JP5044212B2 - ヒドロキシルアミンエステルを含むコーティング組成物 - Google Patents
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Description
a)少なくともエチレン性不飽和化合物;
b)エチレン性不飽和化合物のIR硬化またはNIR硬化を可能にするのに有効な熱開始剤;および
c)エチレン性不飽和化合物のUV硬化を可能にするのに有効な光開始剤を含み、
熱開始剤が、式(I)もしくは式(I’)で示される構造要素を有するヒドロキシルアミンエステル、または式(II)もしくは(II’)で示される反復構造単位を有する高分子ヒドロキシルアミンエステル:
Xは、水素、C1〜C36アルキル、C2〜C36アルケニル、C2〜C18アルキニル、C6〜C10アリール、−O−C1〜C18アルキル、−O−C6〜C10アリール、−NH−C1〜C18アルキル、−NH−C6〜C10アリール、−N(C1〜C6アルキル)2であり;
X’は、直接結合またはC1〜C36アルキレン、C1〜C36、C1〜C36アルキニレン、−(C1〜C6アルキレン)−フェニル−(C1〜C6アルキレン)または基:
G1、G2、G3およびG4は、互いに独立してC1〜C4アルキルであるか、またはG1およびG2が一緒でかつG3およびG4が一緒に、またはG1およびG2が一緒か、もしくはG3およびG4が一緒に、ペンタメチレンであり;
G5およびG6が、互いに独立して水素またはC1〜C4アルキルであり;
R1は、C1〜C12アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C7〜C18アラルキル、C2〜C18アルカノイル、C3〜C5アルケノイルまたはベンゾイルである)である、熱および紫外線二重硬化性コーティング組成物に関する。
熱硬化:
熱硬化は、混合物を基材に適用した後に、対流熱、またはIR−もしくはNIR−光をあてることを指す。粉体コーティングの場合、付着した粉体コーティングが、好ましくは最初に対流熱によって溶融されて、表面層を形成する。
本発明による方法で用いられるNIR光は、約750nm〜約1500nm、好ましくは750nm〜1200nmの波長範囲内の短波長赤外線である。NIR光の放射線源としては、例えば市販されている(例えばAdphosから)従来のNIR放射線エミッターが挙げられる。
本発明による方法で用いられるIR光は、約1500nm〜約3000nmの波長範囲内の中波長光、および/または3000nmを超える波長範囲内の長波長赤外線である。この種のIR光エミッターは、市販されている(例えばHeraeusから)。
その光化学的硬化ステップは通常、約200nm〜約600nm、特に200〜450nmの波長の光を用いて実施する。光源としては、ほとんどの種類のうち多数のものが用いられる。点源および扁平な投光器(ランプカーペト(lamp carpets))の両者とも適している。例は、場合によりハロゲン化金属をドープした炭素アーク灯、キセノンアーク灯、中−、高−および低−圧水銀灯(ハロゲン化金属灯)、マイクロ波励起金属蒸気灯、エキシマランプ、超化学線蛍光管(super actinic fluorescent tubes)、蛍光灯、アルゴンフィラメントランプ、電子フラッシュランプ、写真用フラッドライト、シンクロトロンまたはレーザープラズマによって発生する電子ビームおよびX線である。
IR、NIRまたはUV硬化を、二酸化炭素、窒素、アルゴンまたはキセノンなどの不活性雰囲気下で放射線ランプを用いて実施してもよい。
一般のラジカル重合性化合物は、少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する公知のラジカル重合性化合物から選択される。モノマー、プレポリマー、オリゴマー、それらの混合物またはそれらのコポリマーが挙げられる。
不飽和カルボン酸、例えば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸(メチレンコハク酸)、マレイン酸またはフマル酸、ならびにそれらの塩、エステルおよびアミドも挙げられる。また、不飽和脂肪酸、例えばリノレン酸およびオレイン酸も挙げられる。アクリル酸およびメタクリル酸が好ましい。
不飽和酸無水物、例えばイタコン酸無水物、無水マレイン酸、2,3−ジメチルマレイン酸無水物、および2−クロロマレイン酸無水物など。
スチレン、例えばメチルスチレン、クロロメチルスチレンならびにo−、m−およびp−ヒドロキシスチレンなど。
ビニルエーテル、例えばイソブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、2−クロロエチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、およびフェニルビニルエーテルなど。
ビニルエステル、例えば酢酸ビニル、クロロ酢酸ビニル、酪酸ビニルおよび安息香酸ビニルなど。
塩化ビニルおよび塩化ビニリデン。
N−ビニル複素環式化合物、N−ビニルピロリドン、または適宜置換されたビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾール、4−ビニルピリジン。
