JP5038535B1 - 傘 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP5038535B1
JP5038535B1 JP2012002515A JP2012002515A JP5038535B1 JP 5038535 B1 JP5038535 B1 JP 5038535B1 JP 2012002515 A JP2012002515 A JP 2012002515A JP 2012002515 A JP2012002515 A JP 2012002515A JP 5038535 B1 JP5038535 B1 JP 5038535B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repelling
fixture
handle
umbrella
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012002515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013141507A (ja
Inventor
浩晟 黒田
Original Assignee
浩晟 黒田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 浩晟 黒田 filed Critical 浩晟 黒田
Priority to JP2012002515A priority Critical patent/JP5038535B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5038535B1 publication Critical patent/JP5038535B1/ja
Publication of JP2013141507A publication Critical patent/JP2013141507A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

【課題】盗難され難く、かつ、構造が簡単であって安価に製造することが可能な傘を提供する。
【解決手段】軸棒3の内部に同軸上に、かつ、外周面にハジキ8を当接可能に設置され、スペーサ10によって回動自在に保持される略円柱状のハジキ固定具9は、回動されることにより軸棒3の溝部12と重なってハジキ8を没入可能に凹部9aが側面に設けられるとともに、柄4の内部に同軸上に固設される係合部材13に形成されたスリット13aに対して係合可能に突起部が側面に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、施錠装置が取り付けられていない傘立て等を利用した場合でも盗難され難い傘に係り、特に、構造が簡単であって安価に製造することが可能な傘に関する。
雨天時に屋外で使用した傘は、通常、そのままの状態では屋内に持って入ることができない。しかし、建物の入口に設置された傘立て等に傘を預けた場合、傘立て等に施錠装置が取り付けられていないと、傘を盗まれてしまうおそれがある。
そこで、傘立て等に施錠装置が取り付けられていない場合でも勝手に傘を持ち去られないように、従来、傘の盗難を防止する技術について様々な研究が行われている。そして、それに関して、既に幾つかの発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には「傘の柄着脱装置」という名称で、盗難を防止するために柄を着脱可能な構造にした傘に関する発明が開示されている。図17はその発明の実施例を示した一部断面斜視図である。
図17に示すように、特許文献1に開示された発明は、傘本体100の中棒110に係止ピン111が設けられるとともに、補助筒220にカム溝230が形成され、この補助筒220が柄200の受入孔210に回動自在に保持された構造となっている。さらに、柄200の受入孔210には、案内溝211が形成され、底部に第1の付勢手段300及び第2の付勢手段400が設けられている。
このような構造によれば、柄200を傘本体100に差し込むことで、係止ピン111が案内溝211内を移動し、第1の付勢手段300及び第2の付勢手段400に抗してカム溝230の係止ポケット部に侵入して係止するという作用を有する。これにより、柄200を傘本体100に結合させることができる。
一方、第2の付勢手段400に抗して補助筒220を手で回動させると、係止ピン111がポケット部から離脱し、第1の付勢手段300によって軸方向へ押し上げられるという作用を有する。これにより、容易に中棒110から柄200を抜脱させることができる。
また、特許文献2には、「傘の施錠装置」という名称で、支骨の露先を施錠することで勝手に開くことができないように構成された傘に関する発明が開示されている。なお、図13はその発明の実施例を示した斜視図であり、図18(a)は解錠された状態を示し、図18(b)は施錠された状態を示している。
図18(a)及び図18(b)に示すように、特許文献2に開示された発明は、柄500に取り付けられたダイヤル式シリンダー錠600が、解錠された場合にのみ、柄500が軸方向に沿って後退可能な構造となっている。そして、ダイヤル式シリンダー錠600には、前進した状態で複数本の支骨のすべての露先を収容可能に開口部が設けられている。
このような構造によれば、ダイヤル式シリンダー錠600が施錠された状態では支骨のすべての露先がダイヤル式シリンダー錠600の内部に収容されているため、傘を開くことができない。これにより、傘の盗難や取り違えを防ぐことができる。
