JP5044327B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フリッカ判定手段を有する撮像装置に関する。
従来、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)センサを用いた撮像装置(例えば、ディジタルカメラ等)において、蛍光灯や水銀灯等の点滅周期により生じるフリッカ(flicker)が問題となっている。フリッカは、CMOSセンサにおける電荷信号の読み出しラインごとに明るさに変化が生じることで、撮像画像において縞模様が発生する現象である。
撮像画像にフリッカが生じていることを判定する技術として、例えば、フレーム内の所定ラインにおける複数の画素値を積算し、積算値のフレーム間の変化量を計算し、所定フレーム数分の変化量に基づいてフリッカ指標値を演算し、その指標値に基づいてフリッカが生じていることを判定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、固体撮像素子により出力される映像信号の中から輝度信号成分を抽出し、抽出されたラインごとの輝度成分を積分すると共にラインごとの平均値を求め、複数のフレームごとの同一ラインにおける平均値を比較することで、フリッカが生じていることを判定する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、固体撮像素子で撮像する画像を垂直走査方向に分割した複数のフリッカ検波枠ごとに、前後の2つのフレームにおける輝度データの差分をとり、フリッカ成分を抽出すると共にフリッカ周波数を算出する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−84466号公報 特開2002−152604号公報 特開2003−189129号公報
ここで、上記した先行文献に示される技術は、フリッカの発生を判定することに過剰な負担が必要である場合には、手軽さが求められるカメラ付き携帯電話機等に使用することができない。フリッカの発生を判定する処理のために撮像動作のレスポンスが悪くなるようでは、カメラ付き携帯電話機等の撮像装置として使い勝手が良くないという問題がある。
本発明は、フリッカ発生の判定精度を損なわずフリッカ発生の判定における処理負担が少ない撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1方向と前記第1方向に直交する第2方向とを有する平面上に配列された複数の画素を有すると共に、前記複数の画素からの電荷信号を前記第1方向ごとに前記第2方向に順次読み出すCMOSセンサと、前記CMOSセンサにより得られる電荷信号に基づいて生成される撮像画像を前記第1方向において複数の第1基準領域に分割する分割手段と、前記分割手段により分割された前記複数の第1基準領域それぞれにおける明度を算出する明度算出手段と、前記明度算出手段により算出された前記複数の第1基準領域それぞれにおける第1明度が所定の明度よりも高いかを判定する明度判定手段と、前記明度判定手段により前記所定の明度よりも前記第1明度が高いと判定された高明度基準領域によりフリッカの発生を判定するフリッカ判定手段と、を備える撮像装置に関する。
また、前記分割手段は、前記撮像画像を前記第2方向において複数の第2基準領域に分割すると共に、所定の第1基準領域及び所定の第2基準領域の双方に位置する複数の分割領域に分割し、前記明度算出手段は、前記複数の分割領域それぞれにおける明度を算出すると共に、前記複数の第2基準領域それぞれにおける前記高明度基準領域に位置する分割領域の明度を合算して第1判定用明度をそれぞれ算出し、前記フリッカ判定手段は、前記明度算出手段により算出された複数の第1判定用明度における明度差に基づいてフリッカの発生を判定することが好ましい。
また、前記明度算出手段は、前記第1基準領域の数がnであり、前記高明度基準領域の数がxである場合、前記第1判定用明度にn/xを乗じて前記複数の第2基準領域それぞれにおける第2判定用明度を算出し、前記フリッカ判定手段は、前記複数の第2判定用明度における明度差が所定の閾値よりも大きい場合にはフリッカが発生していると判定することが好ましい。
本発明は、第1方向と前記第1方向に直交する第2方向とを有する平面上に配列された複数の画素を有すると共に、前記複数の画素からの電荷信号を前記第1方向ごとに前記第2方向に順次読み出すCMOSセンサと、前記CMOSセンサにより得られる電荷信号に基づいて生成される撮像画像を前記第1方向において複数の第1基準領域に分割する分割手段と、前記分割手段により分割された前記複数の第1基準領域のうち、前記第1方向における中央域に位置する1又は複数の中央基準領域を除いた複数の側方基準領域によりフリッカの発生を判定するフリッカ判定手段と、を備える撮像装置に関する。
