JP5043530B2 - 液体吐出ヘッド用基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクに代表される記録用液体を吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置の液体吐出ヘッド用基板の検査方法に関する。
液体吐出装置として現在広く普及しているものにインクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)がある。このインクジェットプリンタには、液体吐出ヘッドとしてインクジェットヘッドが用いられている。インクジェットヘッドには種々の液体吐出原理に基づくものがあるが、特に普及しているものは、熱エネルギーをインクに作用させて吐出口からインク滴を吐出させるタイプのインクジェットヘッドである。
近年、インクジェットプリンタにおいては、印字の高速化および高精細化の要求に応じて、インクジェットヘッド(以下、単に記録ヘッドと称す)の高密度化および多ノズル化が図られている。特に、高速に印字を行うためには、ひとつのノズルにおけるインクの単位時間あたりの吐出頻度を増加させることが有効である。しかし、吐出頻度の増加は、インクの流動性(粘性)や発泡する泡の消滅する時間により制限されてしまう。このような理由から、なるべく多くのノズルを一度に駆動することと、一度に印字することのできるノズルを所定方向に多数配置すること(長尺化)が、高速印字のための有効な手段とされている。
図9に、記録ヘッドに搭載されるヒータおよび駆動回路の等価回路を示す。図9において、ヒータ101とMOSトランジスタよりなるスイッチング素子102とを直列に接続した回路が複数並列に配列されている。ヒータ101の一端は、ボンディングパッド201aに接続された共通の電源配線であるVH配線202aに接続されている。ヒータ101の他端は、スイッチング素子102を介して、ボンディングパッド201aに接続された共通のグラウンド(GNDH)配線202bに接続されている。制御回路103は、外部より供給される信号に応じてスイッチング素子102を制御する。スイッチング素子102がオン状態になると、外部電源からヒータ101へ電流が流れる。
このような記録ヘッドで高速に印字を行うためには、できるだけ多くのヒータを同時に駆動することが望ましい。しかしながら、多くのヒータを同時に駆動すると、配線に流れる電流が増大し、その結果、配線の寄生抵抗による電圧降下が増大して、ヒータにて所望の熱エネルギーを発生することができない場合がある。このような理由から、同時に駆動できるヒータの数は制限される。
特許文献1には、複数のヒータをグループに分割し、グループ内のヒータが同時に駆動しないように時間をずらしてヒータ駆動を行う時分割駆動が開示されている。この時分割駆動によれば、配線に瞬間的に流れる電流量を抑制することができる。
特許文献2に、そのような時分割駆動を行う記録ヘッドに用いる基板の電源配線の構造が開示されている。その基板の電源配線のレイアウトを図10に示し、また、その基板の断面図を図11に示す。
図10を参照すると、半導体基板204の中央部にインク供給口110が設けられ、複数のヒータ101を所定方向に配置してなるヒータ部が、インク供給口110の両側に設けられている。ヒータ部は、同時に駆動しない複数のヒータを備えるグループに分割されている。
VH配線202aは、図11に示すように半導体基板204の表面に形成されており、さらに、その上に保護膜203が形成されている。これと同様に、GNDH配線202bも半導体基板204の表面に形成されており、保護膜203で覆われている。VH配線202aおよびGNDH配線202bの各配線は、グループ毎に設けられている。複数のグループのVH配線202aおよびGNDH配線202bの各配線が一組のボンディングパッド201a、201bに接続されている。
このようにVH配線202aおよびGNDH配線202bの各配線は、一組のボンディングパッドから複数のグループに対して独立に接続されている。ボンディングパッドから複数のグループに独立にレイアウトされた各配線における電圧降下を一定にするために、各配線の抵抗値が一定になるように、ボンディングパッドから各グループまでの距離に応じて各配線の幅が調整されている。
