JP5037358B2 - マルチモード無線操作のためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

従来のシステムは、ワイヤレス通信プロトコル(たとえばIEEE802.11規格)に従って信号を送信および受信する移動ユニットを利用し得る。IEEE802.11規格は、2つの異なる種類のネットワークを定義する。すなわち、アドホック(ad−hoc)ネットワーク、または独立基本サービスセット(independent basic service set)(「IBSS」)と、インフラストラクチャネットワーク、または拡張サービスセット(extended service set)(「ESS」)とである。インフラストラクチャネットワークにおいて、移動ユニットは、配信(distribution)システム(たとえば、WAN、WWAN、LAN、WLAN、PAN、WPANなど)とともに、アクセスポイントを介して、さらなる移動局またはネットワークデバイスと通信する。それに対して、アドホックネットワークにおいて、移動ユニットは、さらなる移動ユニットまたは他のネットワークデバイスと直接的に通信する。
802.11規格のもとで、アドホックネットワークとインフラストラクチャネットワークとは、互いに排他的である。すなわち、移動局がプリンタに接続することを望む場合には、プリンタは、インフラストラクチャネットワークに追加され得、それによって全体のネットワークにとって利用可能なネットワーク資源になる。移動局は、アクセスポイントを介してプリンタと通信し得る。対照的に、移動局は、まずインフラストラクチャネットワークから切断し、アドホックネットワークに切り替えることによって、プリンタと排他的な通信を確立し得、そこで移動ユニットはアクセスポイントを利用することなくプリンタと直接的に通信する。
現在インプリメントされているように、インフラストラクチャネットワークとアドホックネットワークとは、固有の不利な点を有する。たとえば、プリンタがインフラストラクチャネットワークに追加される場合には、プリンタに送信されるデータが、ネットワークトラフィックに追加の負荷を加え、プリンタは望ましくないネットワーク活動にさらされる。しかし、プリンタがアドホックネットワークにおいて移動ユニットと通信する場合には、移動ユニットはインフラストラクチャネットワークから切断しなければならない。したがって、同時のインフラストラクチャ/アドホック作動モード、または同時基本サービスセット(simultaneous basic service set)(「SBSS」)に対するニーズが存在し、それによって移動ユニットは、データをプリンタに直接送信しながら、インフラストラクチャネットワークへの接続を維持することができる。
(本発明の概要)
移動局と、該移動局をネットワークに接続するアクセスポイントとを有するシステム。該移動局は、第1の作動モードと第2の作動モードとを有する。該第1の作動モードにおいて、該移動局は、さらなる移動局を対象としたデータパケットを該アクセスポイントに送信し、該アクセスポイントは該データパケットを該さらなる移動局に送信する。該第2の作動モードにおいて、該移動局は、該さらなる移動局を対象とした該データパケットを該さらなる移動局に直接的に送信する。
さらに、プロセッサと、該プロセッサ上での実行のための命令のセットを格納するメモリとを有する移動局。該命令のセットは、第1の作動モードと第2の作動モードとを含む。該第1の作動モードにおいて、該移動局は、さらなる移動局を対象としたデータパケットを、ネットワークに接続されたアクセスポイントに送信し、該アクセスポイントは、該データパケットを該さらなる移動局に送信する。該第2の作動モードにおいて、該移動局は、該さらなる移動局を対象とした該データパケットを、該さらなる移動局に送信する。
さらに、移動局に送信されたメディアアクセス制御フレームのフィールドをチェックし、該フィールドにおける値に基づいて、該移動局の送信電力を調節し、該調節された送信電力を使用して、次のメディアアクセス制御フレームを送信する方法。
移動ユニットを宛先とするデータパケットをアクセスポイントに送信し、該アクセスポイントによる該移動ユニットへのデータパケットの送信と、該移動ユニットによる該アクセスポイントへの肯定応答の送信とのうちの一つに耳を澄まし、該耳を澄まされた送信の一つが検出されたときに、該移動ユニットのアドレスをテーブルに追加し、該アドレスが該テーブルの中に存在するときに、該移動ユニットを宛先とするさらなるデータパケットを、該移動ユニットに直接的に送信する方法。
本発明は、以下の説明および添付の図面を参照してさらに理解され得、同様の要素は同一の参照番号によって参照される。図1に示されるように、本発明は、マルチモード無線操作を提供するシステム5を含む。システム5は、アクセスポイント15(「AP」)に接続されるワイヤレスネットワーク10(たとえば、WLAN、WPAN)を含む。本発明に従うと、第1の移動局20(「MS」)(たとえば、PC、ラップトップ、携帯電話、PDA、ハンドヘルドコンピュータ、無線トランシーバなど)は、第2のMS25と通信することを要求し得る。第1のMS20および第2のMS25は、IEEE802.11規格などの既存の通信プロトコルに従って作動する。したがって、第1のMS20および第2のMS25の両方は、本明細書中に記載されるものを含む、同様の機能性と、能力と、コンポーネントと(たとえば、プロセッサ、アンテナ、メモリなど)を有し得る。本発明の他の実施形態において、第2のMS25は、受信機デバイス(たとえば、プリンタ、ヘッドセットなど)であり得る。本発明は第1のMS20に関して説明され得るが、当業者は、本発明が、ネットワークを介して通信する任意の無線トランシーバに適用され得ることを理解し得る。したがって、「第1の」および「第2の」という用語は、制限的なものではなく、本発明の例示的な実施形態の明瞭さおよび説明のためにのみ提供される。
第1のMS20は、第1の作動モードを有しており、それはIEEE802.11規格などの既存の通信プロトコルに基づいている。第1の作動モードにおいて、第1のMS20は、データパケットを第2のMS25に送信することを要求する。当該技術分野において周知のように、802.11規格(たとえば、インフラストラクチャネットワーク)に従って、第1のMS20は、第1のMS20に関連づけられるAP15にデータパケットを送信する。第1のMS20および第2のMS25がAP15に関連づけられる場合には、AP15はデータパケットを第2のMS25に送信する。しかし、第2のMS25がAP15に関連づけられない場合には、AP15はデータパケットをワイヤレスネットワーク10に送信し、次にワイヤレスネットワーク10は、第2のMS25に関連づけられるさらなるAPにデータパケットを送信する。当業者によって理解され得るように、任意の数のAPがワイヤレスネットワーク10に接続され得る。
本明細書に記載されるようなワイヤレス設定における、第1のMS20からAP15へのデータパケットの送信は、当該技術分野において「ホップ(hop)」として公知である。したがって、802.11規格に従って、第1のMS20から第2のMS25にデータパケットを送信するために必要とされる最小数のホップは、2つのホップである。すなわち、第1のMS20からAP15への一つのホップと、AP15から第2のMS25への第2のホップとである。最小の2つのホップは、AP15が第1のMS20および第2のMS25と関連づけられるときのみに生ずる。
