JP5035390B2 - システム管理情報表示プログラム、システム管理情報表示装置、システム管理情報表示方法および運用管理システム - Google Patents

システム管理情報表示プログラム、システム管理情報表示装置、システム管理情報表示方法および運用管理システム Download PDF

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Description

この発明は、システム管理情報表示プログラム、システム管理情報表示装置、システム管理情報表示方法および運用管理システムに関し、特に障害認識後のシステム管理者の調査作業を支援し、もって障害の迅速な解決を図ることができるシステム管理情報表示プログラム、システム管理情報表示装置、システム管理情報表示方法および運用管理システムに関するものである。
いわゆるオープンシステムの普及にともなって、様々なベンダのハードウェアやソフトウェアを組み合わせて情報処理システムを構築することが一般化している。このようなマルチベンダ環境においては、システム管理者は、それぞれのハードウェアやソフトウェアが独自に提供している管理方式に習熟しなければならず、このことが非常に大きな負荷となっていた。
そこで、マルチベンダ環境でのシステム管理者の業務を支援するため、異なるハードウェアやソフトウェアの管理を統一された方法で一元的におこなうことができる運用管理システムが開発され、広く利用されるようになっている。
この運用管理システムの重要な機能の一つは、ハードウェアやソフトウェアがログ等に出力するシステム管理者向けのメッセージを収集して、運用管理端末のモニタに表示するメッセージ管理機能である。この機能により、システム管理者は、運用管理端末のモニタを監視するだけで全てのハードウェアやソフトウェアの障害やその予兆を知ることができるようになっている。
このような運用管理システムに関する技術は、たとえば、特許文献1や特許文献2において開示されている。
特開平07−230424号公報 特開2000−207372号公報
しかしながら、従来の運用管理システムには、障害を認識した後のシステム管理者の作業を支援することができていないという問題がある。
運用管理端末のモニタに障害やその予兆を示す情報が表示された場合、システム管理者は、状況確認と原因の把握のための調査をおこなう必要がある。運用管理システムが収集する情報は基礎的な情報に限られるため、詳細な調査をおこなうには、障害に関連するハードウェアやソフトウェアが提供する情報を直接参照しなければならない。この作業は、以下に示す2つの要因によって困難なものとなっている。
第1の要因は、調査対象の選択作業の困難さである。たとえば、アプリケーションのレスポンス異常が発生した場合、アプリケーション管理用の管理画面を参照してアプリケーションの稼動状態を確認したり、サーバ管理用の管理画面を参照したりしてCPU(Central Processing Unit)やメモリの状態を確認する必要がある。ハードウェアやソフトウェアが提供する情報には様々なものがあり、その中から異常と関連のある情報を的確に選択するにはノウハウが必要となる。
第2の要因は、調査対象へのアクセスの困難さである。調査すべき情報が選択できたとしても、その情報を取得できなければ調査はできない。既に述べたように、ハードウェアやソフトウェアはそれぞれ独自の管理方式を備えているため、それぞれの管理方式に応じた情報の取得手法に習熟しておかなければならない。
調査対象の選択漏れがあったり、調査対象の情報へのアクセスに手間取ることがあったりすると、原因を把握が遅れることとなり、障害の解決の遅延を招く。障害の遅延は、利用者に不都合であるばかりでなく、金銭的な損害を生じさせる場合もある。このような事態を避けるため、運用管理システムには、障害認識後のシステム管理者の作業を支援する機能の実現が強く要望されている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、障害認識後のシステム管理者の調査作業を支援し、もって障害の迅速な解決を図ることができるシステム管理情報表示プログラム、システム管理情報表示装置、システム管理情報表示方法および運用管理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、システム管理情報表示プログラムであって、複数のシステム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報を取得する組み合わせ取得手順と、前記組み合わせ取得手順が取得した表示パターンに基づいて前記システム管理情報を組み合わせて表示する組み合わせ表示手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、システム管理情報表示装置であって、複数のシステム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報を記憶する組み合わせ記憶手段と、前記組み合わせ記憶手段が記憶した表示パターンに基づいて前記システム管理情報を組み合わせて表示する組み合わせ表示手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、システム管理情報表示方法であって、複数のシステム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報を取得する組み合わせ取得工程と、前記組み合わせ取得工程が取得した表示パターンに基づいて前記システム管理情報を組み合わせて表示する組み合わせ表示工程とを含んだことを特徴とする。
この発明によれば、予め目的別にシステム管理情報の表示パターンを作成しておき、必要時にはその表示パターンを指定することで表示パターンに定義された通りに複数のシステム管理情報が同時に表示されるように構成したので、障害発生時に必要な情報を漏れなく迅速に表示させることができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記組み合わせ表示手順は、Webブラウザに前記システム管理情報の組み合わせを表示させることを特徴とする。
この発明によれば、汎用的な情報表示手段であるWebブラウザにシステム管理情報の組み合わせを表示させるように構成したので、独自の表示手段を必要とせず、仕組みを単純化することができる。
