JP5044015B2 - 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 - Google Patents

動画像符号化装置及び動画像符号化方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画像に関するデータを符号化する動画像符号化装置及び動画像符号化方法に関し、特に蛍光灯照明下等において、高速撮像した際に生じるフリッカによる符号化効率の低下を抑制できる動画像符号化技術に関する。
蛍光灯照明下において、撮像された画像データには、蛍光灯の電源周波数による明滅のフリッカ成分が含まれる。例えば、関東地区では商用電源周波数は50Hzであり、蛍光灯はその半波整流周期毎に明滅するため、明滅周波数は100Hzである。このような照明環境下で例えば毎秒60フィールドの撮像を行うと、照明の明滅の周期(フリッカ周期)と、撮像の周期(撮像周期)とが異なるため、各フィールド画像の輝度が異なり映像信号にはフリッカ成分が含まれることになる。
そして、このようなフリッカ成分を含む映像信号を符号化すると、映像信号の圧縮効率が低下するという課題があった。そこで、従来、フリッカによる雑音成分を除去し、映像信号の圧縮効率の低下を抑制する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この従来の技術によれば、映像信号の信号レベルの変化量(差分)に基づいて、信号レベルを差分補正することにより、当該信号レベルからフリッカによる雑音成分を除去する。これにより、映像信号の圧縮効率の低下を抑制することができ、フリッカによる符号化効率の低下を抑制することができる。
特開平9−130806号公報
しかしながら、上記従来の技術では、フリッカによる雑音成分を除去することが困難なために、フリッカによる符号化効率の低下を抑制することができない場合があるという課題がある。
つまり、被写体が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、かつ、上記フリッカによるフリッカ周期に比べて非常に短い撮像周期で撮像を行う場合、各画像間の平均輝度が大きく異なる。このため、上記特許文献1等で開示されている従来の技術では、映像信号の信号レベルの差分が大きくなり過ぎて、信号レベルを差分補正しフリッカによる雑音成分を除去することが困難になる。
特に、照明の輝度が低いタイミングで撮像した画像について、フリッカによる雑音成分を除去することができなければ、当該画像の信号対雑音電力比は低下する。つまり、フリッカによる符号化効率の低下を抑制することができない。
このように、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合、上記従来の技術では、フリッカによる雑音成分を除去することが困難なために、フリッカによる符号化効率の低下を抑制することができない場合があるという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、画像が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、フリッカによる符号化効率の低下を抑制し、高効率の符号化を実現できる動画像符号化装置及び動画像符号化方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る動画像符号化装置は、被写体が撮像された画像の符号化を行う動画像符号化装置であって、前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得部と、取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化部とを備える。
また、本発明は、このような動画像符号化装置として実現できるだけでなく、その装置を構成する各処理部を備え当該動画像符号化装置を制御する集積回路として実現したり、当該各処理部の処理をステップとする方法として実現したりすることができる。さらに、本発明は、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体として実現したり、そのプログラムを示す情報、データ又は信号として実現したりすることもできる。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネット等の通信ネットワークを介して配信してもよい。
本発明の動画像符号化装置及び動画像符号化方法によれば、画像が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、当該フリッカによる符号化効率の低下を抑制し、高効率の符号化を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における動画像符号化装置の機能的な構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1におけるフリッカ制御部の機能的な構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態1における動画像符号化装置の動作手順を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態1の動画像符号化装置における動画像符号化方法を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態1における照明輝度測光部を備える動画像符号化装置の機能的な構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施の形態2における動画像符号化装置の機能的な構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施の形態2におけるフリッカ周期が撮像周期の整数倍とならない場合の動画像符号化方法を説明する図である。 図8は、本発明の実施の形態2の変形例における撮像周期を変更する制御部の機能的な構成を示すブロック図である。 図9は、従来の動画像符号化装置の機能的な構成を示すブロック図である。 図10は、従来の動画像符号化装置における動画像符号化方法を説明する図である。 図11は、動画像符号化装置を集積回路で実現する一例を示す図である。
本発明の実施の形態においては、被写体が撮像された画像の符号化を行う動画像符号化装置であって、前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得部と、取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化部とを備えることを特徴としている。
