JP5037971B2 - 監視装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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本発明は、監視装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、不正電波を正確に検出できるようにした監視装置および方法、並びにプログラムに関する。
遊技店において、遊技台の近傍で、不正な電波を発生させることにより、大当たりの確率を変動させるなどして、不正に遊技媒体を払い出させるといった犯罪が後を絶たない。
そこで、複数の遊技台が設置された遊技店において、不正電波発生器から電波を発生させて遊技台に誤動作を生じさせて利益を得る不正行為を遊技台毎に監視する技術が提案されている(特許文献1参照)。
ところで、遊技店内には遊技台、計数機などの遊技店設置機器及び店員が所有する業務連絡用無線装置(インカム、PHSなど)、遊技客が所有する携帯電話などにより様々な電波が混在している。この為、上述した特許文献1に代表される電波検出手段おいては、不正電波発生器から発生される電波の電波特性と同一の電波特性を持つ電波のみを検出して発報している。
特開2001−46709号公報
しかしながら、上述した様に遊技店内には様々な電波特性を持つ多数の電波が存在している為、不正電波発生器から発生した電波のみを検出する事は困難であり不正電波と類似した電波特性の電波を検出することにより、誤発報してしまうことがあった。
また、誤発報による店員の該当遊技台への緊急出動を嫌う遊技店においては不正電波検出手段を無効とする事で誤発報による店員の業務負荷を軽減しようとする遊技店もあり、本来の不正電波を監視する機能を十分に果たす事ができていなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、不正電波のみを正確に検出できるようにするものである。
本発明の一側面の監視装置は、複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出手段と、前記電波検出手段により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶手段と、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定手段と、前記大量払出判定手段により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定手段と、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定手段と、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報手段とを含み、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、前記大量払出判定手段は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、前記不正判定手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、前記大量払出判定手段は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、前記不正判定手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定手段により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台の遊技動作を禁止させる遊技禁止指示手段をさらに含ませるようにすることができる。
前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台に対応付けられている球貸機の球貸動作を禁止させる球貸禁止指示手段をさらに含ませるようにすることができる。
前記発報手段には、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台のランプ、または、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台に対応する台間球貸機のランプを所定の間隔で発光させることにより、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報させるようにすることができる。
本発明の一側面の監視方法は、複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出ステップと、前記電波検出ステップの処理により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶ステップと、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定ステップと、前記大量払出判定ステップの処理により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定ステップと、前記記憶ステップの処理で記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定ステップと、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報ステップとを含み、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定ステップの処理により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
本発明の一側面のプログラムは、複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出ステップと、前記電波検出ステップの処理により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶ステップと、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定ステップと、前記大量払出判定ステップの処理により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定ステップと、前記記憶ステップの処理で記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定ステップと、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報ステップとを含む処理をコンピュータに実行させ、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定ステップの処理により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