ジアクリレートエステル、例えば1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(HDDA)、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジアクリレートおよびビスフェノールAジアクリレート、ジビニルベンゼン、ジビニルスクシネート、ジアリルフタレート、トリアリルホスフェート、トリアリルイソシアヌレートおよびトリス(2−アクリロイルエチル)イソシアヌレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールエタントリメタクリレート、テトラメチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ペンタエリトリトールジアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、ジペンタエリトリトールジアクリレート、ジペンタエリトリトールトリアクリレート、ジペンタエリトリトールテトラアクリレート、ジペンタエリトリトールペンタアクリレート、ジペンタエリトリトールヘキサアクリレート、トリペンタエリトリトールオクタアクリレート、ペンタエリトリトールジメタクリレート、ペンタエリトリトールトリメタクリレート、ジペンタエリトリトールジメタクリレート、ジペンタエリトリトールテトラメタクリレート、トリペンタエリトリトールオクタメタクリレート、ペンタエリトリトールジイタコネート、ジペンタエリトリトールトリスイタコネート、ジペンタエリトリトールペンタイタコネート、ジペンタエリトリトールヘキサイタコネート、エチレングリコールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジイタコネート、ソルビトールトリアクリレート、ソルビトールテトラアクリレート、ペンタエリトリトール変性トリアクリレート、ソルビトールテトラメタクリレート、ソルビトールペンタアクリレート、ソルビトールヘキサアクリレート、オリゴエステルアクリレート、オリゴエステルメタクリレート、グリセリンジ−およびトリ−アクリレート、1,4−シクロヘキサンジアクリレート、分子量200〜1500のポリエチレングリコールのビスアクリレートおよびビスメタクリレート、ならびにそれらの混合物である。以下のエステルも適切である:ジプロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセリンエトキシレートトリアクリレート、グリセリンプロポキシレートトリアクリレート、トリメチロールプロパンエトキシレートトリアクリレート、トリメチロールプロパンプロポキシレートトリアクリレート、ペンタエリトリトールエトキシレートテトラアクリレート、ペンタエリトリトールプロポキシレートトリアクリレート、ペンタエリトリトールプロポキシレートテトラアクリレート、ネオペンチルグリコールエトキシレートジアクリレート、ネオペンチルグリコールプロポキシレートジアクリレートである。
モノマーと一緒に用いられる第2のオリゴマーは、例えばGaskeのUS3844916、Weiss et al.のEP280222、Meixner et al.のUS5482649、またはReich et al.のUS5734002に記載されたとおりの第1級または第2級アミンとの反応によって変性されたアクリレートである。そのようなアミン変性アクリレートは、アミノアクリレートとも呼ばれる。アミノアクリレートは、例えばUCB ChemicalsからEBECRYL 80、EBECRYL 81、EBECRYL 83、EBECRYL P115、EBECRYL 7100の名称で、BASFからLaromer PO 83F、Laromer PO 84F、Laromer PO 94Fの名称で、CognisからPHOTOMER 4775 F、PHOTOMER 4967 Fの名称で、またはCray ValleyからCN501、CN503、CN550の名称で入手することができる。
ヒドロキシルアミンエステルが、式(Ia)または(I’a):
XおよびX’は、先に定義したとおりであり、
R2、R3、R2’およびR3’は、互いに独立して非置換のC1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルキニル;またはハロゲン、CN、NO2、もしくは−COOR4(式中、R4は、H、フェニルまたはC1〜C18アルキルである)によって置換されたC1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルキニルであり、R2、R3、R2’およびR3’のアルキル鎖は、窒素または酸素原子によって中断されていてもよいものであるか、あるいは
R2およびR3、ならびに/またはR2’およびR3’が、それらに結合する窒素原子と一緒に、5または6員環を形成しており、その環は、窒素または酸素原子によって中断されていてもよく、C1〜C6アルキニル基、カルボキシル基、C1〜C18アルコキシ基、またはC1〜C18アルカノイルオキシ基によって置換されていてもよい〕で示されるような方法が好ましい。
mが、1である場合、Rは、水素、中断されていないC1〜C18アルキル、酸素原子1個以上によって中断されたC2〜C18アルキル、シアノエチル、ベンゾイル、グリシジル、炭素原子2〜18個の脂肪族カルボン酸の一価の基、炭素原子7〜15個の脂環式カルボン酸の一価の基、炭素原子3〜5個のα,β−不飽和カルボン酸の一価の基、もしくは炭素原子7〜15個の芳香族カルボン酸の一価の基であり、この場合の各々のカルボン酸は、脂肪族、脂環式もしくは芳香族部分が、−COOZ12基(式中、Z12は、H、C1〜C20アルキル、C3〜C12アルケニル、C5〜C7シクロアルキル、フェニルもしくベンジルである)1〜3個によって置換されていてもよいものであるか;あるいはRは、カルバミン酸もしくはリン含有酸の一価の基、または一価のシリル基であり;
mが、2である場合、Rは、C2〜C12、C4〜C12、キシリレン、炭素原子2〜36個の脂肪族ジカルボン酸の二価の基、炭素原子8〜14個の脂環式もしく芳香族ジカルボン酸の二価の基、または炭素原子8〜14個の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルバミン酸の二価の基であり、各々のジカルボン酸は、脂肪族、脂環式、または芳香族部分が、−COOZ12基1または2個によって置換されていてもよいものであるか;あるいはRは、リン含有酸の二価の基、または二価のシリル基であり;