これにより、輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた符号化方法により、符号化が行われる。つまり、画像が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、フリッカによる明滅状態に応じた符号化方法で、画像の符号化が行われる。このため、フリッカによる符号化効率の低下を抑制し、高効率の符号化を実現することが可能となる効果を奏する。
また、前記動画像符号化装置は、さらに、前記明滅状態のうち、明状態で撮像された明画像を示す画像情報を取得する画像情報取得部を備え、前記符号化部は、前記画像情報で示される明画像を、画面内予測符号化と、当該明画像の撮像時刻よりも過去に撮像された明画像の復号画像を参照して符号化を行う順方向画面間予測符号化とのうち、少なくとも1つにより符号化する構成にしても構わない。
これにより、画面内予測符号化および順方向画面間予測符号化によって符号化される画像を、照明光の輝度が高いタイミングで撮像された明画像としている。このため、画像が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、当該明画像の信号対雑音電力比を高くすることができる。また、複数の明画像を撮像した場合に、複数の明画像間での撮像時の照明光の輝度を略同一とみなすことができる。そのため、当該複数の明画像間の相関が高くなり、高効率の符号化を実現することが可能となる効果を奏する。
また、前記動画像符号化装置は、さらに、前記被写体を所定の撮像周期で撮像する撮像部を備え、前記画像情報取得部は、前記撮像周期で撮像された画像の中から前記明画像を特定し、前記明画像を示す画像情報を取得する構成にしても構わない。
これにより、被写体を所定の撮像周期で撮像し、当該撮像周期で撮像された画像の中から明画像を特定している。このため、画像が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、周期的に特定される当該明画像の信号対雑音電力比を高くすることができる。また、この周期的に特定される明画像間での撮像時の照明光の輝度を略同一とみなすことができる。そのため、明画像間の相関が高くなり、高効率の符号化を実現することが可能となる効果を奏する。
また、前記動画像符号化装置は、さらに、前記輝度情報取得部が取得した輝度情報から、前記光が明滅する周期であるフリッカ周期を取得するフリッカ周期取得部と、取得された前記フリッカ周期が前記撮像周期の整数倍になるように、前記撮像部が撮像する撮像周期を変更する撮像周期変更部とを備える構成にしても構わない。
これにより、明画像間に挟まる双方向画面間予測符号化を行う画像の数も一定とすることが可能となり、符号化制御が容易となる効果を奏する。
また、前記輝度情報取得部は、撮像された画像の平均輝度値を前記輝度情報として取得する構成にしても構わない。
これにより、撮像された画像に関する情報のみから輝度情報を取得することが可能となる効果を奏する。
また、前記動画像符号化装置は、さらに、前記被写体が撮像された環境での光の照明輝度を測光する照明輝度測光部を備え、前記輝度情報取得部は、測光された前記照明輝度を前記輝度情報として取得する構成にしても構わない。
これにより、フリッカ周期内に含まれる画像を基に輝度情報を算出する場合と比べて、例えば画像の平均輝度の計算が不要となり、さらに被写体像が変化することによる画像平均輝度変化の影響が軽減される効果を奏する。
また、前記符号化部は、さらに、撮像された前記明画像以外の画像については、符号化された当該明画像が復号された復号画像を参照した重み付き予測符号化により符号化を行う構成にしても構わない。
これにより、符号化対象となる明画像以外の画像と、符号化された明画像の復号画像を参照して生成する動き補償予測画像の相関が高くなるため、符号化効率をより改善することが可能となる効果を奏する。
また、前記符号化部は、前記明画像と、符号化対象となる前記明画像以外の画像とが撮像された環境での輝度情報の比を基に重みを決定することで、前記重み付き予測符号化により符号化を行う構成にしても構わない。
これにより、符号化対象となる明画像以外の画像と、符号化された明画像の復号画像を参照して生成する動き補償予測画像との平均輝度を略同一にし、符号化効率をより改善することが可能となる効果を奏する。
また、前記符号化部は、撮像された所定の数の画像をグループ画像とし、前記グループ画像に含まれる画像のうち、撮像順で最初の明画像については、画面内予測符号化により符号化を行う構成にしても構わない。
これにより、例えば、グループ画像をMPEG−2規格などに定められたGOP(Group Of Pictures)とすることで、GOP構造を守り、符号化できる効果を奏する。
また、被写体が撮像された画像の符号化を行う動画像符号化方法であって、前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得ステップと、取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化ステップとを含む構成にしても構わない。
これにより、画像が撮像された環境の光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、当該フリッカによる符号化効率の低下を抑制し、高効率の符号化を実現することができるという効果を奏する。
また、被写体が撮像された画像の符号化を行うための動画像符号化プログラムであって、前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得ステップと、取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化ステップとをコンピュータに実行させるための動画像符号化プログラムとして構成しても構わない。
これにより、画像が撮像された環境の光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、当該フリッカによる符号化効率の低下を抑制し、高効率の符号化をプログラムによって実現することができるという効果を奏する。
また、被写体が撮像された画像の符号化を行う動画像符号化集積回路であって、前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得部と、取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化部とを備える動画像符号化集積回路として構成しても構わない。
これにより、画像が撮像された環境の光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、当該フリッカによる符号化効率の低下を抑制し、高効率の符号化を符号化集積回路によって実現することができるという効果を奏する。
