JP5041910B2 - 撮像装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学像に基づいて画像データを生成する撮像素子に被写体光学像を結像させて被写体像を撮像する撮像装置に関し、特に、手ぶれ等による被写体光学像の移動に撮像素子を追従させることにより、手ぶれ等が補正された被写体像を撮像する手ぶれ補正機能を有するものに好適な撮像装置および前記撮像装置を含む電子機器に関する。
従来から、ディジタルカメラ等の撮像装置においては、いわゆる手ぶれ補正機構を備えるものが知られている。この種の撮像装置では、例えば特許文献1(特開2004−274242号)に示されるように、本体のケースに一体的に取り付けられ、撮影光軸上でレンズ鏡筒を収容する固定筒の一端に載置ステージが設けられ、この載置ステージに、撮像素子としてのCCD(電荷結合素子)固体撮像素子が搭載されている。載置ステージは、案内ステージに保持されており、この案内ステージは、撮影光軸をZ軸方向とし、該Z軸に垂直なX−Y平面に沿って載置ステージを移動可能としている。案内ステージは、本体のケース内で撮影光軸に対して固定され、載置ステージは、案内ステージ上で永久磁石と、これに対峙して配置されるコイルとが形成する磁力により駆動される構造とされている。
このような従来の撮像装置では、本体のケース内に設けられた演算処理装置等を含む処理回路が、本体に生じたX方向およびY方向の傾きを検出し、この検出出力に基づいて、駆動用の前記コイルへの通電電流を変化させることにより、手ぶれによる被写体光学像の移動にCCD固体撮像素子を追従移動させるべく制御している。このとき、CCD固体撮像素子とそのCCD固体撮像素子を制御し且つそのCCD固体撮像素子からの出力信号を処理する処理回路との間の接続には、柔軟に変形し得るフレキシブルプリント配線基板(以下、「フレキシブルプリント配線基板」は、単に「フレキシブル基板」とも称する)を使用して、CCD固体撮像素子の移動制御性能を劣化させないようにしている。すなわち、CCD固体撮像素子が移動する際に、固定側の処理回路に基づいて発生する反力を、フレキシブル基板の可撓性を利用して吸収させることによって、CCD固体撮像素子の動作が固定側に干渉され、制御が妨害されるのを防いでいる。
特開2004−274242号公報
しかしながら、従来の撮像装置において可動制御されるCCD固体撮像素子のような撮像素子と処理回路との間を接続しているフレキシブル基板は、反力を吸収させるために、全長を長くしていた。そのため、フレキシブル基板自身のたるみ等で、周囲の部品と干渉し効果的に反力を吸収できないという問題があった。特に、CCD固体撮像素子の周囲は、スペースが少ないため、設計位置に確実にフレキシブル基板を配置しなくてはいけないという課題があった。
また、従来の撮像装置において可動制御されるCCD固体撮像素子のような撮像素子と処理回路との間を接続しているフレキシブル基板は、反力を吸収させるために、複数の折り曲げ箇所を設けてあり、これら複数の折り曲げ箇所を正確に折り、所定の位置に収める必要があった。特に、CCD固体撮像素子の周囲はスペースが少ないため、設計位置に確実にフレキシブル基板を配置し、周囲の部品との干渉も防がなくてはいけないという課題があった。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、フレキシブル基板の面に、変形を拘束する部材を取り付け、かつ、面を位置決めできる機能を付加することで、周囲の部品と干渉せずに、小型で高性能に手ぶれ補正が可能な撮像装置およびそれを含む電子機器を提供することを目的としている。また、フレキシブル基板の折り曲げ部となる領域に、曲げ部位置決め部材を設け、該曲げ位置決め部材に沿って折ることで、治具等を使わずして、正確にフレキシブル基板のフォーミングが可能となり、周囲の部品と干渉せずに、小型で高性能に手ぶれ補正が可能な撮像装置およびそれを含む電子機器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1の撮像装置は、撮影レンズを備えたレンズ鏡胴と、本体ケース内で移動することが可能な撮像素子と、該撮像素子を移動可能にするように備えられた可動部と、前記撮像素子からの信号を処理する演算処理装置と、前記撮像素子と前記演算処理装置とが接続されるフレキシブル基板と、を備え、前記フレキシブル基板は、前記撮像素子の移動により発生する反力を吸収する複数の折り曲げ部を有し、前記複数の折り曲げ部のうちの相前後する2つの折り曲げ部の間に形成される面の中央部付近に該面のたるみ変形を拘束する変形防止部材が取り付けられていることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、前記フレキシブル基板は、前記複数の折り曲げ部により、前記撮像素子の受光面に平行な方向に伸びる第1の面と、該第1の面に繋がり該第1の面に対して垂直な方向に伸びる第2の面と、該第2の面に繋がり該第2の面かつ前記撮像素子の受光面に対して垂直な第3の面と、該第3の面に繋がり前記演算処理装置と接続する第4の面に分けられて、前記変形防止部材は、少なくとも前記第2の面、または前記第3の面の一方に取り付けられていることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項1または2に記載の撮像装置において、前記複数の面のうち、少なくとも1以上の