印字の高速化のために、ノズル列方向におけるノズル数を増加させて長尺化を行った場合、ヒータのグループ数が増加し、それに伴ってボンディングパッドからの独立にレイアウトされる電源配線やグラウンド配線の本数も増加する。寄生抵抗成分を一定とするために各配線の幅が調整されるレイアウトにおいては、長尺化による配線数の増加に伴って、ノズル列方向と交差する方向における、配線に必要とされる面積が増加する。このように、長尺化は、ノズル列方向と交差する方向における配線占有面積の増大を生じるため、結果として、基板面積が著しく増大することとなる。記録ヘッドに用いられる基板は、半導体工程によりウェハ上に形成されるため、基板面積の増大は、ウェハから取れる基板の個数を減少させることになる。その結果、基板のコストアップを招く。
特許文献3に、上記のような長尺化による配線数の増加に伴う基板面積の増大を効果的に抑制する方法が開示されている。この方法では、基板を貫通する電極(貫通電極)を基板に複数設け、それら貫通電極を通じて、基板表面上の電源配線やグラウンド配線を基板裏面に引き回す。基板は、裏面の電極を介して配線体に接続される。
1つのヒータグループの電源配線(またはグラウンド配線)に対して貫通電極を設けてもよく、また、配線による電圧降下の許容範囲において、いくつかのヒータグループの電源配線(またはグラウンド配線)に対して共通の貫通電極を設けてもよい。貫通電極をヒータグループの近傍に配置することで、電源配線やグラウンド配線の引き回しに関わるレイアウト面積を効果的に縮小することができる。
上記のような貫通電極を有する半導体基板をウェハにより形成する際の、ウェハの作製フローおよび電気的な検査フローを図12に示す。図12において、工程A1から工程A4はウェハ作製フローを示し、工程B1から工程B5はウェハ検査フローを示す。
ウェハの作製では、まず、ウェハの表面にヒータおよび駆動デバイスを形成する(工程A1、A2)。その後、ウェハに貫通電極を形成する(工程A3)。そして、ダイシングによりウェハを複数の基板(チップ)に分割する(工程A4)。
貫通電極の形成(工程A3)の前後においてウェハ検査が行われる。ウェハ検査では、まず、貫通電極の形成(工程A3)の前において、ウェハ表面(ヒータおよび駆動デバイスの形成面)の電極を用いて電気検査を行う(工程B1)。次いで、電気検査結果に基づいてウェハ歩留まり判断を行い(工程B2)、その結果に基づいて良品マップ(良品と判断されたチップのマップ)を作製する(工程B3)。大きく歩留まりを落としたウェハについては、以降のウェハ作製工程を中止する。歩留まりが基準値を超えたウェハに対してのみ、工程A3で貫通電極が形成される。
貫通電極の形成(工程A3)の後、ウェハ裏面側から、裏面の電極を用いて貫通電極の検査を行う(工程B4)。そして、その電気検査結果および良品マップに基づいてウェハの良品判定を行う(工程B5)。この判定で良品と判断されたチップを、工程A4でのダイシングにより切り出す。
貫通電極の形成前後で電気検査を行う目的を以下に説明する。
第1の目的は、貫通電極の形成前にウェハでの歩留まりを把握し、大きく歩留まりを落としたウェハが次工程に投入されることを防止することで、コストの増大を抑えることである。
第2の目的は、貫通電極の形成前にウェハ内の不良チップを把握し、貫通電極の形成後の電気検査において、貫通電極の形成前の不良チップの検査を省くことで、形成後の検査タクトを短縮することにある。
第3の目的は、貫通電極の形成後の検査により、貫通電極の形成状態を電気的に確認して、良品および不良品の判定を行い、さらに貫通電極の形成工程における問題点に対する改善を迅速に図ることにある。
特に、第3の目的(貫通電極の形成状態の確認)は、ヒータへの電源の供給が貫通電極を介して行われる基板において重要となる。そのような基板では、貫通電極(寄生抵抗)とヒータ(抵抗)が直列に接続されることになる。そのため、各貫通電極の形成状態にばらつきがあると、各貫通電極の寄生抵抗値がばらつくこととなり、その結果、各ヒータに投入されるエネルギーがばらつくことになる。ヒータへの投入エネルギーのばらつきは、吐出する液滴量のばらつきにつながり、印刷される画像の高画質化が困難になる。このことから、貫通電極の形成状態が電気的に均一であることが高画質化を達成する上でも重要である。
特開平9−327914号公報 特開2005−10412号公報 特開2006−321222号公報
しかしながら、上述したウェハ検査手法には、長尺化等により貫通電極の数が増加したチップにおいて、以下のような欠点がある。