なお、本発明における撮像周期とは、隣り合う画像間の時間間隔によって表されるものである。つまり、撮像周期は、単位時間あたりに撮像される画像の枚数の逆数である。単位時間とは、秒、分、時を基本単位としても構わない。
また、フリッカ周期とは、例えば蛍光灯の電源周波数による明滅においては、明から明、または滅から滅までの時間間隔によって表されるものである。
さらに、明画像とは、例えば蛍光灯の電源周波数による明滅において、明状態で撮像された画像等、自装置が置かれた環境下における光状態のうち明状態で撮像された画像を指す。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における動画像符号化装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2は、実施の形態1におけるフリッカ制御部105の機能的な構成を示すブロック図である。
なお、本発明の実施の形態1における動画像符号化装置100は、ここでは、電源周波数が60Hzの蛍光灯照明下において、毎秒480フィールドのインタレース走査画像を撮像することを想定するが、このような構成に限定されるものではなく、どのような撮像周期で画像を撮像しても構わない。
図1に示すように、動画像符号化装置100は、レンズ群101、撮像部102、A/D変換部103、画像信号処理部104、フリッカ制御部105、動画像符号化部106、記録処理部107、記録制御部108、入力部109、及び制御部110を備える。
入力部109は、入力デバイスを介して、撮像部102における撮像周期の設定などのユーザ操作を受け付ける。そして、入力部109は、受け付けたユーザ操作を操作情報として制御部110に出力する。この入力部109に入力されるユーザ操作は、例えば、タッチパッド入力装置、ポインティングデバイス、タブレット等を利用して入力される。
制御部110は、撮像部102、画像信号処理部104、フリッカ制御部105、動画像符号化部106、記録処理部107、及び記録制御部108を制御して、動画像符号化装置100における記録処理等を実行する。この制御部110は、例えばソフトウェアを実行可能なCPU等で構成しても構わない。
レンズ群101は、複数の光学レンズから構成される。
撮像部102は、被写体を所定の撮像周期で撮像する。具体的には、撮像部102は、例えばCCD素子等の撮像素子等から構成され、レンズ群101を介して入力される被写体を撮像する。また、撮像部102が撮像する際の撮像周期は、入力部109から制御部110に出力された操作情報を基に、制御部110を介して指定される。
そして、撮像部102は、撮像した画像をアナログ信号としてA/D変換部103に出力する。なお、撮像部102は、CCD素子を利用した構成に限定されるものではなく、CMOS素子を利用した構成にしても構わない。CMOS素子を用いることにより、消費電力を低減することが可能となる。
A/D変換部103は、撮像部102から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。そして、A/D変換部103は、変換して得られたデジタル信号を画像信号処理部104に出力する。
画像信号処理部104は、A/D変換部103から出力されたデジタル信号に対してノイズ除去や画質調整等の処理を施したのち、毎秒480フィールドのインタレース走査画像(以下、480i画像と称す。)を、フリッカ制御部105および、動画像符号化部106に出力する。
フリッカ制御部105は、入力される480i画像を基に、自装置が置かれた環境の光状態によるフリッカの有無および、480i画像に含まれる画像のうち、明画像の画像情報を、フリッカ情報として動画像符号化部106に出力する。
具体的には、図2に示すように、フリッカ制御部105は、輝度情報取得部121、画像情報取得部122、フリッカ周期取得部123及び制御バッファ部124を備えている。
輝度情報取得部121は、被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する。具体的には、輝度情報取得部121は、撮像された画像の平均輝度値を、輝度情報として取得する。
さらに具体的には、輝度情報取得部121は、480i画像に含まれる画像毎の平均輝度値を、当該画像の画素値に基づく輝度値の平均値として算出し、時系列にフリッカ制御部105の内部に含まれる制御バッファ部124に保存しておく。
そして、輝度情報取得部121は、制御バッファ部124に保存される平均輝度が周期的に極大値、または極小値をとる場合には、フリッカが発生していると判定し、フリッカ情報として、画像情報取得部122を介して動画像符号化部106に出力する。
フリッカ周期取得部123は、輝度情報取得部121が取得した輝度情報から、光が明滅する周期であるフリッカ周期を取得する。具体的には、フリッカ周期取得部123は、制御バッファ部124に保存される平均輝度が周期的に極大値、または極小値をとる場合に、上記極大値、または上記極小値を取る画像の画像間隔を基に、フリッカ周期を算出する。
画像情報取得部122は、輝度情報取得部121が取得した輝度情報から得られる、被写体が撮像された環境での光の明滅状態のうち、明状態で撮像された明画像を示す画像情報を取得する。具体的には、画像情報取得部122は、撮像周期で撮像された画像の中から明画像を特定し、明画像を示す画像情報を取得する。
さらに具体的には、画像情報取得部122は、上記極大値を取る画像を、自装置が置かれた環境の光状態が明状態に撮像された明画像と判定し、その画像の画像情報を取得する。そして、画像情報取得部122は、当該明画像の画像情報をフリッカ情報として動画像符号化部106に出力する。
なお、画像情報は、画像を一意に識別可能な情報であればどのようなものを用いても良く、例えば、画像を撮像した際の撮影時刻情報や、画像のヘッダに含まれる情報等を利用する構成にしても構わない。なお、画像の輝度を算出する際に、画像の平均輝度を算出したが、例えば画像の部分的な平均輝度を算出する構成にしても構わない。
また、制御バッファ部124は、不揮発性メモリ等の記録媒体であり、フリッカ制御部105に含まれる構成としたが、例えば外部に制御バッファ部124を設ける構成にしても構わない。
また、フリッカの有無の判定方法は、画像の平均輝度が周期的に極大値、または極小値をとる場合、フリッカが発生していると判定したが、このような構成に限定されるものではなく、従来から用いられているフリッカの検出方法であればどのようなものを用いても構わない。