本発明の一側面の監視装置および方法、並びにプログラムにおいては、複数の遊技台毎に電波が検出され、検出された時刻が、前記遊技台と対応付けて記憶され、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かが判定され、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングが推定され、記憶されている情報に基づいて、大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かが判定され、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことが発報され、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定され、記憶されている情報に基づいて、大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かが判定され、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定され、記憶されている情報に基づいて、大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かが判定される。
本発明の一側面の監視装置における、複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出手段とは、例えば、電波検出部であり、前記電波検出手段により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶手段とは、例えば、電波検出結果DBであり、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定手段とは、例えば、所定時間払出不正判定部、または大当たり状態取得部であり、前記大量払出判定手段により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定手段とは、例えば、大量払出タイミング推定部であり、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定手段とは、例えば、不正払出判定部、または、大当たり直前不正判定部であり、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報手段とは、例えば、警告指示部である。
すなわち、電波検出結果DBが、前記電波検出手段により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶しているので、所定時間払出不正判定部、または大当たり状態取得部が、遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定し、電波検出結果DBにアクセスして、大量払出状態である遊技台について、大量払出状態であると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていれば、その電波により大量払出状態となっている可能性が高いので、不正な電波が発生されたものとみなし、不正電波が発生したことを発報するようにした。
結果として、遊技台において、不正に遊技媒体を払い出させるような不正電波のみを正確に検出することが可能となる。
本発明によれば、遊技台において、不正に遊技媒体を払い出させるような不正電波のみを正確に検出することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
すなわち、本発明の一側面の監視装置は、複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出手段(例えば、図2の電波検出部191)と、前記電波検出手段により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶手段(例えば、図2の電波検出結果DB164)と、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定手段(例えば、図2の所定時間大量払出判定部172、または、大当たり情報取得部161)と、前記大量払出判定手段により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定手段と(例えば、図2の大量払出タイミング推定部173)、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定手段(例えば、図2の大量払出不正判定部174、または、大当たり不正判定部171)と、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報手段(例えば、図2の警告指示部165)とを含み、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、前記大量払出判定手段は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、前記不正判定手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、前記大量払出判定手段は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、前記不正判定手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定手段により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台の遊技動作を禁止させる遊技禁止指示手段(例えば、図2の遊技禁止指示部211a)をさらに含ませるようにすることができる。
前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台に対応付けられている球貸機の球貸動作を禁止させる球貸禁止指示手段(例えば、図2の禁止部192a)をさらに含ませるようにすることができる。