また、前記撮像画像における所定領域の明度を算出する明度算出手段と、を更に備え、前記分割手段は、前記撮像画像を前記第2方向において複数の第2基準領域に分割すると共に、所定の第1基準領域及び所定の第2基準領域の双方に位置する複数の分割領域に分割し、前記明度算出手段は、前記複数の分割領域それぞれにおける明度を算出すると共に、前記複数の第2基準領域それぞれにおける前記側方基準領域に位置する分割領域の明度を合算して第1判定用明度をそれぞれ算出し、前記フリッカ判定手段は、前記明度算出手段により算出された複数の第1判定用明度における明度差に基づいてフリッカの発生を判定する。
また、前記明度算出手段は、前記第1基準領域の数がnであり、前記側方基準領域の数がxである場合、前記第1判定用明度にn/xを乗じて前記複数の第2基準領域それぞれにおける第2判定用明度を算出し、前記フリッカ判定手段は、前記複数の第2判定用明度における明度差が所定の閾値よりも大きい場合にはフリッカが発生していると判定することが好ましい。
また、前記フリッカ判定手段により前記撮像画像にフリッカが発生していると判定された場合、前記撮像画像に発生した前記フリッカを除去するフリッカ除去手段を更に備えることが好ましい。
本発明によれば、フリッカ発生の判定精度を損なわずフリッカ発生の判定における処理負担が少ない撮像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1から図4により、撮像装置としての携帯電話機1における第1実施形態について説明する。図1は、携帯電話機1を開いた状態における正面斜視図である。図2は、携帯電話機1を開いた状態における裏面図である。図3は、携帯電話機1の回路ブロック図である。
図1及び図2に示すように、携帯電話機1は、筐体としての操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能である。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイクとしてのマイク12とがそれぞれ露出するように構成される。また、図2に示すように、操作部側筐体2は、リアケース2b側にカメラ部23を構成するレンズ部23aと発光部23bとが露出して配置される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。決定操作キー15は、環状キー15aと、円状キー15bとにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、或いは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。具体的には、携帯電話機1がカメラモードである場合、決定操作キー15を押圧することで撮像倍率等の調整や撮像指示がなされるよう機能が割り当てられる。環状キー15aが押圧されることで撮像倍率の調整がなされ、円状キー15bが押圧されることで所定の撮像倍率等での撮像指示がなされるように機能が割り当てられる。
マイク12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、マイク12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキー16と、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップ17により覆われている。
表示部側筐体3は、外面がフロントケース3aとリアケース3bとにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3aには、撮像画像等を含む各種情報を表示するためのLCD表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバとしてのスピーカ22と、が露出するように配置される。
LCD表示部21は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とにより構成される。
LCD表示部21は、撮像時における被写体の画像を連続的に表示可能に構成される。LCD21は、CMOSセンサ201から水平方向ごとに垂直方向に順次読み出された電荷信号に基づいて、水平方向ごとに垂直方向に順次描画処理するLCDである。撮影者は、LCD表示部21に表示される被写体の画像を見ながら決定操作キー15における環状キー15aで画像倍率等を調整し、所望の画像倍率等の撮像条件で円状キー15bを押圧することで人物等の被写体を撮像する。被写体は、撮像画像における幅方向中央に位置することが多い。特に、蛍光灯等の照明下で撮像される場合、風景写真ではないため被写体が明確な場合が多く、しかも本格的なカメラではなく携帯電話機1による撮影であるためユーザ層が凝った構図を要求しないため、特にフォーカスロックが無ければ被写体を中央に揃える他ないので、この傾向は強い。