特開2009−136428号公報 特開2003−138824号公報
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、柄が外れていても軸を持てば傘を使用することができるため、急に雨が降り出した場合などの一時しのぎとして、他人に持ち去られてしまうおそれがあった。
また、特許文献2に開示された発明においては、ダイアル式シリンダー錠を用いていることから、時間をかければ、解錠されてしまうおそれがある。従って、たとえその場では使用できないとしても、後日使用するつもりで他人が持ち去ってしまうという課題があった。さらに、解錠作業や施錠作業に時間を要するため、使い勝手が良くないという課題もあった。
本発明はこのような従来の事情に対処してなされたものであり、盗難され難く、かつ、構造が簡単であって安価に製造することが可能な傘を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、石突が設けられて閉塞された先端部に上ろくろが貫通固定されるとともに、開口する基端部の近傍に溝部が設けられた円筒状の軸棒と、この軸棒に対して摺動自在に外嵌される下ろくろと、この下ろくろに係止して閉傘状態を維持可能に溝部内に設置されるハジキと、軸棒の基端部に着脱自在に取り付けられる柄と、を備えた傘において、ハジキに対して当接可能に軸棒内に設置されるハジキ固定具と、このハジキ固定具に対して係合可能に形成されて柄の内部に同軸上に固設される円筒状の係合部材と、を備え、ハジキ固定具は、係合部材の動作に連動してハジキに当接する箇所が軸棒内で移動し、ハジキに対する当接状態を解除可能に形成されたことを特徴とするものである。
上記構造の傘においては、軸棒から柄を取り外すことにより、盗難され難くなるという作用を有する。また、軸棒に取り付けた柄を操作すると、ハジキ固定具が柄に連動して移動し、ハジキの操作可能な状態と操作不能な状態が切り替わるという作用を有する。さらに、ハジキを操作不能な状態にしたまま、柄を軸棒から取り外すと、その状態が維持されるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の傘において、係合部材には第1のスリットが設けられ、ハジキ固定具は、棒状をなす本体と、長手方向へ回転軸が直交するように、この本体に支持されるピニオンと、このピニオンに噛合した状態で本体の長手方向へ対して進退自在に設置される第1のラックと、からなり、係合部材の第1のスリットに対して係合可能に軸棒の外周面に設けられる第1の突起部と、係合部材の内部に軸方向に対して平行に設置される第2のラックと、を備え、係合部材はハジキ固定具を内挿可能に形成され、ハジキ固定具は第1のラックの先端部をハジキに対して当接可能に設置され、第2のラックは、ハジキ固定具の係合部材への内挿に伴って、ピニオンを介して第1のラックをハジキに対する当接状態が解除される方向へ移動可能に設置されたことを特徴とするものである。
このような構造の傘においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、軸棒に対する柄の着脱動作により、ハジキの操作可能な状態と操作不能な状態が切り替わるという作用を有する。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の傘において、ハジキ固定具は円柱状をなし、外周面をハジキに対して当接可能に軸棒と同軸上に配置されるとともに、回動されることにより溝部と重なってハジキを没入可能に凹部が側面に設けられ、係合部材には第2のスリットが設けられ、ハジキ固定具の外周面には、この第2のスリットに対して係合可能に第2の突起部が設けられたことを特徴とするものである。
このような構造によれば、係合部材の第2のスリットと、この第2のスリットに係合するハジキ固定具の第2の突起部の組み合わせは無数に存在するため、正しい組み合わせの「第2のスリットと第2の突起部」を特定して係合部材とハジキ固定具を複製することが困難である。従って、本発明の傘においては、請求項1記載の発明の作用を有することに加えて、ハジキ固定具の第2の突起部及び係合部材の第2のスリットがそれぞれ錠及び鍵として機能する。
また、軸棒に取り付けた柄を回動すると、ハジキ固定具も回動する。そして、ハジキ固定具の凹部が軸棒の溝部に重なると、ハジキが操作可能となり、ハジキ固定具の凹部が軸棒の溝部から外れると、ハジキ固定具の外周面にハジキが当接することによりハジキが操作不能になるという作用を有する。さらに、ハジキ固定具の外周面にハジキを当接させたまま、柄を軸棒から取り外すと、ハジキが操作不能な状態でロックされるという作用を有する。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の傘において、係合部材には第3のスリットが設けられ、第2の突起部の代わりに、この第3のスリットに対して係合可能に軸棒の外周面に設けられる第3の突起部と、係合部材内に同軸上に固設される角柱状の係止具と、この係止具に対して係止可能にハジキ固定具の端部に形成される角孔と、第3のスリットの端部から円周方向に沿って設けられる係合孔と、を備え、この係合孔は、内部に配置された第3の突起部が係合部材の回動に伴って相対的に円周方向へ移動可能に形成されたことを特徴とするものである。