図1に戻り、動画像符号化部106は、輝度情報取得部121が取得した輝度情報から得られる光の明滅状態に応じた、画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、画像の符号化を行う。なお、動画像符号化部106は、請求の範囲に記載の「符号化部」に相当する。
具体的には、動画像符号化部106は、フリッカ制御部105から出力されたフリッカ情報を基に、画像信号処理部104から出力された480i画像を、圧縮規格であるMPEG−2規格や、H.264規格等の符号化方法に基づいて毎秒60フィールドのインタレース走査画像(以下、60i画像と称す)として圧縮し、付属情報や、音声信号(図示せず)をMPEG−2 Systems等の多重方法に基づいて多重する。そして、多重して得られた動画ファイルを、記録処理部107に出力する。
また、動画像符号化部106は、符号化の際に他の画像から参照される符号化された明画像の復号画像および、撮像順で次の明画像が符号化されるまで符号化を開始できない画像を蓄積するための符号化バッファ部131を、内部に備える。符号化バッファ部131は、不揮発性メモリ等の記録媒体である。
この動画像符号化部106における圧縮方法は、上記フリッカ情報により示される明画像を、画面内予測符号化と、上記符号化バッファ部131に蓄積される当該明画像の撮像時刻よりも過去に撮像され符号化された明画像が復号された復号画像を参照して符号化を行う順方向画面間予測符号化とのうち、少なくとも1つを用いて符号化するものである。
具体的には、動画像符号化部106は、撮像された所定の数の画像をグループ画像とし、当該グループ画像に含まれる画像のうち、撮像順で最初の明画像については、画面内予測符号化により符号化を行う。このグループ画像は、例えばGOPである。なお、このグループ画像に含まれる画像の数は、一定でなくともよく、グループ画像ごとに変化するものであってもよい。
さらに、動画像符号化部106は、明画像以外の画像は、符号化の際に参照する撮像順で次の明画像が符号化されるまで上記符号化バッファ部131に蓄積された後、上記符号化バッファ部131に蓄積される当該画像よりも過去に撮像され符号化された明画像の復号画像と、未来に撮像され符号化される明画像の復号画像との2つを参照する双方向画面間予測符号化を用いて符号化を行うものとする。
この場合、画面内予測符号化および、順方向画面間予測符号化で符号化される画像は、照明光の輝度が高いタイミングで撮像されている画像であるため、信号対雑音電力比が高く、撮像時の照明光の輝度を略同一とみなせるため、画像間の相関が高くなり、高効率の符号化が可能となる効果を奏する。なお、このように60i画像として符号化された480i画像は、8倍速スローの60i画像として復号し再生することが可能となる。
記録処理部107は、動画像符号化部106から出力された動画ファイルを、上記圧縮規格に設定されているファイル構成に従って記録媒体10に書き込む。なお、記録媒体10は、動画像符号化装置100に内蔵される記録デバイス、例えばハードディスクドライブでも構わないし、着脱可能な半導体メモリ、例えばSDカード等を利用する構成にしても構わない。
記録制御部108は、記録媒体10を駆動するドライブ装置、あるいは、記録アドレス入力手順等の記録プロトコルを制御する。
以下、本発明の実施の形態1における動画像符号化装置100における、フリッカ情報を用いた動作について、図面を参照しながら説明する。
図3は、動画像符号化装置100によって被写体を撮像した際の、画像の符号化を示すフローチャートである。また、図4は、動画像符号化装置100における動画像符号化方法を説明する図である。
(ステップS1001)動画像符号化装置100は、被写体を撮像し、画像信号処理部104において480i画像を得ると、該480i画像を、フリッカ制御部105と動画像符号化部106とに出力し、ステップS1002に進む。
(ステップS1002)次に、フリッカ制御部105に、入力画像が画像信号処理部104から入力されると、輝度情報取得部121は、輝度情報を取得し、当該輝度情報を制御バッファ部124に記憶させる。そして、輝度情報取得部121は、当該輝度情報から入力画像の平均輝度を計算し、算出された平均輝度値と、制御バッファ部124に時系列で保存された過去の入力画像の平均輝度を基に、現在入力された入力画像に、フリッカが存在するか否かを判定する。フリッカが発生していると判定された場合はステップS1003に進む。一方、フリッカが発生していないと判定された場合は、ステップS1010に進む。
(ステップS1003)そして、フリッカ周期取得部123は、入力画像にフリッカが発生していると判定された場合、フリッカ周期を取得する。そして、画像情報取得部122は、時系列で保存された画像の平均輝度が極大値を取る画像間隔を基に、当該入力画像が明画像に該当するか否かを判定する。当該入力画像が明画像であると判定された場合は、ステップS1004に進む。一方、入力画像が明画像でないと判定された場合は、ステップS1009に進む。
例えば、図4に示すように、電源周波数が60Hzの蛍光灯照明下で、撮像周期が1/480秒である480i画像の撮像を行った場合、480i画像に含まれる画像の平均輝度が極大値を取る画像は、画像1103および、画像1107である。つまり、フリッカ周期は4画像単位の1/120秒となる。また、入力画像が明画像であると判定された場合は、画像情報取得部122は、画像の平均輝度が極大値をとる画像1103および、画像1107の画像情報をフリッカ情報として、動画像符号化部106に出力する。
(ステップS1004)入力画像が明画像であると判定された場合、動画像符号化部106は、入力画像が各GOPの撮影順で最初の明画像であるか否かを判定する。GOP内で最初の明画像であると判定された場合は、ステップS1005に進む。一方、各GOPの撮影順で最初の明画像でないと判定された場合は、ステップS1006に進む。
(ステップS1005)入力画像がGOP内で最初の明画像であると判定された場合、動画像符号化部106は、入力画像を画面内予測符号化により符号化する。さらにステップS1007に進む。
(ステップS1006)入力画像が各GOPの撮影順で最初の明画像でないと判定された場合、動画像符号化部106は、符号化バッファ部131に蓄積されている当該明画像の撮影時刻よりも過去の撮影時刻を持つ明画像の復号画像を参照して、順方向画面間予測符号化により符号化する。さらにステップS1007に進む。
(ステップS1007)ステップS1006で符号化された明画像は、他の画像の符号化の際に参照され得るため、当該明画像の復号画像を符号化バッファ部131に蓄積する。さらにステップS1008に進む。
(ステップS1008)動画像符号化部106は、符号化バッファ部131に蓄積されている過去に入力された未符号化画像を、符号化バッファ部131に蓄積されている明画像の復号画像を参照した双方向画面間予測符号化により符号化する。そして、ステップS1011に進む。