本発明の一側面の監視方法は、複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出ステップ(例えば、図5のステップS51)と、前記電波検出ステップの処理により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶ステップ(例えば、図5のステップS62)と、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定ステップ(例えば、図6のステップS85,S90)と、前記大量払出判定ステップの処理により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定ステップ(例えば、図6のステップS91)と、前記記憶ステップの処理で記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定ステップ(例えば、図6のステップS92,S97)と、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報ステップ(例えば、図6のステップS93)とを含み、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定ステップの処理により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
図1は、本発明に係る遊技店の監視システムの一実施の形態の構成を示す図である。
遊技店1−1乃至1−nは、いわゆるパチンコ店、パチスロ店、または、カジノ店である。また、これらの遊技店1−1乃至1−nは、系列店舗や第3者遊技店管理センタの加盟店であって、複数の店舗を統括的に管理する必要のある店舗である。各遊技店1−1乃至1−nは、第3者遊技店管理バス2により接続されており、それらのバスおよびインターネット等に代表される公衆通信回線網3を介して、相互にそれぞれ第3者遊技店管理情報を授受している。尚、以降において、遊技店1−1乃至1−nのそれぞれについて、特に区別する必要がない場合、単に、遊技店1と称するものとし、その他の構成についても同様に称するものとする。
第3者遊技店管理センタ4は、第3者遊技店管理センタを管理運営する事業者により使用されるサーバであり、第3者遊技店管理データベース(DB)5で管理されている媒体貸出管理情報からなるDBを各遊技店1より供給されてくる情報に基づいて更新すると供に、更新した最新の媒体貸出管理情報を各遊技店1の媒体貸出管理装置25に対して配信する。
遊技島管理装置21は、遊技台36−1乃至36−mが、設置されている島設備ごとに設けられている管理装置であり、アウト球カウンタ38−1乃至38−mより遊技台36を識別する情報と共に供給されてくるアウト球数の情報と、遊技台36より供給されてくる球切カウント数の情報をそれぞれ遊技店管理装置22に供給する。球切カウント数とは、払い出される遊技球が所定の個数毎に切り出されて払い出されるカウント数である。すなわち、一回の球切りで7球であれば、球切カウントが10回で、70球が払い出されている。
遊技店管理装置22は、いわゆるホールコンピュータと呼ばれるものであり、遊技店管理情報バス31を介して遊技台36−1乃至36−mの動作を監視している。遊技店管理装置22は、遊技台36の出玉もしくはメダルの払い出しの情報、各遊技台36−1乃至36−mの遊技者の呼び出し情報、またはエラーの発生などの監視状況に応じて、所定の処理を実行し、実行結果をCRTやLCDなどからなる表示部23に表示する。遊技店管理装置22は、計数機34、貯球払機35、遊技台36−1乃至36−m、および台間球貸機37−1乃至37−mのそれぞれより供給されてくる情報を、それぞれを識別する識別情報(例えば、遊技台番号)とを対応付けて遊技台管理データベース24により管理する。
媒体貸出管理装置25は、精算販売機32、および貸出機33からの情報に基づいて、貸し出される遊技媒体の媒体貸出管理情報を媒体貸出管理データベース27を用いて管理すると供に、媒体貸出管理データベース27に登録されている媒体貸出管理情報を更新する際、その更新情報を、第3者遊技店管理バス2および公衆通信回線網3を介して第3者遊技店管理センタ4に送る。さらに、媒体貸出管理装置25は、第3者遊技店管理バス2および公衆通信回線網3を介して第3者遊技店管理センタ4により供給されてくる媒体貸出管理情報を取得し、媒体貸出管理データベース27に蓄積させる。媒体貸出管理装置25は、所定の処理を実行し、実行結果をCRTやLCDなどからなる表示部26に表示する。
貸出機33は、遊技者が遊技台36で遊技する際、現金やプリペイドカードなどにより所定の金額を受け付けると、金額に応じた個数の遊技媒体を貸し出す。この際、貸出機33は、受け付けた現金やプリペイドカードの残数などの情報と供に、貸し出した遊技媒体の個数の情報を媒体貸出管理装置25に供給する。これにより、媒体貸出管理装置25は、受け付けた現金やプリペイドカードの残数などの情報と供に、貸し出した遊技媒体の個数の情報を媒体貸出管理データベース27に登録する。
精算販売機32は、貸球を借りるための度数をつけてプリペイドカードを販売する。このとき、精算販売機32は、販売したプリペイドカードの度数と払いうけた金額とを媒体貸出管理装置25に供給する。また、精算販売機32は、プリペイドカードなどの度数として貸し出した遊技媒体の残数に基づいて現金を精算して払い出す。このとき、精算販売機32は、プリペイドカードの残数と払い戻した現金の金額を媒体貸出管理装置25に供給する。
計数機34は、遊技者が遊技台36により遊技することにより獲得した遊技媒体の数を、計数し、計数結果を磁気カードやレシートなどとして出力する。
遊技台36−1乃至36−mは、遊技者により所定の操作がなされることにより、遊技を実行し、いわゆる小当たりや大当たりに応じて、遊技球、または、メダルを払い出す。
台間球貸機37−1乃至37−mは、各遊技台36−1乃至36−mに対応して設けられている、いわゆる台間機であり、球貸機(原理的には、貸出機33と同様のもの)が設けられている。
アウト球カウンタ38−1乃至38−mは、遊技台36−1乃至36−mのそれぞれについて、遊技に使用され、入賞せずに排出された遊技球をアウト球としてカウントし、遊技島管理装置21に供給する。尚、以降においては、遊技台36は、パチンコ台(弾球遊技台)である例について説明を進めるものとするが、パチスロ台であってもよいものである。
次に、図2を参照して、監視システムを構成する各機器の詳細な構成について説明する。
遊技台36の遊技制御部211は、遊技台36の動作の全体を制御しており、台間球貸機37より所定数の球貸しが指示されたり、駆動部215により各種の入賞球が検出されると、球切制御部213を制御して、対応する遊技媒体を払い出させる。尚、通常、払い出される遊技球は、払い出される最低数が決められており、例えば、最低球数が7球であった場合、7球が払い出されたところで、遊技球の払い出しを断ち切るような構造となっていることから、最低球数の払い出しは、球切と呼ばれている。従って、球切のカウント数により払い出される遊技球数が決定されることになり、例えば、払い出される遊技球の最低数が7球であったとすると、球切のカウント数が2回の場合、14(=7×2)球が払い出されていることになる。
また、大当たり制御部212より大当たり状態に移行したことが通知されると、遊技台における各種の動作を実行する駆動部215に対して大当たり状態における動作を実行させる。また、遊技店管理装置22より遊技動作の禁止が指示されると、遊技禁止指示部211aを制御して、駆動部215に対して遊技動作を禁止させ、さらに、台ランプ214を制御して不法電波の検出などを示す情報を発光により表示させる。
大当たり制御部212は、駆動部215の状態により、すなわち、遊技球の入賞状況により大当たり状態を抽選し、抽選結果として大当たり状態となった場合、その旨を遊技制御部211に供給すると共に遊技台IDと共に遊技店管理装置22に供給する。球切制御部213は、遊技制御部211により制御され、払い出した遊技球数を示す球切カウント数を遊技台36を識別する遊技台IDと共に遊技島管理装置21に供給する。
遊技島管理装置21のアウト球数受信部101は、アウト球カウンタ38より供給されてきたアウト球数の情報を受信してアウト球数送信部102に供給する。アウト球数送信部102は、受信されたアウト球数の情報を遊技店管理装置22に供給する。球切カウント数受信部103は、遊技台36より供給されてきた球切カウント数の情報を受信し、球切カウント数送信部104に供給する。球切カウント数送信部104は、受信した球切カウント数の情報を遊技店管理装置22に供給する。
遊技店管理装置22の球数制御部121は、遊技島管理装置21より供給されてくるアウト球数および球切カウント数の情報に基づいて、払い出されている遊技球数の情報を、遊技台IDおよび時刻に対応付けて、遊技台管理DB24の中の球数管理DB141に登録し、順次更新していく。遊技台制御部122は、媒体貸出管理装置25より不正電波が検出されて、該当する遊技台36の遊技を禁止するとき指令を受け取ると共に、該当する遊技台36に対して遊技禁止を指示する。
大当たり情報取得部123は、遊技台36より送信されてくる大当たり情報を受信すると共に大当たり情報管理部124に供給する。大当たり情報管理部124は、大当たり情報を遊技台IDと時刻に対応付けて遊技台管理DB24の大当たり状態管理DB142に遊技台IDと時刻に対応付けて登録する。また、大当たり情報管理部124は、媒体貸出管理装置25より指定された遊技台36の大当たり情報の問合せを受け付けると、大当たり状態管理DB142を検索し、検索結果を媒体情報管理装置25に通知する。
媒体貸出管理装置25の電波検出結果管理部163は、台間球貸機37より電波が検出されるときに供給されてくる電波検出情報を取得し、併せて送信されてくる台間球貸機ID(対応して設けられている遊技台IDに対応するID)および時刻に対応付けて電波検出結果DB164に登録する。従って、電波検出結果DB164には、電波が検出されると、その台間球貸機37を識別する台間球貸機IDに対応付けて電波が検出された時刻が登録される。
大当たり情報取得部161は、所定の時間が経過すると遊技店管理装置22に所定の遊技台IDの大当たり情報を要求すると共に取得し、所定時間内に大当たりがあったか否かを示す大当たり情報を不正判定部162に供給する。不正判定部162は、大当たり情報、電波検出結果、球数情報に基づいて、電波不正が発生しているか否かを判定し、不正電波が発生している場合、警告指示部165を制御して、表示部26に不正電波が検出されたことを表示すると共に、台間球貸機37に球貸しを禁止するように通知し、さらに、遊技店管理装置22に該当する遊技台36の遊技を禁止するように指示する。
大当たり不正判定部171は、電波検出結果DB164にアクセスし、大当たり情報取得部161より大当たり状態である遊技台36の遊技台IDの情報を検索し、大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯(例えば、大当たりになった時刻の前後60秒程度の時間帯)で電波が検出されたか否かを判定することにより、不正電波の有無を判定する。
所定時間大量払出判定部172は、球数情報取得部167により取得される、球数管理DB141における遊技台毎に所定時間あたりの払出数が所定数以上となる大量払出状態であるか否かを判定し、所定数以上である場合、体調払出状態になっていることを大量払出タイミング推定部173に通知する。大量払出タイミング推定部173は、所定時間あたりの払出数を計算した時間帯における、微小時間毎の払出数の変化を求め、所定値以上となるタイミングを、大量払出状態が開始した時刻であるものとして推定し、推定結果を大量払出不正判定部174に供給する。大量払出不正判定部174は、電波検出結果DB164ににアクセスし、大量払出状態であると判定された遊技台36の遊技台IDの情報を検索し、大量払出状態の開始タイミングに基づいて設定される所定時間帯(例えば、払出異常の開始タイミングの前後60秒程度の時間帯)で電波が検出されたか否かを判定することにより、不正電波の有無を判定する。
有価価値媒体制御部166は、台間球貸機37より投入された有価価値媒体や払い出した遊技媒体数の情報を取得し、第3者遊技店管理センタ4に通知する。
球数情報取得部167は、遊技店管理装置22に所定時間内の払い出し球数を示す球数情報を要求し、取得すると共に、不正判定部162に供給する。
台間球貸機37の電波検出部191は、不正電波か、または不正でない電波を検出し、検出した場合、その旨を媒体貸出管理装置25に通知する。遊技媒体払出制御部192は、紙幣識別装置196により正式な紙幣であると認められた紙幣が投入されたことを示す情報が、有価価値媒体投入返却部195より供給され、操作部193が操作されて所定数の媒体の貸出が要求されると、対応する遊技球を払い出すように遊技台36に通知し、払い出した遊技球の情報を表示部194に表示する。このとき、有価価値媒体投入返却部195は、投入された有価価値媒体の金額、釣銭として返却した金額、および払い出される遊技媒体数の情報を媒体貸出管理装置25の送信する。また、遊技媒体払出制御部192は、媒体貸出管理装置25より貸球禁止が指示されると、禁止部192aを制御して、有価価値媒体投入返却部195での有価価値媒体の受け付けを禁止させると共に、遊技台36への払い出しの指示を禁止させる。
次に、図3のフローチャートを参照して、球管理処理について説明する。
ステップS1において、アウト球カウンタ38は、アウト球が発生したか否かを判定し、アウト球が発生するまで、同様の処理を繰り返す。ステップS1において、例えば、アウト球が発生したと判定された場合、ステップS2において、アウト球カウンタ38は、アウト球が発生した遊技台を識別する遊技台IDと共に発生したアウト球数を遊技島管理装置21に供給する。遊技島管理装置21のアウト球数受信部101は、遊技台IDと共に供給されてきたアウト球数の情報を受信し、アウト球数送信部102に供給する。アウト球数送信部102は、遊技台IDと共に供給されてきたアウト球の情報を遊技店管理装置22に送信する。
ステップS21において、遊技店管理装置22の球数制御部121は、アウト球数の情報が送信されてきたか否かを判定する。ステップS21において、例えば、ステップS2の処理により、アウト球数の情報が送信されてきた場合、ステップS22において、球数制御部121は、遊技台管理DB24の球数管理DB141にアクセスし、遊技台IDと共に供給されてきたアウト球数の情報に基づいて、遊技台IDおよび時刻に対応付けて、払い出された球数の情報を更新する。すなわち、球数管理DB141には、遊技台IDに対応付けて、時刻情報と共に、その時点での払い出された球数の情報が登録されている。従って、アウト球の情報が新たに供給されてきた場合、それまでに登録されていた払い出された球数から、供給されてきたアウト球数分減算した値が、その時刻における払い出された球数の情報として新たに登録される。
ステップS11において、球切制御部213は、遊技制御部211からの制御により球切が発生したか否か、すなわち、入賞などによる所定数の遊技媒体の払い出しが発生したか否かを判定し、球切が発生するまで、同様の処理を繰り返す。ステップS11において、例えば、球切が発生した場合、ステップS12において、球切制御部213は、発生した球切のカウント数を遊技台IDと共に遊技島管理装置21に供給する。遊技島管理装置21の球切カウント数受信部103は、遊技台IDと共に供給されてきた球切カウント数の情報を受信し、球切カウント数送信部104に供給する。球切カウント数送信部104は、遊技台IDと共に供給されてきた球切カウント数の情報を遊技店管理装置22に送信する。
ステップS23において、遊技店管理装置22の球数制御部121は、球切カウント数の情報が送信されてきたか否かを判定する。ステップS23において、例えば、ステップS12の処理により、球切カウント数の情報が送信されてきた場合、ステップS24において、球数制御部121は、遊技台管理DB24の球数管理DB141にアクセスし、遊技台IDと共に供給されてきた球切カウント数の情報に基づいて、遊技台IDおよび時刻に対応付けて、払い出された球数の情報を更新する。すなわち、球数管理DB141には、遊技台IDに対応付けて、時刻情報と共に、その時点での払い出された球数の情報が登録されている。従って、球切カウント数の情報が新たに供給されてきた場合、それまでに登録されていた払い出された球数に、供給されてきた球切カウント数分の球数を加算した値が、その時刻における払い出された球数の情報として新たに登録される。
ステップS21,S23において、アウト球数および球切カウント数が送信されてこない場合、ステップS21,S23の処理が繰り返される。
以上の処理により遊技台管理DB24の球数管理DB141には、遊技台IDに対応付けて、時刻毎の払い出された遊技球数の総数がデータベースとして登録されていく。
次に、図4のフローチャートを参照して、大当たり情報管理処理について説明する。
ステップS31において、大当たり制御部212は、入賞などにより大当たり抽選を実行し、大当たりが発生したか否かを判定し、大当たりになったと判定されるまで、その処理を繰り返す。ステップS31において、例えば、抽選により大当たりが発生したと判定された場合、ステップS32において、大当たり制御部212は、遊技台IDと共に大当たりが発生したことを示す大当たり情報を遊技店管理装置22に通知する。
ステップS41において、遊技店管理装置22の大当たり情報取得部123は、遊技台36より大当たりが発生したことを示す大当たり情報が送信されてきたか否かを判定し、大当たり情報が送信されてくるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS41において、例えば、ステップS32の処理により大当たり情報が送信されてきた場合、ステップS42において、大当たり情報取得部123は、遊技台IDと共に送信されてきた大当たり情報を取得し、大当たり情報管理部124に供給する。大当たり情報管理部124は、遊技台管理DB24の大当たり情報管理DB142にアクセスし、遊技台IDに対応付けて大当たり情報を時刻情報と共に登録する。
以上の処理により遊技台IDに対応付けて大当たりが発生した時刻の情報が大当たり情報管理DB142に蓄積される。
次に、図5のフローチャートを参照して、電波検出結果管理処理について説明する。
ステップS51において、台間球貸機37の電波検出部191は、近傍で電波が検出されたか否かを判定し、電波が検出されるまで、同様の処理を繰り返す。例えば、台間球貸機37の近傍において、不正な電波、または、不正ではない電波が検出された場合、電波検出部191は、台間球貸機IDと共に、電波を検出したことを媒体貸出管理装置25に供給する。
ステップS61において、電波検出結果管理部163は、台間球貸機37より電波を検出したことが通知されてきたか否かを判定し、通知されてくるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS61において、例えば、ステップS52の処理により、電波が検出されたことが通知されてきた場合、ステップS62において、電波検出結果管理部163は、台間球貸機IDと共に送信されてきた電波を検出したことを示す情報を受信し、台間球貸機IDに対応付けて、電波を検出した時刻の情報を電波検出結果DB164に登録する。
以上の処理により台間球貸機IDに対応付けて電波の検出時刻が電波検出結果DB164に登録される。台間球貸機37は、遊技台36に対応して設けられているので、台間球貸機IDにより、対応する遊技台36を特定することが可能である。従って、換言すれば、電波検出結果DB164には、遊技台IDに対応付けて電波が検出された時刻が登録されているともいえる。
次に、図6のフローチャートを参照して、遊技管理処理について説明する。
ステップS81において、媒体貸出管理装置25の大当たり情報取得部161は、所定の時間が経過したか否かを判定し、所定の時間が経過するまで、同様の処理を繰り返す。ステップS81において、所定の時間が経過したと判定された場合、ステップS82において、大当たり情報取得部161は、全ての遊技台IDのうち、所定時間経過後、問合せしていない未処理の遊技台IDを処理対象の遊技台IDとして設定し、遊技店管理装置22に対して、処理対象となっている未処理の遊技台IDの大当たり情報を要求する。
