JP5043704B2 - レギュレータ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、安定した出力電圧を供給するためのレギュレータ回路において、出力電圧のオーバーシュートを防止するための回路技術に関するものである。
電池(バッテリー)を電圧供給源とする電子装置では、装置内部に負荷に対する供給電圧を安定化するためにレギュレータ回路が構成されることが多い。図3には従来の最も基本的なレギュレータ回路の例を示した。図3に示すレギュレータ回路は以下のようにして構成されている。
すなわち、入力端子INと出力端子OUTの間に制御用トランジスタPTの主電流路を接続する。出力端子OUTと回路の基準電位点、すなわちグランドとの間に抵抗R1とR2の直列回路からなる抵抗検出回路2を接続する。トランジスタQ1、Q2、Q3、Q7およびQ8からなる誤差増幅器1を設け、誤差増幅器1の信号出力ポイントであるトランジスタQ1の主電流路の一端を制御用トランジスタPTの制御端子に接続する。そして、誤差増幅器1の第1の入力端子であるトランジスタQ1の制御端子を基準電圧源Vrに接続し、誤差増幅器1の第2の入力端子であるトランジスタQ2の制御端子を抵抗R1とR2の共通接続点に接続する回路構成となっている。
ここで誤差増幅器1は、差動増幅回路を構成するように互いの主電流路の他端(低電位側)が共通接続された2つのトランジスタQ1およびQ2と、当該主電流路の他端の共通接続点とグランドとの間に接続されたトランジスタQ3と、トランジスタQ2の主電流路の一端(高電位側)と入力端子INの間に接続され、主電流路の一端(低電位側)と制御端子の間が短絡されたトランジスタQ8と、トランジスタQ1の主電流路の一端(高電位側)と入力端子INの間に接続され、トランジスタQ8と互いの制御端子が共通接続されたトランジスタQ7とから構成されている。
ここでトランジスタQ3は、トランジスタQ1とトランジスタQ2の差動動作を実現するために、その主電流路に一定量の基準電流を流すことが要求される。そこで、電源ラインVDDとグランドの間に直列接続された電流源CS1とトランジスタQ9から成る基準電流発生回路3を設ける。そして、トランジスタQ9の主電流路の一端(高電位側)と制御端子の間を短絡し、トランジスタQ3とQ9の互いの制御端子を共通接続することで、トランジスタQ3に対して一定量の電流を流す電流源としての機能を与えている。
なお、図3の回路において、制御用トランジスタPT、トランジスタQ7およびQ8はPチャネル型のトランジスタで、トランジスタQ1、Q2、Q3およびQ9はNチャネル型のトランジスタである。
このような回路構成を有する図3のレギュレータ回路は、入力端子INに印加される入力電圧以下の電圧値で、入力電圧よりも安定度の高い出力電圧を得るために以下のように動作する。
基本的に、制御用トランジスタ、抵抗検出回路、誤差増幅器および基準電圧源から構成されるレギュレータ回路は、抵抗検出回路で検出された出力電圧信号と基準電圧源から供給される基準電圧信号に応じて誤差増幅器が制御用トランジスタを駆動することで動作する。図3の回路において、例えば、トランジスタQ2に供給される出力電圧信号がトランジスタQ1に供給される基準電圧信号よりも低い場合、トランジスタQ1を流れる電流は相対的に大きくなろうとし、トランジスタQ2を流れる電流は相対的に小さくなろうとする。
ここで、トランジスタQ7とQ8はカレントミラー回路を構成しているため、トランジスタQ7を流れる電流はトランジスタQ8を流れる電流と同じになろうとする。すると、トランジスタQ1とトランジスタQ7の共通接続点の電位が降下し、制御用トランジスタPTを通過する電流の流通量は多くなる。その結果、出力端子OUTの位置の電圧(出力電圧)は上昇することになる。
逆に、出力電圧信号が基準電圧信号よりも高い場合、トランジスタQ1を流れる電流は相対的に小さくなろうとし、トランジスタQ2を流れる電流は相対的に大きくなろうとする。すると、先の回路動作とは反対の回路動作により、出力端子OUTの位置の電圧(出力電圧)は下降することになる。
そして、出力電圧信号と基準電圧信号がほぼ同じ大きさの場合、具体的な各回路素子の状態や動作の説明は省略するが、図3の回路の中で出力端子OUTの位置の電圧を上昇させようとする動作と下降させようとする動作が釣り合い、出力電圧はその大きさで安定する。
