JP5042207B2 - 箱型電子モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品が実装された回路基板と、該回路基板と外部とを電気的に接続するためのコネクタと、前記回路基板が搭載されるとともに、前記コネクタが接着材を介して接合される金属ベースと、前記回路基板及び前記金属ベースを覆うべく該金属ベースに接着材を介して接合される密封用のカバーと、が一体的に組み付けられてなる箱形電子モジュールに係り、特に、前記接着材として、湿気硬化型接着材が用いられている箱形電子モジュールに関する。
自動車の各種コントロールユニットやセンサーモジュールは、電子回路を搭載したセラミック製あるいは樹脂製の電子回路基板、入出力コネクタ部を有する金属又はプラスチック製のケース、及び/又はキャップからなる構造を有する。これらの構造の中には、半導体チップの放熱性を向上させるために、放熱用金属ベース上に前記回路基板を搭載する構造も含まれる。
図8は、自動車又は民生用で採用されている箱形電子モジュールの一例を示す。図示例の箱形電子モジュール50は、上面と前面が開口され、かつ左右に取り付け部を有するプラスチックケース58、電子部品61を搭載した樹脂プリント電子回路基板54、所要本数の外部接続端子53bを有するコネクタ53を備え、このコネクタ53は、前記ケース58の一端部に取り付けられる。この箱形電子モジュール50では、電子部品61が実装された回路基板54を外部の湿気から保護し、かつ振動に対する固定のため、保護樹脂(封止樹脂)層66が形成されている。この箱形電子モジュール50を製作するにあたっては、電子部品61が実装された回路基板54にコネクタ53の前記端子53bをはんだ付けなどにより接続し、前記回路基板54を前記ケース58に位置決めして取り付け、その後、ケース58内に液状樹脂を注入充填、加熱硬化して前記保護樹脂層66を形成する。
このような箱形電子モジュールの代表例としては、下記特許文献1に所載の自動車用エンジンコントロールユニットが挙げられる。
ところで、一般に、室外で使う電気器具の電源配線や信号配線の接続用基板の収納箱は、雨水の浸入を防ぐ為に、上面が開口した箱に、接続用基板を収納し、開口部の蓋との間に環状のゴム製パッキングを嵌め込むことで、箱と蓋との隙間を塞ぎ、防水性を得ている。
また、他方では環状のゴム製パッキングに代え、箱に蓋を、環状に配在した接着材を介して接合することにより、箱と蓋との間に形成される隙間を接着材で塞ぎ、これによって防水性を得ている例がある。接着材に代えた場合、箱と蓋が複雑な形状でも確実に密封できる利点がある。
特開2003−258451号公報
また、接着材として湿気硬化型のものを用いると、加熱硬化炉を用いずに接着材を硬化できるので、設備投資等が軽減され、安価に箱型電子モジュールを提供できる。
ただし、湿気硬化型であるため、湿気を持った空気が接着材に触れないと硬化しないという性質がある。そのため、環状に配在された接着材より外周側(空気に触れる側)で箱と蓋をねじ止めした場合、箱と蓋で空気が遮断されて、接着材に外部空気が接触しなくなるため、接着材が硬化しなくなる。あるいは、外部空気に触れて硬化した接着材からの水の拡散により水が供給されて、遅れて硬化することになる(特に、ねじ止めしている部分(四隅)の硬化が遅くなる)。接着材が硬化しないか、遅れて硬化することにより、硬化するまでは防水性が発揮されず、防水信頼性に劣るという欠点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、湿気硬化型の接着材を用いた場合でも、耐久性や防水性を向上させることができ、安価で信頼性の高い自動車用エンジンコントロールユニット等の箱型電子モジュールを提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明に係る箱形電子モジュールの一つは、電子部品が実装された回路基板と、該回路基板と外部とを電気的に接続するためのコネクタと、前記回路基板が搭載されるとともに、前記コネクタが接着材を介して接合される金属ベースと、前記回路基板及び前記金属ベースを覆うべく該金属ベースに接着材を介して接合される密封用のカバーと、が一体的に組み付けられてなり、前記金属ベースの外周に前記接着材が環状に配在され、該接着材より内周側に、前記カバーの締付固定用螺子がねじ込まれる取付座が設けられるとともに、該取付座の周囲にOリング等のシール材が配在され、前記螺子で前記カバーが前記金属ベースに締め付け固定されるとともに、前記Oリング等のシール材が前記金属ベースと前記カバーで挟圧されていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記コネクタは、所要本数の金属端子と、樹脂製のハウジングとからなり、該ハウジングは、外部ハーネスのプラグが差し込まれる、前記回路基板と略平行なソケット部、前記金属端子を保持する、前記ソケット部に略垂直の鍔状部を有する端子保持壁部、及び、前記端子保持壁部から内方に前記ソケット部と略平行に突出する内方突出部を有し、該内方突出部が前記金属ベースに前記接着材を介して接合される。