(ステップS1009)一方、入力画像が明画像でないと判定された場合、動画像符号化部106は入力画像を符号化バッファ部131に蓄積する。そして、ステップS1011に進む。
(ステップS1010)また、動画像符号化部106は、入力画像にフリッカが発生していないと判定された場合、入力画像をフリッカの影響を考慮せずに符号化する。そして、ステップS1011に進む。
(ステップS1011)そして、制御部110からの制御を基に、符号化処理の終了を判定する。符号化処理を続行する場合は、再度ステップS1001以降の処理を行う。
なお、実施の形態1において、動画像符号化装置100は、フリッカ制御部105が画像信号処理部104から出力される画像を基に輝度情報を算出するとしたが、動画像符号化装置は、照明輝度測光部を備えることにしてもよい。
図5は、照明輝度測光部111を備える動画像符号化装置300の機能的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、動画像符号化装置300は、光センサーなどから構成される照明輝度測光部111を備えている。
照明輝度測光部111は、被写体が撮像された環境での光の照明輝度を測光する。
そして、図2に示されたフリッカ制御部105の輝度情報取得部121は、照明輝度測光部111が測光した照明輝度を輝度情報として取得する。つまり、輝度情報取得部121は、当該照明輝度測光部111において得られる照明の測光結果を基に輝度情報を算出する。
このように、照明の測光結果を基に輝度情報を算出する場合、フリッカ周期内に含まれる画像を基に輝度情報を算出する場合と比べて、例えば画像の平均輝度の計算が不要となること、撮像対象物の変化による画像平均輝度変化の影響が軽減されること、などの効果を奏することが期待される。
また、動画像符号化部106は、各フリッカ周期内における画像のうち、画像の平均輝度が最大となる明画像以外の画像については、符号化された当該明画像が復号された復号画像を参照した重み付き予測を用いた画面間予測符号化により符号化してもよい。符号化の際に使用する重みは、例えば参照画像である明画像と符号化対象となる明画像以外の画像とが撮像された環境での平均輝度の比から求めることができる。
具体的には、符号化対象画像の平均輝度をp、当該符号化対象画像の時間的に前における輝度が所定の閾値よりも大きい画像である前画像の平均輝度をq0、当該符号化対象画像の時間的に後における輝度が所定の閾値よりも大きい画像である後画像の平均輝度をq1、当該前画像から生成する動き補償予測画像にかける重み係数をW0、当該後画像から生成する動き補償予測画像にかける重み係数をW1とすると、W0=p/2q0、W1=p/2q1とすればよい。
このような重み係数をかけて生成される動き補償予測画像の平均輝度は、W0×q0+W1×q1=pとなり符号化対象画像の平均輝度と略同一となる。この結果、符号化対象画像と動き補償予測画像の相関が高くなるため、符号化効率を改善できる。
また、動画像符号化装置100は、撮像する画像をフリッカ制御部105と、動画像符号化部106とに同時に入力するものとしたが、撮像する画像を、フリッカ制御部105と、動画像符号化部106とは異なる位置に配されるフレームバッファ部とに蓄積し、フレームバッファ部に蓄積された画像に関して、フリッカ制御部105でフリッカの有無を判定した後、動画像符号化部106で符号化を実行してもよい。
上記本実施の形態1における動画像符号化装置100は、フリッカ制御部105で検出されるフリッカ情報を基に、画像が撮像された環境の光の明滅状態のうち、明状態に撮像された明画像(例えば、図4に示された画像1103や画像1107)を画面内予測符号化、またはその画像よりも過去に撮像され符号化された明画像の復号画像を参照した順方向画面間予測符号化により符号化する。
これにより、これら画面内予測符号化および順方向画面間予測符号化で符号化された画像は、照明光の輝度が高いタイミングで撮像されているため信号対雑音電力比が高く、撮像時の照明光の輝度を略同一とみなせるため、画像間の相関が高くなり、フリッカによる符号化効率の低下を抑制できる。また、これら画面内予測符号化および順方向画面間予測符号化で符号化された画像の復号画像を参照して符号化される画像(例えば、図4に示された画像1104、画像1105や画像1106)についても、参照画像の符号化効率が高く信号対雑音電力比が向上することから、フリッカによる符号化効率の低下を抑制できる。
なお、この画面内予測符号化および順方向画面間予測符号化で符号化された画像の復号画像を参照して符号化される画像の枚数は、フリッカ周期ごとに一定数でなくともよく、フリッカ周期ごとに変化してもよい。この場合であっても、当該画像の信号対雑音電力比が向上することから、フリッカによる符号化効率の低下を抑制できる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における動画像符号化装置200について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態2における動画像符号化装置200と、実施の形態1における動画像符号化装置100との相違点は、フリッカ制御部105によって算出されるフリッカ周期を基に、制御部210が受け付ける入力部109からの指定撮像周期を制限することである。
図6は、本発明の実施の形態2における動画像符号化装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1における動画像符号化装置100のハードウェア構成と同じものは、同一符号を使用し、その詳細な説明は省略する。
図7は、本発明の実施の形態2におけるフリッカ周期が撮像周期の整数倍とならない場合の動画像符号化方法を説明する図である。具体的には、同図は、電源周波数が50Hzの蛍光灯照明下で、毎秒250フィールドの撮像を行った場合の符号化方法を示す。
つまり、フリッカ周期は1/100秒であり、撮像周期は1/250秒である。このように、フリッカ周期が撮像周期の整数倍とならない(同図の場合は2.5倍)場合、各フリッカ周期内における画像のうち、画像の平均輝度が最大となる画像1201と画像1202との平均輝度が、所定の誤差以下とはならない。このため、画像間での相関が小さくなり符号化効率の低下を招く恐れがある。
また、同図に示すように、画像1201と画像1202との間には2枚の画像があるのに対し、画像1202と画像1203との間には1枚の画像しかない。このように、画面内予測符号化または順方向画面間予測符号化を行う画像の間に挟まる双方向画面間予測符号化を行う画像の数が一定とならず、符号化制御が複雑となる。
そこで、本発明の実施の形態2の動画像符号化装置200の制御部210は、フリッカ制御部105のフリッカ周期取得部123によって算出されるフリッカ周期を基に、フリッカ周期が撮像周期の整数倍になるように、入力部109から受け付ける指定撮像周期を制限する。