ステップS111において、大当たり情報管理部124は、媒体貸出管理装置25より処理対象となる未処理の遊技台IDの大当たり情報が要求されてきたか否かを判定する。ステップS111において、例えば、ステップS82の処理により、処理対象として設定されている遊技台IDの大当たり情報が要求されてきた場合、ステップS112において、大当たり情報管理部124は、遊技台管理DB24の大当たり状態管理DB142にアクセスし、処理対象の遊技台IDについて、所定時間内に発生した大当たり情報、すなわち、処理対象となる遊技台IDに対応付けて登録されている大当たりの発生時刻の情報のうち、現在時刻から見て所定時間だけ直前までのものを読み出して、媒体貸出管理装置25に送信し、処理は、ステップS113に進む。尚、ステップS111において、大当たり情報が要求されてきていない場合、ステップS112の処理はスキップされて、処理は、ステップS113に進む。
ステップS83において、大当たり情報取得部161は、大当たり情報が送信されてきたか否かを判定し、送信されてくるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS83において、例えば、ステップS112の処理により、大当たり情報が送信されてきた場合、ステップS84において、大当たり情報取得部161は、送信されてきた大当たり情報を取得して、ステップS85において、送信されてきた所定の遊技台IDの大当たり情報を読み込み、所定の時間内に大当たりがあったか否かを判定する。ステップS85において、例えば、所定の時間内に大当たりがない場合、ステップS86において、大当たり情報取得部161は、大当たり状態が発生していないことを球数情報取得部167に通知する。これにより、球数情報取得部167は、遊技店管理装置22に対して、所定の遊技台IDの球数情報を要求する。
ステップS113において、球数制御部121は、媒体貸出管理装置25より所定の遊技台IDの球数情報が要求されてきたか否かを判定する。ステップS113において、例えば、ステップS86の処理により、所定の遊技台IDの球数情報が要求されてきた場合、ステップS114において、球数制御部121は、遊技台管理DB24の球数管理DB141にアクセスし、所定の遊技台IDに対応する所定時間内の球数情報を読み出して、送信し、処理は、ステップS115に進む。尚、ステップS113において、球数情報が要求されていない場合、ステップS114の処理はスキップされて、処理は、ステップS115に進む。
ステップS87において、球数情報取得部167は、球数情報が送信されてきたか否かを判定し、送信されてくるまで同様の処理を繰り返す。ステップS87において、例えば、ステップS114の処理により、所定時間内の球数情報が送信されてきた場合、ステップS88において、球数情報取得部167は、送信されてきた球数情報を取得し、不正判定部162に供給する。
ステップS89において、不正判定部162の所定時間大量払出判定部172は、球数情報に基づいて、所定時間前までの払出球数の変化量ΔTを計算する。例えば、所定時間内の球数情報が、図7で示されるようなものである場合、時刻t0乃至t10までの所定時間内における払出球数の変化量ΔTは、例えば、時刻t0乃至t10の各時刻における最小値と最大値との差分として求められる。例えば、時刻tの払出球数がP(t)で表現される場合、所定時間内の変化量ΔTは、Δt=|P(t)max−P(t)min|である。ここで、P(t)maxは、時刻t0乃至t10の各時刻における最大値であり、時刻P(t)minは、時刻t0乃至t10の各時刻における最小値である。
ステップS90において、所定時間大量払出判定部172は、変化量ΔTが、所定値よりも大きいか否かを判定する。すなわち、通常の遊技を継続していた場合、所定時間内に払い出される遊技球数としては、余程大当たりが連続しなければ、急激に払い出されることが考えられないような大量払出が発生したか否かが判定される。ステップS90において、例えば、変化量ΔTが所定値よりも大きいと判定された場合、大量払出が発生しているものとみなし、処理は、ステップS91に進む。
ステップS91において、大量払出タイミング推定部173は、球数情報に基づいて、大量払出が発生したものと思われる時刻を開始タイミングとして推定し、大量払出不正判定部174に供給する。すなわち、大量払出タイミング推定部173は、時刻t0乃至t10における各時刻間の変化量Δtの最大値を求めて、最大値となる時刻を払い出しの異常が発生したタイミングとして推定される。例えば、時刻tの払出球数がP(t)で表現される場合、各時刻間の変化量Δtは、Δt=|P(t)−P(t+1)|max(t=1乃至10)であり、変化量Δtが最大となる時刻tが、大量払出が発生した開始タイミングとして推定される。
ステップ92において、大量払出不正判定部174は、電波検出結果DB164にアクセスし、所定の遊技台IDに対応する台間球貸機IDに対応付けて登録されている電波検出結果に基づいて、開始タイミングとなる時刻tの前後の所定時間内(例えば、時刻tの前後60秒程度の時間内)に電波が検出されているか否かを判定する。ステップS92において、電波が検出されていると判定された場合、時刻tの近傍のタイミングで発生された電波が起因して、不正に大量払出が発生しているものと考えられるので、その電波が不正電波であるものと判定し、処理は、ステップS93に進む。
ステップS93において、不正判定部162は、所定の遊技台IDの近傍にて、不正電波が発生していることを示す情報を警告指示部165に通知する。警告指示部165は、この情報に基づいて、処理対象となる遊技台IDの遊技台36(または台間球貸機37)の近傍にて不正電波が検出されていることを表示部26に表示する。
ステップS94において、警告指示部165は、処理対象の遊技台IDに対応す台間球貸機IDの台間球貸機37に対して球貸動作を禁止するように指示する。
ステップS131において、台間球貸機37の遊技媒体払出制御部192は、球貸動作の禁止が指示されたか否かを判定し、禁止が指示されるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS131において、例えば、ステップS94の処理により、球貸の禁止が指示された場合、ステップS132において、遊技媒体払出制御部192は、禁止部192aを制御して、有価価値媒体投入返却部195での有価価値媒体の受付を禁止させるとともに、遊技台36に対しての払い出しの指示を禁止させる。
ステップS95において、警告指示部165は、遊技店管理装置22に対して、所定の遊技台IDに対して遊技を禁止するように指示する。