なお、本実施形態においては、連結部4により折り畳み可能な携帯電話機1の説明をしているが、このような折り畳み式ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転(水平回転)式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)でもよい。
次に、図3により、携帯電話機1の回路構成について説明する。
図3に示すように、操作部側筐体2に配置される撮像部100と、操作部101と、マイク12と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、LCD制御部42と、音声処理部43と、メモリ44と、CPU45と、電源部46と、制御IC47と、表示部側筐体3に配置されるLCD表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC25とを備える。
メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置と通信を行う。また、メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯の他に、他の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できるいわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよい。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU45に供給すると共に、CPU45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置(基地局)に送信するよう構成される。
撮像部100は、カメラ部23を含んで構成される。カメラ部23は、レンズ部23aと、フラッシュとしての発光部23bと、後述するCMOSセンサ201と、有する。レンズ部23aを介してCOSセンサ201に撮像された撮像画像は、CPU45に出力される。CMOSセンサにより撮像された撮像画像に発生したフリッカ判定等の処理は、後述の通りである。
CPU45は、携帯電話機1の全体を制御する。CPU45は、特に、RF回路部41、LCD制御部42、音声処理部43及び撮像部100に対して所定の制御を行う。CPU45は上述のように各機能部を制御すると共に、後述のように撮像部100により撮像された撮像画像に発生したフリッカを検知し取り除くよう機能する。
LCD制御部42は、CPU45の制御にしたがって、入力された画像データに対して所定の画像処理を行うと共に、画像処理された画像データをドライバIC25に出力する。ドライバIC25は、LCD制御部42から入力された画像データをフレームメモリに蓄えると共に、該フレームメモリに蓄えられた画像データを所定のタイミングでLCD表示部21に出力する。LCD表示部21は、ドライバIC25から入力された画像データに基づいて、所定の画像を表示する。ここで、LCD制御部42は、CPU45の制御にしたがって、撮像時においてカメラ部23を介して連続的に取得される撮像画像のデータをドライバIC25に出力することができる。これにより、撮像時において、LCD表示部21には、撮像部100を介して被写体の画像が連続的に表示される。
メモリ44は、所定のデータが格納されている。具体的には、メモリ44には、各種機能プログラムや通信時に利用されるアドレス情報等のほか、撮像部100により生成された撮像画像の画像データや後述する第1閾値及び第2閾値等が記憶される。メモリ44に記憶された撮像画像の画像データが上述のようにLCD表示部21に出力されることで、LCD表示部21には既に撮像部100により撮像され保存されていた撮像画像が表示される。
音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行うと共に、音声処理された信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号に基づいて外部に放音(出力)する。また、音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号に対して所定の処理をすると共に、処理された信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から入力された信号に所定の処理を行うと共に、処理がされた信号をメインアンテナ40に出力する。