ここで、図3の回路構成を持つレギュレータ回路の起動時について考える。
最初は出力電圧がゼロの状態であるため、誤差増幅器1内部のトランジスタQ2はオフ状態となり、基準電圧源Vrからバイアスの提供を受けるトランジスタQ1に一方的に電流が流れようとする。すると制御用トランジスタPTは大量の電流を流通させ、その結果として出力端子OUTの位置に現れる出力電圧はゼロから急激に上昇することになる。
出力電圧の上昇に伴って抵抗検出回路2から誤差増幅器1(具体的にはトランジスタQ2の制御端子)に供給される出力電圧信号も上昇する。この出力電圧信号の大きさが基準電圧源VrからトランジスタQ1に供給される基準電圧信号の大きさに近づくにしたがって、制御トランジスタPTを流れる電流の流通量は低下する。そして、理論的には、出力電圧信号が基準電圧信号とほぼ同じ大きさになったとき、制御用トランジスタPTを流れる電流は外部負荷に応じた大きさで安定し、出力電圧は基準電圧源Vrと抵抗検出回路2によって決まる所定の値で一定となる。
しかし、現実に存在するトランジスタ素子では、その内部に等価的に形成される浮遊容量や寄生抵抗などに起因して、制御信号の供給に対して動作が遅延するという現象を生じる。そのため、図3に示すような回路構成を持つ現実のレギュレータ回路では、起動時において出力電圧が急激に上昇しているところに動作遅延の要因が重なることで、出力電圧信号が基準電圧信号とほぼ同じ大きさになっても制御トランジスタPTを流れる電流の流通量は大きなままとなってしまう。
その結果、起動直後の短時間の間、出力電圧が所定の値を大幅に超える現象、所謂オーバーシュートを生じるのが一般的であった。ちなみに、この出力電圧のオーバーシュートは、出力端子2に接続される外部負荷の容量が大きく、その負荷変動量が極端に大きい場合には、レギュレータ回路が定常運転状態にあっても生じる事がある。出力電圧にオーバーシュートを生じたとき、外部負荷には通常供給される電圧より高い電圧が印加される。すると、外部負荷が破損したり誤動作を起こしたりする恐れがあった。
そこで、従来においては、特許文献1に開示されているように、レギュレータ回路の起動時に基準電圧信号を徐々に上昇させることにより、出力電圧の上昇を緩慢にし、オーバーシュートの発生を防止していた。また、これとは別に、特許文献2に開示されているように、レギュレータ回路の出力端子とグランドの間にトランジスタを配置し、出力電圧が設定された許容範囲を超えて大きくなったときにそのトランジスタをオンさせることでオーバーシュートの発生を防止していた。
特開2005−327027号 特開2005−092693号
引用文献1のように基準電圧信号を徐々に上昇させるレギュレータ回路では、起動時におけるオーバーシュートの発生が防止できる反面、回路の起動が遅くなったり、負荷変動を原因とするオーバーシュートの発生については防止できないといった問題が有った。一方、引用文献2のように出力端子とグランドの間にオーバーシュート防止用のトランジスタを配置するレギュレータ回路では、起動時に回路の起動を遅らせることなくオーバーシュートの発生が防止でき、なおかつ負荷変動を原因とするオーバーシュートの発生も防止可能となる。
しかし、引用文献2のレギュレータ回路は、オーバーシュート防止用のトランジスタを駆動するために、出力電圧を検出するための抵抗検出回路からトランジスタに信号を供給する構成を必要としている。高抵抗の抵抗素子は限られた面積のIC中に形成し難い、あるいは出力電圧の設定値を変更可能にする、などの理由により、IC化されたレギュレータ回路によっては、外付けの独立した抵抗素子で抵抗検出回路を構成するようにしたものも存在する。そのような抵抗外付けタイプのICでオーバーシュート防止用のトランジスタもIC中に構成した場合、そのICには、トランジスタに供給すべき信号をIC内に導入するための端子ピンを新たに形成しておかなければならなくなる。このため、レギュレータ回路を内蔵するICが大型化するなど別の問題を生じさせることがあった。
そこで本発明は、起動時に回路の起動を遅らせることなくオーバーシュートの発生が防止でき、負荷変動を原因とするオーバーシュートの発生も防止でき、なおかつそれを内蔵するICも大型化しないレギュレータ回路を提供することを目的とする。
