JP5036809B2 - 無線通信装置および緊急信号送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置および緊急信号送信方法に関する。
近年、無線通信、特に移動体通信では、音声以外に画像やデータなどの様々な情報が伝送の対象になっている。今後はさらに高速な伝送に対する必要性がさらに高まるであろうと予想され、高速伝送を行うために、限られた周波数資源をより効率よく利用して、高い伝送効率を実現する無線伝送技術が求められている。
このような要求に応え得る無線伝送技術の一つにOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)がある(例えば、非特許文献1参照)。OFDMは、高い周波数利用効率、マルチパス環境下のシンボル間干渉低減などの特徴を持ち、伝送効率の向上に有効であることが知れている。特に、OFDMは、データが配置される複数のサブキャリアの周波数が互いに直交しているため、マルチキャリア通信の中でも最も周波数利用効率が高く、また、比較的簡単なハードウェア構成でマルチキャリア通信を実現できる。このため、OFDMは、移動体通信に採用される通信方法として注目されており、様々な検討がなされている。
WS No.197,「〜ディジタル放送/移動通信のための〜OFDM変調技術」,株式会社トリケップス,2000年3月7日
雪山での遭難等、無線通信移動局装置(以下、移動局と省略する)ユーザに緊急事態が発生した場合に、移動局ユーザが救助を求めるための連絡手段として移動体通信を利用し、移動局から無線通信基地局装置(以下、基地局と省略する)へ緊急信号を送信することが考えられる。
また、移動体通信にOFDMを採用する場合、移動局から基地局へ緊急信号を送信するために、データチャネルとは別に緊急信号専用の特別なチャネルを予め確保しておくことが考えられる。
しかしながら、移動局が緊急信号を基地局に送信する頻度は極めて少ないため、緊急信号専用の特別なチャネルを予め確保しておくのは無駄である。また、緊急信号専用の特別なチャネルを常に確保しておくと、その特別なチャネルではデータを伝送できないためデータ伝送効率が低下してしまう。
本発明の目的は、データ伝送効率を低下させることなく緊急信号を送信することができる無線通信装置および緊急信号送信方法を提供することである。
本発明の無線通信装置は、マルチキャリア信号の周波数帯において通常信号が配置されない特定の周波数に緊急信号を配置する配置手段と、前記特定の周波数に配置された前記緊急信号を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、データ伝送効率を低下させることなく緊急信号を送信することができる。
まず、マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアについて説明する。ここでは、説明を容易にするため、図1に示すように、マルチキャリア信号はf1〜f15のサブキャリアから構成されるものとする。
図1に示すマルチキャリア信号を構成するサブキャリアf1〜f15において、データ信号、制御信号およびパイロット信号(以下、これらを通常信号という)を配置するためのサブキャリア(以下、使用キャリアという)として、サブキャリアf4〜f12がある。
ただし、使用キャリアf4〜f12のうち、マルチキャリア信号の中心周波数のサブキャリアf8、すなわち、DCキャリアは、DCオフセットの影響により基地局での受信品質が劣化するため、移動局では通常信号を配置しない。つまり、移動局が通常信号を基地局に送信するために使用するサブキャリアは9つの使用キャリアf4〜f12のうち、サブキャリアf4〜f7、および、サブキャリアf9〜f12の8つである。
また、図1に示すように、FFT(Fast Fourier Transform)がなされる周波数範囲であるFFTサイズは、マルチキャリア信号の周波数帯と等しく、f1〜f15の周波数帯である。よって、基地局では、通常信号が配置されないDCキャリアも含めてFFTが行われるが、従来、DCキャリアは復調処理されずに廃棄されている。つまり、従来、DCキャリアは基地局で受信されるにもかかわらず復調処理されずに廃棄されている。
また、マルチキャリア信号を構成するサブキャリアf1〜f15において、使用キャリア以外のサブキャリアf1〜f3およびf13〜f15は、隣接セル干渉を低減させるために使用キャリアの両側に設定されたものであり、ガードキャリアと称される。よって、移動局ではガードキャリアには通常信号を配置しない。また、DCキャリアと同様、基地局では、通常信号が配置されないガードキャリアも含めてFFTが行われるが、従来、ガードキャリアは復調処理されずに廃棄されている。つまり、従来、ガードキャリアは基地局で受信されるにもかかわらず復調処理されずに廃棄されている。
このように、従来、マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアにおいて、基地局で受信されるにもかかわらず復調されずに廃棄されているサブキャリアが存在する。
ここで、移動局は、通常信号が誤り無く基地局に受信されるために、ガードキャリアおよびDCキャリアに通常信号を配置しないだけである。つまり、ガードキャリアおよびDCキャリアは、移動局が信号を配置しさえすれば基地局で復調することが可能なサブキャリアである。
また、上記のように、緊急信号は移動局ユーザに緊急事態が生じている際に基地局宛に
送信される信号であり、緊急信号送信の最大の目的は移動局ユーザが緊急事態にあることを知らせることである。換言すれば、緊急信号により移動局ユーザに緊急事態が生じていることさえ知らせることができればよい。よって、緊急信号は通常信号とは異なり、基地局に受信されさえすれば、その受信品質は劣化していても構わない。
また、通信システム全体のすべての通信時間において、緊急信号を送信しなければならないような緊急事態が発生する頻度は極めて少ない。また、緊急信号送信の最大の目的は移動局ユーザが緊急事態にあることを知らせることであるため、通信システム全体のすべての通信時間に占める緊急信号の送信時間はわずかである。よって、移動局が緊急信号を送信する場合、緊急信号から通常信号に与える干渉はわずかであり、緊急信号が通信システム全体に与える影響はほとんどない。
そこで、本発明では、マルチキャリア信号の周波数帯において、ガードキャリアの周波数またはDCキャリアの周波数等、通常信号が配置されない特定の周波数に緊急信号を配置して送信する。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、ガードキャリアの周波数に緊急信号を配置する。
本実施の形態に係る移動局100の構成を図2に示す。
移動局100において、変調部101には、通常信号が入力される。変調部101は、入力された通常信号に対して変調処理を行って通常信号シンボルを生成し、通常信号シンボルを配置部102に出力する。
配置部102は、複数のサブキャリアのうちガードキャリアおよびDCキャリア以外のサブキャリアに通常信号シンボルを配置してIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部103に出力する。
IFFT部103は、複数のサブキャリアに対してIFFTを行って、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを生成し、OFDMシンボルをCP(Cyclic Prefix)付加部104に出力する。
CP付加部104は、IFFT部103から入力されるOFDMシンボルの後尾部分と同じ信号をCPとしてOFDMシンボルの先頭に付加し、CP付加後のOFDMシンボルを無線送信部108に出力する。
変調部105には、緊急信号が入力される。変調部105は、入力された緊急信号に対して変調処理を行って緊急信号シンボルを生成し、緊急信号シンボルを配置部106に出力する。
配置部106は、変調部105から入力された緊急信号シンボルを、通常信号が配置されないガードキャリアの周波数に配置して拡散部107に出力する。
ここで、基地局の送信電力と比較して移動局の送信電力は小さいため、基地局のセル範囲外、つまり、通信圏外に移動局が位置している場合、移動局は基地局の信号を受信できるにもかかわらず、基地局はその移動局からの信号を受信できない状況が発生する。このような場合でも、基地局が移動局からの緊急信号を確実に受信できることが望ましい。そ
こで、拡散部107は、配置部106から入力された緊急信号シンボルに対して緊急信号用の拡散コードを用いて拡散処理を行い、拡散後の緊急信号シンボルを無線送信部108に出力する。拡散部107には、移動局100が基地局のセル範囲外に位置する場合でも基地局が緊急信号を確実に受信できる程度のSNR(Signal to Noise Ratio)を得ることができる拡散コードを設定する。
無線送信部108は、CP付加部104から入力されるOFDMシンボルまたは拡散部107から入力される緊急信号シンボルに対しD/A変換、増幅およびアップコンバート等の送信処理を行ってアンテナ109から基地局へ送信する。