このような構造の傘においては、請求項3記載の発明の作用を有することに加え、ハジキ固定具と軸棒の間に突起部を設けるための空間を要しないという作用を有する。また、軸棒の第3の突起部と係合部材の第3のスリットがそれぞれ錠及び鍵として機能する。
以上説明したように、本発明の請求項1記載の傘によれば、軸棒から柄を取り外すことで盗難を防ぐことができる。さらに、ハジキを操作不能な状態にして柄を軸棒から取り外すと、その柄を再び軸棒に取り付けて回動しない限り、元の状態に戻せないため、より確実に盗難を防ぐことができる。また、柄を取り外して手元に持っておくことにより、傘の置き忘れを防ぐことができる。
本発明の請求項2記載の傘によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、軸棒から柄を取り外すという簡単な操作によって、盗難を確実に防止できるという効果を奏する。
本発明の請求項3記載の傘によれば、請求項1記載の発明よりもさらに盗難を防止する効果が大きい。また、ハジキ固定具と係合部材の構造が簡単であるため、安価に製造することができる。
本発明の請求項4記載の傘によれば、請求項3記載の発明よりもさらに小型化や軽量化が可能である。
本発明の実施の形態に係る傘の実施例1の外観斜視図である。 (a)及び(b)はそれぞれ実施例1の傘を構成する軸棒及び柄の部分拡大図である。 (a)及び(b)は図2(a)におけるA−A線矢視断面を含む斜視図である。 (a)は図2(a)に示したハジキ固定具の部分拡大図であり、(b)は図2(b)に示した柄取り外しボタンを拡大した斜視図である。 図2(a)におけるB−B線矢視断面の一部を拡大した図である。 (a)及び(b)は図5において柄取り外しボタンの近傍を拡大した図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る傘の実施例2を構成する軸棒及びハジキ固定具の外観斜視図である。 実施例3の傘を構成する係合部材、係止具及び柄の外観斜視図である。 (a)及び(b)はそれぞれ図8に示した係合部材及び係止具の拡大図である。 実施例2の傘において軸棒と柄の連結状態を示す縦断面の一部を拡大した図である。 (a)及び(b)は図10において柄取り外しボタンの縦断面が含まれる平面で切断するとともに、柄取り外しボタンの近傍を拡大して示した図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る傘の実施例3を構成する軸棒の一部及び柄の外観を示す斜視図である。 (a)は実施例3の傘を構成するハジキ固定具の外観斜視図であり、(b)は図13(a)におけるD−D線矢視断面図である。 (a)は実施例3の傘を構成する係合部材の外観斜視図であり、(b)は図14(a)におけるE−E線矢視断面図である。 (a)は図12(a)におけるC−C線矢視断面図であり、(b)は実施例3の傘において軸棒と柄の連結状態を示す縦断面の一部を拡大した図である。 実施例3の傘において軸棒と柄の連結状態を示す縦断面の一部を拡大した図である。 従来技術に係る傘の柄着脱装置の一部断面斜視図である。 従来技術に係る傘の施錠装置の斜視図である。
本発明は軸棒と柄に特徴的な構造を有するものである。以下、その構造と、それによって発揮される作用及び効果について、図1乃至図16を参照しながら具体的に説明する。
本実施例の傘について図1乃至図6を用いて説明する(特に、請求項1及び請求項3に対応)。なお、図3ではスペーサの図示を省略し、図5では、ハジキの図示を省略している。
図1に示すように、本実施例の傘は、石突1が設けられて閉塞された先端部に円盤状の上ろくろ(図示せず)が貫通固定された円筒状の軸棒3に対し、下ろくろ2が摺動自在に外嵌されるとともに、開口する基端部3aに対して柄4が着脱自在に取り付けられた構造となっている。
上ろくろの外周には、複数の親骨5が基端を傾動自在に連結されるとともに、軸棒3を中心として等角度間隔で放射状をなすように配置されている。また、親骨5には傘布6が張設されており、親骨5の長さ方向の略中間と下ろくろ2の外周には複数の受骨(図示せず)の両端がそれぞれ回動自在に連結されている。さらに、略円柱状をなす柄4の側面には、後述の柄取り外しボタン7が設置されており、軸棒3の基端部3aの近傍には、ハジキ8が設置されている。
図2(a)に示すように、軸棒3の内部には略円柱状のハジキ固定具9が同軸上に、かつ、外周面にハジキ8を当接可能に設置されている。そして、ハジキ固定具9は、軸棒3の内周面とハジキ固定具9の外周面の間に設置されるスペーサ10によって回動自在に保持されている。また、軸棒3には、その円周方向に沿ってガイド溝11bが形成されるとともに、軸方向に沿って基端部3aの端縁からガイド溝11bの一端に達するガイド溝11aが形成されている。
さらに、ガイド溝11bの他端には、後述するように係止孔11c(図6(a)参照)が設けられている。なお、係止孔11cは柄取り外しボタン7の係止部7d(図4(b)参照)に係止可能に形成され、ガイド溝11bの幅は柄取り外しボタン7の係止部7dの幅(係止孔11c内に配置された状態において軸棒3の軸方向に沿った長さ)よりも狭くなるように形成されている。
ハジキ8は、ボタン8aと係止部8bと弾性部材(図示せず)からなり、軸棒3の基端部3aの近傍に設けられた溝部12に収納されている。ボタン8a及び係止部8bは溝部12の内部において軸棒3の半径方向へ移動可能に設置され、弾性部材によって溝部12から突出する方向へ付勢されている。そして、係止部8bは、閉傘時に溝部12から突出した状態で下ろくろ2に係止可能に配置されている。