mが、3である場合、Rは、脂肪族、脂環式もしくは芳香族トリカルボン酸(脂肪族、脂環式または芳香族部分が、−COOZ12によって置換されていてもよい)の三価の基、芳香族トリカルバミン酸の三価の基;リン含有酸の三価の基、または三価のシリル基であり;
mが、4である場合、Rは、脂肪族、脂環式または芳香族テトラカルボン酸の四価の基である〕;
pが、1、2または3であり、
R101は、C1〜C12アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C7〜C18アラルキル、C2〜C18アルカノイル、C3〜C5アルケノイルまたはベンゾイルであり;
pが、1である場合、R102は、非置換か、またはシアノ、カルボニルもしくはカルバミド基によって置換されたC1〜C18アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C2〜C18アルケニルであるか、あるいはグリシジル、式:−CH2CH(OH)−Zで示される基、または式:−CO−Z−もしくは−CONH−Z(式中、Zは、水素、メチルまたはフェニルである)で示される基であるか、またはpが1である場合、R101およびR102は一緒に、脂肪族もしくは芳香族1,2−もしくは1,3−ジカルボン酸の環状アシル基であってもよく;
pが、2である場合、R102は、C2〜C12、C6〜C12アリーレン、キシリレン、−CH2CH(OH)CH2−O−B−O−CH2CH(OH)CH2−基(式中、Bは、C2〜C10、C6〜C15アリーレンまたはC6〜C12シクロである)であるか、またはR101が、アルカノイル、アルケノイルもしくはベンゾイルでないことを条件に、R102は、脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸もしくはジカルバミン酸の二価のアシル基であってもよく、もしくは基−CO−であってもよく;
R102は、基:
pが、3である場合、R102は、2,4,6−トリアジニルである〕;
nが、1である場合、R103は、C2〜C8、ヒドロキシもしくはC4〜C32−アシルオキシであるか;または
nが、2である場合、R103は、(−CH2)2C(CH2−)2である);
XおよびG1〜G6は、先に定義したとおりであり;
nが、1である場合、R4は、水素、C1〜C12アルキル、C3〜C5アルケニル、C7〜C9アラルキル、C5〜C7シクロアルキル、C2〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C6〜C10アリール、グリシジル、式:−(CH2)m−COO−Qもしくは−(CH2)m−O−CO−Q(式中、mは、1または2であり、Qは、C1〜C4アルキルまたはフェニルである)で示される基であるか;または
nが、2である場合、R4は、C2〜C12、C6〜C12アリーレン、基:−CH2CH(OH)CH2−O−D−O−CH2CH(OH)CH2−(式中、Dは、C2〜C10、C6〜C15アリーレンまたはC6〜C12シクロである)、もしくは基:CH2CH(OZ1)CH2−(OCH2CH(OZ1)CH2)2−(式中、Z1は、水素、C1〜C18アルキル、アリル、ベンジル、C2〜C12アルカノイルまたはベンゾイルである)であり;
R5は、水素、C1〜C12アルキル、アリル、ベンジル、グリシジルまたはC2〜C6アルコキシアルキルである〕;
Q1は、−N(R7)−(式中、R7は、水素またはC1〜C18アルキルである)または−O−であり;
Eは、C1〜C3、基:−CH2CH(R8)−O−(式中、R8は、水素、メチルまたはフェニルである)、基:−(CH2)8−NH−または直接結合であり;
R6は、C1〜C18アルキル、C5〜C7シクロアキル、C7〜C12アラルキル、シアノエチル、C6〜C10アリール、基:−CH2CH(R8)−OH、式:
Rは、カルバミン酸もしくはリン含有酸の一価の基、または一価のシリル基である〕で示される基であるか;または
R6は、基:−E−CO−NH−CH2−OR7(式中、R7は、水素またはC1〜C18アルキルである)である〕;
XおよびG1〜G6は、先に定義したとおりであり;
kは、2〜100であり;
Tは、エチレンもしくは1,2−プロピレンであるか、またはアクリル酸アルキルもしくはメタクリル酸アルキルとのα−オレフィンコポリマーから誘導された反復構造単位であり;
Q1は、−N(R7)−(式中、R7は、水素またはC1〜C18アルキルである)、または−O−である〕;
nが、1である場合、T2は、水素、C1〜C12アルキル、C3〜C5アルケニル、C7〜C9アラルキル、C5〜C7シクロアルキル、C2〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C6〜C10アリール、グリシジル、式:−(CH2)m−COO−Qもしくは−(CH2)m−O−CO−Q(式中、mは、1または2であり、Qは、C1〜C4アルキルまたはフェニルである)で示される基であるか、または
nが、2である場合、T2は、C2〜C12、C6〜C12アリーレン、基:−CH2CH(OH)CH2−O−D−O−CH2CH(OH)CH2−(式中、Dは、C2〜C10、C6〜C15アリーレンまたはC6〜C12シクロである)、もしくは基:CH2CH(OZ1)CH2−(OCH2CH(OZ1)CH2)2−(式中、Z1は、水素、C1〜C18アルキル、アリル、ベンジル、C2〜C12アルカノイルまたはベンゾイルである)である〕;
kは、2〜100であり;