このように、フリッカ周期が撮像周期の整数倍となるように制御部210が制御することで、各フリッカ周期内における画像のうち、画像の平均輝度が最大となる画像間で撮像時の照明の輝度が略同一となる。そのため、フリッカによる符号化効率の低下を抑制できる効果を奏する。
さらに、上記のように制御することで、画面内予測符号化または順方向画面間予測符号化を行う画像の間に挟まる双方向画面間予測符号化を行う画像の数も一定となる。そのため、符号化制御が容易となる効果を奏する。
なお、予め指定されている撮像周期が、フリッカ周期が撮像周期の整数倍となるような周期ではない場合、制御部210は、ディスプレイなどのユーザーインターフェースを通じて使用者に撮像周期の変更を促す構成にしても構わない。
また、制御部210が自動的に撮像周期を変更する構成にしても構わない。
図8は、本発明の実施の形態2の変形例における撮像周期を変更する制御部210の機能的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部210は、撮像周期変更部141を備えている。
そして、撮像周期変更部141は、フリッカ周期取得部123が取得したフリッカ周期が撮像周期の整数倍になるように、撮像部102が撮像する撮像周期を変更する。
このように、本実施の形態2における動画像符号化装置200は、フリッカ制御部105によって算出されるフリッカ周期を基に、入力部109から受け付ける指定撮像周期を、フリッカ周期が撮像周期の整数倍となるような周期に制限する。
これにより、画像が撮像された環境の光の明滅状態のうち、明状態に撮像された画像間で撮像時の照明の輝度が略同一となり、フリッカによる符号化効率の低下を抑制できる効果を奏する。また、明画像間に挟まる双方向画面間予測符号化を行う画像の数も一定とすることが可能となり、符号化制御が容易となる効果を奏する。
次に、本発明の実施の形態に係る動画像符号化装置の効果について、具体的に説明する。
まず、図9を参照しながら、従来の動画像符号化装置の動作の概要を説明する。なお、同図は、従来の動画像符号化装置の機能的な構成を示す機能ブロック図である。また、ここではフレーム符号化を行う場合を例に、動画像符号化装置の動作の概要を説明する。
まず、撮像部1で入射される光信号は電気信号に変換され、画像信号処理部2でさらに画像信号に変換された後、符号化方式により定められた所定のブロック単位でフリッカ除去部510へ入力される。所定のブロック単位の画像信号は、レベル補正部513を通過して、次段の動画像符号化部20へ入力される。ここで、動画像符号化部20の動き補償画面間予測部21は、画像信号の現フレームと、前フレームとの間で被写体の動領域と静止領域をブロック単位で検出する。この動領域と静止領域は、現フレームと、前フレームとの間での信号レベルの変化に基づいて判定され、レベル変化量が所定のしきい値以下の場合は静止領域、しきい値を超えた場合は動領域とする。
信号レベル変化の大きい動領域については、そのレベル変化が、被写体が動いたことによるものか、フリッカなどの雑音によるものかを判断することは困難であるが、レベル変化量が小さい静止領域については、あくまで被写体が静止していると認識するため、その微少なレベル変化はフリッカ等の雑音に起因するものと判断できる。
そこで、静止領域レベル検出部511において、動き補償画面間予測部21が出力する静止領域位置情報aにより、静止領域の信号レベルを検出しブロック信号レベルbを出力する。このブロック信号レベルbはレベル平均化部512において画像1フレーム分蓄積された後、平均値cを算出する。フリッカ等の雑音が重畳されている場合は、ここで算出される平均値cと現フレームの静止領域のレベル差分は、零に対してプラスまたは、マイナスの値を取り得る。レベル補正部513はレベル平均化部512が算出した平均値レベル信号cと、現フレームの静止領域との差分を演算することにより、フレーム内の信号レベルから雑音成分を除去する。フリッカ等の雑音が除去されたブロック順次のデータは、動画像符号化部20において、符号化される。
しかしながら、上記従来の技術では、フリッカによる雑音成分を除去することが困難なために、フリッカによる符号化効率の低下を抑制することができない場合があるという課題がある。
つまり、被写体が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、かつ、上記フリッカによるフリッカ周期に比べて非常に短い撮像周期で撮像を行う場合、各画像間の平均輝度が大きく異なる。このため、上記従来の技術では、映像信号の信号レベルの差分が大きくなり過ぎて、信号レベルを差分補正しフリッカによる雑音成分を除去することが困難になる。
特に、照明の輝度が低いタイミングで撮像した画像について、フリッカによる雑音成分を除去することができなければ、当該画像の信号対雑音電力比は低下する。つまり、フリッカによる符号化効率の低下を抑制することができない。
このように、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合、上記従来の技術では、フリッカによる雑音成分を除去することが困難なために、以下のように、フリッカによる符号化効率の低下を抑制することができない場合があるという課題がある。
図10は、従来の動画像符号化装置における動画像符号化方法を説明する図である。具体的には、同図は、従来の動画像符号化装置において、電源周波数が60Hzの蛍光灯照明下で、毎秒480フィールドの撮像を行った場合の符号化方法を示す。
同図において、I画像1001は画面内予測符号化を行う画像、P画像1004、1007は順方向画面間予測符号化を行う画像、B画像1002、1003、1005、1006、1008、1009は双方向画面間予測符号化を行う画像を示す。
ここで、P画像1004はI画像1001を参照して符号化し、P画像1007はP画像1004を参照して符号化するものとする。また、B画像1002および1003は、I画像1001およびP画像1004を参照して符号化し、B画像1005と、B画像1006とは、P画像1004と、P画像1007とを参照して符号化するものとする。
同図に示すように、照明の輝度が低いタイミングで撮像された信号対雑音電力比が低いI画像1001を画面内予測符号化した場合、当該I画像1001を参照して順方向画面間予測符号化するP画像1004については、参照するI画像1001に雑音成分が多く含まれること、およびI画像1001とP画像1004の撮像時の照明輝度が異なることから、画像間の相関が小さくなり高効率の符号化は困難である。