なお、弾性部材の付勢力に抗してボタン8aを押し下げると、係止部8bは溝部12に没入する。その結果、下ろくろ2から係止部8bが外れて、開傘可能な状態になる。また、ハジキ固定具9の側面には、回動されることにより溝部12と重なってハジキ8を没入可能に凹部9aが設けられている。
図2(b)に示すように、柄4の一端には、軸棒3の基端部3aを挿入可能に受入孔4aが形成されており、受入孔4aの内部には、ハジキ固定具9に外挿可能に、かつ、スペーサ10の内部へ挿入可能に略円筒状の係合部材13が柄4と同軸上に固設されている。そして、係合部材13の端縁から軸方向に沿って所定の長さを有する複数のスリット13aが形成されている。
柄4の側面にはボタン孔4b(図6参照)が設けられており、柄取り外しボタン7は柄4の半径方向に対して移動自在にボタン孔4bに設置されている。なお、本実施例では柄取り外しボタン7の一部がボタン孔4bの内部に収納されているが、このような構造に限らず、例えば、柄4の側面から突出しないように柄取り外しボタン7の全体がボタン4bの内部に収納されていても良い。
ハジキ固定具9の動作について図3を用いて説明する。なお、図3は図2(a)におけるA−A線矢視断面図であり、図3(b)は図3(a)においてハジキ固定具9を軸棒3の基端部3a側から見て時計周りに略90°回動させた状態を示している。
図3(a)に示すように、ハジキ固定具9の凹部9aの位置が軸棒3の溝部12から外れていると、ボタン8aと係止部8bとの連結部分8cがハジキ固定具9の外周面に当接し、ハジキ8は軸棒3の半径方向に対して移動不能となる。この場合、係止部8bを下ろくろ2から外すことができないため、閉傘状態が維持される。
一方、図3(b)に示すように、ハジキ固定具9が回動されることによって凹部9aが軸棒3の溝部12と重なると、ハジキ8は軸棒3の半径方向に対して移動可能となる。この場合、ボタン8aを押して係止部8bを凹部9aに没入させることにより、係止部8bが下ろくろ2から外れて、開傘可能な状態となる。
図4(a)に示すように、ハジキ固定具9の外周面には、係合部材13(図2(b)参照)が外挿時された際にスリット13a(図2(b)参照)に対して係合可能に、複数の突起部9cが設けられている。また、スペーサ10は、突起部9cを覆うとともに、外周面10cが軸棒3の内周面に当接した状態で回動自在に設置されている。
すなわち、本実施例においては、ハジキ固定具9の突起部9cと係合部材13のスリット13aが、柄4とハジキ固定具9を一体的に回動可能に連結する連結手段として機能する。
スペーサ10の外周面にはボタン固定孔10aが形成されるとともに、端縁10dからボタン固定孔10aにかけてガイド溝11aと同じ長さを有するガイド溝10bが軸方向に沿って形成されている。
また、図4(b)に示すように、柄取り外しボタン7は、圧縮コイルばね7aが外挿されるガイド部7bの両端にそれぞれ操作部7cと係止部7dが設けられた構造となっている。そして、ガイド部7bは圧縮コイルばね7aが抜け落ちないように操作部7c及び係止部7dよりも細く形成されるとともに、ガイド溝10b及びガイド溝11a,11bの幅よりも細く形成されている。
ハジキ固定具9のすべての突起部9cに対してすべてのスリット13aが対応するように、軸棒3に対する係合部材13の回動角度を調整するとともに、スペーサ10のガイド溝10bの位置を軸棒3のガイド溝11a(図2(b)参照)に合わせると、柄取り外しボタン7のガイド部7bが軸棒3のガイド溝11a内を移動してガイド溝11bに達するまで、柄4の受入孔4aに軸棒3の基端部3aを挿入することができる。
この状態から柄4を回動させて柄取り外しボタン7のガイド部7bを軸棒3のガイド溝11bに沿って係止孔11cまで移動させると、図5に示すように、ハジキ固定具9の凹部9aが軸棒3の溝部12に重なるとともに、柄取り外しボタン7の係止部7dが軸棒3の係止孔11cに係止することにより柄4が軸棒3に固定される。この場合、前述したようにハジキ8のボタン8aを押すことにより、開傘することができる。
なお、ハジキ固定具9は、スペーサ10だけでなく、その外周面と軸棒3の内周面の間に設置される円筒状のスペーサ14によっても回動自在に保持されている。
図6(a)は、柄取り外しボタン7の係止部7dが軸棒3の係止孔11cに係止することにより、柄4が軸棒3に固定された状態を示している。すなわち、本実施例では、柄取り外しボタン7が、柄4に対して抜け防止手段及び回動防止手段として機能する。
また、操作部7cは、ボタン孔4bの段付き部と操作部7cの間に設置される圧縮コイルばね7aによりボタン孔4bから押し出される方向へ付勢されている。すなわち、柄取り外しボタン7は係止孔11cから係止部7dが勝手に外れないような構造となっている。
図6(a)に示した状態から、柄取り外しボタン7の操作部7cを押して係止部7dを軸棒3の係止孔11cから外すと、柄4は軸棒3に対して回動可能となる。そこで、柄4を回動させてガイド部7bを軸棒3のガイド溝11bに沿ってガイド溝11aまで移動させると、図6(b)に示すように、柄4は軸棒3に対して軸方向へ移動可能になるとともに、ハジキ固定具9の凹部9aが軸棒3の溝部12から外れるため、ハジキ8の連結部分8cがハジキ固定具9の外周面に当接する。この場合、ハジキ8のボタン8aを押して係止部8bを下ろくろから外すことができないため、閉傘状態が維持される。
