JP4892547B2 - 無線通信基地局装置およびパイロット配置方法 - Google Patents

無線通信基地局装置およびパイロット配置方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信基地局装置およびパイロット配置方法に関する。
近年、移動体通信においては、音声以外に画像やデータ等の様々な情報が伝送の対象になっている。これに伴って、高信頼かつ高速な伝送に対する必要性がさらに高まっている。しかし、移動体通信において高速伝送を行う場合、マルチパスによる遅延波の影響が無視できなくなり、周波数選択性フェージングにより伝送特性が劣化する。
周波数選択性フェージング対策技術の1つとして、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に代表されるマルチキャリア通信が注目されている。マルチキャリア通信では、周波数選択性フェージングが発生しない程度に伝送速度が抑えられた複数のサブキャリアを用いてデータが伝送される。特に、OFDM方式は、データが配置される複数のサブキャリアの周波数が互いに直交しているため、マルチキャリア通信の中でも最も周波数利用効率が高く、また、比較的簡単なハードウェア構成でマルチキャリア通信を実現できる。このため、OFDM方式は、セルラ方式の移動体通信に採用される通信方法として注目されており、様々な検討が加えられている。また、OFDM方式では、符号間干渉(ISI:IntersymbolInterference)を防止するために、各OFDMシンボルの先頭にそのOFDMシンボルの後端部分をサイクリック・プリフィクス(CP:Cyclic Prefix)として付加する。これにより、受信側では、遅延波の遅延時間がCPの時間長(以下、CP長という)以内に収まる限りISIを防止することができる。
一方、最近、マルチキャスト通信に関する検討が行われている。マルチキャスト通信は、ユニキャスト通信のような1対1の通信ではなく、1対多の通信となる。すなわち、マルチキャスト通信では、1つの無線通信基地局装置(以下、基地局と省略する)が複数の無線通信移動局装置(以下、移動局と省略する)に同時に同じデータを送信する。このマルチキャスト通信により、移動体通信システムにおいて音楽データやビデオ画像データの配信サービス、テレビ放送等の放送サービス等が実現される。また、マルチキャスト通信を用いて行うサービスとしては1つの基地局ではカバーしきれない比較的広い通信エリアに対するサービスが想定されるため、マルチキャスト通信では複数の基地局から同じデータを送信することでその広い通信エリア全体をカバーする。つまり、マルチキャストデータは、複数のセルにおいて互いに同一のデータとなる。このようにマルチキャスト通信では複数の基地局から同時に同じマルチキャストデータが送信されるため、セル境界付近に位置する移動局では、複数の基地局からのマルチキャストデータが混合された状態で受信される。
ここで、マルチキャスト通信にOFDM方式を用いる場合、セル境界付近に位置する移動局では、複数の基地局から同時に送信される複数の同一OFDMシンボルがCP長以内の時間差で受信されると、それらのOFDMシンボルが合成されて受信電力が増幅された状態で受信される。このような合成された信号の伝搬路変動(位相変動および振幅変動)をチャネル推定により補正するためには、合成された信号のチャネル推定値が必要となる。よって、OFDM方式を利用したマルチキャスト通信では、チャネル推定値を求めるために使用されるパイロットについても、マルチキャストデータ同様、複数の基地局から同時に同一のパイロットが送信される必要がある。つまり、マルチキャストデータ用パイロットは複数のセルに共通のパイロットである必要がある。
一方、ユニキャスト通信では、複数の基地局が互いに異なるデータ(ユニキャストデー
タ)を送信する(非特許文献1参照)。つまり、ユニキャストデータは、複数のセル毎に互いに異なるデータとなる。ユニキャストデータとしては、例えば、移動局からのユーザデータの送信に必要な制御データ等がある。よって、ユニキャスト通信では、チャネル推定値を求めるために使用されるパイロットについても、ユニキャストデータ同様、複数の基地局から互いに異なるパイロットが送信される必要がある。つまり、ユニキャストデータ用パイロットは複数のセル毎に互いに異なるパイロットである必要がある。
さらに、マルチキャストデータとユニキャストデータとを多重して送信する際のパイロットの配置方法について検討がなされている(非特許文献2参照)。なお、マルチキャスト通信がニュースグループ等そのサービスに加入している特定の移動局に対してのみ情報送信するような通信形態をとるのに対し、ブロードキャスト通信は現在のテレビ放送やラジオ放送のように全移動局に対して情報送信するような通信形態をとる。しかし、1つの基地局が複数の移動局に同時に同じデータを送信する点において、マルチキャストとブロードキャストとは同一である。よって、この文献では、マルチキャストとブロードキャストとを合わせたMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)を用いた説明がなされている。また、マルチキャストの代わりにブロードキャストを用いた説明がなされることもある。
3GPP TSG RAN WG1 LTE Ad Hoc Meeting (2005.06) R1-050589"Pilot channel and scrambling code in evolved UTRA downlink" 3GPP TSG RAN WG1 LTE Ad Hoc Meeting (2006.01) R1-060182"MBMS Structure for Evolved UTRA"
ここで、ユニキャストデータ用パイロットは上記のように複数のセル毎に互いに異なるパイロットであるので、セル間でのユニキャストデータ用パイロット同士の干渉を軽減するためにユニキャストデータ用パイロットは比較的大きい電力で送信される。