また、本発明は、複数のシステム管理手段が出力するシステム管理用のメッセージ情報を収集する運用管理サーバと、前記運用管理サーバが収集した前記メッセージ情報を表示する運用管理端末装置と、シナリオ表示サーバとをネットワークを介して接続して構成した運用管理システムであって、前記運用管理端末装置は、前記シナリオ表示サーバが提供するシナリオ表示画面の中から、表示したメッセージ情報の一つと最も関連のあるシナリオ表示画面を所定のルールに基づいて選択するシナリオ選択手段と、前記シナリオ選択手段が選択したシナリオ表示画面の表示をおこなうように前記シナリオ表示サーバに要求するシナリオ表示画面表示要求手段とを備え、前記シナリオ表示サーバは、前記システム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報であるシナリオを記憶保持するシナリオ記憶手段と、前記シナリオ記憶手段が記憶しているシナリオに基づいて前記システム管理情報を組み合わせたシナリオ表示画面を生成するシナリオ表示画面生成手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、自身が表示したメッセージと最も関連のあるシナリオ表示画面を運用管理端末装置が自動選択し、選択されたシナリオ表示画面をシナリオ表示サーバが表示して複数のシステム管理情報が同時に表示されるように構成したので、運用管理端末装置に障害を示すメッセージが表示された場合に、その障害と関連のあるシステム管理情報を間違いなく迅速に漏れなく表示することができる。
本発明によれば、予め目的別にシステム管理情報の表示パターンを作成しておき、必要時にはその表示パターンを指定することで表示パターンに定義された通りに複数のシステム管理情報が同時に表示されるように構成したので、障害発生時に必要な情報を漏れなく迅速に表示させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、汎用的な情報表示手段であるWebブラウザにシステム管理情報の組み合わせを表示させるように構成したので、独自の表示手段を必要とせず、仕組みを単純化することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、自身が表示したメッセージと最も関連のあるシナリオ表示画面を運用管理端末装置が自動選択し、選択されたシナリオ表示画面をシナリオ表示サーバが表示して複数のシステム管理情報が同時に表示されるように構成したので、運用管理端末装置に障害を示すメッセージが表示された場合に、その障害と関連のあるシステム管理情報を間違いなく迅速に漏れなく表示することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る運用管理システムの動作環境の一例を示すサンプル図である。 図2は、本実施例に係る運用管理システムにおける管理画面表示方式の概要を説明するための説明図である。 図3は、本実施例に係る運用管理システムの構成を示す機能ブロック図である。 図4は、メッセージログDBの一例を示すサンプル図である。 図5は、シナリオ選択条件情報の一例を示すサンプル図である。 図6は、メッセージ一覧画面の一例を示すサンプル図である。 図7は、シナリオDBの一例を示すサンプル図である。 図8は、シナリオ表示画面の一例を示すサンプル図である。 図9は、図3に示した運用管理端末装置の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、図3に示したシナリオ表示サーバの処理手順を示すフローチャートである。 図11は、運用管理端末プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。 図12は、シナリオ表示プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るシステム管理情報表示プログラム、システム管理情報表示装置、システム管理情報表示方法および運用管理システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る運用管理システムの動作環境について例を挙げて説明する。図1は、本実施例に係る運用管理システムの動作環境の一例を示すサンプル図である。同図に示すように、運用管理システムを構成する運用管理サーバ100、運用管理端末装置200および各種サーバは、ネットワークを介して接続される。
運用管理サーバ100は、運用管理システムを全体制御する運用管理サーバプログラム110を稼動させる装置である。運用管理端末装置200は、運用管理サーバプログラム110から送信される情報の表示や、運用管理サーバプログラム110へ各種処理の実行の依頼をおこなう運用管理端末プログラム210を稼動させる装置である。運用管理端末装置200は、Webページを参照するためのWebブラウザ220も稼動させる。
データベースサーバ300は、データベース機能を提供するデータベースプログラム310を稼動させる装置である。データベースサーバ300は、各種のシステム管理プログラム320とエージェント330とWebサーバプログラム340も稼動させる。
システム管理プログラム320の一つであるサーバ管理プログラム321は、データベースサーバ300のハードウェアとOS(Operating System)の監視および制御をおこなうプログラムである。データベース管理プログラム322は、データベースプログラム310の監視および制御をおこなうプログラムである。ストレージ管理プログラム323は、データベースサーバ300に接続される大容量記憶装置であるストレージ装置350の監視および制御をおこなうプログラムである。
エージェント330は、サーバ管理プログラム321と、データベース管理プログラム322と、ストレージ管理プログラム323とがログ等に出力するシステム管理者向けのメッセージを取得して運用管理サーバプログラム110へ送信するプログラムである。Webサーバプログラム340は、サーバ管理プログラム321と、データベース管理プログラム322と、ストレージ管理プログラム323とがシステム管理者向けに提供するWebページ等をネットワークに公開するためのプログラムである。