上記構造の傘では、軸棒3から柄4を取り外すことで、盗難を防ぐことができる。また、軸棒3に取り付けた柄4を回動させることにより、ハジキ8の操作可能な状態と操作不能な状態を容易に切り替えることができる。特に、ハジキ8を操作不能な状態にして柄4を軸棒3から取り外すと、その柄4を再び軸棒3に取り付けて回動しない限り、元の状態に戻せないため、盗難を確実に防ぐことができる。さらに、軸棒3から取り外した柄4が手元に残るので、傘の置き忘れを防ぐことができる。
また、係合部材13のスリット13aと、これに係合するハジキ固定具9の突起部9cの組み合わせは無数に存在するため、正しい組み合わせを特定して係合部材13とハジキ固定具9を複製することは困難である。従って、ハジキ固定具9の突起部9c及び係合部材13のスリット13aが錠及び鍵として機能する。
そして、本発明の傘によれば、ハジキ固定具9と係合部材13の構造が簡単であるため、安価に製造することが可能である。さらに、柄4が柄取り外しボタン7によって軸棒3に固定されており、柄4が軸棒3から不用意に外れるおそれがないため、安全に使用したり、持ち運んだりすることができる。
なお、本発明の傘は本実施例に示した構造に限定されるものではない。例えば、スペーサ10やスペーサ14を設けずに、ハジキ固定具9が、その外周面を軸棒3の内周面に当接した状態で回動自在に設置されていても良い。また、係合部材13のスリット13a及びハジキ固定具9の突起部9cの設置個所や設置個数は本実施例に示した場合に限らず、適宜変更可能である。
加えて、柄取り外しボタン7も本実施例に示したものに限定されない。例えば、ノック式ボールペンのノック部分の機構を柄取り外しボタン7に適用し、1度押すと、係止部7dが突出して軸棒3の係止孔11cに係止するとともに、もう1度押すと、係止部7dが退行して軸棒3の係止孔11cから外れる構造とすることもできる。この場合、軸棒3のガイド溝11a,11b及びスペーサ10のボタン固定孔10aやガイド溝10bを設ける必要がない。従って、軸棒3やスペーサ10の加工コストを安くすることができる。
本実施例の傘について図7乃至図11を用いて説明する(特に、請求項4に対応)。なお、図1乃至図6に示した構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例の傘は、実施例1の傘において、ハジキ固定具9の端部9bの外周面に突起部9cが設けられる代わりに、軸棒3の基端部3aの外周面に複数の突起部3bが設けられた構造となっている(図7(a)及び図7(b)参照)。
ハジキ固定具9はスペーサ10,14の代わりに、スペーサ15(図10参照)によって軸棒3の内部で回動自在に保持されている。また、柄4の内部には六角柱状の係止具16(図8及び図9(b)参照)が同軸上に固設されており、ハジキ固定具9の端部9bには係止具16に係止可能な六角孔9dが形成されている(図7(b)参照)。さらに、スリット13aの端部には、軸棒3の各突起部3bにそれぞれ対応するようにガイド孔13b(図9(a)参照)が円周方向に沿って設けられている。そして、スペーサ15の外周面には、一端から他端に至るガイド溝15a(図11(b)参照)が軸方向に対して平行に、かつ、軸棒3の半径方向に見て突起部3bと重ならないように形成されている。
なお、図7(b)及び図10では、ハジキ固定具9の長さが実施例1の場合よりも短くなっているが、必ずしもこのような構造にする必要はなく、ハジキ固定具9の長さは適宜変更可能である。
本実施例の傘では、軸棒3のすべての突起部3bに対してすべてのスリット13aが対応するように、軸棒3に対する係合部材13の回動角度を調整すると、ガイド部7b(図11(b)参照)を案内するスペーサ15のガイド溝15aと軸棒3のガイド溝11a(図11(b)参照)が重なるとともに、ガイド部7bがガイド溝15aとガイド溝11aに沿って案内されるように柄取り外しボタン7が柄4の側面に配置されている。
この場合、柄取り外しボタン7のガイド部7bが軸棒3のガイド溝11a内を移動してガイド溝11bに達するまで柄4の受入孔4aに軸棒3の基端部3aを挿入することができる。
次に、この状態から柄4を回動させて柄取り外しボタン7のガイド部7bを軸棒3のガイド溝11bに沿って係止孔11cまで移動させると、図10に示すように、ハジキ固定具9の凹部9aと軸棒3の溝部12の位置が一致するとともに、係止具16がハジキ固定具9の六角孔9dに係止する。そして、図11(b)に示すように、柄取り外しボタン7の係止部7dが軸棒3の係止孔11cに係止して軸棒3に対する柄4の回動が拘束される。すなわち、柄4が軸棒3から取り外し不能になるとともに、傘は開閉自在な状態となる。
図11(a)は、柄取り外しボタン7の係止部7dが軸棒3の係止孔11cに係止することにより、軸棒3に対する柄4の回動が拘束された状態を示している。また、操作部7cは、ボタン孔4aの段付き部と操作部7cの間に設置される圧縮コイルばね7aによりボタン孔4bから押し出される方向へ付勢されている。すなわち、柄取り外しボタン7は係止孔11cから係止部7dが勝手に外れないような構造となっている。
図11(a)の状態において、柄取り外しボタン7の操作部7cを押して係止部7dを軸棒3の係止孔11cから外すと、柄4は軸棒3に対して回動可能となる。そこで、柄4を回動させてガイド部7bを軸棒3のガイド溝11bに沿ってガイド溝11aまで移動させると、図11(b)に示すように、柄4は軸棒3に対して軸方向へ移動可能になるとともに、ハジキ固定具9の外周面に連結部分8cが当接することにより、ハジキ8が軸棒3の半径方向に対して移動不能な状態となる(図3(a)参照)。これにより、柄4が軸棒3から取り外し可能になるとともに、傘は勝手に開くことができない状態となる。