また、P画像1007についても、参照するP画像1004は符号化効率が低いためその復号画像には雑音成分が多く含まれること、およびP画像1004とP画像1007の撮像時の照明輝度が異なることから、画像間の相関が小さくなり高効率の符号化は困難である。
さらに、これらの画面内予測符号化および順方向画面間予測符号化した画像を参照して双方向画面間予測符号化を行う画像に関しても、同様に高効率の符号化は困難である。
そして、本発明の実施の形態に係る動画像符号化装置によれば、画像が撮像された環境下における光の状態によってフリッカが発生し、撮像周期がフリッカ周期に比べて非常に短い場合であっても、フリッカによる符号化効率の低下を抑制し、高効率の符号化を実現できる。
以上、本発明に係る動画像符号化装置について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本実施の形態では、撮像部102は、被写体を所定の撮像周期で撮像し、画像情報取得部122は、当該撮像周期で撮像された画像の中から明画像を示す画像情報を取得することとした。しかし、画像情報取得部122が、明画像を示す画像情報を取得できるのであれば、撮像部102が被写体を撮像するのは、所定の撮像周期でなくともよい。
また、本実施の形態では、画像情報取得部122が、明状態で撮像された明画像を示す画像情報を取得し、動画像符号化部106は、当該明画像を、画面内予測符号化又は順方向画面間予測符号化を用いて符号化することとした。しかし、この符号化対象の画像は、明画像に限られない。つまり、画像情報取得部122は、明画像ではなく輝度が同じ環境で撮像された画像を示す画像情報を取得し、動画像符号化部106は、当該画像を、画面内予測符号化又は順方向画面間予測符号化を用いて符号化することにしてもよい。
なお、本発明の実施の形態に係る動画像符号化装置は、CPU(Central Processing Unit)、システムLSI(Large Scale Integration)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、ネットワークインターフェース等を備えるとしてもよい。さらに、DVD−RAM、Blu−rayディスク、SD(Secure Digital)メモリカードのような可搬性の記録媒体に対して読み書き可能なドライブ装置を備えるとしてもよい。
なお、動画像符号化装置は、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、デジタルテレビ、ゲーム機、携帯電話機等のような組み込みシステムとしてもよい。
さらに、HDDまたはROM等に、動画像符号化装置を制御するプログラム(以下、動画像符号化プログラムと呼称する。)がインストールされており、動画像符号化プログラムが実行されることによって、動画像符号化装置の各機能が実現されるとしてもよい。
なお、動画像符号化プログラムは、コンピュータシステム、組み込みシステム等のようなハードウェアシステムに読み取り可能な記録媒体に記録されているとしてもよい。さらに、記録媒体を介して他のハードウェアシステムに読み出されて実行されるとしてもよい。これによって、動画像符号化装置の各機能を他のハードウェアシステムに実現することができる。ここで、コンピュータシステム読み取り可能な記録媒体として、光学記録媒体(例えば、CD−ROM等。)、磁気記録媒体(例えば、ハードディスク等。)、光磁気記録媒体(例えば、MO等。)、半導体メモリ(例えば、メモリカード等。)等がある。
また、動画像符号化プログラムは、インターネット、ローカルエリアネットワーク等のようなネットワークに接続されているハードウェアシステムに保持されているとしてもよい。さらに、ネットワークを介して他のハードウェアシステムにダウンロードされて実行されるとしてもよい。これによって、動画像符号化装置の各機能を他のハードウェアシステムに実現することができる。ここで、ネットワークとして、地上放送網、衛星放送網、PLC(Power Line Communication)、移動電話網、有線通信網(例えば、IEEE802.3等。)、無線通信網(例えば、IEEE802.11等。)がある。
または、動画像符号化装置に実装される動画像符号化集積回路によって、動画像符号化装置の各機能が実現されるとしてもよい。
図11は、動画像符号化装置を集積回路で実現する一例を示す図である。
同図に示すように、動画像符号化装置の各機能ブロックは、集積回路(LSI)である動画像符号化集積回路400として実現される。具体的には、図1、図5及び図6に示されたブロック図からレンズ群101及び撮像部102を除いた各機能ブロックが、動画像符号化集積回路400として実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
なお、動画像符号化集積回路は、フルカスタムLSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のようなセミカスタムLSI、FPGA(Field Programmable Gate Array)やCPLD(Complex Programmable Logic Device)等のようなプログラマブル・ロジック・デバイス、動的に回路構成が書き換え可能なダイナミック・リコンフィギュラブル・デバイスに形成されるとしてもよい。
さらに、動画像符号化装置の各機能を動画像符号化集積回路に形成する設計データは、ハードウェア記述言語によって記述されたプログラム(以下、HDLプログラムと称す。)としてもよい。さらに、HDLプログラムを論理合成して得られるゲート・レベルのネットリストとしてもよい。また、ゲート・レベルのネットリストに、配置情報、プロセス条件等を付加したマクロセル情報としてもよい。また、寸法、タイミング等が規定されたマスクデータとしてもよい。ここで、ハードウェア記述言語として、VHDL(Very high speed integrated circuit Hardware Description Language)、Verilog−HDL、SystemCがある。
さらに、設計データは、コンピュータシステム、組み込みシステム等のようなハードウェアシステムに読み取り可能な記録媒体に記録されているとしてもよい。さらに、記録媒体を介して他のハードウェアシステムに読み出されて実行されるとしてもよい。そして、これらの記録媒体を介して他のハードウェアタシステムに読み取られた設計データが、ダウンロードケーブルを介して、プログラマブル・ロジック・デバイスにダウンロードされるとしてもよい。
または、設計データは、インターネット、ローカルエリアネットワーク等のようなネットワークに接続されているハードウェアシステムに保持されているとしてもよい。さらに、ネットワークを介して他のハードウェアシステムにダウンロードされて実行されるとしてもよい。そして、これらのネットワークを介して他のハードウェアシステムに取得された設計データが、ダウンロードケーブルを介して、プログラマブル・ロジック・デバイスにダウンロードされるとしてよい。
または、設計データは、通電時にFPGAに転送され得るように、シリアルROMに記録しておくとしてもよい。そして、シリアルROMに記録された設計データは、通電時に、直接、FPGAにダウンロードされるとしてもよい。
または、設計データは、通電時に、マイクロプロセッサによって生成されて、FPGAにダウンロードされるとしてもよい。
本発明は、蛍光灯照明下等で撮像した際に生じるフリッカによる符号化効率の低下を抑制できる動画像符号化装置を提供する。特に、高速撮像した際に生じるフリッカによる符号化効率の低下を抑制する動画像符号化装置において有用である。
1 撮像部
2 画像信号処理部
10 記録媒体
20 動画像符号化部
21 動き補償画面間予測部
100、200、300 動画像符号化装置
101 レンズ群
102 撮像部
103 A/D変換部
104 画像信号処理部
105 フリッカ制御部
106 動画像符号化部
107 記録処理部
108 記録制御部
109 入力部
110、210 制御部
111 照明輝度測光部
121 輝度情報取得部
122 画像情報取得部
123 フリッカ周期取得部
124 制御バッファ部
131 符号化バッファ部
141 撮像周期変更部
400 動画像符号化集積回路
510 フリッカ除去部
511 静止領域レベル検出部
512 レベル平均化部
513 レベル補正部

Claims (11)

  1. 被写体が撮像された画像の符号化を行う動画像符号化装置であって、
    前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得部と、
    取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化部と
    前記明滅状態のうち、明状態で撮像された明画像を示す画像情報を取得する画像情報取得部とを備え、
    前記符号化部は、前記画像情報で示される明画像を、画面内予測符号化と、当該明画像の撮像時刻よりも過去に撮像された明画像の復号画像を参照して符号化を行う順方向画面間予測符号化とのうち、少なくとも1つにより符号化する
    画像符号化装置。
  2. 前記動画像符号化装置は、さらに、
    前記被写体を所定の撮像周期で撮像する撮像部を備え、
    前記画像情報取得部は、前記撮像周期で撮像された画像の中から前記明画像を特定し、前記明画像を示す画像情報を取得する
    請求項に記載の動画像符号化装置。
  3. 前記動画像符号化装置は、さらに、
    前記輝度情報取得部が取得した輝度情報から、前記光が明滅する周期であるフリッカ周期を取得するフリッカ周期取得部と、
    取得された前記フリッカ周期が前記撮像周期の整数倍になるように、前記撮像部が撮像する撮像周期を変更する撮像周期変更部とを備える
    請求項に記載の動画像符号化装置。
  4. 前記輝度情報取得部は、撮像された画像の平均輝度値を前記輝度情報として取得する
    請求項1に記載の動画像符号化装置。
  5. 前記動画像符号化装置は、さらに、
    前記被写体が撮像された環境での光の照明輝度を測光する照明輝度測光部を備え、
    前記輝度情報取得部は、測光された前記照明輝度を前記輝度情報として取得する
    請求項1に記載の動画像符号化装置。
  6. 前記符号化部は、さらに、撮像された前記明画像以外の画像については、符号化された当該明画像が復号された復号画像を参照した重み付き予測符号化により符号化を行う
    請求項に記載の動画像符号化装置。
  7. 前記符号化部は、前記明画像と、符号化対象となる前記明画像以外の画像とが撮像された環境での輝度情報の比を基に重みを決定することで、前記重み付き予測符号化により符号化を行う
    請求項に記載の動画像符号化装置。
  8. 前記符号化部は、撮像された所定の数の画像をグループ画像とし、前記グループ画像に含まれる画像のうち、撮像順で最初の明画像については、画面内予測符号化により符号化を行う
    請求項に記載の動画像符号化装置。
  9. 被写体が撮像された画像の符号化を行う動画像符号化方法であって、
    前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得ステップと、
    取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化ステップと
    前記明滅状態のうち、明状態で撮像された明画像を示す画像情報を取得する画像情報取得ステップとを含み、
    前記符号化ステップでは、前記画像情報で示される明画像を、画面内予測符号化と、当該明画像の撮像時刻よりも過去に撮像された明画像の復号画像を参照して符号化を行う順方向画面間予測符号化とのうち、少なくとも1つにより符号化する
    画像符号化方法。
  10. 被写体が撮像された画像の符号化を行うための動画像符号化プログラムであって、
    前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得ステップと、
    取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化ステップと
    前記明滅状態のうち、明状態で撮像された明画像を示す画像情報を取得する画像情報取得ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記符号化ステップでは、前記画像情報で示される明画像を、画面内予測符号化と、当該明画像の撮像時刻よりも過去に撮像された明画像の復号画像を参照して符号化を行う順方向画面間予測符号化とのうち、少なくとも1つにより符号化する
    画像符号化プログラム。
  11. 被写体が撮像された画像の符号化を行う動画像符号化集積回路であって、
    前記被写体が撮像された環境での光の輝度の大きさを示す輝度情報を取得する輝度情報取得部と、
    取得された前記輝度情報から得られる前記光の明滅状態に応じた、前記画像を符号化する際に適用されるピクチャタイプでの予測符号化方法により、前記画像の符号化を行う符号化部と
    前記明滅状態のうち、明状態で撮像された明画像を示す画像情報を取得する画像情報取得部とを備え、
    前記符号化部は、前記画像情報で示される明画像を、画面内予測符号化と、当該明画像の撮像時刻よりも過去に撮像された明画像の復号画像を参照して符号化を行う順方向画面間予測符号化とのうち、少なくとも1つにより符号化する
    画像符号化集積回路。
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