第1のMS20は、既存の通信プロトコルに基づいて、図2に示される第2の作動モードを利用する能力がさらにある。第2のモードにおいて、本発明に従って、第1のMS20は、データパケットを第2のMS25に送信することを意図する。しかし、第2のモードにおいて、データパケットの送信は一つのホップにおいて達成され得る。すなわち、第1のMS20は、AP15を利用する必要なしに、データパケットを第2のMS25に直接的に送信し得る。本明細書において説明されるように、第2の作動モードは、一定の条件のもとで利用可能である。しかし、本発明は、MS20、25による第1および第2のモードの両方の同時使用を可能にする。したがって、第1のMS20は、第2のMS25と直接的に通信するときに、ワイヤレスネットワーク10から接続を断つ必要がなくあり得る。
図2を参照して、ローカルセル30を形成するように、第1のMS20および第2のMS25がペアリングされ得る。当業者によって理解され得るように、ローカルセル30は、第1のMS20が無線周波数(「RF」)信号を送信および受信し得る通信可能な範囲によって画定される。ローカルセル30は、AP15のRF送信/受信範囲によって画定されるAPセル35の範囲内に位置し得る。第2の作動モードを使用して首尾よく通信するためには、第2のMS25は、ローカルセル30の範囲内になければならない(すなわち、MS20およびMS25は互いに通信可能な範囲内にある)。しかし、以下に説明されるように、MS20は、たとえMS25が通信可能な範囲から外に移動しても、第2のモードに留まり得る。
ローカルセル30の形成は、いくつかの方法において達成され得る。一つの例示的な実施形態において、第1のMS20は、第2のMS25と手動でペアリングされ得る。手動でペアリングすることは、たとえば、第1のMS20の中に含まれるテーブル200またはニアリスト(near−list)の中に第2のMS25のハードウェアアドレスを入力することによって達成され得、それは図12に示され、以下に説明される。当業者によって理解され得るように、「ハードウェアアドレス」という用語は、アプリケーションの全体にわたって、移動デバイスに関連づけられる任意の一意のアドレス(たとえば、メディアアクセス制御(「MAC」)アドレス、および/または基本サービスセット識別(「BSSID」))を記述するために使用され得る。これらの用語は、この説明の全体にわたって、互換できるように使用され得る。テーブル200は、ハードウェアアドレスに関連づけられるパラメータのセットをさらに含み得る。この例示的な実施形態において、第1のMS20は、専用プリンタである第2のMS25と手動でペアリングされる移動コンピュータであり得る。このようにして、第1のMS20および第2のMS25は、互いに探して通信することのみをし得る。APセル35における任意の他の活動は、AP15を経由し得る。しかし、同一の実施形態において、MS20、25は、APセル35の範囲内の他のMSからの送信を受信し得る。
当業者によって理解され得るように、ローカルセル30は、第1のMS20と通信可能な範囲にある任意の他のMSをさらに含み得る。第1のMS20は、所定の時間においてローカルセル30の範囲内にある任意の数の他のMSと手動でペアリングされ得る。他のMSのハードウェアアドレスは、第1のMS20のテーブル200の中に手動で入力され得る。たとえば、第1のMS20は、専用プリンタである第2のMS25と手動でペアリングされる移動コンピュータであり得る。第1のMS20および第2のMS25によって形成されるローカルセル30は、データ収集デバイスであり得るさらなるMS(たとえば、バーコードスキャナ、RFIDリーダ、磁気読み取り式(Magstripe)リーダなど)をさらに含み得る。
さらなる実施形態において、ローカルセル30は、自動的に形成され得る。この実施形態において、第1のMS20は、ローカルセル30の範囲内に来る任意のMSを監視および追跡し得る。たとえば、第2のMS25が、APセル35の範囲内に位置するものの、第1のMS20と通信可能な範囲内にない場合には、第2のMS25のハードウェアアドレスは、第1のMS20のテーブル200の中にはない。しかし、第2のMS25が第1のMS20と通信可能な範囲の中に移動するときに、第1のMS20は、テーブル200の中に第2のMS25のハードウェアアドレスを含み得る。このプロセスは、以下にさらに詳細に説明される。
図3は、第1のMS20の計算アーキテクチャ37の例示的な実施形態を示す。アーキテクチャ37は、第1のMS20が、第1および第2の作動モードを利用することを可能にする。具体的には、アーキテクチャ37は、第1のMS20が、ワイヤレスネットワーク10から接続を断つことなく、第2のMS25と直接的に通信することを可能にする。コンピュータアーキテクチャ37のオペレーションは、以下にさらに詳細に説明される。
本発明に従うと、第1のMS20から第2のMS25へのデータパケットの送信は、MACフレーム40を使用して達成され得、その例示的な実施形態は図4に見られる。MACフレーム40は、フレームヘッダ50と、フレームボディ55と、フレームチェックシーケンス(「FCS」)60とを含む。フレームヘッダ50は一般的に30バイト容量を有し、フレームボディ55は2312バイト容量を有し、FCS60は6バイト容量を有する。それぞれのMACフレーム40は、異なる機能に対応し得る。たとえば、MACフレーム40は、制御機能、管理機能、またはデータ機能のために使用され得る。当業者によって理解され得るように、フレームボディ55は、達成されるべき機能に基づいて変化し得る(たとえば、容量、フォーマット、コンテンツなど)。
MACフレーム40のフレームヘッダ50は、図5にさらに詳細に示される。フレームヘッダ50のコンポーネントおよび特性は、当該技術分野において一般的に公知である。フレームヘッダ50は、持続時間/識別フィールド70に隣接するフレーム制御フィールド65を含み、そのそれぞれは2バイト容量を有し得る。データ機能についての持続時間/識別フィールド70は、MACフレーム40の持続時間を表し、制御機能については、フィールド70は、送信を開始したワイヤレス局の識別を表す。第1のアドレスフィールド75は、持続時間/識別フィールド70に続き、送信のソースアドレス(たとえば、第1のMS20のハードウェアアドレス)を表す。第1のアドレスフィールド75に隣接する第2のアドレスフィールド80は、送信の宛先アドレス(たとえば、第2のMS25のハードウェアアドレス)を表す。第2のアドレスフィールド80に隣接する第3のアドレスフィールド85は、受信局アドレスを表す。図5に示されるように、シーケンス制御フィールド90は、第3のアドレスフィールド85に隣接し得る。シーケンス制御フィールド90は、2バイト容量を有し得る。第4のアドレスフィールド95は、送信局アドレスを表す。例示的な実施形態において、それぞれのアドレスフィールド75、80、85、95は、6バイト容量を有し得るが、本発明はサイズにかかわらずインプリメントされ得る。