電源部46は、バッテリ80を有して構成される。バッテリ80は、所定容量を有するリチウムイオン電池である。制御IC47は、電源部46から供給される電源電圧を所定の電源電圧に変換し、変換後の電源電圧を携帯電話機1における各部(例えば、CPU45等)に供給する。
図4及び図5により、撮像部100により撮像された撮像画像に発生したフリッカを判定する機能について説明する。
図4は、携帯電話機1における撮像画像を処理する機能における機能ブロック図である。図5は、撮像画像の処理を説明する図である。
図4に示すように、携帯電話機1は、CMOSセンサ201と、信号処理回路203と、CPU45に含まれる撮像画像分割部205と、第1輝度算出部207と、第2輝度算出部209と、判定対象領域決定部211と、第3輝度算出部213と、フリッカ判定部215と、フリッカ除去指示部217と、フリッカ除去部219と、メモリ44に含まれる第1閾値記憶部231と、第2閾値記憶部233とを有する。
CMOSセンサ201は、第1方向としての水平ライン方向と、第2方向としての垂直ライン方向とを有する平面上に配列された複数の画素を有する撮像デバイスである。複数の画素それぞれは、不図示のフォトダイオードと、増幅器と、選択スイッチとを含んで構成される。また、CMOSセンサ201は、電荷信号を読み出すだめの水平転送回路と、垂直転送回路とを有する。
複数の画素は、レンズ部23aを介して撮像された画像に対応して電荷信号を出力する。電荷信号は、水平転送回路及び垂直転送回路により、水平ラインに配列された画素ごとに読み出されると共に、垂直ラインにおいて順次読み出される。
CMOセンサ201から読み出された電荷信号は、不図示のCDS(Correlated Double Sampling)部と、ゲイン部と、A/D変換部により所定の処理がなされた後、信号処理回路203に入力される。
信号処理回路203は、入力された処理後信号から色信号や輝度信号を生成すると共に、画像信号としてのデジタルビデオ信号を生成する。信号処理回路203により生成された輝度信号は、後述する輝度算出部においても利用される。
撮像画像分割部205は、電荷信号に基づくデジタルビデオ信号により生成される撮像画像を複数に分割する。具体的には、図5に示すように、撮像画像分割部205は、撮像画像を水平ライン方向に分割することで複数の第1基準領域S(S1からSn)を生成する。更に、撮像画像分割部205は、撮像画像を垂直ライン方向に分割することで複数の第2基準領域T(T1からTm)を生成する。これにより、撮像画像は、水平ライン方向及び垂直ライン方向それぞれにおいて分割されて、第1、第2の基準領域の重ね合わせにより、結果的には複数のセル状の分割領域ST(S1T1からSnTm)に分割される。図5に示すように、撮像画像が、第1基準領域Sがn個、第2基準領域Tがm個だけ生成されるように分割された場合、分割領域STはn×m個だけ生成される。複数の分割領域STそれぞれは、第1基準領域Sと第2基準領域Tとの双方に位置する。
明度算出手段としての第1輝度算出部207は、複数の分割領域STそれぞれにおける輝度積算値yを算出する。
明度算出手段としての第2輝度算出部209は、複数の第1基準領域Sそれぞれに含まれる分割領域STの輝度積算値yを平均して、第1明度としての第1輝度値Y1を算出する。
明度判定手段としての判定対象領域決定部211は、複数の第1基準領域Sそれぞれにおける第1輝度値Y1に基づいて、フリッカ判定対象としての高明度基準領域を決定する。具体的には、判定対象領域決定部211は、複数の第1基準領域Sそれぞれにおいて第1輝度値Y1と第1閾値記憶部231に記憶される第1閾値とを比較する。所定の第1基準領域Sにおける第1輝度値Y1が第1閾値よりも高い場合、判定対象領域決定部211は、該所定の第1基準領域Sを高明度基準領域と判断する。高明度基準領域は、後述のフリッカ判定部215によるフリッカが発生しているか否かの判定に利用される。複数の第1基準領域Sにおける高明度基準領域を除く領域は、フリッカ判定部215によるフリッカが発生しているかの判定には利用されない。
明度算出手段としての第3輝度算出部213は、複数の第2基準領域Tそれぞれにおける高明度基準領域に位置する分割領域STの輝度積算値yを合算して第1判定用明度としての第1判定用輝度値Y2を算出する。第1判定用輝度値Y2は、フリッカが発生しているかの判定に用いられる。具体的には、第1判定用輝度値Y2を補正した第2判定用輝度値Y3により、フリッカが発生しているかの判定がなされる。第3輝度算出部213は、第2閾値記憶部233に記憶される第2閾値と比較するため、第1判定用輝度値Y2を補正して第2判定用輝度値Y3を算出する。