ステップS115において、遊技店管理装置22の遊技台制御部122は、遊技台36の遊技の禁止の指示があったか否かを判定し、禁止の指示があるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS115において、例えば、ステップS95の処理により、所定の遊技台IDの遊技台36の遊技を禁止する指示があった場合、ステップS116において、対応する遊技台IDの遊技台36に対して、遊技の禁止を指示し、処理は、ステップS111に戻る。尚、ステップS115において、遊技禁止が指示されなかった場合、ステップS116の処理はスキップされて、処理は、ステップS111に戻る。
ステップS151において、遊技台36の遊技制御部211は、遊技店管理装置22より遊技の禁止が指示されたか否かを判定し、遊技の禁止の指示があるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS151において、例えば、ステップS116の処理により、遊技の禁止の指示があった場合、ステップS152において、遊技制御部211は、遊技禁止指示部211aを制御して、駆動部215を動作停止とさせ、実質的な遊技を禁止状態にする。
ステップS153において、遊技制御部211は、遊技禁止指示部211aを制御して台ランプ214を所定の点滅パターンで発光させて、不正電波が検出されたことを係員に認識できるようにさせる。
ステップS96において、大当たり情報取得部161は、全ての遊技台IDのうち、所定時間経過後、問合せしていない未処理の遊技台IDが存在するか否かを判定し、未処理の遊技台IDが存在する場合、処理は、ステップS82に戻る。また、ステップS96において、未処理の遊技台IDが存在しない場合、処理は、ステップS81に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS85において、大当たりがあると判定された場合、ステップ97において、大当たり情報取得部161は、大当たり状態が発生していることを不正判定部162に通知する。これにより、不正判定部162の大当たり不正判定部171は、電波検出結果DB164にアクセスし、所定の遊技台IDに対応する台間球貸機IDに対応付けて登録されている電波検出結果に基づいて、大当たり状態となった時刻tの前後の所定時間内(例えば、時刻tの前後60秒程度の時間内)に電波が検出されているか否かを判定する。ステップS97において、電波が検出されていると判定された場合、時刻tの近傍のタイミングで発生された電波が起因した大当たりが、発生しているものとみなし、その電波が不正電波が発生しているものと判定し、処理は、ステップS93に進む。
尚、ステップS90において、変化量ΔTが所定値よりも大きいと判定された場合、ステップS92,S97において、異常な払出の開始タイミング、または、大当たり状態となったタイミングの時刻tの前後の所定時間内で電波が検出されていないと判定された場合、不正電波は検出されていないと判定され、処理は、ステップS96に進む。
以上の処理により所定時間内に払い出される球数が通常よりも多い、大量払出の状態になり始めた時刻の近傍のタイミング、または、大当たり状態となった時刻の近傍のタイミングで、検出された電波のみを不正電波として認識するようにしたので、正規な電波の電波検出による誤発報を低減させることが可能になる。また、不正電波が検出されると、台間球貸機37による球貸処理や、遊技台36による遊技そのものが禁止されるので、更なる不正電波による不正な払い出しによる損害を低減させることが可能となる。さらに、不正電波が検出されると遊技台36の台ランプ214が点滅することにより、不正電波により不正遊技がなされた遊技台36を特定することが可能になると共に、不正電波を発生する道具を使用したものと推定される不正遊技者を特定することが可能となる。
尚、以上においては、パチンコ台における例について説明してきたが、当然のことながらその他の遊技台であってもよく、例えば、パチスロ台などであってもよい。また、以上の処理においては、大当たりの発生も一種の大量払出状態の発生と捉えることができ、いずれにおいても大量払出と思われる状態が発生し、さらに、大量払出の開始タイミングの近傍のタイミングで電波が検出されていれば、その電波は、不正電波である可能性が高いと判定されているとも言える。
以上によれば、遊技台において、不正に遊技媒体を払い出させるような不正電波のみを正確に検出することが可能となる。
ところで、上述した一連の監視処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図8は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタフェース1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタフェース1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011から読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用した監視システムの一実施の形態の構成を示す図である。 図1の監視システムにおける各機器の構成例を示す図である。 球管理処理を説明するフローチャートである。 大当たり情報管理処理を説明するフローチャートである。 電波検出結果管理処理を説明するフローチャートである。 遊技管理処理を説明するフローチャートである。 遊技管理処理を説明する図である。 媒体を説明する図である。
符号の説明
1,1−1乃至1−n 遊技店
3 公衆通信回線網
4 第3者遊技店管理センタ
5 第3者遊技店管理データベース
21 遊技島管理装置
22 遊技店管理装置
24 遊技台管理データベース
25 媒体貸出管理装置
27 媒体貸出管理データベース
31 遊技店管理情報バス
32 精算販売機
33 貸出機
34 計数機
35 貯球払機
36,36−1乃至36−m 遊技台
37,37−1乃至37−m 台間球貸機
38,38−1乃至38−m アウト球カウンタ

Claims (6)

  1. 複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出手段と、
    前記電波検出手段により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定手段と、
    前記大量払出判定手段により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定手段と、