図13に、貫通電極を有するチップの断面の状態および電気検査回路を示し、図14に、その等価回路を示す。図13および図14を参照すると、電気検査回路302は、電源および電流計から構成されるものであって、正極側および負極側の2つのプローブピン301を有する。
半導体基板204の表面に電源配線202が形成され、その上に保護膜203が形成されている。半導体基板204には、電源配線202と電気的に接続される複数の貫通電極401が設けられている。半導体基板204の裏面には、貫通電極401のそれぞれに対して、裏面電極取り出しバンプ402が設けられている。電源配線202は、VH配線202aおよびGNDH配線202bに対応する。
プローブピン301を2つの貫通電極の裏面電極取り出しバンプ402にそれぞれ接続し、それら貫通電極間の導通を検査する。2つの貫通電極の一方または両方の形成状態が異常である場合は、測定値が、2つの貫通電極が正常に形成された場合における各貫通電極に寄生する抵抗値の合計と電源配線の抵抗値との合計値より高くなる。測定値が、その合計値より高いか否かで、貫通電極の異常を検査することができる。
しかしながら、一度に検査できる貫通電極の数が2個であるため、貫通電極の数が増えるに伴って、導通検査のタクトが増加し、その結果、貫通電極の検査にかかる時間が増大する、といった問題が生じる。
貫通電極の検査時間を短縮する目的で、複数の貫通電極を直列に接続することが考えられる。図15に、複数の貫通電極を直列に接続したチップの断面の状態および電気検査回路を示し、図16に、その等価回路を示す。
図15および図16を参照すると、半導体基板204の表面に形成した電源配線202と、半導体基板204の裏面に形成した配線403とで、複数の貫通電極401が直列に接続されている。配線403には、裏面電極取り出しバンプ402が形成されている。この場合は、直列に接続された複数の貫通電極のうちの始点となる貫通電極(図15の左端の貫通電極)から終点となる貫通電極(図15の右端の貫通電極)の間の導通検査を行う。直列に接続された貫通電極の何れかに異常があった場合は、測定値(抵抗値)が正常状態における抵抗値より大きくなるので、貫通電極の異常を判断することができる。このように、一度に複数の貫通電極の検査が可能となっている。
しかしながら、上記の場合は、貫通電極形成前の状態において、基板表面に形成される電源配線202は複数に分割されており、分割された配線は互いに電気的に分離された状態となっている。このため、前述した貫通電極形成前のウェハ検査では、分割された配線に接続されているヒータやスイッチング素子を含む駆動素子を電気的に検査することができない。
上述したように、2つの貫通電極間の電気検査を行う場合は、貫通電極の形成前にチップ表面の電気検査を行うことができるものの、貫通電極の検査にかかる時間が増大する、という問題がある。一方、直列に接続された複数の貫通電極の電気検査を行う場合には、貫通電極の検査時間の短縮を図ることができるものの、貫通電極形成前のチップ表面の電気検査を行う手法が確立されていない、という問題がある。このように、現状では、貫通電極の検査時間の短縮と貫通電極の形成前のチップ表面の電気検査の両立は困難となっている。
本発明の目的は、上記問題を解決し、貫通電極の検査時間を短縮することができ、かつ、貫通電極形成前のチップ表面の電気検査を行うことができる、液体吐出ヘッド用基板の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の液体吐出ヘッド用基板の製造方法は、
液体を吐出口から吐出させるための熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換素子と、該電気熱変換素子への電流の供給を制御するためのスイッチング素子と、該複数の電気熱変換素子を複数のグループに分けたときに、1つの前記グループに属する複数の前記電気熱変換素子に接続し、夫々が電気的に分離された複数のVH配線と、該VH配線と対となり前記グループに属する複数の前記熱変換素子に接続し、夫々が電気的に分離された複数のGNDH配線と、を表面に備えた基板を用意する工程と、
一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間に電圧を印加し、一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程と、