アプリケーションサーバ400は、各種の業務処理を提供するアプリケーション410を稼動させる装置である。アプリケーションサーバ400は、各種のシステム管理プログラム420とエージェント430とWebサーバプログラム440も稼動させる。
システム管理プログラム420の一つであるサーバ管理プログラム421は、アプリケーションサーバ400のハードウェアとOSの監視および制御をおこなうプログラムである。アプリケーション管理プログラム422は、アプリケーション410の監視および制御をおこなうプログラムである。ジョブ管理プログラム423は、アプリケーション410をはじめとする各種プログラムの実行スケジュールの監視および制御をおこなうプログラムである。
エージェント430は、サーバ管理プログラム421と、アプリケーション管理プログラム422と、ジョブ管理プログラム423とがログ等に出力するシステム管理者向けのメッセージを取得して運用管理サーバプログラム110へ送信するプログラムである。Webサーバプログラム440は、サーバ管理プログラム421と、アプリケーション管理プログラム422と、ジョブ管理プログラム423とがシステム管理者向けに提供するWebページ等をネットワークに公開するためのプログラムである。
ネットワーク機器管理サーバ500は、ルータ600等の各種のネットワーク機器の管理をおこなうための装置であり、各種のシステム管理プログラム510と、エージェント520と、Webサーバプログラム530とを稼動させる。
システム管理プログラム510の一つであるネットワーク管理プログラム511は、ルータ600等の各種のネットワーク機器の監視および制御をおこなうプログラムである。エージェント520は、ネットワーク管理プログラム511がログ等に出力するシステム管理者向けのメッセージを取得して運用管理サーバプログラム110へ送信するプログラムである。Webサーバプログラム530は、ネットワーク管理プログラム511がシステム管理者向けに提供するWebページ等をネットワークに公開するためのプログラムである。
このように、ここに例を示した動作環境では、データベースサーバ300、アプリケーションサーバ400およびネットワーク機器管理サーバ500において、各種のシステム管理プログラムが稼動し、これらが出力したシステム管理者向けのメッセージは、各サーバのエージェントによって取得されて運用管理サーバプログラム110に送信される。メッセージを受信した運用管理サーバプログラム110は、メッセージの整形をおこなった後、これを運用管理端末プログラム210に送信する。そして、運用管理端末プログラム210は、受信したメッセージをモニタに出力する。このような手順により、全てのサーバの障害情報や警告情報が運用管理端末装置200のモニタに一元的に表示されることになる。
また、システム管理者が障害情報や警告情報の詳細情報を必要とする場合は、運用管理端末装置200のWebブラウザ220を使用して、各種サーバのWebサーバプログラムにアクセスすることで、各システム管理プログラムが提供するWebページを参照することができる。ただし、これらのWebページは、それぞれのシステム管理プログラムが独自の仕様に基づいて提供しているものであり、呼び出すためのURLの命名等に全体として統一された規則性はない。
次に、本実施例に係る運用管理システムにおける管理画面表示方式の概要について説明する。図2は、本実施例に係る運用管理システムにおける管理画面表示方式の概要を説明するための説明図である。
同図に示すように、運用管理端末装置200のモニタ上には、メッセージ一覧画面が常時表示される。ここで、その画面上に障害が発生した旨を示すメッセージが出力され、状況確認をおこなう必要が生じたものとする。
このような場合、従来は、システム管理者がメッセージの内容を基にして障害と関連のありそうな情報を自身の知見に基づいて選択し、それらの情報をWebブラウザ等を使用して参照していた。この従来の手法では、障害と関連のある重要な情報を選択し忘れたり、情報の参照に手間取ったりすることによって状況確認が遅れてしまうことがあった。
本実施例に係る運用管理システムにおける管理画面表示方式では、このような場合に、関連する情報の表示を自動でおこなう。具体的には、メッセージの内容を判断して調査ためのシナリオを自動選択し、このシナリオに沿って情報をシナリオ表示画面に表示するという処理をおこなう。
図2に示すように、シナリオ表示画面は、Webブラウザの画面を左右にフレーム分割し、左側をシナリオメニュー表示部、右側を管理画面表示部とした構成となっている。シナリオメニュー表示部には、メッセージの内容を基にして選択されたシナリオ群に含まれるシナリオがリスト表示され、これらのシナリオの一つを選択することにより管理画面表示部の表示内容がシナリオに沿った内容に更新される。
管理画面表示部は、シナリオで定義された数と形に分割され、分割された各領域に調査のための情報が表示される。たとえば、シナリオメニュー表示部においてシナリオ1というシナリオを選択すると、管理画面表示部は3分割され、それぞれの領域にサーバ管理画面とアプリケーション管理画面とジョブ管理画面とが表示される。また、シナリオメニュー表示部においてシナリオ2というシナリオを選択すると、管理画面表示部は2分割され、それぞれの領域にアプリケーション管理画面とネットワーク管理画面とが表示される。
このように、メッセージの内容に基づいてシナリオを選択し、シナリオに応じて複数の管理画面を同時に表示することにより、システム管理者は、必要な全ての情報を漏れなく速やかに参照することができ、もって障害への対応を迅速におこなうことができる。
次に、本実施例に係る運用管理システムの構成について説明する。図3は、本実施例に係る運用管理システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施例に係る運用管理システムは、運用管理サーバ100と、運用管理端末装置200と、シナリオ表示サーバ700がネットワークを介して接続された構成をとる。なお、データベースサーバ等の各種のサーバ上で稼動し、各種の情報を運用管理サーバ100に対して送信するエージェントも運用管理システムの一部であるといえるが、ここでは図示を省略している。
運用管理サーバ100は、運用管理システムの全体制御をおこなう装置であり、記憶部120と、制御部130と、ネットワークインターフェース部140とを有する。記憶部120は、各種情報を記憶する記憶部であり、メッセージログDB121とシナリオ選択条件情報122とを記憶する。
