JP5041457B2 - 密閉型電池 - Google Patents

密閉型電池 Download PDF

Info

Publication number
JP5041457B2
JP5041457B2 JP2005233985A JP2005233985A JP5041457B2 JP 5041457 B2 JP5041457 B2 JP 5041457B2 JP 2005233985 A JP2005233985 A JP 2005233985A JP 2005233985 A JP2005233985 A JP 2005233985A JP 5041457 B2 JP5041457 B2 JP 5041457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ptc element
battery
terminal plate
negative electrode
peripheral portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005233985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007048683A (ja
Inventor
真一 岩本
三七十郎 牛島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP2005233985A priority Critical patent/JP5041457B2/ja
Publication of JP2007048683A publication Critical patent/JP2007048683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5041457B2 publication Critical patent/JP5041457B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

本発明は、アルカリ乾電池などの密閉型電池に関し、さらに詳しくはPTC(Positive Temperature Coefficient)素子を備えた密閉型電池に関する。
電池の充放電時や短絡時に起こりうる過電流から電池を保護する手段の一つにPTC素子がある。これは、例えば特許文献1に記載されているように、PTC特性(正の温度特性)を有する樹層層の両面に金属層を設けた構成で、正常な温度、電流では極めて小さい抵抗値を示すが、過剰な電流が流れたり電池温度が上昇したりすると樹脂層の抵抗が増大して電流が流れないようにするというものである。
このようなPTC素子を備えた電池は、特許文献1のほかにも多数提案されている。例えば特許文献2には、ニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池、リチウムイオン電池などの二次電池にPTC素子を備えたものが記載されている。これは、端子を兼ねるキャップ部と外装缶の開口部を封止する底板とで形成された弁室と、この弁室内に設けられた圧力弁とを有する封口体を用いた密閉型蓄電池において、前記キャップ部にフランジ部を形成する一方、前記底板の外周部に折り返し部を形成し、当該フランジ部と折り返し部との間にPTC素子を弾性的に固定した構成とされている。
これらの特許文献1や特許文献2にも記載されているように、PTC素子は、これまではリチウムイオン電池などの大電流放電が可能な出力特性の高い二次電池に備えられる場合が多く、アルカリ乾電池やマンガン乾電池などの一次電池には備えられないのが通例であった。アルカリ乾電池やマンガン乾電池などの一次電池は、リチウムイオン電池等の二次電池に比べると出力特性が低かったために、外部短絡や電池の逆挿入などの誤使用があった場合でも、それほどの大電流が流れなかったからである(特許文献2参照)。
ところが、近年、アルカリ乾電池などの一次電池においても高性能化が進められた結果、その出力特性はこれまで以上に向上している。このような高性能化は今後も続くと考えられるが、一般に、電池の高性能化を進めると逆に安全性は低下する傾向にあり、両者はトレードオフの関係にある。そのため、アルカリ乾電池などの密閉型の一次電池においても、高性能化に伴う安全性の低下を回避する手段として、先に述べたような密閉型の二次電池と同様、PTC素子を備えるのが望ましい。その場合に封口部周辺の構造が先の特許文献2に記載されているようなものとは異なる電池(例えば特許文献3に記載されているようなアルカリ乾電池)にPTC素子をどのようにして取り付けるかが問題となる。
特公平8−34098号公報 特開2005−50609号公報 特開2002−151017号公報