一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程の後に、1つの前記VH配線に対して2つが接続して設けられるように、前記表面と該表面の反対側の裏面とを貫通する複数の第1の貫通電極を設ける工程と、
一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程の後に、1つの前記GNDH配線に対して2つが接続して設けられるように、前記表面と前記裏面とを貫通する複数の第2の貫通電極を設ける工程と、
前記裏面に、異なる前記VH配線に接続する2つの前記第1の貫通電極に接続するように、複数の第1の裏面配線を設ける工程と、
前記裏面に、異なる前記GNDH配線に接続する2つの前記第2の貫通電極に接続するように、複数の第2の裏面配線を設ける工程と、
前記複数の第1の裏面配線のうち2つの間に電圧を印加し、2つの前記第1の裏面配線の間の抵抗値を検査する工程と、
前記複数の第2の裏面配線のうち2つの間に電圧を印加し、2つの前記第2の裏面配線の間の抵抗値を検査する工程と、
を有する。
本発明によれば、一度に複数の貫通電極の電気的形成状態を確認することができるので、貫通電極の検査時間を短縮することができる。
加えて、貫通電極形成前のチップの検査において、分離された配線(電源配線およびグラウンド配線)に接続される素子の検査を行うことができる。このように、貫通電極の検査時間の短縮を図る上で困難とされていた、貫通電極形成前のチップ表面の電気検査を行うことができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本発明の液体吐出ヘッド用基板の検査方法は、図12に示した検査フローと基本的に同じ手順で検査を行うが、貫通電極形成前に実行される第1の電気検査および貫通電極形成後に実行される第2の電気検査が図12における電気検査(B1、B2)と異なる。
以下、本発明の一実施形態である液体吐出ヘッド用基板の検査方法にて行われる第1および第2の電気検査について具体的に説明する。
(1)第1の電気検査:
まず、第1の電気検査の対象となる液体吐出ヘッド用基板の構成について説明する。
図1は、貫通電極形成前の液体吐出ヘッド用基板の等価回路図である。図1を参照すると、ヒータおよび駆動回路の部分は、複数のグループ11から1mに分割されている。グループ11から1mはいずれも同じ構成であって、ヒータ101とスイッチング素子102を直列に接続した回路が複数並列に接続されている。スイッチング素子102は、半導体スイッチ素子であり、より具体的には、MOSトランジスタである。ヒータ101は、インクを吐出口から吐出させるための熱エネルギーを発生する電気熱変換素子である。
並列に接続された各ヒータ101の一端はそれぞれ、ボンディングパッド201aに接続されたVH配線202a(第1の配線)に共通に接続されている。並列に接続された各ヒータ101の他端はそれぞれ、スイッチング素子102を介して、ボンディングパッド201aに接続されたGNDH配線202b(第2の配線)に共通に接続されている。
ボンディングパッド201a、201bは、基板外部の回路または装置との電気的な接続を取るための第1の電極部である。各スイッチング素子102の制御端子105は、制御回路103に接続されている。制御回路103は、外部より供給される信号に応じて各スイッチング素子102を制御する。ボンディングパッド201a、201bが電源に接続されている場合において、スイッチング素子102がオン状態になると、電源からヒータ101へ電流が流れる。
制御回路103を通じたスイッチング素子102の制御により、グループ内のヒータが同時に駆動しないように時間をずらしてヒータの駆動を行う時分割駆動や、検査時におけるテスト駆動など、種々の駆動が可能となっている。
図2は、図1に示した回路を半導体基板上に作成した場合の電源配線部の断面構造を模式的に示す断面図である。図2を参照すると、絶縁膜205が半導体基板204の表面に形成されており、その絶縁膜205上にVH配線202aが形成されている。さらに、VH配線202aが形成された部分は、外部との絶縁を行うための保護膜203で覆われている。GNDH配線202bも、VH配線202aと同様に形成されている。VH配線202aおよびGNDH配線202bは、グループ毎に設けられている。VH配線202aおよびGNDH配線202bは、電気的に分離された独立した配線である。