第3輝度算出部213は、第1基準領域Sの数nにおける高明度基準領域の数xに応じて、第1判定用輝度値Y2を補正して第2判定用輝度値Y3を算出する。具体的には、第3輝度算出部213は、第1判定用輝度値Y2にn/xを乗じて第2判定用輝度値Y3を算出する。
フリッカ判定手段としてのフリッカ判定部215は、第2判定用輝度値Y3に基づいて、撮像画像にフリッカが発生しているかを判定する。具体的には、フリッカ判定部215は、複数の第2判定用輝度値Y3により垂直ライン方向における所定の明度差を算出する。フリッカ判定部215は、算出された明度差の値と第2閾値記憶部233に記憶される第2閾値とを比較する。明度差が第2閾値よりも高いと判定された場合、フリッカ判定部215は、撮像画像にフリッカが発生していると判定する。
フリッカ除去指示部217は、フリッカ判定部215により撮像画像にフリッカが発生していると判定された場合、フリッカ除去部219に対してフリッカを除去する処理を行うよう指示する。
フリッカ除去部219は、フリッカ除去指示部217からの指示に基づいて、撮像画像に生じたフリッカを除去する。フリッカの除去は、露光時間、フレームレート、輝度ゲイン等の調整を含む公知の方法によりなされる。
続けて、図6から図9により、フリッカ判定の流れについて説明する。
図6は、中央域に被写体が位置した状態で撮像された撮像画像を示す図である。図7は、分割された撮像画像を説明する図である。図8は、フリッカ判定の流れを説明するフロー図である。図9は、他の撮像画像を示す図である。
まず、図6に示すように、被写体(人)が中央に位置するように撮像された撮像画像Aを図7に示すように複数の領域に分割する(ST1)。具体的には、撮像画像分割部205は、撮像画像Aを水平ライン方向において3の第1基準領域S1からS3に分割すると共に、垂直ライン方向において12の第2基準領域T1からT12に分割する。これにより、撮像画像Aは、36の分割領域S1T1からS3T12に分割される。
次いで、第1輝度算出部207は、分割領域STごとに輝度値を積算して輝度積算値yを算出する(ST2)。第2輝度算出部209は、第1基準領域S1からS3ごとに輝度積算値yを合算して第1輝度値Y1を算出する(ST3)。
続けて、判定対象領域決定部211は、第1基準領域S1からS3それぞれの第1輝度値Y1と、第1閾値記憶部231に記憶された第1閾値とを比較する。そして、第1輝度値Y1が第1閾値よりも高い領域を高明度領域と判定する。明度が高い領域はフリッカ影響が生じやすく、またその判定がしやすいため、このような高明度基準領域を選択して、該高明度基準領域によりフリッカの判定をする。
撮像画像Aにおいて、フリッカの発生が判定しやすいのは、明度の高い領域である。例えば、撮像画像Aにおける背景等の領域である。逆に、フリッカの発生が判定しにくいのは、明度が低い領域である。例えば、被写体(人)が位置する領域である。特に、蛍光灯点灯状態においては撮影環境が明るいため、被写体よりも背景の方が明るくなりがちである。
本実施形態においても、被写体(人)が位置しない第1基準領域S1、S3の2つの領域が高明度基準領域としてフリッカの判定対象となる。上述のように第1基準領域から高明度基準領域を選択してフリッカを判定することで、判定がしやすい領域でフリッカ判定ができると共に、フリッカを判定する対象領域を少なくすることができる。
続けて、第3輝度算出部213により、第2基準領域T1からT12それぞれにおける高明度領域(S1、S3)に位置する分割領域の輝度積算値yを合算して第1判定用輝度値Y2を算出する(ST5)。更に、第3輝度算出部213は、算出された第1判定用輝度値Y2を補正して第2判定用輝度値Y3を算出する(ST6)。具体的には、第1判定用輝度値Y2に、3/2(S領域全体数/使用S領域数)を乗じて第2判定用輝度値Y3を算出する。3/2は、3つの領域中、2つのみを使用することによる。
続けて、フリッカ判定部215は、複数の第2判定用輝度値Y3により所定の明度差を算出する(ST7)。フリッカ判定部215は、算出された明度差の値と第2閾値記憶部233に記憶される第2閾値とを比較する。明度差が第2閾値よりも高いと判定された場合、フリッカ判定部215は、撮像画像にフリッカが発生していると判定する(ST8)。本実施形態において、フリッカ判定部215は、撮像画像AにフリッカFが発生していると判定する。
フリッカ判定部215は、フリッカ発生の判定結果をフリッカ除去指示部217に出力する(ST9)。フリッカが発生している場合、フリッカ除去指示部217はフリッカ除去部219にフリッカを除去することを指示する。フリッカ除去部219は、フリッカ除去指示部217からの指示に基づいて、撮像画像Aに発生するフリッカを所定の方法にて除去する。