電池にPTC素子を備えるあたっては、例えば電解液によるPTC素子の変質等が生じないようにする必要があり、またPTC素子を備えた状態においても、封口部分に設けられるガスケットによる耐漏液性の確保や安全弁による電池の内圧上昇防止など、所要の性能が維持されなくてはならない。加えて、コスト等の観点から、PTC素子の取り付けが簡単であること、換言すればPTC素子の取り付け構造がシンプルであること、設計変更が少ないこと、様々なタイプの密閉型電池に適用可能な汎用性のある取り付け構造であること、などが要請される。
先の特許文献2に記載の密閉型電池では、電解液に触れることによってPTC素子が変質するのを避けるため、セル室内にPTC素子を配置せず、弁室を形成するキャップ部におけるフランジ部と、同じく弁室を形成する底板における折り返し部とでPTC素子を弾性的に挟持した構成とされている。しかし、このような構成では、封口体を外装缶の開口端部に装着して開口端部を封口する工程に加えて、弁体にPTC素子を組み付けて封口体を組み立てる工程が別途必要になり、それだけ製造工程が煩雑になるという問題がある。しかも、特許文献2に記載されているような構造は、弁室を形成する特定の底板と正極キャップとを備えた密閉型電池にのみ適用されるものであり、例えば特許文献3に記載されているような樹脂製ガスケットと端子板とで外装缶の開口端部を封口する構造の密閉型電池には適用できない。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、PTC素子を備えることによって安全性の向上を図った密閉型電池において、電解液によるPTC素子の変質を回避できるのはもちろんのこと、PTC素子の取り付け構造が比較的シンプルで、従来の構造を殆ど変更することなく略そのまま使用することができ、しかも上述したような弁室を形成する特定の底板と正極キャップとを持たない封口部にもPTC素子を簡単に取り付けることができ且つその脱落を防止できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、有底筒状の外装缶の内部に、正極および負極と、これらの間に配置されるセパレータと、電解液とを収容し、外装缶の開口端部内に、封口用の樹脂製ガスケットと、端子板と、外装缶と端子板との間を電気的に絶縁する絶縁部材とを装着して、外装缶の開口端部を内側に締め付けることにより封口した密閉型電池において、前記端子板の外面に、これをほぼ覆うようにPTC素子を配置し、このPTC素子の外周部分を前記絶縁部材と前記端子板とで挟持し、前記絶縁部材と前記端子板とで前記PTC素子が挟持された状態において、該PTC素子の中央部分が、電池外面に露出している。前記絶縁部材は、前記端子板との間で前記PTC素子の外周部分を挟持する内周部と、前記外装缶の開口端部の外面部分を覆う外周部とを有する環状の絶縁キャップからなる。
本発明の密閉型電池によれば、以下のような効果が得られる。
封口部(外装缶の開口端部を封口した部分)に設けられた端子板の外面にPTC素子が配置されているので、電解液がPTC素子に触れることがなく、したがって電解液との接触によるPTC素子の変質を避けることができる。
端子板の外面にPTC素子を配置したことにより、端子板よりも内側の部分(セル室側の部分)については、構造や部品を変更する必要がなくなるから、従来のものをそのまま用いることができる。
端子板の外面にPTC素子を当てがって、その外周部分を絶縁部材と端子板とで挟持するだけで、PTC素子を所定の状態に固定することができるので、電池の組み立て時にPTC素子を簡単に組み付けることができる。
弁室を形成する正極キャップ部と底板とでPTC素子を挟持するのではなく、封口部に一般に備えられる絶縁部材と端子板とでPTC素子を挟持する構成であるので、前記正極キャップや底板の有無とは無関係にPTC素子を端子板の外面に簡単に取り付けることができて、その脱落を防止することができる。
図1に、密閉型電池の一つである単三形アルカリ乾電池(以下、単にアルカリ乾電池または電池ともいう)の参考例を示す。このアルカリ乾電池は、正極端子を兼ねる有底円筒状の外装缶1と、外装缶1内(セル室C)に収容された円筒状の正極2と、正極2の中空部内に配置されたコップ状の不織布からなるセパレータ3と、セパレータ3内に充填されたペースト状の負極4と、負極4内に挿入された釘状の負極集電棒(負極集電体)5と、セパレータ3および正極2に含浸された水酸化カリウム水溶液を主成分とする電解液(図示せず)とを有し、外装缶1の開口端部1a側を封口した構成である。
ここで、外装缶1内に収容された円筒状の正極2は、二酸化マンガンと黒鉛(導電材料)との混合物で構成されている。また、外装缶1の底部には、凸状の正極端子部分1bが形成されている。さらに、外装缶1は、その外周面部分(正極端子部分1bや後述する負極端子板6の周辺部分を除く)がプラスチック製の収縮フィルム(いわゆるシュリンクフィルム)10によって覆われている。