一方、マルチキャストデータ用パイロットは上記のように複数のセルに共通のパイロットであるので、セル間でのマルチキャストデータ用パイロット同士の干渉は発生しない。このためマルチキャストデータ用パイロットは比較的小さい電力で送信される。
よって、それらのパイロットの配置によっては、ユニキャストデータ用パイロットがマルチキャストデータ用パイロットに干渉を与えてしまい、その結果、マルチキャストデータ用パイロットを用いて行うマルチキャストデータのためのチャネル推定の精度が劣化することがある。
本発明の目的は、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉によるマルチキャストデータのチャネル推定精度の劣化を防止することができる基地局およびパイロット配置方法を提供することである。
本発明の一態様に係る基地局は、複数のセル毎に互いに異なる第1データ(ユニキャストデータ)からなる第1マルチキャリア信号と、前記複数のセルにおいて互いに同一の第2データ(マルチキャストデータ)からなる第2マルチキャリア信号とを時間多重して送信する基地局であって、前記第1データ用の第1パイロット(ユニキャストデータ用パイロット)および前記第2データ用の第2パイロット(マルチキャストデータ用パイロット)を生成する生成手段と、周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、前記第1パイロット(ユニキャストデータ用パイロット)からの干渉を受けない位置に前記第2パイロット(マルチキャストデータ用パイロット)を配置する配置手段と、を具備する構成を採る。
また、本発明の一態様に係るパイロット配置方法は、複数のセル毎に互いに異なる第1データ(ユニキャストデータ)からなる第1マルチキャリア信号と、前記複数のセルにおいて互いに同一の第2データ(マルチキャストデータ)からなる第2マルチキャリア信号とを時間多重して送信する基地局におけるパイロット配置方法であって、周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、前記第1データ用のパイロット(ユニキャストデータ用パイロット)からの干渉を受けない位置に前記第2データ用のパイロット(マルチキャストデータ用パイロット)を配置するようにした。
本発明によれば、第1データ用のパイロット(ユニキャストデータ用パイロット)からの干渉による第2データ(マルチキャストデータ)のチャネル推定精度の劣化を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、OFDM方式をマルチキャリア通信方式の一例として説明するが、本発明はOFDM方式に限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態に係る基地局は、OFDM方式の移動体通信システムにおいて用いられるものであり、ユニキャストデータが複数のサブキャリアに配置されたOFDMシンボルと、マルチキャストデータが複数のサブキャリアに配置されたOFDMシンボルとを時間多重して移動局へ送信する。
本実施の形態に係る基地局100の構成を図1に示す。
符号化部101は、ユニキャストデータを符号化して変調部102に出力する。
変調部102は、符号化後のユニキャストデータを変調してユニキャストデータシンボルを生成し、配置部106に出力する。
符号化部103は、マルチキャストデータを符号化して変調部104に出力する。
変調部104は、符号化後のマルチキャストデータを変調してマルチキャストデータシンボルを生成し、配置部106に出力する。
パイロット生成部105は、ユニキャストパイロット生成部105−1とマルチキャストパイロット生成部105−2とからなる。
ユニキャストパイロット生成部105−1は、ユニキャストデータ用パイロットを生成して配置部106に出力する。
マルチキャストパイロット生成部105−2は、マルチキャストデータ用パイロットを生成して配置部106に出力する。
配置部106は、ユニキャストデータシンボル、マルチキャストデータシンボル、ユニキャストデータ用パイロットおよびマルチキャストデータ用パイロットを、周波数軸と時間軸とからなる二次元平面のいずれかの位置に配置してIFFT(Inverse Fast Fourier
Transform)部107に出力する。周波数軸は1OFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアに対応し、時間軸は順に送信される複数のOFDMシンボルに対応する。つまり、配置部106は、複数のOFDMシンボルにおいて複数のサブキャリアのいずれかに、ユニキャストデータシンボル、マルチキャストデータシンボル、ユニキャストデータ用パイロットおよびマルチキャストデータ用パイロットをそれぞれ配置する。この際、配置部106がユニキャストデータシンボルとマルチキャストデータシンボルとを互いに異なるOFDMシンボルのサブキャリアに配置することで、ユニキャストデータシンボルとマルチキャストデータシンボルとが時間多重される。配置処理の詳細は後述する。
IFFT部107は、ユニキャストデータシンボル、マルチキャストデータシンボル、ユニキャストデータ用パイロットおよびマルチキャストデータ用パイロットが配置された複数のサブキャリアに対してIFFTを行って時間領域の信号に変換し、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを生成する。IFFT部107では、配置部106での処理により、ユニキャストデータシンボルとユニキャストデータ用パイロットとが周波数多重されたOFDMシンボル、マルチキャストデータシンボルとマルチキャストデータ用パイロットとが周波数多重されたOFDMシンボル、マルチキャストデータシンボルとユニキャストデータ用パイロットとが周波数多重されたOFDMシンボル、および、マルチキャストデータシンボルのみからなるOFDMシンボルが生成される。また、配置部106での処理により、これらのOFDMシンボルが時間多重されてCP付加部108に入力される。
CP付加部108は、各OFDMシンボルに対し、OFDMシンボルの後尾部分と同じ信号をCPとしてOFDMシンボルの先頭に付加する。