フレーム制御フィールド65の拡大図が、図6に示される。上述のように、フレーム制御フィールド65は2バイト容量を有し、拡大図はビットごとの図を示す。プロトコルバージョンフィールド100は、フレーム制御フィールド65の最初の部分として示される。プロトコルバージョンフィールド100は、一般的にゼロに設定される。タイプフィールド105およびサブタイプフィールド110は、プロトコルバージョンフィールド100に続き、ともにMACフレーム40の機能(たとえば、データ、制御、管理)を記述する。「to DS」フィールド115は、サブタイプフィールド110に隣接する。「to DS」フィールド115が一つの値を有するときに、MACフレームは配信システムに送信される。「to DS」フィールド115には、「from DS」フィールド120が隣接する。「from DS」フィールド120が一つの値を有するときに、MACフレームは配信システムから来ている。
フレーム制御フィールド65には、「more frag」フィールド125がさらに含まれ、それは「from DS」フィールド120に隣接する。「more frag」フィールド125における一つの値は、一つ以上の断片フレームが続き得ることを表すのに対して、ゼロ値は、このMACフレーム40が、断片化されていないフレームまたは最後のMACフレームであることを表す。「more frag」フィールド125には、再試行フィールド130が隣接し、それは、一つの値が存在する場合に、このMACフレーム40が再送信であることを示す。電力管理フィールド135は、再試行フィールド130に隣接して配置されていることがわかる。一つの値は、ワイヤレス局が活動モードにあることを示すのに対して、ゼロ値は、ワイヤレス局が省電力モード(たとえば、スリープモード)にあることを示す。
フレーム制御フィールド65には、「more data」フィールド140がさらに含まれ、それは電力管理フィールド135に隣接して配置される。「more data」フィールド140における一つの値は、追加のMACフレームが、送信の宛先アドレスに送信されるという意図をもって、バッファされることを示す。有線と同等のプライバシー(wired equivalent privacy)(「WEP」)フィールド145における一つの値は、データパケットがWEPアルゴリズムによって処理されたことを示す。当業者によって理解されるように、WEPは、802.11規格において定義されたような、WLANのためのセキュリティプロトコルである。フレーム制御フィールド65における最後のフィールドは、順序フィールド150であり、それは、一つの値が存在する場合には、MACフレームが、送信/受信されるときに厳密に順序づけられなければならないことを示す。
上述のように、タイプフィールド105は、サブタイプフィールド110とともに、MACフレーム40の機能を記述する。図7において理解されるように、「00」タイプ値はMACフレーム40が管理機能を実行することを示し、「01」タイプ値は制御機能を示し、「10」はデータ機能を示す。「11」タイプ値は、802.11規格に従って、予備として指定される。予備のタイプを使用すると、それぞれの機能(たとえば、管理、制御、データ)は、8つまでの予備のサブタイプを有し得、すなわち機能に専用のもの(4つ)と、予備のタイプ(4つ)である。たとえば、データ機能は、8つまでの専用サブタイプを有し得る(たとえば、1000ヘックスから1111ヘックスまで)。
提案されるタイプとサブタイプとの組み合わせの例示的な実施形態が、図8に示される。サブタイプフィールド110は、4ビット値(すなわち、b4〜b7)を含み得、そのそれぞれが、イベント、状態、設定、変化などを示し得る。たとえば、示される例示的な実施形態において、b6値は、電力変化を示し得る。したがって、電力増加はゼロ値によって示され得るのに対して、電力減少は1によって示され得る。このようにして、b6値は、送信電力の増加または減少を示すために使用され得る。b7値は、このMACフレーム40が、第2の作動モードに従って作動するワイヤレス局から来た、さらなるワイヤレス局を識別するために使用され得る。
第1および第2の作動モードが、ここでさらに詳細に説明される。図9に示されるように、システム5は、AP15と、第1のMS20と、第2のMS25と、第3のMS155とを含む。それぞれのMS20、25、155は、それぞれに関連する無線周波数(「RF」)の有効範囲領域160、165、170を有し、それらは、MSがRF信号を有効に送信および受信し得る範囲を画定する。第1の作動モードに従うと、第1のMS20は、データパケットを第2のMS25に送信することを意図するが、第2のMS25が第1のMS20の有効範囲領域160の中にあることを知らない。したがって、第1のMS20は、データパケットソース信号175を、AP15に送信する。AP15は、AP肯定応答信号180を第1のMS20に送信し返し、データパケットソース信号175の受信を確認する。当業者によって理解され得るように、AP15は、たとえば、データパケットソース信号175が歪んだり、認識不可能であったり、または損なわれている場合には、AP肯定応答信号180を送信し得ない。
AP15は、次に、データパケット宛先信号185を使用して、データパケットを第2のMS25に中継する。第2のMS25は、MS肯定応答信号(「ACK」)195をAP15に送信し返し、データパケット宛先信号185の受信を確認する。本発明に従うと、第1のMS20は、データパケットソース信号175を送信した後で、そのRF有効範囲領域160の中の他のワイヤレス局(たとえば、AP、MS)からの送信に耳を澄まし(listen for)始める。具体的には、第1のMS20は、AP15からのデータパケット宛先信号185、および/または第2のMS25からの肯定応答信号190に、耳を澄ます。第1のMS20は、たとえば、第2のMS25がAPセル35の範囲内に位置しない場合には、データパケット宛先信号185を聞き得ない。すなわち、第2のMS25が、ネットワーク10に接続されたさらなるAPに関連づけられている場合には、AP15は、データパケット宛先信号185を、ネットワーク10を介して、そのさらなるAPに送信し得る。したがって、第1のMS20は、ローカルセル30の外側にある、そのさらなるAPから送信されたデータパケット宛先信号185を聞き得ない。同様に、第1のMS20は、第2のMS25がローカルセル30の外側にある場合には、MS肯定応答信号190を聞き得ない。
第1のMS20が、信号185、190のうちの一つまたは両方を聞く場合には、第1のMS20は、第2のMS25が、第1のMS20のRF有効範囲領域160の中にあると想定し得る。したがって、第1のMS20は、第2の作動モードに切り替え得、AP15を利用せずに、さらなるデータパケット信号195を、第2のMS25に直接的に送信し得る。第2のMS25は、次に、MS肯定応答信号190を、AP15ではなく、第1のMS20に送信し得る。しかし、第1のMS20が、データパケット宛先信号185および/またはMS肯定応答信号190を聞かない場合には、第1のMS20は、第1の作動モードに従って(すなわち、AP15を通して)データパケット信号を送信し続け得る。また、第1のMS20が、さらなるデータパケット信号195を第2のMS25に送信するものの、第2のMS25からMS肯定応答信号190を受信しない場合には、第1のMS20は、第2の作動モードを使用する通信を中止し得、第1の作動モードに戻り得る。このことは、たとえば、第2のMS25が第1のMS20のRF有効範囲領域160の外に移動するときに起こり得る。
第1のMS20が、第2のMS25がRF有効範囲領域160の中にあるという指示を受信した後で、第1のMS20は、第2のMS25のハードウェアアドレスを、テーブル200の中に含み得る。したがって、第1のMS20は、たとえば第2のMS25がRF有効範囲領域160の外に移動するまで、第2の作動モードを使用して、第2のMS25と通信し続け得る。しかし、第1のMS20は、テーブル200における第2のMS25のハードウェアアドレスを、以下にさらに説明される所定の時間量にわたって保持し得る。図10に示されるように、第2のMS25は、第1のMS20のRF有効範囲領域160の外に一時的に移動した後で、そのRF有効範囲領域160に再び入った。第1のMS20は、第2のMS25のハードウェアアドレスが第1のMS20の上に格納された後で、そのハードウェアアドレスを所定の時間にわたって保持する。このタイミングは、以下により詳細に説明される。したがって、第1のMS20は、この所定の時間の間に、第2の作動モードを使用して、第2のMS25との通信をただちに開始し得る。すなわち、第1のMS20は、第2の作動モードを開始するにあたって、第2のMS25からMS肯定応答信号190を聞くのを待つ必要はない。したがって、第1のMS20は、第2のMS25がRF有効範囲領域160の中に留まることを想定し得、データパケットソース信号175を第2のMS25に直接的に送信し得る。第1のMS20が第2のMS25からMS肯定応答信号190を受信する場合には、それによって、第1のMS20は、第2のMS25がローカルセル30の中に留まることを確認し、第2のモードを使用して、さらなるデータパケット信号195を送信し続け得る。しかし、第2のMS25がデータパケットソース信号175を受信しない場合には、第2のMS25はRF有効範囲領域160の外に移動しているので、第1のMS20は、以下に説明されるように、第1のモードに戻ってデータパケットを送信する。
図11に示されるように、第1のMS20は、データパケットソース信号175、またはさらなるデータパケット信号195を、第2のMS25に送信し得るが、第2のMS25は、第1のMS20のRF有効範囲領域160を立ち退いてい得る。したがって、第1のMS20は、所定の数の再送信を試み得、それぞれの試みられる再送信の間には、均一なまたは指数関数的な時間間隔(たとえば、バックオフ)がある。しかし、所定の数の再送信がゼロに達するとき、または所定の時間が終了するときに、第1のMS20は、テーブル200から第2のMS25のハードウェアアドレスを除去し得る。したがって、第1のMS20は、たとえば、第2のMS25が第1のMS20のRF有効範囲領域160の中に戻ってくるときなど、後の時間に、第2のMS25のハードウェアアドレスを再取得しなければならなくあり得る。
本発明のさらなる実施形態は、第2のMS25による第2の作動モードの利用を伴う。この実施形態においては、第1のMS20は、あらかじめ、データパケットソース信号175、および/またはさらなるデータパケット信号195を、第2のMS25に送信してある。第2のMS25が信号175、195を受信するときに、第2のMS25における論理回路は、第4のアドレスフィールド95をチェックして、データパケットを送信したワイヤレス局のハードウェアアドレスを決定する。当業者は、本明細書に記載されるような論理回路が、ソフトウェアまたはハードウェアにおいてインプリメントされ得ることを理解する。さらに、第1のMS20を含む任意のワイヤレス局は、本明細書に記載される論理回路を含み得る。第4のアドレスフィールド95が、第2のMS25に関連づけられるAP15のハードウェアアドレスを有する場合には、第2のMS25は、第1のMS20が第2のMS25のRF有効範囲領域165の中にないと想定し得、第2のMS25は、第1の作動モードに従ってデータパケットを送信/受信し得る。しかし、第4のアドレスフィールド95が第1のMS20のハードウェアアドレスを有する場合には、第2のMS25は、第1のMS20が第2の作動モードを利用して通信を開始することを試みていると想定し得る。第2のMS25は、そこで、第1のMS20のハードウェアアドレスを、第2のMS25のテーブル200に追加し得る。そのテーブル200は、第2のMS25のRF有効範囲領域165の中にある任意のワイヤレス局のハードウェアアドレスを列挙する。上述のように、第2のMS25は、第1のMS20への所定の数の失敗した再送信の後、または第2のMS25におけるカウンタがゼロまたは所定の数に達した後に、第1の作動モードに戻り得る。
テーブル200の例示的な実施形態が、図12に示される。テーブル200は、第1のMS20を参照して説明されるが、当業者は、任意のワイヤレス局がテーブル200を含み得ることを理解する。テーブル200は、ハードウェアアドレスフィールド205、タイマーフィールド、および/または再送信フィールド210を含み得る。ハードウェアアドレスフィールド205は、第1のMS20のRF有効範囲領域160の中にあるワイヤレス局のうちの任意のもの(たとえば、AP15、第2のMS25、第3のMS155)のハードウェアアドレスを含み得る。タイマーフィールド210は、ハードウェアアドレスフィールド205におけるそれぞれのハードウェアアドレスに関連づけられるタイマー値を含み得る。たとえば、図12に見られるように、ハードウェアアドレス「00:A0:F8:23:EA:F7」は、それに関連づけられるタイマー値5000を有する。上述のように、タイマー値は、所定の値(たとえば、45000ミリ秒)からゼロへと減少し得、あるいは所定の値へと増加し得る。タイマーフィールド210は、代替的に再送信フィールドであり得、それは失敗した再送信の数をカウントする。本発明に従うと、タイマー値が制限値(たとえば、ゼロ、所定の数)にひとたび達すると、それに関連するハードウェアアドレスと、したがってワイヤレス局とは、テーブル200から除去され得る。したがって、第1のMS20は、第2の作動モードを使用してそのワイヤレス局とはもはや通信を開始し得ない。しかし、ワイヤレス局が第1のMS20のRF有効範囲領域160に再び入る場合には、すでに除去されたハードウェアアドレスが、テーブル200に再び追加され得る。
当業者によって理解され得るように、第1のMS20と手動でペアリングされたワイヤレス局またはデバイスは、そのように手動でペアリングすることを反映する値に設定された、それに関連づけられるタイマー値を有し得る。たとえば、図12に示されるように、ハードウェアアドレス「00:0B:F2:00:10:60」は、ゼロに設定されたタイマー値を有する。このことは、ハードウェアアドレスが、手動で除去されない(すなわち、タイマー値に対する減少または増加がない)限り、除去されるべきではないことを示す。
テーブル200は、たとえば、ハードウェアアドレスが追加/除去されるときに、テーブル200の検索および再分類を最適化するために、分類されたリスト215(たとえば、ポインタの固定された配列)をさらに含み得る。ハードウェアアドレスがハードウェアアドレスフィールド205において見出される必要があるときには、検索されたハードウェアアドレスの存在を迅速に解明するために、分類されたリスト215の上でバイナリ検索アルゴリズムが使用され得る。同様に、新しいハードウェアアドレスがテーブル200に付加されるときには、分類されたリスト210は、その新しいハードウェアアドレスを含むように再編成され得る。このようにして、第1のMS20におけるメモリのより少ない操作が要求され得る。しかし、個々のシステムの特定の要求に基づいて、任意の検索アルゴリズムがインプリメントされ得る。
受信されたデータパケットのハードウェアアドレスを、テーブル200におけるハードウェアアドレスのリストに対してチェックする、論理回路の操作は、図13の例示的な方法300によって一般的に示される。ステップ305において、第2のMS25は、ワイヤレス局からデータパケットを受信する。ステップ310において、第2のMS25における論理回路は、MACフレーム40の第4のアドレスフィールド95をチェックして、データパケットがAP15または第1のMS20のどちらから来たのかを決定する。当業者によって理解され得るように、第2のMS25は、第4のアドレスフィールド95が、第2のMS25が現在関連づけられているAP(たとえばAP15)のハードウェアアドレスを含まない場合には、データパケットが別のMSから来たと想定し得る。データパケットがAP15から来た場合には、第2のMS25は、ステップ325に見られるように、通常の方法でMACフレーム40を処理する。しかし、データパケットが第1のMS20から来た場合には、ステップ315に見られるように、第2のMS25は、そのテーブル200をチェックして、第1のMS20のハードウェアアドレスがテーブル200に入力されたかどうかを決定する。第1のMS20のハードウェアアドレスがテーブル200に見出された場合には、それに関連づけられたタイマー値がリセットされ、ステップ325に見られるように、第2のMS25がMACフレーム40を処理する。ステップ320に見られるように、第1のMS20のハードウェアアドレスが第2のMS25のテーブル200の中にない場合には、そのハードウェアアドレスがテーブル200に追加され、テーブル200は再分類される。当業者によって理解されるように、ステップ325におけるタイマー値のリセットと、ステップ320におけるハードウェアアドレスの追加とは、第2のMS25が、第1のMS20がRF有効範囲領域165の中にあると想定することによって、第2の作動モードを使用して第1のMS20と通信を開始することを可能にし得る。ハードウェアアドレスのためのタイマー値は、たとえば管理情報ベース(「MIB」)構成パラメータを介して設定され得、増加/減少を開始する。ステップ325において、MACフレーム40は第2のMS25によって処理される。
どの作動モードを使用するかに関する、第1のMS20による決定は、図14の例示的な方法400によって一般的に示される。ステップ405において、論理回路は、第2の作動モードが使用可能にされるかどうかを決定する。使用可能にされない場合には、第1のMS20は、ステップ410に示されるように、第1の作動モードに従ってデータパケットを送信する。第2の作動モードが使用可能にされる場合には、方法400はステップ415にすすみ、そこで第1のMS20における論理回路は、宛先MS(たとえば第2のMS25)のハードウェアアドレスが、第1のMS20のテーブル200の中に列挙されているかどうかを決定する。ステップ420において、第2のMS25のハードウェアアドレスがテーブル200の中にない場合には、データパケットは、AP15に送信されるようにタグ付けされる。第1のMS20は、次に、RF有効範囲領域160の中の、データパケット宛先信号185、および/またはMS肯定応答信号190に、耳を澄まし始めることによって、ステップ425に見られるように、自動ペアリング(auto−pairing)を可能にし、第2のMS25のハードウェアアドレスをそのテーブル200に追加する。第2のMS25のハードウェアアドレスがテーブル200の中にある場合には、ステップ430において、データパケットは第2のMS25に直接的に送信されるようにタグ付けされる。当業者によって理解されるように、タグ付けは、AP15または第2のMS25のハードウェアアドレスをMACフレーム40の中に挿入することによって達成され得る。
データパケットの送信の方法500の例示的な実施形態が、図15に示される。ステップ505において、第1のMS20は、データパケットが第2のMS25に直接的に送信されるようにタグ付けされるかどうかを決定する。そうでない場合には、ステップ510に示されるように、第1のMS20は、AP15にデータパケットを送信する。データパケットが第2のMS25に直接的に送信されるようにタグ付けされる場合には、ステップ515は、第1のMS20がフォールバックタイマーを設定することを示す。当業者によって理解されるように、フォールバックタイマーは、所定の値から減少、または所定の値へと増加し得、所定の値に達したときには、第1のMS20に、データパケットを第2のMS25に再送信させ得るか、またはデータパケットをAP15に送信させ得る。当業者が理解し得るように、データパケットのAP15への送信は、たとえば、第4のアドレスフィールド95におけるハードウェアアドレスの変更、および/またはAP15へ送信されるべきデータパケットへの再タグ付けを含み得る。
ステップ520において、第1のMS20は、データパケットを第2のMS25に送信する。送信後に、ステップ525に見られるように、第1のMS20は、フォールバックタイマーが所定の値に達する前に、第1のMS20が第2のMS25からMS肯定応答信号190を受信したかどうかを決定する。フォールバックタイマーが所定の値に達する前に、MS肯定応答信号190が第1のMS20によって受信された場合には、ステップ510に示されるように、データパケットはAP15に送信される。MS肯定応答信号190が第1のMS20によって受信された場合には、第1のMS20は、さらなるデータパケット信号195を、第2のMS25に直接的に送信し得、フォールバックタイマーをリセットし得る(手動のペアリングではないとき)。
性能をさらに向上させるために、本発明は、802.11規格によって定義され、かつ当該技術分野において周知の、送信(「RTS/CTS」)メカニズムに対して送信/消去をする要求を利用し得る。このようにして、第1のMS20は、ワイヤレスネットワークを介してデータパケットを送信する前に、RTS/CTSハンドシェークを完了し得る。ハンドシェークの使用は、ワイヤレスネットワークにわたる積極的な制御を提供し得、隠され得るワイヤレス局の間の衝突を最小化し得る。
テーブル200にハードウェアアドレスを自動的に入力するための例示的な方法600が、図16に示される。ステップ605において、第1のMS20は、RF有効範囲領域160の中で送信するワイヤレス局を聞く。当業者によって理解され得るように、ワイヤレス局は、第1のMS20に対して送信する必要はなく、第1のMS20のRF有効範囲領域160の内側または外側にあり得る別のワイヤレス局に対して単純に送信する。
ステップ610において、第1のMS20は、聞かれたワイヤレス局のハードウェアアドレスがテーブル200の中に現在含まれているかどうかを決定する。ハードウェアアドレスがテーブル200の中にある場合には、第1のMS20は、関連するタイマー値をリセットし得る。ハードウェアアドレスがテーブル200の中にない場合には、ステップ615に示されるようにハードウェアアドレスがテーブルに追加され、ステップ620に示されるようにタイマー値が設定される。聞かれたワイヤレス局のハードウェアアドレスはテーブル200の中に保持され、その間にタイマー値が増加/減少させられる。ステップ625において、第1のMS20は、タイマー値が限界値に達したかどうかを決定し、それによって、聞かれたワイヤレス局のハードウェアアドレスはテーブル200から除去され得る。
第1のMSによって使用されるペアリングタイマー700の例示的な実施形態が、図17に関して説明される。一実施形態において、第1のMS20は、つねに活動状態であり得、RF有効範囲領域160の中の他のワイヤレス局に耳を澄ます。第2の実施形態において、第1のMS20は、時間の間隔についてのみ活動状態であり得る。図17に示されるように、ペアリングタイマー700は、第1のタイマー705と第2のタイマー710とを含み得る。第1のタイマー705は、受動的に耳を澄ますことに使用され得る。すなわち、第1のタイマー705は、所定の時間(たとえば、3〜5ビーコン間隔)にわたって第1のMS20を起動し得る。第1のタイマー705は、第1のMS20がRF有効範囲領域160の中にあるワイヤレス局を聞くことを可能にし得、それによって第1のMS20のテーブル200の生成/アップデートを行う。その後、第1のタイマー705は、所定のまたはMIB定義された間隔(たとえば10ビーコン間隔)の後で、第1のMS20を非活動化し得る。当業者によって理解され得るように、受信機の活動化/非活動化のためのビーコン間隔の数は、APセル35および/またはワイヤレス局10におけるトラフィックの量に依存して、最適化され得る。
第2のタイマー710は、データパケットがAP15に送信された後に、第1のMS20を活動化するために使用され得る。このようにして、第1のMS20は、所定の時間またはMIB定義された間隔(現在のビーコン間隔の5〜7倍)にわたって、AP15からのデータパケット宛先信号185、および/または第2のMS20からのMS肯定応答信号190に、耳を澄ますように、活動化される。当業者によって理解され得るように、信号185、190に耳を澄ますための所定の間隔は、ワイヤレスネットワーク10の上で信号185、190を聞く可能性を増加させるように変更され得る。所定の間隔のさらなる最適化は、データパケットソース信号175の送信と、聞かれたデータパケット宛先信号185および/またはMS肯定応答信号190との時間を平均することによって、達成され得る。
本発明は、第2のMS25による第1のMS20(たとえば送信するワイヤレス局)の電力調整をさらに提供する。図18に、第2のMS25(たとえばデータパケットを受信するワイヤレス局)によって利用され得る電力調整メカニズム800の例示的な実施形態が示される。アイドル状態805において、第2のMS25は、アイドル状態であり、そのRF有効範囲領域165の中のトラフィックに耳を澄ます。パケット処理状態810において、第2のMS25は、データパケットを受信しており、パケット処理を開始する。標準的なパケット処理とともに、第2のMS25の論理回路は、データパケットが、第2のMS25のテーブル200の中にハードウェアアドレスを有するワイヤレス局から来たか、あるいは第2のMS25のテーブル200の中にハードウェアアドレスを有しないワイヤレス局から来たか、を決定する。ハードウェアアドレスがテーブル200の中に存在しない場合には、処理はアイドル状態805に戻る。ハードウェアアドレスがテーブル200の中に存在する場合には、第2のMS25は、既存のソース状態815の中に入る。
既存のソース状態815において、フレーム制御フィールド65におけるサブタイプフィールド110(図6に示される)は、図8に示されるような電力調整サブタイプを含むかどうかを決定するために、チェックされる。サブタイプフィールド110が電力調整サブタイプを含まない場合には、処理はアイドル状態805に戻る。サブタイプフィールド110が電力調整サブタイプを含む場合には、処理は入力アップデート状態820に進む。電力調整サブタイプに依存して、第1のMS20への次の送信のための電力設定が格納される。たとえば、図8を参照して、第2のMS25は、サブタイプフィールド110に「1000」のサブタイプ値を含むことによって、第1のMS20に対して、次の送信の電力を増加させるように指示し得る。
本発明は、第1のMS20による第2のMS25(たとえば受信するワイヤレス局)の電力調整をさらに提供する。図19に、第1のMS20(たとえばデータパケットを送信するワイヤレス局)によって利用され得る電力調整メカニズム900の例示的な実施形態が示される。アイドル状態905において、第1のMS20はアイドル状態であり、送信すべきデータパケットを待つ。パケット処理状態910において、データパケットは第1のMS20から送信される。第1のMS20の論理回路は、データパケットが、第1のMS25のテーブル200の中にハードウェアアドレスを有するワイヤレス局へ送られるか、あるいは第1のMS25のテーブル200の中にハードウェアアドレスを有しないワイヤレス局へ送られるか、を決定する。ハードウェアアドレスがテーブル200の中に存在しない場合には、処理は送信パケット状態920に進み、そこでデータパケットが送信される。ハードウェアアドレスがテーブル200の中に存在する場合には、第1のMS20は、既存の宛先状態915の中に入る。
既存の宛先状態915において、第2のMS25のハードウェアアドレスは、それに関連する、以前に受信された信号強度を有する。以前に受信された信号強度は、第1のMS20に格納された最適な受信された信号強度と比較される。サブタイプフィールド110におけるサブタイプ値は、以前の強度と最適な強度との差を反映するように調整され得る。たとえば、第1のMS20は、「1000」の値を入力し得、それによって、第2のMS25に、次の送信の電力を増加させるように指示する。サブタイプ値が調整されると、処理は送信パケット状態920に進む。送信が完了すると、処理はアイドル状態905に戻る。
本発明は、第2の作動モードを使用して通信を暗号化するメカニズムをさらに提供する。当業者によって周知であるように、暗号化は、送信されたデータを暗号文に符号化してその意味を隠すメカニズムである。ワイヤレス局が直接的に通信するために、ワイヤレス局は暗号化キーの共通セットを使用し得る。手動でペアリングされるワイヤレス局については、暗号化キーもまた手動で入力され得る。自動的にペアリングされるワイヤレス局については、AP15と関連づけるプロセスは、正しい暗号化キーが所定の位置にあることを要求する。
本発明は、ワイヤレスネットワーク10にアクセスするワイヤレス局が自らの識別を照明する、認証のメカニズムをさらに提供する。ワイヤレス局の手動のペアリングは、固有の認証を含む。なぜなら、ワイヤレス局をペアリングするユーザがそれぞれを認証するからである。ワイヤレス局の自動的なペアリングは、上述のプロセスおよびメカニズムに固有である。なぜなら、ある時点でワイヤレスネットワーク10へのアクセスを望むワイヤレス局は、ネットワーク10に対して自らを認証するからである。