外装缶1の開口端部1a側、すなわち封口部分には、防爆用の安全弁機構を有する例えばポリアミドやポリプロピレン等の樹脂(図示例では6,6ナイロン)からなるガスケット(本発明でいう樹脂製ガスケット)6と、これをその内周側から支える支持手段であり且つ負極端子板(本発明でいう端子板)を兼ねた一枚の金属板(負極端子板7)と、保護素子であるPTC素子8と、外装缶1の開口端部1aとPTC素子8および負極端子板7との間を電気的に絶縁する鍔付き短筒状の樹脂体からなる絶縁板9とが装着されている。
ガスケット6は、図2に拡大して示すように、負極集電棒5が挿通される孔61aを有するボス部61と、外装缶1の内周面と接する外周部62と、ボス部61と外周部62とを連結し且つ前者から後者に至る面を封鎖する連結部63とで構成されている。そして、このガスケット6によって、電池活物質の収容されているセル室Cを閉じてセル室C内の電解液の外部への漏出を防止し、かつ負極端子板7と外装缶1との間を前記の絶縁板8とともに電気的に絶縁するようになっている。
なお、ガスケット6の連結部63におけるボス部61側の付け根部分には、防爆用の安全弁機構を構成する薄肉部分63aが設けられている。この薄肉部分63aは、電池の内圧が所定レベル以上に上昇したときに連結部63が図中の上方側に変形し、さらに内圧が上昇したときに当該薄肉部分63aが破断することにより、内圧の一部を、負極端子板7に設けられたガス抜き孔(図示せず)を介してセル室C外に開放する機能を果たす。
ガスケット6のボス部61においては、負極集電棒5が挿通された孔61aの図2中の上端部分が、これ以外の孔部分の内径よりも大きな内径を有する大径孔部分61bとされており、負極集電棒5を挿通セットした図示状態において負極集電棒5の大径端部5aがボス部61の大径孔部分61bに嵌合して、当該大径端部5aの上端がボス部61の上端面から僅かに突出した状態またはそれと略面一の状態となっている。
負極端子板7は、一枚の鋼板(例えば厚さ0.4mmのニッケルめっき鋼板)で構成されており、凸状に形成された中央部の端子面77と、この端子面77を垂直に貫く方向から見て端子面77を取り囲むように形成された外周部の鍔面78と、端子面77の外周から鍔面78の内周に至る円筒状の端子面側面79とからなる。このうち端子面77には、これの中心部を取り囲むように僅かに凹んだ平面視で円形の凹み77aが形成されており、この凹み77aが取り囲んでいる中央部分の裏面側に負極集電棒5の大径端部5aがスポット溶接等により接合されている。
負極端子板7における鍔面78は、内周側の平坦部78aと、ガスケット6をかしめる際にこれの外周部62をその内周側から支える目的で負極端子板7の全周にわたって設けられた外周側の湾曲部78bとからなる。そして、この湾曲部78bとの接触部分においてガスケット6の外周部62が、これの内周側に位置する負極端子板7の湾曲部78bと、外周側に位置する外装缶1の開口端部1aとでかしめられて締め付けられていることにより、図2に示したようにガスケット6が外装缶1の開口端部1a内の所定位置に装着され、この状態でセル室Cの上方が封口されるとともに、ガスケット6の連結部63と負極端子板7との間に安全弁(薄肉部分63a)の動作を確保するための所要の空間が形成された構造となっている。
加えて、このアルカリ乾電池においては、本発明の特徴部分として、負極端子板7の外面(図示例では端子面77の外面)に、これを略覆うような状態で上述したPTC素子(図示例では直径8mm、厚み310μmの円盤状のPTC素子)8が設けられ、その外周部分81が絶縁板9の内周部9bと負極端子板7の端子面77とにより挟持された構成とされている。
このPTC素子8は、図3に示すように、PTC特性(正の温度特性)を有する樹脂層8aと、その両面に設けられた金属層8b・8cとからなる。このうちの樹脂層8aは、例えばポリエチレンやポリプロピレンなどの比較的低粘度のポリオレフィン系の樹脂中に、カーボンブラックやグラファイト等の導電性物質を添加・分散・混合した材料で構成され、金属層8b・8cは例えばニッケルやステンレスなどの所定の金属(図示例では厚み60μmのニッケル)で構成されている。このPTC素子8は、正常な温度、電流では極めて小さい抵抗値を示すが、過剰な電流が流れたり電池温度が上昇したりすると樹脂層8aの抵抗が増大して両金属層8b・8c間に電流が流れないようにする。なお、このような機能を有するPTC素子としては、例えばタイコエレクトロニクスレイケム株式会社から「ポリスイッチ」の商品名で市販されているものがある。
PTC素子8が脱落しないようにその外周部分81を外面側(図示例では上面側)から押さえている絶縁板9は、鍔付き短筒状の樹脂体(図示例ではポリプロピレン製の成形体)からなり、短筒部9aと、その軸方向の一端の内側に形成された平坦な円形リング状の内周部9bと、短筒部9aの外側に形成された鍔状の外周部9cとを有する。そして、図2に示したように、負極端子板7の外面にPTC素子8を設けた状態で、負極端子板7の端子面側面79と外装缶1の開口端およびガスケット6の外周部62の一端との間に形成された隙間部分に、絶縁板9における短筒部分9aを嵌め込む(または、嵌め込んだ状態で外装缶1の開口端部1aを締め付ける)ことで図示した所定位置に取り付けられており、これによってPTC素子8およびこれと接触している負極端子板7と外装缶1との間を電気的に絶縁している。また、このようにして絶縁板9が負極端子板7の外面側から嵌め込まれて取り付けられていることにより、PTC素子8の外周部分81が負極端子板7の端子面77と絶縁板9の内周部9bとで挟持されており、この挟持によりPTC素子8の脱落を防止する構成とされている。