本発明は、入力端子と出力端子の間に直列に接続された制御用トランジスタと、該出力端子と基準電位点の間に接続された抵抗検出回路と、誤差増幅器と、基準電圧源とを具備し、該抵抗検出回路で検出された出力電圧信号と基準電圧源から供給される基準電圧信号に応じて該誤差増幅器が該制御用トランジスタを駆動するように構成されたレギュレータ回路において、該誤差増幅器の内部において差動増幅回路の一方のトランジスタを構成し、該基準電圧信号の供給を受ける第1のトランジスタと、該誤差増幅器の内部において差動増幅回路の他方のトランジスタを構成し、該出力電圧信号の供給を受ける第2のトランジスタと、該誤差増幅器の内部において該第1と第2のトランジスタの主電流路の共通接続点に接続され、その主電流路に一定量の基準電流を流す第3のトランジスタと、該基準電流に比例した量の電流を流すように接続構成された第4のトランジスタと、該第2のトランジスタを流れる電流に比例した量の電流を流すように接続構成された第5のトランジスタと、該出力端子と基準電位点の間に接続され、直列接続された該第4と該第5のトランジスタの共通接続点に生じた信号に応じて動作する第6のトランジスタとを具備し、ここで、該出力電圧信号が該基準電圧信号以下のとき、該第6のトランジスタはオフ状態を維持し、該出力電圧信号が該基準電圧信号を越えて大きくなったとき、該第6のトランジスタがオン状態となることを特徴とする。
出力電圧にオーバーシュートが発生した時に、出力端子とグランドの間に配置したトランジスタがオンする構成となっているため、回路の起動が遅れず、また負荷変動を原因とするオーバーシュートも防止できる。
また、オーバーシュート防止用のトランジスタに抵抗検出回路から信号を供給する必要が無いため、基本的にIC内に信号を導入するための端子ピンが不要であり、ICが大型化しない。
先ず、入力端子と出力端子間に制御用トランジスタを接続し、出力端子と基準電位点間に出力電圧検出用の抵抗検出回路を接続する。誤差増幅器と基準電圧源を設け、基準電圧信号と出力電圧信号に応じて誤差増幅器が制御用トランジスタを駆動するように、制御用トランジスタ、抵抗検出回路、誤差増幅器および基準電圧源の各間を接続し、本発明を適用するレギュレータ回路を構成する。ここで、誤差増幅器は、差動増幅回路を構成するように主電流路の一端が共通接続された第1と第2のトランジスタと、その共通接続点に接続された一定量の基準電流を流す第3のトランジスタとを備え、第1のトランジスタの制御端子には基準電圧信号が供給され、第2のトランジスタには出力電圧信号が供給されるように接続構成されているものとする。
本発明の第1の実施の形態においては、上記構成のレギュレータ回路に対し、第3のトランジスタを流れる基準電流に比例した電流を流すように構成された第4のトランジスタと、第2のトランジスタを流れる電流に比例した電流を流すように構成された第5のトランジスタと、出力端子と基準電位点との間に接続された第6のトランジスタを設置する。そして、直列接続された第4と第5のトランジスタの共通接続点に生じた信号に応じて第6のトランジスタを駆動するように接続構成する。
更に、第1のトランジスタと入力端子の間に接続された第7のトランジスタと、第2のトランジスタと入力端子の間に接続された第8のトランジスタとを設置し、その2つのトランジスタがカレントミラー回路を構成するように第7のトランジスタと第8のトランジスタの制御端子を共通接続する。ここで、カレントミラー回路の電流基準側トランジスタとなるように第8のトランジスタの主電流路の一端と制御端子との間は短絡する。そして、制御用トランジスタの制御端子は第1のトランジスタと第7のトランジスタの共通接続点に接続され、第4のトランジスタの制御端子は第3のトランジスタの制御端子と共通接続され、第5のトランジスタの制御端子は第7および第8のトランジスタの制御端子と共通接続された回路構成とする。
ここで、各トランジスタの形状およびそこを流れる電流は、出力電圧信号が基準電圧信号以下の時、第4のトランジスタが流そうとする電流が第5のトランジスタが流そうとする電流よりも大きく、第6のトランジスタがオフ状態を維持するように設定される。そして同時に、各トランジスタの形状およびそこを流れる電流は、出力電圧信号が基準電圧信号よりも大きくなり、第4のトランジスタが流そうとする電流が第5のトランジスタが流そうとする電流以下になった時、第6のトランジスタがオンするように設定されるものとする。