VH配線202a上の保護膜203の一部に、ボンディングパッド201aとなる開口部が設けられている。この開口部において、VH配線202aが露出している。これと同様に、GNDH配線202b上の保護膜203の一部にも、ボンディングパッド201aとなる開口部が設けられている。この開口部において、GNDH配線202bが露出している。
なお、図2には示していないが、ヒータ、スイッチング素子、制御回路も半導体基板204の表面側に形成されている。
第1の電気検査を行う際は、電気検査装置の正極側および負極側のプローブピン301が、基板表面に形成されたVH配線202aおよびGNDH配線202bのそれぞれのボンディングパッド201a、201bに接続される。
図3は、図1に示した貫通電極作成前の半導体基板の表面に形成された回路に電気検査装置を接続した状態を示す等価回路図である。
電気検査装置は、電気検査回路302と、各VH配線202aのボンディングパッド201aに接続される複数のプローブピン301aと、各GNDH配線202bのボンディングパッド201bに接続される複数のプローブピン301bとを有する。電気検査回路302は、直流電源と電流計からなる。各プローブピン301aは、直流電源の正極側端子に接続される正極側のプローブ線に共通に接続されている。各プローブピン301bは、直流電源の負極側端子に接続される負極側のプローブ線に共通に接続されている。正極側のプローブ線には、電流計が直列に挿入されている。
図3に示した接続形態においては、グループ毎に形成されたVH配線202aのそれぞれは、ボンディングパッド201a、プローブピン301a、正極側のプローブ線および電流計を介して直流電源の正極端子に接続される。グループ毎に形成されたGNDH配線202bのそれぞれは、ボンディングパッド201b、プローブピン301bおよび負極側のプローブ線を介して直流電源の負極端子に接続される。
第1の電気検査では、図3に示したように電気検査回路302を接続した状態において、VH配線202aとGNDH配線202bの間の絶縁性や、任意のヒータに対し電流が流れるかの検査が行われる。ヒータの検査では、制御回路103によりヒータ101を順次選択し、電気検査回路302の直流電源から選択したヒータ101に流れる電流量を検査回路302の電流計で測定する。
以上のように、貫通電極形成前のチップの検査では、正極側および負極側のプローブピン(301a、301b)を分離された配線(202a、202b)のそれぞれに設けたボンディングパッド(201a、201b)に接触させる。これにより、ヒータおよびスイッチング素子の直列回路の全てに対して、直流電源からの電源の供給可能となり、チップ内の素子の検査が可能となる。
(2)第2の電気検査:
第2の電気検査では、第1の電気検査が行われた後の液体吐出ヘッド用基板であって、図2に示した半導体基板(チップ)に貫通電極を形成し、基板裏面より電極を取り出した基板を検査対象とする。
まず、貫通電極の形成工程について説明する。図4Aから図4Eに、貫通電極の形成工程を示す。
図4Aに示す基板は、第1の電気検査が行われた後の液体吐出ヘッド用基板である。半導体基板204の表面に形成した絶縁膜205上に電源配線202が形成されており、その上に保護膜203が形成されている。ここで、電源配線202は、VH配線202aやGNDH配線202bに対応するものであって、グループ毎に設けられている。電源配線202上の保護膜203の一部に、ボンディングパッド201となる開口部が設けられている。この開口部において、電源配線202が露出している。ボンディングパッド201は、ボンディングパッド201a、201bに対応する。
図4Bに示すように、半導体基板204の裏面側から、基板表面に形成された電源配線202が露出するように、エッチング等により貫通穴404を形成する。貫通穴404は、各電源配線202の両端部にそれぞれ設けられている。
次に、図4Cに示すように、半導体基板204の裏面および貫通穴404の内壁面を電気的に絶縁するための絶縁膜405を形成する。絶縁膜405は、SiO2などの無機絶縁膜であっても、有機絶縁膜であってもよい。
次に、図4Dに示すように、貫通穴404において、内壁面に形成された絶縁膜405上および電源配線202の露出面上に、半導体基板204の表面と裏面の間を貫通する電極401を形成する。さらに、配線403を半導体基板204の裏面に形成した絶縁膜405上に形成する。配線403は、電極401と同時に形成してもよい。貫通電極401は、電源配線202と配線403の間の電気的な接続をとるものである。貫通電極401および配線403はともに、金、銅、アルミ、チタン、タンタル等の金属配線であって、スパッタ法やメッキ法等により形成される。