T3およびT4は、互いに独立してC2〜C12アルキレンであるか、またはT4は、基:
eは、3または4であり;
T6は、
E1およびE2は、異なっていて、それぞれ−CO−または−N(E5)−(式中、E5は、水素、C1〜C12アルキルまたはC4〜C22アルコキシカルボニルアルキルである)であり;
E3およびE4は、互いに独立して水素、C1〜C30アルキル、非置換のフェニルもしくはナフチル、または塩素もしくはC1〜C4アルキルによって置換されたフェニルもしくはナフチルであり;
E3およびE4は一緒に、場合により4個までのC1〜C4アルキル基によって置換された、炭素原子4〜17個のポリメチレンである〕;
XおよびG1〜G6は、先に定義したとおりであり;
E6は、脂肪族または芳香族の四価の基である);
T5は、C2〜C22、C5〜C7シクロ、C1〜C4ジ(C5〜C7シクロ)、フェニレンまたはフェニレンジ(C1〜C4)である);
R10は、水素、C1〜C12アルキルまたはC1〜C12アルコキシである)。
Xは、水素、C1〜C36アルキルまたはC6〜C10アリールであり;
G1、G2、G3およびG4は、メチルであるか、またはG1およびG3が、メチルで、かつG2およびG4が、エチルであるか、またはG1およびG2が、メチルで、かつG3およびG4が、エチルであり;
G5およびG6は、独立して水素またはメチルであり;
Rは、水素、中断されていないC1〜C18アルキル、酸素原子1個以上によって中断されたC2〜C18アルキル、シアノエチル、ベンゾイル、グリシジル、炭素原子2〜18個の脂肪族カルボン酸の一価の基、炭素原子7〜15個の脂環式カルボン酸の一価の基、炭素原子3〜5個のα,β−不飽和カルボン酸の一価の基、もしくは炭素原子7〜15個の芳香族カルボン酸の一価の基であり、この場合の各々のカルボン酸は、脂肪族、脂環式もしくは芳香族部分が、−COOZ12基(式中、Z12は、H、C1〜C20アルキル、C3〜C12アルケニル、C5〜C7シクロアルキル、フェニルもしくベンジルである)1〜3個によって置換されていてもよいものであるか;あるいは
Rは、カルバミン酸もしくはリン含有酸の一価の基、または一価のシリル基である〕;
R101は、C1〜C12アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C7〜C8アラルキル、C2〜C18アルカノイル、C3〜C5アルケノイルまたはベンゾイルであり;
R102は、非置換か、またはシアノ、カルボニルもしくはカルバミド基によって置換されたC1〜C18アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C2〜C18アルケニルであるか、あるいはグリシジル、式:−CH2CH(OH)−Zで示される基、または式:−CO−Z−もしくは−CONH−Z(式中、Zは、水素、メチルまたはフェニルである)で示される基である〕;
C3〜C12アルケニルは、例えばプロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ドデセニルであり、それらの異性体を含む。
ヒドロキシルアミンエステルに加えて、当該技術分野で公知の熱開始剤のいずれを用いてもよい。好ましくは追加の熱開始剤は、過酸化ジクミルなどの過酸化物、およびUS5922473に開示されたアゾ開始剤である。
二重硬化系においては、熱ラジカル開始剤に加えて、光開始剤が必要となる。例は、
式:
R65、R66およびR67は、互いに独立して水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4−ハロゲンアルキル、C1〜C4アルコキシ、塩素またはN(C1〜C4アルキル)2であり;
R68は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4−ハロゲンアルキル、フェニル、N(C1〜C4アルキル)2、COOCH3、
ベンゾフェノン、Darocur(登録商標)BP
R29は、水素またはC1〜C18アルコキシであり;
R30は、水素、C1〜C18アルキル、C1〜C18アルコキシ、−OCH2CH2−OR47(式中、R47は、水素、基:
a、bおよびcは、1〜3であり;
nは、2〜10であり;
G3およびG4は、互いに独立してポリマー構造の末端基、好ましくは水素またはメチルである)であり;
R31は、ヒドロキシ、C1〜C16アルコキシ、モルホリノ、ジメチルアミノもしくは−O(CH2CH2O)m−C1〜C16−アルキルであり;
R32およびR33は、互いに独立して水素、C1〜C6アルキル、C1〜C16アルコキシ、もしくは−O(CH2CH2O)m−C1〜C16−アルキル(式中、mは、1〜20である);または非置換のフェニルもしくはベンジル;またはC1〜C12アルキルによって置換されたフェニルもしくはベンジルであるか;あるいはR32およびR33は、それらに結合する炭素原子と一緒に、シクロヘキシル環を形成し;但し、R31、R32およびR33は、全て一緒にではなくC1〜C16アルコキシまたは−O(CH2CH2O)mC1−C16−アルキルである〕で示されるα−ヒドロキシケトン、α−アルコキシケトンまたはα−アミノケトン。
1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン(IRGACURE(登録商標)184)またはIRGACURE(登録商標)500(IRGACURE(登録商標)184とベンゾフェノンとの混合物)
2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1−オン(IRGACURE(登録商標)907)
2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン−1(IRGACURE(登録商標)369)