メッセージログDB121は、各種サーバ上のエージェントから送信されたシステム管理者向けのメッセージを蓄積した情報である。図4は、メッセージログDB121の一例を示すサンプル図である。同図に示すように、メッセージログDB121は、ID、メッセージテキスト、重要度、種別、日時、ホスト名、IPアドレス、MACアドレスおよびアプリケーション名といったデータ項目をもつ。
IDは、各データを識別するための識別番号である。メッセージテキストは、エージェントから送信されたメッセージに含まれるメッセージ本文である。重要度は、そのデータの重大さを表し、重要度の高い順に「異常」、「警告」、「通知」、「情報」といった値をとる。種別は、メッセージの発生元、すなわち、障害の発生元のシステム管理プログラムがどれであるのかを表す。日時は、障害の発生日時を表す。
ホスト名、IPアドレス、MACアドレスおよびアプリケーション名は、それぞれ、障害の発生元のホスト名、IPアドレス、MACアドレスおよびアプリケーション名を表し、種別に応じて必要な項目のみが設定される。
シナリオ選択条件情報122は、メッセージの内容を基にしてシナリオ表示画面に表示するシナリオ群を選択する際の選択条件を保持する。図5は、シナリオ選択条件情報122の一例を示すサンプル図である。同図に示すように、シナリオ選択条件情報122は、種別、優先順位、キーワードおよびシナリオ群名といったデータ項目をもつ。
種別は、メッセージログDB121の種別のデータ項目と対応し、メッセージの内容からシナリオ群を選択するための第1の選択条件となる。優先順位、キーワードおよびシナリオ群名の組み合わせは、一つの種別に対して複数保持することができる。優先順位は、種別とキーワードがヒットするデータが複数存在した場合の優先順位を表す。
キーワードは、メッセージテキストとマッチングさせる字句を保持し、メッセージの内容からシナリオ群を選択するための第2の選択条件となる。キーワードに複数の字句を設定した場合は、全ての字句がメッセージテキストに含まれている場合にのみヒットしたとみなされる。また、キーワードに何も設定されていない場合は、常にメッセージテキストとヒットしたものとみなされる。
字句として、固定の文字列以外に、比較対象のメッセージの特定の項目の値に変換される変数も設定することができる。たとえば、「%HOST%」という変数は、比較対象のメッセージのホスト名の項目の値に置き換えられた上で、メッセージテキストとマッチングされる。
シナリオ群名は、種別とキーワードがメッセージとヒットした場合に選択されるシナリオ群の名称を保持する。
制御部130は、運用管理サーバ100を全体制御する制御部であり、シナリオ選択条件情報送信部131を有する。シナリオ選択条件情報送信部131は、運用管理端末装置200からの要求に応答して、シナリオ選択条件情報を送信する処理部である。ネットワークインターフェース部140は、ネットワークを通じて種々の情報をやり取りするためのインターフェースである。
なお、上記のメッセージログDB121、シナリオ選択条件情報122およびシナリオ選択条件情報送信部131は、必ずしも運用管理サーバ100に配置する必要はなく、運用管理端末装置200やシナリオ表示サーバ700や他のサーバに配置してもよい。
運用管理端末装置200は、運用管理サーバ100から送信された情報の表示や、運用管理サーバ100へ処理の実行依頼をおこなう装置であり、制御部230と、ネットワークインターフェース部240とを有する。
制御部230は、運用管理端末装置200を全体制御する制御部であり、メッセージ表示制御部231と、メッセージ取得部232と、シナリオ選択部233と、シナリオ選択条件情報取得部234とWebブラウザ起動部235とを有する。
メッセージ表示制御部231は、メッセージ取得部232が運用管理サーバ100から取得したメッセージをメッセージ一覧画面へ出力し、この画面の利用者から受けた指示をシナリオ選択部233等の他の処理部へ通知する処理部である。ここで、メッセージ一覧画面について説明する。図6は、メッセージ一覧画面の一例を示すサンプル図である。
同図に示すように、メッセージ一覧画面には、重要度と、種別と、日時と、メッセージとが一覧表示される。これらの項目は、それぞれ、メッセージログDB121の重要度と、種別と、日時と、メッセージテキストとに対応する。ここでは、種別は略語で表示され、日時は認識しやすい形式に整形されている。この一覧の特定の行を選択し、シナリオ表示ボタン10を押下すると、選択したメッセージに対応するシナリオ表示画面が表示される。
メッセージ取得部232は、メッセージログDB121に追加された情報を取得し、これをメッセージ表示制御部232へ引き渡す処理部である。
シナリオ選択部233は、シナリオ表示画面を表示すべき旨の指示があったという通知と、その指示において指定されたメッセージの内容の情報とをメッセージ表示制御部231から受け取り、シナリオ選択条件情報122からメッセージの内容に適合するシナリオ群に関する情報を取得し、その中から最も適したシナリオ群を選択する処理部である。
シナリオ選択条件情報取得部234は、シナリオ選択部233からの指示に基づいてシナリオ選択条件情報送信部131に情報の送信を依頼し、受信した情報をシナリオ選択部へ233引き渡す処理部である。
具体的には、シナリオ選択条件情報取得部234は、シナリオ選択部233から指定された種別に対応した情報をシナリオ選択条件情報送信部131から取得し、これをシナリオ選択部233へ引き渡す。シナリオ選択部233は、受け取った情報を使用して優先順位の高い順にキーワードとメッセージテキストのマッチング処理をおこなう。そして、最初にヒットした情報が示すシナリオ群をシナリオ表示画面に表示するシナリオ群として選択する。
Webブラウザ起動部235は、シナリオ選択部233が選択したシナリオ群を表示するためのURL(Uniform Resource Locator)を生成し、このURLを指定してWebブラウザ220を起動する処理部である。Webブラウザ起動部235が生成するURLは、例えば以下のような形式をしている。
http://シナリオ表示サーバ700のホスト名/シナリオ表示画面生成部722の機能を呼び出すためのCGI名?scenario=選択されたシナリオ群名&シナリオ表示画面を表示する契機となったメッセージの属性情報