本発明は、802.11規格の範囲内のレイヤ管理のメカニズムをさらに提供する。関連づけは、ワイヤレス局が配信システムにアクセスすることを可能にするAP/MSマッピングを確立するサービスである。本発明によると、ある時点でネットワーク10にアクセスすることを要求するワイヤレス局は、AP15と通信する。分離は、既存の関連づけを除去するサービスであり、ワイヤレス局がネットワークから離れるときに生じる。本発明によると、ワイヤレス局は、ネットワーク10を離れ、かつペアリングされたままであり得る。再関連づけ(すなわちローミング)は、MSと、APからさらなるAPへのAPとの間の確立された関連づけを転送するサービスである。再関連づけは、本発明とともに使用されるときに、実行可能なサービスであり続ける。MS20、25とAP15との間の同期化サービスは、ビーコン間隔と配信トラフィック指示メッセージとを利用する上述のメカニズムを介して維持される。
本発明によって提供されるさらなるサービスは、電力管理である。当該技術分野において公知であるように、MSは、所定の時間にわたって非活動状態にあるときに、スリープモードに入る。したがって、該MSは、ワイヤレスネットワーク10における活動に耳を澄ます他のMSによって決して聞かれ得ない。本発明によると、MSは、変更されたスリープモードに入り、それによって定期的にヌル(NULL)データパケットまたは「チャープ(chirp)」を送信する。チャープは、該MSのRF有効範囲領域の中の他のワイヤレス局が、第2の作動モードを使用して該MSと通信を確立することを可能にする。当業者によって理解され得るように、ヌル(NULL)データパケット送信の周期性は、変更され得、および/または任意の値に設定され得る。
第2の作動モードは、第1の作動モードのみを使用するときには利用可能でない利点を提供する。たとえば、第2の作動モードは、システム5の容量を増加させ得る。当該技術分野において公知であるように、分散協調機能(distributed coordination function)(「DCF」)の間に、ワイヤレス局(たとえばMS、AP、および任意の他のワイヤレスデバイス)は、ワイヤレスネットワーク10へのアクセスをめぐって時間的に争う。ワイヤレス局は、キャリア検知多重アクセス衝突回避(「CSMA/CA」)、またはキャリア検知多重アクセス衝突検出(「CSMA/CD」)などのネットワークアクセスメカニズムを使用する。CSMA/CAは、ワイヤレスネットワーク10へのアクセスを望むワイヤレス局が、送信を試みる前に、ワイヤレスネットワーク10の上の活動に耳を澄ます技術である。ワイヤレスネットワーク10の上の活動は、802.11規格の物理レイヤによって提供されるキャリア検知メカニズムから導き出され、それは当業者にとって公知である。CSMA/CAを使用することによって、ワイヤレス局は、検出された衝突に反応すること(すなわちCSMA/CD)によってではなく、耳を澄ますことによって、ワイヤレスネットワークの上の活動との衝突を回避しようと試みる。
第2の作動モードによって提供される別の利点は、データパケットの送信のための減少した時間である。上述のように、データパケットの送信のための最小数のホップは2つのホップである。しかし、第2の作動モードにおいて、データパケットは一つのホップにおいて送信される。なぜなら、AP15を介した送信が排除されているからである。第1のMS20と第2のMS25との間の直接的な通信は、システム5の全体的なスループットを増加させ得、データパケットの送信の待ち時間を低減させ得、データパケットの送信によって消費されるシステム5の集合電力(aggregate power)を低減させ得る。当業者によって理解されるように、電力消費は、バッテリ寿命と反比例の関係を有する。したがって、集合電力の低減は、バッテリ寿命を延ばし得る。
第2の作動モードによって提供されるさらなる利点は、ワイヤレスネットワーク10の上に存在するノイズの量における低減である。トラフィックを低減するのみならず、第1のMS20と第2のMS25との間の送信は、MS20、25が近距離の範囲内にあり得るので、より低い電力を使用し得る。近距離通信は、ワイヤレスネットワーク10の範囲内の干渉を低減し得る。
上述の利点は、単に説明的なものであり、本発明の利益を網羅するものでは決してない。本発明は、個人対個人の(person−to−person)(「P2P」)音声システム、P2P優先システム、および網目状ネットワークを利用するP2P通信システムにおいて、さらに利用され得る。
本発明は、MS20、25、AP15、およびRF有効範囲領域160、165を参照して説明された。当業者は、本発明もまた首尾よくインプリメントされ得ることを理解し得る。したがって、特許請求の範囲に述べられる本発明の最も広範な精神および範囲から逸脱することなく、実施形態に種々の修正および変更がなされ得る。したがって、明細書および図面は、限定的な意味ではなく、説明的な意味において考慮されるべきである。
図1は、本発明による第1の作動モードを利用するシステムの例示的な実施形態である。 図2は、本発明による第1の作動モードと第2の作動モードとの両方を利用する図1のシステムの例示的な実施形態である。 図3は、本発明による移動局のアーキテクチャの例示的な実施形態である。 図4は、本発明によるMACフレームの例示的な実施形態である。 図5は、図4のMACフレームのフレームボディの詳細図である。 図6は、図5のフレームボディのフレーム制御フィールドの詳細図である。 図7は、本発明によるタイプ値および関連する説明の表である。 図8は、本発明によるサブタイプ値および関連する説明の表である。 図9は、本発明による第1の作動モードを利用するシステムの例示的な実施形態である。 図10は、本発明による第2の作動モードを利用する図9のシステムの例示的な実施形態である。 図11は、第1の作動モードに戻る図10のシステムの例示的な実施形態である。 図12は、本発明によるハードウェアアドレスの表の例示的な実施形態である。 図13は、受信する移動局のテーブルにハードウェアアドレスを追加する方法の例示的な実施形態である。 図14は、本発明による、どの作動モードを使用するかを決定する方法の例示的な実施形態である。 図15は、本発明によるデータパケットを送信する方法の例示的な実施形態である。 図16は、本発明によるさらなる移動局のテーブルに移動局のハードウェアアドレスを入力する方法の例示的な実施形態である。 図17は、本発明によるペアリングタイマーの例示的な実施形態である。 図18は、本発明によるデータパケットを受信する移動局のための電力調整メカニズムの例示的な実施形態である。 図19は、本発明によるデータパケットを送信する移動局のための図18の電力調整メカニズムの例示的な実施形態である。

Claims (16)

  1. 送信元の移動局と、
    送信元の移動局をネットワークに接続するアクセスポイントと
    を備えるシステムであって、
    送信元の移動局は、第1の作動モードと第2の作動モードとを有し、
    該第1の作動モードは、該送信元の移動局が、送信先の移動局を対象としたデータパケットを該アクセスポイントに送信することと、該アクセスポイントが、該送信先の移動局に該データパケットを送信することと、該送信元の移動局が、該アクセスポイントから該送信先の移動局へのデータパケット送信と該送信先の移動局から該アクセスポイントへの関連する肯定応答とを待つこととを含み、該送信元の移動局が、該送信先の移動局から該アクセスポイントに送信された肯定応答信号を聞くときに、該送信元の移動局は、該アクセスポイントから接続を断つことなく、該第1の作動モードから該第2の作動モードに切り替わり、