1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン(IRGACURE(登録商標)2959)
2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(IRGACURE(登録商標)651)
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(DAROCUR(登録商標)1173)
2−ジメチルアミノ−2−(4−メチル−ベンジル)−1−(4−モルホリン−4−イル−フェニル)ブタン−1−オン;
2−ベンジル−1−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−2−ジメチルアミノ−ブタン−1−オン;
2−ヒドロキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル〕フェニル]−2−メチル−プロパン−1−オン;
2−ヒドロキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−フェノキシ]フェニル}−2−メチルプロパン−1−オンである。
R40およびR41は、互いに独立して非置換のC1〜C20アルキル、シクロヘキシル、シクロペンチル、フェニル、ナフチルもしくはビフェニリル;またはハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12アルコキシ、C1〜C12アルキルチオもしくはNR52R53(式中、R52およびR53は、互いに独立して水素、非置換のC1〜C12アルキル、またはOHもしくはSHによって置換されたC1〜C12アルキルであり、この場合のアルキル鎖は、酸素原子1〜4個によって中断されていてもよいものであるか、あるいはR52およびR53は、互いに独立してC2〜C12アルケニル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジルまたはフェニルである)によって置換されたC1〜C20−アルキル、シクロヘキシル、シクロペンチル、フェニル、ナフチルもしくはビフェニリルであるか、あるいはR40およびR41は、互いに独立して−(CO)R42(式中、R42は、非置換のシクロヘキシル、シクロペンチル、フェニル、ナフチルもしくはビフェニリルであるか、またはハロゲン、C1〜C4アルキルおよび/もしくはC1〜C4アルコキシによって置換されたシクロヘキシル、シクロペンチル、フェニル、ナフチルもしくはビフェニリルであるか;あるいはR42は、S原子またはN原子を有する5または6員の複素環である〕で示されるアシルホスフィンオキシド。
ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキシド;IRGACURE(登録商標)819
2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−ホスフィンオキシド;Darocur(登録商標)TPO
ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド;CGI403である。
R43およびR44は、互いに独立して、場合によりC1〜C18アルキル、C1〜C18アルコキシ、シクロペンチル、シクロヘキシルもしくはハロゲンによって一置換、二置換もしくは三置換されたシクロペンタジエニルであり;
R45およびR46は、Ti−C結合に対してオルト位にある少なくとも1個のFまたはCF3置換基と、非置換のピロリニルもしくはポリオキサアルキルであるか、またはC1〜C12−アルキル、ジ(C1〜C12−アルキル)アミノメチル、モルホリノメチル、C2〜C4−アルケニル、メトキシメチル、エトキシメチル、トリメチルシリル、ホルミル、メトキシもしくはフェニル1〜2個によって置換されたピロリニルもしくはポリオキサアルキルである少なくとも1個の更なる置換基と、を有するフェニルであるか;あるいは
R45およびR46は、
G5は、O、SまたはNR51(式中、R51は、C1〜C8アルキル、フェニルまたはシクロフェニルである)であり;
R48、R49およびR50は、互いに独立して水素、ハロゲン、C1〜C12アルケニル、C1〜C12アルコキシ、酸素原子1〜4個によって中断されたC2〜C12−アルコキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロペンチルオキシ、フェノキシ、ベンジルオキシ、非置換のフェニルもしくはビフェニル、またはC1〜C4−アルコキシ、ハロゲン、フェニルチオもしくはC1〜C4−アルキルチオによって置換されたフェニルもしくはビフェニルであり、但し、R48およびR50が、両者同時に水素でないこと、および残基:
ビス(.eta.5−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロロ−1−イル)フェニル)チタニウム
IRGACURE(登録商標)784
ビス(2,6−ジフルオロフェニル)ビス[(1,2,3,4,5−eta)−1−メチル−2,4−シクロペンタジエン−1−イル]チタニウム
IRGACURE(登録商標)727である。
R54は、水素、C1〜C12−アルキルまたは基:
R55、R56、R57、R58およびR59は、互いに独立して水素、非置換のC1〜C12−アルキル、またはOH、C1〜C4アルコキシ、フェニル、ナフチル、ハロゲンもしくはCNによって置換されたC1〜C12−アルキルであり;この場合のアルキル鎖は、酸素原子1個以上によって中断されていてもよいものであるか;あるいはR55、R56、R57、R58およびR59は、互いに独立してC1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオまたはNR52R53(式中、