    前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報手段とを含み、
    前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、
    前記大量払出判定手段は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、
    前記不正判定手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、
    前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、
    前記大量払出判定手段は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、
    前記不正判定手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定手段により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定手段により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
    監視装置
  2. 前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台の遊技動作を禁止させる遊技禁止指示手段をさらに含む
    請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台に対応付けられている球貸機の球貸動作を禁止させる球貸禁止指示手段をさらに含む
    請求項1に記載の監視装置。
  4. 前記発報手段は、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台のランプ、または、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台に対応する台間球貸機のランプを所定の間隔で発光させることにより、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する
    請求項1に記載の監視装置。
  5. 複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出ステップと、
    前記電波検出ステップの処理により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶ステップと、
    前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定ステップと、
    前記大量払出判定ステップの処理により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定ステップと、
    前記記憶ステップの処理で記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定ステップと、
    前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報ステップとを含み、
    前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、
    前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、
    前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、
    前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、
    前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、
    前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定ステップの処理により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
    監視方法
  6. 複数の遊技台毎に電波を検出する電波検出ステップと、
    前記電波検出ステップの処理により検出された時刻を、前記遊技台と対応付けて記憶する記憶ステップと、
    前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態か否かを判定する大量払出判定ステップと、
    前記大量払出判定ステップの処理により、前記大量払出状態が発生していると判定されたとき、その遊技台が前記所定時間内における大量払出状態が開始されたタイミングを推定する推定ステップと、
    前記記憶ステップの処理で記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する不正判定ステップと、
    前記大量払出状態が発生していると判定されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されていると判定された場合、前記大量払出状態が発生していると判定された遊技台において、不正電波が検出されたことを発報する発報ステップとを含む処理をコンピュータに実行させ、
    前記遊技台の遊技状態が大当たり状態である場合、
    前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上である大量払出状態であると判定し、
    前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記遊技台の遊技状態が大当たり状態となったタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定し、
    前記遊技台の遊技状態が大当たり状態ではない場合、
    前記大量払出判定ステップの処理は、前記遊技台のそれぞれにおける所定時間当たりの遊技媒体の払い出しが所定数以上であるとき、前記大量払出状態であると判定し、
    前記不正判定ステップの処理は、前記記憶ステップの処理により記憶されている情報に基づいて、前記大量払出判定ステップの処理により大量払出状態が発生していると判定された遊技台について、前記推定ステップの処理により推定された大量払出状態が開始されたタイミングに基づいて設定される所定時間帯に電波が検出されているか否かを判定する
    プログラム
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