面に、該面の位置決めを行うための位置決め基準部が設けられていることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項に記載の撮像装置において、前記位置決め基準部は、少なくとも1つ以上の穴から構成されていることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項に記載の撮像装置において、前記位置決め基準部は、少なくとも1箇所以上の切り欠き部から構成されていることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項乃至のいずれかに記載の撮像装置において、前記位置決め基準部は、前記第1の面および第3の面の上に設けられていることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、前記フレキシブル基板は、前記複数の折り曲げ部により変形方向が異なるようにされた少なくとも3つの面を備えており、前記複数の折り曲げ部は、予めフレキシブル基板に設けられた曲げ部位置決め部材により該フレキシブル基板が折り曲げられてなることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項に記載の撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材が設けられた部分は、その周辺の前記フレキシブル基板よりも剛性が高くなっていることを特徴とする。
請求項の撮像装置は、請求項に記載の撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記フレキシブル基板が積層されてなる部材、または前記フレキシブル基板が厚くなった部材であることを特徴とする。
請求項10の撮像装置は、請求項に記載の撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記フレキシブル基板と一体成形されてなることを特徴とする。
請求項11の撮像装置は、請求項に記載の撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ部となるフレキシブル基板上の折り曲げ線に沿って形成されてなることを特徴とする。
請求項12の撮像装置は、請求項11に記載の撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線を挟んでいずれか片側または両側に形成されてなることを特徴とする。
請求項13の撮像装置は、請求項11に記載の撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線の全長または一部に沿って形成されてなることを特徴とする。
請求項14の撮像装置は、請求項11に記載の撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線の両端部分の2箇所それぞれに沿って形成されてなることを特徴とする。
請求項15の撮像装置は、請求項1乃至14のいずれかに記載の撮像装置において、前記撮像装置は、前記本体ケースに生じた手ぶれを検出することにより、手ぶれによる被写体像の移動に前記撮像素子を移動させて追従させる手ぶれ補正機構を有することを特徴とする。
請求項16の撮像装置は、請求項1乃至15のいずれかに記載の撮像装置において、前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板上を経由する信号線よりも短くなる信号線のバイパスを設け、該バイパスの信号線を前記撮像素子と演算処理装置との間で画像信号を伝達する信号線とすることを特徴とする。
請求項17の電子機器は、請求項1乃至16のいずれかに記載の撮像装置を有することを特徴とする。
以上述べたように本発明によれば、以下の作用効果を有する。
(1)本発明の撮像装置は、撮影レンズを備えたレンズ鏡胴と、本体ケース内で移動することが可能な撮像素子と、該撮像素子を移動可能にするように備えられた可動部と、前記撮像素子からの信号を処理する演算処理装置と、前記撮像素子と前記演算処理装置とが接続されるフレキシブル基板と、を備え、前記フレキシブル基板は、前記撮像素子の移動により発生する反力を吸収する複数の折り曲げ部を有し、前記複数の折り曲げ部のうちの相前後する2つの折り曲げ部の間に形成される面の中央部付近に該面のたるみ変形を拘束する変形防止部材が取り付けられていることを特徴とする。上記の構成によれば、面の変形を拘束する部材により、フレキシブル基板自身のたるみを無くし周囲の部品との干渉を防ぐことが可能となる。
)前記撮像装置において、前記フレキシブル基板は、前記複数の折り曲げ部により、前記撮像素子の受光面に平行な方向に伸びる第1の面と、該第1の面に繋がり該第1の面に対して垂直な方向に伸びる第2の面と、該第2の面に繋がり該第2の面かつ前記撮像素子の受光面に対して垂直な第3の面と、該第3の面に繋がり前記演算処理装置と接続する第4の面に分けられて、前記変形防止部材は、少なくとも前記第2の面、または前記第3の面の一方に取り付けられていることで、CCD固体撮像素子が移動する際に発生する反力を、第2の面、第3の面の変形によって、抑える構造を達成している。
)前記撮像装置において、前記複数の面のうち、少なくとも1以上の面に、該面の位置決めを行うための位置決め基準部が設けられていることを特徴とする。上記の構成によれば、位置決めを行うための位置決め基準部を設けることで、より正確にフレキシブル基板の位置決めを行うことが可能となる。
)前記撮像装置において、前記位置決め基準部は、少なくとも1つ以上の穴から構成されていることを特徴とする。上記の構成によれば、位置決め基準部を穴で構成することで、位置決めを行う相手は、ピン等の単純な機構で済む。
)前記撮像装置において、前記位置決め基準部は、少なくとも1箇所以上の切り欠き部から構成されていることを特徴とする。上記の構成によれば、位置決め基準部を切り欠で構成することで、位置決めを行う相手は、凸形の形状をした単純な機構で済む。
)前記撮像装置において、前記位置決め基準部は、前記第1の面および第3の面の上に設けられていることを特徴とする。上記の構成によれば、前記位置決め基準部は、前記第1の面および第3の面上に設けることで、第1の面、第3の面、およびこの2面の間にある第2の面も正確に位置決めすることが可能となる。
前記撮像装置において、前記フレキシブル基板は、前記複数の折り曲げ部により変形方向が異なるようにされた少なくとも3つの面を備えており、前記複数の折り曲げ部は、予めフレキシブル基板に設けられた曲げ部位置決め部材により該フレキシブル基板が折り曲げられてなることを特徴とする。上記の構成によれば、曲げ部位置決め部材により、フレキシブル基板を所定の形状にフォーミング可能となり、周囲の部品との干渉を防ぐ事が可能となる。
)前記撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材が設けられた部分は、その周辺の前記フレキシブル基板よりも剛性が高くなっていることを特徴とする。上記の構成によれば、剛性を高くした部分に沿ってフレキシブル基板の折り曲げが可能となり、精度良くフォーミングされたフレキシブル基板となる。
)前記撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記フレキシブル基板が積層されてなる部材、または前記フレキシブル基板が厚くなった部材であることを特徴とする。上記の構成によれば、多層化したフレキシブル基板の端部、あるいは部分的に厚くしたフレキシブル基板の端部を利用することで、別の部材を取り付ける等の手間もなく、精度良くフォーミングされたフレキシブル基板となる。
10)前記撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記フレキシブル基板と一体成形されてなることを特徴とする。上記の構成によれば、曲げ部位置決め部材が予めフレキシブル基板と一体成形されるので、曲げ部位置決め部材を成形後のフレキシブル基板に取り付ける必要が無く、曲げ部位置決め部材の固定位置の精度が向上する。さらに、折り曲げ時に治具を用いて固定位置を決定する必要が無く、短時間で折り曲げられたフレキシブル基板となる。
11)前記撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ部となるフレキシブル基板上の折り曲げ線に沿って形成されてなることを特徴とする。上記の構成によれば、折り曲げ線に沿って形成することで、精度よく折り曲げられた折り曲げ部となる。
12)前記撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線を挟んでいずれか片側または両側に形成されてなることを特徴とする。上記の構成によれば、折り曲げ線の手前か奥側の1箇所に曲げ部位置決め部材を形成すれば、これに沿って精度よく折り曲げられた折り曲げ部となる。また、折り曲げ線の両側の2箇所に曲げ部位置決め部材を形成すれば、その間を折り曲げることで、より一層精度よく折り曲げられた折り曲げ部となる。
13)前記撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線の全長または一部に沿って形成されてなることを特徴とする。上記の構成によれば、折り曲げ線の全長に沿って形成すれば、折り曲げ線の全長が精度良く折り曲げられた折り曲げ部となる。また、折り曲げ線の一部に沿って形成すれば、折り曲げ線のうち精度出しが必要な一部のみ精度良く折ることが可能となり、残りの範囲は、位置決め部材の副作用である、フレキシブル基板の柔軟性の低下を防止することが可能となる。さらには、残りの範囲は、折り曲げ部の折り返す面を180度に合わせて折ることが可能となり、折り曲げ部のフォーミングをより確実に行うことが可能となる。
14)前記撮像装置において、前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線の両端部分の2箇所それぞれに沿って形成されてなることを特徴とする。上記の構成によれば、精度が必要な端部の2箇所を確実にフォーミング可能となり、その他の場所は、位置決め部材の副作用を抑えることが可能となる。
15)前記撮像装置において、前記撮像装置は、前記本体ケースに生じた手ぶれを検出することにより、手ぶれによる被写体像の移動に前記撮像素子を移動させて追従させる手ぶれ補正機構を有することを特徴とする。上記の構成によれば、前記撮像装置は、前記本体ケースに生じた手ぶれを検出することにより、手ぶれによる被写体像の移動に前記撮像素子を移動させて追従させる手ぶれ補正機構を有することで、特に、撮像装置の手ぶれによる撮影を補償するために撮像素子を移動させる場合に処理回路側との間で生じる反力を効果的に吸収して適切な手ぶれ補正を実現することができる。
16)前記撮像装置において、前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板上を経由する信号線よりも短くなる信号線のバイパスを設け、該バイパスの信号線を前記撮像素子と演算処理装置との間で画像信号を伝達する信号線とすることを特徴とする。上記の構成によれば、画質に影響を及ぼす重要な信号線を短くすることで、画質の低下を防ぐことができる。
17)また、本発明の電子機器は、上記撮像装置を有することを特徴とする。それにより、上記撮像装置を有することで、特に、撮像装置を含む電子機器において、撮像素子の効果的な駆動制御が可能となる。
上述したように、本発明の撮像装置によれば、フレキシブル基板自身のたるみを無くし周囲の部品との干渉を防ぐとともに、装置の小型化が可能となる。また、本発明の撮像装置によれば、フレキシブル基板を所定の形状に精度よくフォーミング可能となり、周囲の部品との干渉を防ぐとともに、装置の小型化が可能となる。
さらに、本発明の撮像装置によれば、特に、撮像装置の手ぶれによる撮影を補償するため、撮像素子を移動させる場合に、処理回路側との間で生じる反力を効果的に吸収して適切な手ぶれ補正が可能で、かつ画質低下の少ない撮像装置を実現することができる。
そして、本発明の電子機器によれば、撮像装置を含む電子機器において撮像素子の効果的な駆動制御が可能となる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の撮像装置の実施形態を示す斜視図である。図1は、撮像装置を構成するレンズ鏡胴1を背面から見た状態を示し、移動することが可能な撮像素子2も同様に背面から見た状態にある。3はフレキシブル基板を示し、撮像素子2から伸び演算処理装置4に接続されている。
図2は、図1の撮像素子2の付近を拡大し受光面側から見た斜視図である。撮像素子2は、可動部5によって撮像素子2の面に平行な方向に移動可能となっている。フレキシブル基板3は、撮像素子2に対して、平行な方向に伸びる第1の面6、第1の面6に繋がり第1の面6に対して垂直な方向に伸びる第2の面7、第2の面7に繋がり第2の面7に対して垂直な方向に伸びる第3の面8、演算処理装置4に繋がる第4の面9とから構成されている。第1、第2、第3の各面6〜8の中央部付近には、各面6〜8のたるみ変形を拘束する補強板10〜12が取り付けられている。これら補強板10〜12は、各々の面6〜8で最もたるみ変形が発生し易い中央部に取り付けてあることにより、効果的にたるみ変形を抑えることが可能である。一方で、撮像素子2の移動により発生する反力を吸収するために重要な部分である面両端の折り曲げ部付近は自由に変形可能であるため、効果的に反力を吸収することができる。
図3は、図1のフレキシブル基板3を、撮像素子2の裏面から見た上面図である。第1の面6には、位置決め主基準穴13、および位置決め従基準穴14が形成されている。治具等で位置決め主基準穴13、位置決め従基準穴14の穴を撮像素子1に対して位置決めし、フレキシブル基板3の一部を撮像素子2と接着固定してある可動部5の一部に、両面テープ15で固定することにより、第1の面6は、撮像素子2に対して正確に位置決めすることが可能となる。
図4は、フレキシブル基板3の第3の面8側から見た上面図である。第3の面8には、位置決め主基準穴16、および位置決め従基準穴17が形成されている。第3の面8は、レンズ鏡胴1に形成したボスにはめることで、レンズ鏡胴1に対して正確に位置決めすることが可能となっている。このように、第1の面6と第3の面8を正確に位置決めすることで、この2つの面の間に位置する第2の面7も位置が定まる。従って、第1の面6、第2の面7および第3の面8の全てを限られた範囲の中に、正確に位置決めすることが可能となる。
図5は、撮像装置2のレンズ鏡胴1の部分を拡大した斜視図である。撮像素子2が、X方向に移動する場合には、第3の面8が主に変形し、Y方向に移動する場合には、第2の面7が主に変形する構造となっている。さらに、撮像素子2のZ方向の位置ばらつきに対しては、第1の面6が変形することで、第2の面7、第3の面8への影響を与えないようになっている。なお、図3における位置決め主基準穴13、位置決め従基準穴14、および図4における位置決め主基準穴16、位置決め従基準穴17については、フレキシブル基板3側に形成されて、ボスとの係合が可能な形状の切欠きに変更することも可能である。
ここで、本発明で用いるフレキシブル基板3は、所定の形状にプレス抜きされた平板状のフレキシブル基板が少なくとも2つの所定箇所(折り曲げ線)で折り曲げられることにより、少なくとも3つの面(平面)6,7,8からなるように構成されたものである。例えば、図2では、第1の面6と第2の面7とを繋ぐ部分がその折り曲げられた部分(折り曲げ部)である。この3つの面(平面)6,7,8は、前述のとおり、それぞれ直交する異なる方向(X,Y,Z方向)に変形し、撮像素子2のX,Y,Z方向それぞれの位置ばらつきの影響をキャンセルし、効果的に位置決めできるようにするものであることから、前記所定箇所(折り曲げ線)で正確に折り曲げて所定の位置に収められている必要がある。
本発明者らは鋭意検討を行った結果、フレキシブル基板を簡便にかつ精度よく所定の形状にフォーミング加工する方法を見出し、それにより所望のフレキシブル基板3が得られるようになった。以下、本発明に係る撮像装置2に用いるフレキシブル基板3の加工方法について説明する。
すなわち本発明では、予め平板状のフレキシブル基板の折り曲げ予定の箇所(折り曲げ線)に沿って曲げ部位置決め部材を設け、ついで該曲げ部位置決め部材の端部に沿ってフレキシブル基板を折り曲げて折り曲げ部を形成するものである。このとき、折り曲げ予定の箇所(折り曲げ線)と曲げ部位置決め部材の端部とが一致するように配置する。これにより、曲げ部位置決め部材の端部に沿ってフレキシブル基板を折り曲げるとフレキシブル基板を予定された所定の形状にフォーミングされることとなり、精度よく折り曲げ部を形成することができる。
ここで、曲げ部位置決め部材は、フレキシブル基板が積層されてなる部材(構成A)、またはフレキシブル基板が厚くなった部材(構成B)とする。多層化したフレキシブル基板の端部、あるいは部分的に厚くしたフレキシブル基板の端部を利用することで、別の部材を取り付ける等の手間もなく、精度良くフォーミング加工できる。また、このような曲げ部位置決め部材をフレキシブル基板と一体成形すると、曲げ部位置決め部材を成形後のフレキシブル基板に取り付ける必要が無く、曲げ部位置決め部材の固定位置の精度が向上するので好ましい(構成C)。さらに、折り曲げ時に治具を用いて固定位置を決定する必要も無くなるので、短時間で折り曲げが可能となる。
また、曲げ部位置決め部材として、補強板をフレキシブル基板に貼り付けるようにしてもよい(構成D)。これにより、フレキシブル基板の電気的な回路の構成に左右されることなく、加工上必要な場所に形成することが可能になる。
以上のいずれの曲げ部位置決め部材であっても、曲げ部位置決め部材が設けられた部分は、その周辺の前記フレキシブル基板よりも剛性が高くなっている(構成E)。これにより、剛性を高くした部分に沿ってフレキシブル基板の折り曲げが可能となり、精度良くフォーミング加工できる。
また、前記曲げ部位置決め部材の配置を詳述すると、曲げ部位置決め部材を前記折り曲げ線を挟んでいずれか片側または両側に設けるとよい。折り曲げ線の片側(手前か奥側の1箇所)に曲げ部位置決め部材を形成すれば、これに沿って精度よく折り曲げられた折り曲げ部となる(構成F)。また、折り曲げ線の両側の2箇所に曲げ部位置決め部材を形成すれば、その間を折り曲げることで、より一層精度よく折り曲げられた折り曲げ部となる(構成G)。
さらに、曲げ部位置決め部材を、前記折り曲げ線の全長または一部に沿って設ける。折り曲げ線の全長に沿って曲げ部位置決め部材を形成すれば、折り曲げ線の全長が精度良く折り曲げられた折り曲げ部となる(構成H)。また、折り曲げ線の一部に沿って曲げ部位置決め部材を形成すれば、折り曲げ線のうち精度出しが必要な一部のみ精度良く折ることが可能となり、残りの範囲は、位置決め部材の副作用である、フレキシブル基板の柔軟性の低下を防止することが可能となる(構成I)。さらには、残りの範囲は、折り曲げ部の折り返す面を180度に合わせて折ることが可能となり、折り曲げ部のフォーミングをより確実に行うことが可能となる。
なお、曲げ部位置決め部材を前記折り曲げ線の一部に沿って設ける例としては、曲げ部位置決め部材を前記折り曲げ線の両端部分の2箇所それぞれに沿って設ける例が挙げられる(構成J)。これにより、精度が必要な端部の2箇所を確実にフォーミング可能となり、その他の場所は、位置決め部材の副作用を抑えることが可能となる。
図6及び図7に、前述した加工方法により作製したフレキシブル基板3の構成を示す。ここでは、撮像素子2の付近を拡大し受光面側から見た斜視図として示しており、図2で示したものと同じ構成部分については、同じ符号を付している。なお、補強板10〜12、位置決め主基準穴13、位置決め従基準穴14、両面テープ15は省略している。
図6では、前記構成D,E,G,Hを組み合わせた例を示している。すなわち、図6のフレキシブル基板3は、平板状のフレキシブル基板の折り曲げ予定の箇所(折り曲げ線)の全長に沿って、該折り曲げ線の両側にフレキシブル基板が積層されてなる部材(曲げ部位置決め部材)18を補強板として、平板状のフレキシブル基板に貼り付け、ついで2つの曲げ部位置決め部材18の向かい合う端部に沿ってフレキシブル基板を折り曲げて折り曲げ部3bを形成したものである。
また図7では、前記構成B,C,E,F,I,Jを組み合わせた例を示している。すなわち、図7のフレキシブル基板3は、平板状のフレキシブル基板の折り曲げ予定の箇所(折り曲げ線)の両端部分の2箇所それぞれに沿って、該折り曲げ線の片側にフレキシブル基板が厚くなった部材(曲げ部位置決め部材)19を平板状のフレキシブル基板に一体成形して設け、ついで2つの曲げ部位置決め部材19の直線状に結ばれる端部に沿ってフレキシブル基板を折り曲げて折り曲げ部3bを形成したものである。
図6,図7いずれの構成によっても、曲げ部位置決め部材により、フレキシブル基板を所定の形状に精度よく簡便にフォーミング加工でき、周囲の部品との干渉を防ぐ事が可能となった。
ところで、撮像素子と処理回路との間を接続しているフレキシブル基板は、処理回路から返ってくる反力を吸収させるために、全長を長くし複数の折り曲げ箇所を設ける必要があるため、撮像素子2から演算処理装置4につながるフレキシブル基板の信号線も長くなり、画質が低下する問題があった。
そこで、発明者らは、その問題を解決すべく鋭意検討を行い、画質に影響する線のみ短くし、他の線を長くすることで、処理回路から返ってくる反力を十分に吸収し、高性能な手ぶれ補正が可能で、かつ画質低下の少ない撮像装置を発明をなすに至った。すなわち、本発明に係る撮像装置は、前述した撮像装置において、前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板上を経由する信号線よりも短くなる信号線のバイパスを設け、該バイパスの信号線を前記撮像素子と演算処理装置との間で画像信号を伝達する信号線とすることを特徴とする。以下、その具体的内容について説明する。
図8に、本発明に係る撮像装置におけるフレキシブル基板にバイパスを設けた構成例を示す。図8では、撮像装置を構成するレンズ鏡胴1を背面から見た状態を示し、移動することが可能な撮像素子2も同様に背面から見た状態にある。3はフレキシブル基板を示し、撮像素子2から伸び演算処理装置4に接続されている。これは、前述した図1〜図7のフレキシブル基板3と同じである。ここではそれに加えて、フレキシブル基板3に信号線の一部をショートカットするバイパス20を設けている。すなわち、フレキシブル基板3上の信号線の一部について、該フレキシブル基板3の途中から分岐して近道を通り、再度フレキシブル基板3に戻るバイパス20となっている。
図9は、フレキシブル基板3の拡大図である。フレキシブル基板3は、3つの折り曲げ部3bにより、前述のように撮像素子2に対して、平行な方向に伸びる第1の面6、第1の面6に繋がり第1の面6に対して垂直な方向に伸びる第2の面7、第2の面7に繋がり第2の面7に対して垂直な方向に伸びる第3の面8、演算処理装置4に繋がる第4の面9とから構成されている。面6〜8は、可動部5が運動するときに連動して変形することで、フレキシブル基板3に発生する反力を吸収することが可能である。また、フレキシブル基板3は、第1の面6から第4の面9に掛け渡された信号線のバイパス20を有している。
図10に、フレキシブル基板3のバイパス20の拡大図を示す。バイパス20は、面6〜9と同じフレキシブル基板が折り曲げ成型されたものである。詳しくは、短冊状のフレキシブル基板が短冊長手方向の4箇所で折り曲げられて、その折り曲げ部20bにより形成された3つの面20aでコの字の構造をなしているものである。このコの字の構造部分は、可動部5の運動に連動して面6〜8が変形するときにねじり変形することで、手ぶれ補正時の演算処理装置4からフレキシブル基板3に及ぼされる反力を吸収することが可能である。
また、バイパス20の両端部には、バイパス20内の信号線(図では2本の信号線)につながる合わせ半田部21a,21bがあり、それぞれ面6に設けられた信号線の電気的接続部22a、面9に設けられた信号線の電気的接続部22bと合わせ半田で接続されている。これにより、面6−バイパス20−面9を経由する信号線を設けることができ、フレキシブル基板3の面6〜9を経由する信号線の長さの短縮を図ることが可能である。また、バイパス20を、フレキシブル基板の面6〜9とは別体で構成するので、バイパス20の形状を前述した機能を害しない範囲で自由に決めることができる。さらに該バイパス20の形状に合わせつつ、面6〜9の任意の箇所に電気的接続部を配してバイパス20を接続することができるので、フレキシブル基板3の設計上の自由度が増える。
あるいは、面6〜9とバイパス20を一体としたフレキシブル基板3とすることも可能である。この場合、フレキシブル基板3の組み立て性を向上させることができる。
図11は、バイパス20を設けたフレキシブル基板3の信号線の構成を示したブロック図である。ここでは、ブロックを結ぶそれぞれの線の長さの差が信号線の相対的な長さの違いを意味しており、信号線aの方が信号線bよりも短い。
本発明では、面6−バイパス20−面9を経由する信号線を、撮像素子2であるCCDの画質に影響が有るピン(CCD出力、水平系転送クロック)から演算処理装置4の信号処理演算部であるCPUまでを結ぶ信号線a(撮像素子2と演算処理装置4との間で画像信号を伝達する画像信号用信号線)とし、フレキシブル基板3の面6〜9を経由する信号線を、手ぶれ補正機構関連ピン(可動部5に備えられた駆動用コイル、位置検出センサー)およびCCDの画質に影響が無いピンから演算処理装置4の信号処理演算部であるCPUまでを結ぶ信号線b(主として手ぶれ補正機構駆動系と演算処理装置4との間で信号を伝達する駆動用信号線)とする。信号線bに比べて短くなっている信号線aに画質に影響を及ぼす重要な線を配することで、画質の低下を押さえることができる。また、バイパス20もフレキシブル基板からなることから、フレキシブル基板3に発生する演算処理装置4からの反力をより一層効果的に吸収することが出来る。
図12は、本発明に係る撮像装置におけるフレキシブル基板にバイパスを設けた別の構成例である。ここでは、フレキシブル基板に代えて2本のリード線からなるバイパス20Lとしており、該リード線を信号線としてそれぞれの両端部が面6に設けられた信号線の電気的接続部22a、面9に設けられた信号線の電気的接続部22bと合わせ半田で接続されている。これにより、面6−バイパス20L−面9を経由する信号線を設けることができ、フレキシブル基板3の面6〜9を経由する信号線の長さの短縮を図ることが可能であり、面6−バイパス20L−面9を経由する信号線を撮像素子2と演算処理装置4との間で画像信号を伝達する信号線とする。また、バイパス20Lのリード線の形状を自由に構成することが可能となり、この場合もリード線が1本1本独立して変形することで、可動部5の運動に連動して面6〜8が変形するときの演算処理装置4からの反力を寄り一層効果的に吸収することが可能である。
つぎに、上述した撮像装置を内蔵して構成される本発明に係る電子機器ついて説明する。
図13〜図15に、本発明に係る電子機器の例として、手ぶれ補正機能を有するディジタルカメラの構成を示す。図13は、ディジタルカメラの正面図、図14は、図13のディジタルカメラの背面図、図15は、図13のディジタルカメラの平面図である。
図13〜図15において、カメラボディの上面部分には、レリーズスイッチ(いわゆるシャッタボタン)SW1、モードダイヤルSW2およびサブLCD(液晶ディスプレイ)101が配設されている。
また、カメラボディの正面部分には、ストロボ発光部103、測距ユニット105およびリモコン(リモートコントローラ)受光部106が設けられている。光学ファインダ104は、対物面がこのカメラボディの正面部分に位置しており、鏡胴ユニット107も対物面を正面側に向けて設けられている。鏡胴ユニット107は、撮影レンズを収納したレンズ鏡胴1を有している。また、カメラボディ内部では図1に示したように、レンズ鏡胴1の背面側にある撮像素子2が、フレキシブル基板3を介して演算処理装置4に接続されている。
カメラボディの背面部分には、電源スイッチSW13、LCDモニタ110、AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)108、ストロボLED109、広角ズームスイッチSW3、望遠ズームスイッチSW4、セルフタイマスイッチSW5、メニュースイッチSW6、上/ストロボスイッチSW7、右スイッチSW8、ディスプレイスイッチSW9、下/マクロスイッチSW10、左/画像確認スイッチSW11、OKスイッチSW12および手ぶれ補正スイッチSW14が設けられている。光学ファインダ104は、主要部分はカメラボディ内に収容されているが、その接眼面を背面部分に配置している。カメラボディの側面部分には、メモリカード/電池装填部の蓋102が設けられている。
このディジタルカメラの撮影に際しては、本発明の撮像装置が、カメラボディ(本体ケース)に生じた手ぶれを検出するようになっており、この手ぶれによる被写体像の移動に撮像素子2を追従させる手ぶれ補正を行うものである。そして、鏡胴ユニット107の各レンズ系により撮像素子2に被写体像が結像され、該撮像素子2は被写体像を光電変換して演算処理装置4にRGBアナログ信号を出力し、該RGBアナログ信号について、以降所定の信号処理が行われてYUVデータに変換され、ついでこのYUV信号に基づいて撮影画像の表示が行われることとなる。
以上、本発明の撮像装置を有することで、特に該撮像装置を含む電子機器において、撮像素子の効果的な駆動制御が可能となる。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明の撮像装置の実施形態を示す斜視図である。 図1の撮像素子の付近を拡大し受光面側から見た斜視図である。 図1のフレキシブル基板を撮像素子の裏面から見た上面図である。 図1のフレキシブル基板の第3の面側から見た上面図である。 図1の撮像装置のレンズ鏡胴の部分を拡大した斜視図である。 図1の撮像素子の付近を拡大し受光面側から見た斜視図(2)である。 図1の撮像素子の付近を拡大し受光面側から見た斜視図(3)である。 本発明に係る撮像装置におけるフレキシブル基板にバイパスを設けた構成例を示す図である。 図8のフレキシブル基板の拡大図である。 図8のフレキシブル基板におけるバイパスの拡大図である。 図8のフレキシブル基板の信号線の構成を示したブロック図である。 本発明に係る撮像装置におけるフレキシブル基板にバイパスを設けた別の構成例を示す図である。 本発明に係る電子機器であるディジタルカメラの正面図である。 図8のディジタルカメラの背面図である。 図8のディジタルカメラの平面図である。
符号の説明
1 レンズ鏡胴
2 撮像素子
3 フレキシブル基板
3b,20b 折り曲げ部
4 演算処理装置
5 可動部
6 第1の面
7 第2の面
8 第3の面
9 第4の面
10〜12 補強板
13 位置決め主基準穴
14 位置決め従基準穴
15 両面テープ
16 位置決め主基準穴
17 位置決め従基準穴
18,19 曲げ部位置決め部材
20,20L バイパス
20a 面
21a,21b 合わせ半田部
22a,22b 電気的接続部
101 サブLCD(液晶ディスプレイ)
102 メモリカード/電池装填部蓋
103 ストロボ発光部
104 光学ファインダ
105 測距ユニット
106 リモコン(リモートコントローラ)受光部
107 鏡胴ユニット
108 AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)
109 ストロボLED
110 LCD(液晶ディスプレイ)モニタ
SW1 レリーズスイッチ
SW2 モードダイヤル
SW3 広角ズームスイッチ
SW4 望遠ズームスイッチ
SW5 セルフタイマスイッチ
SW6 メニュースイッチ
SW7 上/ストロボスイッチ
SW8 右スイッチ
SW9 ディスプレイスイッチ
SW10 下/マクロスイッチ
SW11 左/画像確認スイッチ
SW12 OKスイッチ
SW13 電源スイッチ
SW14 手ぶれ補正スイッチ

Claims (17)

  1. 撮影レンズを備えたレンズ鏡胴と、本体ケース内で移動することが可能な撮像素子と、該撮像素子を移動可能にするように備えられた可動部と、前記撮像素子からの信号を処理する演算処理装置と、前記撮像素子と前記演算処理装置とが接続されるフレキシブル基板と、を備え、
    前記フレキシブル基板は、前記撮像素子の移動により発生する反力を吸収する複数の折り曲げ部を有し、
    前記複数の折り曲げ部のうちの相前後する2つの折り曲げ部の間に形成される面の中央部付近に該面のたるみ変形を拘束する変形防止部材が取り付けられていることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記フレキシブル基板は、前記複数の折り曲げ部により、
    前記撮像素子の受光面に平行な方向に伸びる第1の面と、該第1の面に繋がり該第1の面に対して垂直な方向に伸びる第2の面と、該第2の面に繋がり該第2の面かつ前記撮像素子の受光面に対して垂直な第3の面と、該第3の面に繋がり前記演算処理装置と接続する第4の面に分けられて、
    前記変形防止部材は、少なくとも前記第2の面、または前記第3の面の一方に取り付けられていることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記複数の面のうち、少なくとも1以上の面に、該面の位置決めを行うための位置決め基準部が設けられていることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記位置決め基準部は、少なくとも1つ以上の穴から構成されていることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項に記載の撮像装置において、
    前記位置決め基準部は、少なくとも1箇所以上の切り欠き部から構成されていることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項3乃至5のいずれかに記載の撮像装置において、
    前記位置決め基準部は、前記第1の面および第3の面の上に設けられていることを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項に記載の撮像装置において、
    前記フレキシブル基板は、前記複数の折り曲げ部により変形方向が異なるようにされた少なくとも3つの面を備えており、
    前記複数の折り曲げ部は、予めフレキシブル基板に設けられた曲げ部位置決め部材により該フレキシブル基板が折り曲げられてなることを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項に記載の撮像装置において、
    前記曲げ部位置決め部材が設けられた部分は、その周辺の前記フレキシブル基板よりも剛性が高くなっていることを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項7に記載の撮像装置において、
    前記曲げ部位置決め部材は、前記フレキシブル基板が積層されてなる部材、または前記フレキシブル基板が厚くなった部材であることを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項に記載の撮像装置において、
    前記曲げ部位置決め部材は、前記フレキシブル基板と一体成形されてなることを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項に記載の撮像装置において、
    前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ部となるフレキシブル基板上の折り曲げ線に沿って形成されてなることを特徴とする撮像装置。
  12. 請求項11に記載の撮像装置において、
    前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線を挟んでいずれか片側または両側に形成されてなることを特徴とする撮像装置。
  13. 請求項11に記載の撮像装置において、
    前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線の全長または一部に沿って形成されてなることを特徴とする撮像装置。
  14. 請求項11に記載の撮像装置において、
    前記曲げ部位置決め部材は、前記折り曲げ線の両端部分の2箇所それぞれに沿って形成されてなることを特徴とする撮像装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれかに記載の撮像装置において、
    前記撮像装置は、前記本体ケースに生じた手ぶれを検出することにより、手ぶれによる被写体像の移動に前記撮像素子を移動させて追従させる手ぶれ補正機構を有することを特徴とする撮像装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれかに記載の撮像装置において、
    前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板上を経由する信号線よりも短くなる信号線のバイパスを設け、該バイパスの信号線を前記撮像素子と演算処理装置との間で画像信号を伝達する信号線とすることを特徴とする撮像装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれかに記載の撮像装置を有することを特徴とする電子機器。
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