R52およびR53は、互いに独立して水素、非置換のC1〜C12−アルキル、またはOHもしくはSHによって置換されたC1〜C12−アルキルであり、この場合のアルキル鎖は、酸素原子1〜4個によって中断されていてもよいものであるか;あるいはR52およびR53は、互いに独立してC2〜C12−アルケニル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジルまたはフェニルである)であり、
Y1は、場合により酸素原子1個以上によって中断されたC1〜C12−アルキレンである〕で示されるフェニルグリオキサレート。
式:
A1は、メチルまたは−O−Si(CH3)3であり;
A2は、メチルまたは−Si(CH3)3であり;
Yは、−(CH2)a−、−(CH2)a−O−、−(CH2)b−O−(CH2)a−、または−(CH2)b−O−(CH2)a−O−であり;
aおよびbは、互いに独立して1〜10であり;
nは、1〜10の数であり;
mは、0〜25の数であり;
pは、0〜25の数である)で示される、WO02/48204に記載された界面活性ベンゾフェノン。
A1は、メチルまたは−O−Si(CH3)3であり;
A2は、メチルまたは−Si(CH3)3であり;
Yは、−(CH2)a−、−(CH2)a−O−、−(CH2)b−O−(CH2)a−、または−(CH2)b−O−(CH2)a−O−であり;
aおよびbは、互いに独立して1〜10であり;
nは、1〜10の数であり;
mは、0〜25の数であり;
pは、0〜25の数である)
Rは、HまたはC1〜C4アルキルであり;
A1は、メチルまたは−O−Si(CH3)3であり;
A2は、メチルまたは−Si(CH3)3であり;
Yは、−(CH2)a−、−(CH2)a−O−、−(CH2)b−O−(CH2)a−、または−(CH2)b−O−(CH2)a−O−であり;
aおよびbは、互いに独立して1〜10であり;
nは、1〜10の数であり;
mは、0〜25の数であり;
pは、0〜25の数である)
A1は、メチルまたは−O−Si(CH3)3であり;
A2は、メチルまたは−Si(CH3)3であり;
Yは、−(CH2)a−、−(CH2)a−O−、−(CH2)b−O−(CH2)a−、または−(CH2)b−O−(CH2)a−O−であり;
aおよびbは、互いに独立して1〜10であり;
nは、1〜10の数であり;
mおよびpは、独立して0〜25の数である)
Rは、C1〜C4アルキルであり;
A1は、メチルまたは−O−Si(CH3)3であり;
A2は、メチルまたは−Si(CH3)3であり;
Yは、−(CH2)a−、−(CH2)a−O−、−(CH2)b−O−(CH2)a−、または−(CH2)b−O−(CH2)a−O−であり;
aおよびbは、互いに独立して1〜10であり;
nは、1〜10の数であり;
mは、0〜25の数であり;
pは、0〜25の数である)
加えて、重合性混合物が、場合により意図する使用に応じて更なる従来の添加剤を含んでいてもよい。それらの例は、
脱ガス剤、酸化防止剤、光沢剤、充填剤、早期重合を防ぐことを意図する熱阻害剤(thermal inhibitors)、例えば2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン−1−オキシル(4−ヒドロキシ−TEMPO)およびそれらの誘導体;
静電防止剤、湿潤剤または流動性改良剤、接着強化剤;
熱乾燥または硬化触媒、例えば有機金属化合物、アミンおよび/またはホスフィン;
UV吸収剤および光安定化剤、例えば2(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシベンゾフェノン、非置換または置換された安息香酸のエステル、アクリレート、立体障害アミン、シュウ酸ジアミド、2−(2−ヒドロキシ−フェニル)−1,3,5−トリアジン、ホスファイトおよびホスホナイトの群からのものである。
RTMIRGANOX 1035、1010、1076、1222、RTMTINUVIN P, 234、320、326、327、328、329、213、292、144、400、622LD(Ciba Specialty Chemicalsから市販される)、RTMANTIGENE P、3C、FR、GA-80、RTMSUMISORB TM-061(Sumitomo Chemical Industries Co.から市販される)、RTMSEESORB 102、103、501、202、712、704(Sypro Chemical Co., Ltd.から市販される)、RTMSANOL LS770(Sankyo Co. Ltd.から市販される)、Ciba Specialty Chemicalsから市販されるRTMUVITEX OBである。特に有利なものは、立体障害ピペリジン誘導体(HALS)と立体障害フェノールとの組合せの添加、例えばIRGANOX 1035とTINUVIN 292との、例えば比1:1での添加である。US4,923,915を参照されたい。
配合物、および場合により更なる添加剤の成分を、公知の塗装技術、例えばスピンコーティング、浸漬、ナイフ塗布、流し込み(curtain pouring)、はけ塗りもしくは吹付塗り、特に静電吹付塗り、リバースロールコーティングおよび電気泳動塗装によって、基材に均一に適用する。適用する量(膜厚)および基材(コ層の支持体)の性質は、所望の適用分野に依存する。膜厚の範囲は、一般に0.1μm〜300μm超の値を含む。
適切なものは、全ての種類、例えば木、織物、紙、セラミック、ガラス、ガラス繊維、プラスチック、例えばポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィンまたはセルロースアセテートなどで、特に薄膜の形態のもの、および金属ではAl、Cu、Ni、Fe、Zn、MgまたはCo、およびGaAs、SiまたはSiO2などであり、それに保護層または画像形成露光による画像を適用する。
液体コーティングまたは粉体コーティングまたはゲルコート。コーティングは、好ましくは着色されている。着色コーティング、特に不透明の顔料(黄色、赤色)を含むものは、ヒドロキシルアミンエステルを用いれば、通し硬化させ得ることが分かった。
本発明の二重硬化系を、熱開始剤として過酸化物を用いるUS5,922,473に開示された系と比較したところ、粉体含有過酸化物でのガラス転移温度がより低いことが示されることができる。それにもかかわらず、合理的な通し硬化速度を実現することができる。
a)少なくともエチレン性不飽和樹脂と、先に定義したヒドロキシルアミンエステルと、先に定義した光開始剤との混合物であるコーティング組成物を、基材に適用し;
b)IR−またはNIR光エミッター1台以上、およびUV光エミッター1台以上を取り付けた照射トンネル内を、コーテッド基材を移動させることを含む、液体コーティング組成物を二重硬化させる方法に関する。
a)少なくともエチレン性不飽和化合物と、先に定義したヒドロキシルアミンエステルと、先に定義した光開始剤との混合物である粉体コーティング組成物を、基材に適用し;
b)前記コーティングにちょうど十分な熱をあてて溶融し、前記コーティングを滑らかな溶融皮膜に流延し;
c)IR−またはNIR光エミッター1台以上、およびUV光エミッター1台以上を取り付けた照射トンネル内を、コーテッド基材を移動させることを含む、粉体コーティング組成物を二重硬化させる方法に関する。
実施例1
強力NIRエミッターによるヒドロキシルアミンエステルを用いた熱硬化
使用したヒドロキシルアミンエステル
89重量% Ebecryl 604(ヘキサンジオールジアクリレート中のエポキシアクリレート75%、UCB)
10重量% Sartomer SR 344(ポリエチレングリコール400ジアクリレート、Cray Valley)
1重量% Ebecryl 350(シリコンジアクリレート、UCB)
1または5重量% ヒドロキシルアミンエステル
99.5重量% Roskydal 502(スチレン中のUPES 66%、Bayer)
0.5重量% Byk 300(シリコン樹脂、Byk-Mallinckrodt)
1または0.5重量% ヒドロキシルアミンエステル
アクリレート配合物を、2”(5.1cm)シリコンウェファー上に紡糸した(20μm厚膜)。シリコンウェファーを、透過型IR分光法(RTIR装置)による選択的アクリレート二重結合変換の測定に用いて、NIR露光後の全体的な硬化度に関する補足的情報を得た。
粉体コーティング配合物:
配合物1、透明なコート
77.5重量% Uracross P3125、不飽和ポリエステル樹脂、DSM
20.0重量% Uracross P3307、ビニルエーテルウレタン、DSM
1.0重量% Resiflow PV5、流動剤、Worlee Chemie GmbH, Lauenburg, Germany
0.5重量% Worlee Add 902、脱ガス剤、Worlee Chemie GmbH, Lauenburg, Germany
開始剤を含まないマスターバッチ98重量%
2.0重量% 式:
97.5重量% Uvecoat 3000、メタクリル化PES、UCB、S.A.、Drogenbos、Belgium
1.0重量% Resiflow PV5、流動剤、Worlee Chemie GmbH, Lauenburg, Germany
0.5重量% Worlee Add 902、脱ガス剤、Worlee Chemie GmbH, Lauenburg, Germany
開始剤を含まないマスターバッチ98重量%
2.0重量% 式:
97.5重量% Uvecoat 3000、メタクリル化PES、UCB、S.A.、Drogenbos、Belgium
1.0重量% Resiflow PV5、流動剤、Worlee Chemie GmbH, Lauenburg, Germany
0.5重量% Worlee Add 902、脱ガス剤、Worlee Chemie GmbH, Lauenburg, Germany
開始剤を含まないマスターバッチ96.5重量%
1.5重量% Spezialshwarz 250、Degussa
2.0重量% 式:
ヒドロキシルアミンエステルまたは過酸化物を含有する粉体コーティングにおけるガラス転移温度(Tg)
b)Worlee Chemie(Germany)からのResiflow (登録商標)PV5、
c)Clariant AG(Muttenz, Swirzerland)からのCeridust(登録商標)9615
d)Worlee Chemie(Germany)からのWorlee(登録商標)Add 902
e)Ciba Specialty Chemicals(Basel, Switzerland)からのIrgazin(登録商標)Yellow 2093
f)Kronos(Germany)からのKronos(登録商標)2160
g)Sachtleben(Germany)からのBlanc Fixe F
h)Ciba Specialty Chemicals(Basel, Switzerland)からのIrgacure(登録商標)2959(2−ヒドロキシ−1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−メチル−1−プロパノン)
i)Ciba Specialty Chemicals(Basel, Switzerland)からのIrgacure(登録商標)819(フェニルビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−ホスフィンオキシド)