無線送信部109は、CP付加後のOFDMシンボルに対しD/A変換、増幅およびアップコンバート等の送信処理を行ってアンテナ110から移動局へ送信する。
次いで、配置部106での配置処理の詳細について説明する。配置部106は、周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉を受けない位置にマルチキャストデータ用パイロットを配置する。以下、配置例1〜5について説明する。以下の説明では、1OFDMシンボルがサブキャリアf〜f19の19サブキャリアで構成される例を示す。また、1サブフレームがOFDMシンボル#1〜#8の8OFDMシンボルで構成される例を示す。また、以下の説明では、ユニキャストデータシンボル(u)からなるOFDMシンボルをユニキャストOFDMシンボルといい、マルチキャストデータシンボル(m)からなるOFDMシンボルをマルチキャストOFDMシンボルという。
<配置例1(図2)>
本配置例では、ユニキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのいずれかにユニキャストデータ用パイロットを配置するとともに、そのユニキャストOFDMシンボルと時間軸上において隣接しないマルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのいずれかにマルチキャストデータ用パイロットを配置する。
また、本配置例では、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、ユニキャストOFDMシンボルにおいてユニキャストデータ用パイロットが配置されたサブキャリアと同一周波数のサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置するとさらによい。
より具体的には、図2に示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf,f10,f18にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する場合は、ユニキャストOFDMシンボル#1と隣接しないマルチキャストOFDMシンボル#3のサブキャリアf,f10,f18にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置するとよい。
このように、時間軸上において、ユニキャストデータ用パイロットから1OFDMシンボル時間以上離れた位置にマルチキャストデータ用パイロットを配置することにより、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉を受けない位置にマルチキャストデータ用パイロットを配置することができる。よって、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉によるマルチキャストデータのチャネル推定精度の劣化を防止することができる。
また、ユニキャストデータ用パイロットとマルチキャストデータ用パイロットとを周波数軸上において同一周波数のサブキャリアに配置するため、マルチキャストデータ用パイロットを用いて行うマルチキャストデータのためのチャネル推定において、ユニキャストデータ用パイロットから得られるチャネル推定値を補助的に使用することができる。よって、本配置例は、セル半径が大きいためにマルチキャストデータ用パイロットの移動局における受信電力が小さくなって、マルチキャストデータ用パイロットのみでは十分なチャネル推定精度が得られない場合に特に有効である。
なお、ユニキャストデータのためのチャネル推定の精度を高めるために図2に示すようにマルチキャストOFDMシンボル#5のサブキャリアf,f14にもユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する場合は、マルチキャストOFDMシンボル#5と隣接しないマルチキャストOFDMシンボル#7のサブキャリアf,f14にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置するとよい。
<配置例2(図3)>
本配置例では、ユニキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのいずれかにユニキャストデータ用パイロットを配置するとともに、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、ユニキャストOFDMシンボルにおいてユニキャストデータ用パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置する。
また、本配置例では、ユニキャストデータ用パイロットを含むユニキャストOFDMシンボルと時間軸上において隣接するマルチキャストOFDMのサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置するとさらによい。
より具体的には、図3に示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf,f10,f18にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する場合は、
ユニキャストOFDMシンボル#1に隣接するマルチキャストOFDMシンボル#2のサブキャリアf,f14にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置するとよい。
このように、周波数軸上において、ユニキャストデータ用パイロットが配置されるサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置することにより、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉を受けない位置にマルチキャストデータ用パイロットを配置することができる。よって、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉によるマルチキャストデータのチャネル推定精度の劣化を防止することができる。
