JP5037652B2 - 引き違い戸用錠部材の位置合わせ治具および位置合わせ方法 - Google Patents
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Description
また、芯出し用のボルトとこれを支持する支持部材等を内部錠ユニットに内蔵しているので、錠部材が大型化し、また製造コストが高くなる。
また、上記被取付部は、治具本体の第1面に貼り付けられた両面テープ(24)である場合がある(請求項3)。この場合、位置決め治具を容易に着脱することができる。
また、上記第3係合部としての係合溝は、治具本体の第2面から突出し上記凸部を上下方向に仮位置決め可能な上壁(28)および下壁(29)と、治具本体の第2面から突出し上記凸部を左右方向に仮位置決め可能な側壁(30)と、により区画され、第2引き違い戸の開き方向(X2)に向けて開放している場合がある(請求項6)。この場合、第2引き違い戸を閉じるときに、凸部を係合溝の上壁および下壁に係合させて、第2錠ユニットの仮上下位置を位置決めでき、また,凸部を係合溝の側壁に係合させて、第2錠ユニットの仮左右位置を位置決めすることができる。
図1を参照して、引き違い戸装置Aでは、第1引き違い戸1および第2引き違い戸2が、戸枠3内に、左右にスライド可能に収容されている。本実施の形態では、第1引き違い戸1が室外側引き違い戸であり、第2引き違い戸2が室内側引き違い戸である場合に則して説明するが、本発明は、これに限定されるものではなく、第1引き違い戸1が室内側引き違い戸であり、第2引き違い戸2が室外側引き違い戸であってもよい。
第2引き違い戸2を図1に示す開放状態から図2に示す閉じ状態へとスライドさせると、第2錠ユニット7が第1錠ユニット5(図2では、第2錠ユニット7のみを図示)に対向する位置に移動する。この閉じ状態で、第2錠ユニット7の操作摘まみ8を下方へ降ろすと、第2錠ユニット7からロック用の鎌(図24参照)が進出して、第1錠ユニット5の所定部に係止され、ロックが達成されるようになっている。
図3に示すように、第1錠ユニット5は、第1引き違い戸1の第1縦框4に設けられた第1取付孔11に取り付けられる。第1錠ユニット5は、第1取付孔11内に収容される第1ユニット本体12と、第1縦框4の室内側の面4aに沿う第1受け座板13と、第1ユニット本体12から室外側へ突出するシリンダ錠14と、第1縦框4の室外側の面4bに沿う第1化粧板15とを有している。
図4に示すように、第2錠ユニット7は、第2引き違い戸2の第2縦框6に設けられた第2取付孔17内に収容される第2ユニット本体18と、第2縦框6の室外側の面6aに沿う第2受け座板19と、第2縦框6の室外側の面6bに沿う第2化粧板20とを有している。
図5に示すように、第1引き違い戸1の第1縦框4の室内側の面4aが室内側に露出する状態で、すなわち、第1錠ユニット5の第1受け座板13が、室内側に露出する状態で、第1錠ユニット5の第1受け座板13に、位置合わせ治具10を位置合わせした状態で取り付けるようにする。具体的には、位置合わせ治具10の矩形筒23を、第1受け座板13の矩形の開口54に嵌合することにより、位置合わせ治具10を上下左右に位置合わせする。
図5〜図8を参照して、治具本体22は、縦長の矩形状をなしている。治具本体22は、第1錠ユニット5に対向する第1面22aと、第2錠ユニット7に対向する第2面22bとを含んでいる。
第1係合部としての矩形筒23は、第2係合部としての位置決め孔25の周縁から突出形成されている。換言すると、第1係合部としての矩形筒23によって、第2係合部としての位置決め孔25が区画されている。
具体的には、図9および図10に示すように、第2錠ユニット7の第2受け座板19は、その外周縁に断面L字形のフランジを形成しており、そのフランジによって、環状の凸部27が形成されている。
第3係合部としての係合溝26は、左右に延びる上壁28および下壁29と、縦方向に延びる側壁30とを有しており、第2引き違い戸2の開き方向X2に向けて開放している。
再び図9を参照して、第2受け座板19には、矩形をなす箱体挿通孔52が開口され、また、箱体挿通孔52の下方に矩形をなす鎌挿通孔53が開口されている。箱体挿通孔52は、第2錠ユニット7の操作摘まみ8の下降操作(ロック操作)に応じて、図示しないカム機構を介して、図23から図24に示す状態ヘと、後方へ(第1錠ユニット5側へ)進出する箱体36を挿通させる。また、鎌挿通孔53は、第2錠ユニット7の操作摘まみ8の下降操作(ロック操作)に応じて、揺動されて、後方へ(第1錠ユニット5側へ)進出する鎌34を挿通させる。