ネットワークインターフェース部240は、ネットワークを通じて種々の情報をやり取りするためのインターフェースである。
シナリオ表示サーバ700は、シナリオ表示画面の生成をおこなう装置であり、記憶部710と、制御部720と、ネットワークインターフェース部730とを有する。記憶部710は、各種情報を記憶する記憶部であり、シナリオDB711を記憶する。
シナリオDB711は、シナリオ表示画面に表示するシナリオ情報を保持する。図7は、シナリオDB711の一例を示すサンプル図である。同図に示すように、シナリオDB711は、シナリオ群名、解説、シナリオ名、レイアウトタイプ、画面番号、画面名、URLおよびパラメータといったデータ項目をもつ。
シナリオ群名は、シナリオ選択条件情報122のシナリオ群名と対応し、複数のシナリオを一括管理するグループであるシナリオ群の識別名である。解説は、シナリオ群名と1対1で対応し、シナリオ表示画面を操作する上での注意事項等を保持する。
シナリオ名は、シナリオ表示画面の管理画面表示部に同時に表示する管理画面を一括管理するグループであるシナリオの識別名である。シナリオは、シナリオ群のサブグループに相当し、シナリオ名は、シナリオ群名に対して複数設定できる。レイアウトは、シナリオ名と1対1で対応し、シナリオに含まれる管理画面の表示レイアウトを表す。レイアウトには、事前に定義されたレイアウトの一つを選択して設定する。
画面番号、画面名、URLおよびパラメータの組み合わせは、シナリオ名に対して複数設定できる。これらの組み合わせは、シナリオ表示画面の管理画面表示部される個別の管理画面を表す。画面番号は、管理画面表示部における表示位置を示す。画面名は、管理画面の識別名である。URLは、管理画面を表示するための基礎となるアドレスである。
パラメータは、管理画面を表示するためにURLに付加されるオプションデータを保持する。パラメータには、オプションデータの一部が変数として設定され、実際にURL追加される際には、シナリオ表示画面生成部722によって変数の変換がおこなわれる。たとえば、パラメータに
HOST=%HOST%,TIME=%TIME%
という値が設定されており、シナリオ表示画面を表示する契機となったメッセージのホスト名の値が「host01」、日時の値が「20040923103721」だったとすると、上記の値は
HOST=host01&TIME=20040923103721
という形に変換される。
制御部720は、シナリオ表示サーバ700を全体制御する制御部であり、HTTP制御部721とシナリオ表示画面生成部722とを有する。
HTTP制御部721は、Webサーバ機能を提供する処理部である。シナリオ表示画面生成部722は、シナリオ表示画面を表示するためのWebページを生成する処理部である。ここで、シナリオ表示画面について説明することとする。図8は、シナリオ表示画面の一例を示すサンプル図である。
同図は、図7に示したシナリオDBの「アプリケーション管理:処理負荷」というシナリオ群を表示している場面を表している。シナリオメニュー表示部の上部には、このシナリオ群に属する「アプリケーション稼動情報」というシナリオと「アプリケーション性能情報」というシナリオの2つのシナリオが表示され、選択可能となっている。シナリオメニュー表示部の下部には、解説欄20が設けられ、「アプリケーション管理:処理負荷」というシナリオ群の解説のデータ項目に設定された値が表示されている。
シナリオメニュー表示部において、「アプリケーション稼動情報」と「アプリケーション性能情報」のいずれかを選択すると、管理画面表示部の内容が切り替わる。図8は、「アプリケーション性能情報」が選択された状態を示しており、「アプリケーション性能情報」と「サーバ性能情報」という画面が表示されている。なお、この2つの管理画面は、シナリオ表示画面生成部722が生成したものではなく、シナリオ表示画面生成部722がフレームに埋め込んだURLに基づいてWebブラウザがアプリケーションサーバ等に生成と送信を依頼したものである。
このように、シナリオ表示画面生成部722は、処理起動時に指定されたパラメータとシナリオDB711の情報を基にして、シナリオ表示画面の生成を動的におこなう。シナリオ表示画面には、調査対象の管理画面が複数同時に表示され、システム管理者は、このシナリオ表示画面を参照することで必要な全ての情報を容易に参照することができる。
ネットワークインターフェース部730は、ネットワークを通じて種々の情報をやり取りするためのインターフェースである。
次に、運用管理端末装置200とシナリオ表示サーバ700の処理手順について説明する。図9は、図3に示した運用管理端末装置200の処理手順を示すフローチャートである。運用管理端末装置200が表示したメッセージ一覧画面において特定のメッセージが選択され、そのメッセージに関連する詳細情報を表示する旨の指示がなされたならば、メッセージ表示制御部231がその指示を受付けてシナリオ選択部233に通知する。
メッセージ表示制御部231からの通知を受けたシナリオ選択部233は、選択されたメッセージの発生元を示す種別のデータ項目の値を取得し(ステップS101)、シナリオ選択条件情報取得部234に指示して種別の値が一致する情報をシナリオ選択条件情報122から取得させる(ステップS102)。
続いて、取得した情報を1件ずつ優先順位が高いものから選択し、キーワードがメッセージのメッセージテキストにマッチするかどうかを確認する(ステップS103)。そして、マッチする情報があれば、その情報が保持しているシナリオ群名を表示対象のシナリオ群の名前として採用する(ステップS104)。
続いて、シナリオ表示サーバのアドレスや、ステップS104で採用したシナリオ群名や、選択されたメッセージの各種データ項目の値等を使用して、シナリオ表示画面を表示するためのURLを生成し(ステップS105)、Webブラウザ起動部235に指示して、このURLを指定してWebブラウザを起動させる(ステップS106)。
このように、運用管理端末装置200においては、選択されたメッセージに対応するシナリオ群を選択し、選択したシナリオ群に対応するシナリオ表示画面を表示するためにWebブラウザを起動するところまでを実行する。