また、ユニキャストデータ用パイロットとマルチキャストデータ用パイロットとを時間軸上において互いに隣接するOFDMシンボルのサブキャリアに配置するため、移動局では、ユニキャストデータ用パイロットとマルチキャストデータ用パイロットとを2OFDMシンボル時間以内にまとめて受信することができるので、パイロット受信に要する時間を短縮することができ、その結果、パイロット受信にかかわる消費電力を小さく抑えることができる。
なお、ユニキャストデータのためのチャネル推定の精度を高めるために図3に示すようにマルチキャストOFDMシンボル#5のサブキャリアf,f14にもユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する場合は、マルチキャストOFDMシンボル#5に隣接するマルチキャストOFDMシンボル#6のサブキャリアf,f10,f18にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置するとよい。
<配置例3(図4)>
本配置例は、配置例1と配置例2とを組み合わせたものである。すなわち、本配置例では、ユニキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのいずれかにユニキャストデータ用パイロットを配置するとともに、そのユニキャストOFDMシンボルと時間軸上において隣接しないマルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、ユニキャストOFDMシンボルにおいてユニキャストデータ用パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置する。
より具体的には、図4に示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf,f10,f18にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する場合は、ユニキャストOFDMシンボル#1と隣接しないマルチキャストOFDMシンボル#3のサブキャリアf,f14にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置する。
このように、時間軸上および周波数軸上の双方において、ユニキャストデータ用パイロットから離れた位置にマルチキャストデータ用パイロットを配置することにより、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉をさらに受けない位置にマルチキャストデータ用パイロットを配置することができる。
なお、ユニキャストデータのためのチャネル推定の精度を高めるために図4に示すようにマルチキャストOFDMシンボル#5のサブキャリアf,f14にもユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する場合は、マルチキャストOFDMシンボル#5に隣接しないマルチキャストOFDMシンボル#7のサブキャリアf,f10,f18にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置するとよい。
<配置例4(図5A〜図5C)>
本配置例では、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、隣接セルの他の基地局においてマルチキャストデータ用パイロットが配置されるサブキャリアと同一周波数のサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置するとともに、ユニキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、マルチキャストOFDMシンボルにおいてマルチキャストデータ用パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアにユニキャストデータ用パイロットを配置する。
図5Aはセル#1の基地局での配置例であり、図5B,図5Cはそれぞれ、セル#1と互いに隣接するセル#2,セル#3の他の基地局での配置例である。ここでは、基地局100(図1)がセル#1の基地局であるものとして説明する。
本配置例では、互いに隣接するセルの複数の基地局において、同一サブフレームでのマルチキャストデータ用パイロットの配置位置は同一とする。例えば、図5A〜図5Cに示すように、サブフレーム#1では、セル#1〜セル#3のすべての基地局が、マルチキャストOFDMシンボル#2のサブキャリアf,f14にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置する。つまり、セル#1の基地局(図5A)は、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアf〜f19のうち、セル#2,セル#3の他の基地局(図5B,図5C)においてマルチキャストデータ用パイロットが配置されるサブキャリアf,f14と同一周波数のサブキャリアf,f14にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置する。
そして、セル#1の基地局は、このようにしてマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置した場合は、図5Aに示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1を構成する複数のサブキャリアf〜f19のうち、マルチキャストOFDMシンボルにおいてマルチキャストデータ用パイロットが配置されたサブキャリアf,f14と異なる周波数のサブキャリアf,f10,f18にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する。セル#2,セル#3の基地局においても同様である(図5B,図5C)。