本実施形態において、被写体(人)が水平ライン方向における中央域に位置しているため、撮像画像Aにおける水平ライン方向中央の第1基準領域S2がフリッカ判定の対象から除外されている。ここで、図9に示すように、被写体(人)が水平ライン方向における両外側に位置した場合、撮像画像A1における水平ライン方向両外側の第1基準領域S1、S3がフリッカの判定対象から除外され、第1基準領域S2が高明度基準領域としてフリッカの判定対象となる。また、Y3を求める際の係数は、3/1となる。その他は、上述の撮像画像Aの場合と同様に処理され判定される。
ここで、上述におけるフリッカの判定は、撮像画像Aにおける1フレーム前の画像にて輝度の算出、高明度基準領域の選択やフリッカの判定等を行ってもよい。
本実施形態によれば、第1基準領域から高明度基準領域を選択してフリッカを判定することで、判定がしやすい領域でフリッカ判定ができると共に、フリッカを判定する対象領域を少なくすることができる。これにより、フリッカ発生の判定精度を損なわず、フリッカ発生の判定における処理負担が少ないカメラ付き携帯電話機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、フリッカが目立たない領域ではフリッカ判定をしないので、フリッカを判定しやすくするために行われる処理により発生するノイズを抑制できる。例えば、露光時間を離散的に制限した場合において、レベル調整のためゲインを上げることによって撮像画面に発生するノイズを抑制できる。
また、本実施形態によれば、第1判定用輝度値Y2を複数の第1基準領域に対する高明度領域の数に応じた簡易な補正をして第2判定用輝度値Y3を算出するように構成される。これにより、複雑な処理や過剰なデータを保持することなく、フリッカの発生を正確に判定できる。
図6、図7、図10及び図11により、携帯電話機1における他の実施形態である第2実施形態の携帯電話機1Aについて説明する。
図10は、第2実施形態の携帯電話機1Aにおける撮像画像を処理する機能における機能ブロック図である。図11は、第2実施形態におけるフリッカ判定の流れを説明するフロー図である。
ここで、携帯電話機1Aにおける外部構造及び内部構造は、図1から図5に示す携帯電話機1と同様である。つまり、被写体の撮像に用いられるCMOSセンサ201は、第1方向としての水平ライン方向と、第2方向としての垂直ライン方向とを有する平面上に配列された複数の画素を有する撮像デバイスである。また、LCD21は、CMOSセンサ201から水平方向ごとに垂直方向に順次読み出された電荷信号に基づいて、水平方向ごとに垂直方向に順次描画処理して撮像画像を表示するLCDである。以下に、第1実施形態における携帯電話機1と相違する点を中心に第2実施形態における携帯電話機1Aについて説明する。
携帯電話機1Aにおいて、フリッカの発生を判定する対象領域は、複数の第1基準領域のうち、撮像画像Aにおける水平ライン方向中央域に位置する1又は複数の中央時基準領域を除く複数の側方基準領域である。
フリッカの発生を判定する対象の領域として側方基準領域が設定されているのは、蛍光灯等の下で被写体を撮像する場合、被写体が水平ライン方向中央に位置した状態で撮像されるのが通常であることを理由とする。更には、カメラ付き携帯電話機1A等のスペックが低い撮像装置による撮像は、被写体が水平ライン方向中央に位置した状態でなされる場合が多いことを理由とする。フォーカスロックが無ければ、中心に被写体をもってくることが常識となる。つまり、フリッカが発生する撮影態様において、水平ライン方向両外側の側方基準領域を明度が高い第1基準領域であるとして、該側方基準領域をフリッカ判定の対象領域として予め設定している。
このように、フリッカ判定の対象領域が予め設定されていることから、携帯電話機1Aは第1実施形態の携帯電話機1と以下において相違する。
図10に示すように、携帯電話機1Aは、撮像部100に含まれるCMOSセンサ201と、信号処理回路203と、CPU45に含まれる撮像画像分割部205と、第1輝度算出部207と、第3輝度算出部213と、フリッカ判定部215と、フリッカ除去指示部217と、フリッカ除去部219と、メモリ44に含まれる第1閾値記憶部231と、第2閾値記憶部233とを有する。携帯電話機1Aにおいて、上述のように、フリッカの発生を判定する対象の領域が予め設定されているため、第2輝度算出部と、判定対象領域決定部とを有しない。
つまり、明度算出手段としての第1輝度算出部207により算出された複数の分割領域STそれぞれにおける輝度積算値yは、フリッカ測定の対象領域を選択するために用いられることなく、直接、明度算出手段としての第3輝度算出部213における第1判定用輝度値Y2を算出するのに用いられる。