図10は、図3に示したシナリオ表示サーバ700の処理手順を示すフローチャートである。HTTP制御部721は、Webブラウザからシナリオ表示画面の生成と送信をおこなうべき旨のリクエストを受付けると、シナリオ表示画面生成部722を呼び出し、受付けたリクエストをそこに含まれる各種パラメータとともに引き渡す。このシナリオ表示画面生成部722の呼び出しは、HTTP制御部721に備わっているCGI呼び出しの仕組み等を利用して実現される。
呼び出されたシナリオ表示画面生成部722は、受け取ったリクエストから各種パラメータを取り出し(ステップS201)、その中に表示するシナリオの指定があるか否かを確認する。
シナリオの指定がある場合は(ステップS202肯定)、指定されたシナリオの名前と、パラメータに含まれていたシナリオ群名とをキーにして、この2つが一致するシナリオをシナリオDB710から取得する(ステップS203)。これは、シナリオ表示画面のシナリオメニュー表示部においていずれかのシナリオが選択された場合の動作である。シナリオ表示画面のシナリオメニュー表示部においていずれかのシナリオが選択された場合は、選択されたシナリオを示す情報がパラメータ中に含まれ、シナリオ表示画面生成部722は、その情報を参照して管理画面表示部に表示する画面を決定する。
シナリオの指定がない場合は(ステップS202否定)、パラメータに含まれていたシナリオ群名をキーにして、シナリオ群名が一致する最初のシナリオをシナリオDB710から取得する(ステップS204)。これは、運用管理端末装置200のメッセージ一覧画面においてメッセージが選択され、そのメッセージに関連するシナリオ表示画面の表示をおこなうように指示された場合の動作である。この場合は、選択されたシナリオを示す情報がパラメータ中に含まれないため、シナリオ表示画面生成部722は、シナリオ群名が一致する最初のシナリオが選択されたものとみなして、管理画面表示部に表示する画面を決定する。
管理画面表示部に表示するシナリオが決まったならば、管理画面表示部の各フレームに管理画面を表示させるためのURLを生成し(ステップS205)、このURLを使用してシナリオ表示画面を生成する(ステップS206)。そして、HTTP制御部721が画面データを要求元のWebブラウザに応答し、処理が完了する。
このように、シナリオ表示サーバ700においては、シナリオ表示画面を表示するためのリクエストを受付け、リクエストに応じたシナリオ表示画面を生成し、要求元のWebブラウザに応答するところまでを実行する。
上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図11〜12を用いて、本実施例に係る運用管理システムを実現するためのプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図11は、運用管理端末プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、ユーザからのデータの入力を受付ける入力装置1010、モニタ1020、各種プログラムを記録した記録媒体からプログラムを読み取る媒体読取り装置1030、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1040、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース1050、HDD(Hard Disk Drive)1060およびCPU1070をバス1080で接続して構成される。
HDD1060には、運用管理端末装置200の機能と同様の機能を発揮するプログラムである運用管理端末プログラム1060aが記憶されている。そして、CPU1070が、運用管理端末プログラム1060aをHDD1060から読み出して実行することにより、同プログラムは、運用管理端末プロセス1070aとして機能するようになる。運用管理端末プロセス1070aは、図3に示した制御部220に対応する。
また、CPU1070は、運用管理サーバ100が収集したメッセージに係るデータとシナリオ群の選択に係るデータとを取得して、RAM1040にメッセージログデータ1040aとシナリオ選択条件データ1040bとして格納し、RAM1040に格納されたメッセージログデータ1040aとシナリオ選択条件データ1040bに基づいて各種データ処理を実行する。
図12は、シナリオ表示プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。このコンピュータ1100は、入力装置1110、モニタ1120、媒体読取り装置1130、RAM1140、ネットワークインターフェース1150、HDD(1160およびCPU1170をバス1180で接続して構成される。
HDD1160には、シナリオ表示サーバ700の機能と同様の機能を発揮するプログラムであるシナリオ表示プログラム1160cが記憶されている。HDD1160には、図3のシナリオDB711に対応するシナリオテーブル1160aとWebサーバ機能を発揮するHTTPサーバプログラム1160bも記憶される。
なお、シナリオテーブル1160a、HTTPサーバプログラム1160bおよびシナリオ表示プログラム1160cについては、適宜統合または分散して記憶することとしてもよい。
そして、CPU1170が、シナリオ表示プログラム1160cをHDD1160から読み出して実行することにより、同プログラムは、シナリオ表示プロセス1170bとして機能するようになる。シナリオ表示プロセス1170bは、図3に示したシナリオ画面生成部722に対応する。
また、CPU1170が、HTTPサーバプログラム1160bをHDD1160から読み出して実行することにより、同プログラムは、HTTPサーバプロセス1170aとして機能するようになる。HTTPサーバプロセス1170aは、図3に示したHTTP制御部721に対応する。