このように、マルチキャストデータ用パイロットの配置位置を互いに隣接する複数のセルの複数の基地局で同一とする場合、各基地局が、周波数軸上において、マルチキャストデータ用パイロットが配置されるサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアにユニキャストデータ用パイロットを配置することにより、マルチキャストデータ用パイロットがユニキャストデータ用パイロットから干渉を受けることを防止できる。
また、互いに隣接するセルにおいてこのような配置を採ることにより、セル間において、マルチキャストデータ用パイロットが他のセルのユニキャストデータ用パイロットから干渉を受けることを防止できる。
よって、互いに隣接する複数のセルのすべてにおいて、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉によるマルチキャストデータのチャネル推定精度の劣化を防止することができる。
さらに、図5A〜図5Cでは、セル間でのユニキャストデータ用パイロット(PL)相互の干渉を防ぐために、ユニキャストOFDMシンボル#1を構成する複数のサブキャリアf〜f19においてユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置するサブキャリアをセル毎に異ならせている。具体的には、セル#1の基地局がユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf,f10,f18にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する場合(図5A)、セル#2の基地局はユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf,f16にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置し(図5B)、セル#3の基地局はユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf
,f12にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する(図5C)。
なお、例えば図5A〜図5Cに示すように、マルチキャストOFDMシンボル#6のサブキャリアf,f10,f18にもマルチキャストデータ用パイロット(PL)が配置される場合は、ユニキャストデータのためのチャネル推定の精度を高めるために、セル#1の基地局では、マルチキャストOFDMシンボル#5のサブキャリアf,f14にもユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置するとよい(図5A)。セル#2,セル#3の基地局においても同様である(図5B,図5C)。
<配置例5(図6A〜図6C)>
本配置例では、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、常に同一周波数のサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置する一方、ユニキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、マルチキャストOFDMシンボルにおいてマルチキャストデータ用パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアにユニキャストデータ用パイロットを配置するとともに、ユニキャストデータ用パイロットを配置するサブキャリアを時間の経過とともに変化させる。
図6A,図6B,図6Cはそれぞれ、サブフレーム#1,#2,#3での配置例である。なお、通常、サブフレーム#1〜#20の20サブフレームにより1フレームが構成される。
本配置例では、すべてのサブフレームにおいて、マルチキャストデータ用パイロットの配置位置は同一とする。つまり、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち、常に同一周波数のサブキャリアにマルチキャストデータ用パイロットを配置する。例えば、図6A〜図6Cに示すように、サブフレーム#1〜#3のすべてにおいて、マルチキャストOFDMシンボル#2のサブキャリアf,f14にマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置する。
そして、このようにしてマルチキャストデータ用パイロット(PL)を配置した場合、サブフレーム#1では、図6Aに示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1を構成する複数のサブキャリアf〜f19のうち、マルチキャストOFDMシンボル#2においてマルチキャストデータ用パイロットが配置されたサブキャリアf,f14と異なる周波数のサブキャリアf,f10,f18にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する。同様に、サブフレーム#2では、図6Bに示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf,f16にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置し、サブフレーム#3では、図6Cに示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1のサブキャリアf,f12にユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置する。
このように、マルチキャストデータ用パイロットの配置位置をすべてのサブフレームで同一とする場合、周波数軸上において、マルチキャストデータ用パイロットが配置されるサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアにユニキャストデータ用パイロットを配置することにより、マルチキャストデータ用パイロットがユニキャストデータ用パイロットから干渉を受けることを防止できる。よって、すべてのサブフレームにおいて、ユニキャストデータ用パイロットからの干渉によるマルチキャストデータのチャネル推定精度の劣化を防止することができる。