更に、以下に、上述した相違点を有する第2実施形態の携帯電話機1Aにおけるフリッカ判定の流れについて説明する。
まず、図6に示すように、被写体(人)が中央に位置するように撮像された撮像画像Aを図7に示すように複数の領域に分割する(ST11)。具体的には、撮像画像分割部205は、撮像画像Aを水平ライン方向において3の第1基準領域S1からS3に分割すると共に、垂直ライン方向において12の第2基準領域T1からT12に分割する。これにより、撮像画像Aは、36の分割領域S1T1からS3T12に分割される。
次いで、第1輝度算出部207は、分割領域STごとに輝度値を積算して輝度積算値yを算出する(ST12)。ここで、本実施形態において、被写体(人)が位置しない側方基準領域としての第1基準領域S1、S3の2つの領域は、予めフリッカの判定対象となることが設定されている。
続けて、第3輝度算出部213により、第2基準領域T1からT12それぞれにおける側方基準領域としての第1基準領域S1、S3に位置する分割領域の輝度積算値yを合算して第1判定用輝度値Y2を算出する(ST13)。更に、第3輝度算出部213は、算出された第1判定用輝度値Y2を補正して第2判定用輝度値Y3を算出する(ST14)。具体的には、第1判定用輝度値Y2に、3/2を乗じて第2判定用輝度値Y3を算出する。
続けて、フリッカ判定部215は、複数の第2判定用輝度値Y3により所定の明度差を算出する(ST15)。フリッカ判定部215は、算出された明度差の値と第2閾値記憶部233に記憶される第2閾値とを比較する。明度差が第2閾値よりも高いと判定された場合、フリッカ判定部215は、撮像画像にフリッカが発生していると判定する(ST16)。本実施形態において、フリッカ判定部215は、撮像画像AにフリッカFが発生していると判定する。
フリッカ判定部215は、フリッカ発生の判定結果をフリッカ除去指示部217に出力する(ST17)。フリッカが発生している場合、フリッカ除去指示部217はフリッカ除去部219にフリッカを除去することを指示する。フリッカ除去部219は、フリッカ除去指示部217からの指示に基づいて、撮像画像に発生するフリッカを所定の方法にて除去する。
ここで、上述におけるフリッカの判定は、撮像画像Aにおける1フレーム前の画像にて輝度の算出、高明度基準領域の選択やフリッカの判定等を行ってもよい点は第1実施形態と同様である。
本実施形地によれば、第1実施形態で得られる効果のほか、予めフリッカ判定の対象領域が設定されていることから第1実施形態における第2輝度算出部及び判定対象決定部による処理が不要である。これにより、フリッカの発生を判定する処理における負担を更に軽減することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、第1実施形態及び第2実施形態において、撮像装置として携帯電話機について説明しているが、これに限定されず、例えば、デジタルカメラ、ビデオカメラ等であってもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態において、第1判定用輝度値Y2を第2判定用輝度値Y3に補正しているが、これに限定されず、第2閾値を補正してもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態において、フリッカ判定の対象領域における第2基準領域全てについて第1判定用輝度値Y2を算出してフリッカ判定をしているが、これに限定されず、例えば、垂直ライン方向における上方側の第2基準領域の輝度値によりフリッカ判定をしてもよい。撮影画像において、垂直ライン方向における上方側の領域は、背景等であることが多いからである。
また、第1実施形態及び第2実施形態において、フリッカの判定等は、メイン制御部であるCPUによりなされるが、これに限定されず、別途配置されたDSP(digital signal processor)によりなされてもよい。
携帯電話機1を開いた状態における正面斜視図である。 携帯電話機1を開いた状態における裏面図である。 携帯電話機1の回路ブロック図である。 携帯電話機1における撮像画像を処理する機能における機能ブロック図である。 撮像画像の処理を説明する図である。 中央域に被写体が位置した状態で撮像された撮像画像を示す図である。 分割された撮像画像を説明する図である。 フリッカ判定の流れを説明するフロー図である。 他の撮像画像を示す図である。 第2実施形態の携帯電話機1Aにおける撮像画像を処理する機能における機能ブロック図である。 第2実施形態におけるフリッカ判定の流れを説明するフロー図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