また、CPU1170は、シナリオ表示画面に表示するシナリオに係る各種データをHDD1160のシナリオテーブル1160aから読み出してRAM1140にシナリオデータ1140aとして格納し、RAM1140に格納されたシナリオデータ1140aに基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の運用管理端末プログラム1060a、HTTPサーバプログラム1160bおよびシナリオ表示プログラム1160cについては、必ずしもHDD1060もしくはHDD1160に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ1000もしくはコンピュータ1100が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN等を介してコンピュータ1000もしくはコンピュータ1100に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)などにプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000もしくはコンピュータ1100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、自身が表示したメッセージと最も関連のあるシナリオ表示画面を運用管理端末装置が自動選択し、選択されたシナリオ表示画面をシナリオ表示サーバが表示して複数のシステム管理情報が同時に表示されるように構成したので、運用管理端末装置に障害を示すメッセージが表示された場合に、その障害と関連のあるシステム管理情報を間違いなく迅速に漏れなく表示することができる。
なお、本実施例では、本発明に係る運用管理端末装置とシナリオ表示サーバを組み合わせて利用する場合について説明したが、シナリオ表示サーバは、単独で利用した場合においても有用である。
本発明に係るシナリオ表示サーバを単独で利用する場合、シナリオ表示画面を検索するメニュー画面等を用意しておくことで、システム管理者は、必要に応じてシナリオ表示画面を表示させることができる。すなわち、障害発生時に、必要な情報を漏れなく迅速に表示させることができることになる。
また、本実施例では、システム管理プログラム各種システム管理プログラムが提供する管理情報をWebブラウザと使って参照するものとして説明したが、Webブラウザ以外の手段によって管理情報を参照するものとしてもよい。
また、特許請求の範囲および下記の付記における組み合わせ取得手順、組み合わせ表示手順、組み合わせ記憶手段、組み合わせ表示手段、組み合わせ取得工程、組み合わせ表示工程は、本実施例におけるシナリオ表示画面生成部722に相当する。同じく、システム管理情報表示プログラムは、本実施例における制御部720に相当し、システム管理情報表示装置は、本実施例におけるシナリオ表示サーバ700に相当する。
(付記1)複数のシステム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報を取得する組み合わせ取得手順と、
前記組み合わせ取得手順が取得した表示パターンに基づいて前記システム管理情報を組み合わせて表示する組み合わせ表示手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするシステム管理情報表示プログラム。
(付記2)前記組み合わせ表示手順は、Webブラウザに前記システム管理情報の組み合わせを表示させることを特徴とする付記1に記載のシステム管理情報表示プログラム。
(付記3)複数のシステム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報を記憶する組み合わせ記憶手段と、
前記組み合わせ記憶手段が記憶した表示パターンに基づいて前記システム管理情報を組み合わせて表示する組み合わせ表示手段と
を備えたことを特徴とするシステム管理情報表示装置。
(付記4)複数のシステム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報を取得する組み合わせ取得工程と、
前記組み合わせ取得工程が取得した表示パターンに基づいて前記システム管理情報を組み合わせて表示する組み合わせ表示工程と
を含んだことを特徴とするシステム管理情報表示方法。
(付記5)複数のシステム管理手段が出力するシステム管理用のメッセージ情報を収集する運用管理サーバと、前記運用管理サーバが収集した前記メッセージ情報を表示する運用管理端末装置と、シナリオ表示サーバとをネットワークを介して接続して構成した運用管理システムであって、
前記運用管理端末装置は、
前記シナリオ表示サーバが提供するシナリオ表示画面の中から、表示したメッセージ情報の一つと最も関連のあるシナリオ表示画面を所定のルールに基づいて選択するシナリオ選択手段と、
前記シナリオ選択手段が選択したシナリオ表示画面の表示をおこなうように前記シナリオ表示サーバに要求するシナリオ表示画面表示要求手段と
を備え、
前記シナリオ表示サーバは、
前記システム管理手段が提供するシステム管理情報を目的別に組み合わせた表示パターン情報であるシナリオを記憶保持するシナリオ記憶手段と、
前記シナリオ記憶手段が記憶しているシナリオに基づいて前記システム管理情報を組み合わせたシナリオ表示画面を生成するシナリオ表示画面生成手段と
を備えたことを特徴とする運用管理システム。
以上のように、本発明にかかるシステム管理情報表示プログラム、システム管理情報表示装置、システム管理情報表示方法および運用管理システムは、情報処理システムの障害対応に有用であり、特に、障害認識後の現状確認と原因把握を迅速におこなう必要がある場合に適している。
10 シナリオ表示ボタン
20 解説欄
100 運用管理サーバ
110 運用管理サーバプログラム
120 記憶部
121 メッセージログDB
122 シナリオ選択条件情報
130 制御部
131 シナリオ選択条件情報送信部
140 ネットワークインターフェース部
200 運用管理端末装置
210 運用管理端末プログラム
220 Webブラウザ
230 制御部
231 メッセージ表示制御部
232 メッセージ取得部
233 シナリオ選択部
234 シナリオ選択条件情報取得部
235 Webブラウザ起動部
240 ネットワークインターフェース部
300 データベースサーバ
310 データベースプログラム
320 システム管理プログラム
321 サーバ管理プログラム
322 データベース管理プログラム
323 ストレージ管理プログラム
330 エージェント
340 Webサーバプログラム
350 ストレージ装置
400 アプリケーションサーバ
410 アプリケーション
420 システム管理プログラム
421 サーバ管理プログラム
422 アプリケーション管理プログラム
423 ジョブ管理プログラム
430 エージェント
440 Webサーバプログラム
500 ネットワーク機器管理サーバ