本発明の第2の実施の形態においては、上記構成のレギュレータ回路に対し、第3のトランジスタを流れる基準電流に比例した電流を流すように構成された第4のトランジスタと、第2のトランジスタを流れる電流に比例した電流を流すように構成された第5のトランジスタと、出力端子と基準電位点との間に接続された第6のトランジスタを設置する。そして、直列接続された第4と第5のトランジスタの共通接続点に生じた信号に応じて第6のトランジスタを駆動するように接続構成する。
更に、第1のトランジスタと基準電位点の間に接続された第9のトランジスタと、第2のトランジスタと基準電位点の間に接続された第10のトランジスタと、第9のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第11のトランジスタと、第10のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第12のトランジスタと、第11のトランジスタと直列接続された第13のトランジスタと、第12のトランジスタと直列接続されると共に第13のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第14のトランジスタとを設置する。
なお、第9、第10、第11の各トランジスタについては、カレントミラー回路の電流基準側トランジスタとなるように、その主電流路の一端と制御端子を短絡する。そして、制御用トランジスタの制御端子は第12のトランジスタと第14のトランジスタの共通接続点に接続され、第4のトランジスタの制御端子は第3のトランジスタの制御端子と共通接続され、第5のトランジスタの制御端子は第10および第12のトランジスタの制御端子と共通接続された回路構成とする。
ここで、各トランジスタの形状およびそこを流れる電流は、出力電圧信号が基準電圧信号以下の時、第4のトランジスタが流そうとする電流が第5のトランジスタが流そうとする電流よりも小さく、第6のトランジスタがオフ状態を維持するように設定される。そして同時に、各トランジスタの形状およびそこを流れる電流は、出力電圧信号が基準電圧信号よりも大きくなり、さらに第4のトランジスタが流そうとする電流が第5のトランジスタが流そうとする電流以上になった時、第6のトランジスタがオンするように設定される。
図1は、本発明によるレギュレータ回路の第1の実施例の回路構成を示している。図1に示す回路は以下のような回路構成となっている。
入力端子INと出力端子OUTの間に制御用トランジスタPTの主電流路を接続し、出力端子OUTとグランドとの間に抵抗R11とR12を直列に接続する。この抵抗R11とR12により抵抗検出回路12が構成される。
差動増幅回路を構成するように互いの主電流路の他端(低電位側)が共通接続された2つのトランジスタQ11およびQ12を設け、当該主電流路の他端の共通接続点とグランドの間にトランジスタQ13を接続する。トランジスタQ11の主電流路の一端(高電位側)と入力端子INの間にトランジスタQ17を接続し、トランジスタQ12の主電流路の一端(高電位側)と入力端子INの間にトランジスタQ18を接続する。
ここで、トランジスタQ11とQ17の主電流路の共通接続点は制御用トランジスタPTの制御端子に接続する。カレントミラー回路を構成するようにトランジスタQ17とQ18の各制御端子を共通接続し、トランジスタQ18の主電流路の低電位側と制御端子との間を短絡する。なお、トランジスタQ11の制御端子を基準電圧源Vr接続し、トランジスタQ12の制御端子を抵抗R11とR12の共通接続点に接続する。このトランジスタQ11、Q12、Q13、Q17、Q18により誤差増幅器11が構成される。
トランジスタQ13の制御端子を主電流路の一端と制御端子との間が短絡されたトランジスタQ19の制御端子に共通接続する。トランジスタQ19の主電流路の一端(高電位側)を電流源CS1を介して電源ラインVDDに接続し、トランジスタQ19の主電流路の他端(低電位側)をグランドに接続する。このトランジスタQ19と電流源CS1により基準電流発生回路13が構成されている。
以上までの回路部分は図3の従来の回路と同一であり、本発明のレギュレータ回路は図3の回路に以下の回路部分が追加された形態となっている。