    該第2の作動モードは、該送信先の移動局のアドレスが該送信元の移動局のテーブルに存在するときに、該送信元の移動局が、該送信先の移動局を対象とした該データパケットを該送信先の移動局に直接的に送信することを含む、システム。
  2. 前記送信元の移動局が、前記送信先の移動局のハードウェアアドレスを格納するテーブルを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ハードウェアアドレスが、該ハードウェアアドレスに関連づけられるタイマー値を有する、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記タイマー値が限界値に達するときに、前記ハードウェアアドレスが前記テーブルから除去される、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記送信元の移動局が、前記タイマー値の満了の前に、前記第2の作動モードを使用して前記送信先の移動局と通信を開始する、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記送信先の移動局が、前記送信元の移動局の無線周波数有効範囲領域に入るときに、該送信元の移動局が前記第1の作動モードから前記第2の作動モードに切り替わる、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記送信先の移動局が、前記第1の作動モードと前記第2の作動モードとを使用して、さらなるデータパケットを前記送信元の移動局に送信する、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記送信先の移動局が、前記送信元の移動局のハードウェアアドレスを格納するテーブルを含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 送信元の移動局と、
    該送信元の移動局をネットワークに接続するアクセスポイントと
    を備えるシステムであって、
    該送信元の移動局は、第1の作動モードと第2の作動モードとを有し、
    該第1の作動モードは、該送信元の移動局が、送信先の移動局を対象としたデータパケットを該アクセスポイントに送信することと、該アクセスポイントが、該送信先の移動局に該データパケットを送信することと、該送信元の移動局が、該アクセスポイントから該送信先の移動局へのデータパケット送信と該送信先の移動局から該アクセスポイントへの関連する肯定応答とを待つこととを含み、該送信元の移動局が、該送信先の移動局から該アクセスポイントに送信された肯定応答信号を聞くときに、該送信元の移動局は、該アクセスポイントから接続を断つことなく、該第1の作動モードから該第2の作動モードに切り替わり、
    該第2の作動モードは、該送信先の移動局のアドレスが該送信元の移動局のテーブルに存在するときに、該送信元の移動局が、該送信先の移動局を対象とした該データパケットを該送信先の移動局に直接的に送信することを含み、
    該送信元の移動局が、データパケットを該送信先の移動局に送信するために第2の作動モードで作動し、該第2の作動モードから離れることなく、データパケットを追加の移動局に送信するために第1の作動モードで作動するシステム。
  10. プロセッサと、
    該プロセッサ上での実行のための命令のセットを格納するメモリと
    を備える送信元の移動局であって、
    該命令のセットは、第1の作動モードと第2の作動モードとを含み、
    該第1の作動モードは、該送信元の移動局が、送信先の移動局を対象にしたデータパケットをネットワークに接続されたアクセスポイントに送信することと、該アクセスポイントが、該データパケットを該送信先の移動局に送信することと、該送信元の移動局が、該アクセスポイントから該送信先の移動局へのデータパケット送信と該送信先の移動局から該アクセスポイントへの関連する肯定応答とを待つこととを含み、該送信元の移動局が、該送信先の移動局から該アクセスポイントに送信された肯定応答信号を聞くときに、該送信元の移動局は、該アクセスポイントから接続を断つことなく、該第1の作動モードから該第2の作動モードに切り替わり、
    該第2の作動モードは、該送信先の移動局のアドレスがテーブルに存在するときに、該送信元の移動局が、該送信先の移動局を対象とした該データパケットを該送信先の移動局に直接的に送信することを含む、送信元の移動局。
  11. 前記送信元の移動局が、前記送信先の移動局のハードウェアアドレスを格納するテーブルを含む、請求項10に記載の送信元の移動局。
  12. 前記ハードウェアアドレスが、該ハードウェアアドレスに関連づけられるタイマー値を有する、請求項11に記載の送信元の移動局。
  13. 前記タイマー値が限界値に達するときに、前記ハードウェアアドレスが前記テーブルから除去される、請求項12に記載の送信元の移動局。
  14. 前記送信元の移動局が、前記第2の作動モードから離れることなく、データパケットを追加の移動局に送信するために前記第1の作動モードで作動する、請求項10に記載の送信元の移動局。
  15. 送信元の移動局と、
    送信元の移動局をネットワークに接続するアクセスポイントと
    を備えるシステムであって、
    送信元の移動局は、第1の作動モードと第2の作動モードとを有し、
    該第1の作動モードは、該送信元の移動局が、送信先の移動局を対象としたデータパケットを該アクセスポイントに送信することと、該アクセスポイントが、該送信先の移動局に該データパケットを送信することと、該アクセスポイントが、該データパケットの送信が検出されたときに、該送信元の移動局のアドレスをテーブルに追加することと、該送信元の移動局が、該アクセスポイントから該送信先の移動局へのデータパケット送信と該送信先の移動局から該アクセスポイントへの関連する肯定応答とを待つこととを含み、該送信元の移動局が、該送信先の移動局から該アクセスポイントに送信された肯定応答信号を聞くときに、該送信元の移動局は、該アクセスポイントから接続を断つことなく、該第1の作動モードから該第2の作動モードに切り替わり、
    該第2の作動モードは、該送信先の移動局のアドレスが該テーブルに存在するときに、該送信元の移動局が、該送信先の移動局を対象とした該データパケットを該送信先の移動局に直接的に送信することを含む、システム。
  16. 前記送信先の移動局は、第1の作動モードと第2の作動モードとを有し、
    該第1の作動モードは、送信元の移動局が、送信先の移動局を対象としたデータパケットを前記アクセスポイントに送信することと、該アクセスポイントが、該送信先の移動局に該データパケットを送信することとを含み、
    該第2の作動モードは、該送信元の移動局が、該送信先の移動局を対象とした該データパケットを該送信先の移動局に直接的に送信することを含む、請求項1に記載のシステム。
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