21 LCD表示部
23 カメラ部
45 CPU
100 撮像部
201 CMOSセンサ
205 撮像画像分割部
207 第1輝度算出部
209 第2輝度算出部
211 判定対象領域決定部
213 第3輝度算出部
215 フリッカ判定部

Claims (6)

  1. 第1方向と前記第1方向に直交する第2方向とを有する平面上に配列された複数の画素を有すると共に、前記複数の画素からの電荷信号を前記第1方向ごとに前記第2方向に順次読み出すCMOSセンサと、
    前記CMOSセンサにより得られる電荷信号に基づいて生成される撮像画像を前記第1方向において複数の第1基準領域に分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割された前記複数の第1基準領域それぞれにおける明度を算出する明度算出手段と、
    前記明度算出手段により算出された前記複数の第1基準領域それぞれにおける第1明度が所定の明度よりも高いかを判定する明度判定手段と、
    前記明度判定手段により前記所定の明度よりも前記第1明度が高いと判定された高明度基準領域によりフリッカの発生を判定するフリッカ判定手段と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記分割手段は、前記撮像画像を前記第2方向において複数の第2基準領域に分割すると共に、所定の第1基準領域及び所定の第2基準領域の双方に位置する複数の分割領域に分割し、
    前記明度算出手段は、前記複数の分割領域それぞれにおける明度を算出すると共に、前記複数の第2基準領域それぞれにおける前記高明度基準領域に位置する分割領域の明度を合算して第1判定用明度をそれぞれ算出し、
    前記フリッカ判定手段は、前記明度算出手段により算出された前記複数の第1判定用明度における明度差に基づいてフリッカの発生を判定する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記明度算出手段は、前記第1基準領域の数がnであり、前記高明度基準領域の数がxである場合、前記第1判定用明度にn/xを乗じて前記複数の第2基準領域それぞれにおける第2判定用明度を算出し、
    前記フリッカ判定手段は、前記複数の第2判定用明度における明度差が所定の閾値よりも大きい場合にはフリッカが発生していると判定する
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 第1方向と前記第1方向に直交する第2方向とを有する平面上に配列された複数の画素を有すると共に、前記複数の画素からの電荷信号を前記第1方向ごとに前記第2方向に順次読み出すCMOSセンサと、
    前記CMOSセンサにより得られる電荷信号に基づいて生成される撮像画像を前記第1方向において複数の第1基準領域に分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割された前記複数の第1基準領域のうち、前記第1方向における中央域に位置する1又は複数の中央基準領域を除いた複数の側方基準領域によりフリッカの発生を判定するフリッカ判定手段と
    前記撮像画像における所定領域の明度を算出する明度算出手段と、を更に備え、
    前記分割手段は、前記撮像画像を前記第2方向において複数の第2基準領域に分割すると共に、所定の第1基準領域及び所定の第2基準領域の双方に位置する複数の分割領域に分割し、
    前記明度算出手段は、前記複数の分割領域それぞれにおける明度を算出すると共に、前記複数の第2基準領域それぞれにおける前記側方基準領域に位置する分割領域の明度を合算して第1判定用明度をそれぞれ算出し、
    前記フリッカ判定手段は、前記明度算出手段により算出された複数の第1判定用明度に
    おける明度差に基づいてフリッカの発生を判定する
    撮像装置。
  5. 前記明度算出手段は、前記第1基準領域の数がnであり、前記側方基準領域の数がxである場合、前記第1判定用明度にn/xを乗じて前記複数の第2基準領域それぞれにおける第2判定用明度を算出し、
    前記フリッカ判定手段は、前記複数の第2判定用明度における明度差が所定の閾値よりも大きい場合にはフリッカが発生していると判定する
    請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記フリッカ判定手段により前記撮像画像にフリッカが発生していると判定された場合、前記撮像画像に発生した前記フリッカを除去するフリッカ除去手段を更に備える
    請求項1からのいずれかに記載の撮像装置。
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