好ましい態様では、前記接着材として、湿気硬化型接着材が用いられる。
前記コネクタのハウジングは、好ましくは、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂製とされる。
前記カバーは、好ましくは、鋼板を素材としたプレス成形品とされる。
前記金属ベースは、好ましくは、アルミダイカスト製とされる。
本発明に係る箱形電子モジュールの好ましい態様では、金属ベースの外周に接着材が環状に配在され、該接着材より内周側に、カバーの締付固定用螺子がねじ込まれる取付座が設けられているので、接着材の外周部を全周にわたって外部空気に触れさせることができる、そのため、接着材として湿気硬化型のものが用いられた場合に、それを速やかに硬化させることができ、短時間で接着材による防水効果が得られることになる。
また、取付座の周囲にOリング等のシール材を配在し、このシール材を金属ベースとカバーで挟圧することにより、接着材より内周側に位置するカバー締付固定用螺子部分の防水性を確保することができる。
したがって、本発明によれば、箱形電子モジュールにおいて、加熱硬化炉等の設備投資を必要とすることなく、低コストで防水信頼性、耐久性等を効果的に高めることができる。
また、既存の箱形電子モジュールにおいて、カバー締付固定用螺子のねじ込み位置を変更して、Oリング等のシール材を追加するだけでよいので、費用対効果に優れるといった利点も得られる。
以下、本発明の箱形電子モジュールの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る箱形電子モジュールの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1に示される箱形電子モジュールの平面図、図3は、図1に示される箱形電子モジュールの前面図、図4は、図1に示される箱形電子モジュールの分解図、図5は、図1に示される箱形電子モジュールからカバーを取り去った状態の平面図である。
図示実施形態の箱形電子モジュール10は、自動車用エンジンコントロールユニットとして用いられるもので、基本的には、所要の電子部品21が実装された回路基板14と、この回路基板14と外部とを電気的に接続するためのコネクタ13と、回路基板14が搭載されるとともに、コネクタ13が取付保持される放熱用金属ベース15と、前記回路基板14、金属ベース15、及びコネクタ13の一部を覆う密封用の金属製カバー11と、が一体的に組み付けられて構成される。
ここで、密封用のカバー11は、金属ベース15に湿気硬化型の接着材20を介して接合されている。すなわち、金属ベース15の外周に前記接着材20が矩形環状(コ字状部分+コネクタ部分)に配在され、前記金属ベース15における前記接着材20より内周側に、前記カバー11の締付固定用螺子19がねじ込まれるねじ穴(雌ねじ)28が形成された短円筒状の取付座27が設けられ、また、前記カバー11における前記接着材20より内周側に、底部に通し穴26が形成されたねじ止め用凹部25が設けられ、前記取付座27の周囲にシール材としてのOリング23が配在され、図6に示される如くに、前記螺子19で前記カバー11が前記金属ベース15に締め付け固定されるとともに、前記Oリング23が前記金属ベース15と前記カバー11で挟圧されている(後で詳述)。
前記コネクタ13は、所要本数の金属端子13Bと、樹脂製のハウジング13Aとからなり、ハウジング13Aは、外部ハーネスのプラグが差し込まれる、回路基板14と略平行なソケット部13c、金属端子13Bを保持する、ソケット部13cに略垂直の鍔状部13eを有する端子保持壁部13d、及び、金属ベース15に接着材20を介して接合される、端子保持壁部13dから内方にソケット部13cと略平行に突出する内方突出部13fを有する。
そして、前記コネクタ13の内方突出部13fが金属ベース15に前記接着材20を介して接合されるとともに、金属製カバー11が金属ベース15及びコネクタ13の内方突出部13fに前記接着材20を介して接合されている。
次に、上記構成の箱形電子モジュール10の製作手順並びに各部の詳細を説明する。
前記回路基板14は、長方形(160mm×154mm)の樹脂プリント電子回路基板であり、表面に共晶はんだペーストをスクリーン印刷機で印刷したものである。この回路基板14にチップ抵抗体、セラミックコンデンサ、アルミコンデンサなどの電子部品21を自動搭載機にて搭載後、リフロー炉内を通過してはんだ接合を行なう。