また、本配置例では、ユニキャストデータ用パイロットを配置するサブキャリアをサブフレーム毎に変化させるため、ユニキャストデータのためのチャネル推定値の周波数軸上
における補間精度を高めることができる。
なお、例えば図6Aに示すように、サブフレーム#1において、マルチキャストOFDMシンボル#6のサブキャリアf,f10,f18にもマルチキャストデータ用パイロット(PL)が配置される場合は、ユニキャストデータのためのチャネル推定の精度を高めるために、マルチキャストOFDMシンボル#5のサブキャリアf,f14にもユニキャストデータ用パイロット(PL)を配置するとよい。サブフレーム#2,#3においても同様である(図6B,図6C)。
(実施の形態2)
上記のようにマルチキャスト通信にOFDM方式を用いる場合、移動局では、複数の基地局から同時に送信された複数の同一のマルチキャストOFDMシンボルが合成された状態で受信される。よって、マルチキャストデータは、ユニキャストデータに比較してフェージングの周波数選択性が大きくなる。よって、周波数軸上においては、ユニキャストデータ用パイロットよりも多数のマルチキャストデータ用パイロットが必要となる。
一方、マルチキャストデータ同士ではセル間の干渉は発生しないため、移動局におけるマルチキャストデータの受信SIR(Signal to interference Ratio)は、ユニキャストデータの受信SIRに比較して大きいものになる。よって、基地局では、マルチキャストデータの送信電力を小さくすることができる。同様のことが、マルチキャストデータ用パイロットとユニキャストデータ用パイロットとの間でも言える。
そこで、本実施の形態では、周波数軸上においてユニキャストデータ用パイロットよりも多数のマルチキャストデータ用パイロットを配置する。また、本実施の形態では、周波数軸上において配置されるマルチキャストデータ用パイロットの数が多くなるほどマルチキャストデータ用パイロット各々の送信電力をより小さくする。
本実施の形態に係る基地局300の構成を図7に示す。なお、図7において図1(実施の形態1)と同一の構成部分には図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
マルチキャストパイロット生成部105−2は、マルチキャストデータ用パイロットを生成して送信電力制御部301に出力する。
送信電力制御部301は、マルチキャストデータ用パイロットの送信電力を制御し、送信電力制御後のマルチキャストデータ用パイロットを配置部302に出力する。送信電力制御部301は、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアに配置されるマルチキャストデータ用パイロットの数が多くなるほどマルチキャストデータ用パイロット各々の送信電力をより小さくする。例えば、送信電力制御部301は、マルチキャストOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアに5つのマルチキャストデータ用パイロットが配置される場合、それら5つのマルチキャストデータ用パイロット各々の送信電力を、3つのマルチキャストデータ用パイロットが配置される場合の各々の送信電力の5分の3に制御する。
配置部302は、図8に示すように、ユニキャストOFDMシンボル#1を構成する複数のサブキャリアに配置されるユニキャストデータ用パイロット(PL)よりも多数のマルチキャストデータ用パイロット(PL)をマルチキャストOFDMシンボル#2を構成する複数のサブキャリアに配置する。なお、図8は実施の形態1の配置例1(図2)を基にしてマルチキャストデータ用パイロットの数を3つから5つに増加させた場合の配置例であるが、本実施の形態は、実施の形態1の配置例1〜5のいずれとも組み合わせて実施することが可能である。
このようして本実施形態によれば、パイロット送信に必要な送信電力の合計を増加させることなく、マルチキャストデータのチャネル推定精度を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態の説明で用いた「マルチキャスト」を「ブロードキャスト」と読み替えることにより、ブロードキャストデータとユニキャストデータとが多重される移動体通信システムにおいて本発明を上記同様にして実施することができる。また、上記実施の形態の説明で用いた「マルチキャスト」を「MBMS」と読み替えることにより、MBMSデータとユニキャストデータとが多重される移動体通信システムにおいて本発明を上記同様にして実施することができる。
また、上記実施の形態におけるCPはガードインターバル(GI:Guard Interval)と称されることもある。また、サブキャリアはトーンと称されることもある。また、基地局はNode B、移動局はUEと表されることがある。
また、上記実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2006年3月17日出願の特願2006−075504の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、移動体通信システム等に適用することができる。
本発明の実施の形態1に係る基地局のブロック構成図 パイロット配置例1 パイロット配置例2 パイロット配置例3 パイロット配置例4(セル#1) パイロット配置例4(セル#2) パイロット配置例4(セル#3) パイロット配置例5(サブフレーム#1) パイロット配置例5(サブフレーム#2) パイロット配置例5(サブフレーム#3) 本発明の実施の形態2に係る基地局のブロック構成図 パイロット配置例6

Claims (7)

  1. 複数のセル毎に互いに異なる第1データを含む第1マルチキャリア信号と、前記複数のセルにおいて互いに同一の第2データを含む第2マルチキャリア信号とを時間多重して送信する無線通信基地局装置であって、