以上説明したように、本発明の傘によれば、実施例1のようにハジキ固定具9と軸棒3の間に突起部9cを設けるための空間が不要であるため、実施例1の場合よりも小型化や軽量化を図ることができる。また、軸棒3の突起部3bと係合部材13のスリット13a及びガイド孔13bがそれぞれ錠及び鍵として機能する。さらに、ハジキ固定具9と係合部材13の構造が簡単であるため、製造コストを安くすることが可能である。
なお、本発明の傘は本実施例に示した構造に限定されるものではない。例えば、スペーサ15を設けずに、ハジキ固定具9が、その外周面を軸棒3の内周面に当接した状態で回動自在に設置された構造としても良い。また、係止具16を六角柱以外の角柱とすることもできる。そして、この係止具16に係止可能な形状であれば、ハジキ固定具9の端部9bには六角孔9d以外の角孔を形成しても良い。
さらに、係合部材13のスリット13aやガイド孔13b及び軸棒3の突起部3bの設置個所や設置個数は本実施例に示した場合に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
本実施例の傘について図12乃至図16を用いて説明する(特に、請求項2に対応)。なお、図16は図15(b)における切断面と直交する切断面をハジキ8側から見た図である。そして、図15(b)は柄4に軸棒3が差し込まれる途中の状態を示し、図16は柄4に軸棒3が完全に差し込まれた状態を示している。また、図1乃至図11に示した構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図12(a)に示すように、本実施例の傘は実施例2の傘とは異なり、軸棒3の外周面にガイド溝11a,11b及び係止孔11cが設けられていない。また、図12(b)に示すように、柄4の側面に柄取り外しボタン7の代わりに柄取り外しボタン17が取り付けられている。そして、図13に示すように、ハジキ固定具9の代わりにハジキ固定具18を備えたことを特徴とする。
図13(a)及び図13(b)に示すように、ハジキ固定具18は、略棒状をなし、端部19aにガイド溝19bが設けられた本体19と、この本体19の内部に設置されるラック20、ピニオン21及び圧縮コイルばね22によって構成されている。
また、ピニオン21は回転軸21aが本体19の長手方向に対して直交するように設置されており、ラック20は先端部20aが本体19から突出するとともに、基端部20bが圧縮コイルばね22を介して本体19の端部19aに連結されている。すなわち、ラック20は圧縮コイルばね22によって先端部20aが本体19から突出する方向へ付勢されるとともに、ピニオン21に噛合した状態で本体19の長手方向に対して進退自在に設置されている。
図14(a)及び図14(b)に示すように、係合部材13の内部には軸方向に対して平行にラック23が設置されている。そして、ラック23には、柄4に軸棒3を差し込んだ際にピニオン21と噛合するように、歯23bが端部23aから所定の長さにわたって形成されている。なお、本実施例では実施例2とは異なり、係合部材13にガイド孔13bは設けられていない。
図15(a)に示すように、軸棒3の内部には、ハジキ固定具18がハジキ8の連結部分8cに対してラック20の先端部20aを当接可能に同軸上に、かつ、回転不能に設置されている。すなわち、軸棒3に柄4が取り付けられていない状態では、ハジキ8を押し下げられない構造となっている。
また、軸棒3のすべての突起部3b(図12(a)参照)にすべてのスリット13a(図14参照)が対応するように、軸棒3に対する係合部材13の回動角度を調整すると、柄4の受入孔4a(図12(b)参照)に対して軸棒3の基端部3aが差し込み可能な状態になる。そこで、柄4の受入孔4aに軸棒3の基端部3aを差し込むと、図15(b)に示すように、ラック23が本体19のガイド溝19b(図13(a)参照)によって案内され、ピニオン21に噛合する。
図15(b)の状態から柄4へ軸棒3をさらに差し込むと、ラック23はハジキ固定具18に対して矢印Fの方向へ相対的に移動するため、ラック23に噛合するピニオン21は矢印Gの方向へ回転する。これにより、ピニオン21に噛合するラック20はハジキ固定具18の本体19に対して矢印Fの逆方向へ相対的に移動する。
そして、柄4へ軸棒3を完全に差し込むと、ラック20は先端部20aがハジキ8の連結部分8cに当接しなくなる位置まで移動する。これにより、ハジキ8は押し下げ可能な状態となる。
一方、軸棒3を柄4から抜き出す方向へ移動させると、ラック23はハジキ固定具18に対して矢印Fの逆方向へ相対的に移動し、ピニオン21は矢印Gの逆方向へ回転するため、ラック20はハジキ固定具18の本体19に対して矢印Fの方向へ相対的に移動する。
そして、軸棒3を柄4から完全に抜き出すと、ラック20は先端部20aがハジキ8の連結部分8cに当接する位置まで移動する。この場合、ハジキ8を押し下げることができないため、開傘不能な状態になる。
図16に示すように、柄取り外しボタン17は、圧縮コイルばね17aが外挿されるガイド部(図示せず)の両端にそれぞれ操作部17bと係止部17cが設けられた構造であり、柄4に軸棒3が完全に差し込まれた状態において係止部17cが係合部材13のスリット13aに係止するように柄4に設置されている。
また、柄取り外しボタン17は、前述した公知のノック式ボールペンのノック部分と同様の機構を有している。すなわち、操作部17bを1度押すと、係止部17cが柄4の内部へ突出して係合部材13のスリット13aに係止し、操作部17bをもう1度押すと、係止部17cが退行して係合部材13のスリット13aから外れる構造となっている。