すなわち、トランジスタQ13と制御端子同士を共通接続したトランジスタQ14を設け、トランジスタQ17、Q18と制御端子同士を共通接続したトランジスタQ15を設ける。このトランジスタQ14とQ15は、トランジスタQ15を入力端子IN側として入力端子INとグランドの間に直列接続する。更に出力端子OUTとグランドの間にトランジスタQ16の主電流路を接続し、トランジスタQ16の制御端子をトランジスタQ14とQ15の主電流路の共通接続点に接続した構成となっている。
なお、以上の回路構成において、トランジスタQ11、Q12、Q13、Q14、Q16およびQ19はNチャネル型のトランジスタであり、トランジスタQ17、Q18、Q15および制御用トランジスタPTはPチャネル型のトランジスタである。
以上のような回路構成とした図1の回路では、制御用トランジスタPT、誤差増幅器11、抵抗検出回路12および基準電流発生回路13の回路部分は従来と同じ動作をする。一方、本発明で追加されたトランジスタQ14、Q15およびQ16の回路部分は、オーバーシュート発生時と非発生時において以下のように動作する。
なお、動作の理解を容易にするため、トランジスタQ15、Q17、Q18が同じサイズのトランジスタであり、トランジスタQ11とQ12が同じサイズであると仮定する。また、トランジスタQ14のサイズについては、トランジスタQ13のサイズの0.8倍であると仮定する。この仮定の元では、トランジスタQ15はトランジスタQ18とカレントミラー回路を構成しているので、トランジスタQ18(Q12)を流れる電流と同じ大きさの電流を流そうとする。一方、トランジスタQ14はトランジスタQ19およびトランジスタQ13とカレントミラー回路を構成しているので、トランジスタQ14は基準電流の0.8倍の一定の大きさの電流を流そうとする。
先ず、オーバーシュートの非発生時においては、大抵、トランジスタQ12に供給される出力電圧信号はトランジスタQ11に供給される基準電圧信号以下の大きさになっている。例えば、出力電圧信号が基準電圧信号と同じ大きさである場合、トランジスタQ11とQ12にはほぼ同じ大きさの電流が流れる。具体的には、先の仮定の元ではトランジスタQ11とQ12にそれぞれ基準電流の1/2=0.5倍の大きさの電流が流れる。このときトランジスタQ15は、基準電流の0.5倍の大きさの電流を流そうとする。一方、トランジスタQ14は基準電流の0.8倍の大きさの電流を流そうとする。
しかし、直列接続されたトランジスタQ14とQ15には同じ大きさの電流が流れ、その電流値は小さい方、すなわち基準電流の0.5倍の大きさに設定される。すると、トランジスタQ14の端子間電圧は低くなり、トランジスタQ14とQ15の主電流路の共通接続点の電圧は低くなる。その結果、トランジスタQ16はオフ状態となる。ちなみに、出力電圧信号が基準電圧信号よりも低い場合、トランジスタQ15が流そうとする電流は基準電流の0.5倍よりも小さくなるため、トランジスタQ16はオフ状態を維持することとなる。
次に、オーバーシュートの発生時においては、トランジスタQ12に供給される出力電圧信号はトランジスタQ11に供給される基準電圧信号よりも大幅に大きくなる。例えば、負荷に影響を及ぼしかねないような大きなオーバーシュートが発生した場合は、通常、トランジスタQ11を流れる電流はほぼゼロになり、トランジスタQ12を流れる電流はほぼ基準電流に等しい大きさとなる。このときトランジスタQ15は、基準電流に近い大きさの電流を流そうとし、トランジスタQ14は基準電流の0.8倍の大きさの電流を流そうとする。
すると今度は、直列接続されたトランジスタQ14とQ15を流れる電流は基準電流の0.8倍の大きさに設定される。そしてトランジスタQ15の端子間電圧が低くなり、トランジスタQ14とQ15の主電流路の共通接続点の電圧は高くなる。その結果、トランジスタQ16はオン状態となる。トランジスタQ16がオン状態となると、トランジスタQ16を介して出力端子OUTからグランドに向かって電流が流れ、出力電圧を低下させる作用が働くことになる。