    前記第1データ用の第1パイロットおよび前記第2データ用の第2パイロットを生成する生成手段と、
    周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、前記第1マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのいずれかに前記第1パイロットを配置するとともに、前記第1マルチキャリア信号と時間軸上において隣接する前記第2マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、前記第1マルチキャリア信号において前記第1パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアに前記第2パイロットを配置する配置手段と
    を具備する無線通信基地局装置。
  2. 複数のセル毎に互いに異なる第1データを含む第1マルチキャリア信号と、前記複数のセルにおいて互いに同一の第2データを含む第2マルチキャリア信号とを時間多重して送信する無線通信基地局装置であって、
    前記第1データ用の第1パイロットおよび前記第2データ用の第2パイロットを生成する生成手段と、
    周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、前記第1マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのいずれかに前記第1パイロットを配置するとともに、前記第1マルチキャリア信号と時間軸上において隣接しない前記第2マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、前記第1マルチキャリア信号において前記第1パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアに前記第2パイロットを配置する配置手段と
    を具備する無線通信基地局装置。
  3. 複数のセル毎に互いに異なる第1データを含む第1マルチキャリア信号と、前記複数のセルにおいて互いに同一の第2データを含む第2マルチキャリア信号とを時間多重して送信する無線通信基地局装置であって、
    前記第1データ用の第1パイロットおよび前記第2データ用の第2パイロットを生成する生成手段と、
    周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、前記第2マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、隣接セルの他の無線通信基地局装置において前記第2パイロットが配置されるサブキャリアと同一周波数のサブキャリアに前記第2パイロットを配置するとともに、前記第1マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、前記第2マルチキャリア信号において前記第2パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアに前記第1パイロットを配置する配置手段と
    を具備する無線通信基地局装置。
  4. 複数のセル毎に互いに異なる第1データを含む第1マルチキャリア信号と、前記複数のセルにおいて互いに同一の第2データを含む第2マルチキャリア信号とを時間多重して送信する無線通信基地局装置であって、
    前記第1データ用の第1パイロットおよび前記第2データ用の第2パイロットを生成する生成手段と、
    周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、前記第2マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、常に同一周波数のサブキャリアに前記第2パイロットを配置する一方、前記第1マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、前記第2マルチキャリア信号において前記第2パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアに前記第1パイロットを配置するとともに、前記第1パイロットを配置するサブキャリアを時間の経過とともに変化させる配置手段と
    を具備する無線通信基地局装置。
  5. 前記配置手段は、前記第1パイロットを配置するサブキャリアをサブフレーム毎に変化させる、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  6. 周波数軸上において配置される前記第2パイロットの数が多くなるほど前記第2パイロット各々の送信電力をより小さくする送信電力制御手段、をさらに具備する、
    請求項1から5のいずれかに記載の無線通信基地局装置。
  7. 複数のセル毎に互いに異なる第1データからなる第1マルチキャリア信号と、前記複数のセルにおいて互いに同一の第2データからなる第2マルチキャリア信号とを時間多重して送信する無線通信基地局装置におけるパイロット配置方法であって、
    前記第1データ用の第1パイロットおよび前記第2データ用の第2パイロットを生成し、
    周波数軸と時間軸とからなる二次元平面において、前記第2マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、隣接セルの他の無線通信基地局装置において前記第2パイロットが配置されるサブキャリアと同一周波数のサブキャリアに前記第2パイロットを配置するとともに、前記第1マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアのうち、前記第2マルチキャリア信号において前記第2パイロットが配置されたサブキャリアと異なる周波数のサブキャリアに前記第1パイロットを配置する、
    パイロット配置方法。
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