上記構造の傘では、軸棒3に柄4を取り付けると、ハジキ8が操作可能な状態になり、軸棒3から柄4を取り外すと、ハジキ8が操作不能な状態になる。また、軸棒3の突起部3bと係合部材13のスリット13aがそれぞれ錠及び鍵として機能する。
従って、実施例1や実施例2の場合よりもさらに簡単な「軸棒3から柄4を取り外す」という操作のみによって、傘の盗難を確実に防ぐことができる。また、軸棒3から取り外した柄4が手元に残るので、傘の置き忘れを防ぐこともできる。
さらに、柄4が柄取り外しボタン17によって軸棒3に固定されるため、柄4が軸棒3から不用意に外れるおそれがない。従って、安全に使用したり、持ち運んだりすることができる。
なお、本実施例では、ラック20がピニオン21と軸棒3の内周面で挟まれた状態で支持されているが、このような構造に限らず、例えば、ハジキ固定具18によって支持された構造であっても良い。また、ピニオン21がラック20の自重によって容易に回転しない程度にピニオン21とラック20の間の摩擦力が大きい場合には、圧縮コイルばね22は省略しても良い。
請求項1乃至請求項4に記載の傘は、雨傘に限らず、日傘に対しても同様に適用可能である。
1…石突 2…下ろくろ 3…軸棒 3a…基端部 3b…突起部 4…柄 4a…受入孔 4b…ボタン孔 5…親骨 6…傘布 7…柄取り外しボタン 7a…圧縮コイルばね 7b…ガイド部 7c…操作部 7d…係止部 8…ハジキ 8a…ボタン 8b…係止部 8c…連結部分 9…ハジキ固定具 9a…凹部 9b…端部 9c…突起部 9d…六角孔 10…スペーサ 10a…ボタン固定孔 10b…ガイド溝 10c…外周面 10d…端縁 11a,11b…ガイド溝 11c…係止孔 12…溝部 13…係合部材 13a…スリット 13b…ガイド孔 14…スペーサ 15…スペーサ 15a…ガイド溝 16…係止具 17…柄取り外しボタン 17a…圧縮コイルばね 17b…操作部 17c…係止部 18…ハジキ固定具 19…本体 19a…端部 19b…ガイド溝 20…ラック 20a…先端部 20b…基端部 21…ピニオン 21a…回転軸 22…圧縮コイルばね 23…ラック 23a…端部 23b…歯 100…傘本体 110…中棒 111…係止ピン 200…柄 210…受入孔 211…案内溝 220…補助筒 230…カム溝 300…第1の付勢手段 400…第2の付勢手段 500…柄 600…ダイヤル式シリンダー錠

Claims (4)

  1. 石突が設けられて閉塞された先端部に上ろくろが貫通固定されるとともに、開口する基端部の近傍に溝部が設けられた円筒状の軸棒と、この軸棒に対して摺動自在に外嵌される下ろくろと、この下ろくろに係止して閉傘状態を維持可能に前記溝部内に設置されるハジキと、前記軸棒の前記基端部に着脱自在に取り付けられる柄と、を備えた傘において、
    前記ハジキに対して当接可能に前記軸棒内に設置されるハジキ固定具と、
    このハジキ固定具に対して係合可能に形成されて前記柄の内部に同軸上に固設される円筒状の係合部材と、を備え、
    前記ハジキ固定具は、前記係合部材の動作に連動して前記ハジキに当接する箇所が前記軸棒内で移動し、前記ハジキに対する当接状態を解除可能に形成されたことを特徴とする傘。
  2. 前記係合部材には第1のスリットが設けられ、
    前記ハジキ固定具は、棒状をなす本体と、長手方向へ回転軸が直交するように、この本体に支持されるピニオンと、このピニオンに噛合した状態で前記本体の長手方向へ対して進退自在に設置される第1のラックと、からなり、
    前記係合部材の前記第1のスリットに対して係合可能に前記軸棒の外周面に設けられる第1の突起部と、
    前記係合部材の内部に前記軸方向に対して平行に設置される第2のラックと、を備え、
    前記係合部材は前記ハジキ固定具を内挿可能に形成され、
    前記ハジキ固定具は前記第1のラックの先端部を前記ハジキに対して当接可能に設置され、
    前記第2のラックは、前記ハジキ固定具の前記係合部材への内挿に伴って、前記ピニオンを介して前記第1のラックを前記ハジキに対する当接状態が解除される方向へ移動可能に設置されたことを特徴とする請求項1記載の傘。
  3. 前記ハジキ固定具は円柱状をなし、外周面を前記ハジキに対して当接可能に前記軸棒と同軸上に配置されるとともに、回動されることにより前記溝部と重なって前記ハジキを没入可能に凹部が側面に設けられ、
    前記係合部材には第2のスリットが設けられ、
    前記ハジキ固定具の前記外周面には、この第2のスリットに対して係合可能に第2の突起部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の傘。
  4. 前記係合部材には第3のスリットが設けられ、
    前記第2の突起部の代わりに、この第3のスリットに対して係合可能に前記軸棒の外周面に設けられる第3の突起部と、
    前記係合部材内に同軸上に固設される角柱状の係止具と、
    この係止具に対して係止可能に前記ハジキ固定具の端部に形成される角孔と、
    前記第3のスリットの端部から円周方向に沿って設けられる係合孔と、を備え、
    この係合孔は、内部に配置される前記第3の突起部が前記係合部材の回動に伴って相対的に円周方向へ移動可能に形成されたことを特徴とする請求項3記載の傘。