実際には、オーバーシュートが発生し、出力電圧が上昇していく過程で、換言すると、出力電圧信号が基準電圧信号を越えて更に大きくなっていく過程で、トランジスタQ14とQ15をそれぞれ流れようとする電流が同じ大きさになる状態が発生する。入力端子INに供給される入力電圧、トランジスタQ16のしきい値電圧およびトランジスタQ14とQ15の特性にも依るが、通常、トランジスタQ14とQ15をそれぞれ流れようとする電流がほぼ同じ大きさになった時、あるいはそれ以上になった時にトランジスタQ16がターンオンする。すると、出力電圧が上昇していく過程で出力電圧を低下させる作用が働くことになり、オーバーシュートの発生が抑制、あるいは防止されることになる。
なお、先の仮定(各トランジスタのサイズ)の元では、トランジスタQ16は、出力電圧信号が基準電圧信号よりも高い所定値以上になった時、ターンオンする。例えば、外部負荷の動作中に通常発生する負荷変動によっても出力電圧が変化し、出力電圧信号が基準電圧信号よりも僅かに高くなる状況も有り得る。このような通常発生する負荷変動程度でトランジスタQ16がターンオンしないようにするため、上の説明では出力電圧信号が基準電圧信号よりも高い所定値以上になった時、トランジスタQ16がターンオンするような場合を想定した。しかし、トランジスタQ16が制御用トランジスタPTのようなリニア動作をするようにトランジスタQ14、Q15およびQ16を構成した場合(具体的には、伝達特性の傾斜が緩い構成にした場合)には、出力電圧信号が基準電圧信号以上になったときにトランジスタQ16がターンオンするようにしても構わない。
図2は、本発明によるレギュレータ回路の第2の実施例の回路構成を示している。図2に示す回路は以下のような回路構成となっている。
入力端子INと出力端子OUTの間に制御用トランジスタPTの主電流路を接続し、出力端子OUTとグランドとの間に抵抗R21とR22を直列に接続する。この抵抗R21とR22により抵抗検出回路22が構成される。
差動増幅回路を構成するように互いの主電流路の一端(高電位側)が共通接続された2つのトランジスタQ21およびQ22を設け、当該主電流路の共通接続点と入力端子INの間にトランジスタQ23を接続する。トランジスタQ21の主電流路の他端(低電位側)とグランドの間にトランジスタQ27を接続し、トランジスタQ22の主電流路の他端(低電位側)とグランドの間にトランジスタQ28を接続する。
トランジスタQ27の制御端子と主電流路の一端(高電位側)を短絡し、トランジスタQ27の制御端子をトランジスタQ29の制御端子に共通接続する。トランジスタQ29の一端はトランジスタQ31を介して入力端子INに接続し、他端(低電位側)はグランドに接続する。同様に、トランジスタQ28の制御端子と主電流路の一端(高電位側)を短絡し、トランジスタQ28の制御端子をトランジスタQ30の制御端子に共通接続する。トランジスタQ30の一端はトランジスタQ32を介して入力端子INに接続し、他端(低電位側)はグランドに接続する。
カレントミラー回路を構成するようにトランジスタQ31とQ32の各制御端子を共通接続し、トランジスタQ31の主電流路の低電位側と制御端子との間を短絡する。トランジスタQ32とQ30の主電流路の共通接続点は制御用トランジスタPTの制御端子に接続する。そして、トランジスタQ21の制御端子を基準電圧源Vr接続し、トランジスタQ22の制御端子を抵抗R11とR12の共通接続点に接続する。このトランジスタQ21、Q22、Q23、Q27、Q28、Q29、Q30、Q31およびQ32により完全差動型の誤差増幅器21が構成される。
トランジスタQ23の制御端子を主電流路の一端と制御端子との間が短絡されたトランジスタQ33の制御端子に共通接続する。トランジスタQ33の主電流路の一端(高電位側)を入力端子INに接続し、トランジスタQ23の主電流路の他端(低電位側)を電流源CS2を介して低電位電源ラインVSSに接続する。このトランジスタQ33と電流源CS2により基準電流発生回路23が構成されている。
トランジスタQ23と制御端子同士を共通接続したトランジスタQ24を設け、トランジスタQ28、Q30と制御端子同士を共通接続したトランジスタQ25を設ける。このトランジスタQ24とQ25は、トランジスタQ24を入力端子IN側として入力端子INとグランドの間に直列接続する。更に出力端子OUTとグランドの間にトランジスタQ26の主電流路を接続し、トランジスタQ26の制御端子をトランジスタQ24とQ25の主電流路の共通接続点に接続した構成となっている。