前記コネクタ13のハウジング13Aは、概略直方体に熱可塑性樹脂で成形されたものである。
前記金属端子13Bは、厚さ0.5mmの銅板を幅0.5mmに打ち抜きプレス成形され、さらにL字状にプレス成形されたもので、回路基板14との接続部分13sには錫めっきが施されている。金属端子13Bは、例えば、入力用80本と出力用40本に仕切られて前記端子保持壁部13d(に形成された透孔)に差し込まれて保持固定されている。
前記コネクタ13は、回路基板14に固定用の爪で固定される。コネクタ13の金属端子13Bの接続部分13sは、回路基板14のはんだ接続用ランド14sの貫通孔14hから貫通して約1ミリ出るように固定される。
ここでは、前記回路基板14のはんだ接続用ランド14sの貫通孔14hから出した金属端子13Bの接続部分13sと、回路基板14のはんだ接続用ランド14sとはんだ接続用ランド14sの貫通孔14hに、フラックスをスプレーフラクサー装置で塗付し、さらに、金属端子13Bの接続部分13sと回路基板14のはんだ接続用ランド14sとはんだ接続用ランド14sの貫通孔14hを約150℃に加熱後、金属端子13Bの接続部分13sと回路基板14のはんだ接続用ランド14sとはんだ接続用ランド14sの貫通孔14hに鋼板の枠を合わせて、溶融はんだを噴流で吹き上げて金属端子13Bの接続部分13sと回路基板14のはんだ接続用ランド14sと貫通孔部分14hをはんだ接合する(スポットフロー・ソルダリング)。
一方、放熱用金属ベース15はアルミダイカスト製であり、平面視長方形で厚さが8.5mmあり、回路基板14を搭載する主面側には、回路基板14の裏面に接触する(回路基板14を底面から浮かせて支持する)ように凹凸部15dが突設されるとともに、裏面側には放熱用のフィン15bが成形されている。
また、この金属ベース15のカバー11との接着位置より内側(前記矩形環状に配在された接着材20の内周側)の4隅には、カバー11の締付固定用螺子19がねじ込まれるねじ穴(M4サイズの雌ねじ)28が形成された短円筒状の取付座27が設けられている。また、ベース15のコネクタ13が搭載される辺a側ではない2辺q、rから延長された部分に自動車への取り付け孔が穿設されている。
ここでは、金属ベース15に設けられた前記取付座27の外周にOリング23を嵌め込んだ後、前記金属ベース15における前端部a(コネクタ13の取付部分)と、ベース15の中央部分に、シリコーン系で湿気硬化型(例えば、脱アセトン型又は脱アルコール型)の接着材20をエア圧力制御方式の自動塗布機、又はタンクに入れた接着材20にエア圧力をかけ開閉バルブ制御して塗布する方式の自動塗布機を用いて塗付後、コネクタ13をはんだ接合した回路基板14を自動搭載機で搭載する。ここで、中央部分の接着は、回路基板14の浮き上がり防止が目的である。
次に、図5に示される如くに、金属ベース15における辺a以外の3辺s、q、rと、主面3mと対向する主面3nと、コネクタ13の主面3nとベース15の辺q、rとの間の斜辺nq、斜辺nrに、それぞれ前記接着材20を自動塗付機を用いて塗布する。ここで、接着剤20の厚みは、取付座27の高さより若干厚く、かつ、自然状態におけるOリング23の厚み(断面の直径)より若干薄くする。
前記金属製カバー11は、厚さ0.5mmの鋼板をトレー状にプレス成形したもので、平面視矩形とされ、回路基板14を覆う部分11Aが深さ19mm程度、また、コネクタ13に載せる部分11Bが深さ30mm程度となっている。また、カバー11の中央部分には防水フィルタ22取り付け用の孔が形成されている。さらに、カバー11における前記接着材20より内周側に、底部に通し穴26が形成されたねじ止め用凹部25が設けられている。なお、カバー11は、全面に亜鉛めっきが施されている。
前記接着材20が塗付されたコネクタ13の金属端子13Bをはんだ接合した回路基板14が搭載された金属ベース15上にカバー11を自動搭載機で搭載し、次いで、回路基板14とカバー11を搭載しねじ止めしたベース15を温度60℃、湿度60%RHの恒温高湿槽に3時間入れ、接着材20の表面を硬化する。
次に、カバー11の防水フィルタ取り付け用の孔から圧縮空気を入れた後、圧力を確認し、圧力変化が無いことで接着材20により接着接合されているか否かを検査する。さらに、カバー11の防水フィルタ取り付け用の孔に防水フィルタ22をはめ込んで当該箱形電子モジュール10の組立が完了する。
最後に、箱形電子モジュール10にプログラムを書き込み、電気導通検査を経て、完成品が得られる。
以上の説明から理解されるように、本実施形態の箱形電子モジュール10では、金属ベース15の外周に湿気硬化型の接着材20が環状に塗布され、該接着材20より内周側に、カバー11の締付固定用螺子19がねじ込まれる取付座27が設けられているので、接着材20の外周部を全周にわたって外部空気に触れさせることができる、そのため、湿気硬化型の接着材20を速やかに硬化させることができ、短時間で接着材による防水効果が得られることになる。