ここで、通常信号および緊急信号の周波数配置について図3および図4を用いて説明する。
通常信号は配置部102により、図3に示すように、図1に示すサブキャリアf4〜f7およびf9〜f12に配置される。ここでは、図3に示すように、パイロットチャネルとデータチャネルとで通常信号の1フレームが構成される。また、図3に示すように、配置部102は、DCキャリアf8には通常信号を配置しない。
一方、緊急信号は配置部106により、図4に示すように、図1に示すガードキャリアf1〜f3およびf13〜f15のうち、ガードキャリアf13の周波数に配置される。また、図4に示すように、配置部106は、ガードキャリアf13の周波数以外の周波数には緊急信号を配置しない。よって、無線送信部108は、緊急信号を送信する際、ガードキャリアf13の周波数のみを対象にして送信処理を行えばよい。
なお、配置部106は、ガードキャリアf13以外のガードキャリアf1〜f3,f14,f15の周波数に緊急信号を配置してもよい。つまり、配置部106は、マルチキャリア信号の周波数帯f1〜f15において、複数のガードキャリアのうちのいずれかのガードキャリアの周波数に緊急信号を配置する。
次に、本実施の形態に係る基地局200について説明する。本実施の形態に係る基地局200の構成を図5に示す。
基地局200において、無線受信部202は、移動局100から送信されたOFDMシンボルをアンテナ201を介して受信し、このOFDMシンボルに対しダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を行ってCP除去部203に出力する。
CP除去部203は、受信処理後のOFDMシンボルからCPを除去し、FFT部204に出力する。
FFT部204は、CP除去部203から入力されるOFDMシンボルに対してFFTを行い、FFT後の信号を復調部205および抽出部206に出力する。
復調部205は、FFT部204から入力される信号のうち、サブキャリアf4〜f7およびf9〜f12に配置されている信号、つまり、通常信号シンボルに対して復調処理を行い、通常信号を得る。
抽出部206は、FFT部204から入力される信号のうちガードキャリアの周波数に配置された信号、つまり、緊急信号シンボルを抽出して逆拡散部207に出力する。
逆拡散部207は、抽出部206から入力される緊急信号シンボルに対して逆拡散処理
を行い、逆拡散後の緊急信号シンボルを復調部208に出力する。
復調部208は、逆拡散部207から入力される緊急信号シンボルに対して復調処理を行い、緊急信号を得る。
次に、基地局で受信される信号(OFDMシンボル)について説明する。
複数の移動局100が通常信号のみを送信する場合、基地局200は、図3に示す信号を受信する。このとき、基地局200は、通常信号のみを得る。
一方、通常信号を送信する移動局100と緊急信号を送信する移動局100の双方が同時に存在する場合、基地局200は、図6に示す信号を受信する。図6に示すように、基地局200にて受信される信号において、サブキャリアf4〜f7およびf9〜f12には通常信号が配置され、ガードキャリアf13には緊急信号が配置されている。基地局200は、通常信号のみを受信する場合と同様に通常信号シンボルを復調する一方、ガードキャリアf13に配置された緊急信号シンボルを抽出して復調する。よって、通常信号を送信する移動局100と緊急信号を送信する移動局100の双方が同時に存在する場合には、基地局200は、通常信号および緊急信号の双方を同時に得ることができる。
このように、本実施の形態によれば、マルチキャリア信号の周波数帯において、通常信号の送信には使用されないが、基地局には受信されるガードキャリアを用いて緊急信号を送信する。このため、通常信号用のサブキャリアの一部を緊急信号用として予め確保しておかなくても緊急信号を送受信することができる。よって本実施の形態によれば、マルチキャリア通信において、データ伝送効率を低下させることなく緊急信号を送信することができる。
さらに、本実施の形態によれば、緊急信号に対して拡散処理を行っているため、通常信号が基地局まで届かない場合、例えば、移動局がセル範囲外に位置する場合においても、緊急信号を基地局まで確実に伝送することができる。
さらに、本実施の形態によれば、従来の移動局および従来の基地局に簡易な構成(変調部105,配置部106,拡散部107,抽出部206,逆拡散部207,復調部208)を追加するだけで緊急信号の送受信が可能となる。よって、本実施の形態によれば、緊急信号の送受信を行える移動局および基地局を低コストで実現することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態は、DCキャリアの周波数に緊急信号を配置する点において実施の形態1と相違する。