最後に、図4Eに示すように、バンプ402を配線403上に形成する。バンプ402は、メッキ法やスタッドバンプ等により形成されるものであって、半導体基板204(チップ)外部と電気的な接続をとるための取り出し電極(第2の電極部)である。このバンプ402を介して、半導体基板204(チップ)を外部の配線体等に電気的に接続する。
図5は、インクを吐出するためのノズルが形成された、貫通電極形成後の液体吐出ヘッド用基板の模式図である。この液体吐出ヘッド用基板は、図4Aから図4Eに示した手順で作製した半導体基板204を備える。インク供給口501が、半導体基板204の中央部に形成されている。半導体基板204と接合されるノズル材502のヒータ101と対向する位置には、ノズル503が形成されている。
上記液体吐出ヘッド用基板において、インクは、基板裏面よりインク供給口501を通じてヒータ101上に供給される。ヒータ101を駆動すると、ヒータ101からの熱エネルギーによりインク中に気泡が発生する。この気泡の発生により、インク滴がノズル503から吐出される。
上述の液体吐出ヘッド用基板を構成する半導体基板204に対して第2の電気検査を行う。
図6は、図4Aから図4Eに示した手順で作製した貫通電極作成後の半導体基板の等価回路図である。図7は、貫通電極作成後の半導体基板の電源配線部の断面の状態および電気検査装置の回路を示す模式図である。
図7に示すように、半導体基板204の表面には、電源配線であるVH配線202aがグループ毎に形成されている。半導体基板204には、VH配線202aと電気的に接続される複数の貫通電極401(第1の貫通電極)が設けられている。この貫通電極401は、VH配線202aの両端部にそれぞれ設けられている。半導体基板204の裏面には、VH配線202a間において、隣接する貫通電極401同士を電気的に接続する配線403aが形成されている。各グループのVH配線202aは、貫通電極401および配線403aを通じて直列に接続されている。基板外部との電気的な接続をとるために、電極取り出し用のバンプ402aが各VH配線202aに設けられている。
GNDH配線202bも、VH配線202aと同様に半導体基板204の表面に形成されている。半導体基板204には、GNDH配線202bと電気的に接続される複数の貫通電極401(第2の貫通電極)が設けられている。この貫通電極401は、GNDH配線202bの両端部にそれぞれ設けられている。半導体基板204の裏面には、GNDH配線202b間において、隣接する貫通電極401同士を電気的に接続する配線403bが形成されている。各グループのGNDH配線202bは、貫通電極401および配線403bを通じて直列に接続されている。基板外部との電気的な接続をとるために、電極取り出し用のバンプ402bが各GNDH配線202bに設けられている。
図7において、バンプ402a、402bは、裏面側の配線403a、403b上にそれぞれひとつ設けられているが、接続抵抗の減少や基板を放熱する目的で、配線403a、403b上に複数のバンプを設けてもよい。
図6に示す等価回路は、図1に示した回路構成において、上述した貫通電極401、配線403a、403bおよびバンプ402a、402bを追加したものである。VH配線202aおよびGNDH配線202bは1対の配線として、グループ毎に分割されている。各グループのVH配線202aおよびGNDH配線202bの間には、ヒータ101およびスイッチング素子102を直列に接続した回路が複数並列に接続されている。
電気検査回路302は、図7に示すように、電源および電流計から構成されるものであって、正極側および負極側の2つのプローブピン301を有する。第2の電気検査では、各グループのVH配線202aを貫通電極401および配線403aで直列に接続した第1の直列配線の導通検査と、各グループのGNDH配線202bを貫通電極401および配線403bで直列に接続した第2の直列配線の導通検査を行う。
図8は、図6に示した貫通電極形成後の半導体基板に電気検査装置を接続した状態を示す等価回路である。
