ化し、そのプラズマによって前記転写層膜にレンズを形成する工程と、を備えたことを特徴とするプラズマ処理方法。
  2. 前記処理ガスは、堆積物を堆積させるラジカルを生成する第1のガスと、前記転写層膜のエッチングを行うラジカルを生成する第2のガスと、を含む混合ガスであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  3. 前記第1のガスは、C4F8、C5F8、C4F6、C2F6またはC3F8から選択されるものであり、前記第2のガスは、CF4、SF6、C2F6またはC3F8から選択されるものであることを特徴とする請求項2に記載のプラズマ処理方法。
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