すなわち、本実施の形態では、図2に示す配置部106が、変調部105から入力された緊急信号シンボルを、通常信号が配置されないDCキャリアの周波数に配置し、図5に示す抽出部206が、FFT部204から入力される信号のうちDCキャリアの周波数に配置された緊急信号シンボルを抽出する点のみが実施の形態1と相違する。
次に、緊急信号の周波数配置について図7を用いて説明する。なお、通常信号の周波数配置は実施の形態1(図3)と同様である。
緊急信号は配置部106により、図7に示すように、図1に示すDCキャリアf8の周波数に配置される。また、図7に示すように、配置部106は、DCキャリアf8の周波数以外の周波数には緊急信号を配置しない。よって、無線送信部108は、緊急信号を送
信する際、DCキャリアf8の周波数のみを対象にして送信処理を行えばよい。このように、本実施の形態に係る配置部106は、マルチキャリア信号の周波数帯f1〜f15において、DCキャリアの周波数に緊急信号を配置する。
次に、基地局で受信される信号(OFDMシンボル)について説明する。
複数の移動局100が通常信号のみを送信する場合については実施の形態1(図3)と同様である。
一方、通常信号を送信する移動局100と緊急信号を送信する移動局100の双方が同時に存在する場合、基地局200は、図8に示す信号を受信する。図8に示すように、基地局200にて受信される信号において、サブキャリアf4〜f7およびf9〜f12には通常信号が配置され、DCキャリアf8には緊急信号が配置されている。基地局200は、通常信号のみを受信する場合と同様に通常信号シンボルを復調する一方、DCキャリアf8に配置された緊急信号シンボルを抽出して復調する。よって、通常信号を送信する移動局100と緊急信号を送信する移動局100の双方が同時に存在する場合には、基地局200は、通常信号および緊急信号の双方を同時に得ることができる。
このように、本実施の形態によれば、マルチキャリア信号の周波数帯において、通常信号の送信には使用されないが、基地局には受信されるDCキャリアを用いて緊急信号を送信する。このため、通常信号用のサブキャリアの一部を緊急信号用として予め確保しておかなくても緊急信号を送受信することができる。よって本実施の形態によれば、実施の形態1同様、マルチキャリア通信において、データ伝送効率を低下させることなく緊急信号を送信することができる。また、本実施の形態によれば、実施の形態1同様、緊急信号を基地局まで確実に伝送することができる。さらに、本実施の形態によれば、実施の形態1同様、緊急信号の送受信を行える移動局および基地局を低コストで実現することができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記各実施の形態の移動局では、緊急信号を送信する際、通常信号の送信処理に用いる変調部101,配置部102,IFFT部103およびCP付加部104への電源供給を停止してもよい。これにより、移動局では、緊急信号送信の際に、消費電力が比較的大きいIFFT回路を停止させることができるため、消費電力を非常に小さくできる。よって、移動局は、緊急信号をより長い時間送信することが可能となる。
また、上記各実施の形態では、移動局−基地局間で送受信される信号がOFDM方式で伝送されるものとして説明したが、この信号は、例えばシングルキャリア方式等、OFDM方式以外の伝送方式で伝送されてもよい。シングルキャリア方式としては、例えば3GPP規格で採用されているSC−FDMA方式等がある。SC−FDMA方式では周波数軸上(周波数領域)の信号に対してIFFTを行うため、SC−FDMA方式により信号が送信される場合でも、緊急信号をDCキャリアの周波数またはガードキャリアの周波数に配置して送信することが可能である。
また、上記各実施の形態では、図1に示すマルチキャリア信号を用いて説明したが、例えば3GPP規格では、伝送帯域幅20MHzにおいてFFTサイズとして2048本のサブキャリアが設定される。また、使用キャリアが1201本あり、そのうちの1つがDCキャリアである。よって、使用キャリア以外の847本のサブキャリアがガードキャリアである。
また、上記各実施の形態では、緊急信号に対して拡散処理を行ったが、セル範囲内に位置する移動局からの緊急信号のみを基地局が受信できればよい場合には、緊急信号に対して拡散処理を行わなくてもよい。よって、この場合には、拡散部107(図2)および逆拡散部207(図5)は不要となる。