黄色に着色したUV粉体コーティングをヒドロキシルアミンエスエルと組み合わせた二重硬化
MEK耐性を、通し硬化のレベルを評価するために測定する。その目的で、硬化の後、パネルがまだ熱いうちに、硬化した独立皮膜をテープからはがす。寸法5×2cmのはがれた皮膜を評量し、膜厚を記録する。その後、はがれた皮膜をMEKに10分間浸す。その皮膜を室温で10分間乾燥させた後に、80℃で5分間乾燥させる。その後、その皮膜を評量して、減量を%で測定する。減量が小さいほど、コーティングの通し硬化度が高いことになる。
強力NIRエミッターによるヒドロキシルアミンエステルでの熱硬化を利用した二重硬化系における付着性の改善
60.0重量% Ebecry 830(ポリエステルアクリレート、UCB)
15.0重量% HDDA(1,6−ヘキサンジオールジアクリレート;希釈剤)
15.0重量% TMPTA(トリメチロールプロパントリアクリレート;希釈剤)
2.8重量% EFKA(登録商標)4050(ポリウレタン分散剤;EFKA)
10重量% Paliotol(登録商標)Yellow 2140 HD(顔料;BASF)
NIR硬化条件:NIRランプ(Adphos) 80%まで切り替えて4,4kW、ベルト速度3m/分、ランプ−基材の距離 3cm
磁気誘導法によって作動する隙間ゲージを利用して、乾燥膜厚を測定した(結果をμmで表した)。
クロスハッチテストの2つの切り目の角度を45℃にした。クロスハッチテストの3種の付着性を設定した。CH1=完全に付着、CH2=一部が付着していない、CH3=完全に剥離
クロスハッチテスト:CH1=はがれていない、CH2=中等度のはがれ、CH3=強度のはがれ(剥離)
強力NIRエミッターによるヒドロキシルアミンエステルでの熱硬化を利用した光安定性の改善
99.5重量% Roskydal 502(スチレン中の66%UPES、Bayer)
0.5重量% Byk 300(シリコン樹脂、Byk-Mallinckrodt)
2.0重量% ヒドロキシルアミンエステル
54.7重量% Roskydal 502(スチレン中の66%UPES、Bayer)
0.27重量% Byk 300(シリコン樹脂、Byk-Mallinckrodt)
45.0重量% Kronos(登録商標)2130
1.6重量% EFKA(登録商標)4050
15.0重量% 酢酸ブチル
48.9重量% Ebecry 604(ヘキサンジオールジアクリレート中の75%エポキシアクリレート、UCB)
5.5重量% Sartomer SR 344(ポリエレングリコール400ジアクリレート、Cray Valley)
0.5重量% Ebecry 350(シリコンジアクリレート、UCB)
2.0重量% ヒドロキシルアミンエステル
45.0重量% Kronos(登録商標)2130
1.6重量% EFKA(登録商標)4050
15.0重量% 酢酸ブチル
全ての系で:NIRランプ(Adphos)85%、ベルト速度3m/分、ランプ−基材の距離 3cm
促進耐光テストDIN/ISO/EN 11341(CAM0)
光源:6.5kW 水冷式キセノンバーナー
フィルター組:外側のフィルター “Sodalime”(窓ガラス)
内側のフィルター Boro S
サイクル条件:常時照光
Claims (8)
- 光開始剤が、ベンゾフェノンおよびシロキサン変性ベンゾフェノン;ベンゾインおよびシロキサン変性ベンゾイン;α−ヒドロキシケトン、α−アルコキシケトンまたはα−アミノケトンおよびそれらのシロキサン変性誘導体;アシルホスフィンオキシド;チタノセン;フェニルグリオキサレートおよびそれらのシロキサン変性誘導体から選択される、請求項1記載の組成物。
- a)少なくともエチレン性不飽和樹脂と、請求項1記載の式106または式120で示されるヒドロキシルアミンエステルと、請求項2記載の光開始剤との混合物であるコーティング組成物を基材に適用することと;
b)コーテッド基材を、IR−またはNIR光エミッター1台以上、およびUV光エミッター1台以上を取り付けた照射トンネル内を移動させること、を含む、液体コーティング組成物を二重硬化させる方法。 - a)少なくともエチレン性不飽和化合物と、請求項1記載の式116で示されるヒドロキシルアミンエステルと、請求項2記載の光開始剤との混合物である粉体コーティング組成物を基材に適用し;
b)前記コーティングに熱をあてて溶融し、前記コーティングを滑らかな溶融皮膜に流延し;
c)塗装基材を、IR−またはNIR光エミッター1台以上、およびUV光エミッター1台以上を取り付けた照射トンネル内を移動させることを含む、粉体コーティング組成物を二重硬化させる方法。 - NIR/UV二重硬化用の熱開始剤としての、請求項1記載のヒドロキシルアミンエステルの使用。
- IRまたはNIR光およびUV光による二重硬化性粉体コーティングのランピングを回避するための、IRまたはNIR/UV二重硬化用の熱開始剤としての、請求項1記載の式116で示されるヒドロキシルアミンエステルの使用。
- IRまたはNIR光およびUV光による二重硬化性コーティングの付着性を改善するための、IRまたはNIR/UV二重硬化用の熱開始剤としての、請求項1記載の式106または式120で示されるヒドロキシルアミンエステルの使用。
- 少なくともエチレン性不飽和化合物と、NIR/UV二重硬化用の熱開始剤としての、請求項1記載のヒドロキシルアミンエステルと、エチレン性不飽和化合物のUV硬化を可能にするのに有効な光開始剤との混合物であるコーティング組成物を基材に適用し;その後、コーテッド基材を、NIR光エミッターおよびUV光エミッターを一緒に取り付けた照射トンネル内を移動させることによる、コーテッド基材の性能を改善する方法。
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