510 システム管理プログラム
511 ネットワーク管理プログラム
520 エージェント
530 Webサーバプログラム
600 ルータ
700 シナリオ表示サーバ
710 記憶部
711 シナリオDB
720 制御部
721 HTTP制御部
722 シナリオ表示画面生成部
730 ネットワークインターフェース部
1000 コンピュータ
1010 入力装置
1020 モニタ
1030 媒体読取り装置
1040 RAM
1040a メッセージログデータ
1040b シナリオ選択条件データ
1050 ネットワークインターフェース
1060 HDD
1060a 運用管理端末プログラム
1070 CPU
1070a 運用管理端末プロセス
1080 バス
1100 コンピュータ
1110 入力装置
1120 モニタ
1130 媒体読取り装置
1140 RAM
1140a シナリオデータ
1150 ネットワークインターフェース
1160 HDD
1160a シナリオテーブル
1160b HTTPサーバプログラム
1160c シナリオ表示プログラム
1170 CPU
1170a HTTPサーバプロセス
1170a シナリオ表示プロセス
1180 バス

Claims (6)

  1. 監視対象装置によって出力されるメッセージを記憶するメッセージログ記憶手段に記憶されているメッセージの1つが選択されたときに、該メッセージと、選択条件およびシステム管理者向けに提供されるWebページのアクセス先情報であるシナリオを一括管理するシナリオ群を対応付けて記憶するシナリオ選択条件記憶手段に記憶されている選択条件とマッチングさせることにより、該メッセージに対応するシナリオ群を前記シナリオ選択条件記憶手段から選択するシナリオ選択手順と、
    シナリオと該シナリオを一括管理するシナリオ群と対応付けて記憶するシナリオ記憶手段から、前記シナリオ選択手順によって選択されたシナリオ群に対応付いたシナリオを取得し、取得したシナリオのうち、選択されたシナリオに含まれるアクセス先情報が示すWebページを表示するシナリオ表示画面生成手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするシステム管理情報表示プログラム。
  2. 前記メッセージログ記憶手段は、前記監視対象装置によって出力されるメッセージと、該メッセージの種別とを対応付けて記憶し、
    前記シナリオ選択条件記憶手段は、メッセージの種別を含む選択条件を記憶し、
    前記シナリオ選択手順は、前記メッセージログ記憶手段に記憶されているメッセージの1つが選択されたときに、該メッセージと、前記シナリオ選択条件記憶手段に記憶されている該メッセージの種別を含む選択条件とマッチングさせることにより、該メッセージに対応するシナリオ群を前記シナリオ選択条件記憶手段から選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム管理情報表示プログラム。
  3. 前記シナリオ表示画面生成手順は、Webブラウザに前記Webページの組み合わせを表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム管理情報表示プログラム。
  4. 監視対象装置によって出力されるメッセージを記憶するメッセージログ記憶手段と、
    システム管理者向けに提供されるWebページのアクセス先情報をシナリオとし、該シナリオを一括管理するシナリオ群と対応付けて記憶するシナリオ記憶手段と、
    選択条件および前記シナリオ群を対応付けて記憶するシナリオ選択条件記憶手段と、
    前記メッセージログ記憶手段に記憶されているメッセージの1つが選択されたときに、該メッセージと前記シナリオ選択条件記憶手段に記憶されている選択条件とマッチングさせることにより、該メッセージに対応するシナリオ群を前記シナリオ選択条件記憶手段から選択するシナリオ選択手段と、
    前記シナリオ選択手段によって選択されたシナリオ群に対応付いたシナリオを前記シナリオ記憶手段から取得し、取得したシナリオのうち、選択されたシナリオに含まれるアクセス先情報が示すWebページを表示するシナリオ表示画面生成手段と
    を備えたことを特徴とするシステム管理情報表示装置。
  5. 監視対象装置によって出力されるメッセージを記憶するメッセージログ記憶手段に記憶されているメッセージの1つが選択されたときに、該メッセージと、選択条件およびシステム管理者向けに提供されるWebページのアクセス先情報であるシナリオを一括管理するシナリオ群を対応付けて記憶するシナリオ選択条件記憶手段に記憶されている選択条件とマッチングさせることにより、該メッセージに対応するシナリオ群を前記シナリオ選択条件記憶手段から選択するシナリオ選択工程と、
    シナリオと該シナリオを一括管理するシナリオ群と対応付けて記憶するシナリオ記憶手段から、前記シナリオ選択工程によって選択されたシナリオ群に対応付いたシナリオを取得し、取得したシナリオのうち、選択されたシナリオに含まれるアクセス先情報が示すWebページを表示するシナリオ表示画面生成工程と
    を含んだことを特徴とするシステム管理情報表示方法。
  6. 運用管理システムであって、
    監視対象装置によって出力されるメッセージを記憶するメッセージログ記憶手段と、
    システム管理者向けに提供されるWebページのアクセス先情報をシナリオとし、該シナリオを一括管理するシナリオ群と対応付けて記憶するシナリオ記憶手段と、
    選択条件および前記シナリオ群を対応付けて記憶するシナリオ選択条件記憶手段と、
    前記メッセージログ記憶手段に記憶されているメッセージの1つが選択されたときに、該メッセージと前記シナリオ選択条件記憶手段に記憶されている選択条件とマッチングさせることにより、該メッセージに対応するシナリオ群を前記シナリオ選択条件記憶手段から選択するシナリオ選択手段と、
    前記シナリオ選択手段によって選択されたシナリオ群に対応付いたシナリオを前記シナリオ記憶手段から取得し、取得したシナリオのうち、選択されたシナリオに含まれるアクセス先情報が示すWebページを表示するシナリオ表示画面生成手段と
    を備えたことを特徴とする運用管理システム。
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