なお、以上の回路構成において、トランジスタQ25、Q26、Q27、Q28、Q29およびQ30はNチャネル型のトランジスタであり、トランジスタQ21、Q22、Q23、Q24、Q31、Q32、Q33および制御用トランジスタPTはPチャネル型のトランジスタである。
以上のような回路構成とした図2の回路では、制御用トランジスタPT、誤差増幅器21、抵抗検出回路22および基準電流発生回路23の回路部分は、従来とほぼ同じ動作をする。一方、本発明で追加されたトランジスタQ24、Q25およびQ26の回路部分は、オーバーシュート発生時と非発生時において以下のように動作する。
なお、動作の理解を容易にするため、トランジスタQ23を除いた誤差増幅器21を構成する各トランジスタおよびトランジスタQ25のサイズが同じで、トランジスタQ24のサイズはトランジスタQ23のサイズの0.2倍であると仮定する。
先ず、オーバーシュートの非発生時においては、大抵、トランジスタQ22に供給される出力電圧信号はトランジスタQ21に供給される基準電圧信号以下の大きさになっている。例えば、出力電圧信号が基準電圧信号と同じ大きさである場合、トランジスタQ21とQ22にはほぼ同じ大きさの電流が流れる。このときトランジスタQ25は、基準電流の0.5倍の大きさの電流を流そうとする。一方、トランジスタQ24は基準電流の0.2倍の大きさの電流を流そうとする。
しかし、直列接続されたトランジスタQ24とQ25には同じ大きさの電流が流れ、その電流値は小さい方、すなわち基準電流の0.2倍の大きさに設定される。すると、トランジスタQ25の端子間電圧は低くなり、トランジスタQ24とQ25の主電流路の共通接続点の電圧は低くなる。その結果、トランジスタQ26はオフ状態となる。出力電圧信号が基準電圧信号よりも低い場合、トランジスタQ25が流そうとする電流は基準電流の0.5倍よりも大きくなるため、トランジスタQ26はオフ状態を維持することとなる。
次に、オーバーシュートの発生時においては、トランジスタQ22に供給される出力電圧信号はトランジスタQ21に供給される基準電圧信号よりも大幅に大きくなる。大きなオーバーシュートが発生した場合は、通常、トランジスタQ21を流れる電流はほぼ基準電流に等しい大きさとなり、トランジスタQ22を流れる電流はゼロに近い極めて小さな値になる。このときトランジスタQ25は、極めて少量の電流しか流そうとせず、トランジスタQ24は基準電流の0.2倍の大きさの電流を流そうとする。
すると今度は、直列接続されたトランジスタQ24とQ25を流れる電流は極めて小さな値になる。そしてトランジスタQ24の端子間電圧が低くなり、トランジスタQ24とQ25の主電流路の共通接続点の電圧は高くなる。その結果、トランジスタQ26はオン状態となる。トランジスタQ26がオン状態となると、トランジスタQ26を介して出力端子OUTからグランドに向かって電流が流れ、出力電圧を低下させる作用が働くことになる。
このように図2の回路は、誤差増幅器21がPチャネル型のトランジスタQ21およびQ22の差動増幅回路で構成された完全差動型の増幅器である点。一定の大きさの電流を流そうとするトランジスタQ24が入力端子IN側に配置され、出力電圧信号に応じた電流を流そうとするトランジスタQ25がグランド側に配置された点。そして、オーバーシュート発生時には、トランジスタQ25が流そうとする電流がトランジスタQ24が流そうとする電流よりも小さくなる点の3点において図1の回路と異なる。しかし、基本的な動作原理は同じで、単に対称的な動作形態となっているだけのため、図2の回路も図1の回路と同様にオーバーシュートの発生を抑制、あるいは防止できることになる。
本発明によるレギュレータ回路の第1の実施例の回路図。 本発明によるレギュレータ回路の第2の実施例の回路図。 従来の最も基本的なレギュレータ回路の回路図。
符号の説明
11、21:誤差増幅器
12、22:抵抗検出回路
13、23:基準電流発生回路
IN:入力端子
OUT:出力端子
PT:制御用トランジスタ
Q11、Q21:第1のトランジスタ
Q12、Q22:第2のトランジスタ
Q13、Q23:第3のトランジスタ
Q14、Q24:第4のトランジスタ
Q15、Q25:第5のトランジスタ
Q16、Q26:第6のトランジスタ
Vr:基準電圧源

Claims (3)