更に、この例では、図2に示したように、上記の所定位置に絶縁板9を装着したときに、その鍔状の外周部9cが外装缶1の開口端近傍の外面に位置するようになっている。そして、絶縁板9の装着後に当該絶縁板9が不用意に脱落してしまわないように、その鍔状の外周部9cの外面を収縮フィルム10で被覆した構成とされている。
上記構成の密閉型電池においては、これの負極側に接続される外部機器側の端子はPTC素子8を介して負極端子板7と接続される。したがって、例えば外部短絡により過剰な電流が流れたり電池温度が上昇したりした場合には、PTC素子8における電気抵抗が瞬時に増大することによって、外部機器と負極端子板7との間に電流が流れなくなる。これにより、電池の逆挿入等による誤使用時の電池の温度上昇を防止することができて電池を安全な状態に保つことができる。
このような機能を有するPTC素子8は、上記の密閉型電池では負極端子板7の外面に取り付けられているから、電解液と接触することがない。したがって、そのような電解液との接触によるPTC素子8の変質を未然に防止することができる。
また、負極端子板7とその外側から嵌め込まれる絶縁板9とで円盤状のPTC素子8を挟持する構成とされていることにより、PTC素子8の脱落を確実に防止できる。また、負極端子板7よりも電池内側に位置する部品や封口部の構造は全く変更する必要がないから、従来のものをそのまま用いることができる。組み立て時においても、負極端子板7の外面にPTC素子8を配置し、その後に絶縁板9を所定位置に嵌め込んで装着することで、PTC素子8が脱落しないようにこれを負極端子板7の外面に容易に取り付けることができる。
上記PTC素子8の取り付けに際しては、これを挟持する負極端子板7と絶縁板9とが必要である。しかし、このような部材あるいはこれらに相当する部材は密閉型電池に一般に備えられるものであるから、例えば弁室形成用の正極キャップや底板などの特別な部材を利用してPTC素子を保持する構成に比べると、PTC素子の取り付けが可能な密閉型電池の範囲、つまり適用可能な範囲を広げることができる。
図4に、本発明の実施形態を示す。図4は、上記と同じく密閉型電池の一つである単三形アルカリ乾電池に本発明を適用したものであるが、絶縁部材の構造が異なっている。図1および図2に示したアルカリ乾電池では鍔付き短筒状の絶縁板9を使用したが、図4に示したアルカリ乾電池では、外装缶1と負極端子板7との間を電気的に絶縁し且つPTC素子8を負極端子板7との間で挟持する絶縁部材として、環状の樹脂体からなる絶縁キャップ19を使用している。
この絶縁キャップ19は、負極端子板7の外面にPTC素子8を設けたのち、その外面側から外装缶1の開口端部1aに被せるようにして嵌め込まれることにより、図4に示す所定の状態に取り付けられ、これによってPTC素子8の外周部分81が絶縁キャップ19の内周部19bと負極端子板7の端子面77との間に挟持される構成である。なお、絶縁キャップ19は、その装着後に外装缶1とともにその外周面から内周部の近傍に至る部分がプラスチック製の収縮フィルム10によって被覆される。絶縁キャップ19を除く他の部材の構成は先の図1およひ図2に示したアルカリ乾電池におけるものと略同様の構成であるので、対応するものに同様の符号を付してその説明を省略する。
このような密閉型電池によっても、先の図1〜3に示した密閉型電池の場合と同様、PTC素子8による安全性の向上、PTC素子8の脱落防止、PTC素子8の組み付け容易性の確保、PTC素子8の変質防止等を図ることができる。のみならず、図4に例示した密閉型電池で使用されている絶縁キャップ19は、先の絶縁板9よりもさらに構造が簡単であり、各種の密閉型電池に広範囲に装着可能と思われる。
参考例に係る密閉型電池(単三形アルカリ乾電池)の全体構造を示す断面図である。 図1の密閉型電池の封口部分を拡大して示す部分拡大図である。 図2におけるPTC素子の一部を拡大してその断面構造を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施形態を示すもので、密閉型電池(単三形アルカリ乾電池)の封口部分を拡大してその断面構造を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
1 外装缶
1a 外装缶の開口端部
2 正極
3 セパレータ
4 負極
6 樹脂製ガスケット
7 負極端子板
8 PTC素子
81 PTC素子の外周部分
9、19 絶縁部材(9・・・絶縁板、19・・・絶縁キャップ)