また、上記各実施の形態では、緊急信号の送信側の無線通信装置を移動局、緊急信号の受信側の無線通信装置を基地局として説明したが、基地局が図2に示す構成を採り、移動局が図5に示す構成を採ることにより、緊急信号の送信側の無線通信装置を基地局、緊急信号の受信側の無線通信装置を移動局とすることもできる。緊急信号の送信側を基地局、緊急信号の受信側を移動局にすると、津波警報や地震警報等の気象情報や緊急事態情報を基地局から複数の移動局に対して放送することが可能になる。
また、上記各実施の形態では、ガードキャリアまたはDCキャリアのいずれか一方を用いて緊急信号を送信したが、ガードキャリアおよびDCキャリアの双方を用いて緊急信号を送信することも可能である。例えば、ガードキャリアの周波数およびDCキャリアの周波数の双方に緊急信号を配置して複数の緊急信号を同時に送信することも可能であり、また、緊急信号をガードキャリアの周波数とDCキャリアの周波数との間でホッピングさせながら送信することも可能である。これにより、緊急信号のダイバーシチ効果を高めて、緊急信号をより確実に受信可能とすることができる。
また、緊急信号の種類または内容に応じて、緊急信号をガードキャリアの周波数に配置するか、または、DCキャリアの周波数に配置するかを選択してもよい。これにより、受信側で緊急信号の配置位置を判定することにより、緊急信号の種類または内容に関する信号を送信側から受信側に別途送信することなく、受信側では緊急信号の種類または内容を知ることができる。例えば、緊急度が低い場合には緊急信号をガードキャリアの周波数に配置し、緊急度が高い場合には緊急信号をDCキャリアの周波数に配置する。このように、緊急信号の緊急度に応じてガードキャリアまたはDCキャリアのいずれか一方を用いて緊急信号を送信することにより、受信側では緊急度を通知するための信号を必要とせずに、緊急度を知ることが可能となる。
また、TDDシステムにおいて、上り回線では緊急信号をDCキャリアの周波数に配置して送信し、下り回線では緊急信号をガードキャリアの周波数に配置して送信してもよい。このように、上り回線と下り回線との間で緊急信号を配置する周波数を互いに異ならせることにより、上り回線の緊急信号と下り回線の緊急信号との衝突を防ぐことができ、安定した緊急信号の送信が可能となる。
また、移動局はUE、基地局装置はNode B、サブキャリアはトーンと称されることもある。また、CPは、ガードインターバル(Guard Interval:GI)と称されることもある。
また、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフ
ィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2007年3月28日出願の特願2007−085387の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、移動体通信システム等に適用することができる。
マルチキャリア信号のサブキャリア構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る移動局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る通常信号配置例 本発明の実施の形態1に係る緊急信号配置例 本発明の実施の形態1に係る基地局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る基地局での受信信号例 本発明の実施の形態2に係る緊急信号配置例 本発明の実施の形態2に係る基地局での受信信号例

Claims (3)

  1. 緊急信号の種類、内容または緊急度に応じて、ガードキャリアの周波数またはDCキャリアの周波数に前記緊急信号を配置する配置手段と、
    配置された前記緊急信号を送信する送信手段と、
    を具備する無線通信装置。
  2. 前記緊急信号を拡散する拡散手段、をさらに具備する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 緊急信号の種類、内容または緊急度に応じて、ガードキャリアの周波数またはDCキャリアの周波数に前記緊急信号を配置し、
    配置された前記緊急信号を送信する、
    緊急信号送信方法。
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