まず、図12に示すように、第1錠ユニット5を室内側に露出させるように、第1引き違い戸1を開く。このとき、第1引き違い戸1の第1錠ユニット5は、図20に示すように、第1框4の第1取付孔11に固定された状態にある。また、第2引き違い戸2の第2錠ユニット7は、図21に示すように、第2框6の第2取付孔17に、上下方向および左右方向(図21の紙面とは直交する方向)に遊動可能に仮保持された状態にある。具体的には、第2固定ねじ21を、第2ユニット本体18のねじ孔33に対して完全には締め込まず、途中位置まで仮締めした状態としておく。
次いで、図18に示すように、操作摘まみ8を上昇させて、解錠状態とし、図19に示すように、第1錠ユニット5から位置合わせ治具10を取り外し、作業を終了する。
また、被取付部として、治具本体22の第1面22aに貼り付けられた両面テープ24を用いたので、位置決め治具10を容易に着脱することができる。また、製造コストも安い。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば上記実施の形態では、第2受け座板19のL字形断面を有する環状フランジによって凸部27を構成したが、これに代えて、図25に示すように、第2受け座板19Aに設けた上下一対のピン37,38によって凸部を構成してもよい。
Claims (7)
- 第1引き違い戸の第1縦框に固定された第1錠ユニットに対して、第2引き違い戸の第2縦框の取付孔に遊動可能に仮保持された第2錠ユニットを位置合わせするための引違い戸用錠部材の位置合わせ治具であって、
第1および第2錠ユニット間の対向空間に配置可能な板状の治具本体を備え、
治具本体は、第1錠ユニットに対向する第1面と、第2錠ユニットに対向する第2面と、を含み、
第1面に、第1錠ユニットの第1受け座板に位置決め可能に係合する第1係合部と、第1錠ユニットの第1受け座板に取り外し可能に取り付けられる被取付部と、が設けられ、 治具本体は、上記第2錠ユニットの施錠操作に伴って上記第1錠ユニット側へ進出する矩形の箱体と嵌合することにより、上記第2錠ユニットを正規位置に位置決めする第2係合部としての矩形の位置決め孔を有している、引違い戸用錠部材の位置合わせ治具。 - 請求項1において、上記第1係合部は、第2係合部としての矩形の位置決め孔の周縁に設けられ、第1面から突出する矩形筒を含む、引き違い戸用錠部材の位置合わせ治具。
- 請求項1または2において、上記被取付部は、治具本体の第1面に貼り付けられた両面テープである、引違い戸用錠部材の位置合わせ治具。
- 請求項1から3の何れか1項において、上記治具本体の第2面は、第2引き違い戸を閉じる動作に伴って第2錠ユニットの第2受け座板と係合することにより、第2錠ユニットを仮位置に位置決めする第3係合部を有している、引き違い戸用錠部材の位置合わせ治具。
- 請求項4において、上記治具本体の第2面の第3係合部は、第1錠ユニットの第2受け座板に設けられた少なくとも一つの凸部に係合する係合溝を含む、引違い戸用錠部材の位置合わせ治具。
- 請求項5において、上記第3係合部としての係合溝は、治具本体の第2面から突出し上記凸部を上下方向に仮位置決め可能な上壁および下壁と、治具本体の第2面から突出し上記凸部を左右方向に仮位置決め可能な側壁と、により区画され、第2引き違い戸の開き方向に向けて開放している、引き違い戸用錠部材の位置合わせ治具。
- 第1引き違い戸に固定された第1錠ユニットの第1受け座板に、位置合わせ治具を位置決めした状態で取り付ける工程と、
引き違い戸の閉じ状態で、第2引き違い戸に遊動可能に仮保持された第2錠ユニットを施錠操作することにより、これに伴って第2錠ユニットから第1錠ユニット側へ進出する矩形の箱体を、位置合わせ治具の矩形の位置決め孔に嵌合することによって、第2錠ユニットを正規位置に位置決めする工程と、
正規位置に位置決めされた状態の第2錠ユニットを、施錠状態のままで第2引き違い戸にねじ止め固定する工程と、
位置合わせ治具を第1錠ユニットの第1受け座板から取り外す工程と、を含む、引き違い戸用錠部材の位置合わせ方法。
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