Claims (1)

  1. 有底筒状の外装缶の内部に、正極および負極と、これらの間に配置されるセパレータと、電解液とを収容し、外装缶の開口端部内に、封口用の樹脂製ガスケットと、端子板と、外装缶と端子板との間を電気的に絶縁する絶縁部材とを装着して、外装缶の開口端部を内側に締め付けることにより封口した密閉型電池において、
    前記端子板の外面に、これをほぼ覆うようにPTC素子を配置し、このPTC素子の外周部分を前記絶縁部材と前記端子板とで挟持しており、
    前記絶縁部材と前記端子板とで前記PTC素子が挟持された状態において、該PTC素子の中央部分が、電池外面に露出しており、
    前記絶縁部材は、前記端子板との間で前記PTC素子の外周部分を挟持する内周部と、前記外装缶の開口端部の外面部分を覆う外周部とを有する環状の絶縁キャップからなる密閉型電池
JP2005233985A 2005-08-12 2005-08-12 密閉型電池 Active JP5041457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233985A JP5041457B2 (ja) 2005-08-12 2005-08-12 密閉型電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233985A JP5041457B2 (ja) 2005-08-12 2005-08-12 密閉型電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007048683A JP2007048683A (ja) 2007-02-22
JP5041457B2 true JP5041457B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=37851332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005233985A Active JP5041457B2 (ja) 2005-08-12 2005-08-12 密閉型電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5041457B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4853935B2 (ja) * 2000-09-01 2012-01-11 日立マクセルエナジー株式会社 アルカリ乾電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007048683A (ja) 2007-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106941136B (zh) 盖组件和包括该盖组件的二次电池
EP2362461B1 (en) Rechargeable battery
CN107112492B (zh) 蓄电元件
CN108428822B (zh) 二次电池的顶盖组件以及二次电池
EP2128913B1 (en) Cap assembly and secondary battery having the same
KR100890329B1 (ko) 리튬 이차전지
JP5017385B2 (ja) 密閉型電池
JPWO2014049848A1 (ja) 角形二次電池
KR20110082187A (ko) 밀폐형 전지
JP2004273229A (ja) 密閉形蓄電池
US7960053B2 (en) Sealed battery and manufacturing method therefor
US20110052950A1 (en) Secondary battery
JP2014137891A (ja) 角形二次電池
KR20140124247A (ko) 이차 전지
US20050026033A1 (en) Hermetically sealed battery
JP2016122604A (ja) 蓄電素子
JP2019102193A (ja) リリーフ弁付き電池
JP4590911B2 (ja) 電池
JP2006066269A (ja) 密閉形蓄電池
JP5663172B2 (ja) 円筒型電池およびその製造方法
CN217934139U (zh) 一种电池
JPH10247483A (ja) 密閉型電池の安全構造
WO2015079672A1 (ja) 円筒形電池
JP5041457B2 (ja) 密閉型電池
JPH0917416A (ja) 防爆機能を有する電池

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061120

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070709

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101027

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110518

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120704

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5041457

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250