  1. 入力端子と出力端子の間に直列に接続された制御用トランジスタと、該出力端子と基準電位点の間に接続された抵抗検出回路と、誤差増幅器と、基準電圧源とを具備し、該抵抗検出回路で検出された出力電圧信号と基準電圧源から供給される基準電圧信号に応じて該誤差増幅器が該制御用トランジスタを駆動するように構成されたレギュレータ回路において、
    該誤差増幅器の内部において差動増幅回路の一方のトランジスタを構成し、該基準電圧信号の供給を受ける第1のトランジスタと、
    該誤差増幅器の内部において差動増幅回路の他方のトランジスタを構成し、該出力電圧信号の供給を受ける第2のトランジスタと、
    該誤差増幅器の内部において該第1と第2のトランジスタの主電流路の共通接続点に接続され、その主電流路に一定量の基準電流を流す第3のトランジスタと、
    該基準電流に比例した量の電流を流すように接続構成された第4のトランジスタと、
    該第2のトランジスタを流れる電流に比例した量の電流を流すように接続構成された第5のトランジスタと、
    該出力端子と基準電位点の間に接続され、直列接続された該第4と該第5のトランジスタの共通接続点に生じた信号に応じて動作する第6のトランジスタと
    を具備し、
    ここで、該出力電圧信号が該基準電圧信号以下のとき、該第6のトランジスタはオフ状態を維持し、該出力電圧信号が該基準電圧信号を越えて大きくなったとき、該第6のトランジスタがオン状態となることを特徴とするレギュレータ回路。
  2. 前記第1のトランジスタと前記入力端子の間に接続された第7のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタと前記入力端子の間に接続され、その主電流路の一端と制御端子が短絡された、該第7のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第8のトランジスタと
    を更に具備し、
    前記制御用トランジスタの制御端子は該第1のトランジスタと該第7のトランジスタの共通接続点に接続され、
    前記第4のトランジスタの制御端子は前記第3のトランジスタの制御端子と共通接続され、
    前記第5のトランジスタの制御端子は該第7および該第8のトランジスタの制御端子と共通接続され、
    ここで、該第4のトランジスタが流そうとする電流が、該第5のトランジスタが流そうとする電流以下になったとき、前記第6のトランジスタがオン状態となることを特徴とする、請求項1に記載したレギュレータ回路。
  3. 前記第1のトランジスタと前記基準電位点の間に接続され、その主電流路の一端と制御端子が短絡された第9のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタと前記基準電位点の間に接続され、その主電流路の一端と制御端子が短絡された第10のトランジスタと、
    該第9のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第11のトランジスタと、
    該第10のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第12のトランジスタと、
    該第11のトランジスタに直列接続され、その主電流路の一端と制御端子が短絡された第13のトランジスタと、
    該第12のトランジスタに直列接続され、該第13のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第14のトランジスタと
    を更に具備し、
    前記制御用トランジスタの制御端子は該第12のトランジスタと該第14のトランジスタの共通接続点に接続され、
    前記第4のトランジスタの制御端子は前記第3のトランジスタの制御端子と共通接続され、
    前記第5のトランジスタの制御端子は該第10および第12のトランジスタの制御端子と共通接続され、
    ここで、該第4のトランジスタが流そうとする電流が、該第5のトランジスタが流そうとする電流以上になったとき、前記第6のトランジスタがオン状態となることを特徴とする、請求項1に記載したレギュレータ回路。
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