JP2012002515A 2012-01-10 2012-01-10 Expired - Fee Related JP5038535B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002515A JP5038535B1 (ja) 2012-01-10 2012-01-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002515A JP5038535B1 (ja) 2012-01-10 2012-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5038535B1 true JP5038535B1 (ja) 2012-10-03
JP2013141507A JP2013141507A (ja) 2013-07-22

Family

ID=47087546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012002515A Expired - Fee Related JP5038535B1 (ja) 2012-01-10 2012-01-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5038535B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101888493B1 (ko) * 2017-08-28 2018-08-16 김소현 우산지지대 및 분리가능한 우산

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0856722A (ja) * 1994-08-23 1996-03-05 Masahiko Kurose
JPH1085016A (ja) * 1996-09-11 1998-04-07 Kohei Murata 盗難防止用傘
JP2003138824A (ja) * 2001-11-06 2003-05-14 Akihiko Suzuki 傘の施錠装置
JP2009136428A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Mizuo Masuda 傘の柄着脱装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0856722A (ja) * 1994-08-23 1996-03-05 Masahiko Kurose
JPH1085016A (ja) * 1996-09-11 1998-04-07 Kohei Murata 盗難防止用傘
JP2003138824A (ja) * 2001-11-06 2003-05-14 Akihiko Suzuki 傘の施錠装置
JP2009136428A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Mizuo Masuda 傘の柄着脱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013141507A (ja) 2013-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9850691B2 (en) Lock device for opening/closing body
US7426841B2 (en) Lock having slidable box
US20080110216A1 (en) Combination cam lock with improved combination change mode
US9284749B2 (en) Door lock assembly
JPH10184115A (ja) ハンドル装置
US20170275914A1 (en) Privacy lock mechanism
AU2012210778A1 (en) Padlock
JP5038535B1 (ja)
US8245547B1 (en) Padlock
US10638721B2 (en) Pet cage door
AU2009201742B2 (en) Padlock having a preloaded locking member
CA2595683A1 (en) Needle assembly including obturator with safety reset
JP5165612B2 (ja) 自転車用錠
US3149871A (en) Hand hold face opening and spindle device for insertion or removal of button-operated mechanism
JP2003138824A (ja) 傘の施錠装置
KR100712479B1 (ko) 회전 기능과 록킹 수단을 갖는 우산
JP4478620B2 (ja) サムターンユニット
KR100834810B1 (ko) 자동 잠금 기능을 갖는 기계식 도어 로크 장치
JP5508234B2 (ja) メカニカルキーユニット
TWI375748B (ja)
JP5114467B2 (ja) サムターンユニット
JP4832216B2 (ja) サムターン
KR200486898Y1 (ko) 미닫이 창호용 핸들장치
JP3992672B2 (ja) 押しボタン錠装置
JP3165641U (ja) ダイヤル式錠

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees