JP5039092B2 - モーター - Google Patents

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Description

本発明は、モーターに関するもので、特にステータ組立体により軸受けとローターが緩んで脱落するのを防止することができるモーターの設計に係るものである。
従来のモーターの構造として、例えば中華民国公告第I306323号「モーター構造」(特許文献1を参照)において、全体的に見てステータ組立体を利用してローターが回動して作動するのを駆動できるようにしたものがある。
また、従来のモーターの構造として、例えば図10を参照して説明すると、従来のモーターにはハウジング70、ローター80およびステータ組立体80が含まれる。ハウジング70の中央には中空の軸管71が形成され、軸管71の内部に軸受け72、係止リング73とオイルシールキャップ74などの部材を置き入れることができる。ローター80の中央には回動軸81が形成され、回動軸81は回動自在に軸受け72に結合される。回動軸81の外周面には係止溝811が形成され、係止溝811は回動軸81の底部に隣接するように形成される。係止溝811は係止リング73が係止して結合するのに用いられる。ステータ組立体90は軸管71の外周面に取り付けられることにより、ローター80が回動して作動するように連動できるようにしたものがある。
中華民国公告第I306323号公報
上記の中華民国公告第I306323号に掲示されているような従来のモーター構造において、一般的に次のような問題点を有している。このようなモーターにおいては、上記ローターの軸桿は一個の係止リングによって軸管と結合されるため、上記ローターの回動の安定性をさらに高めることができないという問題点があった。
また、図10に掲示されているような従来のモーターにおいて、一般的に次のような問題点を有している。従来のモーターにおいては、係止リング73を回動軸81の係止溝811内に係止させることにより、軸受け72と係止リング73との間の係止作用を利用してローター80が回動の過程において不意に緩んで脱落するのを防止している。しかし、従来のモーターの回動軸81は底部において予め一定の距離Lを残しておくことによって係止リング73を係止するための係止溝811を形成することができる。そのため、回動軸81が底部に近接する外周面は軸受け72とは回動自在に結合することができず、言い換えれば、回動軸81の底部には係止溝811が形成されることにより、ひいては回動軸81と軸受け72との両者の間の結合面積を制限してしまうため、ローター80の回動の安定性をさらに高めることができず、特に微小型の従来のモーターについて言えば、回動軸81と軸受け72との両者の間の結合面積がすでに制限されてしまうという条件では、ローター80の回動の安定性はさらに悪くなるという問題点があった。
さらに、図10に掲示されている従来のモーターにおいて、ローター80が緩んで脱落するのを防止できる功能に達するには、係止リング73が回動軸81の係止溝811に結合するのを利用しなければならない。このため、従来のモーターが組立を終えた後、ローター80の回動軸81、軸受け72と係止リング73などの関係部材は軸管71内において結合関係を完成しなければならず、軸管71内においてそれぞれの部材の間は確実に結合しているか否かを確認することが難しいため、モーターの組立の品質を把握し難くなるとともに、組立上において不便になるという問題点があった。このように、上記のような従来のモーターをさらに改良することが要求されていた。
本発明はこのような問題点に鑑みて発明されたものであって、その主な目的とするところは、ステータ組立体に位置決め部材を設けることにより、ローターと軸受けが緩んで脱落するのを防止し、それにより、回動の安定性と組立の安定性を高めることができるモーターを提供しようとするものである。
本発明の第二の目的は、ステータ組立体の上絶縁リングにおいて位置決め部材を設けることにより、構造の複雑性を簡単化にすることができるモーターを提供しようとするものである。
本発明の第三の目的は、当接板とステータ組立体の位置決め部材により、ローターと軸受けが緩んで脱落するのを防止し、それにより、より一層位置決めの効果を高めることができるモーターを提供しようとするものである。
本発明の第四の目的は、軸管の外周壁にステータ組立体が位置決めするための位置決め部を設けることにより、位置決め部材が確実に位置決めするのを確保できるとともに、断裂するのを防止することができるモーターを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明によるモーターは、下記のようになるものである。すなわち、
ハウジング、ローターおよびステータ組立体を有する。ハウジングの中央には軸管が設けられ、軸管の内に軸受けが置き入れられる。ローターの中央には回動軸が設けられ、回動軸は軸受けと結合する。回動軸の外周面には縮径部からなる環状溝が形成される。ステータ組立体には軸管の外周面に嵌入するための組立孔が形成される。ステータ組立体は上絶縁リングと下絶縁リングでシリコン鋼片を挟設して金属コイルを巻き付けたもので、その中に上絶縁リングの内周面には位置決め部材が形成される。位置決め部材は軸受けを位置決めし、かつ回動軸の環状溝に伸び入れることによってローターが緩んで脱落するのを防止するように形成される。また、軸管の上端縁とこの上端縁に対応する位置決め部材の下面部分との間には空間が形成されている。
また、本発明によるモーターは、位置決め部材が上絶縁リングの内周面に形成される複数個の押圧片からなることもできる。そこにおいて、それぞれの押圧片には軸受けを位置決めするための第一当接部がそれぞれ形成され、他にそれぞれの第一当接部の末端にはそれぞれ第二当接部が延伸するように形成され、それぞれの第二当接部は回動軸の環状溝に伸び入れるように形成される。また、位置決め部材が上絶縁リングの内周面に形成される押圧リングからなることもできる。そこにおいて、押圧リングは軸受けを位置決めするのに用いられ、押圧リングには回動軸が貫穿するための位置決め孔が形成され、位置決め孔は回動軸の環状溝の内に位置するように形成される。また、押圧リングの位置決め孔の孔径を回動軸の外径より小さく、かつ回動軸の縮径部の外径よりやや大きくなるように形成することもできる。また、押圧リングの位置決め孔の周縁に半径方向で複数個のスリットを形成することもできる。また、ハウジングの軸管の外周壁に位置決め部わ設け、ステータ組立体を軸方向で位置決め部に位置決めすることもできる。
また、本発明によるモーターは、ハウジング、ローター、ステータ組立体および当接板を有していてもよい。この場合、ハウジングの中央に軸管が設けられ、軸管の内に軸受けが置き入れられる。ローターの中央に回動軸が設けられ、回動軸は軸受けと結合し、回動軸の外周面には環状溝が形成される。当接板は回動軸の環状溝に嵌設される。ステータ組立体には軸管の外周面に嵌入するための組立孔が形成される。ステータ組立体は上絶縁リングと下絶縁リングでシリコン鋼片を挟設して金属コイルを巻き付けたもので、その中に上絶縁リングの内周面には位置決め部材が形成される。位置決め部材は軸受けを位置決めし、かつ回動軸の環状溝に伸び入れることによってローターが緩んで脱落するのを防止するように形成される。
さらに、本発明によるモーターは、位置決め部材が上絶縁リングの内周面に形成される複数個の突出体からなり、突出体の末端が当接板の上面を押圧するように形成することもできる。また、当接板に軸方向で貫穿する通孔を形成し、通孔の周縁に半径方向で複数個のスリットを形成することもできる。また、ハウジングの軸管の外周壁に位置決め部を設け、ステータ組立体を軸方向で位置決め部に位置決めすることもできる。
本発明のモーターによれば、ステータ組立体に位置決め部材を設けることにより、ローターと軸受けが緩んで脱落するのを防止することができるため、回動の安定性と組立の安定性を高めることができるという利点がある。
本発明のモーターによれば、ステータ組立体の上絶縁リングにおいて位置決め部材を設けることにより、構造の複雑性を簡単化できるという利点がある。
本発明のモーターによれば、当接板とステータ組立体の位置決め部材により、ローターと軸受けが緩んで脱落するのを防止できるため、より一層位置決めの効果を高めることができるという利点がある。
本発明のモーターによれば、軸管の外周壁にステータ組立体が位置決めするための位置決め部を設けることにより、位置決め部材が確実に位置決めするのを確保することができるとともに、断裂するのを防止することができるという利点がある。
本発明の実施例1によるモーターの分解斜視図である。 本発明の実施例1によるモーターの組立て状態を示す断面図である。 本発明の実施例1によるモーターの上絶縁リングの外観斜視図である。 本発明の実施例2によるモーターの分解斜視図である。 本発明の実施例2によるモーターの組立て状態を示す断面図である。 本発明の実施例2によるモーターの上絶縁リングの外観斜視図である。 本発明の実施例3によるモーターの分解斜視図である。 本発明の実施例3によるモーターの組立て状態を示す断面図である。 本発明の実施例3によるモーターの上絶縁リングの外観斜視図である。 従来のモーターの組立て状態を示す断面図である。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1によるモーターの分解斜視図で、図2は本発明の実施例1によるモーターの組立て状態の断面図である。図1、2を参照すると、本発明の実施例1のモーター1が掲示される。モーター1にはハウジング10、ローター20とステータ組立体30が含まれる。
ハウジング10の中央には軸管11が設けられ、軸管11の底部は閉鎖された形態に形成される。軸管11内には軸受け12と耐摩耗片13などの部材を置き入れることができる。その他に、軸管11の外周壁には半径方向において位置決め部111が形成される。
ローター20にはハブ21と回動軸22が含まれ、ハブ21の外周面に複数個のはね(図示せず)を設けることにより、ローター20は一般のファンのファンホイールとして使用することができる。回動軸22の一端はハブ21の内側の中央部位に結合され、そして回動軸22の他端が軸受け12を貫穿して耐摩耗片13に当接するように形成されることにより、ローター20は軸受け12によってハウジング10の上方において回動して作動することができる。その他に、回動軸22の外周面には縮径部が形成され、この縮径部を利用して環状溝221を形成する。環状溝221は回動軸22の底端から遠く離れるように形成されることにより、回動軸22の底端に隣接する外周面も軸受け12と回動自在に互いに結合することができるため、ローター20の回動の安定性をより一層高めることができる。
ステータ組立体30には軸方向で貫穿する組立孔31が形成される。ステータ組立体30は組立孔31により軸管11の外周壁に嵌設され、そしてステータ組立体30と軸管11との間には好ましくはしまりばめの方式、粘着方式またはその他の適当な固定方式を利用して固定することにより、ステータ組立体と軸管11との間の組立の安定性をより一層確保することができる。ステータ組立体30には主に上絶縁リング32、下絶縁リング33、シリコン鋼片34と金属コイル35が含まれ、その中に上絶縁リング32と下絶縁リング33はシリコン鋼片34を挟設し、そして金属コイル35によりシリコン鋼片34を巻き付けることによってステータ組立体30を構成する。
図3は本発明の実施例1によるモーターの上絶縁リングの外観斜視図である。図3を参照すると、上絶縁リング32の内周面には位置決め部材36が形成される。位置決め部材36は軸受け12を位置決めし、かつ回動軸22の環状溝221に伸び入れることにより、位置決め部材36によって軸受け12を位置決めし、軸受け12が軸管11から緩んで脱落するのを防止することができる。また、位置決め部材36はさらに回動軸22の環状溝221に伸び入るように形成されることにより、位置決め部材36の係止作用によってローター20が緩んで脱落するのを有効に防止することができる。本実施例において、位置決め部材36は上絶縁リング32の内周面に形成される複数個の押圧片361からなり、それぞれの押圧片361には軸受け12を位置決めするための第一当接部3611がそれぞれ形成される。その他に、それぞれの第一当接部3611の末端にはそれぞれ第二当接部3612が延伸するように形成され、それぞれの第二当接部3612が回動軸22の環状溝221に伸び入れるように形成されることにより、ローター20が緩んで脱落するのを防止することができる。
また、ステータ組立体30が軸管11の外周壁に嵌設される時、軸管11の位置決め部111によってステータ組立体30に軸方向による位置決めの作用を提供することができるため、ステータ組立体30の組立位置が高過ぎたりまたは低過ぎたりなるのを有効に避けることにより、位置決め部材36が適当に軸受け12を押圧するのを確保することができるとともに、位置決め部材36が回動軸22の環状溝221に伸び入るのを確保することができる。これにより、ステータ組立体30の組立位置が高過ぎることで軸受け12またはローター20が緩んで脱落するのを避けることができるとともに、ステータ組立体30の組立位置が低過ぎることで断裂してしまうのを避けることもできる。このように、本発明のモーターによれば、軸管11の位置決め部111の設計を利用することにより、位置決め部材36がその功能を充分に発揮するように確保することができるとともに、ステータ組立体30の組立の便利性を高めることができる。
図4は本発明の実施例2によるモーターの分解斜視図で、図5は本発明の実施例2によるモーターの組立て状態の断面図で、図6は本発明の実施例2によるモーターの上絶縁リングの外観斜視図である。図4、5、6を参照すると、本発明の実施例2のモーター2が掲示される。本実施例のモーター2にもハウジング10、ローター20とステータ組立体30が含まれる。
実施例2におけるモーター2の全体的な構造は実施例1と大体同じであるが、その中にステータ組立体30の位置決め部材36は上絶縁リング32の内周面に設けられた押圧リング362からなり、押圧リング362の中心には軸方向で貫穿する位置決め孔3621が形成される。押圧リング362の位置決め孔3621の孔径は回動軸22の外径より小さく、かつ回動軸22の縮径部の外径よりやや大きくなるように形成される。これにより、回動軸22を圧入方式で押圧リング362の位置決め孔3621に貫穿させ、そして押圧リング362の位置決め孔3621を回動軸22の環状溝221内に位置合せすることにより、位置決めの作用が生起される。その他に、押圧リング362の位置決め孔3621の周縁には好ましくは半径方向で複数個のスリット3622が形成されることにより、回動軸22をさらに簡単に押圧リング362の位置決め孔3621に圧入させることができる。これにより、位置決め部材36の押圧リング362を有することによって、軸受け12を位置決めして軸受け12が軸管11から緩んで脱落するのを防止できる他に、押圧リング362を有することによって、位置決め孔3621と回動軸22の環状溝221との相互間の位置決め作用をさらに利用し、ローター20が緩んで脱落するのを有効に防止することができる。
図7は本発明の実施例3によるモーターの分解斜視図で、図8は本発明の実施例3によるモーターの組立て状態の断面図で、図9は本発明の実施例3によるモーターの上絶縁リングの外観斜視図である。図7、8、9を参照すると、本発明の実施例3のモーター3が掲示されており、本実施例のモーター3にもハウジング10、ローター20とステータ組立体30が含まれる。
実施例3におけるモーター3の全体的な構造は実施例1とは大体同じであるが、実施例3のモーター3には他に当接板40が含まれる。当接板40には軸方向で貫穿する通孔41が形成される。これにより、当接板40は通孔41によって回動軸22の環状溝221内に嵌設され、そして直接当接板40を利用して合わせて軸受け12を位置決めすることができる。その他に、当接板40の通孔41の周縁には好ましくは半径方向で複数個のスリット42が形成されることにより、回動軸22をさらに簡単に当接板40の通孔41に圧入させることができる。また、ステータ組立体30の位置決め部材36は当接板40を押圧するのに用いられ、それから当接板40により軸受け12を確実に位置決めすることができるとともに、当接板40を利用してローター20が緩んで脱落するのを防止することができる。本実施例において、位置決め部材36は上絶縁リング32の内周面に形成された複数個の突出体363からなる。それぞれの突出体363の末端は当接板40の上面を押圧するように形成されることにより、当接板40は全面的に軸受け12とローター20を位置決めすることができるため、より一層安定した位置決めの作用を提供することができる。
上述の如く、本発明のモーターの位置決め部材36の構造設計を用いることは、回動軸22の底部において係止リングと結合するための距離を予め残しておく必要がなく、同様にローター20が緩んで脱落するのを防止できる功能に達することができる。そのため、本発明のモーターでは回動軸22の底部に予め一定の距離を残しておく必要がないとの設計の条件で相対的に軸受け12と回動軸22との結合面積をより一層増やすことができ、ローター20の回動の安定性を有効に高めることができる。その他に、係止リングを設置する必要がない条件で、本発明のモーターを実際に組み立てる時、軸受け12などの部材を軸管11に置き入れるだけで、そしてステータ組立体30を軸管11の外周面に嵌設させた後、直ちにローター20の回動軸22を軸受け12に貫穿して結合させることができ、それから位置決め部材36を利用して軸受け12とローター20が緩んで脱落するのを防止することができる。そのため、本発明のモーターにおいて、例えばステータ組立体30と軸管11との結合関係、またはステータ組立体30、軸受け12とローター20などの部材との互いの間の結合関係は、全て軸管11の外部において確認することができるため、全体の組立の品質をより一層簡単に把握することができるとともに、よりよい組立の便利性を提供することができる。
また、本発明のモーターの位置決め部材36の設計によれば、ローター20が緩んで脱落するのを有効に防止することができる他に、軸受け12を位置決めするのを合わせて利用することにより、軸受け12とローター20が緩んで脱落するのを防止できるという完全的な功能に達することができる。また、軸管11の外周壁に位置決め部111が設けられる時、ステータ組立体30に位置決め作用を提供することができるため、位置決め部材36によって軸受け12を適当に押圧することにより、ステータ組立体30の組立位置が高過ぎることで軸受け12またはローター20が緩んで脱落するのを避けることができるとともに、ステータ組立体30の組立位置が低過ぎることで不意に断裂してしまうのを避けることもできる。これにより、本発明のモーターによれば、ステータ組立体30の組立の便利性をより一層高めることができる。
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した実施の形態は例示的なものであり、限定を意図するものではない。
1、2、3 モーター
10 ハウジング
11 軸管
111 位置決め部
12 軸受け
13 耐摩耗片
20 ローター
21 ハブ
22 回動軸
221 環状溝
30 ステータ組立体
31 組立孔
32 上絶縁リング
33 下絶縁リング
34 シリコン鋼片
35 金属コイル
36 位置決め部材
361 押圧片
3611 第一当接部
3612 第二当接部
362 押圧リング
3621 位置決め孔
3622 スリット
363 突出体
40 当接板
41 通孔
42 スリット
70 ハウジング
71 軸管
72 軸受け
73 係止リング
74 オイルシールキャップ
80 ローター
81 回動軸
811 係止溝
90 ステータ組立体
L 距離

Claims (10)

  1. ハウジング(10)、ローター(20)およびステータ組立体(30)を有するモーター(1)において、ハウジング(10)の中央には軸管(11)が設けられ、軸管(11)内に軸受け(12)が置き入れられ、ローター(20)の中央には回動軸(22)が設けられ、回動軸(22)は軸受け(12)と結合し、回動軸(22)の外周面には縮径部からなる環状溝(221)が形成され、ステータ組立体(30)には軸管(11)の外周面に嵌入するための組立孔(31)が形成され、ステータ組立体(30)は上絶縁リング(32)と下絶縁リング(33)でシリコン鋼片(34)を挟設して金属コイル(35)を巻き付けたもので、その中に上絶縁リング(32)にはその内周面から半径方向内方かつ下方に向かって延びる位置決め部材(36)が形成され、軸管(11)の上端縁とこの上端縁に対応する位置決め部材(36)の下面部分との間には空間が形成され、位置決め部材(36)は軸管(11)の上端縁から離間して軸受け(12)の上面に当接し、かつ回動軸(22)の環状溝(221)内に伸び入れるように設けられることによって軸受け(12)およびローター(20)が緩んで脱落するのを防止するように形成されることを特徴とするモーター。
  2. 位置決め部材(36)は上絶縁リング(32)の内周面に形成される複数個の押圧片(361)からなり、それぞれの押圧片(361)には軸受け(12)を位置決めするための第一当接部(3611)がそれぞれ形成され、他にそれぞれの第一当接部(3611)の末端にはそれぞれ第二当接部(3612)が延伸するように形成され、それぞれの第二当接部(3612)の伸延端は回動軸(22)の環状溝(221)に伸び入るように形成されることを特徴とする請求項1に記載のモーター。
  3. 位置決め部材(36)は上絶縁リング(32)の内周面に形成される押圧リング(362)からなり、押圧リング(362)は軸受け(12)を位置決めするのに用いられ、押圧リング(362)には回動軸(22)が貫穿するための位置決め孔(3621)が形成され、位置決め孔(3621)は回動軸(22)の環状溝(221)内に位置するように形成されることを特徴とする請求項1に記載のモーター。
  4. 押圧リング(362)の位置決め孔(3621)の孔径は回動軸(22)の外径より小さく、かつ回動軸(22)の縮径部の外径よりやや大きくなるように形成されることを特徴とする請求項3に記載のモーター。
  5. 押圧リング(362)の位置決め孔(3621)の周縁には半径方向で複数個のスリット(3622)が形成されることを特徴とする請求項4に記載のモーター。
  6. ハウジング(10)の軸管(11)の外周壁には位置決め部(111)が設けられ、ステータ組立体(30)は軸方向で位置決め部(111)に位置決めされることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のモーター。
  7. ハウジング(10)、ローター(20)、ステータ組立体(30)および当接板(40)を有するモーター(3)において、ハウジング(10)の中央には軸管(11)が設けられ、軸管(11)内に軸受け(12)が置き入れられ、ローター(20)の中央には回動軸(22)が設けられ、回動軸(22)は軸受け(12)と結合し、回動軸(22)の外周面には環状溝(221)が形成され、当接板(40)は軸受け(12)の上端面上に配置されかつ回動軸(22)の環状溝(221)に嵌設され、ステータ組立体(30)には軸管(11)の外周面に嵌入するための組立孔(31)が形成され、ステータ組立体(30)は上絶縁リング(32)と下絶縁リング(33)でシリコン鋼片(34)を挟設して金属コイル(35)を巻き付けたもので、その中に上絶縁リング(32)にはその内周面から半径方向内方かつ下方に向かって延びる位置決め部材(36)が形成され、軸管(11)の上端縁とこの上端縁に対応する位置決め部材(36)の下面部分との間には空間が形成され、位置決め部材(36)は軸管(11)の上端縁から離間して当接板(40)に当接するように設けられることによって軸受け(12)およびローター(20)が緩んで脱落するのを防止するように形成されることを特徴とするモーター。
  8. 位置決め部材(36)は上絶縁リング(32)の内周面に形成される複数個の突出体(363)からなり、突出体(363)の末端は当接板(40)の上面を押圧するように形成されることを特徴とする請求項7に記載のモーター。
  9. 当接板(40)には軸方向で貫穿する通孔(41)が形成され、通孔(41)の周縁には半径方向で複数個のスリット(42)が形成されることを特徴とする請求項7または8に記載のモーター。
  10. ハウジング(10)の軸管(11)の外周壁には位置決め部(111)が設けられ、ステータ組立体(30)は軸方向で位置決め部(111)に位置決めされることを特徴とする請求項7または8に記載のモーター。
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