図8に示すように、第1の直列配線の導通検査では、一方のプローブピン301を第1の直列配線の一端に接続し、他方のプローブピン301を第1の直列配線の他端に接続する。このようにプローブピン301を接続することで、電気検査回路302では、第1の直列配線を構成するVH配線202a、貫通電極401および配線403aのそれぞれに寄生する抵抗値の合計が、第1の直列配線の抵抗値として測定される。いずれかの貫通電極の形成状態に不良があると、その貫通電極に直接に接続された、VH配線202aおよび配線403aの間が非導通の状態となる、もしくは、その貫通電極の抵抗値が増大する。したがって、第1の直列配線を構成する貫通電極のうちのいずれかひとつにでも不良があると、第1の直列配線の抵抗値が無限大になるか、もしくは第1の直列配線の抵抗値が正常時の抵抗値に比較して大きくなるので、貫通電極の不良を検知することができる。
第2の直列配線の導通検査では、一方のプローブピン301を第2の直列配線の一端に接続し、他方のプローブピン301を第2の直列配線の他端に接続する。このようにプローブピン301を接続することで、電気検査回路302では、第2の直列配線を構成するGNDH配線202b、貫通電極401および配線403bのそれぞれに寄生する抵抗値の合計が、第2の直列配線の抵抗値として測定される。いずれかの貫通電極の形成状態に不良があると、その貫通電極に直接に接続された、GNDH配線202bおよび配線403bの間が非導通の状態となる、もしくは、その貫通電極の抵抗値が増大する。したがって、第2の直列配線を構成する貫通電極のうちのいずれかひとつにでも不良があると、第2の直列配線の抵抗値が無限大になるか、もしくは第2の直列配線の抵抗値が正常時の抵抗値に比較して大きくなるので、貫通電極の不良を検知することができる。
上述の第1および第2の直列配線の導通検査によれば、それぞれの直列配線を構成する複数の貫通電極を一括で検査することが可能である。よって、従来の2つの貫通電極間の抵抗値を検査する方法に比較して、貫通電極の検査にかかる時間を大幅に短縮することができる。特に、従来方法では、貫通電極の数が増えると、それに比例して検査時間が増加するのに対して、上述の第1および第2の直列配線の導通検査では、貫通電極の数の増加に対しても、検査時間は増加しない利点がある。
以上の第1および第2の電気検査によれば、貫通電極形成前のチップ表面の分割された電源配線の電気検査の実現と、貫通電極の検査時間の短縮とを両立させることができる。
上述した半導体基板の検査方法は、本発明の一例であり、その検査工程は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更することができる。
本発明の一実施形態である半導体基板検査方法の検査対象とされる貫通電極形成前の液体吐出ヘッド用基板の等価回路図である。 図1に示す回路を半導体基板上に作成した場合の電源配線部の断面図である。 図1に示す貫通電極作成前の半導体基板の表面に形成された回路に電気検査装置を接続した状態を示す等価回路図である。 貫通電極の形成工程を説明するための断面図である。 貫通電極の形成工程を説明するための断面図である。 貫通電極の形成工程を説明するための断面図である。 貫通電極の形成工程を説明するための断面図である。 貫通電極の形成工程を説明するための断面図である。 インクを吐出するためのノズルが形成された、貫通電極形成後の液体吐出ヘッド用基板の模式図である。 図4Aから図4Eに示した手順で作製した貫通電極作成後の半導体基板の等価回路図である。 貫通電極作成後の半導体基板の電源配線部の断面および電気検査装置の回路を示す模式図である。 図6に示す貫通電極形成後の半導体基板に電気検査装置を接続した状態を示す等価回路である。 記録ヘッドに搭載されるヒータおよび駆動回路の等価回路を示す。 記録ヘッド基板の電源配線のレイアウトを示す模式図である。 図10に示す記録ヘッド基板の断面図である。 ウェハ作製および電気検査の手順を説明するための図である。 貫通電極を有する基板回路の従来の電気検査方法を説明するための図である。 図13に示す基板回路および電気検査装置の等価回路図である。 貫通電極を有する基板回路の別の従来の電気検査方法を説明するための図である。 図15に示す基板回路および電気検査装置の等価回路図である。
符号の説明
101 ヒータ
102 スイッチング素子
201a、201b ボンディングパッド
202a VH配線
202b GNDH配線
301a、301b プローブピン
302 電気検査回路

Claims (6)