また、取付座27の周囲にOリング23を配在し、このOリング23を金属ベース15とカバー11で挟圧しているので、接着材20より内周側に位置するカバー締付固定用螺子19部分の防水性を確保することができる。
したがって、本実施形態の箱形電子モジュール10では、加熱硬化炉等の設備投資を必要とすることなく、低コストで防水信頼性、耐久性等を効果的に高めることができる。
また、既存の箱形電子モジュールにおいて、カバー締付固定用螺子のねじ込み位置を変更して、Oリング等のシール材を追加するだけでよいので、費用対効果に優れるといった利点も得られる。
なお、上記実施形態では、カバー11と金属ベース15における接着材20より内周側を4本の螺子19で締付固定するようにしているが、この他、図7に他の実施形態の箱形電子モジュール10’が示される如くに、矩形環状の接着材20部分の4隅を1/4円弧状に凹ませ、該接着材20(の4隅凹み部分)から若干離れた外周側に、前記ねじ止め用凹部25や前記取付座27を設けるようにしてもよい。このようにしても、接着材20の外周部を全周にわたって外部空気に触れさせることができるので、前記実施形態と同様な効果が得られる。なお、この場合は、螺子19が接着材20より外周側にねじ込まれるので、Oリング23は必ずしも必要ではない。
本発明に係る箱形電子モジュールの一実施形態を示す縦断面図。 図1に示される箱形電子モジュールの平面図。 図1に示される箱形電子モジュールの前面図。 図1に示される箱形電子モジュールの分解図。 図1に示される箱形電子モジュールからカバーを取り去った状態の平面図。 図1に示される箱形電子モジュールのカバー締付固定用螺子、ねじ止め用凹部、取付座、Oリング等の説明に供される図であり、(A)は取付座とOリングの分解斜視図、(B)はそれらの組付状態を示す断面図。 本発明に係る箱形電子モジュールの他の実施形態を示す平面図。 従来の箱形電子モジュールの一例を示す縦断面図。
符号の説明
10 箱形電子モジュール
11 金属製カバー
13 コネクタ
13A ハウジング
13B 金属端子
14 回路基板
15 金属ベース
19 締付固定用螺子
20 湿気硬化型の接着材
21 電子部品
23 Oリング
25 ねじ止め用凹部
27 取付座

Claims (6)

  1. 電子部品が実装された回路基板と、該回路基板と外部とを電気的に接続するためのコネクタと、前記回路基板が搭載されるとともに、前記コネクタが接着材を介して接合される金属ベースと、前記回路基板及び前記金属ベースを覆うべく該金属ベースに接着材を介して接合される密封用のカバーと、が一体的に組み付けられてなる箱形電子モジュールであって、
    前記金属ベースの外周に前記接着材が環状に配在され、該接着材より内周側に、前記カバーの締付固定用螺子がねじ込まれる取付座が設けられるとともに、該取付座の周囲にOリング等のシール材が配在され、前記螺子で前記カバーが前記金属ベースに締め付け固定されるとともに、前記Oリング等のシール材が前記金属ベースと前記カバーで挟圧されていることを特徴とする箱形電子モジュール。
  2. 前記コネクタは、所要本数の金属端子と、樹脂製のハウジングとからなり、該ハウジングは、外部ハーネスのプラグが差し込まれる、前記回路基板と略平行なソケット部、前記金属端子を保持する、前記ソケット部に略垂直の鍔状部を有する端子保持壁部、及び、前記端子保持壁部から内方に前記ソケット部と略平行に突出する内方突出部を有し、該内方突出部が前記金属ベースに前記接着材を介して接合されていることを特徴とする請求項1記載の箱形電子モジュール。
  3. 前記接着材として、湿気硬化型接着材が用いられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の箱型電子モジュール。
  4. 前記コネクタのハウジングは、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂製であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の箱形電子モジュール。
  5. 前記カバーは、鋼板を素材としたプレス成形品であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の箱形電子モジュール。
  6. 前記金属ベースは、アルミダイカスト製であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の箱形電子モジュール。
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