  1. 液体を吐出口から吐出させるための熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換素子と、該電気熱変換素子への電流の供給を制御するためのスイッチング素子と、該複数の電気熱変換素子を複数のグループに分けたときに、1つの前記グループに属する複数の前記電気熱変換素子に接続し、夫々が電気的に分離された複数のVH配線と、該VH配線と対となり前記グループに属する複数の前記熱変換素子に接続し、夫々が電気的に分離された複数のGNDH配線と、を表面に備えた基板を用意する工程と、
    一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間に電圧を印加し、一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程と、
    一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程の後に、1つの前記VH配線に対して2つが接続して設けられるように、前記表面と該表面の反対側の裏面とを貫通する複数の第1の貫通電極を設ける工程と、
    一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程の後に、1つの前記GNDH配線に対して2つが接続して設けられるように、前記表面と前記裏面とを貫通する複数の第2の貫通電極を設ける工程と、
    前記裏面に、異なる前記VH配線に接続する2つの前記第1の貫通電極に接続するように、複数の第1の裏面配線を設ける工程と、
    前記裏面に、異なる前記GNDH配線に接続する2つの前記第2の貫通電極に接続するように、複数の第2の裏面配線を設ける工程と、
    前記複数の第1の裏面配線のうち2つの間に電圧を印加し、2つの前記第1の裏面配線の間の抵抗値を検査する工程と、
    前記複数の第2の裏面配線のうち2つの間に電圧を印加し、2つの前記第2の裏面配線の間の抵抗値を検査する工程と、
    を有することを特徴とする液体吐出ヘッド用基板の製造方法。
  2. 一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程は、一対の前記VH配線と前記GNDH配線とを直流電源を備える電気検査回路の端子に接続することで行われることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド用基板の製造方法。
  3. 前記VH配線と前記GNDH配線とは、絶縁材料からなる絶縁層で被覆されており、
    一対の前記VH配線と前記GNDH配線との間の抵抗値を検査する工程は、前記絶縁層に設けられた開口部に露出する前記VH配線の部分と前記GNDH配線の部分とに前記端子を接続することで行われることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド用基板の製造方法。
  4. 2つの前記第1の裏面配線の間の抵抗値を検査する工程は、2つの前記第1の裏面配線に直流電源を備える電気検査回路の端子を接続することで行われ、
    2つの前記第2の裏面配線の間の抵抗値を検査する工程は、2つの前記第2の裏面配線に直流電源を備える電気検査回路の端子を接続することで行われることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用基板の製造方法。
  5. 前記複数の第1の貫通電極は列状の第1の列を構成しており、導通を確認するために用いられる2つの前記第1の裏面配線は、前記第1の列の両端部の前記第1の貫通電極に接続されており、
    前記複数の第2の貫通電極は列状の第2の列を構成しており、導通を確認するために用いられる2つの前記第2の裏面配線は、前記第2の列の両端部の前記第2の貫通電極に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用基板の製造方法。
  6. 前記複数の第1の裏面配線と前記複数の第2の裏面配線との夫々には、基板外部との電気的な接続を取るための複数の接続端子が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用基板の製造方法。
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